JPH0861264A - バランス型スクロール流体機械 - Google Patents
バランス型スクロール流体機械Info
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- JPH0861264A JPH0861264A JP22238294A JP22238294A JPH0861264A JP H0861264 A JPH0861264 A JP H0861264A JP 22238294 A JP22238294 A JP 22238294A JP 22238294 A JP22238294 A JP 22238294A JP H0861264 A JPH0861264 A JP H0861264A
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- JP
- Japan
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- scroll
- teeth
- center
- tooth
- orbiting
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
- F04C18/0207—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form
- F04C18/0215—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving
- F04C18/0223—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form where only one member is moving with symmetrical double wraps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/0021—Systems for the equilibration of forces acting on the pump
- F04C29/0035—Equalization of pressure pulses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】スクロール流体機械にあって、ツイン型旋回ス
クロールの完全バランスをとり、低騒音で高速回転が可
能で簡単に容量アップができる。 【構成】旋回スクロール３を中央鏡板で左・右１８０゜
位相をとって構成し、中心ボス部の 中央鏡板で２ウエイに展開構成ができる。自由に偏心量
がとれる。
クロールの完全バランスをとり、低騒音で高速回転が可
能で簡単に容量アップができる。 【構成】旋回スクロール３を中央鏡板で左・右１８０゜
位相をとって構成し、中心ボス部の 中央鏡板で２ウエイに展開構成ができる。自由に偏心量
がとれる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バランス型旋回スクロ
ールを構成した、スクロール流体機械に関するものであ
る。
ールを構成した、スクロール流体機械に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】スクロール流体機械は圧縮機或は真空ポ
ンプとして、旋回スクロール、固定スクロールを噛合せ
て設けた一対のスクロール歯において、自転を防止した
旋回スクロールを固定スクロールに対し、旋回運動を行
なわせ、歯中心部に向って、スクロール歯間の流体空間
を縮小させ、圧縮する機構は一般的に熟知されている。
スクロール機構が保持すめ圧縮メカニズムの優秀性、例
えば圧縮時のトルク変動が小さい、騒音が低い等、その
特徴により近年は、加工機械の進歩と共に広い産業分野
で使用されてきている。然し、スクロール歯の加工長さ
の問題点、特に精度維持等で小形機が中心に市場展開さ
れているものである。又吐出量を大きくする為には、旋
回スクロールの偏心量を大とせねばならず、高速運転が
義務付けられているスクロール流体機械としては、動釣
合を完全にとる必要性から、この問題点をどのように解
決するか技術的な重要問題が包含されている。
ンプとして、旋回スクロール、固定スクロールを噛合せ
て設けた一対のスクロール歯において、自転を防止した
