JP2001191199A - 成形装置、磁粉供給方法および希土類磁石 - Google Patents

成形装置、磁粉供給方法および希土類磁石

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JP2001191199A JP37409699A JP37409699A JP2001191199A JP 2001191199 A JP2001191199 A JP 2001191199A JP 37409699 A JP37409699 A JP 37409699A JP 37409699 A JP37409699 A JP 37409699A JP 2001191199 A JP2001191199 A JP 2001191199A
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magnetic powder
punch
cavity
filling
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Osamu Yamashita
治 山下
Akira Makita
顕 槇田
Masao Nomi
正夫 能見
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Sumitomo Special Metals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁粉をムラなく充填できる成形装置、磁粉供
給方法、およびその磁粉供給方法を用いて得られる希土
類磁石を提供する。 【解決手段】 ダイ18の100mm2以上の貫通孔2
0内に、開口面積が50mm2以下の貫通孔24を有す
る充填パンチ22を昇降可能に挿入する。貫通孔24内
に下パンチ26を挿入し、貫通孔20内にキャビティ2
8を形成する。キャビティ28内にR−Fe−B系合金
粉末および潤滑剤を含む磁粉36を給粉箱34から重力
落下によって供給する。磁粉36はストリップキャスト
法によって製造されている。その後、充填パンチ22を
上昇させて、貫通孔24内に形成されるキャビティ41
内に充填された磁粉36に対して0.5MA/m以上の
配向磁界を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、成形装置、磁粉
供給方法および希土類磁石に関し、より特定的には、希
土類磁石等の小型部品を粉末冶金法によって製造するた
めの成形装置、磁粉供給方法、およびその磁粉供給方法
を用いて得られる希土類磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より希土類磁石等の成形工程には、
キャビティ内の磁粉に配向磁界を与える工程が含まれて
おり、その影響を受けて、金型や粉末供給装置内の磁粉
が弱いながらも磁化されてしまう。また、圧縮時の磁粉
の流動性と配向性を高め、高い磁気特性を得るために、
磁粉には脂肪酸エステル等の潤滑剤が添加されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、開口面積が
50mm2以下のキャビティ内に磁粉を充填しようとす
ると、キャビティの開口部でブリッジを起こし磁粉を充
填できない。また、磁粉を充填できたとしても、充填密
度にばらつきが生じてしまう。そこで、さらにバインダ
を添加して磁粉を造粒することによって、表面積を減少
させ流動性を向上させることが行われている。しかし、
バインダは有機物であるため、希土類磁石の場合にはカ
ーボンと酸素とが増加して磁気特性を劣化させる。ま
た、バインダを添加する工程がさらに必要となり、工程
が増加し生産性を低下させるという問題があり、有効な
対策とはいえない。
【0004】一方、金型の狭隙部に原料粉末を充填する
従来技術が、特開昭54−134886号公報に開示さ
れている。しかし、この公報の第1図に示す技術では、
ダイス2と可動パンチ5とによって形成される隅部や、
固定パンチ4と可動パンチ5とによって形成される隅部
に粉末の充填ムラを生じるおそれがある。また、この公
報の第2図に示す技術では、ダイス2と固定パンチ4と
によって形成される隅部に粉末の充填ムラを生じるおそ
れがある。特に、キャビティが角形状すなわち3平面か
らなる隅部を有する場合には粉末の充填ムラが生じやす
くなる。また、粉末がR−Fe−B系合金粉末である場
合も充填ムラが生じやすくなる。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、磁
粉をムラなく充填できる成形装置、磁粉供給方法、およ
びその磁粉供給方法を用いて得られる希土類磁石を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の成形装置は、第1貫通孔を有す
るダイ、開口面積が50mm2以下の第2貫通孔を有し
かつ第1貫通孔内に昇降可能に挿入される充填パンチ、
第2貫通孔内に挿入され、少なくともダイおよび充填パ
ンチとともに第1貫通孔内に第1キャビティを形成する
下パンチ、第1キャビティ内に磁粉を供給する粉末供給
手段、および第2貫通孔内に形成されかつ3つの平面か
らなる隅部を有する第2キャビティ内に充填された磁粉
に対して配向磁界を発生させる磁界発生手段を備える。
【0007】請求項2に記載の成形装置は、第1貫通孔
を有するダイ、開口面積が50mm 2以下の第2貫通孔
を有しかつ第1貫通孔内に昇降可能に挿入される充填パ
ンチ、第2貫通孔内に挿入され、少なくともダイおよび
充填パンチとともに第1貫通孔内に第1キャビティを形
成する下パンチ、第1キャビティ内にR−Fe−B系合
金粉末を含む磁粉を供給する粉末供給手段、および第2
貫通孔内に形成される第2キャビティ内に充填された磁
粉に対して配向磁界を発生させる磁界発生手段を備え
る。
【0008】請求項3に記載の成形装置は、請求項1ま
たは2に記載の成形装置において、粉末供給手段は第1
キャビティ内に磁粉を重力落下によって供給するもので
ある。請求項4に記載の成形装置は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の成形装置において、配向磁界は0.
