JPH0858354A - 自動車の換気構造 - Google Patents
自動車の換気構造Info
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- JPH0858354A JPH0858354A JP6195047A JP19504794A JPH0858354A JP H0858354 A JPH0858354 A JP H0858354A JP 6195047 A JP6195047 A JP 6195047A JP 19504794 A JP19504794 A JP 19504794A JP H0858354 A JPH0858354 A JP H0858354A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベンチレータガーニッシュを省き、十分な換
気性能を確保し、コストを安くする。 【構成】 リアガラス5とパーティショントリム4との
間に第1の隙間6を設け、パーティショントリム4とト
ランクルーム1の上部を形成するパーティションリアパ
ネル3との間に第1の隙間6に通ずる第2の隙間7を設
け、パーティショントリム4に面したパーティションリ
アパネル3の部分に通風穴8を開け、第1の隙間6と第
2の隙間7と通風穴8とによって室内の空気をパーティ
ショントリム4側からトランクルーム1内に入れるため
の導入路9を形成している。
気性能を確保し、コストを安くする。 【構成】 リアガラス5とパーティショントリム4との
間に第1の隙間6を設け、パーティショントリム4とト
ランクルーム1の上部を形成するパーティションリアパ
ネル3との間に第1の隙間6に通ずる第2の隙間7を設
け、パーティショントリム4に面したパーティションリ
アパネル3の部分に通風穴8を開け、第1の隙間6と第
2の隙間7と通風穴8とによって室内の空気をパーティ
ショントリム4側からトランクルーム1内に入れるため
の導入路9を形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のパーティショ
ントリムに設けられた換気構造に関するものである。
ントリムに設けられた換気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における自動車の換気構造は、図6
〜図8に示すように、車両の後部に形成したトランクル
ーム1の上部を構成するパーティションリアパネル3の
上面を覆うパーティショントリム4を設け、該パーティ
ショントリム4の後端をリアガラス5に対向させ、パー
ティショントリム4にベンチレータインレット4aを設
けてある。
〜図8に示すように、車両の後部に形成したトランクル
ーム1の上部を構成するパーティションリアパネル3の
上面を覆うパーティショントリム4を設け、該パーティ
ショントリム4の後端をリアガラス5に対向させ、パー
ティショントリム4にベンチレータインレット4aを設
けてある。
【0003】また、パーティショントリム4は、通常、
ハードボード10の表面に、不織布11が貼られてな
り、空気の取り入れ口として、複雑な形状の穴が設けら
れており、この穴の外観上の処理として、別部品の樹脂
などからなるベンチレータガーニッシュ13が取付けら
れていた。そして、室内の空気が、矢印Pで示すよう
に、ベンチレータインレット4a及びパーティションリ
アパネル3の穴3aから入ってトランクルーム1内を通
り、バンパ12によって覆われた位置における車両の外
側に設けたベンチレータアウトレット1aから室外に出
されていた。
ハードボード10の表面に、不織布11が貼られてな
り、空気の取り入れ口として、複雑な形状の穴が設けら
れており、この穴の外観上の処理として、別部品の樹脂
などからなるベンチレータガーニッシュ13が取付けら
れていた。そして、室内の空気が、矢印Pで示すよう
に、ベンチレータインレット4a及びパーティションリ
アパネル3の穴3aから入ってトランクルーム1内を通
り、バンパ12によって覆われた位置における車両の外
側に設けたベンチレータアウトレット1aから室外に出
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の自動車の換
気構造では、図9に示すように、ベンチレータガーニッ
シュ13は穴の内側を見えないように隠すために傾斜し
た複数の覆い片13aを一体に有する複雑な形状をなし
ており、このため、コストが高くなるという欠点があっ
た。
気構造では、図9に示すように、ベンチレータガーニッ
シュ13は穴の内側を見えないように隠すために傾斜し
た複数の覆い片13aを一体に有する複雑な形状をなし
ており、このため、コストが高くなるという欠点があっ
た。
【0005】また、パーティショントリム4とベンチレ
