JPH10258405A - 樹木のチップ化方法および装置 - Google Patents
樹木のチップ化方法および装置Info
- Publication number
- JPH10258405A JPH10258405A JP6630897A JP6630897A JPH10258405A JP H10258405 A JPH10258405 A JP H10258405A JP 6630897 A JP6630897 A JP 6630897A JP 6630897 A JP6630897 A JP 6630897A JP H10258405 A JPH10258405 A JP H10258405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tree
- crushing
- chipping
- rollers
- transport pipe
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- Pending
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- Debarking, Splitting, And Disintegration Of Timber (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種建設工事現場などで工事に先だって行わ
れる樹木の伐採方法を、環境に対する影響も少なくより
効率的な方法に改善し、さらに、現場に生育する樹木を
有効に活用するための方法および装置を提供する。 【解決手段】 先端に破砕手段を有するアームを移動操
作することにより、破砕手段を建設予定地などに生育す
る樹木に直接押し当ててチップ材とする。そのための装
置として、移動台車と、移動台車上に回動自在に固定さ
れたアームと、アームの先端に設けられ樹木を破砕して
チップ材とする破砕手段とを備えたものを使用する。
れる樹木の伐採方法を、環境に対する影響も少なくより
効率的な方法に改善し、さらに、現場に生育する樹木を
有効に活用するための方法および装置を提供する。 【解決手段】 先端に破砕手段を有するアームを移動操
作することにより、破砕手段を建設予定地などに生育す
る樹木に直接押し当ててチップ材とする。そのための装
置として、移動台車と、移動台車上に回動自在に固定さ
れたアームと、アームの先端に設けられ樹木を破砕して
チップ材とする破砕手段とを備えたものを使用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建設予定地など
に生育する樹木をチップ化する方法および装置に関す
る。
に生育する樹木をチップ化する方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】森林の多い我が国においては、ダムや道
路、宅地、工場などの各種建設工事に先立って工事現場
に生えている下草や樹木を伐採しなくてはならない。こ
ういった工事現場は平地でないことも多く、現状では下
草を刈ったり樹木を伐採するといった作業はチェーンソ
ーやハーベスタを用いた人力に頼っている。伐採した樹
木のうち良質のものは木材製品にすることも可能である
が、現場から樹木をトラックに積んで搬出し多種にわた
る大小さまざまの樹木を分別するといった一連の作業に
かかる費用の問題もあって、伐採した樹木のうちほとん
どは現場で焼却してしまっている。
路、宅地、工場などの各種建設工事に先立って工事現場
に生えている下草や樹木を伐採しなくてはならない。こ
ういった工事現場は平地でないことも多く、現状では下
草を刈ったり樹木を伐採するといった作業はチェーンソ
ーやハーベスタを用いた人力に頼っている。伐採した樹
木のうち良質のものは木材製品にすることも可能である
が、現場から樹木をトラックに積んで搬出し多種にわた
る大小さまざまの樹木を分別するといった一連の作業に
かかる費用の問題もあって、伐採した樹木のうちほとん
どは現場で焼却してしまっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人力に
よる伐採作業は非効率的であるし、伐採した樹木を現場
で焼却すると地球温暖化の原因となる二酸化炭素が大量
に発生するといった問題もある。また、焼却した後に残
る灰は産業廃棄物であるからその処分には多大の費用が
かかる。