5MA/m以上であるものである。請求項5に記載の成
形装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の成形装
置において、第1貫通孔の開口面積は100mm2以上
であるものである。
【0009】請求項6に記載の成形装置は、請求項1な
いし5のいずれかに記載の成形装置において、磁粉はス
トリップキャスト法により製造されたものである。請求
項7に記載の成形装置は、請求項1ないし6のいずれか
に記載の成形装置において、磁粉には潤滑剤が添加され
ているものである。
【0010】請求項8に記載の磁粉供給方法は、第1貫
通孔を有するダイと、開口面積が50mm2以下の第2
貫通孔を有しかつ第1貫通孔内に昇降可能に挿入される
充填パンチと、第2貫通孔内に挿入される下パンチとを
用いる磁粉供給方法であって、充填パンチの上面が下パ
ンチの上面に対して面一または低くなるように充填パン
チが配置されて、第1貫通孔内に第1キャビティが形成
される第1ステップ、第1キャビティ内に磁粉が供給さ
れる第2ステップ、充填パンチの上面が下パンチの上面
より高くなるように充填パンチを上昇させて、第2貫通
孔内に3つの平面からなる隅部を有する第2キャビティ
が形成される第3ステップ、および第2キャビティ内に
充填された磁粉に対して配向磁界を発生させる第4ステ
ップを備える。
【0011】請求項9に記載の磁粉供給方法は、第1貫
通孔を有するダイと、開口面積が50mm2以下の第2
貫通孔を有しかつ第1貫通孔内に昇降可能に挿入される
充填パンチと、第2貫通孔内に挿入される下パンチとを
用いる磁粉供給方法であって、充填パンチの上面が下パ
ンチの上面に対して面一または低くなるように充填パン
チが配置されて、第1貫通孔内に第1キャビティが形成
される第1ステップ、第1キャビティ内にR−Fe−B
系合金粉末を含む磁粉が供給される第2ステップ、充填
パンチの上面が下パンチの上面より高くなるように充填
パンチを上昇させて、第2貫通孔内に第2キャビティが
形成される第3ステップ、および第2キャビティ内に充
填された磁粉に対して配向磁界を発生させる第4ステッ
プを備える。
【0012】請求項10に記載の磁粉供給方法は、請求
項8または9に記載の磁粉供給方法において、第2ステ
ップでは、重力落下によって第1キャビティ内に磁粉が
供給されるものである。請求項11に記載の磁粉供給方
法は、請求項8ないし10のいずれかに記載の磁粉供給
方法において、配向磁界は0.5MA/m以上であるも
のである。請求項12に記載の磁粉供給方法は、請求項
8ないし11のいずれかに記載の磁粉供給方法におい
て、第1貫通孔の開口面積は100mm2以上であるも
のである。
【0013】請求項13に記載の磁粉供給方法は、請求
項8ないし12のいずれかに記載の磁粉供給方法におい
て、磁粉はストリップキャスト法によって製造されたも
のである。請求項14に記載の磁粉供給方法は、請求項
8ないし13のいずれかに記載の磁粉供給方法におい
て、磁粉には潤滑剤が添加されているものである。請求
項15に記載の希土類磁石は、請求項8ないし14のい
ずれかに記載の磁粉供給方法を用いて製造されるもので
ある。
【0014】請求項1に記載の成形装置では、ダイと下
パンチとの間に充填パンチを介挿することによって、充
填前には少なくともダイ、充填パンチおよび下パンチに
よって、開口面積の大きな第1キャビティが形成され
る。すなわち、充填時におけるキャビティの開口面積を
実質的に増加させることができる。したがって、第1キ
ャビティ内に磁粉を容易に供給できる。給粉後、充填パ
ンチを上昇させ、充填パンチの第2貫通孔内に開口面積
が50mm2以下という小さな第2キャビティが形成さ
れる。この第2キャビティが、圧縮成形するためのキャ
ビティとなる。このように、給粉後に充填パンチを上昇
させて不要な磁粉を押し上げることによって、ブリッジ
が発生しやすい開口面積の小さな第2キャビティ内に、
磁粉を充填ムラなく均一な充填密度で供給できる。ま
た、3つの平面からなる隅部の充填ムラをも抑制でき
る。請求項8に記載の磁粉供給方法についても同様であ
る。
【0015】請求項2に記載の成形装置において磁粉に
