JPH0858484A - 自動車用内装トリムの結合構造 - Google Patents

自動車用内装トリムの結合構造

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JPH0858484A
JPH0858484A JP19917194A JP19917194A JPH0858484A JP H0858484 A JPH0858484 A JP H0858484A JP 19917194 A JP19917194 A JP 19917194A JP 19917194 A JP19917194 A JP 19917194A JP H0858484 A JPH0858484 A JP H0858484A
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JP
Japan
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interior trim
partition panel
partition
automobile
trim
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JP19917194A
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English (en)
Inventor
Michiya Maeda
道也 前田
Shigeteru Ide
薫輝 井手
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 客室と荷室を区画する内装トリムの上下の各
端部に生じる浮き上がりや振動を防止し、しかも加工性
および組み付け性を向上する。 【構成】 パーティションパネル2へのクリップ50を
用いた固着部5とは別に、内装トリム3の上端部とパー
ティションメンバ1に係合部6を形成し、係合部6は内
装トリム3に形成した係合片63とパーティションメン
バに形成した爪片61から構成する。また、内装トリム
3の下端部とパーティションパネル2に係合部7を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の内装トリムの結
合構造に関し、詳しくは客室と荷室とを区画するキャビ
ンバックトリムの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内装トリムは、パーティション
パネルにクリップ等の固着部材により組み付けられてい
る。例えば、客室Aと荷室Bを区画する内装パネルであ
るキャビンバックトリム3の結合構造は、従来、図4に
示すような構造になっている。左右のサイドボディ4に
両端部を溶接等により固着されたパーティションメンバ
1の上面にパーティションパネル2が溶接されている。
パーティションパネル2は、パーティションメンバ1か
ら前方に水平部21を形成したのち下方に垂下部22を
形成し、客室Aと荷室Bとを区画している。パーティシ
ョンパネル2の客室A側の表面には、樹脂等で一体成形
された内装トリムであるキャビンバックトリム3が、固
着部5を介して例えばクリップ50を用いて組み付けら
れている。キャビンバックトリム3の水平部31および
垂下部32の背面には、各々左右に複数の固着部5が設
けられており、固着部5はクリップ装着用の保持片53
とここに装着されるクリップ50とパーティションパネ
ル2に設けた嵌合孔52とから構成されている。また、
パーティションパネル2の上部にはリヤウィンドを装着
するリヤウィンドシールド8が溶接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記キャビンバックト
リム3の上下の各端部は、固定されていないので浮き上
がりができたり、振動が発生することがあった。これを
補うべく、内装トリム3を厚くしたり剛性の高い素材を
使用すると、重量およびコストの増加要因となる。ま
た、固着部5の位置をトリム端部に配置すると、内装ト
リム中央部の剛性が低下してしまうので、固着部5の固
着箇所を増やす必要があるが、クリップ装着用の保持片
53を内装トリム3に一体成形するための成形用型は、
スライド型を使用するため、クリップ50の増加は成形
用の型費の増加につながってしまう。そこで、本発明の
目的は、重量やコストおよび部品点数を増加することな
く、内装パネルの浮き上がりや振動を防止し、強固な自
動車用内装パネルの結合構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明では、自動車のサイドボディに両端を固着
されたパーティションメンバに、客室と荷室とを区画す
るパーティションパネルを溶接し、内装トリムをパーテ
ィションパネルに固着部を介して固着する自動車用内装
トリムの結合構造において、内装トリムの上端部とパー
ティションメンバに係合部を形成し、係合部は内装トリ
ムに形成した係合片とパーティションメンバに形成した
爪片から構成している。
【0005】また、本発明では、自動車のサイドボディ
に両端を固着されたパーティションメンバに、客室と荷
