JP2603955Y2 - パッケージ検査装置 - Google Patents

パッケージ検査装置

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JP2603955Y2
JP2603955Y2 JP1998008632U JP863298U JP2603955Y2 JP 2603955 Y2 JP2603955 Y2 JP 2603955Y2 JP 1998008632 U JP1998008632 U JP 1998008632U JP 863298 U JP863298 U JP 863298U JP 2603955 Y2 JP2603955 Y2 JP 2603955Y2
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JP
Japan
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package
face
tray
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inspection
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健一 稲田
哲司 正井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、パッケージの端面形状
の良否を検査するためのパッケージ検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動ワインダ等により生産され
る巻糸パッケージには、その端面に段巻きや菊巻き等の
端面形状の不良を生じた不良パッケージが発生している
場合があるため、梱包前等にパッケージの外観検査が行
われている。従来、この外観検査は人為的に行われてい
て手間がかかり、効率が悪いことから、これを自動的に
効率よく行う検査装置の開発が進められている。
【0003】そして、上記パッケージの端面形状の外観
検査を行うために、そのパッケージの端面を斜めの方向
或いは水平方向からCCDカメラにより撮影し、これを
画像処理して端面形状の良否の評価に供するようにした
検査装置が提案されるに至っている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記検
査装置においては、パッケージの端面を斜めの方向から
撮影する場合には端面の隆起の形状を明確な画像として
検出することが困難であり、またパッケージの端面を水
平方向から撮影する場合には端面のエッジ部で隠れた部
分の画像を得ることが困難であり、いずれの場合も端面
形状の良否を評価することが容易でなかった。
【0005】そこで、本考案の目的は、パッケージの端
面形状を明確な波形の画像として出力表示することがで
き、端面形状の良否を容易に評価することができるパッ
ケージ検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案のパッケージ検査装置は、パッケージの芯管が
装着されるトレイと、該トレイから所定距離隔ててパッ
ケージ端面に対向するように配置されたレーザ距離計
と、該レーザ距離計からパッケージ端面までの距離を芯
管部分を含めて半径方向に連続的に計測すべくレーザ距
離計とトレイとを相対移動させる手段と、上記レーザ距
離計から出力される計測値に基いて芯管に対するパッケ
ージ端面の相対位置を求める演算処理部とを備えたもの
である。
【0007】
【作用】上記構成からなるパッケージ検査装置によれ
ば、レーザ距離計とトレイとをパッケージの半径方向に
相対移動させることにより、レーザ距離計からトレイに
芯管を介して装着されたパッケージの端面までの距離が
芯管部分を含めて半径方向に連続的に計測され、その計
測値を演算処理部が処理することにより芯管部分を含め
たパッケージの端面の半径方向の断面形状が求められ
る。よって、パッケージ端面の半径方向の断面形状のみ
ならず、パッケージ端面の芯管部分に対する巻き位置を
常に正確に検査でき、パッケージの良否を容易に評価
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0009】パッケージ検査装置の基本的構成を示す図
1において、1は芯管Bに糸を巻き取ってなるパッケー
ジPをトレイTに載せて搬送するコンベアで、そのコン
ベア1の上方にはパッケージPの端面2までの距離を半
径方向に連続的に計測する距離計3が設置されている。
上記トレイTは基板4上にパッケージPを挿立するため
のペグ5を突設してなるもので、上記コンベア1上には
パッケージPの端面形状の検出を開始すべくトレイTを
一時停止するためのストッパ6が設けられている。この
ストッパ6はアクチュエータ7によりコンベア1上に出
没するようになっており、その解除によりパッケージP
の移動が開始されると共に、距離計3による計測が開始
されるようになっている。上記距離計3はレーザ距離計
