JPH10470A - 排水処理装置 - Google Patents

排水処理装置

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JPH10470A
JPH10470A JP8152053A JP15205396A JPH10470A JP H10470 A JPH10470 A JP H10470A JP 8152053 A JP8152053 A JP 8152053A JP 15205396 A JP15205396 A JP 15205396A JP H10470 A JPH10470 A JP H10470A
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bath
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Takanori Kitagawa
孝典 北川
Shinji Suematsu
真二 末松
Hirobumi Nakamura
博文 中村
Katsuaki Abe
勝昭 阿部
Kazuyoshi Sato
和良 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期から安定したろ過能力を持ち、器体全体
及び浴水を効率的かつコンパクトな装置で殺菌でき、ろ
材メンテナンス不要の排水処理装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 浴水の循環経路中に電解槽12を配設
し、生成した酸性水及びアルカリ性水を浴槽1に戻す。
同時に強アルカリ性水及び強酸性水を生成し、電位処理
フィルター部10に流入、浸漬し、排水する。このとき
の強酸性水及び強アルカリ性水は器体全体へ流入可能で
器体全体を殺菌できる。更に逆洗水を電位処理フィルタ
ー部10に流し、逆洗を行うようにして再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水の処理装置、特
に、使用された浴槽水を再利用する循環温浴器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、使用済みの浴水を循環ポンプ
を用い、プレフィルター(ヘアーキャッチャー)、ろ過
タンク、活性化タンク等を循環させ、浴水の汚れの除去
と活性化を行うようにした循環温浴器が採用されてい
る。近年さらにこのような機能を向上させたものとし
て、単に浴水の汚れを除去し活性化するだけでなく、保
温用ヒーターを用いて温度制御を行い、24時間何時で
も入浴できるようにしたいわゆる24時間風呂が開発さ
れている。
【0003】また、現在の循環温浴器は、生物処理を用
いて浴水の浄化、脱臭を行っているものがほとんどであ
るが、浴水の汚れの除去のほかに悪臭や大腸菌発生を防
止する必要もあるため、殺菌処理を行うための紫外線殺
菌装置を備えたものや、小型のオゾン発生装置を設けて
オゾン処理を行うもの、また、浴水を電気分解する電解
槽を備え、酸性水を浴水に戻すようにした装置も開発さ
れている。
【0004】さらには、浴水の殺菌とは別に、浴水にマ
ッサージ効果を持たせるため、浴水に空気を吸い込ませ
つつ浴槽内にジェット噴出させて気泡を発生させるよう
にした技術も開発されており、このような機能も循環温
浴器に付加されるようになってきた。
【0005】図8は従来の循環温浴器の一例を示すシス
テム概略図である。図中、1は浴槽、2は給水口、3は
プレフィルター(ヘアーキャッチャー)、4は循環パイ
プ、5は流量センサー、6は循環ポンプ、34はろ過タ
ンク、35は活性化タンク、36は殺菌器、15は保温
用ヒータ、14は吐出口、17はコントローラ、18は
表示部及び操作部、19は電源部である。
【0006】上記循環温浴器において、循環ポンプ6が
駆動すると浴槽1内の浴水は給水口2より吸い上げら
れ、プレフィルター3、流量センサー5を通じて循環ポ
ンプ6に入る。このとき、浴水中に含まれる髪の毛等の
大きなゴミは、循環パイプ4の途中に配設されたプレフ
ィルター3により捕集される。このプレフィルター3を
