JP4701573B2 - 粉末充填配向装置およびそれを用いたプレス成形装置、ならびに粉末充填配向方法およびそれを用いた焼結磁石製造方法 - Google Patents

粉末充填配向装置およびそれを用いたプレス成形装置、ならびに粉末充填配向方法およびそれを用いた焼結磁石製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は粉末充填配向装置およびそれを用いたプレス成形装置、ならびに粉末充填配向方法およびそれを用いた焼結磁石製造方法に関し、より特定的にはダイに形成されたキャビティに粉末を充填するための、粉末充填配向装置およびそれを用いたプレス成形装置、ならびに粉末充填配向方法およびそれを用いた焼結磁石製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビティ内に粉末を充填するための技術が、特開平11−49101号や特開2000−248301号において提案されている。
特開平11−49101号の技術は、空気タッピングにより供給ホッパを介して容器に被充填物を充填する充填方法であって、空気タッピング後に供給ホッパと容器との両方に被充填物が存在するようにし、その後、供給ホッパと容器との両方に存在する被充填物のうち、容器に形成された密度が均一な部分を、供給ホッパに残存する被充填物から分離するようにしたものである。
【0003】
特開2000−248301号の技術は、金型に形成されるキャビティ上に、底部に開口を有する給粉箱を移動させてその開口からキャビティ内に希土類合金粉末を供給するようにした供給装置であって、給粉箱内の底部を水平方向に平行移動する棒状部材を備える。そして、この棒状部材を往復運動させながら給粉箱内の希土類合金粉末をキャビティ内に供給するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平11−49101号の技術では、空気タッピングにより容器内に被充填物を充填するため、容器内の被充填物の充填密度が自然落下による充填時の充填密度より高くなってしまう。たとえば、希土類合金粉末の自然落下による充填密度は1.8g/cm3前後であるのに対して、空気タッピングによる充填密度は3.4g/cm3前後となる。このように高密度充填された被充填物は個々の粉末が動きづらい状態になるので、配向のためにはより強い磁場が必要となってしまい、生産コストが高くなる。
【0005】
一方、特開2000−248301号の技術では、図12(a)に示すようにキャビティ1方向に給粉箱2を移動させ、図12(b)に示すようにキャビティ1上に給粉箱2が位置したとき粉末3の自重によってキャビティ1内に粉末3が供給されてしまう。このとき充填が偏り粉末3は均一に充填されない。その後、図12(c)および(d)に示すようにシェーカー4の動作によってキャビティ1内に粉末3が充填されるが、シェーカー4によって粉末3を押し込むことによって、充填密度を2.3g/cm3前後にまで上げ、その結果、充填密度を均一にする。したがって、所望の配向度を得るためには、より強い磁場が必要となる。なお、図13にこの従来装置による給粉状態を示す。
【0006】
さらに、パンチの圧縮方向にキャビティが薄い場合には、キャビティ内における充填密度むらを圧縮によって修正しにくくなり、成形体に割れが発生することがある。時には給粉箱内の粉末のかたまりがキャビティにそのまま充填されて充填密度むらを発生させる。
【0007】
それゆえにこの発明の主たる目的は、低コストで所望の配向が可能になり高い磁気特性が得られ、かつ単重バラツキの少ない粉末充填配向装置およびそれを用いたプレス成形装置、ならびに粉末充填配向方法およびそれを用いた焼結磁石製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の粉末充填配向装置は、ダイに形成されたキャビティ内に粉末を充填するための粉末充填配向装置であって、キャビティ上に移動自在で底部に開口を有しかつ粉末が収容される給粉箱、給粉箱内において往復運動可能に設けられかつ下方に向かって粉末を押込む複数の棒状部材、給粉箱の開口において複数の棒状部材の往復運動の方向に対して平行に設けられる複数の線状部材、および給粉箱からキャビティ内に充填された粉末を配向するための配向手段を備え、複数の棒状部材と複数の線状部材とは、平面視において直交し、複数の棒状部材は、第1棒状部材、往復運動の方向において第1棒状部材よりも一方側に設けられる第2棒状部材、および往復運動の方向において第1棒状部材よりも他方側に設けられる第3棒状部材を含み、第1棒状部材は、第2および第3棒状部材よりも下方に設けられ、第1、第2および第3棒状部材と複数の線状部材との間には棒状部材が設けられていないことを特徴とする