よる伐採作業は非効率的であるし、伐採した樹木を現場
で焼却すると地球温暖化の原因となる二酸化炭素が大量
に発生するといった問題もある。また、焼却した後に残
る灰は産業廃棄物であるからその処分には多大の費用が
かかる。
【0004】一方、伐採した樹木のうちにはパルプの原
料や腐植土となるチップ材に加工できるものも多く、焼
却してしまっているこれらの資源を有効に活用したいと
いう要請もある。
料や腐植土となるチップ材に加工できるものも多く、焼
却してしまっているこれらの資源を有効に活用したいと
いう要請もある。
【0005】このような事情に鑑み、本発明は、各種建
設工事現場などで工事に先だって行われる樹木の伐採方
法を、環境に対する影響も少なくより効率的な方法に改
善し、さらに、現場に生育する樹木を有効に活用するた
めの方法および装置を提供することを目的とする。
設工事現場などで工事に先だって行われる樹木の伐採方
法を、環境に対する影響も少なくより効率的な方法に改
善し、さらに、現場に生育する樹木を有効に活用するた
めの方法および装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1にかかる方法発明は、樹木の
チップ化方法であって、先端に破砕手段を有するアーム
を移動操作することにより、前記破砕手段を建設予定地
などに生育する樹木に直接押し当ててチップ材とするこ
とを特徴とする。
め、本発明のうち請求項1にかかる方法発明は、樹木の
チップ化方法であって、先端に破砕手段を有するアーム
を移動操作することにより、前記破砕手段を建設予定地
などに生育する樹木に直接押し当ててチップ材とするこ
とを特徴とする。
【0007】また、本発明のうち請求項2にかかる装置
発明は、移動台車と、この移動台車上に回動自在に固定
されたアームと、このアームの先端に設けられ樹木を破
砕してチップ材とする破砕手段とを備えることを特徴と
する。この場合、前記破砕手段により生成された前記チ
ップ材を自動搬送する自動搬送手段を備えることが好ま
しい(請求項3)。
発明は、移動台車と、この移動台車上に回動自在に固定
されたアームと、このアームの先端に設けられ樹木を破
砕してチップ材とする破砕手段とを備えることを特徴と
する。この場合、前記破砕手段により生成された前記チ
ップ材を自動搬送する自動搬送手段を備えることが好ま
しい(請求項3)。
【0008】ここで、前記破砕手段は、外周面上に多数
の刃部が突設された回転可能な単数または複数のローラ
を備えたり(請求項4)、前記破砕手段が前記ローラと
樹木との接触部を覆うフードを備えることが好ましい
(請求項6)。特に、前記複数のローラは隣接するもの
が互いに反対方向に回転するものとした方がよい(請求
項5)。
の刃部が突設された回転可能な単数または複数のローラ
を備えたり(請求項4)、前記破砕手段が前記ローラと
樹木との接触部を覆うフードを備えることが好ましい
(請求項6)。特に、前記複数のローラは隣接するもの
が互いに反対方向に回転するものとした方がよい(請求
項5)。
【0009】前記自動搬送手段は、輸送管と、該輸送管
内に負圧を導入する吸引装置とを備えたり(請求項
7)、輸送管と、該輸送管内にもうけられたオーガスク
リュとを備えるものとすることができる(請求項8)。
内に負圧を導入する吸引装置とを備えたり(請求項
7)、輸送管と、該輸送管内にもうけられたオーガスク
リュとを備えるものとすることができる(請求項8)。
【0010】また、前記フードもしくは前記自動搬送手
段が、チップ材の付着を防止するための振動する付着防
止手段を備えることが好ましい(請求項9)。
段が、チップ材の付着を防止するための振動する付着防
止手段を備えることが好ましい(請求項9)。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例によるチ
ップ化装置の全体図である。本実施例のチップ化装置は
ベースマシンとしてのバック・ホー1と、樹木をチップ
化する破砕装置3とからなる。バック・ホー1は建設機
械として広く普及しているごく一般的なもので、キャタ
ピラ(登録商標)による駆動部5と、キャビンおよびデ
ィーゼルエンジンなどの動力部6を収納する台車7と、
台車7上に回動自在に装着された2段構造のアーム部9
a、9bによって構成されている。台車7は旋回自在に
駆動部5に搭載され、また、2段のアーム部9a、9b
はそれぞれ油圧によって制御され、操作者によってアー