ータガーニッシュ13は、車両の走行時に異音が生じな
いように堅固に固定する必要があるため、固定方法によ
ってはコストが高くなる。更に、サイドガラス14の曇
り止めのためのデフロスタ性能により、ベンチレータイ
ンレット4aがある程度の大きさを要求され、その小型
化が困難であるという欠点があった。
ータガーニッシュ13は、車両の走行時に異音が生じな
いように堅固に固定する必要があるため、固定方法によ
ってはコストが高くなる。更に、サイドガラス14の曇
り止めのためのデフロスタ性能により、ベンチレータイ
ンレット4aがある程度の大きさを要求され、その小型
化が困難であるという欠点があった。
【0006】本発明は、かかる従来の欠点に鑑みなされ
たものであって、ベンチレータガーニッシュの必要がな
く、十分な換気性能を確保することができ、コストが安
くなる自動車の換気構造を提供することを目的とする。
たものであって、ベンチレータガーニッシュの必要がな
く、十分な換気性能を確保することができ、コストが安
くなる自動車の換気構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、室内の空気をパーティ
ショントリム側からトランクルーム内に入れ、該トラン
クルームから室外へ排出する自動車の換気構造におい
て、リアガラスと前記パーティショントリムとの間に第
1の隙間を設け、パーティショントリムとトランクルー
ムの上部を形成するパーティションリアパネルとの間に
前記第1の隙間に通ずる第2の隙間を設け、前記パーテ
ィショントリムに面したパーティションリアパネルの部
分に通風穴を開け、前記第1の隙間と第2の隙間と通風
穴とによって室内の空気をパーティショントリム側から
トランクルーム内に入れるための導入路を形成したこと
を特徴とする。請求項2に記載の本発明は、室内の空気
をパーティショントリム側からトランクルーム内に入
れ、該トランクルームから室外へ排出する自動車の換気
構造において、前記パーティショントリムに面したパー
ティションリアパネルの部分に通風穴を開け、上記パー
ティショントリムの先端部寄りの位置には前記通風穴に
通ずる導入口を形成したことを特徴とし、また、請求項
3に記載の本発明の要旨は、上記パーティショントリム
の先端部には前記第1の隙間に対し並列的関係にて上記
通風穴に通ずる導入口を形成したことを特徴とする請求
項1に記載の自動車の換気構造にある。
に、請求項1に記載の本発明は、室内の空気をパーティ
ショントリム側からトランクルーム内に入れ、該トラン
クルームから室外へ排出する自動車の換気構造におい
て、リアガラスと前記パーティショントリムとの間に第
1の隙間を設け、パーティショントリムとトランクルー
ムの上部を形成するパーティションリアパネルとの間に
前記第1の隙間に通ずる第2の隙間を設け、前記パーテ
ィショントリムに面したパーティションリアパネルの部
分に通風穴を開け、前記第1の隙間と第2の隙間と通風
穴とによって室内の空気をパーティショントリム側から
トランクルーム内に入れるための導入路を形成したこと
を特徴とする。請求項2に記載の本発明は、室内の空気
をパーティショントリム側からトランクルーム内に入
れ、該トランクルームから室外へ排出する自動車の換気
構造において、前記パーティショントリムに面したパー
ティションリアパネルの部分に通風穴を開け、上記パー
ティショントリムの先端部寄りの位置には前記通風穴に
通ずる導入口を形成したことを特徴とし、また、請求項
3に記載の本発明の要旨は、上記パーティショントリム
の先端部には前記第1の隙間に対し並列的関係にて上記
通風穴に通ずる導入口を形成したことを特徴とする請求
項1に記載の自動車の換気構造にある。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明は、リアガラスとパー
ティショントリムとの間の第1の隙間、パーティション
トリムとトランクルームの上部を形成するパーティショ
ンリアパネルとの間の第2の隙間、及びパーティション
トリムに面したパーティションリアパネルの部分に開け
た通風穴によって室内の空気をパーティショントリム側
からトランクルーム内に入れるための導入路を形成した
ことにより、ベンチレータガーニッシュを不要とし、十
分な換気性能の確保を可能ならしめ、コスト低減を可能
にする。請求項2に記載の本発明は、パーティショント
リムに面したパーティションリアパネルの部分に通風穴
を開け、パーティショントリムの先端部寄りの位置には
通風穴に通ずる導入口を形成したことにより、同様の作
用をなし、請求項3に記載の本発明は、パーティション
トリムの先端部には第1の隙間に対し並列的関係にて通
風穴に通ずる導入口を形成したことにより、一層十分な
換気性能の確保を可能ならしめる。
