JPH0578399B2 - - Google Patents
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- JPH0578399B2 JPH0578399B2 JP62071358A JP7135887A JPH0578399B2 JP H0578399 B2 JPH0578399 B2 JP H0578399B2 JP 62071358 A JP62071358 A JP 62071358A JP 7135887 A JP7135887 A JP 7135887A JP H0578399 B2 JPH0578399 B2 JP H0578399B2
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Description
物を、その重量、形状の適否、及び金属混入の有
無に基づいて自動的に選別するようにした物品選
別装置に関する。
(被測定物)の適否を判別するために、重量の測
定や金属混入の有無の測定、さらには形状の測定
による包装状態の良否等を検査することが必要と
なる場合がある。
うには、製品の搬送コンベアを有する秤量台と、
この秤量台の下部に配置された秤量器とを備えた
重量検査装置が用いられている。また、金属検出
は、電磁誘導等による金属検出器が用いられてい
る。さらに形状に関しては、固体撮像素子等の撮
像手段を用いた画像認識による形状検査装置が実
用されている。
ン上にそれぞれ別々に設置されており、専用の搬
送コンベアにより搬送されてきた製品に対して順
次測定を行なうようになつている。
測定装置が製造ライン上にそれぞれ別々に設置さ
れているため、大きな設置スペースを要するとい
う問題点があつた。
た製品に対し、重量検査、金属検出及び形状検査
の3つの測定タイミングを個々にとる必要があ
り、その分、同一製品に対する各測定タイミング
の時間差が大きくなつて各測定結果を一時記憶す
るためのレジスタ等が多く必要となるなど制御回
路の複雑化をも招く問題点があつた。
検出器および重量検査装置を一列に並べて各測定
を行う場合、製品はある一定の間隔を置いて搬送
されるが、個々の装置に設けられた搬送コンベア
間で製品が乗り上げ等を生じて製品の搬送間隔が
短くなることがある。
との間で搬送間隔が短くなると、形状検査装置の
測定結果が正常と判別されても、搬送間隔が短く
なつたために、重量検査装置に2つの製品が搬送
されて重量検査装置の測定結果を異常と判別して
誤測定を行うおそれがあり、被測定物の搬送状況
に応じた適切な選別を行うことができなかつた。
検出及び形状検査の3つの測定結果に応じた被測
定物の選別を、製造ライン上のスペースを大きく
とることなく適切に行うことができ、しかも各測
定を略同時に行なうことにより制御回路の簡素化
をも図ることのできる物品選別装置を提供するこ
とを目的とするものである。
的を達成するために、フレーム19と、 該フレームに設けられて被測定物1を搬送する
第1の搬送コンベア7aと、 前記フレームに設置された撮像手段9,10に
より前記第1の搬送コンベア上を搬送されて被測
定物の形状を検査して形状判別結果信号を出力す
る形状検査装置2と、 前記第1の搬送コンベア上で、かつ前記形状検
査装置の近傍に設けられて前記被測定物中に金属
混入を検出して金属判別結果信号を出力する金属
検出器3と、 前記フレームに設置され、前記第1の搬送コン
ベアからの被測定物を搬送するための第2の搬送
コンベア8aを設けた秤量台8の下側に前記被測
定物の重量を検出する秤量器4を設けてなる重量
検査装置5と、 該重量検査装置の第2の搬送コンベアの入口側
に設けられて前記形状検査および金属検出を経て
第1の搬送コンベアから搬送される被測定物を検
出して検出信号を前記重量検査装置に出力する物
体検出器13と、 前記形状判別結果信号に基づく形状判別結果デ
ータと金属判別結果信号に基づく金属判別結果デ
ータを記憶するメモリ14と、 前記重量検査装置の検出結果に基づいて被測定
物の重量の適否を判別して重量判別結果信号を出
力する指示管制部12と、 前記重量判別に同期して前記メモリから形状判
別結果データと金属判別結果データを対にして同
時に読出すデータ読出し手段18と、 該形状判別結果データと金属判別結果データお
よび前記重量判別結果信号に基づいて前記被測定
物を選別する選別機6とを備えたことを特徴とす
る。
搬送されると、フレーム19に設置された形状検
査装置2は、画像認識による被測定物1の形状の
適否を判別して形状判別結果信号を出力する。ま
た、第1の搬送コンベア7a上の形状検査装置2
の近傍に設置された金属検出器3は、被測定物1
の金属混入の有無を判別して金属判別結果信号を
出力する。これら形状判別結果信号に基づく形状
判別結果データと金属判別結果信号に基づく金属
判別結果データとはメモリ14に記憶される。そ
して、被測定物1が第1の搬送コンベア7aから
第2の搬送コンベア8aに移送されると、第2の
搬送コンベア8aの入口側に設けられた物体検出
