JPH08225102A - 破砕機付き塵芥収集車 - Google Patents
破砕機付き塵芥収集車Info
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- JPH08225102A JPH08225102A JP3099295A JP3099295A JPH08225102A JP H08225102 A JPH08225102 A JP H08225102A JP 3099295 A JP3099295 A JP 3099295A JP 3099295 A JP3099295 A JP 3099295A JP H08225102 A JPH08225102 A JP H08225102A
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Abstract
つ、車の走行を安定化させる。 【構成】 貯留ドラム1は前側でギヤ6、油圧モータ7
でもって回転させる。このドラム駆動機構を前側にした
ことにより、破砕機20を後部に取付けても車走行は安
定する。扉12及び破砕機20は門形支持フレーム9に
より支持して、その支持を安定したものとする。収集ゴ
ミは、破砕機20によって一定大きさ・形状となり、ド
ラム1内に円滑に圧縮して送り込まれる。貯留ドラム1
内は吸排気して、破砕による塵埃が投入口14、16を
通して作業者に至るのを防止する。
Description
し、細かくしてより多く収集できるとともに、収集後の
破砕処理を不要とした破砕機付き塵芥収集車に関するも
のである。
上に貯留ドラムを搭載し、この貯留ドラムの内面にその
軸方向ら旋状の送り込み羽根を設け、前記貯留ドラムの
後方開放部に塵芥投入口を有する開閉可能なテールゲー
トを取付け、このテールゲート内に掻き上げ羽根を設け
たり、貯留ドラム後部に圧縮羽根を設けた構成が一般的
である(実開昭56−92604号等参照)。
を投入すると、掻き上げ羽根又は圧縮羽根によってその
ゴミが貯留ドラム内に送り込まれ、前記送り羽根によっ
て前方に送り出される。この作用が全ての投入ゴミに対
してなされ、貯留ドラム内に圧縮状態でゴミが貯留され
る。
集にあっては、圧縮ゆえに、その減容化には限度があ
り、ゴミの大量化と交通事情の悪化した今日、収集時の
ゴミ減容化が切望されている。
産業廃棄物が増加しているが、このような産業廃棄物
は、塵芥収集車により収集されて、焼却場や埋立処分
場、或いは再利用のための加工工場に運ばれた後、処分
又は加工されている。
法令等によって最大径が概ね15cm以下に破砕・切断
することが定められ、また、再利用する場合について
も、粗破砕や細破砕等の破砕過程を経て加工処理が行な
われることが多い。
場合も、産業廃棄物を塵芥収集車によって処分地や工場
まで輸送した後、破砕機や切断機に投入して処理をしな
ければならず、このため、処理過程に多くの労力や設備
がかかり、作業効率の悪化と処理費用が高くなる問題が
ある。
たどっているが、塵芥収集車による収納能力には限界が
あるため、廃棄物の一部は未回収のまま放置され、社会
問題となる場合がある。
内に破砕機を設けることが考えられるが、破砕機は50
0〜900kg程度あり、この重量のものが後端に新た
に加わることは、従来の車では、前側が浮くなどにより
走行の不安定化をまぬがれない。また、従来では、貯留
ドラム後部を支持する旋回ベアリングのアウターレース
に開閉扉を支持していた。この構造では、破砕機を取付
けた場合、強度的に問題がある。
した、また、強度が十分な破砕機付き塵芥収集車を提供
することを第1の課題とし、それに加えて破砕効率を高
めることを第2の課題とする。
に、請求項1記載の発明にあっては、車台D上に貯留ド
ラム1を搭載し、この貯留ドラム1の内面にその軸方向
ら旋状の送り込み羽根30a…を設け、前記貯留ドラム
