JPH0737713Y2 - 建築廃材の粉砕装置 - Google Patents

建築廃材の粉砕装置

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JPH0737713Y2
JPH0737713Y2 JP1294492U JP1294492U JPH0737713Y2 JP H0737713 Y2 JPH0737713 Y2 JP H0737713Y2 JP 1294492 U JP1294492 U JP 1294492U JP 1294492 U JP1294492 U JP 1294492U JP H0737713 Y2 JPH0737713 Y2 JP H0737713Y2
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JP
Japan
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gear
construction waste
pair
cutters
crushing
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JP1294492U
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JPH0615739U (ja
Inventor
清志 森本
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清志 森本
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は産業廃棄物としての鉄
筋コンクリートやコンクリートのガレキ、木材その他か
らなる建築廃材を主に現場で粉砕することにより、建築
廃材を運搬しやすいコンパクトな粉砕物とするための建
築廃材の粉砕装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筋コンクリートやコンクリート
のガレキ、木材その他からなる建築廃材は、建築物を破
壊するときにショベルカー等の種々の装置を使用して粉
砕し、ダンプカー等で搬送している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら建築物を
破壊する際の粉砕程度では、嵩ばってしまって運搬の効
率が悪かった。またそのために建築物の破壊に際して、
上述の装置で細かく粉砕することは困難であった。
【0004】他方、種々の廃材を粉砕ないし切断するた
めの処理装置として、特表昭62−502528号公報
や実開昭57−136620号公報等のように、歯車を
使用したものがあるが、いずれも建築廃材等を粉砕する
用途には不向きなものであった。
【0005】この考案は従来例の上記欠点を解消しよう
とするもので、所定長さの一対の歯車状カッタを前後に
一対配置した建築廃材の粉砕部を設けることにより、建
築廃材を効率よく粉砕することができるようにした建築
廃材の粉砕装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわちこの考案の建築
廃材の粉砕装置は、建築廃材を粉砕部に強制的に圧入可
能な建築廃材の投入用シュートと、所定長さの一対の歯
車状カッタ対を前後に複数列配置した建築廃材の粉砕部
と、各列の歯車状カッタをそれぞれ駆動する駆動機構
と、上記一対の歯車状カッタの少なくとも片方を他方の
歯車状カッタに対して進退自在とするシリンダと、上記
一対の歯車状カッタ間から排出される建築廃材の粉砕物
を搬送するコンベアと、コンベアの駆動機構と、コンベ
アを上記粉砕物の排出方向に沿って進退自在とするシリ
ンダとを有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この考案は以上のように構成したので、所定長
さの一対の歯車状カッタを前後に一対配置した建築廃材
の粉砕部を設け、一方の歯車状カッタをシリンダで進退
させ、建築廃材の種類その他の条件に応じて適宜歯車状
カッタ間を調節するようにしたので、確実かつ効率よく
建築廃材を粉砕することができる。
【0008】また粉砕の程度を見ながら歯車状カッタ間
を調節することができ、非常に操作性の良好な建築廃材
の粉砕装置を提供することができる。
【0009】
【実施例】以下この考案の建築廃材の粉砕装置の1実施
例を図面に基いて説明する。
【0010】図1および図2において、1は建築廃材の
粉砕部で、基台2上に所定の幅に立設した枠体3と、こ
の枠体3間に差し渡され、両端を枠体3に軸着した所定
長さの一対の歯車状カッタ4と、一対の歯車状カッタ4
をそれぞれ駆動するモータ等の駆動機構5とを備えてい
る。
【0011】歯車状カッタ4の断面形状は、図3のよう
に鋼製のシャフト21に先端まで太さのほぼ変わらない
厚肉の歯22が突設されている。そしてシャフト21の
端部にはギア23が固定され、上記駆動機構5に取り付
けられたギア24を介して駆動される。
【0012】上記歯車状カッタ4は、それぞれ一方が枠
体3間に固定されており、他方の歯車状カッタ4は上記
一方の歯車状カッタ4に対して油圧シリンダ6によって
進退(昇降)自在となっている。この油圧シリンダ6は
基台2上に立設した上記枠体3に、その長さ方向に沿っ
て取り付けられており、粉砕しようとする建築廃材の種
類や太さに応じて適宜他方の歯車状カッタ4を進退させ
るものである。油圧シリンダ6によって進退自在の他方
の歯車状カッタ4も駆動機構5を付設され、駆動機構5
とともに昇降するようになっている。
【0013】一対の歯車状カッタ4は前後に複数列(図
においては二列)配置されており、前の歯車状カッタ
4においては大割し、後の歯車状カッタ4で小割する
ようになっている。建築廃材が大きい場合には、上記油
