JPH0857697A - 複合体成形方法 - Google Patents

複合体成形方法

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Publication number
JPH0857697A
JPH0857697A JP22095494A JP22095494A JPH0857697A JP H0857697 A JPH0857697 A JP H0857697A JP 22095494 A JP22095494 A JP 22095494A JP 22095494 A JP22095494 A JP 22095494A JP H0857697 A JPH0857697 A JP H0857697A
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JP
Japan
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powder
punch
composite
rubber mold
cylindrical
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JP22095494A
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English (en)
Inventor
Masato Sagawa
眞人 佐川
Hiroshi Nagata
浩 永田
Toshihiro Watanabe
俊宏 渡辺
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Intermetallics Co Ltd
Original Assignee
Intermetallics Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/02Dies; Inserts therefor; Mounting thereof; Moulds
    • B30B15/022Moulds for compacting material in powder, granular of pasta form
    • B30B15/024Moulds for compacting material in powder, granular of pasta form using elastic mould parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ダイdと該ダイに装着されたパンチp2とによ
り形成される凹部空間hに固形部材u及びゴムモールド
mを配設するとともに該凹部空間に粉末を充填する工程
及び該凹部空間に充填された粉末を、上記のダイに挿着
されたパンチと該パンチに対向するパンチp1間で圧縮
する圧縮工程を有する複合体成形方法に関するものであ
る。 【効果】ダイ、パンチ或いはゴムモールド等からなる構
造の簡単な装置により、粉末成形の段階で固形部材を取
り付けてしまい、その後に焼結やキュア処理を行うよう
にしたので、焼結やキュア処理後の加工、位置合わせ、
寸法調整、取り付け工程、微調整、接着やその他の固定
手段等が省略でき、工程の短縮化が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末或いは粒状物等
(以下、単に、「粉末」という。)が充填されたゴムモ
ールドをダイに装着し、パンチによる加圧とゴムモール
ドのゴムの弾性変形を利用して粉末を圧縮し、圧粉体を
含む複合体を成形する複合体成形方法に関するものであ
る。このような方法により成形された複合体は、焼結処
理、含浸処理或いはキュア処理等により種々の産業分野
で使用される各種部品或いは製品(以下、単に、「部
品」という。)となる。
【0002】
【従来の技術】粉末成形工程を経て作られる製品は数が
多く、例えば、希土類磁石やフェライト磁石は、粉末成
形後、焼結やキュア処理(又は、含浸処理)により高性
能焼結磁石やボンド磁石に製造され、また、軟磁性フェ
ライトも、このような粉末成形、焼結法によって作られ
る。磁性材料だけではなく、超硬工具、ダイヤモンド等
を含む砥石、アルミナやジルコニア等の各種セラミック
ス製品、Fe系、Al系,Ti系等の金属の粉末冶金製
品等も、粉末成形後の焼結やキュア処理を経て製品化さ
れる。ところで、これら粉末成形を経て作られた製品
を、部品として各種装置、機械等に装備する場合には、
これらの部品に軸を取り付けて回転できるようにした
り、内面或いは外面に耐摩耗性の歯を取り付けて歯車と
したり、部品が磁石の場合には、外周に軟磁性リングや
軟磁性板を取り付けて磁気回路を形成したりする等、部
品に各種部材を取り付けることになるが、このために
は、部品に孔、凹部、ネジ溝等を形成する必要がある。
従来、これらの部材を取り付けるための孔、凹部、ネジ
