JPH11120U - パッケージ検査装置 - Google Patents

パッケージ検査装置

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JPH11120U
JPH11120U JP008632U JP863298U JPH11120U JP H11120 U JPH11120 U JP H11120U JP 008632 U JP008632 U JP 008632U JP 863298 U JP863298 U JP 863298U JP H11120 U JPH11120 U JP H11120U
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JP
Japan
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package
face
waveform
shape
distance meter
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JP008632U
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JP2603955Y2 (ja
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健一 稲田
哲司 正井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パッケージの端面形状を明確な波形の画像と
して出力表示することができ、端面形状の良否を容易に
評価することができるパッケージ検査装置を提供するこ
とにある。 【構成】 このパッケージ検査装置は、パッケージPを
搬送するコンベア1上に設けられ、このコンベア1上を
移動するパッケージPの端面2までの距離を半径方向に
連続的に計測する距離計3と、この距離計3により計測
される計測値の時間変化に基いてパッケージPの端面形
状を波形Wとして求める演算処理部8と、その波形Wを
出力表示する出力表示部9とを備えたことを特徴として
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パッケージの端面形状の良否を検査するためのパッケージ検査装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動ワインダ等により生産される巻糸パッケージには、その端面に段 巻きや菊巻き等の端面形状の不良を生じた不良パッケージが発生している場合が あるため、梱包前等にパッケージの外観検査が行われている。従来、この外観検 査は人為的に行われていて手間がかかり、効率が悪いことから、これを自動的に 効率よく行う検査装置の開発が進められている。
【0003】 そして、上記パッケージの端面形状の外観検査を行うために、そのパッケージ の端面を斜めの方向或いは水平方向からCCDカメラにより撮影し、これを画像 処理して端面形状の良否の評価に供するようにした検査装置が提案されるに至っ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記検査装置においては、パッケージの端面を斜めの方向から 撮影する場合には端面の隆起の形状を明確な画像として検出することが困難であ り、またパッケージの端面を水平方向から撮影する場合には端面のエッジ部で隠 れた部分の画像を得ることが困難であり、いずれの場合も端面形状の良否を評価 することが容易でなかった。
【0005】 そこで、本考案の目的は、パッケージの端面形状を明確な波形の画像として出 力表示することができ、端面形状の良否を容易に評価することができるパッケー ジ検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のパッケージ検査装置は、芯管に糸を巻き取 ってなるパッケージについて、そのパッケージの端面までの距離を芯管部分を含 めて半径方向に連続的に計測するレーザ距離計と、そのレーザ距離計から出力さ れる計測値に基いて芯管部分を含めたパッケージの端面の半径方向の断面形状を 求める演算処理部とを備えたものである。
【0007】
【作用】
上記構成からなるパッケージ検査装置によれば、レーザ距離計によりパッケー ジの端面までの距離が芯管部分を含めて半径方向に連続的に計測され、その計測 値を演算処理部が処理することにより芯管部分を含めたパッケージの端面の半径 方向の断面形状が求められる。よって、パッケージ端面の半径方向の断面形状の みならず、その端面の芯管部分に対する巻き位置をも正確に検査でき、パッケー ジの良否を容易に評価することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0009】 パッケージ検査装置の基本的構成を示す図1において、1は芯管Bに糸を巻き 取ってなるパッケージPをトレイTに載せて搬送するコンベアで、そのコンベア 1の上方にはパッケージPの端面2までの距離を半径方向に連続的に計測する距 離計3が設置されている。