JP2006326404A - 破砕作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】破砕部から傾斜ダンプ式の貯留部へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤを有する破砕作業車において、貯留部が傾斜方向または復帰方向へ動くときに搬送コンベヤの離脱と接続を自動的に行うことができるようにする。
【解決手段】自走式走行車1、破砕装置2、傾斜方向へ動くことによって内部の破砕物を排出する貯留槽体4、破砕装置から貯留槽体へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤ3を備え、搬送コンベヤの外筒先部には排出口が設けられ、貯留槽体の搬送コンベヤ接続側の壁部には搬入凹部43が設けられ、搬入凹部の傾斜壁には排出口とつながる搬入口が設けられて成る破砕作業車。
【選択図】図4

Description

本発明は、破砕作業車に関するものである。更に詳しくは、破砕部から傾斜ダンプ式の貯留部へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤを有する破砕作業車において、貯留部が排出位置まで傾斜したりもとの位置に復帰したりするときに、搬送コンベヤと貯留部を離したりつなげる作業を煩雑な作業をすることなく効率よく行うことができる破砕作業車に関する。
例えば、街路樹や公園の樹木の剪定作業や土手の草刈作業などによって生じる植物性廃棄物は、現在では可燃性廃棄物として焼却施設において処分されるのが一般的である。
上記のような植物性廃棄物を各発生場所で回収し、これを破砕して貯留する処理装置を自走式走行車に搭載したものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載の「植物性廃棄物の処理装置」は、スクリュー式圧縮混練粉砕装置によって処理された粉砕物を、空気搬送式の粉砕物搬送装置の搬送ダクトによって、粉砕装置から傾斜ダンプ式の粉砕物コンテナへ送る構造である。そして、粉砕物コンテナを傾斜させて粉砕物を排出するときは、搬送ダクトを粉砕物コンテナから取り外すようになっている。
また、処理対象物が植物性廃棄物ではないが、文書などの廃棄物を細断処理する破砕車も提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2記載の「廃棄物破砕車」は、自走式走行車に、スクリュー式の圧縮搬送部で破砕部から細断物積載室へ破砕物を送る構造である。なお、細断物積載室は固定式であり、傾斜ダンプ式とはなっていない。
特開2003−112070号公報
特開2005−81202号公報
上記特許文献1記載の処理装置には、次のような課題がある。
すなわち、処理対象物が含水率が高い植物性廃棄物である場合、粉砕物は圧縮粉砕によってやや粘性が高くなっているために、実際には搬送ダクトを含む搬送経路(特に曲がった角部分)に粉砕物が付着して詰まりやすい。このため、作業中に粉砕物が詰まった部分の清掃を頻繁に行う必要があり、作業に支障を来してしまう。
また、粉砕物コンテナを傾斜させて粉砕物を排出するときは、搬送ダクトを粉砕物コンテナからその都度取り外す必要があり、復帰させたときには繋がなくてはならないので、作業がきわめて煩雑である。
なお、植物性廃棄物の粉砕物のような含水率が高く、やや粘性があるものを効率よく搬送するには、スクリューコンベヤが好適である。
特許文献2の廃棄物破砕車のように、粉砕物の搬送をスクリュー式の圧縮搬送部つまりスクリューコンベアで行うものもあるが、その構造は、単に固定式の貯留部に粉砕物を送るだけものであり、粉砕物を排出する際に傾斜方向へ動くようになっている傾斜ダンプ式の貯留部には対応できない。
(本発明の目的)
本発明の目的は、破砕部から傾斜ダンプ式の貯留部へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤを有する破砕作業車において、貯留部が排出位置まで傾斜したりもとの位置に復帰したりするときに、搬送コンベヤと貯留部を離したりつなげる作業を煩雑な作業をすることなく効率よく行うことができるようにすることである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
自走式走行車と、
自走式走行車に搭載され、被破砕物を破砕する破砕装置と、
自走式走行車に搭載され、傾斜することによって内部の破砕物を排出する貯留槽体と、
破砕装置から貯留槽体へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤと、