1、2週間に1回程度定期的に取り出し、付着している
髪の毛等の大きなゴミを除去することで循環水量の低下
を防ぐと共に、循環路に流れ込む髪の毛等の大きなゴミ
を連続的に除去することを可能にしている。この場合、
プレフィルター3がゴミによって目詰まりを起こして、
ある一定の流量まで低下すると、これをコントローラ1
7によって検知し、表示部及び操作部18によって洗浄
時期を表示させる。
【0007】循環ポンプ6より送出された浴水は、ガラ
スビーズもしくはセラミックボール等が詰められたろ過
タンク34によりろ過される。ろ過された浴水は活性化
タンク35に送られ、中に詰められた天然石、麦飯石な
どにより活性化される。これらのろ過材及び活性化材
は、機能を果たすまで1、2週間はかかるバイオろ材で
あり、半年に一回程度取り出して洗浄が必要になる。
【0008】このようにして汚れが取り除かれた浴水
は、紫外線またはオゾン等を利用した殺菌器36により
殺菌、脱臭される。更にこうして浄化された浴水は、保
温用ヒータ15により温度コントロールされて吐出口1
4より浴槽1に戻される。
【0009】以上のような経路で循環経路Rが構成され
ている。このような浴水の循環の制御は電源部19、表
示部及び操作部18等と直結したコントローラ17によ
って行われる。
【0010】また、紫外線又はオゾン等の殺菌器36の
代わりに電解槽を設けて電気分解により酸性水を生成
し、それを浴水に戻し浴水を殺菌するものもある。この
ような機能を有する循環温浴器を図8(b)を用いて説
明する。
【0011】図中33はpHセンサー、37、38は三
方弁、39は排水管、36’は電解槽、その他は図8
(a)と同様であるため同じ符号を付している。
【0012】電解槽36’は、プレフィルター3で髪の
毛等の大きなゴミが除去され、ろ過タンク34で小さい
有機物等の小さな汚れがろ過され、その後活性化タンク
35で活性化された浴水を電気分解して電解水を生成す
るためのもので、活性化タンク35の下流側で三方弁3
7に対して並列となるように、循環経路R途中に接続さ
れている。また電解槽36’には電気分解された一方の
電解水を浴槽1外に排出する排水管39が接続され、コ
ントローラ17によって三方弁37、38及び電解槽3
6’が制御されるようになっている。なお、通常状態で
は三方弁37、38によって循環経路Rを形成し、電解
槽36’にも通電されていない。
【0013】上記構成において、入浴後、コントローラ
17によって三方弁37、38及び電解槽36’が所定
時間作動する。即ち三方弁37より電解槽36’にろ
過、活性化された浴水が供給され、三方弁38により保
温用ヒータ15に入る循環経路R’が形成される。そし
て、電解槽36’に供給された浴水は電気分解され、陽
極では酸性水が、陰極ではアルカリ水が予定時間各々生
成される。酸性水は電解槽36’、三方弁38、保温用
ヒータ15を介して浴槽1に戻され、アルカリ水は排水
管39を介して外に排出される。これにより、浴槽1内
では酸性水の殺菌作用により浴槽1内の雑菌の繁殖が抑
制される。また、酸性水には収れん作用、洗浄作用があ
るので美容及び浴槽1内に垢が付着するのを防止する効
果もある。
【0014】所定時間の電解の後、所定時間逆電をかけ
て電極を洗浄するのもコントローラ17によって行われ
る。このとき循環経路はR’であり、所定時間の逆電洗
浄が終わると三方弁38が閉じ、逆電洗浄水が配水管3
9より排出される。また電解中はpHセンサー33によ
って浴水pHを検知し、所定pHを保つようにコントロ
ーラ17によって電解槽36’への電気の供給が制御さ
れる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来技
術では、浴水の汚れを除去するのにバイオろ材を使用し
ているため、半年に一回程度、ろ過材、活性化材等のバ
イオろ材を取り出して洗浄する必要があり、このためメ
ンテナンス性が悪く煩雑であり、使用者が洗浄を忘れた
場合、ろ過性能を低下させやすいという問題がある。ま
た、バイオろ材のろ過性能安定まで1〜2週間程度必要
であるという問題、さらには微生物環境、水質、入浴