1の後方開放部13に、塵芥投入口14を有する開閉扉
12を取付けるとともに、その塵芥投入口14に臨む破
砕機20を設け、前記貯留ドラム1の前部にその貯留ド
ラム1と同軸のギア6を固定し、上記車台D上に前記ギ
ア6に噛み合うピニオン8を回す油圧モータ7を設けた
構成としたのである。
台D上に貯留ドラム1を搭載し、この貯留ドラム1の内
面にその軸方向ら旋状の送り込み羽根30a…を設け、
前記貯留ドラム1の後方開放部13に、塵芥投入口14
を有する開閉扉12を取付けるとともに、その塵芥投入
口14に臨む破砕機20を設け、前記車台Dの後部に、
上記貯留ドラム1の後部を跨ぐ門形支持フレーム9を立
設し、この支持フレーム9に、貯留ドラム1の後端を支
持する旋回ベアリング10を固定するとともに、上記開
閉扉12の上端を回転可能に支持した構成としたのであ
る。
2記載の発明を組合わせた構成としたものである。
を解決するためのものであり、その請求項4記載の発明
は、上記各構成の破砕機付き塵芥収集車において、その
破砕機20を、相互に噛み合う破砕刃23a、23bを
有する2本の破砕軸22a、22bを並列した2軸型と
したものである。
求項4記載の発明において、上記破砕軸22a、22b
を変速比が可変の変速機25を介し連結して1つの油圧
モータ24で駆動するようにしたもの(請求項5)、又
は、上記両破砕軸22a、22bをそれぞれ別の油圧モ
ータ24、24bにより駆動し得るようにしたものであ
る(請求項6)。
乃至6記載の発明において、上記貯留ドラム1、開閉扉
12などの駆動用油圧回路とは別に、上記破砕機20の
駆動用油圧回路を設け、その両油圧回路のそれぞれの油
圧ポンプ50、60を車のエンジンPによって駆動し、
破砕機20側の油圧ポンプ60は、可変容量型で、破砕
機20の油圧モータ24の出力を調整し得るものとした
のである。
発明において、貯留ドラムにその内部と外部を連通する
貫通孔を設け、この貫通孔に貯留ドラム内の排気手段を
接続した構成としたものである。
ドラム1の後部にあったドラム回転用のギア6及びその
駆動機構を車台D前部にもってきたため、破砕機20を
設けても、車台D重心の後方への移行がなく、車走行の
安定化が図られている。また、門型支持フレーム9で新
たに設けた破砕機20等を支持するため、開閉扉12等
の支持も安定している。
芥)を投入すると、そのゴミは、破砕刃によって細かく
破砕されたのち、貯留ドラム内に送られ、送り羽根によ
って前方に圧縮されながら送り込まれて貯留される。
23bによって破砕を行なえば、その破砕は円滑になさ
れる。このとき、可変の変速機により、破砕軸22a、
22bの回転差が調整可能であったり、別々の油圧モー
タ24a、24bにより、破砕軸22a、22bの回転
差が調整可能であれば、ゴミaの性状に合った破砕作用
が行われる破砕軸22a、22b(破砕刃23a、23
b)の回転差となるようにする。
ラム1等の駆動油圧回路とは別の油圧回路でもって作動
されていると、その油圧ポンプ60は、別油圧回路に加
え可変容量式のため、破砕機20の負荷に対応して吐出
圧及び流量を調整でき、負荷が軽ければ、油圧モータ2
4を低出力の高速回転させて、破砕効率を高め、負荷が
重ければ、油圧モータ24を高出力の低速回転させて、
確実な破砕を行う。このとき、油圧ポンプ60の所要馬
力は一定であるため、エンジンに対する負荷は常に一定
となる。このため、貯留ドラム1側への油圧ポンプ50
の運転に影響を及ぼすことはない。
生じた塵埃を吸引して外部に放出することができ、投入
口14を通る塵埃がなくなり、作業環境の改善を図り得
る。
上に貯留ドラム1が搭載されている。この貯留ドラム1
はダンプ用枠2上に後述の旋回ベアリング10と軸受3
によって回転自在に支持されており、その枠2は図2に
示すようにその後端で回動(ダンプ)自在に車台D上に
設けられている。
形の支持台4の上端に固定され、この支持台4が上記車