溝等は、部品製作のとき、粉末成形段階で形成するか、
粉末成形、焼結の後に、工作機械等により形成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように粉末成
形、焼結工程等を経て作られた部品に、予め製作されて
いた部材を取り付ける従来法は、取り付け工程に時間が
かかるので製造コストが高くなるという問題があった。
また、磁石部品と軟磁性ヨーク部材を従来法により取り
付けると、両材料間に隙間ができて磁束の洩れが発生
し、磁気回路の効率が低下する等の問題があった。この
ように、粉末成形、焼結工程等を経て作られた部品と部
材の種々の組合せにおいて、粉末成形と部材取り付けを
別工程で実施すると、製造コストが高くなったり或いは
部品と部材間の結合不良により種々の問題が発生するこ
とになる。
【0004】本発明の目的は、種々の産業分野で使用さ
れる各種部品或いは製品の予備成形体である固形部材と
圧粉体とからなる複合体を効率的に、しかも、高精度に
成形することができる複合体成形方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、圧粉体及び固形部材とか
らなる複合体を、ダイと該ダイに装着されたパンチとに
より形成される凹部空間に固形部材及びゴムモールドを
配設するとともに、該凹部空間に粉末を充填する工程及
び該凹部空間に充填された粉末を、上記のダイに装着さ
れたパンチと該パンチに対向するパンチ間で圧縮する圧
縮工程により成形したものであり、第2には、上記ダイ
とダイに装着されたパンチとにより形成される凹部空間
に固形部材及びゴムモールドを配設するとともに該凹部
空間に粉末を高密度に充填するようにしたものである。
【0006】先ず最初に、本発明の複合体形成方法が適
用される一例としての複合体成形装置の垂直断面図であ
る図1及び図1に示されている複合体成形装置により成
形される複合体の斜視図である図2を用いて、本発明の
複合体形成方法の実施例について説明する。
【0007】mは粉末が充填されているゴムモールド、
dはゴムモールドmが装着されるダイ、p1は上パン
チ、p2は下パンチである。上パンチp1は、図示され
ていない上下動可能なプレスプランジャーに取着されて
いる。rは、ゴムモールドmを覆う蓋であり、ゴムモー
ルドmと同様のゴム材で形成されており、蓋rは、上パ
ンチp1の下端部に取着された、ゴムモールドmの噛み
込みを防止するための硬質合成樹脂等で形成されたバッ
クアッププレートb1の下面に設けられた凹部に取着さ
れている。
【0008】ダイdは筒状に形成されており、筒状のダ
イdの内部には、上端部にゴムモールドmの噛み込みを
防止するための硬質合成樹脂等で形成されたバックアッ
ププレートb2が取着された下パンチp2が慴動可能に
装着されている。また、ダイdの下部には水平状の鍔部
d’が内側に向けて延設されており、該鍔部d’の上面
とダイdに装着されている下パンチp2の大径部p2’
の下面が当接し、下パンチp2がダイdから下方向に抜
け出ないように構成されている。また、ダイdの鍔部
d’と下パンチp2の下部フランジp2”との間には、
コイルスプリング或いは板バネ等のバネ部材sが配設さ
れている。インデックステーブルtには、図示されてい
ない、例えば、粉末をゴムモールドmに充填する粉末充
填部等の各処理ステージが配設されており、インデック
ステーブルtの間欠移動により、各処理ステージで所定
の処理が行われるように構成されている。
【0009】u1は、上述したような構成を有する複合
体成形装置により成形される圧粉体c1に嵌め込まれる
固形部材であり、本実施例においては、図2(a)に示
されているように、円筒状の圧粉体c1の中心部に、円
柱状の固形部材u1が、貫通して上下方向に延在するよ
うに嵌め込まれた複合体C1を成形するものであるの
で、円柱状の固形部材u1の下端部は、ゴムモールドm
に穿設された透孔m1を貫通して、下パンチp2に穿設
された凹部v1に嵌着されている。また、円柱状の固形
部材u1の上部は、ゴムモールドmに充填された粉末n
の表面から所定量突出している。
【0010】e1は、上パンチp1に穿設された孔部で
あり、後述するように、上パンチp1が下動した際に、
孔部e1に、下パンチp2に穿設された凹部v1に嵌着
され、ゴムモールドmに充填された粉末nの表面から突
出している円柱状の固形部材u1の上部が挿入できるよ
うに構成されている。
【0011】上述した複合体成形装置においては、下パ
ンチp2を固定し、図示されていないプレスプランジャ
ーの下動により上パンチp1を下方に移動させて、ダイ
dに装着された粉末が充填されたゴムモールドmを上パ
ンチp1と下パンチp2との間で圧縮するものである
が、逆に、上パンチp1を固定し、プレスプランジャー
に下パンチp2を取着し、プレスプランジャーの上下動
により下パンチp2を移動させて、ゴムモールドmに充
填された粉末を圧縮することもできる。