者、入浴負荷等の違いで初期の浄化不足及び不安定さが
生じやすい。
【0016】一方、殺菌については、紫外線を利用する
場合、本体内に殺菌灯を設け、汲み上げた浴水に紫外線
を照射した後、この殺菌した浴水を再び浴槽内へ戻すよ
うにしているので、本体内に汲み上げられない浴槽内の
浴水中の雑菌に対して対処できず、雑菌が繁殖するおそ
れがある。
【0017】また殺菌方法として、オゾンを利用する場
合は、未反応オゾンを入浴者が吸い込むことによる人体
への有害性を回避するため、気液分離等の未反応オゾン
を回収する回収装置を本体内に備える必要があり、構造
が複雑となり装置が大型化するという欠点がある。
【0018】さらに、電解水による殺菌の場合、ろ過材
としてバイオろ材を用いていることから、強い殺菌力を
持つ電解水を流すことができず、殺菌効率が悪いという
欠点がある。
【0019】このような問題は、上記した循環温浴器に
かぎらず、使用された水を再利用する一般的な排水処理
装置にも同様に生じる問題である。
【0020】本発明は、従来の排水処理技術における上
記課題を解決するものであり、初期の浄化を安定させ、
バイオろ材の洗浄がいらない等メンテナンス性を向上さ
せ、さらに殺菌については安全性、殺菌効率を向上させ
た排水処理装置、特に循環温浴器を提供することを目的
としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、循環ポンプの下流側にろ過タンク、電位処
理フィルター部を備え、循環ポンプにより浴槽などの排
水槽内の排水を該排水槽とろ過タンクおよび電位処理フ
ィルター部との間で循環させながら、ろ過タンク及び電
位処理フィルター部によりろ過させるようにした排水処
理装置であって、前記排水の循環経路中で前記電位処理
フィルター部と排水槽の間に、並列状に、前記排水を電
気分解する電解槽を配設し、この電解槽で生成した酸性
水又はアルカリ性水を前記排水槽に循環させ、前記電解
槽中の滞留室に生成した強アルカリ性水または強酸性水
を、前記電位処理フィルター部及び又は前記ろ過タンク
に流入可能としたことを特徴とする。
【0022】これによって、初期の浄化を安定させ、バ
イオろ材の洗浄がいらない等メンテナンス性を向上さ
せ、さらに殺菌については安全性、殺菌効率を向上させ
た排水処理装置が提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、循環ポン
プの下流側にろ過タンク、電位処理フィルター部を備
え、循環ポンプにより浴槽などの排水槽内の排水を該排
水槽とろ過タンクおよび電位処理フィルター部との間で
循環させながら、ろ過タンク及び電位処理フィルター部
によりろ過させるようにした排水処理装置であって、前
記排水の循環経路中で前記電位処理フィルター部と排水
槽の間に、並列状に、前記排水を電気分解する電解槽を
配設し、この電解槽で生成した酸性水又はアルカリ性水
を前記排水槽に循環させ、前記電解槽中の滞留室に生成
した強アルカリ性水または強酸性水を、前記電位処理フ
ィルター部及び又は前記ろ過タンクに流入可能としたも
のである。
【0024】このように、電解槽で電気分解して生成し
た酸性水又はアルカリ性水を浴槽中の浴水に注入し、浴
水を酸性又はアルカリ性にすることにより、電位処理フ
ィルター及び浴水中有機物及び無機物の持つ電位(ゼー
タ電位)が変化し、電位処理フィルターへ有機物及び無
機物が電位物理吸着が起こり、またタンパク質の等電点
凝集、特に酸性下で脂質の水からの分離性向上、アルカ
リ性下で脂質及び脂肪酸のケン化析出により効率的なろ
過が可能となる。また酸性水の殺菌作用によって浴槽中
の雑菌の繁殖が抑制され、長期間にわたって浴槽内の浴
水の水質を維持できる。
【0025】また電解槽中の滞留室に生成した強アルカ
リ性水または強酸性水を、前記電位処理フィルター部及
び又は前記ろ過タンクに流入可能としたことで、有機
物、無機物の溶解、及び有機物、無機物の電位(ゼータ
電位)変化で電位処理フィルターから有機物、無機物の
離脱が起こり、その後これらは排水できる。更に電位処
理フィルターの逆洗により、電位処理フィルターから有
