JPH08244661A - 鞍乗型車両の盗難防止用ロック具の収納装置 - Google Patents

鞍乗型車両の盗難防止用ロック具の収納装置

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JPH08244661A
JPH08244661A JP7941795A JP7941795A JPH08244661A JP H08244661 A JPH08244661 A JP H08244661A JP 7941795 A JP7941795 A JP 7941795A JP 7941795 A JP7941795 A JP 7941795A JP H08244661 A JPH08244661 A JP H08244661A
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Shinrou Muroo
振郎 室尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロック具の収納装置の構成を簡単にさせると
共に、同上収納装置に対するロック具の収納、取り出し
作業が容易にできるようにする。 【構成】 荷台本体27の下面に第1支持部材54を取
り付ける。これら荷台本体27の下面と第1支持部材5
4との間に左右に貫通する第1空間58を形成する。上
記荷台24の左右一側部52の外側方から、ロックバー
40を上記第1空間58に挿抜自在とする。同上荷台2
4の他側部53に第2支持部材61を取り付ける。上記
荷台24の他側部53の外側面と上記第2支持部材61
との間に、上記左右方向にほぼ直交する仮想面に沿う方
向に向って開口する第2空間65を形成する。上記仮想
面に沿った方向から上記ロック本体42を上記第2空間
65に挿抜自在とする。上記第1空間58に挿入された
ロックバー40の両端部41,41と、上記第2空間6
5に挿入されたロック本体42とを互いに係合可能にす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車等の鞍乗
型車両における盗難防止用ロック具の収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車には、従来、特開平6‐20
6583号公報で示されるように構成されたものがあ
る。
【0003】これによれば、車体の後部に荷台が設けら
れ、この荷台がその上面側に荷物を載置可能とさせる荷
台本体と、この荷台本体を車体フレーム側に支持させる
荷台ブラケットとで構成されている。一方、車両の盗難
防止用ロック具が、ほぼU字形状のロックバーと、この
ロックバーの両端部と係脱自在とされて、その係合状態
でロック可能とされるロック本体とで構成されている。
【0004】また、上記自動二輪車は、上記ロック具の
不使用時に、このロック具を車体に収納させる収納装置
を備えている。
【0005】上記収納装置は、上記荷台本体の下面側
で、荷台ブラケットに取り付けられており、この収納装
置に上記ロック具が支持可能とされている。そして、上
記収納装置にロック具を支持させれば、このロック具
が、上記荷台本体上への荷物の載置に邪魔にならない状
態の同上荷台本体の下面側で、収納装置に収納されるこ
ととなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
収納装置は、ロック具を収納するために、荷台とは別に
設けられているため、その部品点数が多くなって、上記
収納装置の構成が複雑になっている。
【0007】また、平面視で、収納された状態の上記ロ
ック具は、全体的に荷台本体の内部側に入り込んでい
る。
【0008】このため、収納装置への収納時に、ロック
具を荷台本体の内部側に押し込むときや、同上ロック具
の使用時に、上記収納装置に収納されているロック具を
上記荷台本体の内部側から引き出すときには、これら作
業に上記荷台本体が邪魔になるおそれがあり、つまり、
収納装置に対するロック具の収納、取り出し作業が煩雑
になるおそれがある。
【0009】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、ロック具の収納装置の構成を簡単に