【0012】次に、上述した複合体成形装置の作動につ
いて説明する。先ず、下パンチp2に穿設された凹部v
1に円柱状の固形部材u1を嵌着し、次いで、ゴムモー
ルドmに粉末nを充填する。その後、図1に示されてい
る上パンチp1の待機状態からプレスプランジャーを下
降させて、上パンチp1に穿設された孔部e1に、下パ
ンチp2に穿設された凹部v1に嵌着されている円柱状
の固形部材u1の上部を挿入するとともに、ダイdの上
面に上パンチp1の下面を載置させて上パンチp1の下
面に取着されている蓋rをゴムモールドmに被せる。更
にプレスプランジャーが下降すると、上パンチp1がバ
ネ部材sの弾性に抗して下降することになり、上パンチ
p1がダイdを押し下げることになる。従って、ダイd
と下パンチp2とにより形成される凹部空間hが減少
し、凹部空間h内に装着されているゴムモールドmが圧
縮され、ゴムモールドmに充填された粉末が圧縮される
ことになる。所定の時間、上パンチp1を下降させ、そ
の後、プレスプランジャーの下動を停止させて、粉末が
充填されたゴムモールドmの上パンチp1と下パンチp
2間での圧縮工程を終了させる。次いで、プレスプラン
ジャーを上昇させて、上パンチp1を、図1に示されて
いる待機状態に戻す。このようにして成形された、図2
(a)に示されているような、圧粉体c1の中心部に円
柱状の固形部材u1が貫通して嵌め込まれた複合体C1
は、ゴムモールドmから取り出され、次工程の焼結或い
はキュア処理工程等に搬送される。
【0013】下パンチp2に穿設された凹部v1に嵌着
され円柱状の固形部材u1の上面を、ゴムモールドmに
充填された粉末の表面と略同一平面とすることにより、
図2(b)に示されているような、円柱状の固形部材u
1が、圧粉体c1の下面からのみ突出した形状の複合体
C2を成形することができる。また、円柱状の固形部材
u1の上端部が、ゴムモールドmに充填された粉末n内
に位置するように配置することにより、図2(c)に示
されているような、圧粉体c1内に、円柱状の固形部材
u1の上端部が埋設された複合体C3を成形することが
できる。
【0014】次に、図1と同様の複合体成形装置の垂直
断面図である図3及び図3に示されている複合体成形装
置により成形される複合体の斜視図である図4を用い
て、本発明の複合体形成方法の他の実施例について説明
する。なお、図1に示されている複合体成形装置の構成
部材と同じ部材については、同一符号が用いられてい
る。
【0015】図3に示されている実施例においては、ゴ
ムモールドmの底部m2に、ゴムモールドmの底部m2
を貫通しない程度の凹部m3、m4を設けて、このよう
な凹部m3、m4に固形部材u2、u3の下部を挿着す
るとともに、2本の固形部材u2、u3に対応して、2
本の固形部材u2、u3の上部が挿入される孔部e2、
e3を上パンチp1に穿設する。なお、図1に示されて
いるバックアッププレートb2に代えて、バックアップ
リングb3が、下パンチp2の上端部に取着されてい
る。他の構成及び複合体成形装置の作動については、上
述した図1に示されている複合体成形装置と同じである
ので、その説明は省略する。勿論、必要に応じて、固形
部材を3本以上配設することもできる。また、ゴムモー
ルドmの底部m2に設けられた凹部m3、m4に代え
て、図1に示されているように、下パンチp2に凹部を
穿設し、この凹部に、ゴムモールドmに穿設された2個
の透孔を貫通して固形部材u2、u3を嵌着することも
できる。
【0016】上述したような複合体成形装置により、図
4に示されているような、円柱状の圧粉体c2に、2本
の円柱状の固形部材u2、u3が嵌め込まれた複合体C
4を成形することができる。また、ゴムモールドmの底
部m2に設けられた凹部m3、m4に嵌着され円柱状の
固形部材u2、u3の上面を、ゴムモールドmに充填さ
れた粉末nの表面と略同一平面とすることにより、図2
(b)に示されている複合体C3と同様に、円柱状の固
形部材u2、u3が、圧粉体2の下面からのみ突出した
形状の複合体を成形することができる。また、円柱状の
固形部材u2、u3の上端部が、ゴムモールドmに充填
された粉末n内に位置するように配置することにより、
図2(c)に示されている複合体C3と同様に、圧粉体
c2内に、円柱状の固形部材u2、u3の上端部が埋設
された複合体を成形することもできる。
【0017】次に、複合体成形装置の垂直断面図である
図5及び図5に示されている複合体成形装置により成形
される円筒状の圧粉体c3の内部に円筒状の固形部材u
4が嵌め込まれた複合体C5の斜視図である図6を用い
て、本発明の複合体形成方法の他の実施例について説明
する。なお、図1に示されている複合体成形装置の構成
部材と同じ部材については、同一符号が用いられてい
る。
【0018】図5(a)に示されている下パンチp2の
中央部には、図1に示されている固形部材u1に代え
て、円柱体p3が下パンチp2と一体に立設されてい