機物、無機物の強制離脱ができ容易に再生することがで
きる。
【0026】また、強酸性水及び強アルカリ性水を器体
全体の配管及びろ過タンクに流すことにより、器体全体
を殺菌し、垢、ぬめりの発生による目詰まりも防止でき
る。更に電位処理フィルターにバブリング機構を設けて
同時に再生を行うことにより再生効率が更に向上でき
る。
【0027】また、請求項4に記載の発明は、上記発明
に加え、前記電位処理フィルター部に再生効率向上用の
バブリング機構を設けたもので、これによって電位処理
フィルター部の再生効率が向上する。
【0028】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態である
循環温浴器のシステム概略図、図2は図1の循環温浴器
の電解槽の概略構成図、図3は図1の循環温浴器におけ
る循環モードのときの浴水の流れ図、図4は図1の循環
温浴器における(酸性及びアルカリ)電解モードのとき
の浴水の流れ図、図5は図1の循環温浴器における電位
処理フィルター部浸漬・排水モードのときの浴水の流れ
図、図6は図1の循環温浴器における電位処理フィルタ
ー逆洗モードのときの浴水の流れ図、図7は図1の循環
温浴器におけるろ過タンク逆流モードのときの浴水の流
れ図である。なお、上記各図において図8に示す従来例
と同一のものは同一符号を付している。
【0029】図1において、4は循環パイプで、循環パ
イプ4の先端の給水口2は浴槽1に張った浴水中に挿入
されている。循環パイプ4の循環路には、プレフィルタ
ー3と循環ポンプ6が設けられており、プレフィルター
3の下流側に流量センサー5、pHセンサー33が設け
られている。プレフィルター3は給水口2から浴槽1内
の浴水を汲み上げるときに、その浴水中の毛髪及び大き
なゴミを除去するためのものである。
【0030】更に循環ポンプ6の下流側には三方弁7、
ろ過タンク8、三方弁9、28、電位処理フィルター部
10、三方弁11とを順次循環パイプ4で接続してい
る。ろ過タンク8は径が0.04mm程度のガラスビー
ズまたはセラミックボール等が詰められており、プレフ
ィルター3で取れなかった小さなゴミ(有機物及び無機
物)等を除去する。
【0031】電位処理フィルター部10は、プレフィル
ター3及びろ過タンク8で取れなかった更に小さい有機
物、無機物等を除去するためのものであり、電位処理を
施したろ過材である。電位処理としては、薬品処理、物
理的に電位をかける等の方法があり、いずれもろ過材に
ゼータ電位等の電位を強制的に持たしたもので、この電
位は浴水のpHによって変動するものである。
【0032】ここで、ろ過部形状としては糸巻きタイプ
を好適に使用できるが、プリーツ型等の膜、粒状、糸
状、不織布、繊維等も使用可能である。またろ過材の種
類は活性炭を好適に使用できるが、変性ポリアミド、P
P、ポリオレフィン等の樹脂(有機物)、無機物等電位
がかけられるもの全ての材料を使用できる。
【0033】電位処理フィルター部10の下流側は、三
方弁11によって二方向に分岐し、片方は三方弁29、
保温用ヒータ15を通り、浴槽1に開口した吐出口14
に接続されている。保温用ヒータ15は、給水口2より
浴槽1から汲みあげた浴水を加熱するためのもので、表
示部及び操作部18とコントローラ17によって設定さ
れた所望の温度に加熱できるようになっている。もう片
方は浴水注入口22、電解槽12、吐水口13へと接続
されている。
【0034】電解槽12は電気分解による電解水を生成
するためのもので、電位処理フィルター部10の下流側
で三方弁11に対して並列になるように接続されてい
る。電解槽12の内部には図2に示すように、隔膜24
により循環室20、滞留室21に区画され、各電極室に
電極25、26がそれぞれ設けられている。隔膜24は
複数枚用いて多層式もしくは多重式が可能で、ここでは
2重式を例にしている。これにより滞留室にイオン濃縮
された強アルカリ性水または強酸性水生成を可能として
いる。
【0035】電解槽12の上部には、循環室20及び滞
留室21に略均等に浴水を給水するように給水口22
と、2方弁16を有する滞留水吐出管23が接続されて
いる。また電解槽12の下部には、電気分解された一方