旋回スクロールを固定スクロールに対し、旋回運動を行
なわせ、歯中心部に向って、スクロール歯間の流体空間
を縮小させ、圧縮する機構は一般的に熟知されている。
スクロール機構が保持すめ圧縮メカニズムの優秀性、例
えば圧縮時のトルク変動が小さい、騒音が低い等、その
特徴により近年は、加工機械の進歩と共に広い産業分野
で使用されてきている。然し、スクロール歯の加工長さ
の問題点、特に精度維持等で小形機が中心に市場展開さ
れているものである。又吐出量を大きくする為には、旋
回スクロールの偏心量を大とせねばならず、高速運転が
義務付けられているスクロール流体機械としては、動釣
合を完全にとる必要性から、この問題点をどのように解
決するか技術的な重要問題が包含されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール流体
機械は、上記の如き技術問題点を内蔵しているが、市場
の要求である大型化に対しては、スクロール歯の加工長
さによる精度問題点の解決として、旋回スクロールをツ
イン形とし、中央に円板状鏡板を夾持して両側に旋回ス
クロール歯を配し、これに噛合する固定スクロールを２
つ、右左に具備する構成が見受けられる。この方法は、
スクロール歯長を短く制御できるので、精度は解決でき
るが、旋回スクロールは、中央の円板状鏡板を中心に左
右対照にスクロール歯を構成しているので、旋回運転時
には、重量のアンバランスが影響して動釣合が悪く、こ
の動釣合を補正する為に、大きな重量のバランスウェイ
トを装備せねばならない。従来のツイン型は第６図に構
造を示す。
機械は、上記の如き技術問題点を内蔵しているが、市場
の要求である大型化に対しては、スクロール歯の加工長
さによる精度問題点の解決として、旋回スクロールをツ
イン形とし、中央に円板状鏡板を夾持して両側に旋回ス
クロール歯を配し、これに噛合する固定スクロールを２
つ、右左に具備する構成が見受けられる。この方法は、
スクロール歯長を短く制御できるので、精度は解決でき
るが、旋回スクロールは、中央の円板状鏡板を中心に左
右対照にスクロール歯を構成しているので、旋回運転時
には、重量のアンバランスが影響して動釣合が悪く、こ
の動釣合を補正する為に、大きな重量のバランスウェイ
トを装備せねばならない。従来のツイン型は第６図に構
造を示す。
【０００４】又この動釣合の補正にスペースと、高いコ
ストを必要とする為に、吐出量を増大させる有効な手段
である偏心量を大とすることができず、必然的にスクロ
ール流体機械の大型化にブレーキが掛るという課題をも
っている。
ストを必要とする為に、吐出量を増大させる有効な手段
である偏心量を大とすることができず、必然的にスクロ
ール流体機械の大型化にブレーキが掛るという課題をも
っている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明における手段は、旋回スクロールは中央に円
板状鏡板を設け、この左右に旋回スクロール歯を、いわ
ゆるツイン型に具備するが、左右の旋回スクロール歯は
相互に１８０゜回転させた位置に構成している。すなわ
ち駆動軸心点で前述の１８０゜回転させた位置に保持、
構成している。
めの本発明における手段は、旋回スクロールは中央に円
板状鏡板を設け、この左右に旋回スクロール歯を、いわ
ゆるツイン型に具備するが、左右の旋回スクロール歯は
相互に１８０゜回転させた位置に構成している。すなわ
ち駆動軸心点で前述の１８０゜回転させた位置に保持、
構成している。
【０００６】そして、この旋回スクロール円板状鏡板に
は、旋回運転中の旋回スクロールの自転を防止する為
に、ベアリングを保持するピンクランクを該鏡板外周部
に複数個所、組込み、固定スクロール鏡板で支持してい
る。
は、旋回運転中の旋回スクロールの自転を防止する為
に、ベアリングを保持するピンクランクを該鏡板外周部
に複数個所、組込み、固定スクロール鏡板で支持してい
る。
【０００７】更にこの旋回スクロールの両側に噛合す
る、固定スクロールの噛合位置は左側が吸入完了工程の
場合、右側は１８０゜回転した圧縮工程になるスクロー
ル歯位置に構成する。
る、固定スクロールの噛合位置は左側が吸入完了工程の
場合、右側は１８０゜回転した圧縮工程になるスクロー
ル歯位置に構成する。
【０００８】
【作用】先ず、旋回スクロールは円板状鏡板を中央に前
述したように、左スクロールを基準にして、右スクロー
