JP5889048B2 - 自動二輪車 - Google Patents
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Description
また、物品の収納又は取り出しを容易にすることができる。
先ず、図1〜図3を参照しながら、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1の全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る自動二輪車1を示す斜視図である。図2は、本実施形態の自動二輪車1の後部を示す左側面図である。図3は、本実施形態の自動二輪車1のシート30を開いた状態を示す後部斜視図である。
尚、以下の説明における前後、左右及び上下の方向の記載は、特に明記がない限り、自動二輪車に乗車する乗員(運転者)から見た方向に従う。また、図中、矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示す。
車体フレーム10は、ヘッドパイプ(図示せず)と、メインフレーム(図示せず)と、左右一対のロアフレーム14と、左右一対のリアフレーム18と、リアクロスフレーム19と、により構成される。
ヘッドパイプは、車両の前部であって前輪50とハンドル15との間に位置する筒状部材であり、その中心軸方向が前方下方に向かう傾斜角度で傾斜している。メインフレームは、側面視において、ヘッドパイプの後方中央部から斜め後下方に延びて設けられる。
左右一対のロアフレーム14は、メインフレームの後端から左右外方に延びてから各々後方に延びて設けられている(図2参照)。左右一対のリアフレーム18は、ロアフレーム14の後端から斜め後ろ上方に立ち上がって車両の後部まで延びて設けられる。リアクロスフレーム19は、左右に延びて構成され、左右一対のリアフレーム18を連結する(図4参照)。
フロントフェンダ51は、前輪50の上方に配置される。このフロントフェンダ51は、左右一対のフロントフォーク13に連結される。
ハンドル15は、前輪50の上方であってトップブリッジ16の上面に連結される。
エンジン68は、物品収納部40の下方に位置する。このエンジン68は、車体フレーム10に揺動可能に連結されている。
動力伝達装置69は、エンジン68と後輪70との間に位置する。この動力伝達装置69の前部はエンジン68に接続され、後部はリアアクスルシャフトを介して後輪70に接続されている。スイングアームの前部はエンジン68に接続され、後部はリアサスペンション61を介して車体フレーム10に連結されている。
燃料タンク64は、エンジン68の前方であって、メインフレームと左右一対のロアフレーム14とで囲まれる領域に配置されている。
リアフェンダ71は、後輪70の上方に配置される。このリアフェンダ71は、スイングユニット60に連結される。
物品収納部40は、図1及び図4に示すように、前輪50と後輪70との間における左右一対のリアフレーム18の間で、かつ、リアクロスフレーム19の後方に配置され、この物品収納部40の上部にシート30が配置される。そして、シート30は、車体フレーム10側に設けられた支持部80に支持される。また、物品収納部40及びシート30の側方は、図2に示すように、左右一対のサイドカバー21に覆われる。
底板部43は、ステップフロア25の後端部から斜め上後方に延びて配置される。
一対の側壁部44は、底板部43の左右両側部に配置され、底板部43から起立する。
一対のカバー部45は、一対の側壁部44それぞれの前端に配置される。一対のカバー部45は、後述の支持部80の内側及び上部を覆う。
以上の物品収納部40は、左右一対のリアフレーム18にビス又はボルト等により締結されて固定される。
本実施形態では、底板部43は、図6〜図8に示すように、下方開口46と、補強部47と、リッド部としてのメンテナンスリッド48と、を含んで構成される。
下方開口46は、図8に示すように、前方開口41の底部から後方にかけて形成される。この下方開口46は、物品収納部40の下方に位置するエンジン68にアクセス可能に設けられている(図8参照)。
補強部47は、下方開口46の中央付近において左右に水平に延びる。
まず、図6及び図7に示すように、フューエルリッド67を前方に跳ね上げる。次いで、図7及び図8に示すように、メンテナンスリッド48を締結する6個のビス481を取り除いた後、メンテナンスリッド48を下方開口46から取り外す。
尚、本実施形態では、メンテナンスリッド48の表面には、物品収納部40に収納された物品が底板部43で滑ることを防止するため、エンボス加工等の滑り止め加工が施されており、また、一対の側壁部44における前方開口41の近傍には、一対のフック482が取り付けられている。
シート本体31は、図3に示すように、樹脂等により形成されシート30の底面を構成するシート底板311と、シート30の上面を構成するシート表皮312と、シート底板311とシート表皮312との間に配置されるクッション材(図示せず)と、を備える。
後方クロスメンバ34は、シート本体31の後部において左右に延びて配置され、左右一対のサブフレーム32を連結する。
シートヒンジ90は、図10に示すように、フレーム取付部98と、このフレーム取付部98に設けられる前後一対の回転支持部94と、回転支持部94に取り付けられるカムスライダ93と、サブフレーム32に連結される前後一対のアーム部95と、カム96と、付勢部材97と、により構成される。
前後一対の回転支持部94のうちの前方回転支持部943は、フレーム取付部98の前端から上方に突出するプレートである。この前方回転支持部943は、後述のカムスライダ93と同形で、カムスライダ93よりも一回り小さい大きさに形成される。前方回転支持部943は、後方回転穴942と同軸の前方回転穴944を有する。
スライダ部931は、扇形状のカムスライダ93における弧の部分であり、シート30の回転軸(前後方向に延びる軸)を中心軸として孤状に形成される。
係合部932は、扇形状のカムスライダ93における一方の半径の部分であり、自動二輪車1の側方外側に設けられている。この係合部932は、カム96との係合性を向上させるため、カムスライダ93の内側に屈折した折れ線形状に形成されている。