の電解水を循環室20から浴槽1に排出する吐出管13
が接続され、電解効率を向上させるためにガス透過膜2
7を有している。ガス透過膜27は電気分解により発生
する気体例えば水素、酸素、塩素等々のみを透過させ、
水を透過させない膜である。
【0036】図1に戻って、流量センサー5、pHセン
サー33、循環ポンプ6、三方弁7、9、11、28、
29、2方弁16、40、41、42、電解槽12、保
温用ヒータ15は電源部19、表示部及び操作部18を
接続したコントローラ17に接続されており、通常運転
を可能としている。以上が本発明における循環温浴器の
構成である。
【0037】次に図3〜図7を参照して上記循環温浴器
の動作について説明する。動作は図3に示す循環モー
ド、図4に示す(酸性及びアルカリ)電解モード、図5
に示す電位処理フィルター部浸漬・排水モード、図6に
示す電位処理フィルター逆洗モード、図7に示すろ過タ
ンク逆洗モードの5つのモードからなる。
【0038】まず図3の循環モードでは、循環ポンプ6
を駆動させると浴槽1内の浴水は給水口2より吸い上げ
られ、循環パイプ4、プレフィルター3、及び流量セン
サー5を通じて循環ポンプ6に流入する。このとき、浴
水中に含まれる髪の毛等の大きなゴミは循環パイプ4の
途中に配設されたプレフィルター3により捕集される。
このプレフィルター3は着脱可能であり、定期的にプレ
フィルター3を取り出し、付着している髪の毛等の大き
なゴミを除去することで循環水量の低下を防ぐと共に、
循環路に流れ込む髪の毛等の大きなゴミを連続的に除去
することを可能にしている。
【0039】なお、循環水量の低下は、流量センサー5
及びコントローラ17によって監視され、表示部及び操
作部18によって洗浄時期を知らせることも可能であ
る。この流量センサー5及びコントローラ17はプレフ
ィルター3のみならず、ろ過タンク8及び電位処理フィ
ルター部10の目詰まりも検知できる。さらには循環ポ
ンプ6の異常検知を行い、循環ポンプ6を停止させるこ
ともできる。
【0040】循環ポンプ6より送出された浴水は三方弁
7を経て、ガラスビーズもしくはセラミックボール等が
詰めらたろ過タンク8によりプレフィルター3で取れな
かった有機物、無機物等の細かい汚れがろ過される。そ
の後ろ過された浴水は三方弁9、28を経て電位処理フ
ィルター部10に入り、薬品処理等によりゼータ電位等
の電位を持たした活性炭繊維で表面を覆われたPP(ポ
リプロピレン)等の糸巻きフィルター(ここでは孔径は
5μmを例にあげるが、ろ過性能及び寿命によっては他
の孔径も可能である)により、プレフィルター3及びろ
過タンク8で取れなかった更に小さい有機物、無機物等
の汚れが除去される。なお、電位処理フィルター部10
では、孔径5μmの物理ろ過と、浴水中に含まれるゼー
タ電位を持った径5μm以下の有機物、無機物等の微粒
子の電位物理吸着によりろ過する。
【0041】こうしてろ過された浴水は三方弁11、2
9を経て保温用ヒータ15により温度コントロールされ
て吐出口14より浴槽1内に戻される。このような浴水
の制御はコントローラ17によって流量センサー5、循
環ポンプ6、三方弁7、9、28、11、29、保温用
ヒータ15等を制御することによって行われる。
【0042】図4の電解モードでは、循環ポンプ6を駆
動させると浴槽1内の浴水は給水口2より吸い上げら
れ、循環パイプ4、プレフィルター3、流量センサー5
を通じて循環ポンプ6に入る。このとき、浴水中に含ま
れる髪の毛等の大きなゴミは循環パイプ4の途中に配設
されたプレフィルター3により捕集される。循環ポンプ
6より送出された浴水は三方弁7を経てろ過タンク8に
よりプレフィルター3で取れなかった有機物、無機物等
の細かい汚れがろ過される。
【0043】その後、ろ過された浴水は三方弁9、28
を経て電位処理フィルター部10に入り、プレフィルタ
ー3及びろ過タンク8で取れなかった更に細かい有機
物、無機物等の汚れがろ過される。なお、電位処理フィ
ルター部10は、孔径5μmによる物理ろ過と、浴水中
に含まれるゼータ電位を持った径5μm以下の有機物、
無機物等の微粒子の電位物理吸着によりろ過する。