ム部9aの先端部を自在に位置決めおよび移動できるよ
うになっている。
ップ化装置の全体図である。本実施例のチップ化装置は
ベースマシンとしてのバック・ホー1と、樹木をチップ
化する破砕装置3とからなる。バック・ホー1は建設機
械として広く普及しているごく一般的なもので、キャタ
ピラ(登録商標)による駆動部5と、キャビンおよびデ
ィーゼルエンジンなどの動力部6を収納する台車7と、
台車7上に回動自在に装着された2段構造のアーム部9
a、9bによって構成されている。台車7は旋回自在に
駆動部5に搭載され、また、2段のアーム部9a、9b
はそれぞれ油圧によって制御され、操作者によってアー
ム部9aの先端部を自在に位置決めおよび移動できるよ
うになっている。
【0012】図2(a)、(b)、(c)はそれぞれ破
砕装置3の正面図、側面図、側断面図、図3は破砕装置
3およびアーム部9a,9bの部分拡大側面図である。
破砕装置3は、ローラ11a、11bと、ローラ11
a、11bを回転させるためのモータ13と、フード部
15によって構成されている。ローラ11a、11bの
側面には多数の刃17が突設している。モータ13はベ
ルト19aと、19bもしくは歯車(図示しない)など
の機構を通してローラ11a、11bをそれぞれ互いに
反対方向に回転させており、樹木がいわゆる逃げを生じ
ることなく確実にローラ11a、11b間に挟持され
る。モータ13の電力は動力部6に備えられた発電器2
3から供給され、電源コード21は、発電器23からモ
ータ13までバック・ホー1のアーム部9a、9bに沿
って延びる。ローラ11a、11bは、フード部15側
面に設けられた軸受25によって受承される。また、ロ
ーラ11a、11bと樹木との接触部はフード部15に
よって覆われ、ローラ11a、11bにより破砕された
チップ材を効率よく収集することができる。
砕装置3の正面図、側面図、側断面図、図3は破砕装置
3およびアーム部9a,9bの部分拡大側面図である。
破砕装置3は、ローラ11a、11bと、ローラ11
a、11bを回転させるためのモータ13と、フード部
15によって構成されている。ローラ11a、11bの
側面には多数の刃17が突設している。モータ13はベ
ルト19aと、19bもしくは歯車(図示しない)など
の機構を通してローラ11a、11bをそれぞれ互いに
反対方向に回転させており、樹木がいわゆる逃げを生じ
ることなく確実にローラ11a、11b間に挟持され
る。モータ13の電力は動力部6に備えられた発電器2
3から供給され、電源コード21は、発電器23からモ
ータ13までバック・ホー1のアーム部9a、9bに沿
って延びる。ローラ11a、11bは、フード部15側
面に設けられた軸受25によって受承される。また、ロ
ーラ11a、11bと樹木との接触部はフード部15に
よって覆われ、ローラ11a、11bにより破砕された
チップ材を効率よく収集することができる。
【0013】フード部15の前面はローラ11a、11
bと破砕対象となる樹木とが接触する開口部27となっ
ている。フード部15はフード部15後面の係止部29
によって、バック・ホー1のアーム部9a先端に回動自
在に係止される。また、フード部15の後面の油圧装置
係止部33には、油圧装置35aが連結され、バック・
ホーにシャベルが装着されているときと同じように油圧
装置35aによって開口部27の方向を傾動制御するこ
とができる。
bと破砕対象となる樹木とが接触する開口部27となっ
ている。フード部15はフード部15後面の係止部29
によって、バック・ホー1のアーム部9a先端に回動自
在に係止される。また、フード部15の後面の油圧装置
係止部33には、油圧装置35aが連結され、バック・
ホーにシャベルが装着されているときと同じように油圧
装置35aによって開口部27の方向を傾動制御するこ
とができる。
【0014】また、フード部15には輸送管37が連通
しており、輸送管37はアーム部9a、9bを経て台車
7上のチップ集積槽39まで延びている。この際、輸送
管37は作業の邪魔にならぬよう、アーム部9a、9b
の内部を通してもよいし、アーム部9a、9bの外側面
に沿って配設してもよい。フード部15内、輸送管37
内およびチップ集積槽39内はチップ集積槽39に連結
する真空ポンプもしくはコンプレッサなどの吸引装置4
1によって負圧となっている。輸送管37の材質はフレ
キシブルなゴムもしくは樹脂などの軟質のものであって
もよいし、金属などの硬質のものであってもよい。
