JPH07290073A - 浴槽水浄化装置及びその運転方法 - Google Patents

浴槽水浄化装置及びその運転方法

Info

Publication number
JPH07290073A
JPH07290073A JP6086693A JP8669394A JPH07290073A JP H07290073 A JPH07290073 A JP H07290073A JP 6086693 A JP6086693 A JP 6086693A JP 8669394 A JP8669394 A JP 8669394A JP H07290073 A JPH07290073 A JP H07290073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone
bath water
bath
water
ozonizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6086693A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Taguchi
昭雄 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6086693A priority Critical patent/JPH07290073A/ja
Publication of JPH07290073A publication Critical patent/JPH07290073A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、浴槽水のろ過と殺菌を行い、浴槽
水の濁度を清浄値に保つとともに、不快なオゾン臭を残
さず、さらに省エネとなる浴槽水浄化装置及びその運転
方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の浴槽水浄化装置は、浴槽から浴槽水
21を吸引する循環ポンプ2と、浴槽水21にオゾナイ
ザー3で発生させたオゾンを混入させるインジェクタ1
4と、インジェクタ14から吐出された浴槽水21をろ
過して浴槽に戻すろ過タンク18を備えており、ろ過タ
ンク18内にはろ材層16と気液分離室25が形成さ
れ、気液分離室25はオゾン排出用制御弁10を介して
オゾン処理装置に接続されていることを特徴とする。ま
た本発明の運転方法は、一定時間は循環ポンプ2とオゾ
ナイザー3を連続運転し、その後はオゾナイザー3を一
定周期で間欠運転させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽水のろ過と殺菌を
行って浴槽水を清浄に保つとともに、不快なオゾン臭を
残さず、さらに省エネとなる浴槽水浄化装置及びその運
転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近いつでも入浴することができる24
時間バスシステムが普及している。この多くは浴槽水浄
化装置を備えており、浴槽水を循環させながらろ過と殺
菌、さらには加熱をして再び浴槽内に戻すものである。
そしてこのような24時間バスシステムの殺菌方法とし
てオゾンを使うタイプのものがあるが、このタイプの1
つとして、従来、オゾンをインジェクタで浴槽水に混入
させて浴槽中に噴出させるものが提案されている(特開
平2−63596)。この従来技術は、図5記載のよう
にオゾナイザー53でオゾンを発生させて浴槽56に噴
出させるものである。オゾナイザー53で発生されたオ
ゾンは、切換弁50の流路設定によってオゾンホース5
4からオゾンホース55を経てオゾン吐出口52に送ら
れる。一方、浴槽56内の浴槽水は、循環ポンプ58に
よって循環配管57を通して吸引され浄化フィルタ59
に吐出される。浄化フィルタ59でゴミ等を取り除かれ
た浴槽水は、再び浴槽56に噴出ノズル51から噴出さ
れるものである。ところでこの従来技術は浴槽56に噴
出させるオゾン吐出口52と浴槽水の噴出ノズル51で
インジェクタを構成している。すなわちオゾン吐出口5
2を噴出ノズル51の周りを覆うようにいわば2重管ノ
ズルに形成しているのである。これによって循環ポンプ
58で昇圧された浴槽水が噴出ノズル51から噴出さ
れ、この噴流のジェットポンプ作用によるオゾンの巻き
込みによって浴槽水中にオゾンが混入される。このオゾ
ンを混入された浴槽水は浴槽56内に戻され、浴槽56
内の浴槽水を殺菌するものである。ところで以上の流路
設定の他にこの従来例は、切換弁50の流路設定にあた
って、オゾンが浄化フィルタ59に供給されるように切
換弁50を切り換えることもできる。この時オゾンはイ
ンジェクタ60に供給されて、ここで循環ポンプ58に
よって循環される浴槽水中に混入され、浄化フィルタ5
9に供給される。ここで混入されるオゾンは浄化フィル
タ59の表面に集積したゴミ等に付着している雑菌を殺
菌するためのもので、雑菌の作用で浄化フィルタ59か
ら発生する悪臭を取り除くことができる。しかしこの場
合もオゾンは浴槽水に混入された状態のままであり、浴
槽56内でのオゾン臭は取り除けない。このようにこの
従来技術は、殺菌はある程度図れるものの浄化フィルタ
59を用いているため、浄化フィルタ59がゴミの詰ま
りやぬめりのために比較的短時間で閉塞するという傾向