を備えており、
貯留槽体が常態にあるときは搬送コンベアと貯留槽体はつながり、貯留槽体が破砕物を排出する傾斜状態にあるときは搬送コンベアと貯留槽体は離れるよう構成されていることを特徴とする、
破砕作業車である。
第2の発明にあっては、
自走式走行車と、
自走式走行車に搭載され、被破砕物を破砕する破砕装置と、
自走式走行車に搭載され、回動することによって内部の破砕物を排出する貯留槽体と、
破砕装置から貯留槽体へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤと、
を備えており、
上記搬送コンベヤの外筒には排出口が設けられており、
上記貯留槽体の搬送コンベヤ接続側には凹部が設けられ、凹部には搬入口が設けられており、
貯留槽体が常態にあるときは搬送コンベアの排出口と貯留槽体の搬入口はつながり、貯留槽体が破砕物を排出する傾斜状態にあるときは、搬送コンベアの排出口と貯留槽体の搬入口は離れるよう構成されていることを特徴とする、
破砕作業車である。
第3の発明にあっては、
貯留槽体の搬入口を閉鎖する手段を有することを特徴とする、
第1または第2の発明に係る破砕作業車である。
第4の発明にあっては、
搬送コンベヤは、送り方向がスクリューとは相対向する押し戻し手段を有し、スクリューと押し戻し手段の境界部が排出口に位置していることを特徴とする、
第1、第2または第3の発明に係る破砕作業車である。
処理の対象となる廃棄物は、例えば街路樹や公園の樹木の剪定作業や土手の草刈作業などによって生じる植物性廃棄物などであるが、これに限定されない。
破砕装置は、圧送用のスクリューを有し排出側にカッターを有する構造のものなど、処理する対象物に合わせて各種破砕装置が採用できる。なお、上記においてスクリューは一軸でもよいが、二軸以上のものを採用することもできる。
凹部のうち搬入口が設けられるのは、例えば天部、斜め上部または側部などであるが、限定はしない。
押し戻し手段としては、例えばスクリュー、または送り方向に対し傾斜した羽根を有する回転羽根などがあげられるが、限定はしない。
(作用)
本発明に係る破砕作業車の作用を説明する。なお、ここでは本発明の各構成要件のそれぞれに、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与し説明するが、この符号の付与は、あくまで説明の理解を容易にするためであって各構成要件の上記各部への限定を意味するものではない。
破砕作業車(A)は移動が可能であるので、例えば樹木の剪定をした歩道や公園あるいは草刈りをした河川の土手など、必要な場所に移動して剪定枝葉や刈草などの植物性廃棄物を回収して処理することができる。
まず、破砕作業車(A)を所要位置に停車させる。
植物性廃棄物を破砕装置(2)に投入し、破砕処理を行う。
破砕物はスクリュー式の搬送コンベヤ(3)によって貯留槽体(4)へ送られる。
破砕物は、例えば搬送コンベヤ(3)の外筒(30)に設けてある排出口(32)から貯留槽体(4)の凹部(43)に設けてある搬入口(44,44a)を通り貯留槽体(4)内へ搬入される。
貯留槽体(4)内に破砕物が所要量たまったところで、破砕作業車(A)を焼却施設などへ移動させる。なお、例えば破砕物を燃料などとしてリサイクルする場合は、そのための処理施設へ移動する。
貯留槽体(4)を上昇回動させて傾斜させる。これにより搬送コンベヤの排出口と貯留槽体の搬入口は離れる。また、貯留槽体内部の破砕物は外部へ排出される。
破砕物の排出が完了したら、貯留槽体(4)をもとの位置(または角度)に復帰させる。貯留槽体(4)の復帰によって、搬送コンベヤ(3)の排出口(32)と貯留槽体(4)の搬入口(44,44a)が再びつながり、破砕物を破砕装置(2)から貯留槽体(4)へ送る作業が可能になる。
貯留槽体の搬入口を閉鎖する手段を有するものは、この手段によって破砕物の搬入後に搬入口を閉鎖するようにすれば、貯留槽体(4)を傾斜させるときに、搬入口から破砕物(積載物)が漏れ出すことはない。
搬送コンベヤ(3)が、送り方向がスクリュー(31)とは相対向する押し戻し手段(34)を有し、スクリュー(31)と押し戻し手段(34)の境界部(B)が外筒(30)の排出口(32)に位置しているものは、スクリュー(31)によって押し戻し手段(34)へ送られた破砕物が、押し戻し手段(34)によってスクリュー(31)の送り方向とは相対向する方向へ押し戻される。これにより、スクリュー(31)で送られる破砕物と押し戻し手段(34)で送られる破砕物は、スクリュー(31)と押し戻し手段(34)の境界(B)付近でぶつかり、双方の送り圧力をもって排出口(32)から外部へ隆起するように押し出され、例えばスクリューだけの送り圧力によって押し出すよりもより強い圧力で排出することができる。