室とを区画するパーティションパネルを溶接し、パーテ
ィションパネルに固着部を介して固着する自動車用内装
トリムの結合構造において、内装トリムの下端部とパー
ティションパネルに係合部を形成し、係合部は内装トリ
ムに形成した爪片とパーティションパネルに形成した嵌
合孔から構成している。
【0006】また、本発明では、自動車のサイドボディ
に両端を固着されたパーティションメンバに、客室と荷
室とを区画するパーティションパネルを溶接し、パーテ
ィションパネルに固着部を介して固着する自動車用内装
トリムの結合構造において、パーティションメンバの下
面にパーティションパネルを溶接し、内装トリムの上端
部にパーティションメンバに係合する係合部を形成する
と共に、内装トリムの下端部にパーティションパネルに
係合する係合部を形成している。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明は、パーティションメン
バに爪片を形成すると共に、内装トリムの上端部近傍に
この爪片に係合する係合片を形成したことにより、内装
トリムの上端部の固定を可能にする。請求項2に記載の
発明は、パーティションパネルに嵌合孔を形成すると共
に、内装トリムの下端部にこの嵌合孔に挿入される爪片
を形成したことにより、組み付け作業性を改善し、内装
トリムの下端部の固定を可能にする。請求項3に記載の
発明は、パーティションメンバの下面にパーティション
パネルを溶接し、内装トリムの上端部にパーティション
メンバに係合する係合部を形成すると共に内装トリムの
下端部にパーティションパネルに係合する係合部を形成
したことにより、内装トリムの上端部の固定用の係合部
の形成がパーティションメンバにプレス加工等で容易化
し、組み付け作業性を改善すると共に、内装トリムの上
下端部の固定を可能にする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づい
て説明する。図1は自動車用内装トリムの結合構造を備
えた自動車全体を示す斜視図、図2は同要部斜視図、図
3は図1におけるX−X線断面図である。自動車の客室
A後方に配設されるパーティションパネル2は、サイド
ボディ4に両端を溶接等により固着され左右サイドボデ
ィ4間に架橋されたパーティションメンバ1の上面にそ
の上端部20が溶接されている。パーティションパネル
2は、パーティションメンバ1から前方に水平部21を
形成したのち下方に垂下部22を形成し、客室Aと荷室
Bとを区画している。パーティションパネル2の客室A
側の表面には、樹脂製の内装トリムであるキャビンバッ
クトリム3が組み付けられており、板金製のパーティシ
ョンパネル2全体を覆い隠している。キャビンバックト
リム3はパーティションパネル2と同様に水平部31と
垂下部32から構成され、パーティションパネル2に沿
って組み付けられる。
【0009】キャビンバックトリム3の背面には上下に
係合部6,7および固着部5が各々左右に複数設けられ
ている。水平部31の上端部近傍に設けられた係合部6
は、後方に向かって延出する係合片63により構成さ
れ、パーティションメンバ1に設けられた爪片61に係
合される。垂下部32の上部に設けられた固着部5は、
固着部材であるクリップ50を装着する保持片53によ
り構成される。垂下部32の下部に設けられた係合部7
は、下方に延出する爪片73により構成され、パーティ
ションパネル2の嵌合孔72に挿入され係合される。キ
ャビンバックトリム3は、各係合部6,7および固着部
5を含め樹脂で一体成形されている。パーティションメ
ンバ1の客室A側の上端部には、キャビンバックトリム
3の上端部の係合部6に対応して前方に向かって延出す
る爪片61が複数設けられており、パーティションメン
バ1の加工時にプレス成形等で一体に成形される。
【0010】パーティションパネル2の垂下部22上部
および下端にはキャビンバックトリム3の固着部5およ
び係合部7に対応して、クリップ50を嵌着する嵌合孔
52および爪片73を挿入する嵌合孔72が各々複数設
けられており、パーティションパネル2の加工時にプレ
ス成形等で一体に成形される。パーティションパネル2
の下端は、キャビンバックトリム3の下端を支持するよ
うに曲折され、下方の嵌合孔72はこの曲折箇所に跨っ
て設けられている。
【0011】キャビンバックトリム3の組み付け時に
は、クリップ50を保持片53を介してキャビンバック
パネル3の背面に装着し、先ず、垂下部32下端の爪片
73をパーティションパネル2の嵌合孔72に上方から
挿入し、この爪片73を中心に後方に倒し、クリップ5
0を嵌合孔52に挿入させながら上端部の係合片63に
パーティションメンバ1の爪片61を導き、係合片63
に爪片61を係合させたところでクリップ50を嵌着位
置まで挿入し、キャビンバックトリム3の各係合部6,
7および固着部5対応部材に係合させ固定する。また、
キャビンバックトリム3の上端部の係合片63を先に係
合させて、この係合片63を中心に下方に倒し他の係合
部を係合させる方法もある。この実施例の自動車用内装
トリムの結合構造は、図3に示すように、キャビンバッ