含まれるR−Fe−B系合金粉末は粉砕後に異形状にな
ってしまうので、流動性が特に悪く充填しにくい。しか
し、請求項2に記載の成形装置は請求項1に記載の成形
装置と同様の作用、効果を有するので、R−Fe−B系
合金粉末を有する磁粉であっても、第2キャビティ内に
充填ムラなく均一な充填密度で供給できる。請求項9に
記載の磁粉供給方法についても同様である。
【0016】請求項3に記載するように、比較的充填ム
ラが生じやすい重力落下によって、キャビティ内に磁粉
を供給する場合であっても、充填ムラをなくすことがで
きる。請求項10に記載の磁粉供給方法についても同様
である。請求項4に記載するように、第2キャビティ内
の磁粉に対して0.5MA/m以上の配向磁界を発生さ
せればダイや磁粉は磁化されやすいが、この場合であっ
ても充填ムラをなくすことができる。請求項11に記載
の磁粉供給方法についても同様である。請求項5に記載
するように、第1貫通孔の開口面積が100mm2以上
あれば、流動性の悪い磁粉でも密度ばらつきなく充填で
きる。また、第1貫通孔内に挿入される充填パンチの厚
みを確保できるので、充填パンチの割れを防止できる。
請求項12に記載の磁粉供給方法についても同様であ
る。
【0017】請求項6に記載するように、ストリップキ
ャスト法によって製造された磁粉は長細いものが多く、
かつ粒度分布がシャープであり、流動性が悪いが、その
ような磁粉であっても充填ムラをなくすことができる。
請求項13に記載の磁粉供給方法についても同様であ
る。請求項7に記載するように、潤滑剤が添加された磁
粉は、圧縮時の流動性が向上するものの、粘性を帯びる
ため充填時の流動性が悪くブリッジを起こしやすいが、
そのような磁粉であっても充填ムラをなくすことができ
る。請求項14に記載の磁粉供給方法についても同様で
ある。請求項15に記載するように、上述の磁粉供給方
法を用いれば、磁気特性の高い希土類磁石が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1を参照して、この発
明の一実施形態の成形装置10は磁性体からなる筐体1
2を含む。筐体12の内側面には一対のヨーク14aお
よび14bが対向するように形成され、ヨーク14aお
よび14bにはそれぞれコイル16aおよび16bが取
り巻くように配置される。コイル16aおよび16bに
通電することによって、筐体12内を通る磁界が発生
し、ヨーク14aおよび14bによって磁束がキャビテ
ィ41(後述)近傍に集められる。
【0019】ヨーク14aおよび14b間には、図2に
も示すように、非磁性体もしくは弱磁性体からなるダイ
18が設けられる。ダイ18には上下方向に延びるたと
えば断面角形の複数(この実施の形態では12個)の貫
通孔20が形成される。貫通孔20の開口面積は100
mm2以上でありかつ900mm2以下に設定される。貫
通孔20の開口面積が100mm2以上であれば、流動
性の悪い磁粉36(後述)でも密度ばらつきなく充填で
きる。また、貫通孔20内に挿入される充填パンチ22
の厚みを確保できるので、充填パンチ22の割れを防止
できる。一方、充填パンチ22の厚みが大き過ぎると多
数個取りするときに、1つのダイ18に収容できるパン
チの個数が減少するため、貫通孔20の開口面積は90
0mm2以下にすることが望ましい。
【0020】貫通孔20内には、図3(a)に示すよう
な充填パンチ22が昇降可能に嵌入される。充填パンチ
22は上下方向に延びるたとえば断面角形の貫通孔24
を有する。貫通孔24の開口面積が50mm2以下のと
き、この発明はより効果的である。貫通孔24内には、
図3(b)に示すようなたとえば角柱状の下パンチ26
が、下方から嵌入自在に配置される。充填パンチ22お
よび下パンチ26は、それぞれ図示しないシリンダの上
面に取り付けられる。したがって、シリンダによって充
填パンチ22および下パンチ26は、それぞれ独立して
上下方向に往復動可能となる。
【0021】ダイ18の貫通孔20の内周面、充填パン
チ22および下パンチ26によって、貫通孔20内に任
意の容積のキャビティ28が形成される。ヨーク14a