る。勿論、下パンチp2にネジ溝を穿設し、また、円柱
体p3の下端部にネジ軸を設け、下パンチp2のネジ溝
と円柱体p3のネジ軸との螺合により、下パンチp2に
円柱体p3を取着することもできる。
【0019】上述した下パンチp2の円柱体p3に、円
筒状の固形部材u4を挿着するとともに、固形部材u4
の外径と同じ外径を有する内側ガイド部材g1を円柱体
p3の上部に載置する。この際、内側ガイド部材g1の
下面に円柱体p3の上端部が嵌合できる凹部g1’を穿
設することが好ましい。次いで、ダイdの上端部に、内
周面g2’が、ゴムモールドmの内周面m5と面一に形
成された筒状の外側ガイド部材g2を載置し、円筒状の
固形部材u4と内側ガイド部材g1の外周面及びゴムモ
ールドmと外側ガイド部材g2の内周面とにより形成さ
れる間隙に、図5(a)に示されているように、所定の
高さまで粉末nを充填する。次いで、この間隙に、図5
(b)に示されているように、円筒状のプッシャーw1
を挿着して、円筒状の固形部材u4と内側ガイド部材g
1の外周面及びゴムモールドmと外側ガイド部材g2の
内周面とにより形成される間隙に充填された粉末を、ゴ
ムモールドm内に押し込むように充填する。その後、プ
ッシャーw1、内側ガイド部材g1及び外側ガイド部材
g2を取り去り、図1に示されているような、下パンチ
p2の円柱体p3が挿入可能な孔部e1が穿設された上
パンチp1を有する圧粉体成形装置を用いて、上述した
ようにゴムモールドm内に充填された粉末を、上パンチ
p1と下パンチp2との間で圧縮する。
【0020】上述したように、下パンチp2の円柱体p
3に、円筒状の固形部材u4を挿着することにより、図
6に示されているような、円筒状の圧粉体c3の内部に
円筒状の固形部材u4が嵌め込まれた複合体C5を成形
することができる。また、固形部材u4をゴムモールド
mの上面及び底面を越えて延設するとともに、ゴムモー
ルドmの上面から突設した固形部材u4に対応して、適
宜、上パンチp1に穿設された孔部e1のような適当な
孔部を設けることにより、図7に示されているような、
円筒状の圧粉体c3の内部に、圧粉体c3の上下面を越
えて延びる円筒状の固形部材u4’が嵌め込まれた複合
体C5’を形成することもできる。
【0021】次に、図5と同様の複合体成形装置の垂直
断面図である図8及び図8に示されている複合体成形装
置により成形される円筒状の圧粉体c4の外周に円筒状
の固形部材u5が配設された複合体C6の斜視図である
図9を用いて、本発明の複合体形成方法の他の実施例に
ついて説明する。なお、図5に示されている複合体成形
装置の構成部材と同じ部材については、同一符号が用い
られている。
【0022】この実施例においては、ダイdと下パンチ
p2により形成される凹部空間h内に装着されるゴムモ
ールドmを、円柱状本体部m6と円柱状本体部m6の下
端部に一体的に形成された水平フランジ部m7とにより
構成する。このような形状のゴムモールドmを、図8
(a)に示されているように、凹部空間h内に装着する
とともに、ダイdの内径と略同じ寸法の外径を有する円
筒状の固形部材u5を、ダイdに挿着する。次いで、ダ
イdの上端部に、内周面g3’が、固形部材u5の内周
面u5’と面一に形成された筒状の外側ガイド部材g3
を載置し、また、ゴムモールドmの円柱状本体部m6の
上面には、円柱状本体部m6と同径の外径を有する円柱
状の外側ガイド部材g4を載置する。次いで、固形部材
u5と外側ガイド部材g3の内周面及び円柱状本体部m
6と外側ガイド部材g4の外周面との間に形成された間
隙に、図8(a)に示されているように、所定の高さま
で粉末nを充填する。次いで、この間隙に、図8(b)
に示されているように、円筒状のプッシャーw2を挿着
して、固形部材u5と外側ガイド部材g3の内周面及び
円柱状本体部m6と外側ガイド部材g4の外周面との間
に形成された間隙に充填された粉末を、固形部材u5及
びゴムモールドmの円柱状本体部m6の上面まで充填す
る。その後、プッシャーw2、外側ガイド部材g3及び
内側ガイド部材g4を取り去り、図1に示されている複
合体成形装置において、孔部e1が穿設されていない上
パンチp1を有する複合体成形装置を用いて、ゴムモー
ルドmに充填された粉末を、上パンチp1と下パンチp
2との間で圧縮する。
【0023】上述したように、ダイdの内径と略同じ寸
法の外径を有する円筒状の固形部材u5を、ダイdに挿
着するとともに、円柱状本体部m6と水平フランジ部m
7とからなるゴムモールドmを使用することにより、図
9に示されているような、円筒状の圧粉体c4の外部に
円筒状の固形部材u5が配設された複合体C6を成形す
ることができる。
【0024】図10は、図2(a)に示されているよう
な、圧粉体c1の中心部に、円柱状の固形部材u1が貫
通して嵌め込まれた複合体C1を成形する図1と同様の
複合体成形装置の垂直断面図である。この実施例は、ゴ
ムモールドmに粉末を充填する際に、ガイドを使用した