があった。この浄化フィルタ59のメンテナンスは煩わ
しいばかりでなく、24時間バスシステムの利点を実質
的に損なうものである。
【0003】そこで本出願人は、ゴミやぬめりによって
閉塞することのないろ過装置を提案した。すなわちろ過
タンクの中にメッシュからなるフィルターを設け、メッ
シュ上に砂状のろ材層を形成したものである。この砂状
のろ材の中へ浴槽水を通すことで、ぬめりを分散、減少
させるものである。しかも定期的にこの装置を逆洗して
やればろ過能力を回復でき、長期にわたってろ過装置の
閉塞がないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術によると、浴槽水の殺菌が図れ雑菌による悪臭は
大体取り除けるものの、浴槽水にオゾン臭が強く残り、
せっかく入浴して快適な気持ちになってもこのオゾン臭
の故に快適さが半減されるといった問題があった。多量
のオゾンを吸引するのは健康面でも問題である。しかも
オゾナイザー等を24時間連続運転するために電気料が
かさむものであった。
【0005】またメッシュ上に砂状のろ材層を形成して
ろ過装置を構成した本出願人の技術の場合、流れる水流
の影響でろ材層表面にクレーター状の窪みが発生するこ
とがあり、この位置ではろ材層の厚さが薄くなってろ材
層の一部を短絡して水が流れ、ろ過能力の低下をきたす
ようなことがあった。
【0006】そこでこれら従来の問題点を解決するため
に本発明は、浴槽水のろ過と殺菌を行い、浴槽水の濁度
を清浄値に保つとともに、不快なオゾン臭を残さない快
適な浴槽水浄化装置を提供することを目的とする。
【0007】さらに本発明は、殺菌力が強く、ろ過能力
が安定している浴槽水浄化装置を提供することを目的と
する。
【0008】また本発明は、浴槽水のろ過と殺菌を行
い、浴槽水の濁度を清浄値に保つとともに、不快なオゾ
ン臭を残さず、さらに省エネとなる浴槽水浄化装置の運
転方法を提供することを目的とする。
【0009】さらに本発明は、ろ過能力を低下させない
浴槽水浄化装置の運転方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の浴槽水浄化装置は、浴槽から浴槽水を吸引す
る循環ポンプと、循環ポンプから吐出された浴槽水にオ
ゾナイザーで発生させたオゾンを混入させるインジェク
タと、インジェクタから吐出された浴槽水をろ過して浴
槽に戻すろ過タンクを備えており、ろ過タンク内にはろ
材層と気液分離室が形成され、気液分離室はオゾン排出
用制御弁を介してオゾン処理装置に接続されていること
を特徴とする。
【0011】この気液分離室には、インジェクタに接続
された反応管と、反応管を受け入れた有底円筒状の反応
塔が設けられているのが適当である。
【0012】オゾン排出用制御弁を制御してこの気液分
離室に溜まった浴槽水の水位制御を行うための水位セン
サが設けられているのが望ましい。
【0013】ろ過タンクは、逆方向に水を流して逆洗す
ることができるのが好ましい。本発明の浴槽水浄化装置
の運転方法は、浴槽水を循環ポンプで吸引し、循環ポン
プから吐出された浴槽水にオゾナイザーで発生したオゾ
ンを混入してろ材層を形成したろ過タンクに流入させ、
ろ過タンク内で気液分離とろ過を行った後、オゾンを含
有した浴槽水を浴槽に戻すものであり、入浴後浴槽水が
清浄化されるまでの一定時間は循環ポンプとオゾナイザ
ーを連続運転し、一定時間経過後は循環ポンプの連続運
転を続けるとともに、オゾナイザーは一定周期で間欠運
転させることを特徴とする。
【0014】この一定周期は、5〜12分間周期である
のが適当である。ろ過タンク内で気液分離されたオゾン
の排出の制御を、ろ過タンク内の浴槽水の水位制御で行
うのが好ましい。
【0015】本発明の浴槽水浄化装置の運転方法は、間
欠運転でオゾナイザーが休止したとき、ろ材層表面に水
膜を残すよう水位を上げた後でオゾンの排出を停止する
ことを特徴とする。
【0016】
【作用】オゾンを混入させるインジェクタとろ過タンク
を備え、ろ過タンク内にはろ材層と気液分離室が形成さ
れ、気液分離室はオゾン排出用制御弁を介してオゾン処
理装置に接続されているから、浴槽水のろ過と殺菌を行
って清浄に保つとともに、オゾン臭が残ることがない。
【0017】気液分離室に反応管と有底円筒状の反応塔
が設けられているから、浴槽水のオゾン濃度を上げるこ
とができる。
【0018】水位センサで気液分離室に溜まった浴槽水
の水位制御を行うから、制御が簡単で正確となり、ろ過
能力も安定する。
【0019】入浴後浴槽水が清浄化されるまでの一定時
間は循環ポンプとオゾナイザーを連続運転し、この一定
時間経過後は循環ポンプの連続運転を続けるとともに、
オゾナイザーは一定周期で間欠運転させるから、入浴後
過渡的に濁度やぬめりが高くなってもろ過と殺菌を十分
行うことができ、その後は電力の無駄を省いて省エネを
実現できる。
【0020】5〜12分間周期で間欠運転するから、濁
度を清浄値に保つことができる。またオゾンの排出の制
御を水位制御で行うから、制御が簡単である。
【0021】そして間欠運転でろ材層表面に水膜を残す
よう水位を上げてからオゾンの排出を停止するから、ろ
材層表面が荒れて短絡流を生じるようなことはなく、ろ
過能力が低下することはない。
【0022】
【実施例】以下図面を参照しながら、本発明の一実施例
における浴槽水浄化装置及びその運転方法の説明をす