【0009】
請求項2に記載の粉末充填配向装置は、請求項1に記載の粉末充填配向装置において、棒状部材と線状部材との間隔が0.5mm以上10mm以下であることを特徴とする。
請求項3に記載のプレス成形装置は、請求項1に記載の粉末充填配向装置、および粉末充填配向装置によってキャビティ内に充填された粉末をプレス成形するためのプレス手段を備える。
【0010】
請求項4に記載の粉末充填配向方法は、ダイに形成されたキャビティ内に粉末を充填するための粉末充填配向方法であって、粉末を収容した給粉箱をダイのキャビティ上へ移動するステップ、給粉箱がキャビティ上に位置したとき給粉箱内で複数の棒状部材を往復運動させることによって粉末を攪拌しつつ下方に移動させ複数の線状部材を通過させながら粉末をキャビティに充填するステップ、およびキャビティ内の粉末に配向磁場を印加して粉末を配向するステップを備え、複数の線状部材は、給粉箱の開口において複数の棒状部材の往復運動の方向に対して平行に設けられ、複数の棒状部材と複数の線状部材とは、平面視において直交し、複数の棒状部材は、第1棒状部材、往復運動の方向において第1棒状部材よりも一方側に設けられる第2棒状部材、および往復運動の方向において第1棒状部材よりも他方側に設けられる第3棒状部材を含み、第1棒状部材は、第2および第3棒状部材よりも下方に設けられ、第1、第2および第3棒状部材と複数の線状部材との間には棒状部材が設けられていないことを特徴とする
【0011】
請求項5に記載の粉末充填配向方法は、請求項4に記載の粉末充填配向方法において、粉末は急冷法によって製造されたものであることを特徴とする。
請求項6に記載の粉末充填配向方法は、請求項4に記載の粉末充填配向方法において、線状部材の間隔が2mm以上12mm以下であることを特徴とする。
請求項7に記載の焼結磁石製造方法は、請求項4または5に記載の粉末充填配向方法によってキャビティに充填された粉末を、プレス成形して成形体を得るステップ、および成形体を焼結して焼結磁石を製造するステップを備える。
【0012】
請求項1に記載の粉末充填配向装置では、給粉箱の開口に線状部材を設けることによって、キャビティ上への給粉箱の移動が完了してもキャビティ内に粉末は重力のみによっては落下せず、その後給粉箱内の棒状部材を動作させることによってキャビティ内に粉末を充填できる。このとき、キャビティ内に粉末を配向しやすい低い充填密度(たとえば1.7g/cm3〜2.1g/cm3)でむらなく充填することができる。このように、粉末は高密度で充填されていないので個々の粉末が動きやすく比較的低い配向磁場であっても所望の配向を施すことができ、生産コストを抑えることができる。また、充填密度の分布を均一にできるので、キャビティ内の粉末を配向することによって磁気特性の高い製品が得られる。さらに、充填密度ばらつきによる成形体の割れも少なくなる。請求項4に記載の粉末充填配向方法についても同様である。なお、給粉・充填される粉末の平均粒径(FSSS粒径)は2.0μm〜6.0μmである。
【0013】
請求項2に記載の粉末充填配向装置では、線状部材周辺の粉末の流動が促され、キャビティへ粉末を配向に適したかさ密度で円滑に充填できる。
請求項3に記載のプレス成形装置では、上述の粉末充填配向装置によってキャビティ内に充填された粉末を、プレスすることによって密度の均一性が高い成形体を得ることができ、密度の不均一から生じるひびや割れの発生を防止できる。
【0014】