させると共に、同上収納装置に対するロック具の収納、
取り出し作業が容易にできるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の鞍乗型車両の盗難防止用ロック具の収納装
置は、荷台24を荷台本体27と、荷台ブラケット28
とで構成する一方、ロック具39をほぼU字形状のロッ
クバー40と、ロック本体42とで構成した場合におい
て、上記荷台本体27の下面に第1支持部材54を取り
付け、これら荷台本体27の下面と第1支持部材54と
の間に左右に貫通する第1空間58を形成し、上記荷台
24の左右一側部52の外側方から、上記ロックバー4
0をその両端部41,41側から上記第1空間58に挿
抜自在とし、同上荷台24の他側部53に第2支持部材
61を取り付け、上記荷台24の他側部53の外側面と
上記第2支持部材61との間に、上記左右方向にほぼ直
交する仮想面に沿う方向に向って開口する第2空間65
を形成し、上記仮想面に沿った方向から上記ロック本体
42を上記第2空間65に挿抜自在とし、上記第1空間
58に挿入されたロックバー40の両端部41,41
と、上記第2空間65に挿入されたロック本体42とを
互いに係合可能にしたものである。
【0011】上記の場合、第2支持部材61を荷台本体
27と荷台ブラケット28とに跨るように取り付けても
よい。
【0012】また、第1空間58に挿入されたロックバ
ー40の両端部41,41と、第2空間65に挿入され
たロック本体42とが互いに係合したとき、上記ロック
バー40の両端部41,41とは反対側のこのロックバ
ー40端部の折り曲げ部45が、荷台本体27から外側
方に突出するようにしてもよい。
【0013】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0014】ロック具39の不使用時に、このロック具
39を車体2に設けられた収納装置51に収納しようと
する場合には、図1中仮想線と、矢印Aとで示すよう
に、互いの係合が解除されたロックバー40とロック本
体42のうち、ロックバー40をその両端部41,41
側から第1空間58に挿入させる。
【0015】一方、図1中仮想線と、矢印Bとで示すよ
うに、上記ロック本体42を第2空間65に挿入させ
る。
【0016】そして、図1中実線で示すように、上記第
1空間58に挿入されたロックバー40の両端部41,
41と、上記第2空間65に挿入されたロック本体42
とを互いに係合させ、かつ、この係合状態でロックさせ
る。
【0017】すると、上記第1空間58に挿入されたロ
ックバー40は上記第1空間58の内面に当接して、前
後、および上下方向の移動が規制され、一方、上記第2
空間65に挿入されたロック本体42は上記第2空間6
5の内面に当接して左右への移動が規制される。
【0018】よって、上記第1空間58と第2空間65
に挿入された状態で、ロックバー40とロック本体42
とが互いに係合してロックされたロック具39は、全て
の方向への移動が規制され、これによって、上記ロック
具39が収納装置51に支持されてこの収納装置51に
収納される。
【0019】そして、上記の場合、収納装置51を構成
する第1空間58と第2空間65の各内面の一部はいず
れも荷台24によって構成されており、つまり、上記荷
台24が上記収納装置51の構成部品として利用されて
いる。
【0020】上記の場合、第2支持部材61を荷台本体
27と荷台ブラケット28とに跨るように取り付けても
よい。
【0021】このようにすれば、第2支持部材61が荷
台本体27と荷台ブラケット28との結合強度を向上さ
せることとなる。
【0022】また、特に、図1、図4、および図6で示
すように、第1空間58に挿入されたロックバー40の
両端部41,41と、第2空間65に挿入されたロック
本体42とが互いに係合したとき、上記ロックバー40
の両端部41,41とは反対側のこのロックバー40端
部の折り曲げ部45が、荷台本体27から外側方に突出
するようにしてもよい。
【0023】このようにすれば、収納装置51へのロッ