台Dに固定のトラニオン型油圧シリンダ5の中程にピン
5aを介して回転自在に支持されており、図2に示すよ
うに、シリンダ5が伸長すると、上記枠2が持ち上げら
れる(貯留ドラム1がダンプする)。
ラム1と同軸で固着されており、このギヤ6を、枠2上
の油圧モータ7によりピニオン8を介して回すことによ
り、貯留ドラム1が回る。このように、ドラム回転用ギ
ア6をドラム1の前面に位置させると、ドラム1の径が
変わっても、油圧モータ7の取付高さを調整することに
より、同一のギア6及び油圧モータ7でもって各径の貯
留ドラム1に対応して駆動し得る。また、ドラム駆動機
構が車台Dの前部にあれば、車台Dの重心の後方への移
行がなく、車走行も安定する。
で示す門形の支持フレーム9が立設されており、このフ
レーム9の前面に貯留ドラム1後部を支持する旋回ベア
リング10が固着されている。この支持フレーム9の上
端からアーム11が後方に延び、その端に吊り金具1
1’を介して開閉扉12が揺動自在に設けられており、
この扉12により、支持フレーム9後方に延びたラッパ
状の貯留ドラム1の後方開放部13を開閉する。その開
閉は、支持アーム9の両側に設けた油圧シリンダ15の
伸縮によって、図1又は図2のごとくなされる。
2aの前面に閉塞板12bを取付け、この閉塞板12b
の中程及び下部にゴミ投入口14、16を形成したもの
であり、上側投入口16は人の視線の高さとなってい
る。開閉扉12には下側投入口14に臨んで破砕機20
が取付けてある。
持フレーム21に2軸の破砕軸22a、22bを設け、
その破砕軸22a、22bの各破砕刃23a、23bを
噛み合わせたものである。この破砕軸22a、22bは
油圧モータ24により変速機付きギアボックス25を介
して連動して回転差をもって回転され、図5矢印のごと
く、ゴミaが投入口14から投入されると、その噛み合
いによって、そのゴミaが一定の大きさ・形状の小さな
ものとなって、貯留ドラム1内にシュート26を通して
送られる。図中20aは油圧モータ24の回転阻止用板
である。
後述のように、負荷に対応して吐出圧を調整でき、負荷
が軽ければ、油圧モータ24を低出力の高速回転させ
て、破砕効率を高め、負荷が重くなれば、油圧モータ2
4を高出力の低速回転させて、確実な破砕を行う。
うに、油圧モータ24に直結の第1破砕軸22bに、大
小の一体の歯車25a、25bが軸方向にスライド可能
に設けられ、第2破砕軸22aに同じく大小の歯車25
c、25dが固着されたものである。このため、ハンド
ル25eにより、レバー25fを介し歯車25a、25
bをスライドさせて、図示実線のごとく、歯車25aと
歯車25cを噛み合わせたり、鎖線のごとく、歯車25
bと歯車25dを噛み合わせて、2段の回転差(2変
速)を得る。この回転差は、ゴミaの性状に合わせて適
宜に選択する。多くの性状の異なるゴミaを取扱うとき
は、歯車25a…の噛み合い段数を増して2段以上の回
転差とする。一方、一定の性状のゴミaを破砕する場合
は、一段の変速のみでよく、可変しなくてもよい。
1)にはその下側のゴミ投入口14を開閉するシャッタ
27が取付けられており、このシャッタ27は、図5に
示すように、その下端でもって回動されて、下側の投入
口14を開閉する。このシャッタ27は、図8に示すよ
うに、側板27b、27bと載置板27aとから成り、
側板27b、27bを左右に開いた後、載置板27aを
下方に倒して投入口14を開放する。この開いた状態で
は、このシャッタ27(載置板27a)がゴミaの送り
台となり、この台27上に作業者がゴミaを載せて破砕
機20内に投げ込む。破砕機20の不使用時には、載置
板27aを起立させたのち側板27b、27bを閉めて
投入口14を閉じる(図2参照)。
ように覗き枠28がその下端でもって回動自在に取付け
られており、常時は、図8(a)のごとく、周知の固定