粉末を急冷法によって製造し、粉末の粒度分布を狭くてシャープにすると、流動性が極めて悪くなる。しかし、請求項5に記載の粉末充填配向方法では、自然落下による充填によって粉末の流動性を向上できるので、粉末が急冷法で製造され粒度分布がシャープな場合であってもキャビティ内での粉末の密度の均一性を向上できる。また、個々の粉末を容易に運動させることができ、たとえば磁気異方性の高い磁石を作製できる。
請求項6に記載するように、線状部材の間隔は2mm以上12mm以下であることが好ましい。
【0015】
請求項7に記載の焼結磁石製造方法では、上述の粉末充填配向方法によってキャビティ内に充填された粉末を、プレスすることによって密度の均一性が高い成形体を得ることができ、成形体のひびや割れの発生を低減できる。その結果、その成形体を焼結して得られる焼結磁石もひびや割れによる不良発生が少なくなり、変形も低減できるので、製造工程での歩留まりを向上でき、焼結磁石の生産性を向上できるとともに、磁気特性のよい焼結磁石を製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明する。
図1ないし図5を参照して、この発明の一実施形態のプレス成形装置10について説明する。
【0017】
プレス成形装置10は、プレス成形部12および粉末充填配向装置14を含む。
プレス成形部12はダイセット16と金型18とを含む。金型18は、ダイ20、下パンチ22および上パンチ24を含む。ダイ20の飽和磁化はたとえば0.05T以上1.2T以下に設定される。ダイ20はダイセット16に嵌め込まれ、下パンチ22はダイ20を上下方向に貫通するダイホール26に下方から嵌入自在に配置される。下パンチ22の上端面とダイホール26の内周面とによって任意の容積のキャビティ28が形成される。そして、上パンチ24をキャビティ28内に没入することによって、キャビティ28内に充填された粉末mが圧縮され、成形体が得られる。
【0018】
粉末充填配向装置14は、ダイセット16に隣接配置されるベースプレート30を含む。ベースプレート30上には給粉箱32が設けられ、給粉箱32はたとえば油圧シリンダやエアーシリンダ等のシリンダ(または電動サーボモータ)34のシリンダロッド36によってダイ20上と待機位置とを往復移動する。給粉箱32の待機位置近傍には、給粉箱32に粉末mを補給するための補給装置38が設けられる。
【0019】
補給装置38では、秤40上にフィーダカップ42が配置され、振動トラフ44によって少しずつフィーダカップ42内に粉末mが落下される。この計量動作は給粉箱32がダイ20上に移動している間に行われる。フィーダカップ42内の粉末mの重量が一定レベルに達した時点でロボット46がフィーダカップ42を把持し、給粉箱32が待機位置に戻ったときにロボット46によってフィーダカップ42内の粉末mが給粉箱32に補給される。フィーダカップ42内の粉末mの量は、1回のプレス動作に伴う給粉箱32内の粉末減少分に相当するように設定され、給粉箱32内の粉末mの量が常に一定量にされる。このように、給粉箱32内の粉末mの量が一定となる結果、粉末mがキャビティ28に重力落下するときの圧力が一定となり、キャビティ28に充填される粉末mの量が一定となる。粉末mにはたとえば希土類合金粉末が用いられる。
【0020】
希土類磁石合金粉末は、たとえばつぎのようにして作製される。まず、急冷法(冷却速度102°C/sec以上104°C/sec以下)による合金の作製法としてストリップキャスト法を用いて、鋳片を作製する。ストリップキャスト法は、たとえば米国特許第5,383,978号に開示されている。具体的には、Nd:26wt%、Dy:5.0wt%、B:1.0wt%、Al:0.2wt%、Co:0.9wt%、Cu:0.2wt%、残部Feおよび不可避不純物からなる組成の合金を高周波溶解によって溶融し、合金溶湯を形成する。この合金溶湯を1350℃に保持した後、単ロール法によって、合金溶湯を急冷し、厚さ0.3mmのフレーク状合金を得る。このときの急冷条件は、たとえば、ロール周速度約1m/秒、冷却速度500℃/秒、過冷度200℃である。
【0021】