ク具39の収納時に、ロックバー40の両端部41,4
1をロック本体42に係合させようとして、上記ロック
バー40を第1空間58内に押し込むときや、同上ロッ
ク具39の使用時に、上記第1空間58に挿入されてい
るロックバー40を上記第1空間58から引き出すとき
の作業として、上記ロックバー40の折り曲げ部45を
手で把持する等の作業が、上記荷台本体27に邪魔され
ずにできる。
【0024】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0025】図2において、符号1は鞍乗型車両で、よ
り具体的には自動二輪車である。また、矢印Frは上記
鞍乗型車両1の前方を示し、下記する左右とは、上記前
方に向っての車幅方向をいうものとする。
【0026】上記鞍乗型車両1の車体2はパイプ材を枠
組みして構成された車体フレーム3を有している。上記
車体フレーム3の前端部には図外フロントフォークによ
り前車輪が支承されている。同上車体フレーム3の後部
には枢支軸4によりリヤアーム5が上下揺動自在に枢支
され、このリヤアーム5の揺動端に後車輪6が支承さ
れ、かつ、上記車体フレーム3の後部とリヤアーム5と
の間には図外緩衝器が架設されている。上記前車輪と、
後車輪6とによって車体2が路面7上に支持されてい
る。
【0027】上記車体フレーム3にはエンジン10が支
持されている。このエンジン10のシリンダ11の後面
側には気化器12が取り付けられている。同上シリンダ
11の前面側に一端が連結され、他端側が後方に向って
延びる排気管13が設けられ、この排気管13の後端部
はサイレンサ14で構成されている。また、このサイレ
ンサ14をその上方から覆うサイレンサカバー15が設
けられている。
【0028】上記エンジン10の上方で、車体フレーム
3の上面側に燃料タンク18が支持されている。この燃
料タンク18から上記気化器12に燃料が供給されて、
この燃料が混合気とされる。この混合気が上記エンジン
10のシリンダ11内に供給され、ここで燃焼させられ
て、その熱エネルギーがこのエンジン10が出力する動
力に変換される。上記燃焼後のガスは排気として上記排
気管13を通り排出される。
【0029】上記エンジン10からの動力は動力伝達装
置19と、チェーン式の巻き掛け伝動機構20を介して
上記後車輪6に伝えられ、これによって、鞍乗型車両1
が路面7上を前方に向って走行可能とされる。
【0030】上記燃料タンク18の後方に連なるように
シート22が設けられ、このシート22も上記車体フレ
ーム3の上面側に支持されている。更に、上記シート2
2の後方に連なるようにリヤフェンダ23が設けられて
いる。このリヤフェンダ23は上記車体フレーム3の後
端部に締結具によって着脱自在に支持され、このリヤフ
ェンダ23は上記後車輪6をその上方から覆っている。
【0031】上記車体2の後部に金属製の荷台24が設
けられている。この荷台24は上記シート22の後方に
連なるように、かつ、上記リヤフェンダ23の上面側の
近傍に設けられている。この荷台24は、その上面側に
荷物25を載置可能とさせる荷台本体27と、この荷台
本体27を上記車体フレーム3の後端部側に締結具によ
り着脱自在に支持させる荷台ブラケット28とで構成さ
れている。
【0032】上記車体フレーム3の左右一側である左側
の後下部には、サイドスタンド29が枢支軸30により
上下回動自在に枢支されている。図2中実線で示すよう
に、鞍乗型車両1を走行させるときには、上記サイドス
タンド29を上方に回動させて固定し、収納姿勢とさせ
る。一方、鞍乗型車両1を駐車させて路面7上に自立さ
せるときには、図2中二点鎖線で示すように、上記サイ
ドスタンド29を下方回動させて固定し、上記サイドス
タンド29を設けた側である左側に上記車体2を少し左
方に傾けて、上記サイドスタンド29の突出端を路面7
に接地させる。すると、この鞍乗型車両1が路面7上に
自立させられる。
【0033】全図において、上記荷台本体27は、ほぼ
水平に延びている。この荷台本体27は、平面視で、パ
イプ材を矩形状に枠組みした主枠33と、この主枠33
の各片に架設される複数の副枠34とで構成されてい