および14b間にはダイ18を挟んでダイセット30a
および30bが配置される。また、ダイ20、ダイセッ
ト30aおよび30bを挟みかつ配向方向と直交するよ
うにベースプレート32aおよび32bが配置される。
ここで、ダイ18、ダイセット30a、30b、ベース
プレート32aおよび32bのそれぞれの上面は面一と
される。
【0022】また、ベースプレート32a上には、底部
に開口を有する給粉箱34が配置される。給粉箱34内
には、図示しない給粉機から供給されるたとえばR−F
e−B系合金粉末を含む磁粉36が収納される。図2に
示すように、給粉箱34には駆動棒38が接続される。
駆動棒38は図示しないモータまたはシリンダ等に接続
される。したがって、このモータまたはシリンダ等によ
って給粉箱34がベースプレート32aおよびダイ18
上を水平方向にスライドされる。給粉箱34内の磁粉3
6はダイ18上ではダイ18上面と接しており、給粉箱
34がキャビティ28の上方に位置すると、キャビティ
28内に給粉箱34の磁粉36が重力落下によって充填
される。
【0023】ここで用いられる磁粉36は、たとえばス
トリップキャスト法によって以下のようにして製造され
る。まず、Nd+Pr(30.0質量%)−Dy(1.
0質量%)−B(1.0質量%)−Fe(残部)の組成
を有する合金の溶湯が高周波溶解炉によって作製され
る。この溶湯がロール式ストリップキャスターを用いて
冷却され、厚さ数mm程度の薄板状鋳片(フレーク状合
金)が作製される。
【0024】つぎに、フレーク状合金が水素炉内に収容
される。その炉内に窒素ガスを数分〜数十分流すことに
よって空気と置換された後、水素脆化を行うために炉内
に水素ガスが2時間供給される。炉内の水素分圧は20
0kPaとされる。フレーク状合金が水素吸蔵による自
然崩壊を起こした後、脱水素処理が施される。そして、
炉内にアルゴンガスが導入され、室温まで冷却される。
合金温度が20℃まで冷却された時点で水素炉から粗粉
砕粉が取り出される。そして、ジェットミルによって粗
粉砕粉が微粉砕され、平均粒径が3.5μmの微粉砕粉
が作製される。なお、「平均粒径」とは、質量中位径
(メジアン径)を指すものとする。その後、ロッキング
ミキサを用い、上記の微粉砕粉に対して0.4質量%の
液体潤滑剤が添加される。この潤滑剤はカプロン酸メチ
ルを主成分とする。このようにして、磁粉36が製造さ
れる。
【0025】図1に戻って、貫通孔20の上方には、充
填パンチ22の貫通孔24に嵌入自在な上パンチ40が
配置される。上パンチ40は図示しないシリンダの下面
にたとえばねじ等によって取り付けられ、シリンダによ
って上パンチ40は上下方向に往復動可能となる。した
がって、給粉後、キャビティ41(図4(e)参照)上
から給粉箱34が退去された後、上パンチ40を貫通孔
24内に没入させて下パンチ26との間で磁粉36が圧
縮され、成形体が得られる。なお、上パンチ40は、各
貫通孔24に対応するように複数個(この実施の形態で
は12個)設けられ、同時に複数のプレスが可能とな
る。上パンチ40は、配向磁場に影響を及ぼさないよう
に、たとえば非磁性超硬材料などの非磁性体によって構
成される。
【0026】このような成形装置10の動作について、
図4を参照して説明する。まず最初は、成形装置10は
前回のプレス動作を終了したときと同じ状態にあり、図
4(a)に示すように、充填パンチ22および下パンチ
26はそれぞれの上面がダイ18の上面と面一となる位
置にあり、上パンチ40は上昇端に位置している。
【0027】ついで、図4(b)に示すように、充填パ
ンチ22および下パンチ26が所定の位置まで下降し、
貫通孔20内の上部にキャビティ28が形成される。こ
のとき、充填パンチ22および下パンチ26のそれぞれ
の上面は面一に保たれる。なお、充填パンチ22の上面
は上パンチ26の上面より下に位置していてもよい。
【0028】そして、図4(c)に示すように、給粉箱
34が貫通孔20すなわちキャビティ28上に位置する
までスライドし、キャビティ28内に磁粉36が充填さ
れる。このとき、キャビティ28の開口は大きいため、
磁粉36が容易にムラなく充填される。磁粉36の充填