る。図1は本発明の一実施例における浴槽水浄化装置の
構成概略図、図2(A)は本発明の一実施例における浴
槽水浄化装置及びその運転方法のろ過タンク内水位状態
図、図2(B)は浴槽水浄化装置で発生するろ材層表面
のクレーター状窪みの説明図である。また図3は本発明
の他の実施例における浴槽水浄化装置の運転方法の間欠
運転の周期と浴槽水濁度の関係を示す経時変化図、図4
は本発明の別の実施例における浴槽水浄化装置の運転方
法の間欠運転タイミングチャート図である。
【0023】図1において、1はジェット噴出用ポン
プ、2は循環ポンプである。これらは本実施例を施した
24時間バスシステムの循環水を流動させる原動力とな
っている。本実施例を施した24時間バスシステムに
は、浴槽水21の一部を浴槽水浄化装置内を循環させ浴
槽水21のろ過と殺菌と加熱を行う循環運転モードと、
浴槽内にジェットを噴出するジェット運転モードと、後
で述べるろ過装置18を逆洗する逆洗運転モードの3つ
の運転モードが設けられているが、ジェット噴出用ポン
プ1はこのジェット運転モードと逆洗運転モードの場合
に運転されるものである。そしてこの循環運転モードを
実行するのが、24時間バスシステムに本実施例を施し
た浴槽水浄化装置である。循環ポンプ2はこの循環運転
モードの浴槽水21の循環を起こすために駆動される。
この2つのポンプのうちジェット噴出用ポンプ1の方が
循環ポンプ2より揚程が大きいポンプが使用されてい
る。3はオゾナイザーである。オゾナイザー3は、放電
部とこれに高電圧を印加する電源から構成されている。
この放電部が大気中でコロナ放電することによって大気
中の酸素からオゾンを発生させるものである。発生した
オゾンはオゾン吸い込み用電磁弁9を介してインジェク
タ14に供給される。インジェクタ14において、この
オゾンは循環ポンプ2によって送られてきた浴槽水21
に混入させられる。浴槽水21中でオゾンは浴槽水21
中に溶解するか、気泡となっている。オゾン吸い込み用
電磁弁9は、オゾンをインジェクタ14へ供給するかし
ないかを制御するほか、循環ポンプ2が運転されないと
きにオゾナイザー3に浴槽水21が進入しないように閉
止されるものである。以上の装置は24時間バスシステ
ムを制御するマイコンによって制御される。マイコンは
各種センサからのデータと記憶されているデータに基づ
いて24時間バスシステムを自動運転するが、浴槽に取
り付けられた制御盤19をユーザーが操作することによ
っても制御される。制御盤19は現在の運転状態や予約
状態等を常時液晶表示しており、異常状態に陥ったとき
にはさらにこれを液晶表示するものである。上記した運
転モード設定やタイマ設定等の入力操作ができる。
【0024】7は三方弁であって、8の二方弁とともに
循環運転モード、逆洗運転モード、ジェット運転モード
時のそれぞれの流れの方向を設定するものである。循環
運転モードのときには三方弁7はろ過タンク18の方へ
浴槽水21を導くように設定される。逆洗運転モードの
ときには三方弁7は逆洗用の浴槽水21が二方弁8側に
流れるように設定される。またジェット運転モードのと
きには三方弁7は逆洗運転モードと同様の配置となる。
三方弁7とろ過タンク18とは反応管24で接続されて
いる。この反応管24の先端にはノズル(図示しない)
が形成されており、循環運転モードの場合、オゾンが混
入された浴槽水21は三方弁7、反応管24を経てノズ
ルからろ過タンク18内に噴出される。
【0025】ろ過タンク18の内部には、ろ材層16、
フィルタであるメッシュ17、反応塔15、上限電極棒
22、下限電極棒23が収容されている。ろ材層16は
水平に形成されており、ろ材層16の上部空間は気液分
離室25となっている。反応塔15は有底円筒状で上部
が解放され気液分離室25の中に設けられている。反応
塔15と反応管24はオゾンの溶解を促進するためのも
のである。すなわちインジェクタ14だけではオゾンの
溶解が十分ですすまないため、反応塔15と反応管24
を設けて気液接触の時間を長くさせることによって、浴
槽水21のオゾン濃度を向上させている。反応塔15の
内部には浴槽水21が溜められており、この中に反応管
24が奥まで差し込まれている。従って反応管24から
噴出された浴槽水21は反応塔15内の溜まり浴槽水2
1と激しく混合されて、オーバーフローする形でろ過タ
ンク18内に流れ込むことになる。気液分離室25内の
オゾンの雰囲気下でこのように噴出させることがオゾン
濃度の向上に役立っている。反応塔15はメッシュ17
上に載置された砂状のろ材層16の上に少し埋まった形
で置かれている。ろ過タンク18の上部にはオゾン排出
用制御弁10が取り付けられている。オゾン排出用制御
弁10は電磁弁であるのが適当である。
【0026】ろ過タンク18は浴槽水21のろ過を行う
機能の他、気液分離室25により浴槽水21中に溶解で
きなかった未溶解オゾンを重力で気液分離させる機能を
有している。気液分離されたオゾンがろ過タンク18内
に貯まりすぎてろ過タンク18内の水位を押し下げる
と、図2(B)記載のようにクレーター状の窪みが形成
されて、ろ過タンク18のろ過能力に支障を来すことが
ある。このため浴槽水21が所定の水位の範囲内にある
ように水位制御することが必要である。オゾン排出用制
御弁10は、水位センサである上限電極棒22と下限電
極棒23によって上限と下限の水位を検知すると、下限