る。上記荷台ブラケット28は、それぞれ前後方向に延
び、かつ、互いにほぼ平行に延びる左右一対のブラケッ
ト本体35,35を有し、これら各ブラケット本体3
5,35は後上り状に延び、その各前端が上記車体フレ
ーム3側に締結される被締結部とされている。また、上
記荷台ブラケット28は上記ブラケット本体35,35
を互いに結合させる正面視で門形のクロスメンバ36を
有し、このクロスメンバ36の左右方向の中途部と、上
記主枠33の前部は一体成形されて、互いに共用されて
いる。
【0034】上記鞍乗型車両1の盗難防止用の金属製の
ロック具39が設けられている。このロック具39は、
一本の丸棒をほぼU字状に折り曲げ形成されたロックバ
ー40と、このロックバー40の両端部41,41と係
脱自在とされてその係合状態にロック可能とされるロッ
ク本体42とで構成されている。
【0035】上記ロックバー40は、少し離れて互いに
ほぼ平行に延びるバー本体44,44と、このバー本体
44,44の上記各端部41とは反対側の端部を互いに
結合させる折り曲げ部45とで構成され、上記折り曲げ
部45は、上記両バー本体44,44からその長手方向
で離れる方向に向って凸状となる円弧形状となってい
る。また、上記ロックバー40の外表面には、全体的に
弾性のある樹脂コーティングが施されている。
【0036】上記ロック本体42は、直方体形状のハウ
ジング47と、このハウジング47内に固定された錠4
9とで構成され、この錠49はキー操作される。上記ハ
ウジング47の一面には一対の係合孔48,48が形成
され、これら各係合孔48,48に上記ロック具39の
各端部41,41が係脱自在とされている。そして、上
記各係合孔48,48に各端部41,41を嵌入させた
係合状態で、上記錠49をキー操作すれば、その係合状
態でロック可能、およびロック解除可能とされる。
【0037】上記ロック具39を用いて、鞍乗型車両1
の盗難防止をするときには、例えば、図2中二点鎖線で
示すように、ロックバー40を後車輪6のリムとタイヤ
とに外嵌させて、上記ロックバー40の各端部41,4
1にロック本体42を係合させる。次に、このロック本
体42の錠49に対するキー操作により、この係合状態
でロックさせれば、上記後車輪6の回転が規制されて、
鞍乗型車両1の盗難が防止される。なお、図示しない
が、ロックバー40を車体の一部と、地上の固定物とに
共に外嵌させ、これにロック本体42を係合させて、こ
れをロックさせるようにしてもよい。
【0038】上記リヤフェンダ23と荷台本体27との
間における余剰空間である空間50に、不使用時のロッ
ク具39を収納させる金属製の収納装置51が設けられ
ている。
【0039】上記収納装置51は、上記荷台24の左側
部である一側部52と、右側部である他側部53とにお
ける荷台本体27の各下面に、それぞれ取り付けられる
左右一対の第1支持部材54,54を備えている。
【0040】上記各第1支持部材54は、一本の丸棒材
の折り曲げにより形成され、側面視で、偏平なほぼU字
形状をなしている。各第1支持部材54は、上記荷台本
体27の各側部52,53の各下面とほぼ平行に前後方
向に延びる水平部55と、この水平部55の前端を上記
各側部52,53の各下面に連結させる前連結部56
と、同上水平部55の後端を上記各側部52,53の各
下面に連結させる後連結部57とで構成されている。
【0041】上記荷台本体27の下面と上記第1支持部
材54との間に左右に貫通すると共に、荷台24の左右
の外側方に向って開口する第1空間58が形成されてい
る。平面視で、ロックバー40がほぼU字形状にみえる
ように、このロックバー40をほぼ水平姿勢としたと
き、上記荷台24の荷台本体27の一側部52の外側方
から、上記ロックバー40がその両端部41,41側か
ら上記第1空間58に挿抜自在に密嵌状に挿入される。
【0042】上記したように、各第1空間58にロック
バー40を挿入させたとき、このロックバー40は、上
記各第1空間58の内面に左右に摺動自在に当接して、
ロックバー40の前後、および上下方向の移動ががたつ
きなく規制され、また、回動も規制される。上記第1空
間58の内面は、上記荷台本体27の主枠33の下面、