を終えると、図4(d)に示すように、給粉箱34がキ
ャビティ28上に位置する状態で充填パンチ22が上昇
し、不要な磁粉36が給粉箱34内に押し出される。充
填パンチ22の上面がダイ18の上面と面一になると、
図4(e)に示すように、充填パンチ22の貫通孔24
内には所望のキャビティ41が形成され、給粉箱34
は、その底面で磁性粉体36をすり切りながらキャビテ
ィ41上から退避する。このようにして、磁粉36をム
ラなく充填でき、充填パンチ22と下パンチ26とによ
って形成される隅部、特に、充填パンチ22の貫通孔2
4の隣接する任意の2つの内周面22aと下パンチ26
の上面26a(ともに図3参照)とによって、貫通孔2
4内に形成される隅部Aの充填ムラも抑制できる。
【0029】そして、上パンチ40が下降し、上パンチ
40によってキャビティ41の上面が蓋された時点で、
配向磁界が印加され、その後、図4(f)に示すよう
に、上パンチ40がさらに下降し、上パンチ40と下パ
ンチ26との間で磁粉36が圧縮成形される。そして、
圧縮成形が終了すると、配向方向とは逆の磁界が印加さ
れて成形体が脱磁される。その後、上パンチ40が上昇
するとともに下パンチ26が上昇して、充填パンチ22
の貫通孔24から成形体が押し出されて取り出されるこ
とによって、プレス動作が終了する。この動作によっ
て、図5に示すような角状の磁気特性の高い希土類磁石
42が得られる。
【0030】このような成形装置10によれば、ダイ1
8と下パンチ26との間に充填パンチ22を介挿するこ
とによって、開口面積の大きなキャビティ28内に磁粉
36を容易に供給できる。給粉後、充填パンチ22を上
昇させ不要な磁粉36を押し上げることによって、所望
のキャビティ41内に磁粉36を充填ムラなく均一な充
填密度で供給できる。磁粉36がストリップキャスト法
によって製造され、また、磁粉36にR−Fe−B系合
金粉末や潤滑剤が含まれていても、磁粉36をキャビテ
ィ41内に充填ムラなく均一な充填密度で供給できる。
【0031】また、重力落下によってキャビティ28内
に磁粉36を供給したり、キャビティ41内の磁粉36
に対して0.5MA/m以上の配向磁界を発生させて
も、充填ムラをなくすことができる。したがって、プレ
ス割れを防止でき、また、焼結後のヒビ・割れを防止で
きる。
【0032】ついで、成形装置10を用いた場合の実験
結果を示す。まず、表1に、充填パンチ22の有無およ
び充填パンチ22の貫通孔24の開口面積と、成形体お
よび焼結体の状態との関係を示す。実験結果は、磁粉3
6を用いて20個の成形体を形成し、Ar雰囲気中で2
時間焼結した場合のものである。なお、ダイ18の貫通
孔20の断面形状は正方形とし、充填パンチ22の断面
形状も正方形で10mm×10mmの寸法とする。この
ときの配向磁界は0.8MA/mであり、上パンチ40
および下パンチ26による押圧方向と垂直な方向に印加
した。また、この実験において、「充填パンチなし」と
は、図4(b)に示すように、充填パンチ22の上面が
ダイ18の上面と面一となるように充填パンチ22を固
定した状態をいう。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示すように、充填パンチ22がない
場合には、充填パンチ22の貫通孔24の開口面積が6
4mm2 の場合に1個の焼結体にヒビが発生し、貫通孔
24の開口面積が49mm2 の場合には、2個の成形体
にヒビ、5個の焼結体に割れが発生した。また、貫通孔
24の開口面積が36mm2 の場合には、5個の成形体
にヒビ、10個の焼結体に割れが発生し、さらに、貫通
孔24の開口面積が25mm2 の場合には磁粉36を充
填できなかった。一方、充填パンチ22を用いた場合に
は、貫通孔24の開口面積が25mm2 の場合であって
も、成形体および焼結体のいずれにもヒビ・割れは発生
しなかった。このことから、この発明は、充填パンチ2
2の貫通孔24の開口面積が50mm2以下の場合に特
に有効であることがわかる。また、表1に示す3σから
もわかるように、充填パンチ22を用いた場合には、焼
結体の寸法のバラツキが小さくなり、寸法精度が向上す
る。
