JPH0857218A - 創水装置を具備する浴槽 - Google Patents
創水装置を具備する浴槽Info
- Publication number
- JPH0857218A JPH0857218A JP7237351A JP23735195A JPH0857218A JP H0857218 A JPH0857218 A JP H0857218A JP 7237351 A JP7237351 A JP 7237351A JP 23735195 A JP23735195 A JP 23735195A JP H0857218 A JPH0857218 A JP H0857218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bath
- bathtub
- hot water
- acidic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】浴湯の皮膚に優しい入浴を楽しむことができる
浴槽を提供する。 【構成】浴湯本体10と浴湯循環ポンプ14とを浴湯吸
込流路12と浴湯強送流路13とで接続して浴湯循環流
路R,Sを形成し、同浴湯循環流路に、濾過装置14
と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水とを生成
可能な創水装置Aを取付け、同創水装置で生成した酸性
水を浴槽本体に供給可能としている。
浴槽を提供する。 【構成】浴湯本体10と浴湯循環ポンプ14とを浴湯吸
込流路12と浴湯強送流路13とで接続して浴湯循環流
路R,Sを形成し、同浴湯循環流路に、濾過装置14
と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水とを生成
可能な創水装置Aを取付け、同創水装置で生成した酸性
水を浴槽本体に供給可能としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴湯の皮膚に優しい入
浴を楽しむことができる浴槽に関する。
浴を楽しむことができる浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、健康増進を目的として、マッサー
ジ機能を有する気泡発生浴槽が開発されている。
ジ機能を有する気泡発生浴槽が開発されている。
【0003】この気泡発生浴槽の場合、浴槽本体と浴槽
循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯強送流路によって連
結して浴槽循環流路を形成し、浴湯強送流路と浴槽本体
への接続部に設けて噴出ノズルより、空気混じりの浴湯
を浴槽本体内へ噴出するものである。そして、この噴出
浴湯によって、入浴者は、マッサージ効果を楽しむこと
ができる。
循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯強送流路によって連
結して浴槽循環流路を形成し、浴湯強送流路と浴槽本体
への接続部に設けて噴出ノズルより、空気混じりの浴湯
を浴槽本体内へ噴出するものである。そして、この噴出
浴湯によって、入浴者は、マッサージ効果を楽しむこと
ができる。
【0004】また、近年、浴湯循環流路に濾過装置やヒ
ーターを取付け、常時浴湯を濾過して清浄に保持すると
ともに、適温を保持して、長期間にわたって浴湯を交換
することなく気泡浴を楽しめる気泡発生浴槽も開発され
ている。
ーターを取付け、常時浴湯を濾過して清浄に保持すると
ともに、適温を保持して、長期間にわたって浴湯を交換
することなく気泡浴を楽しめる気泡発生浴槽も開発され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の気泡発生浴槽は、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。
の気泡発生浴槽は、未だ、以下の解決すべき課題を有し
ていた。
【0006】即ち、上記した気泡発生浴槽は、専ら浴槽
内における浴湯の動態や清浄さにのみ着目したものであ
り、浴湯自体に性質に着目したものではなかった。即
ち、浴槽に供給される水は、通常水道水であるが、かか
る水道水は、地域毎にpH値を5.8 〜 8.6の間で異にして
おり、皮膚にとってよいとされる酸性側のpH値をとらな
い地域も相当存在し、かかる地域の住民は、水質面で、
快適な入浴を楽しむことができなかった。
内における浴湯の動態や清浄さにのみ着目したものであ
り、浴湯自体に性質に着目したものではなかった。即
ち、浴槽に供給される水は、通常水道水であるが、かか
る水道水は、地域毎にpH値を5.8 〜 8.6の間で異にして
おり、皮膚にとってよいとされる酸性側のpH値をとらな
い地域も相当存在し、かかる地域の住民は、水質面で、
快適な入浴を楽しむことができなかった。
【0007】特に、気泡発生浴槽の場合、浴湯に気泡が
混入されるため、種々の気体の浴湯への溶解が促進さ
れ、pH値を酸性側に一定することができなかった。
混入されるため、種々の気体の浴湯への溶解が促進さ
れ、pH値を酸性側に一定することができなかった。
【0008】また、長期間に使用によって、濾過装置内
の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着するぬ
