JPH0858912A - 廃棄物回収処理装置 - Google Patents

廃棄物回収処理装置

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Publication number
JPH0858912A
JPH0858912A JP20308294A JP20308294A JPH0858912A JP H0858912 A JPH0858912 A JP H0858912A JP 20308294 A JP20308294 A JP 20308294A JP 20308294 A JP20308294 A JP 20308294A JP H0858912 A JPH0858912 A JP H0858912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
crushing
vehicle
crusher
input port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20308294A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Takao
克己 高尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HIKARI GIKEN KK
Original Assignee
HIKARI GIKEN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HIKARI GIKEN KK filed Critical HIKARI GIKEN KK
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Publication of JPH0858912A publication Critical patent/JPH0858912A/ja
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  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 廃棄物を小規模でも回収処理するのに適した
ものとする。 【構成】 廃棄物Aを破砕する破砕機2を車両1に搭載
し、車両1に廃棄物Aを破砕機2の投入口22に搬入す
る搬入機構3を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物回収処理装置に
関する。さらに詳しくは、粗大ゴミ,産業廃棄物等から
なる一定の大きさを有する廃棄物を回収処理する新規な
廃棄物回収処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各地の山野には、粗大ゴミ,産業
廃棄物等からなる一定の大きさを有する廃棄物(例え
ば、家具,冷蔵庫,自転車,自動車用古タイヤ,家屋解
体材)が多量に放置されている。この廃棄物は、その性
質上、放置場所での埋設処理が不可能である。
【0003】従来、このような放置された廃棄物は、パ
ワーショベルでトラックに積載回収され、トラックで処
理工場に運搬され、処理工場で破砕,打潰,溶解等の処
理が行われている。
【0004】このような従来の廃棄物回収処理手段で
は、回収地点までパワーショベル,トラック等を派遣
し、回収した廃棄物を処理工場まで運搬しなければなら
ないため、かなり大規模な回収処理計画の下に実行でき
るもので、放置量の少ない箇所とか、放置箇所が点在し
ている場合などには不向き、という問題点がある。この
ため、各地の山野などで廃棄物の放置がなかなか改善さ
れないという状況にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の問題
点,状況を考慮してなされたもので、廃棄物を小規模で
も回収処理するのに適した廃棄物回収処理装置を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る廃棄物回収処理装置は、次のような手
段を採用する。
【0007】即ち、請求項1では、廃棄物を破砕する破
砕機を車両に搭載し、車両に廃棄物を破砕機の投入口に
搬入する搬入機構を備えてなる。
【0008】また、請求項2では、請求項1の廃棄物回
収処理装置において、破砕機は、噛合した破砕刃の間で
廃棄物を剪断破砕する構造からなることを特徴とする。
【0009】また、請求項3では、請求項1または2の
廃棄物回収処理装置において、車両に破砕機の衝撃を受
けた車体を支持して安定させる補助支脚を備えたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】前述の手段によると、請求項1では、廃棄物の
放置されている場所まで車両で移動し、搬入機構で廃棄
物を回収して、回収した廃棄物を直ちに破砕機で破砕処
理することができるため、廃棄物を小規模でも回収処理
するのに適した廃棄物回収処理装置を提供するという課
題が解決される。
【0011】また、請求項2では、前述の請求項1の作
用において、廃棄物の破砕処理は、衝撃の少ない剪断破
砕となる。
【0012】また、請求項3では、前述の請求項1,2
の作用において、補助支脚で車体の安定が保持される。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る廃棄物回収処理装置の実
施例を図面に基いて説明する。
【0014】図1,図2は、本発明に係る廃棄物回収処
理装置の第1実施例を示すものである。
【0015】この実施例では、トラック型の車両1を利
用したものを示してある。
【0016】車両1の荷台11には、破砕機2が搭載さ
れている。
【0017】破砕機2は、図2に詳細に示されるよう
に、箱形に形成された破砕室21と、破砕室21の上部
に開口された投入口22と、破砕室21の内部に水平方
向へ平行に配設された2本の回転軸23,24と、回転
軸23,24にそれぞれ一定間隔を介して同軸に固定さ
れ互いに噛合した破砕刃25,26と、回転軸23,2
4を回転駆動するモータ等の駆動部27,28とからな
る。
【0018】この破砕機2は、通常、回転軸23,24
を互いに内側方向へ回転させ、両破砕刃25,26の間
に廃棄物Aを噛込んで剪断破砕し、小さな破砕チップa
を生成するものである(図2参照)。なお、両破砕刃2
5,26の間に廃棄物Aが詰まった場合や、廃棄物Aが
特殊材料である場合には、回転軸23,24の一方また
は双方を逆回転させることもできるようになっている。
【0019】車両1の車体12の後部寄りには、搬入機
構3が備えられている。
【0020】搬入機構3は、パワーショベル型からなる
もので、車両1の車体12に回動可能に支持されたアー
ム31と、アーム31の先端に角度調整可能に取付けら
れたショベル32と、アーム31,ショベル32に連係
した図示しない油圧制御部とからなる。
【0021】この搬入機構3は、油圧制御部の制御によ
って、地面Bに放置されている廃棄物Aをショベル32
で掬い上げ、アーム31を回動させて廃棄物Aを破砕機
2の投入口22に落し込み搬入する。
【0022】車両1の車体12の下部には、補助支脚4
が備えられている。
【0023】補助支脚4は、車両1の車体12に支持さ
れ車体12の側方に伸縮可能なアーム部41と、アーム