第1支持部材54の水平部55の上面、前連結部56の
後面、および後連結部57の前面で構成されている。
【0043】また、上記収納装置51は、上記荷台24
の右側部である他側部53に取り付けられる第2支持部
材61を備えている。
【0044】上記第2支持部材61は、一本の丸棒材の
折り曲げにより形成され、上記荷台本体27の他側部5
3の外側面から外側方に突設される上部材62と、この
上部材62の突出端から前下方に向って延出する中間部
材63と、この中間部材63の延出端から上記荷台24
の荷台ブラケット28のクロスメンバ36に向って延出
する下部材64とで構成され、この下部材64の延出端
は上記クロスメンバ36に固着されている。
【0045】上記荷台24の他側部53の外側面と、上
記第2支持部材61との間には、上記左右方向にほぼ直
交する仮想面に沿う方向に向って開口する、より具体的
には、後方に向って開口する第2空間65が形成されて
いる。上記仮想面に沿うように、荷台24の後方から前
方(斜め上前方を含む)に向って移動させられる上記ロ
ック本体42が、上記第2空間65に挿抜自在に密嵌状
に挿入される。この際、上記ロック本体42の各係合孔
48,48は上記第1空間58側に向うように挿入され
る。
【0046】上記したように、上記第2空間65にロッ
ク本体42を挿入させたとき、このロック本体42は、
上記第2空間65の内面に前後に摺動自在に当接して、
ロック本体42の左右、および上方向の移動ががたつき
なく規制され、また、回動も規制される。上記第2空間
65の内面は、上記荷台本体27の他側部53の外側
面、上記第2支持部材61の上部材62の下面、および
中間部材63の荷台24側の面で構成されている。
【0047】また、上記第2空間65にロック本体42
を挿入させたとき、このロック本体42の前面が荷台2
4の一部である荷台ブラケット28のクロスメンバ36
に当接してそれ以上の前方移動が阻止されるようになっ
ている。
【0048】そして、第2空間65にロック本体42を
挿入させて、このロック本体42を上記第2空間65の
内面に当接させると共に、上記クロスメンバ36に当接
させたとき、上記したようにロック本体42の移動が規
制されて位置決めされる。このロック本体42の位置決
めで、上記ロック本体42の各係合孔48が上記第1空
間58に挿入されたロックバー40の各端部41,41
に合致して、自動的な係合が可能とされる。このため、
上記係合の作業が容易にできる。
【0049】ロック具39の不使用時に、上記収納装置
51に収納しようとする場合には、図1中仮想線と、矢
印Aとで示すように、互いの係合が解除されたロックバ
ー40とロック本体42のうち、ロックバー40をその
両端部41,41側から第1空間58に挿入させ、この
第1空間58内で上記ロックバー40を上記荷台24の
一側部52から他側部53に向って移動させる。
【0050】一方、図1中仮想線と、矢印Bとで示すよ
うに、上記ロック本体42を第2空間65にその後方か
ら挿入させる。
【0051】そして、図1中実線で示すように、上記第
1空間58に挿入されたロックバー40の両端部41,
41と、上記第2空間65に挿入されたロック本体42
とを互いに係合させ、かつ、この係合状態でキー操作に
よりロックさせる。
【0052】すると、上記第1空間58に挿入されたロ
ックバー40は上記第1空間58の内面に当接して、前
後、および上下方向の移動が規制され、一方、上記第2
空間65に挿入されたロック本体42は上記第2空間6
5の内面に当接して左右への移動が規制される。
【0053】よって、上記第1空間58と第2空間65
に挿入された状態で、ロックバー40とロック本体42
とが互いに係合してロックされたロック具39は、全て
の方向への移動が規制され、これによって、上記ロック
具39が収納装置51にがたつきや騒音の発生なく支持
されてこの収納装置51に収納される。また、前記した
ように、上記ロックバー40の外表面には樹脂コーティ
ングが施されているため、これによって、上記がたつき
や騒音の発生がより確実に防止されると共に、車体2と
の接触で、この車体2を傷付けてしまうということが防
止される。