ルは１８０゜回転した位置を基点に、左右を構成してい
るので、図４に示す如く駆動軸心Ｇを通った直線で２分
割した半円重量は完全に釣合う、但しベアリング９に関
係する重量補正は、ボス部でドリル孔等で修正せねばな
らない。また、このように旋回スクロールが完全バラン
ス型に構成できるので、バランスウエイトの装着は省略
できる。更に、本構成では偏心量を大としても、前記、
円板状鏡板が大きくなるだけで、半円重量の釣合は完全
であるから、偏心量を大にとって、吐出量を増大する計
画が容易に実施できるし、その際に運転振動の心 減衰する。
述したように、左スクロールを基準にして、右スクロー
ルは１８０゜回転した位置を基点に、左右を構成してい
るので、図４に示す如く駆動軸心Ｇを通った直線で２分
割した半円重量は完全に釣合う、但しベアリング９に関
係する重量補正は、ボス部でドリル孔等で修正せねばな
らない。また、このように旋回スクロールが完全バラン
ス型に構成できるので、バランスウエイトの装着は省略
できる。更に、本構成では偏心量を大としても、前記、
円板状鏡板が大きくなるだけで、半円重量の釣合は完全
であるから、偏心量を大にとって、吐出量を増大する計
画が容易に実施できるし、その際に運転振動の心 減衰する。
【０００９】図５に示すように、円板状鏡板の両面、外
周部にシール部を構成すれば、スクロール圧縮部を２ブ
ロック並列に設置したと同様の作用になり、この構成は
吸入から、圧縮、吐出の各作用が交互に行なわれる故、
又完全に分離された圧縮工程になるから、左側で圧縮機
として、右側で真空ポンプ等と２ウエイの仕事が同時に
実施できる有用な構造である。
周部にシール部を構成すれば、スクロール圧縮部を２ブ
ロック並列に設置したと同様の作用になり、この構成は
吸入から、圧縮、吐出の各作用が交互に行なわれる故、
又完全に分離された圧縮工程になるから、左側で圧縮機
として、右側で真空ポンプ等と２ウエイの仕事が同時に
実施できる有用な構造である。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を図１より図４により説明す
る。１は左フレームで、駆動偏心軸５ｂを駆動軸５と同
心に嵌装した副軸５ａに軸受を嵌入する。２は右フレー
ムで、７、８の軸受で駆動軸５を支持する。５ｂは駆動
偏心軸である。３は、旋回スクロールの円板状鏡板で両
側にスクロール歯３ａ、３ｂを構成する。該スクロール
歯３ａと３ｂは、５駆動軸心を中心として１８０゜スク
ロール歯の位置構成を逆にして、重量釣合がとれる構成
になっている。図４がその旋回スクロールの、スクロー
ル歯の構成位置を示す。４は駆動偏心軸５ｂと副軸５ａ
の圧入嵌合を示し、キーで正確な位置を固定する。６は
吐出ポートで左右のスクロール歯で別個に設ける。９は
旋回スクロール軸受で回転自在に取付ける。１０は旋回
スクロール外周部に設けた複数個の自転防止のピンクラ
ンクで、駆動偏心軸５ｂと同一偏心量で構成する。１１
は吸入口、１２は吐出口である。１ａは左フレームに設
けた固定スクロール歯、２ｂは右フレームに設けた固定
スクロール歯を示す。
る。１は左フレームで、駆動偏心軸５ｂを駆動軸５と同
心に嵌装した副軸５ａに軸受を嵌入する。２は右フレー
ムで、７、８の軸受で駆動軸５を支持する。５ｂは駆動
偏心軸である。３は、旋回スクロールの円板状鏡板で両
側にスクロール歯３ａ、３ｂを構成する。該スクロール
歯３ａと３ｂは、５駆動軸心を中心として１８０゜スク
ロール歯の位置構成を逆にして、重量釣合がとれる構成
になっている。図４がその旋回スクロールの、スクロー
ル歯の構成位置を示す。４は駆動偏心軸５ｂと副軸５ａ
の圧入嵌合を示し、キーで正確な位置を固定する。６は
吐出ポートで左右のスクロール歯で別個に設ける。９は
旋回スクロール軸受で回転自在に取付ける。１０は旋回
スクロール外周部に設けた複数個の自転防止のピンクラ
ンクで、駆動偏心軸５ｂと同一偏心量で構成する。１１
は吸入口、１２は吐出口である。１ａは左フレームに設
けた固定スクロール歯、２ｂは右フレームに設けた固定
スクロール歯を示す。
【００１１】図２、図３、図４により本発明のバランス
型スクロール歯の構成を説明する。図２は図１に於ける
Ｂ−Ｂ′矢視のスクロール歯ラップ構成を示し、図３は
図１に於けるＡ−Ａ′矢視のスクロール歯ラップ構成を
示す。図４は３旋回スクロールを駆動軸５方向より見た
