JP3123323B2 - パッケージ検査前の糸端処理装置 - Google Patents

パッケージ検査前の糸端処理装置

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JP3123323B2 JP05303463A JP30346393A JP3123323B2 JP 3123323 B2 JP3123323 B2 JP 3123323B2 JP 05303463 A JP05303463 A JP 05303463A JP 30346393 A JP30346393 A JP 30346393A JP 3123323 B2 JP3123323 B2 JP 3123323B2
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哲司 正井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/006Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package quality control of the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ワインダー等で形
成したパッケージをパッケージ検査工程に先立って糸端
の処理を行うパッケージ検査前の糸端処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動ワインダーにおいて形成したパッケ
ージは、適正に所定のパッケージが形成されたか否かの
検査が行われる。その方法の一つとして、パッケージ外
周をテレビカメラで撮影し、その画像が、予め入力して
ある所定の画像情報に対して、許容範囲にあるか否かを
判断し、許容範囲外のパッケージとして排除することが
行われている。それにより、異品種のパッケージが混入
した際、またパッケージの形状がくずれている場合、あ
るいはパッケージ端面がくずれている場合には、これら
のパッケージを排除している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、自動ワインダー
においては、パッケージの巻き終り部分の糸端はパッケ
ージの外周に軽く巻きつけている。しかしながら、この
ようにパッケージの外周に巻きつけた糸端は、コンベア
による搬送時にほどけることがあり、ボビンの外周から
垂れ下がり、あるいは下端面付近に付着し、時にはパッ
ケージ上端面に上がってしまうこともある。
【0004】パッケージの糸端がこのような状態になっ
ていると、パッケージの検査、例えば、綾落ち糸の検査
に際し、上記のようなテレビカメラでパッケージ端面を
撮影すると、これらのパッケージは、不良パッケージと
して検出され、排除されることになる。また、単にパッ
ケージ外周に糸屑が付着している場合にも、不良パッケ
ージとして検出されることがある。
【0005】したがって、本発明は、単に糸端の状態が
不適であることでパッケージ検査装置で不良パッケージ
として検出し排除することがないように、予め糸端を適
正に処理することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、パッケージの糸の解舒方向に回転させるパ
ッケージ正転装置と、パッケージ端面にエアを吹きつけ
パッケージ端面の糸端を吹き飛ばして端面から除くノズ
ルと、パッケージ外周に近接し糸端を吸引する吸引部材
と、吸引保持されている糸端をパッケージ外周に巻付け
るパッケージ逆転装置とによりパッケージ検査前の糸端
処理装置を構成したものである。
【0007】
【作用】パッケージ回転装置によりパッケージの糸の解
舒方向に回転させつつあるいは回転させる前にノズルか
らパッケージ端面にエアを吹きつけ、パッケージ端面の
糸端を吹き飛ばして端面から除く。その糸端は吸引部材
により吸引保持される。次いでパッケージ回転装置を逆
転させ、吸引部材に吸引保持されている糸端をパッケー
ジ外周に巻付ける。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。図
1、図2に示すように、自動ワインダーから搬送される
パッケージ2は、トレイ3の中央に突設したペッグ4の
先端に挿立し、左右2本のチェーンコンベア1,1によ
り搬送される。自動ワインダーに搬送されるパッケージ
は、予め適正に形成されたパッケージであるか否かを検
査する検査装置を通し、不適正なパッケージは排除して
いる。その検査装置においては、テレビカメラによりパ
ッケージを外方から撮影し、所定の形状及びパッケージ
端面の糸の状態が、所定の通りであるか否かを検出して
いる。例えば、綾落ち糸の検査等が行われる。
【0009】このような検査装置において、パッケージ
2の巻終りの糸端は、パッケージ2の外周表面に軽く巻
き付けられているが、その糸端が、垂れ下がる等の状態
になっていることがある。このパッケージは、検査装置
においては不適正なパッケージとして検出されて排除さ
れることとなるが、本来、糸端を適正にすれば適正なパ
ッケージとなるものであり、検査装置でこのようなパッ
ケージを排除することは好ましくない。
【0010】そのため、本発明においては、図1、図2
に示すような糸端処理装置5を、パッケージを搬送する
コンベアで検査装置(図示省略)の上流側に設けてい
る。この糸端処理装置5は、コンベア3に載置されて搬
送されるパッケージ2を挿立したトレイ3をその下方か
ら支持し、正逆転させるパッケージ回転装置6と、パッ
ケージ2の端面に高圧エアを吹きつけるノズル7と、パ
ッケージ2の外周に近接して配置され、サクションエア
が供給されるサクションマウス(吸引部材)8から構成
されている。ノズル7は上端面用および下端面用とが設
けられており、それぞれの先端の噴射孔は、糸端処理装
置5のパッケージ上端面および下端面に向けられてい
る。
【0011】パッケージ回転装置6は、トレイ3の下面
の凹部10に嵌合する支持プレート11、この支持プレ
ート11の軸部12に設けたギア13、このギア13に
噛み合う駆動ギア14、この駆動ギア14を回転するモ
ータ15を備え、モータ15を回転駆動することにより
支持プレート11を回転し、支持プレート11がトレイ