【0054】そして、上記の場合、収納装置51を構成
する第1空間58と第2空間65の各内面の一部はいず
れも荷台24の荷台本体27によって構成されており、
つまり、上記荷台24が上記収納装置51の構成部品と
して利用されている。
【0055】また、前記したように、第2支持部材61
は荷台本体27と荷台ブラケット28とに跨るように取
り付けられている。
【0056】このため、第2支持部材61が荷台本体2
7と荷台ブラケット28との結合強度を向上させられ、
この荷台24上に載置される荷物25が強固に支持され
る。
【0057】また、特に、図1、図4、および図6で示
すように、第1空間58に挿入されたロックバー40の
両端部41,41と、第2空間65に挿入されたロック
本体42とが互いに係合したとき、上記ロックバー40
の両端部41,41とは反対側のこのロックバー40端
部の折り曲げ部45が、荷台本体27から外側方に突出
させられている。
【0058】このため、収納装置51へのロック具39
の収納時に、ロックバー40の両端部41,41をロッ
ク本体42に係合させようとして、上記ロックバー40
を第1空間58内に押し込むときや、同上ロック具39
の使用時に、上記第1空間58に挿入されているロック
バー40を上記第1空間58から引き出すときの作業と
して、上記ロックバー40の折り曲げ部45を手で把持
する等の作業が、上記荷台本体27に邪魔されずにでき
る。
【0059】上記の場合、ロックバー40の折り曲げ部
45は荷台本体27から外側方に突出しているが、上記
折り曲げ部45は円弧状であるため、この折り曲げ部4
5が車体2の外部の物体に容易に引っ掛かるということ
が防止され、例えば、車体2の取り回しが支障なくでき
る。
【0060】一方、上記収納装置51にロック具39を
収納させるときには、通常、第2空間65にロック本体
42を挿入し、作業者がこのロック本体42を把持し
て、このロック本体42を荷台本体27の他側部53の
外側面に当接させ、この当接を維持させた状態で、上記
第1空間58にロックバー40を挿入させ、このロック
バー40の各端部41を上記ロック本体42に係合させ
る。
【0061】また、上記したように、収納装置51にロ
ック具39を収納させるときには、通常、鞍乗型車両1
を路面7上にサイドスタンド29により自立させて行う
ため、前記したように車体2は少し左方に傾いた状態で
自立させられる。この際、上記した荷台本体27の他側
部53の外側面は少し上を向くため、この外側面に対し
て上記したようにロック本体42を当接させて、これを
維持させることはし易くなり、よって、ロック具39の
収納作業が容易化される。
【0062】また、走行後には、ライダーは一般的に鞍
乗型車両1の左側に降りるため、上記実施例で示したよ
うに、ロックバー40は荷台24の左側方から第1空間
58に挿抜自在とされている。つまり、ロックバー40
はある程度長いため、鞍乗型車両1の左側に降りたライ
ダーがその手前側の空間を利用して、第1空間58への
ロックバー40の挿抜が、容易にできるように構成され
ている。
【0063】特に、図4で示すように、収納装置51に
収納したロック具39は、その下方からリヤフェンダ2
3によって全体的に覆われている。しかも、ロック具3
9のロック本体42は、その下方から前記サイレンサ1
4やサイレンサカバー15によって覆われている。この
ため、走行中に、上記後車輪6によって路面7から跳ね
上げられた泥等が上記ロック本体42に付着すること
は、上記リヤフェンダ23に加え、上記サイレンサ14
やサイレンサカバー15によっても防止される。
【0064】よって、上記ロック本体42の錠49に対
するキー操作が上記泥等によって阻害されることが防止
される。
【0065】なお、以上は図示の例によるが、第2空間
65を前方に向って開口させ、この第2空間65に対し
荷台24の前方からロック本体42を挿抜自在としても
よい。また、第2支持部材61の上部材62を設けない
で、第2空間65を前記仮想面に沿うよう上方に向けて
も開口させ、荷台24の上方から上記第2空間65にロ
ック本体42を挿抜自在としてもよく、また、上記第2