構成を示し、Ｘ−Ｘ′は駆動軸心を示し、Ｇは中心点で
ある。
型スクロール歯の構成を説明する。図２は図１に於ける
Ｂ−Ｂ′矢視のスクロール歯ラップ構成を示し、図３は
図１に於けるＡ−Ａ′矢視のスクロール歯ラップ構成を
示す。図４は３旋回スクロールを駆動軸５方向より見た
構成を示し、Ｘ−Ｘ′は駆動軸心を示し、Ｇは中心点で
ある。
【００１２】次にスクロール歯の噛合構成を説明する。
図２は前述した通り左フレーム固定スクロールと旋回ス
クロール左歯の噛合を示し、Ｘ−Ｘ′の駆動軸心より偏
心量Ｋの中心点Ｇ１に、駆動偏心軸５ｂの中心を設け
る。Ｇは旋回スクロールの中心点で、Ｒ１の円弧ボスを
もった旋回スクロール歯を構成する。このスクロール歯
の創成は、平成６年６月１７日出願、特願平６−１６９
９０６スクロール型流体機械に準拠して成るものであ
る。これと噛合する左フレーム固定スクロールは、同一
寸法の偏心量Ｋを下方に設けた、中心点Ｇ２でＰ１ａの
円弧スクロールで構成し、図２の如くに噛合する。Ｐ
１ａ＝Ｒ１＋Ｋ＋ｔで構成し、前記の特許願に示すスク
ロール歯の創成にて成るものである。
図２は前述した通り左フレーム固定スクロールと旋回ス
クロール左歯の噛合を示し、Ｘ−Ｘ′の駆動軸心より偏
心量Ｋの中心点Ｇ１に、駆動偏心軸５ｂの中心を設け
る。Ｇは旋回スクロールの中心点で、Ｒ１の円弧ボスを
もった旋回スクロール歯を構成する。このスクロール歯
の創成は、平成６年６月１７日出願、特願平６−１６９
９０６スクロール型流体機械に準拠して成るものであ
る。これと噛合する左フレーム固定スクロールは、同一
寸法の偏心量Ｋを下方に設けた、中心点Ｇ２でＰ１ａの
円弧スクロールで構成し、図２の如くに噛合する。Ｐ
１ａ＝Ｒ１＋Ｋ＋ｔで構成し、前記の特許願に示すスク
ロール歯の創成にて成るものである。
【００１３】図３は右フレーム固定スクロールと、旋回
スクロール右歯の噛合を示し、Ｘ−Ｘ′の駆動軸心より
偏心量Ｋ、上方の中心点Ｇ１に、駆動偏心軸５ｂの中心
を設ける。Ｇは旋回スクロールの中心点である。次にＲ
１の円弧ボスは、図２の旋回スクロール左歯と異なり、
上方向に構成する。従って旋回スクロール右歯のＲ１の
円弧ボスは図３の如く左歯と反対方向に創成される。尚
スクロール歯の創成基本は、前述した平成６年６月１７
日、特願平６−１６９９０６に準拠して成ることは言う
までもない。この旋回スクロール右歯と噛合する右フレ
ーム固定スクロールは、同一寸法の偏心量Ｋを反対側に
とった中心点Ｇ２で、Ｒ１ａの円弧スクロールで構成す
るが、創成方向は図３の如く上方向にとり、同じく図３
の如くに噛合する。Ｒ１ａ＝Ｒ１＋Ｋ＋ｔで示され、前
述の特許願に記載するスクロール歯の創成にて成るもの
である。
スクロール右歯の噛合を示し、Ｘ−Ｘ′の駆動軸心より
偏心量Ｋ、上方の中心点Ｇ１に、駆動偏心軸５ｂの中心
を設ける。Ｇは旋回スクロールの中心点である。次にＲ
１の円弧ボスは、図２の旋回スクロール左歯と異なり、
上方向に構成する。従って旋回スクロール右歯のＲ１の
円弧ボスは図３の如く左歯と反対方向に創成される。尚
スクロール歯の創成基本は、前述した平成６年６月１７
日、特願平６−１６９９０６に準拠して成ることは言う
までもない。この旋回スクロール右歯と噛合する右フレ
ーム固定スクロールは、同一寸法の偏心量Ｋを反対側に
とった中心点Ｇ２で、Ｒ１ａの円弧スクロールで構成す
るが、創成方向は図３の如く上方向にとり、同じく図３
の如くに噛合する。Ｒ１ａ＝Ｒ１＋Ｋ＋ｔで示され、前
述の特許願に記載するスクロール歯の創成にて成るもの
である。
【００１４】図４は３の旋回スクロールを、５の駆動軸
側より見た構成を示し、３ｂの実線で表したのは右スク
ロール歯で、３ａの点線は左スクロール歯を示したもの
で、中心点Ｇを通過するどの方向の直線で分割しても、
分割された相互の半円重量は完全に釣合いがとれるもの
である。
側より見た構成を示し、３ｂの実線で表したのは右スク
ロール歯で、３ａの点線は左スクロール歯を示したもの
で、中心点Ｇを通過するどの方向の直線で分割しても、
分割された相互の半円重量は完全に釣合いがとれるもの
である。
【００１５】次に図５に示す如く、３旋回スクロールの
円板状鏡板の外周部に相接する位置に、１３シールを設
けて、１１ａと１１ｂの各々の吸入口をもつ２ウエイの
圧縮機構を設ければ、各スクロール歯で圧縮機、真空ポ
ンプと別個の用途に運転使用することが可能である。