点で、図1に示されている実施例と異なるものであり、
その他の構成は同じである。
【0025】先ず最初に、下パンチp2に穿設された凹
部v1に円柱状の固形部材u1を嵌着するとともに、固
形部材u1の外径と同じ外径を有する内側ガイド部材g
5を固形部材u1の上面に載置する。この際、固形部材
u1の上面と内側ガイド部材g5の下面に、それぞれ、
一方に凹部、他方に該凹部に挿着される凸部を設けた
り、或いは、一方にネジ溝を設け、他方に、該ネジ溝に
螺合するネジ軸を設け、固形部材u1と内側ガイド部材
g5とを取り外し可能に接合することが好ましい。次い
で、ダイdの上端部に、内周面g6’が、ゴムモールド
mの内周面m5と面一に形成された筒状の外側ガイド部
材g6を載置し、円筒状の固形部材u1と内側ガイド部
材g5の外周面及びゴムモールドmと外側ガイド部材g
6の内周面とにより形成される間隙に、図10(a)に
示されているように、所定の高さまで粉末nを充填す
る。次いで、この間隙に、図10(b)に示されている
ように、円筒状のプッシャーw3を挿着して、円筒状の
固形部材u1と内側ガイド部材g5の外周面及びゴムモ
ールドmと外側ガイド部材g6の内周面とにより形成さ
れる間隙に充填された粉末を、ゴムモールドm内に押し
込むように充填する。その後、プッシャーw3、内側ガ
イド部材g5及び外側ガイド部材g6を取り去り、図1
に示されているような、円筒状の固形部材u1の上端部
が挿入可能な孔部e1が穿設された上パンチp1を有す
る複合体成形装置を用いて、上述したようにゴムモール
ドm内に充填された粉末を、上パンチp1と下パンチp
2との間で圧縮する。
【0026】次に、複合体成形装置の垂直断面図である
図11及び図11に示されている複合体成形装置により
成形される直方体状の圧粉体c5の側壁に棒状の固形部
材u6が嵌め込まれた複合体C7の斜視図である図12
を用いて、本発明の複合体形成方法の他の実施例につい
て説明する。
【0027】この実施例においては、成形される略直方
体状の圧粉体c5に相当する凹部を有するゴムモールド
mを使用する。このゴムモールドmの一方の側壁m8に
は、棒状の固形部材u6が装着されるような適当な深さ
と幅を有する縦溝m9が設けられている。
【0028】先ず最初に、上述したような棒状の固形部
材u6が装着されるような適当な深さを有する縦溝m9
が設けられたゴムモールドmを、ダイdと下パンチp2
により形成される凹部空間h内に装着し、ゴムモールド
mに縦溝m9の略高さまで粉末nを充填した後に、図1
1(a)に示されているように、棒状の固形部材u6を
所定の長さゴムモールドm内に延在するように配置す
る。次いで、図11(b)に示されているように、棒状
の固形部材u6が挿着された縦溝m9に、ゴムモールド
mと同じゴム材からなるスペーサーm10を嵌着し、ゴ
ムモールドmの残りの空間に粉末nを充填する。その
後、上パンチp1と下パンチp2との間で、棒状の固形
部材u6及び粉末が充填されたゴムモールドmを圧縮し
て、図12に示されているような、直方体状の圧粉体c
5の側壁に棒状の固形部材u6が嵌め込まれた複合体C
7を成形する。
【0029】次に、複合体成形装置の垂直断面図である
図13及び図13に示されている複合体成形装置により
成形される三角錐状の圧粉体c6の平面部c6’に棒状
の固形部材u7が嵌め込まれた複合体C8の斜視図であ
る図14を用いて、本発明の複合体形成方法の他の実施
例について説明する。
【0030】この実施例においては、三角錐状の凹部m
11を有するゴムモールドmを使用する。このようなゴ
ムモールドmを、ダイdと下パンチp2により形成され
る凹部空間h内に装着するとともに、ダイdの上端部
に、内周面g7’が、ゴムモールドmの凹部m11の縁
部m11’に一致するような筒状の外側ガイド部材g7
を載置する。また、先端に、適当な固着具により取り外
し自在に棒状の固形部材u7を取着した、棒状の固形部
材u7と同径の内側ガイド部材g8を、図示されていな
い適当なチャック装置により、棒状の固形部材u7の先
端部が、ゴムモールドmの凹部m11内に位置するよう
に配置する。次いで、図13(a)に示されているよう
に、ゴムモールドmの凹部m11及び外側ガイド部材g
7内に所定の高さまで粉末nを充填し、その後、図13
(b)に示されているように、外側ガイド部材g7と棒
状の固形部材u7が取着された内側ガイド部材g8との
間の間隙に円筒状のプッシャーw4を挿入して、ゴムモ
ールドmの縁部m11’まで、粉末を充填する。このよ
うにして、図14に示されているような三角錐状の圧粉
体c6の平面部c6’に棒状の固形部材u7が嵌め込ま
れた複合体C8を成形する。
【0031】また、上述したような三角錐状の凹部m1
1が設けられたゴムモールドmに代えて、歯車状の凹部
を有するゴムモールドmを使用することにより、図15
(a)に示されているような、歯車状の圧粉体c7に棒
状の固形部材u8が嵌め込まれた複合体C9を成形する