位置では開放されるし上限位置では閉止される。このオ
ゾン排出用制御弁10から吐出されたオゾンは、オゾン
処理装置である触媒ヒーター11に送られる。触媒ヒー
ター11はオゾンを分解して酸素に戻す装置で、pct
ヒーターとメッシュ17で構成されている。pctヒー
ターで加熱することによってオゾンは無臭の酸素に変え
られる。
【0027】6は浴槽の足側方向の噴出口に設けた電動
弁であって、循環運転モード、逆洗運転モード、ジェッ
ト運転モードのそれぞれのモードで開閉設定される電動
弁である。循環運転モードの場合電動弁6は閉止される
が、逆洗運転モードの場合に解放され、ジェット運転モ
ードの場合には所望により開放される。5は浴槽の背側
方向の噴出口に設けた電動弁であって、電動弁6と機能
的には違いはないが、循環運転モードと逆洗運転モード
で閉止され、ジェット運転モードでは所望により開放さ
れる点で相違する。本実施例を施した24時間バスシス
テムのジェット運転モードには、単なる強弱モードのほ
か1/fゆらぎ運転モードといった強さで快適さを提供
するモード、あるいは足方向噴出運転、背方向噴出運
転、背足両方向運転といった噴出方向を設定できるモー
ド等いくつもの小モードが設けられているが、前記した
所望により解放できるというのは小モードのうちこの噴
出方向を設定する際に解放されるという意味である。ま
た電動弁5はこの背方向噴出運転モード、背足両方向運
転モードにおいては開閉動作させられるものである。
【0028】フローセンサ12と負圧センサ13は、本
実施例を施した24時間バスシステムの入力データ用セ
ンサである。フローセンサ12は浴槽水浄化装置の循環
流量を検知するセンサであり、負圧センサ13は浴槽内
の水位と循環する浴槽水21の取り込み口に設けたフィ
ルター詰まり検知用のセンサである。負圧センサ13は
運転停止時の圧力と運転時の圧力を比較してフィルター
の詰まりを検知するとともに、この詰まり具合を考慮し
て水位を算出させている。
【0029】4は保温ヒーターである。ユーザーが設定
した温度に到達するまで浴槽水21を加熱するととも
に、この温度を維持するために自動制御される。20は
サーミスタであって、浴槽内の湯温が現在何度かを検知
して保温ヒーター4を制御し浴槽水21の温度を制御す
るとともに、制御盤19上に現在の温度をLCD表示さ
せている。この実施例ではサーミスタ20は35℃から
45℃の範囲を検知している。
【0030】以上のように構成された本実施例の浴槽水
浄化装置について、以下その動作を図1と図2を参照し
ながら説明する。
【0031】まずジェット運転モード時の動作において
は、ジェット噴出用ポンプ1が運転され、循環ポンプ2
は停止される。三方弁7は閉鎖される。浴槽水21の取
り込み口からジェット噴出用ポンプ1によって吸引され
た浴槽水21は、電動弁5、6の開放した方もしくは両
方から浴槽内に噴出される。すなわちこのジェット運転
モードは既に述べたとおり小さな運転モードをもつもの
である。入浴中の快適さを得ることに主眼をおいた運転
モードである。
【0032】次に逆洗運転モード時の動作について説明
する。この場合もジェット噴出用ポンプ1が運転され、
循環ポンプ2は停止される。三方弁7は反応管24とイ
ンジェクタ14側の接続を断ち、反応管24と二方弁8
側を接続する。また二方弁8も開放される。電動弁6は
開放され電動弁5は閉止される。すると浴槽水21の取
り込み口からジェット噴出用ポンプ1によって吸引され
た浴槽水21は、電動弁6を介してろ過タンク18の下
部に吐出される。ろ過タンク18の入った浴槽水21は
メッシュ17とろ材層16を逆洗した後、反応塔15内
に流入し反応管24を通ってから三方弁7で二方弁8側
に導かれて外部に排出される。この逆洗によってろ過タ
ンク18のろ過能力を回復させることができ、これによ
って安定したろ過能力をもたせることができるととも
に、従来例のように浄化フィルタ59が閉塞してメンテ
ナンスに煩わしい思いをする必要はなくなる。
【0033】さて循環運転モード時の動作について説明
する。本実施例を施した24時間バスシステムにおいて
は、この循環運転モードで運転されるのは浴槽水浄化装
置である。この場合既に説明した通りジェット噴出用ポ
ンプ1が停止され、循環ポンプ2が駆動される。三方弁
7はろ過タンク18に接続され、電動弁5、6は閉止さ
れる。浴槽水21の取り込み口から循環ポンプ2によっ
て吸引された浴槽水21は、停止した状態のジェット噴
出用ポンプ1を経由して循環ポンプ2に到達し、インジ
ェクタ14の側に吐出される。インジェクタ14ではオ
ゾナイザー3によって発生させられたオゾンを混入され
て、三方弁7を介してろ過タンク18内に流入させられ
る。溶解できなかったオゾンを気液分離室25で気液分
離してから、ろ材層16とメッシュ17を通り、保温ヒ
ーター4で加熱され再び浴槽内に吐出されるものであ
る。この循環運転モードは保温ヒーター4で浴槽水21
の加熱や保温を図るとともに、ぬめりや濁度をろ材層1
6とメッシュ17のろ過作用で取り、インジェクタ14
で混入されたオゾンによって浴槽周りの雑菌類の殺菌を
行い、さらにこれによってぬめりと濁度を改善するもの
である。
【0034】既に述べたとおり気液分離室25のオゾン
をそのままにしておくとろ過タンク18のろ過能力を低
下させる。すなわち時間が経過するとともに気液分離室