3の下面の凹部10に嵌合してトレイ3を支持している
時、モータ15の正転と逆転によってトレイ3に挿立し
たパッケージ2を正転及び逆転する。
【0012】ギァ13を備えた支持プレート11の軸部
12は、軸16上にベアリングにより回転自在に支持さ
れており、軸16の下端の連結部17は、フレーム18
の下面に固定されたシリンダ20のピストンロッド21
とピン22により連結されている。この連結部17には
L字形のプレート23が固定され、このプレート23に
モータ15が固定されている。それにより、シリンダ2
0にエアを供給し、ピストンロッド21を上下動する
際、モータ15と共に支持プレート11が上下動し、支
持プレート11が上昇してトレイ3を支持している時、
モータ15を正逆転することによりパッケージ2を正逆
転する。
【0013】サクションマウス8の開口24は、支持プ
レート11がパッケージ2を上昇させた時、パッケージ
2の外周の上下方向に沿って近接する位置に配置される
が、外径の異なるパッケージが搬送されてくるのに対応
するため、パッケージ2の外周面との距離を検出するパ
ッケージ外径センサ40をサクションマウス8の開口2
4近傍に取付け、このセンサ40の検出値に応じ、開口
24の位置をパッケージの径方向に移動させ、その外径
に適合させる。そのため、サクションマウス8は、フレ
ーム18に固定された軸25に回動自在に支持されてい
るアーム26上に2枚のプレート27,27を立設して
支持しており、このアーム26をアクチュエータ28の
作動により軸25を中心に揺動することによって開口2
4をパッケージの径方向に移動可能としている。
【0014】サクションマウス8にサクションエアを供
給するパイプ30には、2枚のプレート27,27間に
おいてカッター31を備えており、このカッター31は
エアシリンダ32により作動可能となっている。それに
より、サクションマウス8内に糸端が吸引され、次第に
パイプ30内に引き込まれていく時、引き込み終了時に
カッター31を作動し、糸端を所定の長さに切断する。
切断後の切り離された糸端はパイプ30により吸引され
排出される。なお、41は、パッケージが糸端処理装置
に有るか無いかを検出するセンサである。
【0015】 上記構成からなる装置において、パッケ
ージの検査装置に搬入される手前において、チェーンコ
ンベア1で搬送されるトレイ3は糸端処理装置5で停止
され、パッケージが糸端処理装置に有るか無いかを検出
するセンサ41でパッケージを検出すると、シリンダ2
0の作動により支持プレート11は上昇し、トレイ3の
底部の凹所10に嵌合し、更に上昇させてトレイ底面を
コンベア表面から離す。
【0016】次いで、ノズル7に高圧エアを供給し、ほ
ぼ同時にモータ15を正転させ、パッケージ2を巻き付
けた糸の解舒方向に回転する。それにより、パッケージ
2の端面に載っている糸端が、高圧エアにより吹き飛ば
される。また、パッケージ端面上の屑糸等も同時に吹き
飛ばされる。上記パッケージの回転とほぼ同時に、パッ
ケージから離れた待機位置にあったサクションマウス8
が、パッケージの外周位置に接近する。この際、サクシ
ョンマウス8は、センサ40でパッケージの外周位置を
検出しながら接近する。上記のようにして吹き飛ばされ
た糸端は、パッケージ2を中心としてノズル7と反対側
に位置するサクションマウスの開口22に作用している
サクションエアにより吸引され、パッケージ2の解舒方
向への回転によって、その糸端はパイプ30内に吸い込
まれ延びていく。
【0017】次いでモータ25の回転を止めてパッケー
ジの回転を停止し、エアシリンダ32を作動してカッタ
ー31を作動し、パイプ30内に延びた糸端を所定長に
切断する。ノズル7からの高圧エアの供給を止めるとと
もに、モータ15を逆転させ、パッケージ2の糸の巻付
け方向にパッケージ2を回転する。所定長に切断された
糸端は、パッケージ2の外周に巻き付けられる。その
後、モータ15を停止し、サクションマウス8をパッケ
ージ2から離し、シリンダ20を逆方向に作動して支持
プレート11を降下し、トレイ3をチェーンコンベア1
上に載置し、糸端の処理を行ったパッケージを図示しな
い検査装置に搬送し、後続のパッケージを搬入する。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、
パッケージの糸端は、パッケージ端面から除かれ、すべ
て外周に所定の状態に巻き付ける糸端処理がなされ、パ
ッケージ検査装置により糸端処理が不適正であるという
ことだけで不適正パッケージとして搬出されることがな
くなる。また、パッケージ端面上の屑糸等が除かれ、パ
ッケージ端面が掃除されるので、誤検査が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の実施例の一部断面を示す側面図であ
る。
【図3】同サクションマウス部分の平面図である。
【符号の説明】
1 チェーンコンベア 2 パッケージ 3 トレイ 4 ペッグ 5 前処理装置 6 パッケージ回転装置 7 ノズル 8 サクションマウス 10 凹部 11 支持プレート 13 ギア 14 駆動ギア 15 モータ 17 連結部 18 フレーム 20 シリンダ 21 ピストンロッド 23 プレート 24 開口 25 軸 26 アーム 27 プレート 28 アクチュエータ 30 パイプ 31 カッター 32 エアシリンダ 40 パッケージ外径センサ 41 パッケージセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 13/26 D01H 11/00 D06H 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの糸の解舒方向に回転させる
    パッケージ正転装置と、パッケージ端面にエアを吹きつ
    けパッケージ端面の糸端を吹き飛ばして端面から除くノ
    ズルと、パッケージ外周に近接し糸端を吸引する吸引部
    材と、吸引保持されている糸端をパッケージ外周に巻付
    けるパッケージ逆転装置とからなることを特徴とするパ
    ッケージ検査前の糸端処理装置。
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