このフレーク状合金を水素吸蔵法によって粗粉砕した後、ジェットミルを用いて窒素ガス雰囲気中で微粉砕すれば、平均粒径が約3.5μmの合金粉末を得ることができる。この窒素ガス雰囲気中の酸素量は10000ppm程度に低く抑えることが好ましい。このようなジェットミルは、特公平6−6728号公報に記載されている。微粉砕時における雰囲気ガス中に含まれる酸化性ガス(酸素や水蒸気)の濃度を制御し、それによって、微粉砕後における合金粉末の酸素含有量(重量)を6000ppm以下に調整することが好ましい。希土類合金粉末中の酸素量が6000ppmを超えて多くなりすぎると、磁石中に非磁性酸化物の占める割合が増加し、最終的な焼結磁石の磁気特性が劣化してしまうからである。
【0022】
こうして得た希土類合金粉末に対して、ロッキングミキサー内で潤滑剤をたとえば0.3wt%添加・混合し、潤滑剤で合金粉末粒子の表面を被覆する。潤滑剤としては、脂肪酸エステルを石油系溶剤で希釈したものを用いることが好ましい。この実施形態では、脂肪酸エステルとしてカプロン酸メチルを用い、石油系溶剤としてはイソパラフィンを好適に用いることができる。カプロン酸メチルとイソパラフィンの重量比は、たとえば1:9とすればよい。
【0023】
なお、潤滑剤の種類は上記のものに限定されるわけではない。脂肪酸エステルとしては、カプロン酸メチル以外に、たとえば、カプリル酸メチル、ラウリル酸メチル、ラウリン酸メチルなどを用いても良い。溶剤としては、イソパラフィンに代表される石油系溶剤やナフテン系溶剤等を用いることができる。潤滑剤添加のタイミングは任意であり、微粉砕前、微粉砕中、微粉砕後の何れであっても良い。上記液体潤滑剤とともに、ステアリン酸亜鉛などの固体(乾式)潤滑剤を用いても良い。
【0024】
図2および図3に示すように、給粉箱32内にはシェーカー(アジテータともいう)48が設けられる。シェーカー48は、ダイ20上面やベースプレート30上面と平行に配置される複数の棒状部材50、および略コ字状の複数の支持部材52を含む。棒状部材50は、たとえば直径3mm以上10mm以下の円形断面を有する丸棒材であり、また角材であってもよい。棒状部材50および支持部材52は、それぞれたとえばステンレス(SUS304)からなる。この実施の形態では棒状部材50および支持部材52がそれぞれ3つずつ用いられ、棒状部材50の両端部近傍に支持部材52が連結されて略四角形の3つの枠体形状に形成される。そして、給粉箱32の移動方向に対面する側壁54および56を貫通して平行に延びる2本の支持棒58に、各支持部材52の上部が接続され、支持部材52および棒状部材50が固定される。2本の支持棒58の両端はそれぞれたとえば短冊状の連結材60および62にねじ等で固定される。側壁56の外面に取り付けられた固定金具64にエアシリンダ66が固定され、エアシリンダ66のシリンダシャフト68が連結材62に固定される。したがって、エアシリンダ66の両端にエア供給管70から供給されるエアによってシリンダシャフト68が往復運動することによって、シェーカー48が往復運動する。そのため、粉末は攪拌されて、粉末中に存在するかたまりがつぶされながら下方に移動される。往復回数は粉末の充填量に応じて変更される。
【0025】
また、給粉箱32の側壁56中央部の上方には、給粉箱32内に窒素ガスなどの不活性ガスを供給するためのガス供給パイプ72が設けられ、給粉箱32内を不活性ガス雰囲気に保つように大気圧より高い圧力で窒素ガスなどの不活性ガスが給粉箱32内に供給される。したがって、給粉箱32に収容された粉末が大気によって酸化されることを防止できる。また、シェーカー48が往復運動するときに給粉箱32と粉末との間で摩擦が発生しても発火することはない。給粉箱32の底面とベースプレート30との間でも粉末が挟まったまま給粉箱32が移動することになるが摩擦によって発火することもない。さらに、給粉箱32の移動にともなって給粉箱32内の粉末同士に摩擦が発生するが、粉末が発火することはない。
【0026】