器13は、搬送される被測定物1を検出して検出
信号をフレームに設置された重量検査装置5に出
力する。重量検査装置5は秤量台8に乗つた被測
定物の重量を検出し、指示管制部12は重量検査
装置5の検出結果に基づいて被測定物1の重量の
適否を判別して重量判別結果信号を出力する。重
量判別がなれると、データ読出し手段18はこの
重量判別に同期してメモリ14から形状判別結果
データと金属判別結果データを対にして同時に読
出す。そして、選別機6はメモリ14から読出さ
れた形状判別結果データおよび金属判別結果デー
タと、指示管制部12からの重量判別結果信号と
の3つの判別結果に基づいて被測定物1を適宜選
別する。
を示す概略正面図であり、第2図はこの物品選別
装置に設けられる制御回路の構成を示すブロツク
図である。
送されてくる製品1(被測定物)の包装状態の適
否を形状検査装置2により判別するとともに、金
属混入の有無を金属検出器3により判別し、さら
に重量の適否を秤量器4を備えた重量検査装置5
によつて判別し、これらの判別結果に基づいて選
別機6により製品1の選別を行なうものである。
検査装置5の助走部7に設けられている。この助
走部7は、重量検査装置5の秤量台8の前段に略
同一高さに設けられており、この秤量台8の搬送
コンベア8aに製品1を搬入するための搬送コン
ベア7aを備えている。
りに設置されている。この形状検査装置2は、搬
送コンベア7aの上方に設けられる撮像器9と、
搬送コンベア7aの下面に設けられる照明器10
とを備えて構成されており、搬送コンベア7aに
設けた開口を通して照明器10により製品1を下
方から照射し、その陰影を撮像器9によつて撮像
することにより、製品1の平面積を算出し、この
算出値が異常である場合には、包装紙のはみ出し
等が生じていることを推定して包装の乱れを検知
するものである。
1ライン分の固体撮像素子を備えたものであり、
製品1の搬送に伴なつて予め定められた複数ライ
ン分の撮像動作を繰返すことにより、製品1を含
む平面画像データを得るようになつている。
搬送コンベア7aの入口部に設けられた第1の物
体検出器11による製品1の検出タイミングに基
づいて行なわれる。つまり、この物体検出器11
は、例えば発光素子と受光素子とを組合せたもの
で、製品1の助走部7への進入を検出し、検出信
号を形状検査装置2に供給するようになつてい
る。そして、形状検査装置2では、第3図に示す
ように、第1の物体検出器11の検出タイミング
から一定の待ち時間経過後、前述した画像データ
の取込み動作を行う。これによつて製品1が撮像
器9の視野内に納まることになる。そして、この
画像データに基づいて形状の適否が判別され、判
別結果信号が後述するシフト動作を経て選別機6
に供給されるようになつている。
口寄りに設けられており、電磁誘導によつて製品
1内の金属混入の有無を検出するものである。そ
してこの金属混入の判別結果信号は、後述するシ
フト動作を経て上述の形状検査の判別結果信号と
ともに選別機6に供給されるようになつている。
めの搬送コンベア8aを有した秤量台8と、この
秤量台8の下部に設けられて秤量台8上に置かれ
た製品1の重量を検出する秤量器4と、この秤量
器4からの重量信号を受信してその測定値を表示
するとともに、この重量の適否を判別して判別結
果信号を出力する指示管制部12とを備えて構成
されている。
測定動作は、搬送コンベア8aの入口部に設けら
れた第2の物体検出器13による製品1の検出タ
イミングに基づいて行なわれる。
光素子と受光素子とを組合せたもので、製品1の
秤量台8への進入を検出し、検出信号を重量検査
装置5に供給するようになつている。そして、重
量検査装置5では、第2の物体検出器13の検出
タイミングから一定の待ち時間経過後、重量の測
定を行い、判別結果信号を選別機6に供給するよ
うになつている。
判別結果信号及び重量判別結果信号に基づき、搬
送されてきた製品1の選別を行なうようになつて
いる。
の結果信号のシフト動作は、各結果データのメモ
リ14への書込み、読出しにより行なうようにな
つている。
A1からA100までのアドレスを有しており、各ア
ドレスへのデータの書込み読出し動作の度毎に各
アドレスのデータを次のアドレスに転送するよう
に構成されたもので、この書き込み、読出し、転
送動作を割込手段15からのクロツクに基づいて
10ms毎に行なうようになつている。従つて、例
えば時間T1においてアドレスA1に書込まれたデ
ータは、500ms後の時間T50ではアドレスA50
に転送され、さらに1s後の時間T100ではアドレ
スA100に転送されるようになつている。
される各結果信号は、データ書込み手段16によ
り、1、0の2値データに変換され、メモリ14
の所定アドレスに書込まれるようになつている。
そして、これらデータが書込まれるアドレスはア
ドレス指定手段17によつて適宜設定できるよう
になつており、この実施例では、形状判別結果デ
ータがアドレスA1に書込まれ、金属判別結果デ
ータがアドレスA50に書込まれる。すなわちこれ