しており、輸送管37はアーム部9a、9bを経て台車
7上のチップ集積槽39まで延びている。この際、輸送
管37は作業の邪魔にならぬよう、アーム部9a、9b
の内部を通してもよいし、アーム部9a、9bの外側面
に沿って配設してもよい。フード部15内、輸送管37
内およびチップ集積槽39内はチップ集積槽39に連結
する真空ポンプもしくはコンプレッサなどの吸引装置4
1によって負圧となっている。輸送管37の材質はフレ
キシブルなゴムもしくは樹脂などの軟質のものであって
もよいし、金属などの硬質のものであってもよい。
【0015】輸送管37にはチップ材が輸送管37内へ
付着するのを防ぐ付着防止装置40が備えられている。
付着防止装置40は輸送管37に振動を与え、付着した
チップ材をふるい落とすためのもので、電動式もしくは
エンジンの動力によって作動し、輸送管37の所定の位
置に取付けられる。
付着するのを防ぐ付着防止装置40が備えられている。
付着防止装置40は輸送管37に振動を与え、付着した
チップ材をふるい落とすためのもので、電動式もしくは
エンジンの動力によって作動し、輸送管37の所定の位
置に取付けられる。
【0016】次に、上述した装置により樹木をチップ材
とする方法につき順に説明する。
とする方法につき順に説明する。
【0017】まず、破砕目標となる樹木にバック・ホー
1を近づける。バック・ホー1を所定の距離まで近づけ
た後、操作者は油圧装置35によりアーム部9a、9b
を操作し、アーム部9aの先端に装着されている破砕装
置3を樹木に近づけ、フード部15前面から覗いている
ローラ11a、11bを樹木に接触させる。ここで、モ
ータ13の電源をONにしてローラ11a、11bを回
転させるとローラ11a、11bに接触した樹木はロー
ラ11a、11bに接触し、もしくはこれらの間に挟み
込まれて破砕され、チップ材となって飛散する。
1を近づける。バック・ホー1を所定の距離まで近づけ
た後、操作者は油圧装置35によりアーム部9a、9b
を操作し、アーム部9aの先端に装着されている破砕装
置3を樹木に近づけ、フード部15前面から覗いている
ローラ11a、11bを樹木に接触させる。ここで、モ
ータ13の電源をONにしてローラ11a、11bを回
転させるとローラ11a、11bに接触した樹木はロー
ラ11a、11bに接触し、もしくはこれらの間に挟み
込まれて破砕され、チップ材となって飛散する。
【0018】飛散したチップ材は、輸送管37に吸い込
まれ輸送管37内を伝ってチップ集積槽39のカートリ
ッジ43に蓄積される。カートリッジ43が満杯になる
と作業者に何らかの報知がなされ、カートリッジ43は
チップ集積槽39から取り外されて空のカートリッジと
交換される。満杯となって交換されたカートリッジ43
はトラックによってパルプ工場や腐植土生成工場などへ
搬送し、パルプの原料や腐植土として利用する。
まれ輸送管37内を伝ってチップ集積槽39のカートリ
ッジ43に蓄積される。カートリッジ43が満杯になる
と作業者に何らかの報知がなされ、カートリッジ43は
チップ集積槽39から取り外されて空のカートリッジと
交換される。満杯となって交換されたカートリッジ43
はトラックによってパルプ工場や腐植土生成工場などへ
搬送し、パルプの原料や腐植土として利用する。
【0019】ところで、上述した実施例においてはバッ
ク・ホー1をベースマシンとして使用しているが、ベー
スマシンはバック・ホー1に限らず他の建設機械、例え
ばショベル・カーなどを利用してもよい。上述したよう
に本実施例による装置はそれぞれが独立しているため、
どのような建設機械にも簡単に装着することができるよ
うになっている。例えば、チップ集積槽39は台車7上
でなく、輸送管37を延長してバック・ホー1から離れ
た場所に設置すれば、カートリッジ43を交換する度に
作業を中止する必要がなく、また、チップ集積槽39の
容量はバック・ホーの積載量を気にすることなく自由に
設定することができる。
ク・ホー1をベースマシンとして使用しているが、ベー
スマシンはバック・ホー1に限らず他の建設機械、例え
ばショベル・カーなどを利用してもよい。上述したよう
に本実施例による装置はそれぞれが独立しているため、
どのような建設機械にも簡単に装着することができるよ
うになっている。例えば、チップ集積槽39は台車7上
でなく、輸送管37を延長してバック・ホー1から離れ
た場所に設置すれば、カートリッジ43を交換する度に