ことができる。また、円柱状の凹部を有するゴムモール
ドmを使用することにより、図15(b)に示されてい
るような、円柱状の圧粉体c8に棒状の固形部材u9が
嵌め込まれた複合体C10を成形することもできる。
【0032】次に、複合体成形装置の垂直断面図である
図16及び図16に示されている複合体成形装置により
成形される円筒状の圧粉体c9の外側に円筒状の固形部
材u10が嵌め込まれた複合体C11の斜視図である図
17を用いて、本発明の複合体形成方法の他の実施例に
ついて説明する。
【0033】この実施例においては、円柱状の凹部m1
2を有するとともに、底部に透孔m13が穿設されたゴ
ムモールドmを、ダイdと円柱体p3が突設された下パ
ンチp2により形成される凹部空間hに、透孔m13に
円柱体p3を挿入することにより装着し、次いで、ゴム
モールドmの垂直壁m14の肉厚と同じ肉厚を有する円
筒状の固形部材u10を、ゴムモールドmの垂直壁m1
4の上面に載置する。更に、円筒状の固形部材u10の
上面に、ゴムモールドmの垂直壁m14の肉厚と同じ肉
厚を有し、ゴムモールドmと同じゴム材で形成された円
筒状のゴム部材m15を載置する。なお、ダイdと下パ
ンチp2により形成される凹部空間hの深さは、図16
(a)に示されているように、ゴムモールドm、円筒状
の固形部材u10及び円筒状のゴム部材m15を装着し
た時に、円筒状のゴム部材m15の上面とダイdの上面
d1とが一致するような深さに形成する。次いで、ゴム
モールドm、円筒状の固形部材u10と円筒状のゴム部
材m15の内周面及び下パンチp2の円柱体p3の外周
面との間隙に粉末nを充填し、その後、上パンチp1を
下降させて、上パンチp1に穿設された孔部e1に下パ
ンチp2の円柱体p3の上部を挿入するとともに、上パ
ンチp1と下パンチp2との間で、ゴムモールドm、円
筒状の固形部材u10と円筒状のゴム部材m15の内周
面及び下パンチp2の円柱体p3の外周面との間隙に充
填された粉末を圧縮し、図17に示されているような円
筒状の圧粉体c9の外側に円筒状の固形部材u10が嵌
め込まれた複合体C11を成形する。
【0034】上述した複合体成形方法の種々の実施例に
おいて、ゴムモールドに固形部材を装着し、更に、粉末
を充填してダイ中で圧縮し複合成形体を成形するとき
に、ゴムモールドに充填した粉末が少なすぎると、複合
成形体の圧粉体部分に象の足変形と呼ばれる形状歪み
や、割れ、欠け等の問題が発生しやすくなる。この問題
を解決するためには、上述した上パンチと下パンチによ
る圧縮前の粉末が充填された部分の体積と、上記の圧縮
後の圧粉体部分の体積の差をできるだけ小さくすること
が必要である。
【0035】上述した図2に示されているような複合成
形体を始め、各種の複合成形体の成形テストを下記の粉
末について行った。 粒径0.8μmのフェライト焼結磁石粉末 粒径3.8μmのNd−Fe−Bの焼結磁石粉末 粒径20μmのTi粉末 粒径10μmのFe−Si粉末 粒径15μmのステンレス粉末 パンチによる圧縮成形圧力は、0.2〜1.0t/cm
2 であった。この範囲の圧力により、圧粉体部分の見か
け密度は体積比で50〜60%であった。圧縮成形圧力
を上げすぎるとゴムモールドの寿命が低下するので、圧
縮成形圧力は1.5t/cm2 以下であることが望まし
い。1.5t/cm2 を越えた圧縮成形圧力でも圧粉体
の密度は60%をあまり大きく越えない。
【0036】上述した成形テストの結果、圧粉体部分の
形状歪みや、割れ、欠け等の問題が発生することなく複
合成形体を成形するためには、ゴムモールドに充填され
た粉末充填部分の粉末の見かけ密度は、少なくとも、体
積比で20%必要であった。多数の複合成形体を連続生
産する等の工場生産として安定的に複合成形体を得るた
めには、粉末充填部分の粉末の見かけ密度は、体積比で
25%以上が好ましく、30%以上であることが更に好
ましいことが判明した。このように粉末を高密度にゴム
モールドに充填するために、粉末の充填中又は充填後に
振動やタッピングをゴムモールドに加えたり、上述した
ようにプッシャーにより強制的に押し込むことが効果的
である。上記のように高密度に粉末を充填するほど、歪
み(ゆがみ)のない、且つ、割れや欠けのない圧粉体部
分を有する複合成形体が、高い歩留りで生産できるよう
になる。
【0037】上述したテストを、HDDR(Hydro
gen Decomposition Desorpt
ion Recombination)法により作られ
た粒径80μmのNd−Fe−Bのボンド磁石粉末及び
粒径40μmのステンレス粉末について実施したとこ
ろ、成形可能な範囲は、25%以上、好ましい範囲は3
0%以上、更に好ましい範囲は35%以上であった。こ
れら2種類の粉末は粒度分布が広く、上述した粉末によ
り得られた粉末充填密度より高い値において良い結果が
得られた。
【0038】粉末をゴムモールドに高密度に充填する手
段としては、他に以下のような手段がある。 (1)粉末を球状化し、且つ、粒度分布を調整すること
