JPH085912Y2 - スクータ型自動二,三輪車 - Google Patents

スクータ型自動二,三輪車

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JPH085912Y2
JPH085912Y2 JP1989134758U JP13475889U JPH085912Y2 JP H085912 Y2 JPH085912 Y2 JP H085912Y2 JP 1989134758 U JP1989134758 U JP 1989134758U JP 13475889 U JP13475889 U JP 13475889U JP H085912 Y2 JPH085912 Y2 JP H085912Y2
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JP
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seat
rear frame
frame
recess
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幸男 山崎
均 山本
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、車体フレームのフロア支持部より上方に立
ち上がる中間フレームの上端部に、後輪の上方を前後方
向に延びる略水平な後部フレームを連設し、その後部フ
レームの両側をサイドカバーで覆うようにした形式のス
クータ型自動二,三輪車に関するものである。
(2)従来の技術 かかる自動二,三輪車においては、例えば実開昭54−
104741号公報に開示されるように、シートが後部フレー
ム前端部及び中間フレーム上端部に、それらフレームよ
り前方へ長く張出すように支持されていたので、該シー
トの直下に物品収容部を設置しようとしても、その物品
収容部の有効空間を前後に長く或いは上下方向に深く形
成し得えず、またその物品収容部の周囲をサイドカバー
によって体裁よく覆うことが困難である、等の欠点があ
った。
本考案は上記に鑑み提案されたものであって、シート
直下に、サイドカバーで周囲を閉じられた前後左右方向
に長く且つ上下方向に深い物品収容部を確保できるよう
にして、従来の上記欠点を解消することができ、しかも
その物品収容部の収容物品の取扱いが頗る容易であり、
更にシート座面への座乗も容易であるスクータ型自動
二,三輪車を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的達成のため本考案は、前記形式のスクータ型
自動二,三輪車において、サイドカバーを後部フレーム
よりも上方へ立ち上がらせ、同じく後部フレームよりも
上方へ立ち上がらせた支持部材を介してシートを後部フ
レームに起倒可能に支持すると共に、そのシートの底面
に、サイドカバーの上縁部よりも高い天井面を有して該
上縁部を受容する下向きの凹部を形成して、シートと後
部フレームとの間に、サイドカバー及びシートにより周
囲を取り囲まれ且つ該シートの起倒によって上面が開閉
可能な物品収容部を該後部フレームの略全長に亘って設
け、後輪を支持するリヤクッションの上端部を後部フレ
ームの外側面よりも車体内方側に配設して同後部フレー
ムの後部に連結し、その後部フレームに対してシートの
座面及び凹部の天井面を各々前下りに傾斜させたことを
特徴とする。
(2)作用 上記構成により、後部フレームとその上方のシートと
の間には、該後部フレームの略全長に亘って長く延びる
広い物品収容部が配設され、しかもその物品収容部はシ
ート及びサイドカバーで体裁よく隠される。
また特にサイドカバーの上縁部を外側より覆う、シー
ト底面の凹部周壁によって、物品収容部への雨水等の侵
入が効果的に阻止され、その上、該凹部の天井面をサイ
ドカバー上縁部よりも高くしたことにより、物品収容部
の有効空間が上下方向に極力広く確保される。またシー
トを起立回動させれば、物品収容部の周囲は、凹部天井
面よりも低位のサイドカバーで覆われるだけであるか
ら、収容物品の上部が外部に広く露出するようになる。