【0044】こうしてろ過された浴水は三方弁11によ
り分岐され、一方は三方弁29を経て保温用ヒータ15
により温度コントロールされて吐出口14より浴槽1内
に戻される。もう片方は給水管22を経て電解槽12に
入る。そして給水された浴水は電極25、26間に流れ
る電流により電気分解され、陽極には酸性水が、陰極に
はアルカリ性水がそれぞれ生成され、複数枚の隔膜で形
成されている多層式もしくは多重式隔膜24(ここでは
2重式)により循環室20、滞留室21に電解水が分け
られ、循環室20内の電解水は吐出管13を経て浴槽1
内に戻される。
【0045】滞留室21中の電解水は、電解時間をかけ
ることによってイオン濃度を上げることができ、濃縮可
能であり、強電解水が生成される。ここで、循環室20
にpH3程度の酸性水が生成され、浴槽1内に酸性水が
戻され、滞留室21にpH12以上の強アルカリ性水が
生成される場合を酸性電解モード、逆をアルカリ電解モ
ードとし、このとき循環室20中の電解水はpH10程
度のアルカリ性水が、滞留室21中はpH2以下の強酸
性水が生成される。これによって酸性電解モードでは、
浴水はpH5.5程度、アルカリ電解モードではpH9
〜9.5程度にコントロールされる。この浴水のpH管
理は、pHセンサー33、コントローラ17によって行
い、所定のpHになるよう電極25、26に流れる電流
値が制御される。このような浴水の循環の制御は、コン
トローラ17によって流量センサー5、pHセンサー3
3、循環ポンプ6、三方弁7、9、28、11、29、
電解槽12、保温用ヒータ15等を制御することによっ
て行われる。
【0046】また酸性電解モードの浴槽1内では、酸性
水の殺菌作用により浴槽1内の雑菌の繁殖が制御され
る。また酸性水には収れん作用があるので、入浴時に皮
膚を気持ち良く引き締め、シミ等ができるのを防止する
と共に、良く暖まると同時に全身美容の効果もある。更
に、洗浄作用が高いので浴槽1内に垢などが付着するの
を防止し、浴槽1内の掃除の手間を省略できる。
【0047】予め設定された時間が経過するとコントロ
ーラ17によって電解槽12への通電が解除され、次の
モードに移る。また浴水pHを5.5付近まで下げるこ
とにより、浴水中の微粒子成分及び電位処理フィルター
部10の電位が変化し、微粒子の電位処理フィルター部
10への電位物理吸着が起きる。更に浴水中のタンパク
質の等電点凝集、脂質の水からの分離性が高まることに
より物理ろ過性能が向上する。
【0048】アルカリ電解モードでは浴水pHを9〜
9.5付近まで上げることにより、浴水中の有機物、無
機物微粒子成分及び電位処理フィルター部10の電位が
変化し、微粒子の電位処理フィルター部10への電位物
理吸着が起こる。更に浴水中のタンパク質の等電点凝
集、脂質及び脂肪酸のCa,Mgイオン等との反応で、
ケン化現象析出が起こることにより物理ろ過性能が向上
する。
【0049】このモードも酸性電解モードと同様に、予
め設定された時間が経過するとコントローラ17によっ
て電解槽12への通電が解除され、次のモードに移る。
いづれのモードにおいても、滞留室21には強アルカリ
性水または強酸性水の生成が行われている。
【0050】図5の電位処理フィルター部浸漬・排水モ
ードでは、循環ポンプ6により浴槽1内の浴水は給水口
2より吸い上げられ、循環パイプ4、プレフィルター
3、流量センサー5を通じて循環ポンプ6に入る。この
とき、浴水中に含まれる髪の毛等の大きなゴミは循環パ
イプ4の途中に配設されたプレフィルター3により捕集
される。
【0051】循環ポンプ6より送出された浴水は、三方
弁7を経てろ過タンク8によりプレフィルター3で取れ
なかった有機物、無機物等の細かい汚れがろ過される。
その後、ろ過された浴水は三方弁9、28、29を通じ
て保温用ヒータ15に入り、温度コントロールされて吐
出口14より浴槽1内に戻される。
【0052】一方、電解モードで生成した滞留室21の
強電解水が、吐出管23及び途中の二方弁16を通じ
て、電位処理フィルター部10に自由落下により注入さ
れる。注入直前に排水管30の途中の二方弁40が開