円板状鏡板の外周部に相接する位置に、１３シールを設
けて、１１ａと１１ｂの各々の吸入口をもつ２ウエイの
圧縮機構を設ければ、各スクロール歯で圧縮機、真空ポ
ンプと別個の用途に運転使用することが可能である。
【００１６】図１〜図４に示す如く、３旋回スクロール
は円板状鏡板を境に、左スクロール歯と右スクロール歯
は１８０゜構成を逆にしている。従って図２に示す、吸
入完了の左スクロール歯の噛合の時、図３の右スクロー
ル歯の噛合は、１８０゜すすんだ圧縮状態になり、同様
に図３のＦ容積は吐出行程である。その時の図２のＦ１
容積は圧縮行程になる。故に従来のツイン型は左右の作
動が同一で、Ｆ容積は一緒に吐出行程になるが、
は円板状鏡板を境に、左スクロール歯と右スクロール歯
は１８０゜構成を逆にしている。従って図２に示す、吸
入完了の左スクロール歯の噛合の時、図３の右スクロー
ル歯の噛合は、１８０゜すすんだ圧縮状態になり、同様
に図３のＦ容積は吐出行程である。その時の図２のＦ１
容積は圧縮行程になる。故に従来のツイン型は左右の作
動が同一で、Ｆ容積は一緒に吐出行程になるが、
【００１７】
（１） 旋回スクロールを、ツイン型の左右バランスの
とれたスクロール歯としたことによって、バランスウエ
イトの必要がなく低振動、高速回転のスクロール流体機
械が得られる。
とれたスクロール歯としたことによって、バランスウエ
イトの必要がなく低振動、高速回転のスクロール流体機
械が得られる。
【００１８】（２） 旋回スクロールをバランス型ツイ
ンスクロールで完全釣合いが得られるので、偏心量を大
にとれるから大容量のスクロール流体機械への展開が容
易である。
ンスクロールで完全釣合いが得られるので、偏心量を大
にとれるから大容量のスクロール流体機械への展開が容
易である。
【００１９】（３） 旋回スクロールの円板状鏡板を中
央に、２ウエイの圧縮機構を構成し得るので圧縮機、真
空ポンプ等異なった運転用途を同一機で確保できる。
央に、２ウエイの圧縮機構を構成し得るので圧縮機、真
空ポンプ等異なった運転用途を同一機で確保できる。
【００２０】（４） １８０゜構成を逆にしたツイン型
旋回スクロールである故、吸入、吐出脈動
旋回スクロールである故、吸入、吐出脈動
【図１】 本発明にかかわる実施例の縦断面図。
【図２】 本発明によるツイン型スクロール、左スクロ
ール歯のラップ構成図。
ール歯のラップ構成図。
【図３】 本発明によるツイン型スクロール、右スクロ
ール歯のラップ構成図。
ール歯のラップ構成図。
【図４】 本発明にかかわる実施例の旋回スクロール構
成図。
成図。
【図５】 本発明にかかわる実施例で複合形を示す縦断
面図。
面図。
【図６】 従来のツイン型スクロールの構成図。
１……左フレーム ２……右フレー
ム ３……旋回スクロール １ａ…左フレー
ム固定スクロール歯 ２ｂ…右フレーム固定スクロール歯 ３ａ…左旋回ス
クロール歯 ３ｂ…右旋回スクロール歯 ４……駆動偏心
軸圧入嵌合部 ５……駆動軸 ５ｂ…駆動偏心
軸 １０……ピンクランク軸受 Ｋ……駆動偏
心軸の偏心量 Ｘ−Ｘ′…駆動軸心
ム ３……旋回スクロール １ａ…左フレー
ム固定スクロール歯 ２ｂ…右フレーム固定スクロール歯 ３ａ…左旋回ス
クロール歯 ３ｂ…右旋回スクロール歯 ４……駆動偏心
軸圧入嵌合部 ５……駆動軸 ５ｂ…駆動偏心
軸 １０……ピンクランク軸受 Ｋ……駆動偏
心軸の偏心量 Ｘ−Ｘ′…駆動軸心
Claims (2)
- 【請求項１】ツイン型旋回スクロールに於いて中央、円
板状鏡板の左スクロール歯は、中心ボス部を含めて構成
するスクロール歯形の創成で構成し、右スクロール歯
は、同じスクロール歯形で構成するよう設けると共に、
左スクロール歯の基点から１８０゜回転した位置を右ス
クロール歯の基点として逆方向に創成し、該、左・右の
スクロール歯の創成中心原点は駆動軸心の中心点Ｇでも
って、構成する。左・右の固定スクロールは、駆動軸心
Ｘ−Ｘ’より下方に、偏心量Ｋをへだてた点Ｇ２を中心
点として、左固定スクロールは上方へ、左旋回スクロー
ルと噛合するスクロール歯を設け、又右固定スクロール
は下方へ、右旋回スクロールと噛合するスクロール歯を
創成させ、左・右のスクロールラップによる圧縮作用を
１８０゜交互に行なしめることを特徴としたバランス型
スクロール流体機械。 - 【請求項２】ツイン型旋回スクロールに於いて、中央、
円板状鏡板の周辺部とフレームとの相接する位置に、シ