【0035】したがって、充填パンチ22を用いれば、
小さな成形体および焼結体を製造する場合であっても、
磁粉36をムラなく充填できる。その結果、得られる成
形体および焼結体をさらに外周加工する必要がないの
で、粒界相が破壊されず、小型であっても高品質の製品
が得られる。また、生産性も向上する。
【0036】ついで、他の実験結果として、表2に、充
填パンチ22の貫通孔24の開口面積およびダイ18の
貫通孔20の開口面積と、成形体および焼結体の状態と
の関係を示す。なお、磁粉36および配向磁界等は上記
実験例と同様であり、貫通孔20および24のそれぞれ
の断面形状は正方形とした。
【0037】
【表2】
【0038】表2に示すように、貫通孔20の開口面積
が81mm2の場合には、No.1では1個の焼結体、
No.4でも1個の焼結体、No.7では2個の焼結体
にそれぞれヒビが発生した。一方、貫通孔20の開口面
積が100mm2以上の場合にはヒビ・割れは生じなか
った。このことからも、この発明は、ダイ18の貫通孔
20の開口面積が100mm2以上の場合に効果が大き
いことがわかる。
【0039】また、ダイ18の貫通孔20には、図6
(a)〜(d)にそれぞれ示すような充填パンチ43、
下パンチ44、下パンチ46およびコアパンチ48のセ
ットが嵌入されてもよい。図6(a)に示すように、充
填パンチ43は、角柱状に形成されかつ断面角形の貫通
孔50を有する。貫通孔50内には、図6(b)に示す
ように、角柱状に形成されかつ断面角形の貫通孔52を
有する下パンチ44が嵌入される。さらに、貫通孔52
内には、図6(c)に示すように、角柱状に形成されか
つ断面角形の貫通孔54を有する下パンチ46が嵌入さ
れる。貫通孔54内には、図6(d)に示すような角棒
状のコアパンチ48が嵌入される。
【0040】このような充填パンチ43、下パンチ4
4、下パンチ46およびコアパンチ48を用いた場合の
成形動作について、図7を参照して説明する。まず最初
は、成形装置10は前回のプレス動作を終了したときと
同じ状態にあり、図7(a)に示すように、充填パンチ
43、下パンチ44、下パンチ46およびコアパンチ4
8はそれぞれの上面がダイ18の上面と面一となる位置
にあり、上パンチ56(後述)は上昇端に位置してい
る。
【0041】ついで、図7(b)に示すように、充填パ
ンチ43、下パンチ44、下パンチ46およびコアパン
チ48が所定の位置まで下降し、貫通孔20内の上部
に、キャビティ54が形成される。このとき、各パンチ
のそれぞれの上面は面一に保たれる。なお、充填パンチ
43の上面は下パンチ44の上面より下に位置していて
もよい。
【0042】そして、図7(c)に示すように、給粉箱
34が貫通孔20すなわちキャビティ54上に位置する
までスライドし、キャビティ54内に磁粉36が充填さ
れる。このとき、キャビティ54の開口は大きいため、
磁粉36はムラなく充填される。磁粉36の充填を終え
ると、図7(d)に示すように、給粉箱34がキャビテ
ィ54上に位置する状態で、充填パンチ43、下パンチ
44およびコアパンチ48が上昇し、不要な磁粉36が
給粉箱34内に押し出される。充填パンチ43およびコ
アパンチ48のそれぞれの上面がダイ18の上面と面一
になると、図7(e)に示すように、充填パンチ43の
貫通孔50内には所望のキャビティ55が形成され、給
粉箱34は、その底面で磁性粉体36をすり切りながら
キャビティ55上から退避する。このようにして、磁粉
36をムラなく充填でき、充填パンチ43、下パンチ4
4、下パンチ46およびコアパンチ46によって形成さ
れる隅部の充填ムラも抑制できる。
【0043】そして、角柱状に形成されかつ断面角形の
中空部を有する上パンチ56が下降し、上パンチ56に
よってキャビティ55の上面が蓋された時点で、配向磁
界が印加される。その後、図7(f)に示すように、上
パンチ56がさらに下降し、上パンチ56と下パンチ4
4および下パンチ46との間で磁粉36が圧縮成形され
る。そして、圧縮成形が終了すると、配向方向とは逆の
磁界が印加されて成形体が脱磁される。その後、上パン
チ56が上昇するとともに下パンチ44および下パンチ