手段でもって起立状態に維持され、その透明のれん28
aを通して貯溜ドラム1内を覗き得る。破砕機20の使
用時(ゴミ収集時)には、図8(b)のごとく後に倒し
て、のれん28aを投入口14に垂らして破砕による塵
埃の飛散を防止する。上側の投入口16からは、破砕し
得ない収集物を貯溜ドラム1内に投げ込む。
枠2に取付けたフック18が係止可能となっており、こ
のフック18を油圧シリンダ19によって回動し、その
フック18に開閉扉12下端を係止して、貯溜ドラム1
内のゴミ圧によって開閉扉12が開放されるのを阻止す
る。
り羽根30aが周方向等間隔に設けられている(図1、
図6参照)。この羽根30a…の高さtは、中央に人が
通れる程度のスペースSを残して軸心に極力近づける。
羽根の枚数は任意である。人が通れるスペースSを設け
たのは、羽根30a…を修理等する際、人が移動し得る
ためであり、例えば、400mmφの穴とする。
枚のら旋状羽根30bが周方向等間隔に設けられてお
り、この羽根30bは破砕されたゴミa’を掻き上げて
前方に送り出す。この羽根30bの高さt’及び後端は
破砕機20に当たらない程度となっている。
破砕機20の駆動用油圧回路について説明すると、図9
に示すように、車のエンジンPからのシャフトに、貯留
ドラム1等の駆動用油圧回路のギヤ型油圧モータ50及
び破砕機20の駆動用油圧回路の可変容量型油圧ポンプ
60を連結する。
ポンプ50に、各種の制御弁51、52を介して、油圧
モータ7、油圧シリンダ4、15、19が接続されてお
り、その制御弁51、52によって、それら7、4、1
5、19が駆動される。図中、53はリターンフィルタ
ー、54はデセラレーションバルブ、55は逆止弁、5
6はリリーフ弁であり、そのリリーフ圧は例えば125
kg/cm2 である。
ンプ60に制御弁61を介して油圧モータ24が接続さ
れており、そのリリーフ圧は、リリーフ弁62によって
例えば250kg/cm2 とされている。その油圧ポンプ6
0は、図10に示すように周知のハンガー(スライド
板)60aの傾斜度合を調整することにより、吐出流量
を変化させるピストン式のものであり、そのハンガー6
0aの傾斜は、ばね63に抗したコントロールシリンダ
ー64の伸縮によってなされる。
一定圧力保持制御弁(DR弁)65、一定流量保持制御
弁(FR弁)66及びシーケンス弁67が付設されてい
る。このため、例えば、この油圧回路の圧力が0〜15
0kg/cm2 の低圧時で、A、Bの差圧(絞り68の両端
差圧)が10kg/cm2 以上になった場合、FR弁66
が”ON”となり、シリンダ64が伸長して、ハンガー
60aの傾斜角度が少なくなり、油圧ポンプ60の吐出
量が少なくなって流量も少なくなり、この動作をA、B
差圧が10kg/cm2 以下になるまで行う。A、B差圧が
10kg/cm2 以下になれば、FR弁66が”OFF”と
なり、前記の逆作用によって、吐出量が多くなって流量
も多くなる。
高圧時で、A、B差圧が10kg/cm2 以上となった場
合、FR弁66が”ON”となって、前述と同様に吐出
流量が少なくなり、逆に、10kg/cm2 以下となれば、
FR弁65が”OFF”となって吐出量が多くなる。こ
のようにして、一定圧力、一定流量制御がなされる。
入されて高負荷になると、シーケンス弁67が作動(O
N)して、油圧ポンプ60から油圧モータ24への油圧
回路が分流することなく2つの絞り68、69を経るも
のとなり、この両絞り68、69の相当絞り面積に応じ
たA、B差圧となって、上記高負荷(高圧力)の一定圧
力・一定流量制御がなされる。低負荷となれば、シーケ
ンス弁67がOFFして(図示の状態)、一つの絞り6
8の絞り面積に応じたA、B差圧となって、上記低負荷
(低圧力)の一定圧力・一定流量制御がなされる。すな
わち、二段の一定圧力・一定流量による油圧ポンプ24
の駆動がなされる。
り、投入口14からゴミaを投入すると、そのゴミa