更にリヤクッションの上端部が後部フレームの外側面
よりも車体内方側に配設されて同フレームの後部に連結
されるから、リヤクッションとの連結によるも後部フレ
ームの左右幅が極力広く設定可能であり、その後部フレ
ーム上の物品収容部を左右方向に幅広く形成することが
できる。
更に前下り傾斜のシート座面はその前部が低位となっ
て着座し易くなる。またこのような座面低位化によって
もシート凹部天井面の後部は高位とされるから、後部フ
レームの後部を特別に低位化しなくても物品収容部の後
部空間を極力広く確保でき、該後部フレームの後部に上
端部が連結されるリヤクッションの有効ストロークも十
分長く確保し得る。
しかもシートの座面及び凹部天井面を共に前下り傾斜
としたことで、シートクッション部の肉厚が前後一方に
極端に片寄ることが回避される。
(3)実施例 以下、図面により本考案をスクータ型二輪車に適用し
た一実施例について説明すると、第1図において1は車
体フレームで、その前部では第1図に示す走行装置2及
びフロア3を支持し、また後部ではエンジンを含むパワ
ーユニット4及びシート5を支持する。
車体フレーム1のフロア支持部より上方に傾斜して立
ち上がる中間フレーム1mの上端部には、後輪Wの上方を
前後方向に延びる略水平な後部フレーム1rが一体に連設
されている。この後部フレーム1rは、略水平に延びる左
右一対のチャンネル状側枠6,6′と、それらの後端を互
いに結合するクロスメンバ7とより構成されており、両
側枠6,6′の後部には、後輪Wを支持するリヤクッショ
ンDの上端部が枢支連結される。しかもそのリヤクッシ
ョンDの上端部は側枠6,6′の外側面よりも車体内方側
に配置されるので、リヤクッションDとの連結によるも
後部フレーム1rの左右幅を極力広く設定でき、該フレー
ム1r上の後述する物品収容部Sを左右方向に幅広く形成
し得る。またその両側枠6,6′の水平な上部の前端に
は、上方に向かって延びる支持部材としてのヒンジブラ
ケット8が一体的に立設される。また第4図に示すよう
に、両側枠6,6′の外側面にはグリップ10をそれぞれ備
えた一対のグリップステー11,11′が溶接されており、
両グリップステー11,11′間には、後述する燃料タンク
9を跨ぐ、支持部材としてのクロスメンバ12が架橋さ
れ、このクロスメンバ12と各グリップステー11,11′と
は前後一対のボルト13,14によりそれぞれ結合される。
さらに第3,4図に示すように、後部フレーム1r後端のク
ロスメンバ7の中央部には、上方に向かって延び且つ前
面を開放した横断面コ字形のシートステー15の下端部が
ボルト16,17により着脱可能に固着されており、このシ
ートステー15の上端にはシート支承部15aが形成され
る。
前記シート5は、後部フレーム1rと略同じ前後長及び
左右幅を有して該後部フレーム1rの略真上に配設される
ものであって、上面に座面5mfを有するシート本体5mの
底面には、下向きに開口する横断面略コ字状の凹部5rが
形成される。その凹部5rの少なくとも天井面5rfには剛
性の高い底板5aが一体的に接合されており、この底板5a
の前部が前記ヒンジブラケット8の上端にヒンジ18を介
して連結される。従ってシート5は水平な倒伏位置と前
方への起立位置との間をヒンジ18回りに回動することが
できる。シート底板5aの中間部と後端部にはストッパゴ
ム19,20がそれぞれ付設されており、シート5の倒伏時
に、中間部のストッパゴム19がクロスメンバ12の上面
に、また後端部のストッパゴム20がシートステー15上端
の前記シート支承部15aにそれぞれ支承されるようにな
っている。而して倒伏位置にあるシート5底面の前記凹
部5rと後部フレーム1rとの間には、シート5の起倒によ
り上面及び両側面上部が開閉される上下方向に比較的広
い大容積の物品収容部Sが後部フレーム1rの略全長に亘
って形成される。この収容部Sには前記燃料タンク9の
上半部が後方に片寄らせて設置されており、したがって
該物品収容部S内において燃料タンク9の前方には予備
の空間が形成され、そこに他の物品を配備することが可
能である。前記燃料タンク9は後部フレーム1rの前記左