(a)本発明によれば、破砕装置から貯留槽体部へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤを有する破砕作業車において、貯留槽体が排出位置まで傾斜したりもとの位置に復帰したりするときに、従来のように、その都度搬送部を貯留部から取外したり繋いだりする煩雑な作業をする必要はなく、搬送コンベヤと貯留槽体の離脱と連結を効率よく行うことができる。
(b)貯留槽体の搬入口を閉鎖する手段を有するものは、貯留槽体(4)を傾斜させるときに、この手段によって破砕物の搬入後に搬入口を閉鎖するようにすれば、搬入口から破砕物(積載物)が漏れ出すことはない。
(c)搬送コンベヤが、送り方向がスクリューとは相対向する押し戻し手段を有し、スクリューと押し戻し手段の境界部が外筒の排出口に位置しているものは、スクリューによって押し戻し手段へ送られた破砕物が押し戻し手段によってスクリューの送り方向とは相対向する方向へ送られる。これにより、破砕物はスクリューと押し戻し手段の境界付近でぶつかり、双方の送り圧力をもって排出口から外部へ隆起するように強く押し出されるので、例えば搬送コンベヤの排出口あるいは排出口と連通する出口が貯留槽体内で破砕物に埋まっても、破砕物の排出を支障なく行うことができる。
従って、搬送コンベヤの排出口を必ずしも貯留槽体の上部側に位置させる必要はなく、底部側に位置させても破砕物を支障なく排出することができるので、搬送コンベヤの傾斜をより緩やかにして搬送効率を向上させることができ、長さもより短くすることができるのでコンパクトにつくることができる。
本発明を図に示した実施例に基づき詳細に説明する。
図1は本発明に係る破砕作業車の第1実施の形態を示しており側方からみた説明図、
図2は破砕作業車を上方からみた説明図、
図3は破砕作業車を後方からみた説明図、
図4は破砕作業車の貯留槽体を傾斜させた状態を示す側方からみた説明図である。
図5は破砕装置の構造を示す斜視図、
図6は破砕装置の構造を示しており搬送コンベヤ取付側からみた説明図、
図7は破砕装置の排出部の構造を示す説明図である。
図8は搬送コンベヤの構造を示し、(a)は排出口と反対側からみた斜視説明図、(b)は排出口側からみた斜視説明図、
図9は搬送コンベヤの内部構造を示す説明図、
図10は搬送コンベヤの他例を示し、(a)は内部構造の説明図、(b)は圧縮成形器の正面図である。
図10は貯留槽体のうち搬送コンベヤがつながる部分の構造を示す斜視説明図、
図11は搬送コンベヤの排出口と貯留槽体の搬入口がつながった状態を示す外部からみた斜視説明図、
図12は搬送コンベヤの排出口と貯留槽体の搬入口がつながった状態を示す貯留槽体内の斜視説明図である。
破砕作業車A1は、自走式走行車1、自走式走行車1に搭載されている破砕装置2、貯留槽体4及び破砕装置2から貯留槽体4へ破砕物を送る搬送コンベヤ3を有している。
破砕作業車A1は、主に剪定枝葉や刈草などの植物性廃棄物を回収処理するためのものである。
(自走式走行車1)
自走式走行車1は、前部にキャビン10を有し、後部にラダーフレーム11を有する自力走行が可能なトラックである。ラダーフレーム11の前部側上部には、ベース板11aが設けてある。なお、ラダーフレーム11は、他の構造のフレームあるいは更にベース板などを組み合わせたもので代替することもできる。
(破砕装置2)
図1、図2、図4及び図5ないし図7を参照して破砕装置2の構造を説明する。なお、図5ないし図7においては、被処理物を誘導するための投入テーブル200(図1、図2、図4参照)の図示を省略している。
破砕装置2は、ラダーフレーム11の前部側(進行方向側)のベース板11a上に搭載されている。破砕装置2は、図5に示すように上方が開口した箱状のフレーム29を有している。フレーム29は内側及び外側で長さが異なる四本の支脚290によって設置面に対し外側(図2で下側、図5で右側)へ下り傾斜するように支持されて固定されている。
なお、本実施の形態では支脚290で固定しているが、この構造に限定するものではなく、例えばマウントゴムを使用して固定し、ラダーフレーム11の走行時の歪みの影響を受けて破砕装置2の各部が変形することのないようにすることもできる。
フレーム29の内部にはケーシング20を有している。ケーシング20の下寄りには、四角形の投入口21が設けられている。ケーシング20の内部には、両端部を軸受27(上部側のみ図示)により軸支して二軸のスクリュー22、23が並設されている。スクリュー22、23には螺旋が互いに逆になるよう設けてあり、互いに逆回転することで送り方向が同じになる。