空間65を前記仮想面に沿うよう下方に向けて開口さ
せ、荷台24の下方から上記第2空間65にロック本体
42を挿抜自在とさせてもよい。
【0066】また、上記実施例に加えて、第2支持部材
61を荷台24の一側部52にも設け、第1空間58に
対しその左右いずれの方向からでもロックバー40を挿
入可能としてもよい。このようにすれば、上記実施例と
は、左右方向で逆方向でもロック具39を収納装置51
に収納させることができる。このため、収納装置51に
対するロック具39の収納、取り出し作業に、左右方向
で方向性がなくなる分、その作業性が向上する。
【0067】また、各第1支持部材54を荷台本体27
と荷台ブラケット28とに跨るように設けてもよく、こ
のようにすれば、上記各第1支持部材54が上記荷台本
体27と荷台ブラケット28との結合強度を向上させる
こととなる。
【0068】
【発明の効果】この発明によれば、荷台を荷台本体と、
荷台ブラケットとで構成する一方、ロック具をほぼU字
形状のロックバーと、ロック本体とで構成した場合にお
いて、上記荷台本体の下面に第1支持部材を取り付け、
これら荷台本体の下面と第1支持部材との間に左右に貫
通する第1空間を形成し、上記荷台の左右一側部の外側
方から、上記ロックバーをその両端部側から上記第1空
間に挿抜自在とし、同上荷台の他側部に第2支持部材を
取り付け、上記荷台の他側部の外側面と上記第2支持部
材との間に、上記左右方向にほぼ直交する仮想面に沿う
方向に向って開口する第2空間を形成し、上記仮想面に
沿った方向から上記ロック本体を上記第2空間に挿抜自
在とし、上記第1空間に挿入されたロックバーの両端部
と、上記第2空間に挿入されたロック本体とを互いに係
合可能にしてある。このため、次の効果がある。
【0069】即ち、ロック具の不使用時に、このロック
具を車体に設けられた収納装置に収納しようとする場合
には、互いの係合が解除されたロックバーとロック本体
のうち、ロックバーをその両端部側から第1空間に挿入
させる。
【0070】一方、上記ロック本体を第2空間に挿入さ
せる。
【0071】そして、上記第1空間に挿入されたロック
バーの両端部と、上記第2空間に挿入されたロック本体
とを互いに係合させ、かつ、この係合状態でロックさせ
る。
【0072】すると、上記第1空間に挿入されたロック
バーは上記第1空間の内面に当接して、前後、および上
下方向の移動が規制され、一方、上記第2空間に挿入さ
れたロック本体は上記第2空間の内面に当接して左右へ
の移動が規制される。
【0073】よって、上記第1空間と第2空間に挿入さ
れた状態で、ロックバーとロック本体とが互いに係合し
てロックされたロック具は、全ての方向への移動が規制
され、これによって、上記ロック具が収納装置に支持さ
れてこの収納装置に収納される。
【0074】そして、上記の場合、収納装置を構成する
第1空間と第2空間の各内面の一部はいずれも荷台によ
って構成されており、つまり、上記荷台が上記収納装置
の構成部品として利用されたことから、収納装置が荷台
とは別途に設けられていた従来に比べて、上記収納装置
の部品点数が少なくて済み、よって、上記収納装置の構
成が簡単になる。
【0075】上記の場合、第2支持部材を荷台本体と荷
台ブラケットとに跨るように取り付けてもよい。
【0076】このようにすれば、第2支持部材が荷台本
体と荷台ブラケットとの結合強度を向上させることとな
る。
【0077】よって、上記ロック具の収納のために設け
た第2支持部材が上記荷台の補強に有効利用された分、
簡単な構成で、上記荷台の強度が向上させられ、この荷
台上に載置される荷物が強固に支持される。
【0078】また、第1空間に挿入されたロックバーの
両端部と、第2空間に挿入されたロック本体とが互いに
係合したとき、上記ロックバーの両端部とは反対側のこ
のロックバー端部の折り曲げ部が、荷台本体から外側方
に突出するようにしてもよい。
【0079】このようにすれば、収納装置へのロック具
の収納時に、ロックバーの両端部をロック本体に係合さ
せようとして、上記ロックバーを第1空間内に押し込む
ときや、同上ロック具の使用時に、上記第2空間に挿入
されているロックバーを上記第1空間から引き出すとき