部41の先端から地面Bに向けて垂設された昇降可能な
足部42とからなる。
【0024】この補助支脚4は、伸長させたアーム部4
1から足部42を降下させることにより、車輪13と共
に車体12を支え、破砕機2の破砕処理で発生する衝撃
に耐えて車体12の安定を保持する。
【0025】この実施例によると、車両1を走行させて
廃棄物Aが放置されている場所へ移動し、搬入機構3を
作動させて廃棄物Aを回収することになる。そして、回
収された廃棄物Aは、直ちに破砕機2で処理される。従
って、1箇所の廃棄物Aの放置量が少なくても、車両で
各地を回って回収処理を行うことができ、廃棄物Aを小
規模に回収処理するのに適している。もちろん、廃棄物
Aの放置量が多い場所においても、留まった廃棄物Aを
大規模に回収処理するということもできる。
【0026】なお、破砕機2による破砕処理では、剪断
破砕が行われて衝撃が少なくなるため、車両1の車体1
2やサスペンションへの損傷が防止される。また、補助
支脚4も車両1の車体12を安定させ、車体12やサス
ペンションの損傷防止に寄与する。
【0027】なお、廃棄物Aが破砕された破砕チップa
は、再処理工場等に運搬されるが、嵩張らないため運搬
に便利である。
【0028】図3は、本発明に係る廃棄物回収処理装置
の第2実施例を示すものである。
【0029】この実施例では、搬入機構3をコンベア型
としてある。即ち、搬入機構3は、回転ドラム33,3
4と、回転ドラム33,34の間にエンドレスに掛け渡
されたベルト35とからなり、破砕機2の投入口22か
ら地面Bへ向けて傾斜して配設されている。
【0030】この実施例によると、地面Bから破砕機2
の投入口22に廃棄物Aを連続的に搬入することができ
る。なお、この場合の廃棄物Aは、比較的小型軽量のも
のが適する。
【0031】図4は、本発明に係る廃棄物回収処理装置
の第3実施例を示すものである。
【0032】この実施例では、搬入機構3をクレーン型
としてある。即ち、搬入機構3は、車両1に回動可能に
立設された折り曲げアーム36と、折り曲げアーム36
に連結した伸縮アーム37と、伸縮アーム37の先端に
着脱可能に装着された爪型クランプ38とからなる。
【0033】この実施例によると、折り曲げアーム36
を回動させ、伸縮アーム37を伸張させて、作業員の入
り込めなかったり見通しの悪い凹所,高所での回収作業
が可能となる。また、爪型クランプ38は、廃棄物Aに
対応してマグネット盤等と交換することができる。
【0034】以上、図示した実施例の外に、破砕機2を
打潰等の他の破砕形態となる構造の実施例とすることも
可能である。
【0035】さらに、廃棄物Aが破砕された破砕チップ
aを車両1の荷台11に積載する実施例とすることもも
可能である。
【0036】さらに、廃棄物Aが破砕された破砕チップ
aを材質に応じて選別する選別機構を付設する実施例と
することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明に係る廃棄物回収処
理装置は、各請求項共通として、廃棄物が放置された場
所へ車両で移動し、廃棄物を回収して直ちに破砕処理す
るため、廃棄物を小規模でも回収処理するのに適してい
る効果がある。
【0038】さらに、各請求項共通として、廃棄物を破
砕処理して小さな破砕チップとするため、その後の運搬
等に便利となる効果がある。
【0039】さらに、請求項2のみとして、破砕機の破
砕形態が剪断破砕で衝撃の発生が少ないため、車両の損
傷が防止される効果がある。
【0040】さらに、請求項3のみとして、補助支脚に
より車両に車体を安定させることができるため、破砕機
で発生した衝撃に耐えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物回収処理装置の第1実施例
を示す側面図である。
【図2】図1のX−X拡大断面図である。
【図3】本発明に係る廃棄物回収処理装置の第2実施例
を示す側面図である。
【図4】本発明に係る廃棄物回収処理装置の第3実施例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車両 11 荷台 12 車体 2 破砕機 22 投入口 25,26 破砕刃 3 搬入機構 4 補助支脚 A 廃棄物 B 地面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を破砕する破砕機を車両に搭載
    し、車両に廃棄物を破砕機の投入口に搬入する搬入機構
    を備えてなる廃棄物回収処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の廃棄物回収処理装置におい
    て、破砕機は、噛合した破砕刃の間で廃棄物を剪断破砕
    する構造からなることを特徴とする廃棄物回収処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の廃棄物回収処理装置
    において、車両に破砕機の衝撃を受けた車体を支持して
    安定させる補助支脚を備えたことを特徴とする廃棄物回
    収処理装置。
JP20308294A 1994-08-05 1994-08-05 廃棄物回収処理装置 Pending JPH0858912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20308294A JPH0858912A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 廃棄物回収処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20308294A JPH0858912A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 廃棄物回収処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0858912A true JPH0858912A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16468069

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20308294A Pending JPH0858912A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 廃棄物回収処理装置

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JP (1) JPH0858912A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990030558A (ko) * 1997-10-01 1999-05-06 마루야마 미쯔루 콘크리트괴, 기타 폐기단괴물의 파쇄기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990030558A (ko) * 1997-10-01 1999-05-06 마루야마 미쯔루 콘크리트괴, 기타 폐기단괴물의 파쇄기

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