JPH0523274Y2 - - Google Patents

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JPH0523274Y2
JPH0523274Y2 JP1987044191U JP4419187U JPH0523274Y2 JP H0523274 Y2 JPH0523274 Y2 JP H0523274Y2 JP 1987044191 U JP1987044191 U JP 1987044191U JP 4419187 U JP4419187 U JP 4419187U JP H0523274 Y2 JPH0523274 Y2 JP H0523274Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンベアによつて搬送される被測定
物を、その重量及び形状の適否に基づいて自動的
に選別するようにした物品選別装置に関する。
[従来の技術] 各種製品の製造ラインにおいて、最終的な製品
(被測定物)の適否を判別するために、重量の測
定や形状の測定による包装状態の良否等を検査す
ることが必要となる場合がある。
そして、これらの測定のうち、重量測定を行な
うには、製品の搬送コンベアを有する秤量台と、
この秤量台の下部に配置された秤量器とを備えた
重量検査装置が用いられている。この重量検査装
置では、搬送コンベアの前段に設けられた物体検
出器によつて製品の秤量台への進入タイミングを
検出し、製品が1つずつ秤量台に搬入されること
を確認しながら重量の検査を行なうようになつて
いる。つまり、この重量検査装置では、物体検出
器の検出タイミングに基づき、先行して搬入され
た製品と、後続して搬入されてきた製品との間隔
が小さすぎる場合には、検査不能であると判定
し、双方の製品を再検査にかけるべき選別信号を
出力し、後段の選別機に供給するようになつてい
る。これによつて、2つの製品が一緒に秤量器に
かけられて重量不良と判断されることを防止して
いる。
一方、形状に関しては、固体撮像素子等の撮像
手段を用いた画像認識による形状検査装置が実用
されている。この形状検査装置でも、搬送コンベ
アの前段に設けた物体検出器によつて製品が撮像
手段の視野内へ進入するタイミングを検出し、こ
のタイミングに基づいて撮像動作を行なうことに
より製品の画像データを得るようになつている。
また、このような重量検査装置と形状検査装置
は、製造ライン上にそれぞれ別に設置されてお
り、専用の搬送コンベアにより搬送されてきた製
品に対して順次測定を行なうようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながらこのような従来技術では、3つの
測定装置が製造ライン上にそれぞれ別々に設置さ
れているため、大きな設置スペースを要するとい
う問題点があつた。
また、前述のような重量検査装置では、物体検
出器の検出タイミングに基づいて2つの製品が一
緒に計量されるのを防止しているが、2つの製品
が完全に密着した状態で搬入されてきた場合に
は、物体検出器は単一製品の進入として検出して
しまい、双方の進入タイミングの検出ができない
ために、2つの製品は一緒に秤量器にかけられ単
なる重量不良として処理されることになる。とこ
ろで、重量不良の場合には、前述した検査不能の
場合や、あるいは包装不良の場合と異なり、通常
はその製品自体に本質的な欠陥があるとして取扱
われ、場合によつてはそのまま排棄されることも
ある。このため、前述のように2つ一緒に計量さ
れたために、もともと良品である2つの製品が排
棄されてしまう不都合が生じる。
また、製品が連なつて搬送されてきた場合に
は、2つ以上の製品が一体となつて秤量器にかけ
られるという不都合が生じる。
そこで本考案は、上述の如き実情に鑑み、不良
品の発生歩留りを良くして重量測定による誤検査
の防止が図れ、重量検査と形状検査とを製造ライ
ン上のスペースを大きくとることなく行うことが
でき、しかも被測定物の搬送コンベアによる搬送
状態に影響されることなく常に適正な選別を行な
うことのできる物品選別装置を提供することを目
的としている。
[問題点を解決するための手段] すなわち本考案の物品選別装置は、上記問題点
を解決するために、フレーム14と、 該フレームに設置され、被測定物を搬送するた
めの搬送コンベア8aを設けた秤量台8の下側に
前記被測定物の重量を検出する秤量器4を設けて
なる重量検査装置5と、 前記秤量台の前段に位置し、前記フレームに設
けられて前記秤量台に前記被測定物を搬入する搬
送コンベア7aを設けた助走部7と、 前記フレームに設置された撮像手段9,10に
より搬送コンベア上を搬送される被測定物の形状
を検査する形状検査装置2と、 前記重量検査装置の搬送コンベアの入口側に設
けられて前記助走部から搬送される被測定物を検
出する物体検出器13と、 前記形状検査装置、物体検出器及び重量検査装
置の検出結果に基づいて重量、形状ともに正常な
場合、重量のみが不良の場合、形状不良の場合を
区別して判別信号を出力する指示管制部12とを
備えたことを特徴とする。
[作用] 被測定物1が助走部7に搬送されると、この助
