JPH086320A - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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JPH086320A
JPH086320A JP13462494A JP13462494A JPH086320A JP H086320 A JPH086320 A JP H086320A JP 13462494 A JP13462494 A JP 13462494A JP 13462494 A JP13462494 A JP 13462494A JP H086320 A JPH086320 A JP H086320A
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JP
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scale
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contact glass
conveying
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Pending
Application number
JP13462494A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Yoshimura
政則 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄い原稿にも対応できる原稿搬送装置を提供
する。 【構成】 原稿の位置およびブレを矯正するエッジを有
するスケール8を、コンタクトガラスの上面に対して上
下するように設置するとともに、スケール8を上下駆動
させるソレノイド20を設ける。そして、薄手の原稿の搬
送の際には、原稿をコンタクトガラスに移動させ、スイ
ッチバックさせて原稿を逆方向に搬送させると同時にソ
レノイド20を駆動させ、スケール8を下降させる。そし
て、原稿の後端がちょうど画像読取開始位置に来たとき
ブック型ADFの動作を一時停止させ、画像読取りを行
った後に、排紙させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通紙複写機に適用さ
れる原稿固定型の原稿搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動原稿搬送装置(以下、ADF
と称する)には、原稿移動型ADF(以下、シート型AD
Fと称する)と、原稿固定型ADF(以下、ブック型AD
Fと称する)が一般的に知られており、シート型ADF
は主にファクシミリ装置に使用され、ブック型ADFは
主に複写機に使用されている。
【0003】図3はブック型ADFを使用した複写機の
一例を示す構成図、図4は図3の外観図であり、図3,
図4に示すように、この複写機はブック型ADFからな
る原稿搬送部Aと、スキャナ部Bと、プロッタ部Cとに
より構成されている。また、原稿搬送部Aはシート状の
原稿をスキャナ部Bに搬送する機構であり、スキャナ部
Bは原稿の画情報を読み取る機構、そしてプロッタ部C
は読み取った画情報を記録紙に記録し、外部に排紙する
機構である。
【0004】図3に示す原稿搬送部Aにおいて、1は原
稿テーブル、2はピックアップローラ、3は加圧板、4
は分離パッド、5はフィードローラ、6はプルアウトロ
ーラ、7は原稿給紙センサ、8はスケール、9は搬送ベ
ルト、10は排紙ローラ、11は加圧コロ、12は排紙テーブ
ル、13はスタンプ装置、14は印体を示す。
【0005】また、スキャナ部Bにおいて、50は第1走
行体、51は第2走行体、52はレンズ、53はCCD、54は
コンタクトガラスを示す。
【0006】さらに、プロッタ部Cにおいて、55は記録
紙トレイ、58は制御手段であるCPUを示す。
【0007】また、図4において、56は操作パネル、57
は給紙カセットを示す。
【0008】原稿テーブル1上に対し、情報面を上方に
向けてセットされた原稿は、ピックアップローラ2によ
ってフィードローラ5と分離パッド4とのニップ部に送
られ、ここで最下原稿1枚が分離される。次に、分離さ
れた原稿は、フィードローラ5とプルアウトローラ6に
よって搬送ベルト9とコンタクトガラス54との間へと送
られ、原稿給紙センサ7が原稿の後端を検知した後、所
定量だけ原稿を搬送する。
【0009】次に、原稿がコンタクトガラス54に移動し
た時点でスイッチバックして、原稿を逆方向に搬送し、
原稿の後端をスケール8に押し付け、原稿の位置および
ブレを矯正して、ブック型ADFの動作を一時停止させ
る。さらに、スキャナ部Bの第1走行体50と第2走行体
51を移動させて、コンタクトガラス54上の原稿の画情報
を読み取る。読取り終了後の原稿は、搬送ベルト9によ
って搬送され、排紙ローラ10と加圧コロ11、さらにスタ
ンプ装置13を通って排紙テーブル12へ排紙される。この
ような原稿搬送動作や画像形成動作等はCPU58によっ
て制御される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ブック型ADFにおい
ては、本体のコンタクトガラス上に原稿を搬送する際
に、前述したように、コンタクトガラスのサイドに設け
られたスケールに、原稿の後端を押し付けることによ
り、原稿の位置および原稿のブレを矯正している。しか
し、厚い原稿をスケールに押し付ける場合は問題はない