るみ (細菌) の繁殖を防止することができず、濾過性能
が低下するとともに、一部が浴槽本体内へ流出し、十分
な清浄さを確保することができなかった。
の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着するぬ
るみ (細菌) の繁殖を防止することができず、濾過性能
が低下するとともに、一部が浴槽本体内へ流出し、十分
な清浄さを確保することができなかった。
【0009】なお、追焚機能を有する循環浴槽も、上記
した同様な問題点を有していた。
した同様な問題点を有していた。
【0010】本発明は、上記した課題を解決することが
できる創水装置を具備する浴槽を提供することを目的と
する。
できる創水装置を具備する浴槽を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽本体と浴
湯循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯強送流路とで接続
して浴湯循環流路を形成し、同浴湯循環流路に、濾過装
置と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水とを生
成可能な創水装置を取付けたことを特徴とする創水装置
を具備する浴槽に係るものである。
湯循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯強送流路とで接続
して浴湯循環流路を形成し、同浴湯循環流路に、濾過装
置と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水とを生
成可能な創水装置を取付けたことを特徴とする創水装置
を具備する浴槽に係るものである。
【0012】また、本発明は、上記した構成において、
さらに、浴湯循環流路にpHセンサを設け、同pHセンサの
センサ出力に基づいて、創水装置を制御可能な構成とし
たことにも構成上の特徴を有する。
さらに、浴湯循環流路にpHセンサを設け、同pHセンサの
センサ出力に基づいて、創水装置を制御可能な構成とし
たことにも構成上の特徴を有する。
【0013】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0014】図1に本発明に係る創水装置Aを具備する
浴槽の全体構成を示す。なお、本実施例において、浴槽
Bが気泡発生浴槽の場合である。
浴槽の全体構成を示す。なお、本実施例において、浴槽
Bが気泡発生浴槽の場合である。
【0015】図1に示すように、本実施例では、浴槽本
体10と浴湯循環ポンプ11との間を浴湯吸込流路12と浴湯
強送流路13とで接続して主浴湯循環流路Rを形成してい
る。
体10と浴湯循環ポンプ11との間を浴湯吸込流路12と浴湯
強送流路13とで接続して主浴湯循環流路Rを形成してい
る。
【0016】そして、この主浴湯循環流路Rの浴湯強送
流路13には、濾過装置14が取付けられており、同濾過装
置14によって、主浴湯循環流路R内を循環される浴湯を
濾過して浴湯本体10内の浴湯を清浄に保持することがで
きる。
流路13には、濾過装置14が取付けられており、同濾過装
置14によって、主浴湯循環流路R内を循環される浴湯を
濾過して浴湯本体10内の浴湯を清浄に保持することがで
きる。
【0017】また、本実施例では、図示するように、主
浴湯循環流路Rの浴湯強送流路13には、副浴湯循環流路
Sが接続されている。この副浴湯循環流路Sは、下流端
を浴湯強送流路13の中途に接続した水道水供給配管15
と、同水道水供給配管15の中途に直列に取付けた創水装
置A及びヒーターHと、一端を浴湯強送流路13であって
水道水供給配管15の接続部より上流側をなす個所に三方
切換弁16を介して接続するとともに、他端を水道水供給
配管15であって創水装置Aの上流側をなす個所に接続し
た還流配管17とから構成されている。
浴湯循環流路Rの浴湯強送流路13には、副浴湯循環流路
Sが接続されている。この副浴湯循環流路Sは、下流端
を浴湯強送流路13の中途に接続した水道水供給配管15
と、同水道水供給配管15の中途に直列に取付けた創水装
置A及びヒーターHと、一端を浴湯強送流路13であって
水道水供給配管15の接続部より上流側をなす個所に三方
切換弁16を介して接続するとともに、他端を水道水供給
配管15であって創水装置Aの上流側をなす個所に接続し
た還流配管17とから構成されている。
【0018】なお、水道水供給配管15の上流側には、自
動開閉弁18と逆止弁19が取付けられている。
動開閉弁18と逆止弁19が取付けられている。
【0019】上記構成において、創水装置Aは、水道水
を電気分解して、アルカリ水と酸性水とを生成するため
のものである。
を電気分解して、アルカリ水と酸性水とを生成するため
のものである。
【0020】図1及び図2に示すように、創水装置A
は、浴湯強送流路13のの上流側に配設されており、その
外殻を形成するケーシング20は、その内部を隔膜21によ
ってアルカリ水生成室22と酸性水生成室23とに区画され
ており、各生成室22,23 には、それぞれステンレス鋼や
カーボン等からなる電極 (陰極)24 と、ステンレス, 白
金, 酸化チタン等からなる電極 (陽極)25 が配設されて
いる。また、両電極24,25から導出した電線26,27 の導