の作業として、上記ロックバーの折り曲げ部を手で把持
する等の作業が、上記荷台本体に邪魔されずにできる。
【0080】よって、収納装置に対するロック具の収
納、取り出し作業が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】荷台、ロック具、および収納装置の斜視図であ
る。
【図2】鞍乗型車両の後部の左側面図である。
【図3】図2の部分拡大図である。
【図4】図3で示したものの平面図であって、ロック具
を仮想線で示した図である。
【図5】車体後部の右側面図である。
【図6】図3の6‐6線矢視断面図である。
【図7】荷台と、収納装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 鞍乗型車両 2 車体 3 車体フレーム 6 後車輪 7 路面 23 リヤフェンダ 24 荷台 25 荷物 27 荷台本体 28 荷台ブラケット 39 ロック具 40 ロックバー 41 端部 42 ロック本体 44 バー本体 45 折り曲げ部 50 空間 51 収納装置 52 一側部 53 他側部 54 第1支持部材 58 第1空間 61 第2支持部材 65 第2空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の後部に荷台を設け、この荷台をそ
    の上面側に荷物を載置可能とさせる荷台本体と、この荷
    台本体を車体フレーム側に支持させる荷台ブラケットと
    で構成し、 一方、車両の盗難防止用ロック具を、ほぼU字形状のロ
    ックバーと、このロックバーの両端部と係脱自在とされ
    て、その係合状態でロック可能とされるロック本体とで
    構成した鞍乗型車両において、 上記荷台本体の下面に第1支持部材を取り付け、これら
    荷台本体の下面と第1支持部材との間に左右に貫通する
    第1空間を形成し、上記荷台の左右一側部の外側方か
    ら、上記ロックバーをその両端部側から上記第1空間に
    挿抜自在とし、同上荷台の他側部に第2支持部材を取り
    付け、上記荷台の他側部の外側面と上記第2支持部材と
    の間に、上記左右方向にほぼ直交する仮想面に沿う方向
    に向って開口する第2空間を形成し、上記仮想面に沿っ
    た方向から上記ロック本体を上記第2空間に挿抜自在と
    し、上記第1空間に挿入されたロックバーの両端部と、
    上記第2空間に挿入されたロック本体とを互いに係合可
    能にした鞍乗型車両の盗難防止用ロック具の収納装置。
  2. 【請求項2】 第2支持部材を荷台本体と荷台ブラケッ
    トとに跨るように取り付けた請求項1に記載の鞍乗型車
    両の盗難防止用ロック具の収納装置。
  3. 【請求項3】 第1空間に挿入されたロックバーの両端
    部と、第2空間に挿入されたロック本体とが互いに係合
    したとき、上記ロックバーの両端部とは反対側のこのロ
    ックバー端部の折り曲げ部が、荷台本体から外側方に突
    出するようにした請求項1、もしくは2に記載の鞍乗型
    車両の盗難防止用ロック具の収納装置。
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JP2005170329A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Suzuki Motor Corp スクータ型車両の収納装置
FR2983168A1 (fr) * 2011-11-30 2013-05-31 Peugeot Citroen Automobiles Sa Porte-bagages equipe d'un systeme de fixation d'un cadenas et cycle equipe d'un tel porte-bagages
CN104691657A (zh) * 2015-03-26 2015-06-10 苏州大学 基于虚拟钥匙的车锁控制系统及包含该系统的智能车锁

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