からなっており、その計測値及びコンベア1の搬送速度
のデータが演算処理部8に入力され、その計測値の時間
変化に基いてパッケージPの端面形状が波形として求め
られ、その波形が出力表示部(例えば、CRTディスプ
レー装置)9に出力表示されるように構成されている。
【0010】上記パッケージ検査装置を更に具体的に説
明すると、図2及び図3に示すように上記コンベア1は
トレイTを案内するフレーム10と、トレイTを移送す
る丸ベルト11とを備えており、このコンベア1の途上
には上記パッケージ検査装置を組込んだ検査ボックス1
2が設置されている。この検査ボックス12は暗室を形
成するもので、コンベア1が貫通するパッケージの出入
口には図示しない開閉ゲートが設けられている。そし
て、検査ボックス12内には上記トレイTのストッパ6
が設けられると共に、上記距離計3がストッパ6による
停止位置のパッケージPの上端面2と対向する状態で支
持ブラケット13を介して検査ボックス12内のフレー
ム14に取付けられている。この場合、距離計3はスト
ッパ6による停止位置のパッケージPのほぼ中心部に対
向するように設置され、パッケージPの移動によってそ
の上端面2の半径方向に沿う高さ変化量を測定するよう
になる。
【0011】以上の構成からなるパッケージ検査装置に
よれば、先ずパッケージPはトレイTに載せられてコン
ベア1上を検査ボックス12内の検査位置まで移送さ
れ、この検査位置でストッパ6により一時的に停止され
る。次に、ストッパ6を解除すると、パッケージPは移
動を開始し、その移動に伴うパッケージPの上端面2の
半径方向に沿う高さ変化が距離計3により計測される。
この距離計3による計測値のデータはパッケージPの移
動速度のデータと共に演算処理部8に入力され、図4に
示すようにその計測値(具体的には電圧)の時間変化を
表わす波形Wが求められ、その波形Wが出力表示部9に
出力表示される。例えば、パッケージPの端面形状が正
常であれば、図4に示すように凹凸のない波形Wが得ら
れるが、図5の(a)に示すように段巻き15を生じて
いる場合には、同図の(b)に示すように段部16を有
する波形Wが得られる。この場合、芯管B部分も計測す
るようにすれば、芯管Bに対する糸層端面2の相対位置
まで出力表示することが可能となり、例えば図6の
(a)に示すように巻き位置が上方にずれており、しか
も菊巻き17を生じている場合には、同図の(b)に示
すように糸層端面2が芯管Bと同じ高さでしかも盛上り
部18を有する波形Wが得られる。従って、出力表示部
9に表示される波形Wの画像を見るだけでそのパッケー
ジPの端面形状の良否を容易に評価することができる。
なお、正常な波形及び異常な波形を予め演算処理部8に
入力設定しておき、検出波形を設定波形と比較してパッ
ケージPの端面形状の良否を判定し、その結果を出力表
示部9に出力表示するようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】以上要するに本考案のパッケージ検査装
置によれば、芯管部分を含めたパッケージの端面の半径
方向の断面形状を求めることができ、パッケージ端面の
半径方向の断面形状のみならず、パッケージ端面の芯管
部分に対する巻き位置をも常に正確に検査できるので、
パッケージの良否を容易に評価することができ、検査効
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例であるパッケージ検査装置の基
本的構成を示す側面図である。
【図2】検査ボックス内に設置されたパッケージ検査装
置の側面図である。
【図3】図2のパッケージ検査装置の正面図である。
【図4】パッケージ検査装置により検出されたデータを
示す図である。
【図5】(a)はパッケージの端面形状を示す図、
(b)はその検出データを示す図である。
【図6】(a)はパッケージの端面形状を示す図、
(b)はその検出データを示す図である。
【符号の説明】
P パッケージ W 波形 1 コンベア 2 端面 3 距離計 8 演算処理部 9 出力表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの芯管が装着されるトレイ
    と、該トレイから所定距離隔ててパッケージ端面に対向
    するように配置されたレーザ距離計と、該レーザ距離計
    からパッケージ端面までの距離を芯管部分を含めて半径
    方向に連続的に計測すべくレーザ距離計とトレイとを相
    対移動させる手段と、上記レーザ距離計から出力される
    計測値に基いて芯管に対するパッケージ端面の相対位置
    を求める演算処理部とを備えたことを特徴とするパッケ
    ージ検査装置。
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JPH11120U JPH11120U (ja) 1999-09-07
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