出端は、電源28に接続されており、同電源28から、制御
装置Qからの駆動信号に基づいて、電極24,25 間に電圧
が印加されることになる。
は、浴湯強送流路13のの上流側に配設されており、その
外殻を形成するケーシング20は、その内部を隔膜21によ
ってアルカリ水生成室22と酸性水生成室23とに区画され
ており、各生成室22,23 には、それぞれステンレス鋼や
カーボン等からなる電極 (陰極)24 と、ステンレス, 白
金, 酸化チタン等からなる電極 (陽極)25 が配設されて
いる。また、両電極24,25から導出した電線26,27 の導
出端は、電源28に接続されており、同電源28から、制御
装置Qからの駆動信号に基づいて、電極24,25 間に電圧
が印加されることになる。
【0021】そして、この電圧印加によって、水道水は
電気分解され、アルカリ水生成室22のpH値が高くなり、
同室22内にアルカリ水が生成される。一方、酸性水生成
室23内のpH値が低くなり、同室23内に酸性水が生成され
ることになる。
電気分解され、アルカリ水生成室22のpH値が高くなり、
同室22内にアルカリ水が生成される。一方、酸性水生成
室23内のpH値が低くなり、同室23内に酸性水が生成され
ることになる。
【0022】また、ケーシング20の上流側端には水道水
供給配管15の上流側が接続されており、一方、ケーシン
グ20の下流側端をなす酸性水生成室22の部分には水道水
供給配管15の下流側が接続されており、ケーシング20の
下流側端をなすアルカリ水生成室22の部分には捨水配管
29が接続されている。
供給配管15の上流側が接続されており、一方、ケーシン
グ20の下流側端をなす酸性水生成室22の部分には水道水
供給配管15の下流側が接続されており、ケーシング20の
下流側端をなすアルカリ水生成室22の部分には捨水配管
29が接続されている。
【0023】また、図1に示すように、浴湯強送流路13
が浴槽本体10と接続する個所に噴出ノズル30を設けてお
り、同噴出ノズル30内に形成されるエジェクタ空間内
に、上端を大気に開口した空気吸込管31の下端が接続さ
れている。
が浴槽本体10と接続する個所に噴出ノズル30を設けてお
り、同噴出ノズル30内に形成されるエジェクタ空間内
に、上端を大気に開口した空気吸込管31の下端が接続さ
れている。
【0024】なお、本実施例において、噴出ノズル30
は、浴槽本体の側壁、底壁のみならず、上部リムの近傍
にも設けていわゆる肩たたきブロー( ショルダーブロ
ー) を可能としているが、側壁のみ、底壁のみ、あるい
は上部リムのみ、あるいは、その他の任意の組合せとす
ることができるものである。
は、浴槽本体の側壁、底壁のみならず、上部リムの近傍
にも設けていわゆる肩たたきブロー( ショルダーブロ
ー) を可能としているが、側壁のみ、底壁のみ、あるい
は上部リムのみ、あるいは、その他の任意の組合せとす
ることができるものである。
【0025】さらに、浴湯循環流路Rの浴湯吸込流路12
には浴湯のpH値を検出するpHセンサ32を取付けており、
同pHセンサ32のセンサ出力に基づいて、制御装置Qは、
浴槽循環ポンプ11, 創水装置A、ヒーターH、自動開閉
弁18、三方切換弁17は、pHセンサ14のセンサ出力に基づ
いて駆動制御することができる。
には浴湯のpH値を検出するpHセンサ32を取付けており、
同pHセンサ32のセンサ出力に基づいて、制御装置Qは、
浴槽循環ポンプ11, 創水装置A、ヒーターH、自動開閉
弁18、三方切換弁17は、pHセンサ14のセンサ出力に基づ
いて駆動制御することができる。
【0026】ついで、上記構成を有する気泡発生浴槽の
運転態様について説明する。
運転態様について説明する。
【0027】いま、図示しない操作盤上のpH値設定摘み
を操作してpHを、人体の皮膚によいとされる酸性値であ
る5〜5.5 に設定した後、運転スイッチを押すと、浴槽
循環ポンプ11が駆動し、主浴槽循環流路R内を浴湯が循
環するとともに、エジェクタ効果によって、噴出ノズル
30から噴出される浴湯中に空気吸込管31を通して空気を
混入させることができ、入浴者にマッサージ効果を与え
ることができる。
を操作してpHを、人体の皮膚によいとされる酸性値であ
る5〜5.5 に設定した後、運転スイッチを押すと、浴槽
循環ポンプ11が駆動し、主浴槽循環流路R内を浴湯が循
環するとともに、エジェクタ効果によって、噴出ノズル
30から噴出される浴湯中に空気吸込管31を通して空気を
混入させることができ、入浴者にマッサージ効果を与え
ることができる。
【0028】また、本実施例では、主浴湯循環流路R内
に濾過装置14を設けているので、濾過装置14が浴湯を濾
過して清浄な浴湯を浴槽本体10に還流することができ
る。
に濾過装置14を設けているので、濾過装置14が浴湯を濾
過して清浄な浴湯を浴槽本体10に還流することができ
る。
【0029】さらに、本実施例では、主浴湯循環流路R
の浴湯吸込流路12にpHセンサ32を設けている。従って、
pHセンサ14が浴湯のpH値を検出して、検出pH値が設定pH
値より大きい場合は) 、制御装置Qによって三方切換弁
17、自動開閉弁18、創水装置A、ヒーターHを駆動し
て、水道水をアルカリ水と酸性水とに電気分解するとと
もに、酸性水をヒーターHで加熱して、適温の酸性水
を、副浴湯循環流路S及び浴湯吸込流路13を通して、浴