右側枠6,6′間に一体的に架橋支持されている。
また第2図から明らかなように後部フレーム1rに対し
てシート5の座面5mf及び凹部5rの天井面5rfが各々前下
りに傾斜させている。このため、特にシート座面5mfの
前部が低位となって着座し易くなり、その上、このよう
な座面低位化によっても凹部5rの天井面5rf後部は高位
とされるから、後部フレーム1rの後部を特別に低位化し
なくても物品収容部Sの後部空間を極力広く確保でき、
該後部フレーム1rの後部に連結されるリヤクッションD
の有効ストロークも十分長く確保し得る。しかもシート
5の座面5mf及び凹部5rの天井面5rfを共に前下り傾斜と
したことで、シートクッション部の肉厚が前後一方に極
端に片寄ることも回避されて該クッション部の全体に亘
り適度なクッション作用が発揮される。
後部フレーム1rとシート5との間にはシート5を倒伏
位置に固定するロック装置21が次のように設けられる。
即ち、後部フレーム1rに支持される前記シートステー15
の左右両側壁の上下中間部には回動軸22の両端が支持さ
れると共に、該シートステー15内で回動軸22の面取部22
aにロックアーム23が嵌着される。このロックアーム23
は、シート底板5aに固設された係止片24の係止孔24aに
係合するロック位置と、係止孔24aから後方へ離脱する
アンロック位置との間を回動軸22と共に回動することが
でき、このロックアーム23をロック位置に向かって付勢
する捩りコイルばね25がロックアーム23とシートステー
15との間に取付けられる。ロックアーム23の先端部上面
にはそのロック位置において前方下向きの斜面23aが形
成されている。このロック装置21は、シートステー15を
クロスメンバ7に取付ける前にそのシートステー15に予
め組付けられるものである。
前記回動軸22の一端には、その直径方向に延びる連結
ピン27が植設されており、このピン27はロックステー28
に装着されたシリンダロック29の回転子29a内端の連結
溝30に係合される。回転子29aは、その外端に開口する
キー孔31に所定のキー(図示せず)を挿入したときのみ
これを回転させることができる。上記ロックステー28は
側枠6に溶接されている。
したがって、キー孔31にキーを差し込めば、回転子29
aから回動軸22を介してロックアーム23を第3図鎖線示
のアンロック位置に回動することができ、これによりシ
ート5の固定が解除されるので、シート5を前方へ起立
させて燃料タンク9への給油等を行うことができる。シ
ート5の起立中に回転子29a等をロック位置に戻してキ
ーを抜き取り、それからシート5をシートステー15に向
って倒すと、係止片24の下端がロックアーム23の斜面23
aを滑りながら該アーム23を後方へ回動し、その斜面23a
を通過すると、ばね25の偏位力によりロックアーム23は
再びロック位置に復帰して係止孔24aに自動的に係合す
ることができる。この間に、回動軸22をシリンダロック
29に拘束されずに回動させるために、回動軸22の連結ピ
ン27と回転子29aの連結溝30との間に適当な間隙が設け
られている。
シート5下方の後部フレーム1r及びパワーユニット4
の周囲を左右一対のサイドカバー32,32′が覆ってお
り、これらカバー32,32′は後端を互いに衝合わされる
と共に、それらの上縁部e後端に形成した取付片33,3
3′が互いに重合されてタッピングボルト34により前記
シートステー15の後側壁に固着される。尚、第3図中、
35はタッピングボルト34が螺合する取付孔を示す。
而してサイドカバー32,32′の上縁部eは、第2図に
明示されるように後部フレーム1rよりも上方で且つシー
ト底板5a(即ち前記凹部5rの天井面)よりも下方に位置
していてシート5下面の凹部5r内に受容され、即ち該凹
部5rの周壁と協働して前記物品収容部Sの周囲を閉鎖す
ることができるので、同収容部Sへの雨水や塵埃等の侵
入を防止することができる。
シート5の後方に延出するキャリヤ36は前記シートス
テー15及び一対のグリップステー11,11′に次のように
取付けられる。即ち、第4図に示すように、キャリヤ36