さらに、給粉箱32の粉末収容部74を気密に覆うように蓋76が設けられる。粉末mの補給時には粉末収容部74の上面を開口するために、蓋76をシリンダ66方向(図4でいえば右方向)に移動させなければならない。そのため、蓋76を開蓋駆動するためのエアシリンダ78が側壁80に設けられる。蓋76とエアシリンダ78とは金具82で連結され、ねじ留めされている。蓋76は、給粉箱32内を通常不活性ガス雰囲気に保つために通常は給粉箱32の粉末収容部74上に配置され、粉末補給時のみシリンダ66方向に移動される。なお、給粉箱32の側壁80と対向する側壁84には、エアシリンダ78によって蓋76が開閉されるときに円滑に移動できるようにガイド手段(図示せず)が設けられる。したがって、エアシリンダ78の両端にエア供給管86から供給されるエアによってシリンダシャフト(図示せず)が駆動され、蓋76が開閉駆動される。
【0027】
また、給粉箱32の底面には、たとえばフッ素樹脂製の厚み5mmの板材88がねじ留め固定され、給粉箱32を板材88を介してベースプレート30上を摺動させるようにして、給粉箱32とベースプレート30との間において粉末mの噛み込みが起きないようにする。
【0028】
そして、図5に示すように給粉箱32の開口90には複数の線状部材92が、給粉箱32の進行方向に対して平行に張設される。開口90はキャビティ28の上面開口より大きく形成される。線状部材92には直径0.15mm程度の非磁性金属材が用いられ、線状部材92は2mm以上4mm以下の間隔で設けられる。また、棒状部材50と線状部材92との距離が0.5mm以上10mm以下に設定される。換言すれば、棒状部材50の下面と線状部材92の上面との距離が0.5mm〜10mmに設定される。ここで、線状部材92の径および棒状部材50と線状部材92との間隔はキャビティ28の大きさに応じて調整される。
【0029】
図1に戻って、さらに、配向手段として、ダイセット16を挟んで一対の磁場発生コイル94が設けられ、磁場発生コイル94の中心にパーメンジュール等のコア95が設けられる。磁場発生コイル94に通電することによって、キャビティ28内の粉末mに矢印B方向のたとえば1.2Tの配向磁場が印加され、粉末mが配向される。
【0030】
このようなプレス成形装置10の動作について説明する。
給粉箱32の粉末収容部74にはガス供給パイプ72から窒素ガスなどの不活性ガスが導入されている。この状態で、給粉箱32の蓋76が開蓋して、ロボット46によってフィーダカップ42内の所定量の粉末mを粉末収容部74に供給する。粉末mの供給後、蓋76を閉じて粉末収容部74の内部を不活性ガス雰囲気に保つ。なお、粉末収容部74への不活性ガスの導入は、給粉箱32がキャビティ28上を移動するときだけでなく常時行うこととして、粉末の発火を防止する。また、不活性ガスとしてはArやHeも使用できる。
【0031】
この状態で、エアシリンダ34を作動させて、給粉箱32をダイ20のキャビティ28上に移動させ、その後、給粉箱32内の棒状部材50をたとえば5〜15往復、水平方向に往復動させながら、給粉箱32内の粉末を線状部材92を通過させてキャビティ28内に不活性ガス雰囲気中で充填する。このため、発火の恐れなどなく、極めて均一な充填密度でキャビティ28内に粉末を供給できる。このとき、給粉箱32内の粉末は給粉箱32がキャビティ28上に位置したときに自然落下することなく、シェーカー48の押し込み動作によってはじめて線状部材92を通過し、キャビティ28に配向に適した密度で充填されていく。
【0032】
粉末mをキャビティ28内に充填供給した後、給粉箱32を後退させ、その後、上パンチ24を降下させた状態で磁場発生コイル94によって配向磁場を発生させつつ、キャビティ28内の粉末mをプレス成形する。この間に退去した給粉箱32に対して粉末mが補給される。上述の操作を繰り返して粉末mのプレス作業が連続して行われる。
【0033】
このようなプレス成形装置10によれば、図6(a)に示すようにキャビティ28方向へ給粉箱32を移動させ、図6(b)に示すようにキャビティ28上への給粉箱32の移動が完了しても、給粉箱32の開口90に設けられた線状部材92によって粉末mはブリッジングを起こしているので、粉末mはキャビティ28内に落下しない。その後、図6(c)および(d)に示すように、給粉箱32内のシェーカー48の往復動作によってキャビティ28内に毎回一定量の粉末mが略均一に充填されていく。すなわち、図7に示すようにキャビティ28内に粉末mが充填されていき、キャビティ28内に粉末mを低い充填密度(たとえば1.7g/cm3〜2.1g/cm3)でむらなく充填することができる。このように、粉末mは高密度で充填されていないので個々の粒子が動きやすい状態にあるため、比較的低い配向磁場であっても所望の配向を施すことができ、生産コストを抑えることができる。また、略均一に充填できるので、キャビティ28内の粉末mを配向することによって磁気特性の高い製品が得られる。