スクリュー22、23は、油圧モータ24を動力源としてギヤ(図示省略)を介して内回りになるよう回転駆動される。スクリュー22、23は、内回りに回転することによって、送り方向が上方向となっている。
なお、油圧モータ24は、後述する搬送コンベヤ3を駆動する油圧モータ35とともに、自走式走行車1が有しているPTO軸(power take-off shaft)(図示省略)で駆動される油圧ポンプにより駆動される構造である。
また、スクリュー22、23の螺旋羽根(符号省略)の先端の回転軌跡面の間には互いに接触しないよう数mm程度の空隙が形成されるようになっている。更には、スクリュー22とスクリュー23の回転数(回転速度)は互いに異なり、螺旋の移動速度に差があるので、被処理物を破砕する際には、被破砕物はスクリュー22、23の螺旋羽根の間の空隙の部分で揉み摺られ、一次破砕される。なお、スクリュー22、23はどちらが速く回転してもよい。
なお、投入口21には、外方へ拡がったホッパー201が取り付けられている。ホッパー201の外部開口部(符号省略)には、投入テーブル200が設けられている。投入テーブル200は、ホッパー201の外部開口部と同じ幅を有する四角形の枠200aと、枠200aの内側に所要間隔をおいて平行に設けられた多数の棒体200bで構成されている。
投入テーブル200は、水平時と垂直時(ホッパー201の外部開口部と合わさる位置)で止まるようになっており、被処理物を誘導するときには水平にしてホッパー201の外部開口部を開け、作業をしないときには垂直にして外部開口部を塞ぐとともに走行などの邪魔にならないようにする。
投入テーブル200は、被処理物をホッパー201へ誘導しやすくして作業性をよくするとともに、被処理物を投入する作業者がスクリュー22、23に巻き込まれる事故を防止するためのものであり、作業者と投入口21との間に十分な距離を確保できる大きさに形成されている。
また、投入テーブル200は、枠200aと棒体200bで形成されており隙間があるので、砂や石が混ざった草などを破砕する際に、棒体200bの隙間から砂や石を落とすことができ、スクリュー22、23による噛み込みを防止できる。なお、砂や石が無い被処理物を破砕する場合は、脱着式の鉄板などを投入テーブル200の上面に装着して作業を行うこともできる。
ケーシング20の上部排出側の壁部には、スクリュー22、23にそれぞれ対応する位置に円形の出口(図示省略)が二箇所に並設されている。各出口の外面側には、図7に示すように、固定刃250、252と回転刃251、253が交互に多層になるようにして構成されたカッター装置25が設けられている。
カッター装置25は、まず上記出口側から一層目に外径がそれぞれ出口とほぼ同じであり周方向六箇所に固定刃250を有する刃口250aを二箇所に有する刃板258が複数のボルト26に孔(符号省略)を嵌め入れて装着されている。
二層目には、円形の出口が一部をつなげて二箇所に並設されたスペーサ(図示省略:後述するスペーサ255と同様の構造)が装着されている。スペーサと同じ層の出口内には六枚刃の回転刃251(図7で全体が表れている回転刃253と同じ形状)がスクリュー軸220、230に一体で回転するよう装着されている。
三層目には、外径がそれぞれ上記出口とほぼ同じであり周方向六箇所に固定刃252を有する刃口252aを二箇所に有する刃板259が上記刃板258と同様に装着されている。固定刃250と固定刃252は、周方向へ1/2ピッチずつずらしてある。
四層目には、円形の出口254が一部をつなげて二箇所に並設されたスペーサ255が装着され、ボルト26にナット具260(図6に図示、図7では未装着)で締付固定されている。そして、スペーサ255と同じ層には六枚刃の回転刃253がスクリュー軸220、230に一体で回転するよう装着されている。上記回転刃251の刃部256と回転刃253の刃部257は、周方向へ1/2ピッチずつずらしてある。
そして、スクリュー軸220、230は上記軸受27(図7は軸受27を外した状態を示している)に装着される。なお、各スペーサ255などと同じ層にある回転刃251、253は、スペーサの出口内側の空隙内で回転可能であり、固定刃250、252と実質的に摺れながら回転するようになっている。
この構造によれば、固定刃250、252と回転刃251、253で破砕物を更に細かく揉み摺ることにより二次破砕を行なうことができる。なお、本実施の形態では固定刃と回転刃はそれぞれ二枚ずつ設けてあるが、一枚ずつとした構造でもよい。
そして、カッター装置25の下方には、破砕物を下方の搬送コンベヤ3の基部側へ誘導する中空の連通カバー28(図8、図12に図示)が取り付けてある。連通カバー28には異物の除去や点検を行うための開閉可能な点検窓280が設けられている。