25内のオゾンは増加していき水位を押し下げるから、
図2(B)に示したようにオーバーフローした浴槽水2
1の落下する運動量でろ材層16にクレーター状の窪み
が形成され、浴槽水21がここで短絡流となるからであ
る。そこで水位センサである上限電極棒22と下限電極
棒23によって、設定した水位の範囲から出ることがな
いように水位制御を行う。以下この水位制御について説
明する。オゾンの増加でろ過タンク18内の水位レベル
が下限電極棒23まで低下してくると、この水位検知に
よりろ過タンク18の上部に設置されたオゾン排出用制
御弁10が開かれ、気液分離室25に溜まったオゾンを
オゾン処理装置である触媒ヒーター11に送っている。
オゾンはここで分解され酸素に戻る。この結果気液分離
室25内に溜まったオゾンが外部に吐き出され、徐々に
ろ過タンク18内の水位レベルが上昇することになる。
次にこのろ過タンク18内の水位レベルが上限電極棒2
2まで上昇してくると、この水位検知によりろ過タンク
18の上部に設置されたオゾン排出用制御弁10が閉じ
られ、気液分離室25内に溜まっていたオゾンを吐き出
す。この一連の動作を繰り返すことによって、気液分離
室25内のオゾン量の制御が可能になりろ過能力の低下
を防ぐことができ、しかもオゾンが浴槽水21から放気
されてオゾン臭が立ちこめるようなことがない快適な浴
槽水浄化装置を得ることができる。
【0035】ところでこの実施例の浴槽水浄化装置を循
環運転モードで連続的に運転すると、オゾナイザー3で
発生されたオゾンは一部が浴槽水21に混入されて有効
に殺菌に供されるものの、残りはオゾン排出用制御弁1
0から触媒ヒーター11によって酸素に戻され無害化さ
れ大気に放出される。従って放電を行ってオゾンを発生
させた電力と、排出制御やオゾン処理のために用いる電
力が無駄になっていることになる。しかしオゾンの発生
量そのものを低下させるのではオゾン濃度が十分でなく
なり、殺菌作用が低下して浴槽水21の濁度等も増加す
ることになる。これでは浴槽水浄化装置の本来の機能を
損なってしまうことになる。
【0036】そこでこれを解決した本発明の他の実施例
である浴槽水浄化装置の運転方法について以下説明す
る。この実施例の浴槽水浄化装置の運転方法は、入浴後
浴槽水21が清浄化されるまでの一定時間循環ポンプ2
とオゾナイザー3を連続運転し、この一定時間経過後は
循環ポンプ2の連続運転を続けさせるが、オゾナイザー
3は一定周期で間欠運転させるものである。入浴後浴槽
水21が清浄化されるまでの一定時間の値としては1時
間程度が適当である。というのは入浴後過渡的に濁度や
ぬめりが高くなって浴槽水21のろ過や殺菌が十分な状
態とはいえない状態になり、これを清浄な一定の水準に
までもっていくためこの1時間程度の連続運転が必要に
なるのである。この後この他の実施例では一定周期とし
て7分間周期でオゾナイザー3の間欠運転を行ってい
る。すなわち7分間運転をして7分間休止し、また7分
間運転して再び休止し、これを繰り返すものである。こ
の7分間周期は、5分間周期から12分間周期の間の周
期であれば大体作用効果に違いはなく適宜選択できる。
また休止時間と運転時間の割合を変化させることも可能
である。
【0037】図3は間欠運転の周期と浴槽水濁度の関係
を示す経時変化図であり、周期によって濁度がどのよう
に経時変化するかの実験結果である。3分間周期、7分
間周期、15分周期いずれも、起動時の1時間の連続運
転によって濁度0.8°からスタートして測定されてい
る。3分間周期の場合は、2日めから濁度が上がり6日
目にはほぼ3倍近い値にまで上がっている。この傾向は
15分周期のものでも同じであって6日目には1日目よ
りかなり上昇している。ところが7分間周期のものは微
少な変動はあるもののほぼ0.8°近傍を保っている。
これは次のように考えられる。3分間周期の場合は短い
周期でオゾナイザー3の運転、停止が繰り返される。オ
ゾナイザー3は起動されても直ちにオゾンが浴槽水21
中に混入されることはなく、この遅れのためにオゾン濃
度が低くなって殺菌作用が低下するからだと考えられ
る。これに原因して発生するぬめり等の増加はろ過能力
の低下を来すと考えられる。また15分間周期の場合は
比較的長い時間休止するために、浴槽内の浴槽水21の
オゾン濃度が湯温等のため低下し殺菌力が低下し、濁度
が上がるものと考えられる。これに対し7分間周期の間
欠運転をする場合は、オゾナイザー3の消費電力を50
%削減するとともに殺菌力と濁度を維持できるものであ
る。
【0038】ところで反応塔15からオーバーフローす
る浴槽水21が、落下に際してろ材層16の表面をたた
くことでクレーター状の窪みができるのは既述の通りで
ある。ただオゾナイザー3とオゾン排出用制御弁10を
運転中にはこれがあまり問題になることはない。しかし
運転休止中にはこれが問題となる。というのはオゾナイ
ザー3とオゾン排出用制御弁10の運転中には水位が下
がってきても、水位制御を行っているため下端位置で直
ちに水位が上昇を始め、ろ材層16表面にクレーター状
の窪みができることは少ない。ろ材層16上には水膜が
形成されているため、この水膜でろ材層16が保護され
るのである。ところが間欠運転に入るとインジェクタ1
4からオゾンは供給されてこないから、気液分離室25
内の水位が変化することはない。すると間欠運転に入っ
たとき運悪く下端位置に水位があると、そのまま水膜が