槽本体10内へ供給できる。これによって、浴槽本体な
お、上記した創水装置Aにおける電気分解によって発生
したアルカリ水は、捨水配管29を通して捨水する。
の浴湯吸込流路12にpHセンサ32を設けている。従って、
pHセンサ14が浴湯のpH値を検出して、検出pH値が設定pH
値より大きい場合は) 、制御装置Qによって三方切換弁
17、自動開閉弁18、創水装置A、ヒーターHを駆動し
て、水道水をアルカリ水と酸性水とに電気分解するとと
もに、酸性水をヒーターHで加熱して、適温の酸性水
を、副浴湯循環流路S及び浴湯吸込流路13を通して、浴
槽本体10内へ供給できる。これによって、浴槽本体な
お、上記した創水装置Aにおける電気分解によって発生
したアルカリ水は、捨水配管29を通して捨水する。
【0030】このように、本実施例では、単に、マッサ
ージ効果のみならず、浴槽本体10内の浴湯のpH値を、人
体に皮膚によいとされる酸性値( 例えば、5〜5.5 ) に
常時維持することができ、浴湯の質の面から入浴感を向
上できる。
ージ効果のみならず、浴槽本体10内の浴湯のpH値を、人
体に皮膚によいとされる酸性値( 例えば、5〜5.5 ) に
常時維持することができ、浴湯の質の面から入浴感を向
上できる。
【0031】特に、本実施例にように、浴槽Bが気泡発
生浴槽の場合、即ち、浴湯に気泡が混入されるため、種
々の気体の浴湯への溶解が促進される浴槽であっても、
pH値を酸性側に維持することができる。
生浴槽の場合、即ち、浴湯に気泡が混入されるため、種
々の気体の浴湯への溶解が促進される浴槽であっても、
pH値を酸性側に維持することができる。
【0032】さらに、長期間に使用によって、濾過装置
14内の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着す
るぬるみ (細菌) が繁殖しようとするが、本実施例で
は、浴湯を酸性水とすることによって、かかるぬるみの
発生を効果的に抑止することができ、濾過装置14の濾過
性能を常時良好に維持することができ、浴槽本体10への
浴湯の清浄さを常時確保することができる。
14内の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着す
るぬるみ (細菌) が繁殖しようとするが、本実施例で
は、浴湯を酸性水とすることによって、かかるぬるみの
発生を効果的に抑止することができ、濾過装置14の濾過
性能を常時良好に維持することができ、浴槽本体10への
浴湯の清浄さを常時確保することができる。
【0033】
【効果】以上説明してきたように、本発明では、浴槽本
体と浴湯循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯吸込流路と
で接続して浴湯循環流路を形成し、同浴湯循環流路に、
濾過装置と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水
とを生成可能な創水装置を取付け、同創水装置で生成し
た酸性水を浴槽本体に供給可能としている。
体と浴湯循環ポンプとを浴湯吸込流路と浴湯吸込流路と
で接続して浴湯循環流路を形成し、同浴湯循環流路に、
濾過装置と、水道水を電気分解してアルカリ水と酸性水
とを生成可能な創水装置を取付け、同創水装置で生成し
た酸性水を浴槽本体に供給可能としている。
【0034】従って、単に、マッサージ効果等のみなら
ず、浴槽本体内の浴湯のpH値を、人体に皮膚によいとさ
れる酸性値( 例えば、5〜5.5 ) に常時維持することが
でき、浴湯の質の面から入浴感を向上できる。特に、浴
槽が気泡発生浴槽の場合、即ち、浴湯に気泡が混入され
るため、種々の気体の浴湯への溶解が促進される浴槽で
あっても、pH値を酸性側に維持することができる。
ず、浴槽本体内の浴湯のpH値を、人体に皮膚によいとさ
れる酸性値( 例えば、5〜5.5 ) に常時維持することが
でき、浴湯の質の面から入浴感を向上できる。特に、浴
槽が気泡発生浴槽の場合、即ち、浴湯に気泡が混入され
るため、種々の気体の浴湯への溶解が促進される浴槽で
あっても、pH値を酸性側に維持することができる。
【0035】さらに、長期間に使用によって、濾過装置
内の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着する
ぬるみ (細菌) が繁殖しようとするが、本実施例では、
浴湯を酸性水とすることによって、かかるぬるみの発生
を効果的に抑止することができ、濾過装置の濾過性能を
常時良好に維持することができ、浴槽本体への浴湯の清
浄さを常時確保することができる。
内の濾過粒子であるセラミックビーズの表面に付着する
ぬるみ (細菌) が繁殖しようとするが、本実施例では、
浴湯を酸性水とすることによって、かかるぬるみの発生
を効果的に抑止することができ、濾過装置の濾過性能を
常時良好に維持することができ、浴槽本体への浴湯の清
浄さを常時確保することができる。
【図1】本発明に係る創水装置を具備する浴槽の全体構
成図である。
成図である。
【図2】創水装置の概念的全体構成図である。