は前方に突出する左右一対の前部取付片37,37′と、こ
れらより後方の中央位置を占める一個の後部取付片38を
有し、前部取付片37,37′は前記クロスメンバ12と共に
左右のグリップステー11,11′にボルト14によりそれぞ
れ固着され、また後部取付片38はシートステー15の後側
壁にボルト39により固着される。第3図中、40はそのボ
ルト39と螺合するようにシートステー15に設けられたウ
エルディングナットである。
このように一本のシートステー15がシート5に対する
支承機能のみならず、ロック装置21、サイドカバー32,3
2′及びキャリヤ36に対する支持機能を備えることは、
部品点数を大幅に減らして構造の簡素化を図る上に有効
である。
次に前記実施例の作用について説明する。第2図から
明らかなように後部フレーム1rと、その略真上の倒伏位
置に保持したシート5底面の凹部5rとの間には、該後部
フレーム1rの略全長に亘って長く延びる広い物品収容部
Sが配設されているので、そこに収容物品たる燃料タン
ク9を、それが前後に長い場合でも無理なく収容するこ
とができる。しかもその物品収容部Sの周囲は、シート
5とサイドカバー32,32′とで体裁よく隠すことがで
き、また特に雨水等の物品収容部Sへの侵入は、サイド
カバー32,32′の上縁部eを外側より覆う前記凹部5r周
壁によって効果的に阻止される。尚、このようなシート
5を倒伏位置でロック装置21をロック作動させておけ
ば、収容物品たる燃料タンク9にいたずらされたりする
心配がない。
而して上記物品収容部Sの上壁を構成する、シート5
底面の底板5a(前記凹部5r天井面)は、サイドカバー3
2,32′の上縁部eよりも高位置に配置されるので、該物
品収容部Sを深く形成してその上下方向の有効空間を極
力広く確保することができる。一方、シート5を起立回
動させた状態では、物品収容部Sの周囲は、前記底板5a
よりもが低位のサイドカバー32,32′で覆われるだけで
あるから、該物品収容部Sを浅く形成して、その収容物
品たる燃料タンク9の上半部をサイドカバー32,32′の
上縁部eよりも上方に広く露出させることができ、その
取扱いが頗る容易である。
尚、本考案は、前部に1輪、後部に2輪を配設した自
動三輪車にも適用することができる。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、後輪の上方を前後方向
に延びる略水平な後部フレームより上方へ立ち上がる支
持部材を介してシートを後部フレームに起倒可能に支持
して、そのシートと後部フレームとの間に、サイドカバ
ー及びシートにより周囲を取り囲まれる物品収容部を該
フレームの略全長に亘って形成したので、後部フレーム
とその上方のシートとの間に、後部フレームの略全長に
亘って長く延びる広い物品収容部を配設することがで
き、従ってその物品収容部に比較的長い物品でも無理な
く収容することができ、しかもその物品収容部をシート
及びサイドカバーで体裁よく隠すことができる。
また上記シートの底面には、後部フレームより上方へ
立ち上がらせたサイドカバーの上縁部よりも高い天井面
を有して該上縁部を受容する下向きの凹部を形成したの
で、サイドカバー上縁部をその外側より覆う前記凹部の
周壁によって、物品収容部への雨水等の侵入を効果的に
阻止することができるばかりか、そのサイドカバー上縁
部の他物との衝接による損傷破損をシートによって有効
に防止することができ、その上、凹部天井面をサイドカ
バー上縁部よりも高くして物品収容部の有効空間を上下
方向に極力広く確保し得る。また特にシートを起立回動
させた状態では、物品収容部の周囲は凹部天井面よりも
低位のサイドカバーで覆われるだけであるから、該物品
収容部を浅く形成して、その収容物品の上部を外部に広
く露出させることができる。
更に後輪を支持するリヤクッションの上端部を後部フ
レームの外側面よりも車体内方側に配設して同後部フレ
ームの後部に連結したので、リヤクッションとの連結に
よるも後部フレームの左右幅を極力広く設定することが
できて、その後部フレーム上の物品収容部を左右方向に
幅広く形成することができ、その物品収容空間の一層の
拡大を図ることができる。