乏しい状態が保持されることになり、ろ材層16の表面
にクレーター状窪みが形成されることになる。
【0039】そこでこれを解決する本発明の別の実施例
である浴槽水浄化装置の運転方法について以下説明す
る。図4のタイミングチャートに示すように、循環運転
モードにおいては連続運転時にも間欠運転時にも循環ポ
ンプ2は運転されている。しかしオゾナイザー3は連続
運転時には連続運転されるが、間欠運転時には運転と停
止が繰り返される。オゾン排出用制御弁10は、連続運
転時には水位の上下に従って解放、閉止が繰り返される
が、間欠運転時には断続的に解放、閉止が行われる。以
下ろ過タンク18内の水位変化に沿ってこの実施例につ
いて説明する。
【0040】入浴後既に連続運転に入りオゾナイザー3
が駆動されているものとする。水位が水位上昇区間aに
至るとその下端でオゾン排出用制御弁10が解放され、
水位上昇区間aの上端に来るとオゾン排出用制御弁10
は閉止される。水位下降区間bではオゾン排出用制御弁
10は閉止されたままであり、下端に到達すると再びオ
ゾン排出用制御弁10が解放され水位が上昇することに
なる。これを繰り返しているうちに、連続運転から間欠
運転に切り替わる。この時点でオゾナイザー3が休止さ
れる。ところでこの別の実施例ではこの切り替わった時
点に運よく水位が上端に存在する場合以外の全ての場合
に、水位が上端位置に上昇するまでの間引き続いてオゾ
ン排出用制御弁10が動作させられる。すなわちこの時
点で水位が水位下降区間bに存在する場合は、水位が下
端位置にさしかかるとオゾン排出用制御弁10が解放さ
れる。またこの時点で水位が水位上昇区間aにあるとき
はオゾン排出用制御弁10は既に解放された状態にある
から、そのまま水位が上端位置になるまでオゾン排出用
制御弁10は解放され続け、オゾンが排出される。いず
れの場合も水位が上端位置に到達するとオゾン排出用制
御弁10は閉止される。この状態でオゾン排出用制御弁
10は閉止され続ける。このときオゾナイザー3も休止
されているから、この後の水位は休止運転の続く間、上
端位置に保持される。オゾナイザー3の停止からオゾン
排出用制御弁10が閉止されるまでの遅れ時間が、オゾ
ン排出処理時間cである。再びオゾナイザー3が駆動さ
れ始めると、気液分離室25内のオゾンが増加し水位が
低下する。水位が低下して下端位置に至るとオゾン排出
用制御弁10が解放される。再び水位は上昇し始める。
さらに水位上昇区間aと水位下降区間bが繰り返され、
オゾナイザー3が休止されると、オゾン排出処理時間c
を経た後で水位は上端保持されることになる。
【0041】このように間欠運転のオゾナイザー3が休
止のとき水位を上端保持するよう制御するから、オーバ
ーフローした浴槽水21が落下に際してろ材層16を直
接たたくことはなく、クレーター状の窪みができること
はない。従ってろ過層16の厚さが部分的に薄くなって
ろ材層16の一部を短絡して水が流れ、ろ材層16の能
力に低下を来すことはない。
【0042】
【発明の効果】本発明の浴槽水浄化装置は、オゾンを混
入させるインジェクタとろ過タンクを備え、ろ過タンク
内にはろ材層と気液分離室を形成し、気液分離室はオゾ
ン排出用制御弁を介してオゾン処理装置に接続している
から、浴槽水のろ過と殺菌を行って清浄に保つととも
に、溶解したオゾンだけを利用するものであって不快な
オゾン臭が残ることがない。
【0043】気液分離室に反応管と有底円筒状の反応塔
が設けているから、浴槽水のオゾン濃度を上げることが
でき殺菌力を上げることができる。
【0044】水位センサで気液分離室に溜まった浴槽水
の水位制御を行うから、制御が簡単で正確となり、ろ過
能力も安定する。
【0045】本発明の浴槽水浄化装置の運転方法は、入
浴後一定時間循環ポンプとオゾナイザーを連続運転し、
その後循環ポンプは連続運転を続け、オゾナイザーは一
定周期で間欠運転させるから、入浴後過渡的に濁度やぬ
めりが高くなっても、ろ過と殺菌を十分行うことがで
き、その後は電力の無駄を省いて省エネを実現できる。
【0046】5〜12分間周期で間欠運転するから、濁
度を清浄値に保つことができる。またオゾンの排出の制
御を水位制御で行うから、制御が簡単である。
【0047】さらに間欠運転時にろ材層表面に水膜を残
すよう水位を上げてからオゾンの排出を停止するから、
ろ過能力が低下することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における浴槽水浄化装置の構
成概略図
【図2】(A)本発明の一実施例における浴槽水浄化装
置及びその運転方法のろ過タンク内水位状態図 (B)浴槽水浄化装置で発生するろ材層表面のクレータ
ー状窪みの説明図
【図3】本発明の他の実施例における浴槽水浄化装置の
運転方法の間欠運転の周期と浴槽水濁度の関係を示す経
時変化図
【図4】本発明の別の実施例における浴槽水浄化装置の
運転方法の間欠運転タイミングチャート
【図5】従来の浴槽水浄化装置の構成概略図
【符号の説明】