A 創水装置 H ヒーター R 主浴湯循環流路 S 副浴湯循環流路 Q 制御装置 10 浴槽本体 11 浴槽循環ポンプ 12 浴湯吸込流路 13 浴湯強送流路 14 濾過装置 15 水道水供給配管 16 三方切換弁 17 還流配管 20 ケーシング 21 隔膜 22 アルカリ水生成室 23 酸性水生成室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 健 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 平野 綾子 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 浴槽本体と浴湯循環ポンプとを浴湯吸込
流路と浴湯強送流路とで接続して浴湯循環流路を形成
し、同浴湯循環流路に、濾過装置と、水道水を電気分解
してアルカリ水と酸性水とを生成可能な創水装置を取付
けたことを特徴とする創水装置を具備する浴槽。 - 【請求項2】 浴湯循環流路にpHセンサを設け、同pHセ
ンサのセンサ出力に基づいて、創水装置を制御可能な構
成としたことを特徴とする請求項1記載の創水装置を具
備する浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7237351A JPH0857218A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 創水装置を具備する浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7237351A JPH0857218A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 創水装置を具備する浴槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857218A true JPH0857218A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=17014111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7237351A Pending JPH0857218A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 創水装置を具備する浴槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0857218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005296877A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Science Kk | 浴湯の殺菌浄化方法および殺菌浄化装置 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7237351A patent/JPH0857218A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005296877A (ja) * | 2004-04-15 | 2005-10-27 | Science Kk | 浴湯の殺菌浄化方法および殺菌浄化装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI499706B (zh) | Sanitary cleaning device | |
JP5257859B2 (ja) | 局部洗浄装置 | |
JP2009138359A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
JP2006239354A (ja) | 殺菌機能を有する炭酸泉生成方法および装置 | |
JP7415440B2 (ja) | 給湯装置 | |
JPH0857218A (ja) | 創水装置を具備する浴槽 | |
JPH0526192U (ja) | 創水装置を具備する浴槽 | |
JPH0871566A (ja) | 循環温浴器及び浴水殺菌方法 | |
JP2005055101A (ja) | 給湯装置 | |
JPH07290073A (ja) | 浴槽水浄化装置及びその運転方法 | |
JPH0526193U (ja) | pH制御可能な浴槽 | |
JPH0847689A (ja) | pH制御可能な浴槽 | |
CN107763834B (zh) | 一种浴缸 | |
JPH08326124A (ja) | 洗浄器付便器 | |
KR200254654Y1 (ko) | 전해수가 공급되는 비데 | |
JP3503489B2 (ja) | 局部洗浄装置 | |
JPH03158534A (ja) | 温水噴出式局部洗浄器 | |
JP3039003B2 (ja) | 泡風呂装置 | |
JPH08224186A (ja) | 創水装置を具備する浴室装置 | |
JPH08224187A (ja) | 創水装置を具備する浴室ユニット | |
JP4182394B2 (ja) | 洗浄装置およびその洗浄装置を備えた電気機器 | |
JPH05169062A (ja) | 創水装置 | |
JP6819864B2 (ja) | 酸性水生成装置およびトイレ装置 | |
JPH06335679A (ja) | アルカリイオン整水器 | |
JP3225444B2 (ja) | 浴槽湯の清浄化装置 |