上記トレイTは基板4上にパッケージPを挿立するた めのペグ5を突設してなるもので、上記コンベア1上にはパッケージPの端面形 状の検出を開始すべくトレイTを一時停止するためのストッパ6が設けられてい る。このストッパ6はアクチュエータ7によりコンベア1上に出没するようにな っており、その解除によりパッケージPの移動が開始されると共に、距離計3に よる計測が開始されるようになっている。上記距離計3はレーザ距離計からなっ ており、その計測値及びコンベア1の搬送速度のデータが演算処理部8に入力さ れ、その計測値の時間変化に基いてパッケージPの端面形状が波形として求めら れ、その波形が出力表示部(例えば、CRTディスプレー装置)9に出力表示さ れるように構成されている。
【0010】 上記パッケージ検査装置を更に具体的に説明すると、図2及び図3に示すよう に上記コンベア1はトレイTを案内するフレーム10と、トレイTを移送する丸 ベルト11とを備えており、このコンベア1の途上には上記パッケージ検査装置 を組込んだ検査ボックス12が設置されている。この検査ボックス12は暗室を 形成するもので、コンベア1が貫通するパッケージの出入口には図示しない開閉 ゲートが設けられている。そして、検査ボックス12内には上記トレイTのスト ッパ6が設けられると共に、上記距離計3がストッパ6による停止位置のパッケ ージPの上端面2と対向する状態で支持ブラケット13を介して検査ボックス1 2内のフレーム14に取付けられている。この場合、距離計3はストッパ6によ る停止位置のパッケージPのほぼ中心部に対向するように設置され、パッケージ Pの移動によってその上端面2の半径方向に沿う高さ変化量を測定するようにな る。
【0011】 以上の構成からなるパッケージ検査装置によれば、先ずパッケージPはトレイ Tに載せられてコンベア1上を検査ボックス12内の検査位置まで移送され、こ の検査位置でストッパ6により一時的に停止される。次に、ストッパ6を解除す ると、パッケージPは移動を開始し、その移動に伴うパッケージPの上端面2の 半径方向に沿う高さ変化が距離計3により計測される。この距離計3による計測 値のデータはパッケージPの移動速度のデータと共に演算処理部8に入力され、 図4に示すようにその計測値(具体的には電圧)の時間変化を表わす波形Wが求 められ、その波形Wが出力表示部9に出力表示される。例えば、パッケージPの 端面形状が正常であれば、図4に示すように凹凸のない波形Wが得られるが、図 5の(a)に示すように段巻き15を生じている場合には、同図の(b)に示す ように段部16を有する波形Wが得られる。この場合、芯管B部分も計測するよ うにすれば、芯管Bに対する糸層端面2の相対位置まで出力表示することが可能 となり、例えば図6の(a)に示すように巻き位置が上方にずれており、しかも 菊巻き17を生じている場合には、同図の(b)に示すように糸層端面2が芯管 Bと同じ高さでしかも盛上り部18を有する波形Wが得られる。従って、出力表 示部9に表示される波形Wの画像を見るだけでそのパッケージPの端面形状の良 否を容易に評価することができる。なお、正常な波形及び異常な波形を予め演算 処理部8に入力設定しておき、検出波形を設定波形と比較してパッケージPの端 面形状の良否を判定し、その結果を出力表示部9に出力表示するようにしてもよ い。
【0012】
【考案の効果】
以上要するに本考案のパッケージ検査装置によれば、芯管部分を含めたパッケ ージの端面の半径方向の断面形状を求めることができ、パッケージ端面の半径方 向の断面形状のみならず、その端面の芯管部分に対する巻き位置をも正確に検査 できるので、パッケージの良否を容易に評価することができ、検査効率が向上す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例であるパッケージ検査装置の基
本的構成を示す側面図である。
【図2】検査ボックス内に設置されたパッケージ検査装
置の側面図である。
【図3】図2のパッケージ検査装置の正面図である。
【図4】パッケージ検査装置により検出されたデータを
示す図である。
【図5】(a)はパッケージの端面形状を示す図、
(b)はその検出データを示す図である。
【図6】(a)はパッケージの端面形状を示す図、
(b)はその検出データを示す図である。
【符号の説明】
P パッケージ W 波形 1 コンベア 2 端面 3 距離計 8 演算処理部 9 出力表示部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯管に糸を巻き取ってなるパッケージに
    ついて、そのパッケージの端面までの距離を芯管部分を
    含めて半径方向に連続的に計測するレーザ距離計と、そ
    のレーザ距離計から出力される計測値に基いて芯管部分
    を含めたパッケージの端面の半径方向の断面形状を求め
    る演算処理部とを備えたことを特徴とするパッケージ検
    査装置。
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