1 ジェット噴出用ポンプ 2、58 循環ポンプ 3、53 オゾナイザー 4 保温ヒーター 5、6 電動弁 7 三方弁 8 二方弁 9 オゾン吸い込み用電磁弁 10 オゾン排出用制御弁 11 触媒ヒーター 12 フローセンサ 13 負圧センサ 14、60 インジェクタ 15 反応塔 16 ろ材層 17 メッシュ 18 ろ過タンク 19 制御盤 20 サーミスタ 21 浴槽水 22 上限電極棒 23 下限電極棒 24 反応管 25 気液分離室 50 切換弁 51 噴出ノズル 52 オゾン吐出口 54、55 オゾンホース 56 浴槽 57 循環配管 59 浄化フィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽から浴槽水を吸引する循環ポンプと、
    前記循環ポンプから吐出された浴槽水にオゾナイザーで
    発生させたオゾンを混入させるインジェクタと、前記イ
    ンジェクタから吐出された浴槽水をろ過して前記浴槽に
    戻すろ過タンクを備えており、前記ろ過タンク内にはろ
    材層と気液分離室が形成され、前記気液分離室はオゾン
    排出用制御弁を介してオゾン処理装置に接続されている
    ことを特徴とする浴槽水浄化装置。
  2. 【請求項2】前記気液分離室には、前記インジェクタに
    接続された反応管と、前記反応管を受け入れた有底円筒
    状の反応塔が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の浴槽水浄化装置。
  3. 【請求項3】前記オゾン排出用制御弁を制御して前記気
    液分離室に溜まった浴槽水の水位制御を行うための水位
    センサが設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2記載の浴槽水浄化装置。
  4. 【請求項4】前記ろ過タンクは、逆方向に水を流して逆
    洗することができることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の浴槽水浄化装置。
  5. 【請求項5】浴槽水を循環ポンプで吸引し、前記循環ポ
    ンプから吐出された浴槽水にオゾナイザーで発生したオ
    ゾンを混入してろ材層を形成したろ過タンクに流入さ
    せ、前記ろ過タンク内で気液分離とろ過を行った後、オ
    ゾンを含有した浴槽水を浴槽に戻す浴槽水浄化装置の運
    転方法であって、入浴後浴槽水が清浄化されるまでの一
    定時間は前記循環ポンプと前記オゾナイザーを連続運転
    し、前記一定時間経過後は前記循環ポンプの連続運転を
    続けるとともに、前記オゾナイザーは一定周期で間欠運
    転させることを特徴とする浴槽水浄化装置の運転方法。
  6. 【請求項6】前記一定周期が、5〜12分間周期である
    ことを特徴とする請求項5記載の浴槽水浄化装置の運転
    方法。
  7. 【請求項7】前記ろ過タンク内で気液分離されたオゾン
    の排出の制御を、前記ろ過タンク内の浴槽水の水位制御
    で行うことを特徴とする請求項5又は6記載の浴槽水浄
    化装置の運転方法。
  8. 【請求項8】前記間欠運転で前記オゾナイザーが休止し
    たとき、前記ろ材層表面に水膜を残すよう水位を上げた
    後でオゾンの排出を停止することを特徴とする請求項7
    記載の浴槽水浄化装置の運転方法。
JP6086693A 1994-04-25 1994-04-25 浴槽水浄化装置及びその運転方法 Pending JPH07290073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086693A JPH07290073A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 浴槽水浄化装置及びその運転方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6086693A JPH07290073A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 浴槽水浄化装置及びその運転方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07290073A true JPH07290073A (ja) 1995-11-07

Family

ID=13894047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6086693A Pending JPH07290073A (ja) 1994-04-25 1994-04-25 浴槽水浄化装置及びその運転方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07290073A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8506064B2 (en) 2010-08-28 2013-08-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, method of controlling operations of removing air bubbles and computer readable information recording medium
JP2015062866A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 シャープ株式会社 オゾン含有液生成装置