ティショントリムとの間の第1の隙間、パーティション
トリムとトランクルームの上部を形成するパーティショ
ンリアパネルとの間の第2の隙間、及びパーティション
トリムに面したパーティションリアパネルの部分に開け
た通風穴によって室内の空気をパーティショントリム側
からトランクルーム内に入れるための導入路を形成した
ことにより、ベンチレータガーニッシュを不要とし、十
分な換気性能の確保を可能ならしめ、コスト低減を可能
にする。請求項2に記載の本発明は、パーティショント
リムに面したパーティションリアパネルの部分に通風穴
を開け、パーティショントリムの先端部寄りの位置には
通風穴に通ずる導入口を形成したことにより、同様の作
用をなし、請求項3に記載の本発明は、パーティション
トリムの先端部には第1の隙間に対し並列的関係にて通
風穴に通ずる導入口を形成したことにより、一層十分な
換気性能の確保を可能ならしめる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、図8に対応する位置におけ
る本発明の実施例に係る自動車の換気構造を示した断面
図である。
ら詳細に説明する。図1は、図8に対応する位置におけ
る本発明の実施例に係る自動車の換気構造を示した断面
図である。
【0010】本発明の実施例に係る自動車の換気構造
は、トランクルーム1の上部を形成するパーティション
リアパネル3の上面をパーティショントリム4が覆って
おり、リアガラス5とパーティショントリム4との間に
第1の隙間6を設け、パーティショントリム4とトラン
クルーム1の上部を形成するパーティションリアパネル
3との間に該第1の隙間6に通ずる第2の隙間7を設
け、パーティショントリム4に面したパーティションリ
アパネル3の部分に通風穴8を開けてある。
は、トランクルーム1の上部を形成するパーティション
リアパネル3の上面をパーティショントリム4が覆って
おり、リアガラス5とパーティショントリム4との間に
第1の隙間6を設け、パーティショントリム4とトラン
クルーム1の上部を形成するパーティションリアパネル
3との間に該第1の隙間6に通ずる第2の隙間7を設
け、パーティショントリム4に面したパーティションリ
アパネル3の部分に通風穴8を開けてある。
【0011】そして、この換気構造は、第1の隙間6と
第2の隙間7と通風穴8とによって室内の空気をパーテ
ィショントリム4側からトランクルーム1内に入れるた
めの導入路9を形成している。
第2の隙間7と通風穴8とによって室内の空気をパーテ
ィショントリム4側からトランクルーム1内に入れるた
めの導入路9を形成している。
【0012】トランクルーム1は、リアフロアパネル2
上にパーティションリアパネル3を固定して形成してあ
る。パーティションリアパネル3は、前側凸部15と、
後下がりの後方傾斜部16とを一体に備え、図2に示す
ように、中間部分の左右2箇所に車両の幅方向に長い長
穴形の通風穴8を開けてあり、該通風穴8の周囲に平板
部17を形成し、該平板部17と前側凸部15との間に
段差面18が介在し、前側凸部15の左右の縁寄り位置
及び中央位置に連続させて延長凸部19を延設してあ
る。
上にパーティションリアパネル3を固定して形成してあ
る。パーティションリアパネル3は、前側凸部15と、
後下がりの後方傾斜部16とを一体に備え、図2に示す
ように、中間部分の左右2箇所に車両の幅方向に長い長
穴形の通風穴8を開けてあり、該通風穴8の周囲に平板
部17を形成し、該平板部17と前側凸部15との間に
段差面18が介在し、前側凸部15の左右の縁寄り位置
及び中央位置に連続させて延長凸部19を延設してあ
る。
【0013】パーティショントリム4は、ハードボード
10の上面に不織布11を貼り付けてあり、図3に示す
ように、後端の幅方向中央及び左右の位置に突起22を
残して切欠き23を設け、パーティションリアパネル3
の前側凸部15及び延長凸部19上に載せ、突起22を
リアガラス5の内面に当接させて前後方向の位置決めを
し、切欠き23の部分によってリアガラス5との間に第
1の隙間6を形成するとともに、切欠き23部分の後端
とパーティションリアパネル3の平板部17との間に第
2の隙間7を形成して取付けられている。
10の上面に不織布11を貼り付けてあり、図3に示す
ように、後端の幅方向中央及び左右の位置に突起22を
残して切欠き23を設け、パーティションリアパネル3
の前側凸部15及び延長凸部19上に載せ、突起22を
リアガラス5の内面に当接させて前後方向の位置決めを
し、切欠き23の部分によってリアガラス5との間に第
1の隙間6を形成するとともに、切欠き23部分の後端
とパーティションリアパネル3の平板部17との間に第
2の隙間7を形成して取付けられている。