により、自然落下させただけでも、粉末をゴムモールド
に高密度に充填することができる。このような場合で
も、充填中或いは充填後に、振動やタッピングを与える
ことにより、更に、粉末が高密度に充填され、且つ、充
填の均一化が起こり、圧粉体のより好適な成形が可能と
なる。 (2)粉末を予め脱気圧縮しておくことにより、粉末中
に空気を一杯に含んだふんわりした状態よりも、はるか
に高密度の充填が可能となる。脱気圧縮は、粉末からポ
ンプで空気を抜きながら軽く圧縮することにより行われ
る。このようにして脱気圧縮した粉末(ある程度、粒状
になっている。)を利用すると、粉末の材質によっては
(例えば、Ti粉末)、自然落下のみによっても、粉末
をゴムモールドに高密度に充填することができる。
【0039】上述したような種々の複合体において、圧
粉体と接触する固形部材の面に凹部や凸部を設けたり、
圧粉体と接触する固形部材の面をローレット加工等を施
すことにより粗面にすることにより、圧粉体から固形部
材が抜け出ないように強固に結合するように構成するこ
とが好ましい。
【0040】また、ゴムモールドに充填される粉末とし
て磁性粉末を使用し、ダイに装着された磁性粉末が充填
されたゴムモールドを、上パンチと下パンチとの間で圧
縮する前後において、パルス磁界、交流磁界等の磁界を
印加することにより磁性粉末を配向させて、磁性粉末が
配向した圧粉体と固形部材との複合体を成形することが
できる。このような磁性粉末の配向は、上パンチの周囲
に配向磁界発生用のコイルを配設することにより行うこ
とができるが、より具体的には、本出願人に係る特願平
3−40861号(特開平4−363010号公報)、
特願平4−317697号(特開平6−142487号
公報)或いは特願平5−88841号等の出願に開示さ
れている種々の手段を用いることができる。
【0041】例えば、図2(a)に示されている、円筒
状の圧粉体c1の中心部に、円柱状の固形部材u1が、
貫通して上下方向に延在するように嵌め込まれた複合体
C1の圧粉体c1を配向された磁性粉末で形成し、焼結
することにより、ステッピングモーターやコアレスモー
ターに用いることができる。また、図9に示されてい
る、円筒状の圧粉体c4の外周に円筒状の軟磁性固形部
材u5が配設された複合体C6の圧粉体c4を配向され
た磁性粉末で形成し、焼結することにより、スピンドル
モーターに用いることができる。
【0042】上述したような実施例は、本発明方法が適
用できる種々の実施例のうちの幾つかの実施例にすぎ
ず、種々の形状に成形される圧粉体と種々の形状をした
固形部材の多くの組合せにより種々の複合体を成形する
ことができるものであり、また、必要に応じて、粉末と
して磁性粉末を使用し、磁界の印加により、磁性粉末を
配向させることもでき、また、粉末として砥粒粉末を使
用し、圧粉体を砥石に使用することもできる。
【0043】粉末に、成形された複合体を熱処理するこ
とにより溶融する樹脂粉末を適当量混合しておき、この
ような混合粉末を用いて、上述したような複合体成形装
置により複合体を成形することができる。このような混
合粉末により成形された複合体を熱処理し樹脂粉末を溶
融キュアすることにより、混合粉末中の溶融しない粉末
を溶融された粉末を介して強固に結合することができる
とともに、固形部材と結合を強めることができる。
【0044】また、複合体成形装置の周囲に加熱装置を
配設し、ダイに装着された固形部材が配置されるととも
に、粉末が充填されたゴムモールドを、上パンチと下パ
ンチとの間で圧縮する際に或いは圧縮中に加熱すること
により、粉末が更に高密度に充填された複合体を成形す
ることができる。勿論、加熱温度は、ゴムモールドのゴ
ム材が変質したり或いは圧縮工程に耐えられないように
軟化しないような温度である。
【0045】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0046】粉末成形工程を経由して部品に固形部材を
取り付ける方法として、従来、粉末成形して、焼結やキ
ュア処理工程の後に、固形部材を取り付けていたが、本
発明においては、ダイ、パンチ或いはゴムモールド等か
らなる構造の簡単な装置により、粉末成形の段階で固形
部材を取り付けてしまい、その後に焼結やキュア処理を
行うようにしたので、焼結やキュア処理後の加工、位置
合わせ、寸法調整、取り付け工程、微調整、接着やその
他の固定手段等が省略でき、工程の短縮化が実現でき
る。
【0047】粉末成形工程を経て作られる部品と固形部
材との密着性が強く、従って、磁性体同士の結合の場合
には、磁気的結合が完全になり、また、回転部品に、固
形部材として軸を取り付ける場合には、結合の強い、し
かも、がたや緩みのない結合ができる等、部品と固形部
材との結合状態の優れた複合体を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の複合体形成方法が適用される一