圧シリンダ6による一対の歯車状カッタ4間の間隙を変
えて調整することが可能である。なおそれでも送らない
場合には、歯車状カッタ4の回転を止め、正転・逆転さ
せながら油圧シリンダ6でプレスする。そして細かくな
ったものを再び歯車状カッタ4で粉砕しながら送り出
す。
【0014】7は建築廃材を粉砕部1に強制的に圧入可
能な建築廃材の投入用シュートで、基台2に回転可能に
取り付けられたフラップ状をなしており、その角度を建
築廃材の種類や粉砕程度に応じて適宜変えることができ
るようになっている。この投入用シュート7は油圧シリ
ンダ8によって駆動されるレバー9により、水平からほ
ぼ垂直まで角度を変えることができ、垂直方向に駆動す
ることによって建築廃材を粉砕部1内へ強制的に圧入す
ることができる。
【0015】11は上記一対の歯車状カッタ4間から排
出される建築廃材の粉砕物を搬送するコンベアで、クロ
ーラベルトの表面形成した突条12によって粉砕物は
確実に搬送される。このコンベア11はモータ等の駆動
機構13によって回転駆動される。またコンベア11は
付設したキャスタ14により、基台2上を上記粉砕物の
排出方向に沿って進退自在であり、基台2に固定した油
圧シリンダ15によって駆動されるようになっている。
【0016】16は運転席で、操作ハンドルや制御盤
(図示せず)が取り付けられ、粉砕状況を見ながら操作
できるようになっている。またこの考案の建築廃材の粉
砕装置は、トラック等で運搬して建築現場等で粉砕作業
ができるようになっており、建築廃材の運搬を効率よく
行なう一助とすることができる。運搬に際しては投入用
シュート7を油圧シリンダ8を駆動して垂直方向に折り
たたみ、コンベア11も油圧シリンダ15を駆動して基
台2内に収納すれば、例えば4トン車の荷台に納まるの
で非常に便利である。
【0017】また上記実施例においては建築廃材の投入
用シュート7を水平方向に形成したものを示したが、据
置き型等においては竪型とすることができ、この場合に
は一方の歯車状カッタ4に対して油圧シリンダ6によっ
て進退自在とした他方の歯車状カッタ4は、水平方向に
駆動される。
【0018】
【考案の効果】この考案は以上のように構成したので、
所定長さの一対の歯車状カッタを前後に一対配置した建
築廃材の粉砕部を設け、一方の歯車状カッタをシリンダ
で進退させ、建築廃材の種類その他の条件に応じて適宜
歯車状カッタ間を調節するようにしたので、確実かつ効
率よく建築廃材を粉砕することができる。
【0019】また粉砕の程度を見ながら歯車状カッタ間
を調節することができ、非常に操作性の良好な建築廃材
の粉砕装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の建築廃材の粉砕装置の1実施例を示
す側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】歯車状カッタの要部断面図である
【符号の説明】
1 粉砕部 2 基台 3 枠体 4 歯車状カッタ 5 駆動機構 6 油圧シリンダ 7 投入用シュート 8 油圧シリンダ 9 レバー 11 コンベア 12 突条 13 駆動機構 14 キャスタ 15 油圧シリンダ 16 運転席 21 シャフト 22 歯 23,24 ギア

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築廃材を粉砕部に強制的に圧入可能な
    建築廃材の投入用シュートと、所定長さの一対の歯車状
    カッタを前後に複数列配置した建築廃材の粉砕部と、
    各列の歯車状カッタをそれぞれ駆動する駆動機構と、上
    記一対の歯車状カッタの少なくとも片方を他方の歯車状
    カッタに対して進退自在とするシリンダと、上記一対の
    歯車状カッタ間から排出される建築廃材の粉砕物を搬送
    するコンベアと、コンベアの駆動機構と、コンベアを上
    記粉砕物の排出方向に沿って進退自在とするシリンダと
    を有することを特徴とする建築廃材の粉砕装置。
JP1294492U 1992-02-05 1992-02-05 建築廃材の粉砕装置 Expired - Lifetime JPH0737713Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1294492U JPH0737713Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 建築廃材の粉砕装置

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JP1294492U JPH0737713Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 建築廃材の粉砕装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0615739U JPH0615739U (ja) 1994-03-01
JPH0737713Y2 true JPH0737713Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=11819397

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1294492U Expired - Lifetime JPH0737713Y2 (ja) 1992-02-05 1992-02-05 建築廃材の粉砕装置

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JPH0615739U (ja) 1994-03-01

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