【0014】そして、パーティショントリム4は、下面
が前側凸部15と延長凸部19の上面に当接していて、
気流が第2の隙間7及び通風穴8以外を通らないように
配置してある。
が前側凸部15と延長凸部19の上面に当接していて、
気流が第2の隙間7及び通風穴8以外を通らないように
配置してある。
【0015】リアガラス5は、図1に示すように、内面
の下部にセラミックプリント27を設け、該セラミック
プリント27の上端がパーティショントリム4の上面よ
りも若干高い位置にあり、パーティションリアパネル3
の上部外面との間に接着剤28を介在させて取付けられ
ている。そして、リアガラス5は、セラミックプリント
27の高さを調整することで、接着剤28を見えなくす
ることができる。
の下部にセラミックプリント27を設け、該セラミック
プリント27の上端がパーティショントリム4の上面よ
りも若干高い位置にあり、パーティションリアパネル3
の上部外面との間に接着剤28を介在させて取付けられ
ている。そして、リアガラス5は、セラミックプリント
27の高さを調整することで、接着剤28を見えなくす
ることができる。
【0016】室内の空気は、図1において矢印Qで示す
ように、第1の隙間6、第2の隙間7及び通風穴8から
なる導入路9を通って、トランクルーム1内に入り、図
6に示すベンチレータアウトレット1aから出て行く。
ように、第1の隙間6、第2の隙間7及び通風穴8から
なる導入路9を通って、トランクルーム1内に入り、図
6に示すベンチレータアウトレット1aから出て行く。
【0017】本発明の上記実施例によれば、パーティシ
ョンリアパネル3の前側凸部15に続けて延長凸部19
を延設してあるので、これらの凸部上でパーティション
トリム4を安定的に且つ堅固に取付けることができ、パ
ーティショントリム4の後端の複数箇所に突起22を設
け、該突起22をリアガラス5の内面に突き当てたとき
に該突起22の間の切欠き23によってリアガラス5と
の間に第1の隙間6が所定の大きさにて確実に形成さ
れ、パーティショントリム4の位置決めが容易であると
いう利点がある。
ョンリアパネル3の前側凸部15に続けて延長凸部19
を延設してあるので、これらの凸部上でパーティション
トリム4を安定的に且つ堅固に取付けることができ、パ
ーティショントリム4の後端の複数箇所に突起22を設
け、該突起22をリアガラス5の内面に突き当てたとき
に該突起22の間の切欠き23によってリアガラス5と
の間に第1の隙間6が所定の大きさにて確実に形成さ
れ、パーティショントリム4の位置決めが容易であると
いう利点がある。
【0018】図4は上記実施例の変形例に係る換気構造
を示す縦断面図、図5はそのパーティショントリムを示
す斜視図である。この変形例の場合、パーティショント
リム4は、ハードボード10の後端寄りの端部に導入口
24を形成し、該導入口24が通風穴8のほぼ真上に位
置しており、上面に不織布11を貼り付けてあり、不織
布11には穴を開けてない。
を示す縦断面図、図5はそのパーティショントリムを示
す斜視図である。この変形例の場合、パーティショント
リム4は、ハードボード10の後端寄りの端部に導入口
24を形成し、該導入口24が通風穴8のほぼ真上に位
置しており、上面に不織布11を貼り付けてあり、不織
布11には穴を開けてない。
【0019】室内の空気は、矢印Rで示すように、不織
布11を通り抜けるので、これにより空気量を増やすこ
とができ、しかも、パーティショントリム4は導入口2
4が不織布11によって覆われているので、外観が損な
われない。
布11を通り抜けるので、これにより空気量を増やすこ
とができ、しかも、パーティショントリム4は導入口2
4が不織布11によって覆われているので、外観が損な
われない。
【0020】空気量を増やす必要がない場合、第1の隙
間6及び第2の隙間7をなくして、ハードボード10に
開けた導入口24と通風穴8のみを通じて空気をトラン
クルーム1内に通してもよい。このようにすると、パー
ティションリアパネル3及びパーティショントリム4の
形状を単純化できるという利点がある。
間6及び第2の隙間7をなくして、ハードボード10に
開けた導入口24と通風穴8のみを通じて空気をトラン
クルーム1内に通してもよい。このようにすると、パー
ティションリアパネル3及びパーティショントリム4の
形状を単純化できるという利点がある。
【0021】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、リアガラス
とパーティショントリムとの間の第1の隙間と、パーテ
ィショントリムとトランクルームの上部を形成するパー
ティションリアパネルとの間の第2の隙間と、パーティ
ショントリムに面したパーティションリアパネルの部分
に開けた通風穴とによって室内の空気をパーティション