46が上昇して、成形体が押し出されて取り出されるこ
とによって、プレス動作が終了する。この動作によっ
て、図8に示すように、断面角形の貫通孔を有するフラ
ンジ状の、磁気特性の高い希土類磁石58が得られる。
図7に示すように動作する場合も、図4に示すように動
作する場合と同様の効果が得られる。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、開口面積の小さな第
2キャビティ内に、磁粉を充填ムラなく均一な充填密度
で供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を概略的に示す正面断面
図である。
【図2】図1の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】図1の実施形態で用いられる充填パンチおよび
下パンチを示す斜視図である。
【図4】図1の実施形態の動作の一例を示す工程図であ
る。
【図5】図4に示す動作によって得られる希土類磁石の
一例を示す斜視図である。
【図6】充填パンチ、下パンチおよびコアパンチを示す
斜視図である。
【図7】図6に示す部材を用いた場合の動作の一例を示
す工程図である。
【図8】図7に示す動作によって得られる希土類磁石の
一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 成形装置 14a、14b ヨーク 16a、16b コイル 18 ダイ 20、24、50、52、54 貫通孔 22、43 充填パンチ 26、44、46 下パンチ 28、41、54、55 キャビティ 32a、32b ベースプレート 34 給粉箱 36 磁粉 40、56 上パンチ 42、58 希土類磁石 48 コアパンチ
フロントページの続き (72)発明者 能見 正夫 大阪府三島郡島本町江川2丁目15番17号 住友特殊金属株式会社山崎製作所内 Fターム(参考) 5E062 CD04 CE04 CE07 CF05

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1貫通孔を有するダイ、 開口面積が50mm2以下の第2貫通孔を有しかつ前記
    第1貫通孔内に昇降可能に挿入される充填パンチ、 前記第2貫通孔内に挿入され、少なくとも前記ダイおよ
    び前記充填パンチとともに前記第1貫通孔内に第1キャ
    ビティを形成する下パンチ、 前記第1キャビティ内に磁粉を供給する粉末供給手段、
    および前記第2貫通孔内に形成されかつ3つの平面から
    なる隅部を有する第2キャビティ内に充填された前記磁
    粉に対して配向磁界を発生させる磁界発生手段を備える
    成形装置。
  2. 【請求項2】 第1貫通孔を有するダイ、 開口面積が50mm2以下の第2貫通孔を有しかつ前記
    第1貫通孔内に昇降可能に挿入される充填パンチ、 前記第2貫通孔内に挿入され、少なくとも前記ダイおよ
    び前記充填パンチとともに前記第1貫通孔内に第1キャ
    ビティを形成する下パンチ、 前記第1キャビティ内にR−Fe−B系合金粉末を含む
    磁粉を供給する粉末供給手段、および前記第2貫通孔内
    に形成される第2キャビティ内に充填された前記磁粉に
    対して配向磁界を発生させる磁界発生手段を備える成形
    装置。
  3. 【請求項3】 前記粉末供給手段は前記第1キャビティ
    内に前記磁粉を重力落下によって供給する、請求項1ま
    たは2に記載の成形装置。
  4. 【請求項4】 前記配向磁界は0.5MA/m以上であ
    る、請求項1ないし3のいずれかに記載の成形装置。
  5. 【請求項5】 前記第1貫通孔の開口面積は100mm
    2以上である、請求項1ないし4のいずれかに記載の成
    形装置。
  6. 【請求項6】 前記磁粉はストリップキャスト法により
    製造されたものである、請求項1ないし5のいずれかに
    記載の成形装置。
  7. 【請求項7】 前記磁粉には潤滑剤が添加されている、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の成形装置。