【0034】
なお、少なくとも1つの棒状部材50がキャビティ28上の一方端から他方端まで移動できるように、シェーカー48の往復動作を設定することが望ましい。これによって、キャビティ28内に粉末mをより均一に充填できる。
【0035】
棒状部材50と線状部材92との間隔を0.5mm以上10mm以下にすることによって、線状部材92周辺の粉末mの流動が促されキャビティ28へ粉末mを配向に適したかさ密度で円滑に充填できる。なお、棒状部材50と線状部材92との間隔が0.5mm未満では、粉末が線状部材92と棒状部材50との間で線状部材92や棒状部材50に激しく摩擦し、細い線状部材92が摩擦によって切れてしまう恐れがある。一方、両者の間隔が10mmを超えると、粉末を棒状部材50の押し込み動作によって線状部材92を通過させることができないので、配向に適した充填ができない。
【0036】
また、プレス成形装置10によれば、粉末mは、重力による落下をせず、給粉箱32内の棒状部材50を動作させ配向しやすい低い充填密度で充填されることによって、磁場配向時の粉末mの流動性を向上できるので、粉末mが急冷法で製造される場合であってもキャビティ28内での粉末mが個々に動きやすい状態にあり、粉末mを磁場方向へ容易に配向させることができ、たとえば磁気異方性の高い磁石を成形できる。また、線状部材92同士の間隔は、2mm〜12mmにするのが好ましい。2mm未満では棒状部材50の動作では粉末mを押し込めず、12mmを超えるとキャビティ28上でのブリッジング力が弱いため充填密度が自然充填密度より高くなるからである。
【0037】
上述のようにしてキャビティ28内に均一に充填された粉末mを、プレスすることによって密度の均一性が高い成形体を得ることができ、密度の不均一から生じるひびや割れさらに変形の発生を防止できる。
【0038】
その成形体が焼結炉に搬送され、Ar雰囲気の下で1050°Cにて2時間焼結され、さらに600°C、Ar雰囲気中で1時間時効処理され、焼結磁石が得られる。このような焼結磁石もひびや割れによる不良発生が少なくなり、かつ焼結後の変形も少なくなる。したがって、寸法補正のための加工代を減らして製造工程での歩留まりを向上でき、焼結磁石の生産性を向上できるとともに、磁気特性のよい焼結磁石を製造することができる。
さらに、飽和磁化が0.05T以上1.2T以下であるダイ20を用いてプレスすることによって、キャビティ28内の磁場強度分布が均一になり変形のない焼結磁石を製造できる。
【0039】
ついで、実験例について説明する。ここでは、プレス成形装置10を用いた場合と特開2000−248301号のプレス成形装置(従来装置)を用いた場合のそれぞれの実験結果を比較した。
実験条件は表1の通りである。
【0040】
【表1】
Figure 0004701573
【0041】
ここでは、図8(a)に示すようなたとえばボイスコイルモータ用の成形体が製造され、その寸法は80mm(長さ)×52.2mm(幅)×20mm(高さ)、1回のプレスによって成形される個数は1個である。プレス方式はプレス方向に対して垂直な方向(図8(a)に矢印Sで示す)に磁場を印加しつつプレスする方式、給粉箱は一個取り用給粉箱であり、シェーカーを水平方向に10往復動作させた。粉末は希土類合金粉末(Nd−Fe−B系合金粉末)であり、ストリップキャスト法によって平均粒径2μm以上5μm以下の合金粉末を製造し、合金粉末に潤滑剤(カプロン酸メチル)を添加した。図8(a)に示す成形体をさらに焼結・時効処理し、その後切断加工して得られた焼結磁石のうち中央の焼結磁石(図8(a)における斜線部分Pに相当)についてのみ磁気特性を測定した。測定部位は焼結磁石の主面とした。
【0042】