トリム側からトランクルーム内に入れるための導入路を
形成したことにより、ベンチレータガーニッシュを必要
とせず、外観が良くなり、十分な換気性能の確保を可能
にし、コスト低減を図ることができるという効果を奏す
る。請求項2に記載の本発明は、パーティショントリム
に面したパーティションリアパネルの部分に通風穴を開
け、パーティショントリムの先端部寄りの位置には通風
穴に通ずる導入口を形成したことにより、同様の作用効
果が得られ、請求項3に記載の本発明は、パーティショ
ントリムの先端部には第1の隙間に対し並列的関係にて
通風穴に通ずる導入口を形成したことにより、空気量を
増やすことができ、一層十分な換気性能を確保できると
いう効果を奏する。
とパーティショントリムとの間の第1の隙間と、パーテ
ィショントリムとトランクルームの上部を形成するパー
ティションリアパネルとの間の第2の隙間と、パーティ
ショントリムに面したパーティションリアパネルの部分
に開けた通風穴とによって室内の空気をパーティション
トリム側からトランクルーム内に入れるための導入路を
形成したことにより、ベンチレータガーニッシュを必要
とせず、外観が良くなり、十分な換気性能の確保を可能
にし、コスト低減を図ることができるという効果を奏す
る。請求項2に記載の本発明は、パーティショントリム
に面したパーティションリアパネルの部分に通風穴を開
け、パーティショントリムの先端部寄りの位置には通風
穴に通ずる導入口を形成したことにより、同様の作用効
果が得られ、請求項3に記載の本発明は、パーティショ
ントリムの先端部には第1の隙間に対し並列的関係にて
通風穴に通ずる導入口を形成したことにより、空気量を
増やすことができ、一層十分な換気性能を確保できると
いう効果を奏する。
【図1】本発明の実施例に係る自動車の換気構造を示
し、図8に対応する位置における縦断面図である。
し、図8に対応する位置における縦断面図である。
【図2】本発明の実施例に係るトランクルームの片側一
部を切除して示した斜視図である。
部を切除して示した斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係るパーティショントリムを
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図4】本発明の実施例の変形例を示し、図1と同じ位
置における縦断面図である。
置における縦断面図である。
【図5】図4のパーティショントリムを示した斜視図で
ある。
ある。
【図6】自動車のボディの後方半分の要部を示す斜視図
である。
である。
【図7】従来のパーティショントリムを示す斜視図であ
る。
る。
【図8】従来の自動車の換気構造を示し、図7のA−A
にて示す位置における縦断面図である。
にて示す位置における縦断面図である。
【図9】図7のB−Bにて示す位置における横断面図で
ある。
ある。
1 トランクルーム 3 パーティションリアパネル 4 パーティショントリム 5 リアガラス 6 第1の隙間 7 第2の隙間 8 通風穴 9 導入路 11 前側凸部 15 平板部 16 段差面 17 延長凸部 21 突起 22 切欠き 24 導入口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年6月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】トランクルーム1と室内は、パーティショ
ンパネル2とパーティションリアパネル3とで構成する
仕切り板により隔てられている。パーティションリアパ
ネル3は、前側凸部15と、後下がりの後方傾斜部16
とを一体に備え、図2に示すように、中間部分の左右2
箇所に車両の幅方向に長い長穴形の通風穴8を開けてあ
り、該通風穴8の周囲に平板部17を形成し、該平板部
17と前側凸部15との間に段差面18が介在し、前側
凸部15の左右の縁寄り位置及び中央位置に連続させて
延長凸部19を延設してある。
ンパネル2とパーティションリアパネル3とで構成する
仕切り板により隔てられている。パーティションリアパ
ネル3は、前側凸部15と、後下がりの後方傾斜部16
とを一体に備え、図2に示すように、中間部分の左右2
箇所に車両の幅方向に長い長穴形の通風穴8を開けてあ
り、該通風穴8の周囲に平板部17を形成し、該平板部
17と前側凸部15との間に段差面18が介在し、前側
凸部15の左右の縁寄り位置及び中央位置に連続させて
延長凸部19を延設してある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】本発明の実施例に係るパーティションパネルの
片側一部を切除して示した斜視図である。