US9919939B2 (en) 2011-12-06 2018-03-20 Delta Faucet Company Ozone distribution in a faucet
US10640878B2 (en) 2015-11-12 2020-05-05 Delta Faucet Company Ozone generator for a faucet
US10767270B2 (en) 2015-07-13 2020-09-08 Delta Faucet Company Electrode for an ozone generator
US11458214B2 (en) 2015-12-21 2022-10-04 Delta Faucet Company Fluid delivery system including a disinfectant device

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8506064B2 (en) 2010-08-28 2013-08-13 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, method of controlling operations of removing air bubbles and computer readable information recording medium
US9919939B2 (en) 2011-12-06 2018-03-20 Delta Faucet Company Ozone distribution in a faucet
US10947138B2 (en) 2011-12-06 2021-03-16 Delta Faucet Company Ozone distribution in a faucet
JP2015062866A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 シャープ株式会社 オゾン含有液生成装置
US10767270B2 (en) 2015-07-13 2020-09-08 Delta Faucet Company Electrode for an ozone generator
US10640878B2 (en) 2015-11-12 2020-05-05 Delta Faucet Company Ozone generator for a faucet
US11220754B2 (en) 2015-11-12 2022-01-11 Delta Faucet Company Ozone generator for a faucet
US11634828B2 (en) 2015-11-12 2023-04-25 Delta Faucet Company Ozone generator for a faucet
US11458214B2 (en) 2015-12-21 2022-10-04 Delta Faucet Company Fluid delivery system including a disinfectant device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07290073A (ja) 浴槽水浄化装置及びその運転方法
JPH08280771A (ja) 気泡発生装置
JPH0871566A (ja) 循環温浴器及び浴水殺菌方法
JPH09276622A (ja) 浴槽水の浄化装置
JP2000263038A (ja) 浮上分離装置及びそれを用いた循環温浴器
JPH07284774A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH09323008A (ja) 酸性水風呂
JPH10470A (ja) 排水処理装置
JP3761224B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH07185574A (ja) 浴湯の循環調整装置
JPH0847610A (ja) 浴湯の調整装置
JP3225444B2 (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH07256264A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH09327407A (ja) 循環温浴器
JPH0975625A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JP2001095702A (ja) 浴槽装置及びその制御方法
JP5024805B2 (ja) 浴水浄化装置
JP3708625B2 (ja) 浴水清浄化装置
JPH10263556A (ja) 循環浄化装置
JPH0351984B2 (ja)
JPH0737756Y2 (ja) 浴槽湯の清浄殺菌循環装置
JP3427484B2 (ja) 風呂ユニット
JPH08215086A (ja) 浴槽湯の清浄化装置
JPH06335607A (ja) 浴槽水浄化装置
JPH09299265A (ja) 浴槽湯の清浄化装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120921

Year of fee payment: 11