クトリム3の上端部をパーティションメンバ1の爪片6
1で固定し、垂下部32上部を固着部材を介してパーテ
ィションパネル2の嵌合孔52で固定し、下部をパーテ
ィションパネルの2の嵌合孔72に挿入して固定するこ
とにより、所定の間隔を保った状態で結合され、クリッ
プ50の使用数を減らすと同時に上下端部の浮き上がり
あるいは振動の発生が阻止される。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の発明は、
パーティションメンバに爪片を形成すると共に、内装ト
リムの上端部近傍にこの爪片に係合する係合片を形成し
たことにより、重量,コストを増加させることなく内装
トリムの上端部の固定を可能にし、上端部の浮き上がり
を防止すると共にトリムの振動の発生を防止できる。請
求項2に記載の発明は、パーティションパネルに嵌合孔
を形成すると共に、内装トリムの下端部にこの嵌合孔に
挿入される爪片を形成したことにより、組み付け作業性
を改善し、重量,コストを増加させることなく内装トリ
ムの下端部の固定を可能にし、下端部の浮き上がりを防
止すると共にトリムの振動の発生を防止できる。請求項
3に記載の発明は、パーティションメンバの下面にパー
ティションパネルを溶接し、内装トリムの上端部にパー
ティションメンバに係合する係合部を形成すると共に内
装トリムの下端部にパーティションパネルに係合する係
合部を形成したことにより、内装トリムの上端部の固定
用の係合部の形成がパーティションメンバにプレス加工
等で容易化し、組み付け作業性を改善すると共に重量、
コストを増加させることなく内装トリムの上下端部の固
定を可能にし、上下端部の浮き上がりを防止すると共に
トリムの振動の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用内装トリムの結合構造を備えた自動車
全体を示す斜視図である。
【図2】自動車用内装トリムの結合構造を示す要部斜視
図である。
【図3】図1におけるX−X線断面図である。
【図4】従来の自動車用内装トリムの結合構造を示す図
3と同様の断面図である。
【符号の説明】
1 パーティションメンバ 2 パーティションパネル 3 内装トリム 4 サイドボディ 5 固着部 6 係合部 7 係合部 61 爪片 63 係合片 72 嵌合孔 73 爪片 A 客室 B 荷室

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のサイドボディに両端を固着され
    たパーティションメンバに、客室と荷室とを区画するパ
    ーティションパネルを溶接し、内装トリムを該パーティ
    ションパネルに固着部を介して固着する自動車用内装ト
    リムの結合構造において、前記内装トリムの上端部とパ
    ーティションメンバに係合部を形成し、係合部は内装ト
    リムに形成した係合片とパーティションメンバに形成し
    た爪片から構成したことを特徴とする自動車用内装トリ
    ムの結合構造。
  2. 【請求項2】 自動車のサイドボディに両端を固着され
    たパーティションメンバに、客室と荷室とを区画するパ
    ーティションパネルを溶接し、該パーティションパネル
    に固着部を介して固着する自動車用内装トリムの結合構
    造において、前記内装トリムの下端部とパーティション
    パネルに係合部を形成し、係合部は内装トリムに形成し
    た爪片とパーティションパネルに形成した嵌合孔から構
    成したことを特徴とする自動車用内装トリムの結合構
    造。
  3. 【請求項3】 自動車のサイドボディに両端を固着され
    たパーティションメンバに、客室と荷室とを区画するパ
    ーティションパネルを溶接し、該パーティションパネル
    に固着部を介して固着する自動車用内装トリムの結合構
    造において、前記パーティションメンバの下面に前記パ
    ーティションパネルを溶接し、前記内装トリムの上端部
    に該パーティションメンバに係合する係合部を形成する
    と共に、内装トリムの下端部に該パーティションパネル
    に係合する係合部を形成したことを特徴とする自動車用
    内装トリムの結合構造。
JP19917194A 1994-08-24 1994-08-24 自動車用内装トリムの結合構造 Pending JPH0858484A (ja)

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JP19917194A JPH0858484A (ja) 1994-08-24 1994-08-24 自動車用内装トリムの結合構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014151655A (ja) * 2013-02-04 2014-08-25 Toyota Boshoku Corp ルームパーティション構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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