(搬送コンベヤ3)
主に図8、図9、図13を参照して搬送コンベヤ3の構造を説明する。
搬送コンベヤ3はスクリューコンベヤであり、円筒形の外筒30と、外筒30内に軸線方向に内蔵され、両端部が軸受盤39で軸支されたスクリュー31を有している。スクリュー31は、基部側に設けられた油圧モータ35により駆動される。
外筒30の先端部の斜め上部側には、周壁を開口して四角形の排出口32が形成されている。排出口32には連結口体33が設けられている。連結口体33は四角形で開口部331を有する枠板330と、排出口32から開口部331側へ拡がるようにつながった連通カバー332により構成されている。
スクリュー31の先端部には、スクリュー31と同軸上に押し戻し羽根34が設けられている。押し戻し羽根34は軸周方向へ等間隔で三箇所に設けられている。各押し戻し羽根34は、スクリュー31と同じ方向へ回転することにより送り方向がスクリュー31とは相対向する方向になるように、軸線方向に対し傾斜して設けられている。なお、スクリュー31の螺旋羽根の先端部は径小羽根310となっている。
そして、スクリュー31と押し戻し羽根34の境界部Bは、外筒30の排出口32に位置するようにしてある(図9、図13参照)。また、搬送コンベヤ3の基部側には、上記破砕装置2のカッター装置25から外筒30内部へ通じる上記連通カバー28が接続されている。
なお、搬送コンベヤは、図10に示すように、スクリュー31の終端側に位置するように圧縮成形機36を外筒30に固定し、破砕物をRDF(refuse derive fuel:植物性固形燃料)に加工できるようにしてもよい。
図10に示す搬送コンベヤ3aが備えている圧縮成形機36は、外筒30内部に外周部が密着固定された円盤状の圧縮体360を有している。圧縮体360には、中心部にスクリュー31の軸部を回転可能に貫通させる軸孔362が設けてある。
圧縮体360には多数の円形の成形孔361が貫通して設けてある。圧縮体360の送り方向後部側には、基端部がスクリュー31の軸部に固定され、圧縮体360の後面に接触して回転する切断刃363が設けてある。
この構造によれば、スクリュー31で送られる破砕物を圧縮して成形孔361を通し、切断刃363で切断して細い丸棒状のRDFをつくり、押し戻し羽根34の回転により、排出口32から外部へ排出することができる。
なお、図10において、上記搬送コンベヤ3と同一または同等箇所には同一の符号を付して示し、構造について重複する説明は省略した。
搬送コンベヤ3は、貯留槽体4側へ送る方向において所要角度で登り傾斜するように、前部と後部を支持体37、38で支持して固定されている。搬送コンベヤ3の傾斜角度は特に限定するものではないが、貯留槽体4の搬入部との距離が同じであれば、角度が小さいほど短くコンパクトに形成することができる。また、破砕物をより低い位置へ送る構造となるので、動力も小さくて済み、高効率で送ることができる。
搬送コンベヤ3の先端部は、後述する貯留槽体4が下降したとき(常態にあるとき)、貯留槽体4の搬入凹部43に搬入できる長さに設定されている。
また、上記連結口体33の枠板330の角度は、水平方向に対し45°に設定されている。この角度は、後述する貯留槽体4の搬入口44、44aの口縁部の角度も同様である。これにより、上記枠板330は後述する搬入口44aの口縁部に密着することができ、排出口32と搬入口44はつながる。なお、上記枠板330と搬入口44、44aの口縁部の角度は、45°に限定されず、適宜設定が可能である。
(貯留槽体4)
主に図1ないし図4、図11ないし図13を参照して貯留槽体4の構造を説明する。
貯留槽体4は、上部と後部が開口した槽本体40を有している。槽本体40の後部側には観音開き構造の開閉可能な扉41、42を有している。槽本体40の上縁部(前部と両側部)には、扉41、42の上縁部と同じ高さに手摺り形状を有する上部フレーム49が設けられている。上部フレーム49は、例えば作業者が貯留槽体4内部を清掃する際、乗り降りするときに利用できる。
貯留槽体4は、上下方向に回動できるように下部後端部が軸支部45により軸支されており、油圧昇降機構部5によって回動昇降が可能である。なお、図1ないし図3においては貯留槽体4が下降位置(常態位置)にある常態を示し、図4においては上昇位置(傾斜排出位置)にある状態を示している。
槽本体40の前壁400側には、上記搬送コンベヤ3の先端部を搬入するための搬入凹部43が設けられている。搬入凹部43は、槽本体40の底壁401から前壁400にかけて設けられている。搬入凹部43は、側壁430、431、上部の天壁432と傾斜壁433及び奥壁434で形成されている(槽本体40の内部側の構造は図13参照)。なお、搬入凹部43は傾斜壁433に設けられている搬入口44により槽本体40の内部と通じている。