は、破砕刃23a、23bによって細かく破砕されたの
ち、羽根30bによって貯留ドラム1内に送られ、送り
羽根30a…によって前方に圧縮されながら送り込まれ
て貯留される。
理場等において、図2に示すように開閉扉12を開放し
た状態で、貯留ドラム1をダンプして、その収集ゴミ
a’を、貯留ドラム1を逆転させることにより、送り羽
根30a…、30b…で焼却場のピット内等に送り出
す。
を除去する手段を設けた実施例を示す。すなわち、図1
2に示すように、貯留ドラム1の支軸40を中空軸と
し、その中に吸気管41を回転自在に貫通させて、その
一端を図11のごとく貯留ドラム1の内部上方に至らせ
る。その上端は送り羽根30aに干渉しないようにす
る。例えば、その部分の羽根30aは切除する。一方、
吸気管41の他端にはフレキシブルチューブ42を介し
て集塵機43及びブロアー44を接続する。吸気管41
は図12のごとく支杆45でもって支持台4に固定す
る。
14から貯留ドラム1、集塵機43、ブロアー44とい
う空気流路が形成されて、破砕機20の破砕作用によっ
て生じた塵埃がその空気流路に沿って流れて集塵機43
に集められる。このため、塵埃は投入口14から作業者
に至ることはない。塵埃がゴミa’中を通る間に捕捉さ
れ得れば、集塵機43を設ける必要もなく、また、吸気
管41の一端には目詰り防止用の手段、例えば金網など
を被せるとよい。
すように別々の油圧モータ24a、24bで駆動しても
よく、その場合には、図14に示す油圧回路とする。こ
のとき、同図に示すように、開口度が可変のノズル63
a、63bを設けたり、その油圧モータ24a、24b
をそれぞれ別々の油圧ポンプ60、60で駆動し得るよ
うにすれば、そのノズル63a、33b又はポンプ6
0、60の制御によって、両モータ24a、24bの出
力制御のみならず、回転差も適宜に制御できる。
a、22b(破砕刃23a、23b)の回転差も異なる
ため、その回転差が制御できれば、性状の異なるゴミを
それに合った回転差で円滑に破砕し得る。
も、図15に示すように、別の揺動枠48に取付け、こ
の枠48を油圧シリンダ49によって動かすようにして
もよい。
ものであったが、3軸型のもの、又は図16に示すよう
に、回転破砕軸22cと固定刃22dとの噛み合わせに
よって破砕する1軸型など(特願平6−252063号
等参照)の周知の構造のものに、この発明を、適宜に採
用し得ることは言うまでもない。
ドラムの駆動機構を前部側に設けたので、破砕機を設け
ても、車走行の安定化が図られている。
設けたので、開閉扉の支持が安定し、その開閉作用も安
定する。
破砕効率もよくなり、その両破砕軸の回転差を調整可能
又は油圧モータの出力を調整可能にすれば、廃棄物の性
状に合った破砕を行うことができ、破砕効率が向上す
る。この際、破砕機用駆動油圧ポンプを別回路にしてか
つ可変容量式とすれば、破砕出力を変えても、車のエン
ジンへの負荷を一定とすることができ、車のエンジンに
高出力のものを採用しなくても、充分に効率のよい破砕
を行い得る。
による塵埃がゴミ投入口を通して作業者側に流れること
がなく、作業環境の劣化を招かない。
図、bは切断正面図
図
Claims (8)
- 【請求項1】 車台D上に貯留ドラム1を搭載し、この
貯留ドラム1の内面にその軸方向ら旋状の送り込み羽根
30a…を設け、前記貯留ドラム1の後方開放部13
に、塵芥投入口14を有する開閉扉12を取付けるとと
もに、その塵芥投入口14に臨む破砕機20を設け、前
記貯留ドラム1の前部にその貯留ドラム1と同軸のギア
6を固定し、上記車台D上に前記ギア6に噛み合うピニ
オン8を回す油圧モータ7を設けたことを特徴とする破
砕機付き塵芥収集車。 - 【請求項2】 車台D上に貯留ドラム1を搭載し、この
貯留ドラム1の内面にその軸方向ら旋状の送り込み羽根
30a…を設け、前記貯留ドラム1の後方開放部13