キャビティへの充填密度は従来装置では2.3g/cm3程度に対して、本発明のプレス成形装置10では1.8g/cm3程度となり所望の充填密度で充填できる。したがって、図8(b)からわかるように、製造される成形体から得られる焼結磁石について、プレス成形装置10を用いた場合は従来装置を用いた場合に比べて残留磁束密度Brおよび最大エネルギー積(BH)maxが向上する。
【0043】
なお、プレス成形装置10において、図9に示すように複数のキャビティ28aが形成されるダイ20aが用いられてもよい。
この場合、図9に示すように、各キャビティ28aに1つの棒状部材50aを対応させて粉末mを充填してもよい。このとき、隣接する棒状部材50a同士の間隔は、隣接するキャビティ28a同士の中心間距離と略等しくすることが好ましい。このように構成すれば、各棒状部材50aが対応するキャビティ28a上を一端側から他端側まで移動するためには、各棒状部材50aのストロークL1はキャビティ略1つ分で足りる。また、棒状部材50aの移動時に棒状部材50aが他のキャビティ28a上で止まることなく不均一な充填を防止できる。さらに、各棒状部材50aとダイ20aとの距離を均一にすると単重バラツキが少なく充填することができる。
【0044】
また、図10に示すように、各キャビティ28aに1つ以上(ここでは3つ)の棒状部材50bの全てで粉末mを充填してもよい。このとき、各棒状部材50bがすべてのキャビティ28a上を一端側から他端側まで移動できるように、各棒状部材50bのストロークL2が設定される。この場合も、各棒状部材50bとダイ20aとの距離を均一にすると単重バラツキが少なく充填することができる。
【0045】
ついで、他の実験例について説明する。
ここでは、ダイにおいて2個のキャビティを給粉箱の進行方向に並置するように形成し、プレス成形時に粉末を成形する方向と粉末に磁場配向をする方向とが直交するプレス装置を用いて、VCM(ボイスコイルモータ)用磁石ブロックを2個取りする実験において、図1に示す粉末充填配向装置14を用いた場合と特開2000−248301号に記載の従来の粉末充填配向装置を用いた場合のそれぞれの単重分布を比較した。実験条件としては、製造すべき焼結体の寸法を58.6mm(長さ)×36.9mm(幅)×18.1mm(高さ)、単重を217.7gとし、使用する線状部材として線径0.6mmの線状部材を目開きが6メッシュになるように組み合わせた金網を用い、連続150ストロークで成形体(焼結体)を300ブロック製造した。
【0046】
この実験例によって、図11(a)および(b)に示すような結果が得られた。単重バラツキは従来の9.22gから6.04gに30%程度低減され、給粉精度が向上した。このように、キャビティが複数個形成されるプレス成形装置にシェーカ48および線状部材92を用いると、キャビティへの単重バラツキも従来装置に比べ低減する。
【0047】
なお、ダイ20としては、特開平2000−248301号に開示される微磁性の金型、または非磁性体のダイのうち磁場印加方向に垂直なダイホール側面に強磁性体のヨークを配置した金型を用いることが好ましい。このような金型を用いることによって、キャビティ28内の磁場強度を均一にすることができるので、得られた成形体を焼結した際変形が起こらない。
線状部材92は、給粉箱32の開口90において、給粉箱32の進行方向に対して垂直に設けられてもよく、また網目状に形成されてもよい。
【0048】
【発明の効果】
この発明によれば、粉末はキャビティに高密度で充填されないので個々の粉末が動きやすく比較的低い配向磁場であっても所望の配向を施すことができ、生産コストを抑えることができる。また、充填密度の分布を均一にできるので、キャビティ内の粉末を配向することによって磁気特性の高い製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のプレス成形装置の要部を示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態の要部を示す側面断面図である。
【図3】図1の実施形態の要部を示すA−A端面図である。
【図4】図1の実施形態で用いられる粉末充填配向装置の要部を示す側面図である。
【図5】シェーカーおよび線状部材が設けられた給粉箱を示す斜視図である。