  8. 【請求項8】 第1貫通孔を有するダイと、開口面積が
    50mm2以下の第2貫通孔を有しかつ前記第1貫通孔
    内に昇降可能に挿入される充填パンチと、前記第2貫通
    孔内に挿入される下パンチとを用いる磁粉供給方法であ
    って、 前記充填パンチの上面が前記下パンチの上面に対して面
    一または低くなるように前記充填パンチが配置されて、
    前記第1貫通孔内に第1キャビティが形成される第1ス
    テップ、 前記第1キャビティ内に磁粉が供給される第2ステッ
    プ、 前記充填パンチの上面が前記下パンチの上面より高くな
    るように前記充填パンチを上昇させて、前記第2貫通孔
    内に3つの平面からなる隅部を有する第2キャビティが
    形成される第3ステップ、および前記第2キャビティ内
    に充填された前記磁粉に対して配向磁界を発生させる第
    4ステップを備える磁粉供給方法。
  9. 【請求項9】 第1貫通孔を有するダイと、開口面積が
    50mm2以下の第2貫通孔を有しかつ前記第1貫通孔
    内に昇降可能に挿入される充填パンチと、前記第2貫通
    孔内に挿入される下パンチとを用いる磁粉供給方法であ
    って、 前記充填パンチの上面が前記下パンチの上面に対して面
    一または低くなるように前記充填パンチが配置されて、
    前記第1貫通孔内に第1キャビティが形成される第1ス
    テップ、 前記第1キャビティ内にR−Fe−B系合金粉末を含む
    磁粉が供給される第2ステップ、 前記充填パンチの上面が前記下パンチの上面より高くな
    るように前記充填パンチを上昇させて、前記第2貫通孔
    内に第2キャビティが形成される第3ステップ、および
    前記第2キャビティ内に充填された前記磁粉に対して配
    向磁界を発生させる第4ステップを備える磁粉供給方
    法。
  10. 【請求項10】 前記第2ステップでは、重力落下によ
    って前記第1キャビティ内に前記磁粉が供給される、請
    求項8または9に記載の磁粉供給方法。
  11. 【請求項11】 前記配向磁界は0.5MA/m以上で
    ある、請求項8ないし10のいずれかに記載の磁粉供給
    方法。
  12. 【請求項12】 前記第1貫通孔の開口面積は100m
    2以上である、請求項8ないし11のいずれかに記載
    の磁粉供給方法。
  13. 【請求項13】 前記磁粉はストリップキャスト法によ
    って製造されたものである、請求項8ないし12のいず
    れかに記載の磁粉供給方法。
  14. 【請求項14】 前記磁粉には潤滑剤が添加されてい
    る、請求項8ないし13のいずれかに記載の磁粉供給方
    法。
  15. 【請求項15】 請求項8ないし14のいずれかに記載
    の磁粉供給方法を用いて製造される、希土類磁石。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126996A (ja) * 2001-07-30 2003-05-08 Kobe Steel Ltd 粉末の充填方法及びその装置
WO2004007184A1 (ja) * 2002-07-15 2004-01-22 Mitsubishi Materials Corporation 粉末成形方法および粉末成形装置
JP2006156425A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Tdk Corp 希土類焼結磁石の製造方法、磁場中成形装置、金型
JP2008294470A (ja) * 2008-08-04 2008-12-04 Inter Metallics Kk NdFeB系焼結磁石の製造方法
JP2010135758A (ja) * 2008-10-27 2010-06-17 Hitachi Metals Ltd フェライト成形体、フェライト研削体、フェライト磁心、製造方法、成形方法及び装置、研削方法及び装置

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