片側一部を切除して示した斜視図である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 トランクルーム2 パーティションパネル 3 パーティションリアパネル 4 パーティショントリム 5 リアガラス 6 第1の隙間 7 第2の隙間 8 通風穴 9 導入路 11 前側凸部 15 平板部 16 段差面 17 延長凸部 21 突起 22 切欠き 24 導入口
Claims (3)
- 【請求項1】 室内の空気をパーティショントリム側か
らトランクルーム内に入れ、該トランクルームから室外
へ排出する自動車の換気構造において、リアガラスと前
記パーティショントリムとの間に第1の隙間を設け、パ
ーティショントリムとトランクルームの上部を形成する
パーティションリアパネルとの間に前記第1の隙間に通
ずる第2の隙間を設け、前記パーティショントリムに面
したパーティションリアパネルの部分に通風穴を開け、
前記第1の隙間と第2の隙間と通風穴とによって室内の
空気をパーティショントリム側からトランクルーム内に
入れるための導入路を形成したことを特徴とする自動車
の換気構造。 - 【請求項2】 室内の空気をパーティショントリム側か
らトランクルーム内に入れ、該トランクルームから室外
へ排出する自動車の換気構造において、前記パーティシ
ョントリムに面したパーティションリアパネルの部分に
通風穴を開け、上記パーティショントリムの先端部寄り
の位置には前記通風穴に通ずる導入口を形成したことを
特徴とする自動車の換気構造。 - 【請求項3】 上記パーティショントリムの先端部には
前記第1の隙間に対し並列的関係にて上記通風穴に通ず
る導入口を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
自動車の換気構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195047A JPH0858354A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動車の換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6195047A JPH0858354A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動車の換気構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0858354A true JPH0858354A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16334668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6195047A Pending JPH0858354A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 自動車の換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0858354A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6978634B2 (en) | 2002-12-09 | 2005-12-27 | Denso Corporation | Separately air-conditionable vehicle air conditioning apparatus |
KR101511854B1 (ko) * | 2012-10-31 | 2015-04-13 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 내부 환기 구조 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195047A patent/JPH0858354A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6978634B2 (en) | 2002-12-09 | 2005-12-27 | Denso Corporation | Separately air-conditionable vehicle air conditioning apparatus |
KR101511854B1 (ko) * | 2012-10-31 | 2015-04-13 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 내부 환기 구조 |
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