JPH086049Y2 - パッケージ検査装置 - Google Patents

パッケージ検査装置

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JPH086049Y2
JPH086049Y2 JP1991031644U JP3164491U JPH086049Y2 JP H086049 Y2 JPH086049 Y2 JP H086049Y2 JP 1991031644 U JP1991031644 U JP 1991031644U JP 3164491 U JP3164491 U JP 3164491U JP H086049 Y2 JPH086049 Y2 JP H086049Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
yarn
cylinder
tray
suction
Prior art date
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Application number
JP1991031644U
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English (en)
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JPH0585875U (ja
Inventor
明彦 竹下
健一 稲田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パッケージの巻取状態
の適、不適を検査するパッケージ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動ワインダによって形成された
パッケージは、種々の原因によって巻形不良のパッケー
ジが混在する。例えば図3に示すように、糸端Yが糸
層端面から落ちて紙管Kに巻付いたり、糸層の中に入っ
た端面落ちパッケージPや、テンション、接圧の不
適、巻取管の偏心等によって生じる菊巻きGと称する端
面表面が凸凹なパッケージPや、テンション変動によ
り糸層に段Tを生じたパッケージP等の不良パッケー
ジが存在する。また、1個のパッケージに異種の糸が混
在するパッケージの混番による不良パッケージも存在す
る。
【0003】上記不良パッケージの検査に際しては、作
業者の目視による検査が行われているが、そのチェック
ミス防止のため、パッケージ検査装置が提案されてい
る。この装置においては、図2に示すように、検査装置
は、検査対象となるパッケージ31の表面32に光を照
射する光源33、レンズ34等の投光部35と、反射し
た光を受光するレンズ36、イメージセンサ37等の受
光部38と、受光した情報を解析する解析装置39とか
ら構成される。上記イメージセンサ37で得られた光信
号は電気信号に変換されて、雑音除去器40を経て増幅
器41により処理した大きさの信号とされ、さらにアナ
ログデジタル変換器42を介してデジタル信号化され
る。この信号は設定レベルと比較するのに適した信号と
するため、正規化回路43に入力され、場合によりメモ
リ44に入力し、一時待機させることも可能である。正
規化された信号はレベル比較器45に入力され、予め入
力されている設定レベルと演算装置46により比較演算
され、比較した結果、不良パッケージあるいは正常パッ
ケージである出力信号が出力され、不良パッケージ信号
であれば、例えば赤ランプを点灯させるか、別の搬送路
への搬送振分け装置を駆動させる信号として出力され
る。なお、イメージセンサ出力に基づくパッケージの
良、不良判別については省略する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の検査装置に
おいて、光源からパッケージ表面に光を照射しその反射
光を受光して解析する際、パッケージ周面に糸端が垂れ
下がっている場合においても反射光のイメージは前記不
正常な状態と同じ状態となり、不良パッケージと判定し
てしまい誤作動することがあった。
【0005】したがって、本考案は、パッケージ周面へ
の糸端の垂れ下がりによるパッケージ検査装置の誤作動
を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記従来のも
のの欠点を解消するため、パッケージの表面を照射する
投光部、前記表面で反射した光を受光する受光部、受光
した情報を解析する解析装置を備えたパッケージ検査部
の前に、トレイ正逆転駆動装置とパッケージ側面の糸端
を吸引するサクションマウスを設けたことによりパッケ
ージ検査装置を構成したものであり、それによりパッケ
ージ周面への糸端の垂れ下がりによるパッケージ検査装
置の誤作動を防止したものである。
【0007】
【作用】本考案は上記のように構成したので、パッケー
ジの周面に糸端が垂れ下がっている時には、サクション
マウスでその糸端を吸引しつつパッケージを逆転させて
糸端を引き出し、カッターで糸端を所定長に切断すると
ともにパッケージを正転させて切断した糸端をパッケー
ジに巻きつけ、検査部におけるパッケージには糸端が垂
れ下がっていないようにする。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面に沿って説明する。第
1図に示すように、パッケージ1の表面16を照射する
光源2と、糸層表面で反射した光を受光する受光部3を
備えたイメージセンサ4からの信号は、図示しない信号
処理手段に入力し、標準値と比較することにより、パッ
ケージ表面16における端面落ちや菊巻きあるいは段付
き、更には混番を生じているか否かのパッケージ良否判
別信号が出力される。不良パッケージは通常のコンベア
5の系統からは除外される。
【0009】このコンベア5のライン上において、パッ
ケージ検査部6の上流には糸吸引装置7を設ける。糸吸
引装置7には、パッケージ1を挿立するトレイ8を一時
的に所定位置に止めるため、シリンダー9で支持ローラ
10,11側にトレイ8を押圧する移動ローラ12を設
ける。支持ローラ11はモータ13により正逆両方向に
回転可能とされ、トレイ8がこれら3個のローラ10,
11,12に保持された状態において、モータ13によ
ってトレイ8は任意の方向に回転される。
【0010】糸吸引装置7において、所定位置で停止し