走部7に設けられた形状検査装置2により、画像
認識による形状の検査が行われる。形状の検査後
は、被測定物1が秤量台8に搬入されて秤量器4
による重量の検査が行なわれる。そして、指示管
制部12は形状検査装置2、物体検出器13及び
重量検査装置5の検出結果に基づいて重量、形状
ともに正常な場合、重量のみが不良の場合、形状
不良の場合を区別して判別信号を出力する。例え
ば2つの被測定物1の搬送間隔が小さすぎて1つ
ずつの重量測定が行えない場合には、物体検出器
13の検出タイミングによりその時の重量の測定
結果は無効とされる。また、2つの被測定物1が
密接して搬送されてきた場合には、形状不良とし
ての判別が行なわれる。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例による物品選別装置
を示す概略正面図である。
この物品選別装置は、搬送コンベアによつて搬
送されてくる製品1(被測定物)の包装状態の適
否を形状検査装置2により判別するとともい、重
量の適否を秤量器4を備えた重量検査装置5によ
つて判別し、これらの判別結果に基づいて選別機
6により製品1の選別を行なうものである。
形状検査装置2は、重量検査装置5の助走部7
に設けられている。この助走部7は、重量検査装
置5の秤量台8の前段に略同一高さに設けられて
おり、この秤量台8の搬送コンベア8aに製品1
を搬入するための搬送コンベア7aを備えてい
る。
形状検査装置2は、搬送コンベア7aの上方に
設けられる撮像器9と、搬送コンベア7aの下面
に設けられる照明器10とを備えて構成されてお
り、搬送コンベア7aに設けた開口を通して照明
器10により製品1を下方から照射し、その陰影
を撮像器9によつて撮像することにより、製品1
の平面積を算出し、この算出値が異常である場合
には、包装紙のはみ出し等が生じていることを推
定して包装の乱れを検知するものである。
撮像器9は、例えば製品1の幅よりも長い水平
1ライン分の固体撮像素子を備えたものであり、
製品1の搬送に伴なつて予め定められた複数ライ
ン分の撮像動作を繰返すことにより、製品1を含
む平面画像データを得るようになつている。
また、このような撮像器9による撮像動作は、
搬送コンベア7aの入口部に設けられた第1の物
体検出器11による製品1の検出タイミングに基
づいて行なわれる。つまり、この物体検出器11
は、例えば発光素子と受光素子とを組合わせもの
で、製品1の助走部7への進入を検出し、検出信
号を出力するようになつている。そして、形状検
査装置2では、第2図に示すように、第1の物体
検出器11の検出タイミングから一定の待ち時間
経過後、前述した画像データの取込み動作を行
う。これによつて製品1が撮像器9の視野内に納
まることになる。そして、この画像データに基づ
いて製品1の平面積を算出し、形状の適否が判別
され、判別結果信号が一定期間のシフト動作を経
て選別機6に供給されるようになつている。ま
た、このような形状検査装置2において、2つの
製品1が互いに密接して搬送されてきた場合に
は、測定される平面積は当然大きいものとなるの
で、このような場合にも形状異常の判別結果信号
が選別機6に供給されることになる。
なお、このような形状検査装置2の制御及び画
像データの処理、形状の判別は、搬送コンベア7
a,8aの上方に設置された指示管制部12によ
つて行なわれるようになつている。
一方、重量検査装置5は、製品1を搬送するた
めの搬送コンベア8aを有した秤量台8と、この
秤量台8の下部に設けられて秤量台8上に置かれ
た製品1の重量を検出する秤量器4とを備えて構
成されている。
また、このような重量検査装置5による重量の
測定動作は、搬送コンベア8aの入口部に設けら
れた第2の物体検出器13による製品1の検出タ
イミングに基づいて行なわれる。
つまりこの第2の物体検出器13は、例えば発
光素子と受光素子とを組合せたもので、製品1の
秤量台8への進入を検出し、検出信号を出力する
ようになつている。そして、重量検査装置5で
は、第2の物体検出器13の検出タイミングから
一定の待ち時間経過後、重量の測定を行い、判別
結果信号を選別機6に供給するようになつてい
る。また、この重量検査装置5では2つの製品1
の搬送間隔が小さすぎるために、1つずつの重量
測定が行なえない場合には、これを第2の物体検
出器13の検出タイミングにより検知して重量の
測定結果を無効とするとともに、この無効信号を
選別機6に供給するようになつている。
なお、このような重量検査装置5の動作及び検
出結果の処理、判別も、前述した指示管制部12
によつて行なわれる。またこの指示管制部12で
は、形状検査の結果及び重量の測定値等を表示す
るようになつている。
ところで、形状検査装置2、助走部7及び重量
検査装置5は、1つのフレーム14にまとめて配
設されており、形状検査装置2は助走部7の入口
側に設けられている。
また、選別機6では、上述した形状判別結果信
号及び重量判別結果信号に基づき、搬送されてき
た製品1の判別を行なう。この選別は、製品1の
形状、重量が共に適正である場合、重量のみが不
良である場合、及び重量の適否にかかわらず形状
が不良である場合、の3通りとなつており、上述