傾斜壁433は、貯留槽体4が下降したとき、上記したように傾斜した搬送コンベヤ3の外筒30に設けられている連結口体33の枠板330と平行になり互いに接面するように設けてある。また、搬入口44と後述する搬入口44aは、連結口体33の開口部331と連通できる位置に、かつほぼ同じ形状になるようにして設けられている(図13参照)。
傾斜壁433の外面側(図11で見える側)には、当板46が傾斜壁433との間に所要の隙間を設けて固定されている。当板46には、上記搬入口44と重なる位置にあり同じ形状の搬入口44aが設けられている。
上記当板46と傾斜壁433との間の隙間部分は、ガイド空隙部460となっている。ガイド空隙部460には、開閉制御板47がスライド可能に差し込まれている。
開閉制御板47の形状は、図13に想像線で示した通りである。すなわち、開閉制御板47の長手方向の一端側(外部側)には取っ手470が設けてあり、他端寄りには四角形の連通口471が貫通して設けてある。連通口471は、上記搬入口44、44aと重なるようほぼ同じ形状に形成されている。
そして、開閉制御板47を奥側端部まで押し込むことにより、搬入口44、44aは開閉制御板47の先部寄りの板部472で封鎖され、貯留槽体4が上昇するときの破砕物の飛散を防止できる(図11参照)。また、開閉制御板47を外方へやや引き出し、連通口471を搬入口44、44aと合わせることにより、搬入口44、44aは開口する(図13参照)。
なお、上記のような搬入口44、44aの開閉操作は、本実施の形態のように手動で行うこともできるし、自動化することもできる。自動化する場合、例えば開閉制御板の位置を感知するリミットスイッチを設けることにより、搬入口44、44aが閉じているときは破砕装置2と搬送コンベヤ3が駆動しないようにし、搬入口44、44aが開いている時は貯留槽体4の上昇回動(ダンプ操作)ができないようにするなどの制御を行うこともできる。
(作用)
図1ないし図13を参照して本実施の形態に係る破砕作業車A1の作用を、剪定枝や刈草などの植物性廃棄物を処理する場合を例にとり説明する。
(1)破砕作業車A1を作業位置に停車させる。作業にあたっては、まず、破砕装置2の投入テーブル200を水平に倒す(図2参照)。貯留槽体4を下降させ、開閉制御板47を図13に示す状態として連通口471を搬入口44、44aと合わせ、搬送コンベヤ3の排出口32と貯留槽体4の搬入口44、44aを連通させておく。
(2)ラダーフレーム11に設けてあるPTOスイッチ(図示省略)を入れると、油圧ポンプ(図示省略)が駆動する。運転席側のメインスイッチ(図示省略)を入れると、コントロールボックス6の電源が入る。アクセルレバーでエンジン回転を上げると、エンジン回転の変動によって破砕装置2のスクリュー22、23の回転数(回転速度)が変わり、処理能力を調節することができる。破砕装置2のスクリュー22、23と搬送コンベヤ3のスクリュー31の駆動と停止は操作レバー202で行う。なお、操作レバーはスクリュー22、23の正転、逆転、停止を行うことができる。緊急の場合はホッパー201に設けられた緊急停止ボタン203で停止させる。
(3)作業者は、植物性廃棄物を破砕作業車A1の側方から破砕装置2の投入テーブル200に載せ、投入口21へ向けて投入テーブル200で誘導するようにして投入する。投入された植物性廃棄物は、スクリュー22、23で混練圧縮され、更に揉み摺られて一次破砕が行われる。そして、一次破砕物はカッター装置25へ送られ、固定刃250、252と回転刃251、253で揉み摺られて切断され、二次破砕処理が行われる。なお、石や鉄などの異物が混入して噛み込んだ場合など、何らかの理由でスクリュー22、23に一定の負荷がかかった場合、自動でスクリュー22、23が逆転し、更に連続で複数回(例えば三回)負荷を検知したときは、破砕装置2と搬送コンベヤ3が停止するよう制御されている。つまり、異物を取り除かない限り連続運転ができない。
(4)カッター装置25から落下した破砕物は、連通カバー28内を通って搬送コンベヤ3内に入り、スクリュー31により貯留槽体4へ送られる。破砕物は、搬送コンベヤ3の外筒30に設けてある排出口32から連結口体33を通り、更に貯留槽体4の搬入凹部43の傾斜壁433に設けてある搬入口44(及び搬入口44a)を通り槽本体40内へ搬入される。なお、搬送コンベヤ3も異物混入などによりスクリュー31に一定の負荷がかかると自動で逆転する。そのときは、破砕装置2のスクリュー22、23も自動で停止する。また、更に搬送コンベヤ3が連続で複数回(例えば三回)負荷を検知したら、破砕装置2と搬送コンベヤ3が停止する。この場合も異物など負荷の原因となった要素を取り除かない限り、連続運転ができない。