更にまた後部フレームに対してシートの座面及び凹部
天井面を各々前下りに傾斜させたので、特にシート座面
の前部が低位となって着座し易くなり、その上、このよ
うな座面低位化によってもシート凹部天井面の後部は高
位とされるから、後部フレームの後部を特別に低位化し
なくても物品収容部の後部空間を極力広く確保でき、該
後部フレームの後部に連結されるリヤクッションの有効
ストロークも十分長く確保し得る。しかもシートの座面
及び凹部天井面を共に前下り傾斜としたことで、シート
クッション部の肉厚が前後一方に極端に片寄ることも回
避されて該クッション部の全体に亘り適度なクッション
作用を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したスクータ型二輪車の斜視図、
第2図はそのスクータ型二輪車の要部の縦断側面図、第
3図は第2図のシートステー周りの拡大縦断側面図、第
4図はそのシートステー周りの分解斜視図である。 1m……中間フレーム、1r……後部フレーム、5……シー
ト、5mf……座面、5r……凹部、5rf……凹部の天井面、
8;12;15……支持部材としてのヒンジブラケット;クロ
スメンバ;シートステー、15a……シート支承部、21…
…ロック装置、32,32′……サイドカバー、D……リヤ
クッション、S……物品収容部、W……後輪、e……上
縁部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体フレーム(1)のフロア支持部より上
    方に立ち上がる中間フレーム(1m)の上端部に、後輪
    (W)の上方を前後方向に延びる略水平な後部フレーム
    (1r)を連設し、その後部フレーム(1r)の両側をサイ
    ドカバー(32,32′)で覆うようにした、スクータ型自
    動二,三輪車において、 前記サイドカバー(32,32′)を後部フレーム(1r)よ
    りも上方へ立ち上がらせ、同じく後部フレーム(1r)よ
    りも上方へ立ち上がらせた支持部材(8,12,15)を介し
    てシート(5)を後部フレーム(1r)に起倒可能に支持
    すると共に、そのシート(5)の底面に、前記サイドカ
    バー(32,32′)の上縁部(e)よりも高い天井面を有
    して該上縁部(e)を受容する下向きの凹部(5r)を形
    成して、シート(5)と後部フレーム(1r)との間に、
    前記サイドカバー(32,32′)及びシート(3)により
    周囲を取り囲まれ且つ該シート(5)の起倒によって上
    面が開閉可能な物品収容部(S)を該後部フレーム(1
    r)の略全長に亘って設け、後輪(W)を支持するリヤ
    クッション(D)の上端部を前記後部フレーム(1r)の
    外側面よりも車体内方側に配設して同後部フレーム(1
    r)の後部に連結し、その後部フレーム(1r)に対して
    シート(5)の座面(5mf)及び前記凹部(5r)の天井
    面(5rf)を各々前下りに傾斜させたことを特徴とす
    る、スクータ型自動二,三輪車。
JP1989134758U 1989-11-20 1989-11-20 スクータ型自動二,三輪車 Expired - Lifetime JPH085912Y2 (ja)

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JPH0264492U JPH0264492U (ja) 1990-05-15
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JPS573891Y2 (ja) * 1977-01-17 1982-01-25
JPS56149267A (en) * 1980-04-21 1981-11-19 Yamaha Motor Co Ltd Seat structure for autobicycle
JPH0439379Y2 (ja) * 1985-07-04 1992-09-16

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