した判別結果に基づいて製品1を適宜3通りに振
分けるようになつている。また、製品1の搬送間
隔が小さすぎるために重量の測定結果が無効とさ
れた場合にも、形状が不良である場合と同様の処
理が行なわれる。
そして、製品1が形状、重量共に適正である場
合には、例えば良品として出荷待ちとなり、重量
のみが不良である場合には、欠陥製品として排棄
等の対象となる。
また、形状が不良である場合及び重量の測定結
果が無効とされた場合には、それぞれ再処理の対
象となる。すなわち包装不良のために形状が不良
であると判別された場合には、再び包装工程に返
却される。また、搬送間隔が小さすぎて重量の測
定が行なわれなかつた場合には、適正な搬送状態
で再び物品選別装置による形状及び重量の検査工
程にかけられる。さらに2つの製品1が密接して
搬送されたために、形状不良とされ、しかも2つ
一緒に重量検査されて不良と判別された場合に
も、適正な搬送状態で再び物品選別装置による形
状及び重量の検査工程にかけられる。従つて、こ
のような再処理により真の重量不良が判別される
ことになり、良品を損なうことのない適正な検査
を行なうことができる。
なお、上記実施例では、製品1の包装状態を検
査する形状検査装置2を設けた場合について述べ
たが、これに限らず、製品1の模様等を検査する
形状検査装置を設けても良い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、形状検
査装置、重量検査装置に加えて重量検査装置の前
段に設けられた物体検出器の各検出結果に基づい
て被測定物の適否を判別しているので、重量のみ
が不良の場合には欠陥品として扱い、2つの被測
定物が互いに密着した状態で重量検査装置の秤量
台に搬入された場合等の形状不良については、物
体検出器の検出結果及び重量検査装置の検査結果
により、その後、再包装あるいは再検査の何れか
の工程に振り分けることができ、不良品の発生歩
留りを良くすることができる。
また、製品の搬送間隔が小さすぎて2つ以上の
製品が重量検査装置の搬送コンベアに供給された
場合でも、重量測定の前に、物体検出器の検出タ
イミングに基づいてその時の重量の測定結果を無
効とし、重量測定による誤検査の低減を図ること
ができる。
さらに、助走部、形状検査装置及び重量検査装
置は1つのフレームにまとめて設けられているの
で、重量検査装置と形状検査装置を製造ライン上
に別々に設置する場合に比べて全体の機長を短く
してコンパクトに構成でき、設置スペースの削減
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による物品選別装置
を示す概略正面図、第2図は同物品選別装置の動
作を説明するタイミングチヤートである。 1……製品(被測定物)、2……形状検査装置、
4……秤量器、5……重量検査装置、6……選別
機、7……助走部、7a,8a……搬送コンベ
ア、8……秤量台、9……撮像器、12……指示
管制部、13……第2の物体検出器(物体検出
器)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレーム14と、 該フレームに設置され、被測定物を搬送するた
    めの搬送コンベア8aを設けた秤量台8の下側に
    前記被測定物の重量を検出する秤量器4を設けて
    なる重量検査装置5と、 前記秤量台の前段に位置し、前記フレームに設
    けられて前記秤量台に前記被測定物を搬入する搬
    送コンベア7aを設けた助走部7と、 前記フレームに設置された撮像手段9,10に
    より搬送コンベア上を搬送される被測定物の形状
    を検査する形状検査装置2と、 前記重量検査装置の搬送コンベアの入口側に設
    けられて前記助走部から搬送される被測定物を検
    出する物体検出器13と、 前記形状検査装置、物体検出器及び重量検査装
    置の検出結果に基づいて重量、形状ともに正常な
    場合、重量のみが不良の場合、形状不良の場合を
    区別して判別信号を出力する指示管制部12とを
    備えたことを特徴とする物品選別装置。
JP1987044191U 1987-03-27 1987-03-27 Expired - Lifetime JPH0523274Y2 (ja)

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JP1987044191U JPH0523274Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JP1987044191U JPH0523274Y2 (ja) 1987-03-27 1987-03-27

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JPS63152692U JPS63152692U (ja) 1988-10-06
JPH0523274Y2 true JPH0523274Y2 (ja) 1993-06-15

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