例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図2】図2は図1に示されている複合体成形装置によ
り成形される複合体の斜視図である。
【図3】図3は本発明の複合体形成方法が適用される一
例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図4】図4は図3に示されている複合体成形装置によ
り成形される複合体の斜視図である。
【図5】図5は本発明の複合体形成方法が適用される一
例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図6】図6は図5に示されている複合体成形装置によ
り成形される複合体の斜視図である。
【図7】図7は図5に示されている複合体成形装置を一
部変更した複合体成形装置により成形される複合体の斜
視図である。
【図8】図8は本発明の複合体形成方法が適用される一
例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図9】図9は図8に示されている複合体成形装置によ
り成形される複合体の斜視図である。
【図10】図10は本発明の複合体形成方法が適用され
る一例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図11】図11は本発明の複合体形成方法が適用され
る一例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図12】図12は図11に示されている複合体成形装
置により成形される複合体の斜視図である。
【図13】図13は本発明の複合体形成方法が適用され
る一例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図14】図14は図13に示されている複合体成形装
置により成形される複合体の斜視図である。
【図15】図15は図13に示されている複合体成形装
置のゴムモールドを変更することにより成形される複合
体の斜視図である。
【図16】図16は本発明の複合体形成方法が適用され
る一例としての複合体成形装置の垂直断面図である。
【図17】図17は図16に示されている複合体成形装
置により成形される複合体の斜視図である。
【符号の説明】 c・・・・・・・・・圧粉体 d・・・・・・・・・ダイ g・・・・・・・・・ガイド部材 m・・・・・・・・・ゴムモールド n・・・・・・・・・粉末 p1・・・・・・・・上パンチ p2・・・・・・・・下パンチ p3・・・・・・・・円柱体 u・・・・・・・・・固形部材 w・・・・・・・・・プッシャー C・・・・・・・・・複合体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 俊宏 京都府京都市西京区松室追上町22番地の1 エリーパート2 401号 インターメタ リックス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイと該ダイに装着されたパンチとにより
    形成される凹部空間に固形部材及びゴムモールドを配設
    するとともに該凹部空間に粉末を充填する工程及び該凹
    部空間に充填された粉末を、上記ダイに装着されたパン
    チと該パンチに対向するパンチ間で圧縮する圧縮工程と
    を有することを特徴とする圧粉体及び固形部材とからな
    る複合体成形方法。
  2. 【請求項2】上記ダイとダイに装着されたパンチとによ
    り形成される凹部空間に固形部材及びゴムモールドを配
    設するとともに該凹部空間に粉末を高密度に充填するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の複合体成形方法。
JP22095494A 1994-08-23 1994-08-23 複合体成形方法 Pending JPH0857697A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103302891A (zh) * 2013-05-15 2013-09-18 王瑛玮 一种新型粉体压片模具及使用方法
CN106427047A (zh) * 2016-11-28 2017-02-22 南京汉安科技实业有限公司 连杆传动送料机构
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CN108637245A (zh) * 2018-04-13 2018-10-12 海宁金瑞金属制品有限公司 粉末冶金成型模具中的固定模组件
WO2023068010A1 (ja) * 2021-10-18 2023-04-27 株式会社レゾナック 軟磁性焼結部材及び軟磁性焼結部材の製造方法

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