以上のカムスライダ93は、扇形状のカムスライダ93における他方の半径の部分がフレーム取付部98の底面の位置に一致するように、前方回転支持部943の前面に連結される。
カムピン961は、前方回転穴944の中心軸と平行に配置されており、カム山962と前方アーム部952とを回転可能に連結する。このカムピン961は、図11及び図12に示すように、シート30の開閉動作に連動して移動する前方アーム部952の移動に応じてスライダ部931に沿って移動する。
カム山962は、図10〜図12に示すように、カムピン961を回転軸としており、スライダ部931に相対する頂部963を有する。このカム山962は、シート30の開閉動作に連動して移動する前方アーム部952の移動に応じてスライダ部931に沿って移動し、カム山962が係合部932に位置したときに、係合部932に係合可能に形成されている。
また、この付勢部材97は、シート30の閉動作による力がカム山962と係合部932とを係合する付勢力よりも上回ったとき、カム山962を係合部932からスライダ部931に移動することを許容し、スライダ部931に沿って内側に移動させることを可能にする。
本実施形態では、左右一対のサイドカバー21は、上部サイドカバー211と下部サイドカバー212とを含んで構成される。
前方カバー部214の上端縁217は、側面視において、支持部80の上端よりも上方に位置する。
また、下部サイドカバー(前方カバー部214及び後方カバー部215)212は、側面視において下部サイドカバー212の上端縁217よりもリアフレーム18が下方に位置するように、ビス又はボルト等によりリアフレーム18に締結されている。
例えば、本実施形態では、支持部80を、リアクロスフレーム19を介してリアフレーム18に連結したが、これに限らない。即ち、支持部を、リアフレームに直接連結してもよい。
10 車体フレーム
15 ハンドル
18 リアフレーム
19 リアクロスフレーム
25 ステップフロア
30 シート
31 シート本体
32 サブフレーム
40 物品収納部
42 上方開口
43 底板部
50 前輪
70 後輪
80 支持部
90 シートヒンジ
93 カムスライダ
96 カム
97 付勢部材
211 上部サイドカバー
212 下部サイドカバー
216 上部サイドカバーの下端縁
217 下部サイドカバーの上端縁
931 スライダ部
932 係合部
Claims (7)
- 車体フレーム(10)と、該車体フレーム(10)の前部に配置される前輪(50)と、前記車体フレーム(10)の後部に配置される後輪(70)と、前記前輪(50)の上方に配置されるハンドル(15)と、前記前輪(50)と前記後輪(70)との間に配置されると共に上方開口(42)を有する物品収納部(40)と、該物品収納部(40)の上方に配置され前記上方開口(42)を開閉自在に塞ぐシート(30)と、前記ハンドル(15)と前記シート(30)との間に設けられるステップフロア(25)と、を備える自動二輪車(1)において、
前記シート(30)は、シート本体(31)と、該シート本体(31)の左右両端の近傍の下面側に前後方向に延びて配置され該シート本体(31)に連結される左右一対のサブフレーム(32)と、を備え、
前記物品収納部(40)は、前記シート(30)が開いた状態のときに前記上方開口(42)まで連続して開口が形成される開口部(41、213)を前部又は側部に有すると共に、
前記車体フレーム(10)は、前記車体フレーム(10)から上方に突出して設けられ、シート(30)が閉じられた状態でのみ前記左右一対のサブフレーム(32)をそれぞれ支持する支持部(80)を更に備える自動二輪車(1)。 - 前記シート(30)の左右両端の下方に配置される左右一対の上部サイドカバー(211)を更に備え、
前記上部サイドカバー(211)は、前記サブフレーム(32)に締結される請求項1に記載の自動二輪車(1)。 - 前記サブフレーム(32)は、側面視において、前記上部サイドカバー(211)の下端縁(216)よりも上方に位置するように配置される請求項2に記載の自動二輪車(1)。
- 前記シート(30)の左右両端の下方に配置される左右一対の下部サイドカバー(212)を更に備え、
前記支持部(80)が配置された位置において、前記下部サイドカバー(212)の上端縁(217)は、側面視において前記支持部(80)の上端(81)よりも上方に位置する請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車(1)。 - 左側部又は右側部のいずれかにおいて、前記車体フレーム(10)と前記サブフレーム(32)とを連結して前記シート(30)を開閉させるシートヒンジ(90)を更に備え、
前記シートヒンジ(90)は、前記シート(30)が所定角度開いた状態を保持可能な開状態保持機構を備える請求項1から4のいずれかに記載の自動二輪車(1)。 - 前記シートヒンジ(90)は、
前記シート(30)の回転軸を中心軸として孤状に形成されるスライダ部(931)、及び該スライダ部(931)における前記自動二輪車(1)の側方外側に設けられる係合部(932)を有するカムスライダ(93)と、
前記シート(30)の開閉動作に応じて前記スライダ部(931)に沿って移動可能であり、かつ、前記係合部(932)に係合可能に形成されたカム(96)と、
前記カム(96)を前記スライダ部(931)の径方向内側に付勢する付勢部材(97)と、を含んで構成される請求項5に記載の自動二輪車(1)。 - 前記車体フレーム(10)は、前記ステップフロア(25)の下部から斜め上後方に延びる左右一対のリアフレーム(18)と、左右一対の該リアフレーム(18)を連結するリアクロスフレーム(19)と、を含んで構成され、
前記支持部(80)は、前記リアフレーム(18)又は前記リアクロスフレーム(19)と一体で、かつ、前記リアフレーム(18)又は前記リアクロスフレーム(19)から上方に突出して設けられる請求項1から6のいずれかに記載の自動二輪車(1)。
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