が、薄い原稿の場合はスケールの位置で先端が折れ、原
稿の詰まり(ジャム)が発生し、大きな問題になる。
【0011】本発明は、このような課題を解決し、薄い
原稿にも対応できる原稿搬送装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、コンタクトガラスに原稿を搬送し、一旦
スイッチバックした後、一時停止させ、画像が読み取ら
れた後に前記原稿を外部に排出する搬送手段と、前記ス
イッチバック時に原稿の後端が押し付けられ、原稿の位
置およびブレを矯正させるスケールと、このスケールの
近傍に設けられた原稿後端検出用センサとを備えた原稿
搬送装置において、前記コンタクトガラスの上面に対し
て前記スケールを出入可能に設置し、さらに前記スケー
ルを出し入れさせる駆動手段を設け、原稿がスイッチバ
ックするときに、前記スケールを下げるとともに、原稿
後端が所定の位置に来るように所定の距離を搬送させる
制御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】また、コンタクトガラスに原稿を搬送し、
かつ一時停止させ、画像が読み取られた後に前記原稿を
外部に排出する搬送手段と、原稿の先端が押し付けら
れ、原稿の位置およびブレを矯正させるスケールと、こ
のスケールにおける原稿搬送方向手前に設けられた原稿
先端検出用センサとを備えた原稿搬送装置において、前
記コンタクトガラスの上面に対して前記スケールを上下
動可能に設置し、さらに前記スケールを上下動させる駆
動手段を設け、前記スケールを下げ、かつ原稿先端を前
記原稿先端検出用センサが検出した後、所定の距離を搬
送して前記搬送手段の駆動を停止させる制御手段を備え
たことを特徴とする。
【0014】また、操作パネルの操作により、駆動手段
を動作させることを特徴とする。
【0015】
【作用】スケールのエッジがコンタクトガラスの上面よ
り下側に下がるようにスケールを上下動可能に設置した
ことにより、薄手の原稿を搬送する場合、スケールを下
側に移動させることで、原稿の後端または先端がスケー
ルに当接することがなくなる。
【0016】また、スケールの上下移動が画像読取装置
の操作パネルの操作により可能なため、ユーザが原稿の
厚さに応じてスケールの位置を設定することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。なお、図3,図4に示した従
来の技術における部材と同一の部材には同一の符号を付
して、詳細な説明は省略した。
【0018】図1は本発明の第1実施例の要部となるス
ケールの駆動手段を示す斜視図であり、20はソレノイ
ド、21はスプリング、8aはスケール8の回動軸、8bは
スケール8とソレノイド20とを連結する連結部を示す。
第1実施例は、図3に示した従来例におけるスケール8
に、図1に示すスケールの駆動手段を装着したものであ
る。
【0019】ソレノイド20がオフの場合は、ソレノイド
軸20aが突出した状態にあり、スケール8の端部がコン
タクトガラス54平面より上側にある。したがって、コン
タクトガラス54上でスイッチバックした原稿の後端はス
ケール8の端部に当接し、位置およびブレが矯正され
る。
【0020】また、ソレノイド20がオンの場合は、ソレ
ノイド軸20aが引込んだ状態にあり、連結部8bを介して
スケール8が回動し、スケール8の端部がコンタクトガ
ラス54平面より下側に位置付けられる。したがって、コ
ンタクトガラス54上でスイッチバックした原稿の後端は
スケール8の端部の上側に位置するようになる。なお、
スイッチバックする量はあらかじめ設定されており、必
要以上に原稿がバックすることはない。また、ソレノイ
ド20は、操作パネル56(図4参照)の操作により駆動す
る。
【0021】次に図1,図3を参照しながら、薄手の原
稿を搬送するときの動作について説明する。
【0022】まず、ユーザが操作パネル56(図4参照)の
操作により、薄手の原稿モードに切り換えておく。そし
て、原稿を原稿テーブル1に載置し、操作パネル56(図
4参照)の操作により原稿搬送を開始させる。原稿搬送
を開始すると、原稿は、1枚ずつ搬送ベルト9とコンタ
クトガラス54との間へと送られ、原稿給紙センサ7が原
稿の後端を検知した後、所定量だけ搬送される。
【0023】次に、原稿がコンタクトガラス54に移動し
た時点でスイッチバックして、原稿を逆方向に搬送す
る。このスイッチバック動作と同時にソレノイド20がオ
ンになり、スケール8が下降する。そして、原稿の後端
がちょうど画像読取開始位置に来たときブック型ADF
の動作を一時停止させる。それ以降、画像読取がなさ
れ、原稿が排紙され搬送が終了した時点でソレノイド20
をオフにし、さらにスケール8を元の位置に戻した後
に、次の原稿を搬送する。
【0024】図2は本発明の第2実施例の概略を示す構
成図であり、22は原稿先端検出センサを示す。第1実施
例においては、図1に示すスケール8およびその駆動手
段をコンタクトガラス54のフィードローラ5側端部に配
設したことに対し、この第2実施例は、スケール8およ
びその駆動手段をコンタクトガラス54の排紙ローラ10側
端部に配設したものであり、さらに、このスケール8の
原稿搬送方向手前には原稿先端検出センサ22を設けたも
のである。
【0025】次に図1,図2を参照しながら、原稿を搬
送するときの動作について説明する。まず、通常の厚さ
の原稿の搬送動作について説明する。
【0026】原稿を原稿テーブル1に載置し、操作パネ
ル56(図4参照)の操作により原稿搬送を開始させる。原