に、塵芥投入口14を有する開閉扉12を取付けるとと
もに、その塵芥投入口14に臨む破砕機20を設け、前
記車台Dの後部に、上記貯留ドラム1の後部を跨ぐ門形
支持フレーム9を立設し、この支持フレーム9に、貯留
ドラム1の後端を支持する旋回ベアリング10を固定す
るとともに、上記開閉扉12の上端を回転可能に支持し
たことを特徴とする破砕機付き塵芥収集車。 - 【請求項3】 上記車台Dの後部に、上記貯留ドラム1
の後部を跨ぐ門形支持フレーム9を立設し、この支持フ
レーム9に、貯留ドラム1の後端を支持する旋回ベアリ
ング10を固定するとともに、上記開閉扉12の上端を
回転可能に支持したことを特徴とする請求項1記載の破
砕機付き塵芥収集車。 - 【請求項4】 上記破砕機20は、相互に噛み合う破砕
刃23a、23bを有する2本の破砕軸22a、22b
を並列した2軸型のものであることを特徴とする請求項
1乃至3のいずれか1つに記載の破砕機付き塵芥収集
車。 - 【請求項5】 上記両破砕軸22a、22bを、変速比
が可変の変速機25を介し連結して1つの油圧モータ2
4で駆動するようにしたことを特徴とする請求項4記載
の破砕機付き塵芥収集車。 - 【請求項6】 上記両破砕軸22a、22bをそれぞれ
別の油圧モータ24a、24bにより駆動し得るように
したことを特徴とする請求項4記載の破砕機付き塵芥収
集車。 - 【請求項7】 上記貯留ドラム1、開閉扉12などの駆
動用油圧回路とは別に、上記破砕機20の駆動用油圧回
路を設け、その両油圧回路のそれぞれの油圧ポンプ5
0、60を車のエンジンPによって駆動し、破砕機20
側の油圧ポンプ60は、可変容量型で、破砕機20の油
圧モータ24、24a、24bの出力を調整し得るもの
であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1つ
に記載の破砕機付き塵芥収集車。 - 【請求項8】 上記貯留ドラム1に、そのドラム1の内
部と外部を連通する貫通孔40を設け、この貫通孔40
に貯留ドラム1内の排気手段44を接続したことを特徴
とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の破砕機付
き塵芥収集車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030992A JP2902568B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 破砕機付き塵芥収集車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7030992A JP2902568B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 破砕機付き塵芥収集車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08225102A true JPH08225102A (ja) | 1996-09-03 |
JP2902568B2 JP2902568B2 (ja) | 1999-06-07 |
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ID=12319110
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7030992A Expired - Fee Related JP2902568B2 (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 破砕機付き塵芥収集車 |
Country Status (1)
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