なお、搬送コンベヤ3は、送り方向がスクリュー31とは相対向する押し戻し羽根34を有しているので、スクリュー31によって押し戻し羽根34側へ送られた破砕物が押し戻し羽根34の回転によってスクリュー31の送り方向とは相対向する方向へ押し戻される。これにより、破砕物はスクリュー31と押し戻し羽根34の境界部B付近でぶつかり、双方の送り圧力をもって排出口32から外部へ隆起するように強く押し出される。これにより、例えば搬送コンベヤ3の排出口32と通じる貯留槽体4側の搬入口44が破砕物に埋まって破砕物から圧力を受ける状況になっても、破砕物の槽本体40内への排出を支障なく行うことができる。
(5)貯留槽体4内に破砕物が所要量たまったところで、破砕作業車A1を焼却施設やリサイクル処理施設などへ移動させる。
(6)開閉制御板47を奥まで押し込み、搬入口44、44aを塞ぎ、内部の破砕物が漏れないようにする。そして、貯留槽体4の扉41、42を開け、貯留槽体4を油圧昇降機構部5によって上昇回動させる。これにより、破砕物は後部の開口部から外部へ排出される。排出された破砕物は焼却処理やリサイクル処理される。なお、貯留槽体4を傾斜方向へ動かすとき、搬送コンベヤ3の連結口体33が当板46から離れるだけであり、外筒30と連結口体33は搬入凹部43内で相対的に移動し、本質的に貯留槽体4と接触しないので、傾斜させる作業及び排出作業を支障なく行うことができる。
(7)破砕物の排出が完了したら、貯留槽体4を油圧昇降機構部5によって下降させ、もとの位置に復帰させる。このときにも、搬送コンベヤ3は上記上昇回動する場合と同様に本質的に貯留槽体4と接触しないので、復帰作業を支障なく行うことができる。この貯留槽体4の復帰によって、搬送コンベヤ3の連結口体33と貯留槽体4の当板46の搬入口44aが再び合わさってつながり、更に開閉制御板47を引き出して連通口471を搬入口44、44aに合わせ、排出口32と搬入口44を連通させることにより破砕物を破砕装置2から貯留槽体4へ送る作業が可能になる。
図14は本発明に係る破砕作業車の第2実施の形態を示す側方からみた説明図、
図15は破砕作業車を上方からみた説明図、
図16は破砕作業車を後方からみた説明図であり、貯留槽体を左右両側に傾斜させた状態を想像線で示した説明図である。
破砕作業車A2の破砕装置2a、搬送コンベヤ3a及び貯留槽体4aの搬入凹部(符号省略)の個々の構造は、それぞれ上記破砕作業車A1の破砕装置2、搬送コンベヤ3及び貯留槽体4の搬入凹部43と同様であるので、詳細な説明については省略する。
破砕作業車A2は、上部が開口した貯留槽体4aがラダーフレーム11の前部側に搭載されており、破砕装置2aがラダーフレーム11の後部側に設けられている。
貯留槽体4aは、左右両側部の下側に排出口402を有し、各排出口402には扉41a、42aが下端部を軸支し開閉可能に取り付けてある。貯留槽体4aは、油圧昇降機構部(図示省略)によって、左右方向へ昇降回動可能であり、傾斜して破砕物を排出する構造である(図16参照)。
破砕装置2aは、投入テーブル200が後部側に設けてあり、作業者は破砕作業車A2の後方から植物性廃棄物などをホッパー201へ投入するようになっている。
搬送コンベヤ3aは、破砕装置2aのカッター装置(符号省略)から貯留槽体4aの搬入凹部へつながり、破砕物を送ることができる。
貯留槽体4aの回動方向は、上記貯留槽体4とは異なり左右方向となっているので、搬入凹部の左右幅を上記搬入凹部43より広くして、回動昇降時に搬送コンベヤ3の先部と搬入凹部内壁が接触しないようにしている。
破砕作業車A2は、上記破砕作業車A1と破砕装置2a、搬送コンベヤ3a及び貯留槽体4aの配置あるいは作業方向が異なるだけで、構造及び使用方法や作用は同様またはほぼ同様であるので、これについての説明は省略する。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまで説明上のものであって限定的なものではなく、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明は図示されている実施の形態に限定されるものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形が可能である。