【図6】図1に示す実施形態による給粉動作を示す図解図である。
【図7】図1に示す実施形態による給粉状態を示す図解図である。
【図8】(a)は一実験例において製造される成形体を示す図解図であり、(b)はその実験例の結果を示すテーブルである。
【図9】この発明の他の実施形態を示す図解図である。
【図10】この発明のその他の実施形態を示す図解図である。
【図11】他の実験例の結果を示すグラフである。
【図12】従来装置による給粉動作を示す図解図である。
【図13】従来装置による給粉状態を示す図解図である。
【符号の説明】
10 プレス成形装置
12 プレス部
14 粉末充填配向装置
18 金型
20 ダイ
22 下パンチ
24 上パンチ
28 キャビティ
32 給粉箱
48 シェーカー
50 棒状部材
90 給粉箱の開口
92 線状部材
94 磁場発生コイル
95 コア
m 粉末

Claims (7)

  1. ダイに形成されたキャビティ内に粉末を充填するための粉末充填配向装置であって、
    前記キャビティ上に移動自在で底部に開口を有しかつ前記粉末が収容される給粉箱、
    前記給粉箱内において往復運動可能に設けられかつ下方に向かって前記粉末を押込む複数の棒状部材、
    前記給粉箱の前記開口において前記複数の棒状部材の前記往復運動の方向に対して平行に設けられる複数の線状部材、および
    前記給粉箱から前記キャビティ内に充填された前記粉末を配向するための配向手段を備え、
    前記複数の棒状部材と前記複数の線状部材とは、平面視において直交し、
    前記複数の棒状部材は、第1棒状部材、前記往復運動の方向において前記第1棒状部材よりも一方側に設けられる第2棒状部材、および前記往復運動の方向において前記第1棒状部材よりも他方側に設けられる第3棒状部材を含み、前記第1棒状部材は、前記第2および第3棒状部材よりも下方に設けられ、前記第1、第2および第3棒状部材と前記複数の線状部材との間には棒状部材が設けられていない、粉末充填配向装置。
  2. 前記棒状部材と前記線状部材との間隔が0.5mm以上10mm以下である、請求項1に記載の粉末充填配向装置。
  3. 請求項1に記載の粉末充填配向装置、および
    前記粉末充填配向装置によって前記キャビティ内に充填された前記粉末をプレス成形するためのプレス手段を備える、プレス成形装置。
  4. ダイに形成されたキャビティ内に粉末を充填するための粉末充填配向方法であって、
    前記粉末を収容した前記給粉箱を前記ダイの前記キャビティ上へ移動するステップ、
    前記給粉箱が前記キャビティ上に位置したとき前記給粉箱内で複数の棒状部材を往復運動させることによって前記粉末を攪拌しつつ下方に移動させ複数の線状部材を通過させながら前記粉末を前記キャビティに充填するステップ、および
    前記キャビティ内の前記粉末に配向磁場を印加して前記粉末を配向するステップを備え、
    前記複数の線状部材は、前記給粉箱の開口において前記複数の棒状部材の往復運動の方向に対して平行に設けられ、
    前記複数の棒状部材と前記複数の線状部材とは、平面視において直交し、
    前記複数の棒状部材は、第1棒状部材、前記往復運動の方向において前記第1棒状部材よりも一方側に設けられる第2棒状部材、および前記往復運動の方向において前記第1棒状部材よりも他方側に設けられる第3棒状部材を含み、前記第1棒状部材は、前記第2および第3棒状部材よりも下方に設けられ、前記第1、第2および第3棒状部材と前記複数の線状部材との間には棒状部材が設けられていない、粉末充填配向方法。
  5. 前記粉末は急冷法によって製造されたものである、請求項4に記載の粉末充填配向方法。
  6. 前記線状部材の間隔が2mm以上12mm以下である、請求項4に記載の粉末充填配向方法。
  7. 請求項4または5に記載の粉末充填配向方法によって前記キャビティに充填された前記粉末を、プレス成形して成形体を得るステップ、および
    前記成形体を焼結して焼結磁石を製造するステップを備える、焼結磁石製造方法。
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