たパッケージ1に対し、その上部端面14に対抗する部
分に上部サクションマウス15を配置し、パッケージ表
面16に対抗する部分に側部サクションマウス17を配
置する。上部サクションマウス15は、上部サクション
ダクト18に対し、シリンダ20によって上下方向に移
動可能となっており、側部サクションマウス17は、
ッケージの糸端を吸引するために側部サクションダクト
21に対し、シリンダ22によって水平方向に移動可能
となっている。側部サクションダクト21にはカッター
23を備え、固定刃24に対しシリンダ25によって可
動刃26を移動させることにより、この部分を通る糸端
を切断可能とする。
【0011】上記装置において、ベルトコンベア5上を
搬送されるトレイ8が位置センサ19部分を通ると、そ
の出力信号によりシリンダ9が作動して移動ローラ12
を支持ローラ12,11側に移動させ、トレイ8をこれ
らのローラ間で保持して搬送を止める。
【0012】次いで、シリンダ22を作動して側部サク
シヨンマウス17をパッケージ1の表面16に近接させ
る。次に、モータ13を逆回転し、トレイ8に挿立して
いるパッケージ1の巻き方向とは逆の方向に約2回転分
回転させる。それによりパッケージ表面に付着している
糸屑を吸引して除去するとともに、パッケージ表面16
に垂れ下がっている糸端を吸引する。パッケージ1を約
2回転の逆転作動中、その糸端は側部サクションダクト
21内に吸引される。モータ13の回転停止とともにシ
リンダ25を作動し、可動刃26を固定刃24側に移動
し、側部サクシヨンダクト21内に吸引されている糸端
を所定の長さ部分で切断し、切断後、シリンダ25を非
作動状態として移動刃23を元に戻す。これに前後し
て、シリンダ20を作動し、上部サクシヨンマウス15
を下降してパッケージ1の上端面14に近接させ、上端
面に付着している糸屑を吸引する。
【0013】次いで、モータ13を正転させ、切断され
た糸端をパッケージ端面に巻きつける。巻きつけ終了に
要する回転数は、カッター23の位置により異なるが、
約1回転正転させると、糸端はすべてパッケージ側面に
巻き付く。このような糸屑吸引及び糸端処理操作を終了
すると、シリンダ22を非作動状態として側部サクショ
ンマウス17を元の位置に後退させ、更にシリンダ20
を非作動状態としてサクションマウス15を上昇させ
る。最後にシリンダ9を非作動状態として移動ローラ1
2を元の位置に後退させ、トレイ8の保持による停止を
解除し、トレイ8をベルトコンベア5で搬送することに
より、隣接して設けているパッケージ検査部6へ送る。
【0014】パッケージ検査部6においては、イメージ
センサ41によって前述のような外観検査を行うととも
に次の工程である重量計部においてパッケージの重量測
定等が行われる。
【0015】
【考案の効果】本考案は上記のように構成し作用するの
で、パッケージ周面に垂れ下がった糸端は周面に巻きつ
けられて、パッケージ検査部において糸端の垂れ下がり
による誤作動を無くすことができ、パッケージ検査装置
の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案のパッケージ検査部の作動説明図であ
る。
【図3】パッケージ表面の性状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パッケージ 4 イメージセンサ 5 コンベア 6 パッケージ検査部 7 糸吸引装置 8 トレイ 9 シリンダ 10 支持ローラ 11 支持ローラ 12 移動ローラ 13 モータ 15 上部サクションマウス 17 側部サクションマウス 18 上部サクションダクト 20 シリンダ 21 側部サクションダクト 22 シリンダ 23 カッター 24 固定刃 26 可動刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージ表面を照射する投光部、前記
    表面で反射した光を受光する受光部、受光した情報を解
    析する解析装置を備えたパッケージ検査部の前に、トレ
    イ正逆転駆動装置とパッケージ側面の糸端を吸引するサ
    クションマウスを設けたことを特徴とするパッケージの
    検査装置
JP1991031644U 1991-04-09 1991-04-09 パッケージ検査装置 Expired - Lifetime JPH086049Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991031644U JPH086049Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パッケージ検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991031644U JPH086049Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パッケージ検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0585875U JPH0585875U (ja) 1993-11-19
JPH086049Y2 true JPH086049Y2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=12336910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991031644U Expired - Lifetime JPH086049Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 パッケージ検査装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63295378A (ja) * 1987-01-28 1988-12-01 Murata Mach Ltd 精紡ワインダ−における品種切換方法
JPH0177883U (ja) * 1987-11-10 1989-05-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0585875U (ja) 1993-11-19

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