稿搬送を開始すると、原稿は、1枚ずつ搬送ベルト9と
コンタクトガラス54との間へと送られ、原稿給紙センサ
7が原稿の後端を検知した後、原稿を所定量だけ搬送さ
れる。さらに、原稿先端検出センサ22が原稿の先端を検
出したとき、原稿を所定位置まで搬送する。その際、原
稿の先端がスケール8のエッジに当接し、原稿の位置お
よびズレが矯正される。
【0027】そして、画像読取りを行い、画像読取終了
と同時にソレノイド20がオンになり、スケール8が下げ
られ、このスケール8上を原稿が通過し、排紙テーブル
12上に排紙される。さらに原稿搬送が終了した時点でソ
レノイド20をオフにし、スケール8を元の位置に戻した
後に、次の原稿を搬送する。
【0028】次に、薄手の原稿を搬送するときの動作に
ついて説明する。
【0029】まず、ユーザが原稿を原稿テーブル1に載
置し、操作パネル56(図4参照)の操作により、薄手の原
稿モードに切り換える。薄手の原稿モードになるとソレ
ノイド20がオンになり、スケール8が下降する。そし
て、操作パネル56の操作により原稿搬送を開始すると、
原稿は、1枚ずつ搬送ベルト9とコンタクトガラス54と
の間へと送られ、原稿給紙センサ7が原稿の後端を検知
した後、所定量だけ搬送される。
【0030】そして、画像読取りを行い、画像読取終了
後、スケール8上を原稿が通過し、排紙テーブル12上に
排紙された後に次の原稿の搬送を開始する。やがて、原
稿テーブル1上のすべての原稿の画像が読み取られ、排
紙された時点でソレノイド20がオフになり、スケール8
は元の位置に戻る。
【0031】
【発明の効果】以上、説明した通りに構成された本発明
によれば、原稿の位置およびブレを矯正するスケールを
コンタクトガラスの上面に対して出入可能とし、薄手の
原稿の搬送時はスケールを下側とすることで、スケール
のエッジに原稿の後端または先端が当接しないため、原
稿の先端が折れることが防止されるようになり、薄手の
原稿も搬送可能となる。
【0032】また、画像読取装置の操作パネルの操作に
よりスケールの駆動手段を動作させるため、ユーザの操
作によってスケールの位置を選択することになり、薄手
の原稿を搬送するときのみにスケールに対して特別な動
作をさせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部となるスケールの駆
動手段を示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の概略を示す構成図であ
る。
【図3】ブック型ADFを使用した複写機の一例を示す
構成図である。
【図4】図3の外観図である。
【符号の説明】
1…原稿テーブル、 2…ピックアップローラ、 3…
加圧板、 4…分離パッド、 5…フィードローラ、
6…プルアウトローラ、 7…原稿給紙センサ、8…ス
ケール、 8a…回動軸、 8b…連結部、 9…搬送ベ
ルト、 10…排紙ローラ、 11…加圧コロ、 12…排紙
テーブル、 13…スタンプ装置、 14…印体、 20…ソ
レノイド、 20a…ソレノイド軸、 21…スプリング、
50…第1走行体、 51…第2走行体、 52…レンズ、
53…CCD、 54…コンタクトガラス、 55…記録紙
トレイ、 56…操作パネル、 57…給紙カセット、 58
…CPU。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラスに原稿を搬送し、一旦
    スイッチバックした後、一時停止させ、画像が読み取ら
    れた後に前記原稿を外部に排出する搬送手段と、前記ス
    イッチバック時に原稿の後端が押し付けられ、原稿の位
    置およびブレを矯正させるスケールと、このスケールの
    近傍に設けられた原稿後端検出用センサとを備えた原稿
    搬送装置において、 前記コンタクトガラスの上面に対して前記スケールを出
    入可能に設置し、さらに前記スケールを出し入れさせる
    駆動手段を設け、原稿がスイッチバックするときに、前
    記スケールを下げるとともに、原稿後端が所定の位置に
    来るように所定の距離を搬送させる制御手段を備えたこ
    とを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 コンタクトガラスに原稿を搬送し、かつ
    一時停止させ、画像が読み取られた後に前記原稿を外部
    に排出する搬送手段と、原稿の先端が押し付けられ、原
    稿の位置およびブレを矯正させるスケールと、このスケ
    ールにおける原稿搬送方向手前に設けられた原稿先端検
    出用センサとを備えた原稿搬送装置において、 前記コンタクトガラスの上面に対して前記スケールを上
    下動可能に設置し、さらに前記スケールを上下動させる
    駆動手段を設け、前記スケールを下げ、かつ原稿先端を
    前記原稿先端検出用センサが検出した後、所定の距離を
    搬送して前記搬送手段の駆動を停止させる制御手段を備
    えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 操作パネルの操作により、駆動手段を動
    作させることを特徴とする請求項1または2記載の原稿
    搬送装置。
JP13462494A 1994-06-16 1994-06-16 原稿搬送装置 Pending JPH086320A (ja)

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