本発明に係る破砕作業車の第1実施の形態を示しており側方からみた説明図。 破砕作業車を上方からみた説明図。 破砕作業車を後方からみた説明図。 破砕作業車の貯留槽体を傾斜させた状態を示す側方からみた説明図。 破砕装置の構造を示す斜視図。 破砕装置の構造を示しており搬送コンベヤ取付側からみた説明図。 破砕装置の排出部の構造を示す説明図。 搬送コンベヤの構造を示し、(a)は排出口と反対側からみた斜視説明図、(b)は排出口側からみた斜視説明図。 搬送コンベヤの内部構造を示す説明図。 搬送コンベヤの他例を示し、(a)は内部構造の説明図、(b)は圧縮成形器の正面図。 貯留槽体のうち搬送コンベヤがつながる部分の構造を示す斜視説明図。 搬送コンベヤの排出口と貯留槽体の搬入口がつながった状態を示す外部からみた斜視説明図。 搬送コンベヤの排出口と貯留槽体の搬入口がつながった状態を示す貯留槽体内の斜視説明図。 本発明に係る破砕作業車の第2実施の形態を示す側方からみた説明図。 破砕作業車を上方からみた説明図。 破砕作業車を後方からみた説明図であり、貯留槽体を左右両側に傾斜させた状態を想像線で示した説明図。
符号の説明
A1 破砕作業車
1 自走式走行車
10 キャビン
11 ラダーフレーム
2 破砕装置
20 ケーシング
200 投入テーブル
200a 枠
200b 棒体
201 ホッパー
202 操作レバー
203 緊急停止ボタン
21 投入口
22、23 スクリュー
220、230 スクリュー軸
24 油圧モータ
25 カッター装置
250、252 固定刃
250a、252a 刃口
251、253 回転刃
254 出口
255 スペーサ
256 刃部
257 刃部
258 刃板
259 刃板
26 ボルト
260 ナット具
27 軸受
28 連通カバー
280 点検窓
29 フレーム
290 支脚
3 搬送コンベヤ
30 外筒
31 スクリュー
32 排出口
33 連結口体
330 枠板
331 開口部
332 連通カバー
34 押し戻し羽根
35 油圧モータ
36 圧縮成形機
360 圧縮体
361 成形孔
362 軸孔
363 切断刃
B 境界部
37、38 支持体
39 軸受盤
4 貯留槽体
40 槽本体
400 前壁
401 底壁
41、42 扉
43 搬入凹部
430 側壁
432 天壁
433 傾斜壁
434 奥壁
44 搬入口
44a 搬入口
45 軸支部
46 当板
460 ガイド空隙部
47 開閉制御板
470 取っ手
471 連通口
472 板部
49 上部フレーム
5 油圧昇降機構部
6 コントロールボックス
A2 破砕作業車
2a 破砕装置
3a 搬送コンベヤ
4a 貯留槽体
402 排出口
41a、42a 扉

Claims (4)

  1. 自走式走行車(1)と、
    自走式走行車(1)に搭載され、被破砕物を破砕する破砕装置(2)と、
    自走式走行車(1)に搭載され、傾斜することによって内部の破砕物を排出する貯留槽体(4)と、
    破砕装置(2)から貯留槽体(4)へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤ(3)と、
    を備えており、
    貯留槽体(4)が常態にあるときは搬送コンベア(3)と貯留槽体(4)はつながり、貯留槽体(4)が破砕物を排出する傾斜状態にあるときは搬送コンベア(3)と貯留槽体(4)は離れるよう構成されていることを特徴とする、
    破砕作業車。
  2. 自走式走行車(1)と、
    自走式走行車(1)に搭載され、被破砕物を破砕する破砕装置(2)と、
    自走式走行車(1)に搭載され、傾斜することによって内部の破砕物を排出する貯留槽体(4)と、
    破砕装置(2)から貯留槽体(4)へ破砕物を送るスクリュー式の搬送コンベヤ(3)と、
    を備えており、
    上記搬送コンベヤ(3)の外筒(30)には排出口(32)が設けられており、
    上記貯留槽体(4)の搬送コンベヤ(3)接続側には凹部(43)が設けられ、凹部(43)には搬入口(44,44a)が設けられており、
    貯留槽体(4)が常態にあるときは搬送コンベア(3)の排出口(32)と貯留槽体(4)の搬入口(44,44a)はつながり、貯留槽体(4)が破砕物を排出する傾斜状態にあるときは、搬送コンベア(3)の排出口(32)と貯留槽体(4)の搬入口(44,44a)は離れるよう構成されていることを特徴とする、
    破砕作業車。
  3. 貯留槽体(4)の搬入口(44,44a)を閉鎖する手段(47)を有することを特徴とする、
    請求項1または2記載の破砕作業車。
  4. 搬送コンベヤ(3)は、送り方向がスクリュー(31)とは相対向する押し戻し手段(34)を有し、スクリュー(31)と押し戻し手段(34)の境界部(B)が排出口(32)に位置していることを特徴とする、
    請求項1、2または3記載の破砕作業車。
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