らの書込みアドレスは、形状検査と金属検出の測
定タイミングの時間差に対応して設定されるよう
になつており、形状検査装置2と金属検出器3の
配置間隔及び搬送コンベア7aによる製品1の搬
送速度等に応じて決定される。
データは、データ読出手段18により所定アドレ
スから読出され、選別機6に供給される。そして
このデータ読出手段18によつて読出されるアド
レスもアドレス指定手段17によつて適宜設定で
きるようになつており、この実施例ではアドレス
A100からデータの読出しを行なうようになつて
いる。すなわちこの読出しアドレスは、前述した
形状及び金属混入判別と、重量判別との時間差に
対応して設定されるようになつており、金属検出
器3と重量検査装置5の配置間隔、搬送コンベア
7a,8aの搬送速度、並びに重量検査装置5に
おける処理時間等に基づいて決定される。
結果データのメモリ14への書込みが行なわれて
から500ms後に金属検出器3による結果データ
のメモリ14への書込みが行なわれ、さらに500
ms後に重量検査装置5による重量判別が行なわ
れるようになつており、この重量判別と同期して
メモリ14から形状検査を金属検出の各データが
読出されて選別装置に供給されるようになつてい
る。
ト動作について具体的に説明する。
結果信号のデータがアドレスA1に書込まれる。
なお第4図では、形状検査装置2が製品1の包装
を適正であると判別したことによるデータ1がア
ドレスA1の1桁目に書込まれる。
スに転送され、500ms後にアドレスA50に至る。
この時間T50において金属検出器3のデータがア
ドレスA50に書込まれる。なお、第4図では、金
属混入がないと判別したことによるデータ1がア
ドレスA50の2桁目に書込まれる。
金属検出の双方のデータが書込まれることにな
り、このデータはさらに10ms毎に次のアドレス
に転送される。そして、形状検査結果データの書
込みから1s後、すなわち金属検出結果データの書
込みから500ms後い時間T100に、各データはア
ドレスA100に転送されてデータ読出手段18に
より読出される。このようにして読出されたデー
タは、形状検査結果信号及び金属検査結果信号と
して、前述した重量判別信号とともに選別機6に
供給される。
は、形状検査装置2と金属検出器3の結果信号の
シフトを単一のメモリ14により行なうことがで
きる。しかもこのメモリ14によるシフト時間
は、アドレス指定手段17の操作によつて容易に
変更することができるので、形状検査装置2や金
属検出器3の配置や搬送コンベア7a,8aの搬
送速度の変更等に対しても容易に対応することが
でき、安定した測定動作を得ることができる。
査する形状検査装置2を設けた場合について述べ
たが、これに限らず、製品1の模様等を検査する
形状検査装置を設けても良い。
良及び重量不良の場合に一括して製品1を選別す
る装置に限らず、不良の種類に応じて製品1を振
分ける構成のものであつても良い。
物の重量測定は、重量検査装置の第2の搬送コン
ベアの入口側に設けられた物体検出器の検出タイ
ミングで行われ、形状判別結果データと金属判別
結果データは、データ読出し手段により重量判別
に同期してメモリから同時に読出されるので、被
測定物が第1の搬送コンベアから第2の搬送コン
ベアに移送される際、被測定物の搬送間隔が小さ
すぎてコンベア間での乗り上げ等により2つ以上
の被測定物が重量検査装置の第2の搬送コンベア
に供給された場合でも、それ以前の形状検査およ
び金属検出の結果によらず、その時の重量の測定
結果を無効として処理することができ、重量測定
による誤検査を低減し、被測定物の搬送状況に応
じた適切な選別を行うことができる。
属検出器および重量検査装置が1つのフレームに
まとめて設けられた構成なので、これらを製造ラ
イン上に別々に設置する場合に比べて全体の機長
を短くしてコンパクトに構成でき、設置スペース
を大幅に削減することができる。
属検出器が互いに近接配置されることから、それ
ぞれの測定タイミングの時間差が小さくできるの
で、各測定結果を一時記憶するためのレジスタ等
が少なくでき、制御回路の簡素化を図ることがで
きる。
を示す概略正面図、第2図は同物品選別装置に設
けられる制御回路の構成を示すブロツク図、第3
図は同物品選別装置の動作を説明するタイミング
チヤート、第4図は第2図に示す制御回路に設け
られるメモリのシフト動作を説明する模式図であ
る。 1……製品(被測定物)、2……形状検査装置、
3……金属検出装置、4……秤量器、5……重量
検査装置、6……選別機、7……助走部、7a…
…搬送コンベア(第1の搬送コンベア)、8a…
…搬送コンベア(第2の搬送コンベア)、8……
秤量台、9……撮像器、10……照明器、12…
…指示管制部、13……物体検出器、14……メ
モリ、18……データ読出し手段、19……フレ
ーム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フレーム19と、 該フレームに設けられて被測定物1を搬送する
第1の搬送コンベア7aと、 前記フレームに設置された撮像手段9,10に