作業を中止する必要がなく、また、チップ集積槽39の
容量はバック・ホーの積載量を気にすることなく自由に
設定することができる。
【0020】ローラ9a、9bは、いずれか一つでもよ
いし、上述の実施例では側面に多数の刃17が突設した
ものとしているがこれに代えて側面上にフライス刃が加
工されたものを用いてもよく、樹木の種類などに応じて
効率よく作業を進められるものに適宜選択することがで
きる。
いし、上述の実施例では側面に多数の刃17が突設した
ものとしているがこれに代えて側面上にフライス刃が加
工されたものを用いてもよく、樹木の種類などに応じて
効率よく作業を進められるものに適宜選択することがで
きる。
【0021】また、輸送管37の材質が金属などの硬質
のものである場合には、チップ材の滞留を防ぐために、
輸送管37の内部に動力によって回転するオーガスクリ
ュを装備してチップ材を強制的に送りだすようにしても
よい。このようにすれば、輸送管内にチップ材が滞積せ
ずチップ材をスムーズに搬送することができる。
のものである場合には、チップ材の滞留を防ぐために、
輸送管37の内部に動力によって回転するオーガスクリ
ュを装備してチップ材を強制的に送りだすようにしても
よい。このようにすれば、輸送管内にチップ材が滞積せ
ずチップ材をスムーズに搬送することができる。
【0022】以上説明したように、この実施例によれば
重い樹木をトラックに積載して搬出する必要がなく、樹
木は伐採現場で軽量のチップ材に直接加工されるため、
真空ポンプやコンプレッサなどの小型の吸引装置41に
よって容易に現場から搬出することができる。
重い樹木をトラックに積載して搬出する必要がなく、樹
木は伐採現場で軽量のチップ材に直接加工されるため、
真空ポンプやコンプレッサなどの小型の吸引装置41に
よって容易に現場から搬出することができる。
【0023】また、チップ材はパルプとして活用される
ほか土砂を混合することで腐植土として花木や野菜等の
育成のために有効に活用することができ、さらに、本願
発明によるチップ化装置を用いることにより伐採した樹
木の焼却量が減り、二酸化炭素および灰の発生量を抑え
ることができる。
ほか土砂を混合することで腐植土として花木や野菜等の
育成のために有効に活用することができ、さらに、本願
発明によるチップ化装置を用いることにより伐採した樹
木の焼却量が減り、二酸化炭素および灰の発生量を抑え
ることができる。
【0024】
【発明の効果】本願発明によれば、建設工事などの現場
において樹木を個々の大きさが比較的均一で体積も小さ
いチップ材に加工してしまうため、小型の吸引装置で容
易に現場から搬出することができ、伐採作業が大幅に省
力化され、さらに、現場に生育する樹木をチップ材とし
て有効に利用することができる。
において樹木を個々の大きさが比較的均一で体積も小さ
いチップ材に加工してしまうため、小型の吸引装置で容
易に現場から搬出することができ、伐採作業が大幅に省
力化され、さらに、現場に生育する樹木をチップ材とし
て有効に利用することができる。
【図1】本発明による一実施例の全体図である。
【図2】(a)本発明による同上一実施例による破砕装
置の正面図である。 (b)本発明による同上一実施例による破砕装置の側面
図である。 (c)本発明による同上一実施例による(a)における
破砕装置のA−A’線の側断面図である。
置の正面図である。 (b)本発明による同上一実施例による破砕装置の側面
図である。 (c)本発明による同上一実施例による(a)における
破砕装置のA−A’線の側断面図である。
【図3】本発明による同上一実施例による破砕装置およ
びアーム部の部分拡大側面図である。
びアーム部の部分拡大側面図である。
1 バック・ホー 3 破砕装置 5 駆動部 6 動力部 7 台車 9 アーム部 11 ローラ 13 モータ 15 フード部 17 刃 23 発電器 27 開口部 37 輸送管 39 チップ集積槽 41 吸引装置 43 カートリッジ
Claims (9)
- 【請求項1】 先端に破砕手段を有するアームを移動操
作することにより、前記破砕手段を建設予定地などに生
育する樹木に直接押し当ててチップ材とすることを特徴
とする樹木のチップ化方法。 - 【請求項2】 移動台車と、この移動台車上に回動自在
に取り付けられたアームと、このアームの先端に設けら
れ樹木を破砕してチップ材とする破砕手段とを備えるこ
とを特徴とする樹木のチップ化装置。 - 【請求項3】 前記破砕手段により生成された前記チッ