ールを設け左・右のスクロールラップの各々が吸入、吐
出口を持つ２ウェイの圧縮機構をもつことを特徴とした
請求項１のバランス型スクロール流体機械。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22238294A JPH0861264A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | バランス型スクロール流体機械 |
| EP95401383A EP0687815B1 (en) | 1994-06-17 | 1995-06-14 | Scroll type fluid machine |
| DE69506036T DE69506036T2 (de) | 1994-06-17 | 1995-06-14 | Spiralverdrängermaschine |
| US08/491,191 US5624247A (en) | 1994-06-17 | 1995-06-15 | Balance type scroll fluid machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22238294A JPH0861264A (ja) | 1994-08-11 | 1994-08-11 | バランス型スクロール流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0861264A true JPH0861264A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16781486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22238294A Pending JPH0861264A (ja) | 1994-06-17 | 1994-08-11 | バランス型スクロール流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0861264A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338912B1 (en) | 1998-11-18 | 2002-01-15 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Fuel cell system having common scroll type compressor and regenerator |
| US6425746B1 (en) | 1999-09-28 | 2002-07-30 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Compressor and regenerator for fuel cell |
| JP2009264322A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
-
1994
- 1994-08-11 JP JP22238294A patent/JPH0861264A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6338912B1 (en) | 1998-11-18 | 2002-01-15 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Fuel cell system having common scroll type compressor and regenerator |
| US6425746B1 (en) | 1999-09-28 | 2002-07-30 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Compressor and regenerator for fuel cell |
| JP2009264322A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Mitsubishi Electric Corp | スクロール圧縮機 |
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