より前記第1の搬送コンベア上を搬送される被測
定物の形状を検査して形状判別結果信号を出力す
る形状検査装置2と、 前記第1の搬送コンベア上で、かつ前記形状検
査装置の近傍に設けられて前記被測定物中の金属
混入を検出して金属判別結果信号を出力する金属
検出器3と、 前記フレームに設置され、前記第1の搬送コン
ベアからの被測定物を搬送するための第2の搬送
コンベア8aを設けた秤量台8の下側に前記被測
定物の重量を検出する秤量器4を設けてなる重量
検査装置5と、 該重量検査装置の第2の搬送コンベアの入口側
に設けられて前記形状検査および金属検出を経て
第1の搬送コンベアから搬送される被測定物を検
出して検出信号を前記重量検査装置に出力する物
体検出器13と、 前記形状判別結果信号に基づく形状判別結果デ
ータと金属判別結果信号に基づく金属判別結果デ
ータを記憶するメモリ14と、 前記重量検査装置の検出結果に基づいて被測定
物の重量の適否を判別して重量判別結果信号を出
力する指示管制部12と、 前記重量判別に同期して前記メモリから形状判
別結果データと金属判別結果データを対にして同
時に読出すデータ読出し手段18と、 該形状判別結果データと金属判別結果データお
よび前記重量判別結果信号に基づいて前記被測定
物を選別する選別機6とを備えたことを特徴とす
る物品選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7135887A JPS63240978A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 物品選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7135887A JPS63240978A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 物品選別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63240978A JPS63240978A (ja) | 1988-10-06 |
JPH0578399B2 true JPH0578399B2 (ja) | 1993-10-28 |
Family
ID=13458190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7135887A Granted JPS63240978A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 物品選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63240978A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0356223A (ja) * | 1989-07-19 | 1991-03-11 | Fuji Mach Co Ltd | 包装機械の不良品リジェクト制御装置 |
JP5176454B2 (ja) * | 2007-09-27 | 2013-04-03 | 澁谷工業株式会社 | 物品検査装置 |
FR2925474B1 (fr) * | 2007-12-20 | 2009-11-27 | Solystic | Dispositif de depilage d'envois postaux multi-modes |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641822U (ja) * | 1979-09-03 | 1981-04-17 | ||
JPS60257889A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | 広瀬 充利 | 椎茸の自動選別方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52119279U (ja) * | 1976-03-05 | 1977-09-09 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP7135887A patent/JPS63240978A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5641822U (ja) * | 1979-09-03 | 1981-04-17 | ||
JPS60257889A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | 広瀬 充利 | 椎茸の自動選別方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63240978A (ja) | 1988-10-06 |
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