プ材を自動搬送する自動搬送手段を備えることを特徴と
する請求項2に記載の樹木のチップ化装置。 - 【請求項4】 前記破砕手段が、外周面上に多数の刃部
が突設された回転可能な単数または複数のローラを備え
ることを特徴とする請求項2または3に記載の樹木のチ
ップ化装置。 - 【請求項5】 前記複数のローラは、隣接するものが互
いに反対方向に回転することを特徴とする請求項4に記
載の樹木のチップ化装置。 - 【請求項6】 前記破砕手段が、前記ローラと樹木との
接触部を覆うフードを備えることを特徴とする請求項2
〜5のいずれかに記載の樹木のチップ化装置。 - 【請求項7】 前記自動搬送手段が、輸送管と、該輸送
管内に負圧を導入する吸引装置とを備えてなることを特
徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の樹木のチップ
化装置。 - 【請求項8】 前記自動搬送手段が、輸送管と、該輸送
管内に設けられたオーガスクリュとを備えてなることを
特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の樹木のチッ
プ化装置。 - 【請求項9】 前記フードもしくは前記自動搬送手段
に、チップ材の付着を防止するための振動する付着防止
手段を備えることを特徴とする請求項2〜8のいずれか
に記載の樹木のチップ化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6630897A JPH10258405A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 樹木のチップ化方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6630897A JPH10258405A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 樹木のチップ化方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10258405A true JPH10258405A (ja) | 1998-09-29 |
Family
ID=13312068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6630897A Pending JPH10258405A (ja) | 1997-03-19 | 1997-03-19 | 樹木のチップ化方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10258405A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014140783A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Amano Corp | 枝葉表土回収機、枝葉表土回収システム及び枝葉表土回収方法 |
WO2023003355A1 (ko) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | 박진옥 | 목재 공중 파쇄기 |
KR102552410B1 (ko) * | 2022-11-11 | 2023-07-06 | 케이원산업 주식회사 | 차량용 가로수 전정 장치 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP6630897A patent/JPH10258405A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014140783A (ja) * | 2013-01-22 | 2014-08-07 | Amano Corp | 枝葉表土回収機、枝葉表土回収システム及び枝葉表土回収方法 |
WO2023003355A1 (ko) * | 2021-07-20 | 2023-01-26 | 박진옥 | 목재 공중 파쇄기 |
KR102552410B1 (ko) * | 2022-11-11 | 2023-07-06 | 케이원산업 주식회사 | 차량용 가로수 전정 장치 |
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