き、中の浴水が排出され、排出が終わり二方弁40が閉
じた後に、強電解水がフィルター部10に注入され、所
定時間電位処理フィルターが浸漬される。所定時間の電
位処理フィルター浸漬後、二方弁40が開き、強電解水
が排水管30を通じて外に排出される。
【0053】このとき、電位処理フィルター部10を強
電解水に侵浸させることにより、電位物理吸着した浴水
中の微粒子、電位処理フィルターの電位変化で電位フィ
ルターから微粒子が離脱、または溶解が起こる。このよ
うにして離脱もしくは溶解した微粒子は、排水モードで
外に排水される。
【0054】図5において、電解モードで生成した強酸
性水を器体配管全体及びろ過タンクにも通水可能とし、
同時に器体配管全体を殺菌し、垢、ヌメリの発生による
配管ろ過タンク等の目詰まりを防止することも可能とし
ている。
【0055】図6の電位処理フィルター逆洗モードで
は、循環ポンプ6により浴槽1内の浴水は給水口2より
吸い上げられ、循環パイプ4、プレフィルター3、流量
センサー5を通じて循環ポンプ6に入る。このとき、浴
水中に含まれる髪の毛等の大きなゴミは循環パイプ4の
途中に配設されたプレフィルター3により捕集される。
循環ポンプ6より送出された浴水は、三方弁7を経てろ
過タンク8によりプレフィルター3で取れなかった有機
物、無機物等の細かい汚れがろ過される。その後ろ過さ
れた浴水は、三方弁9で分岐され、一方は、三方弁2
8、29を経て保温用ヒータ15に入り浴槽1内に戻さ
れ、もう一方は、ろ過タンク8によりろ過された浴水が
三方弁9を経て電位処理フィルター部10へ逆方向から
入り、電位処理フィルターへ物理吸着した微粒子を強制
離脱させる。また逆洗と同時に、電位処理フィルター部
10にバブリング機構を設けるなどして再生効率を向上
させる方法も可能である。
【0056】図7のろ過タンク逆洗モードでは、循環ポ
ンプ6により浴槽1内の浴水は給水口2より吸い上げら
れ、循環パイプ4、プレフィルター3、流量センサー5
を通じて循環ポンプ6に入る。このとき、浴水中に含ま
れる髪の毛等の大きなゴミは循環パイプ4の途中に配設
されたプレフィルター3により捕集される。循環ポンプ
6より送出された浴水は三方弁7を経てろ過タンク8へ
逆方向から注入され、ろ材に付着した浴水中の有機物及
び無機物を強制離脱させる。
【0057】以上、5モードの組み合わせにより入浴水
の浄化及び殺菌、ろ過タンク8及び電位処理フィルター
部10の再生を行う。通常は循環モードで動作してい
る。入浴直後に表示部及び操作部18で操作すると、コ
ントローラ17により自動的に酸性電解モードに入り、
所定時間この動作を行う。ここでは3時間酸性電解を行
うことにするが、より浄化する条件で設定可能である。
その後電位処理フィルター部浸漬・排水モードを所定時
間行う。ここでは2時間強アルカリ性水浸漬を行うこと
にするが、より離脱及び溶解する条件で設定可能であ
る。その後アルカリ電解モードに入り、所定時間行う。
ここでは2時間アルカリ電解を行うことにするが、より
浄化する条件で設定可能である。さらにその後電位処理
フィルター部浸漬・排水モードを所定時間行う。ここで
は1.5時間強酸性水浸漬を行うことにするが、より離
脱及び溶解する条件で設定可能である。同時に強電解水
浸漬により電位処理フィルター10の殺菌も行われる。
そして最後に、電位処理フィルター逆洗モード、ろ過タ
ンク逆洗モードを行い、循環モードに戻る。これが一連
のモードである。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によって、電気分解
された酸性水及びアルカリ性水の殺菌作用によりろ過タ
ンク、電位処理フィルター部、配管等器体全体を殺菌
し、垢、ヌメリの発生による目詰まりを防止でき、長期
間にわたって浴槽中及び器体全体をきれいな状態に維持
できると共に、電解槽のほかに回収装置等を必要としな
いので、簡単な構造で浄化装置自体を小型化でき、さら
に、浴水を酸性及びアルカリ性に変化させることによ
り、電位処理フィルター及び浴水中有機物及び無機物の
電位を変化させて電位物理吸着を向上させ、タンパク質
の等電点凝集、脂質の水からの分離性の向上、脂質及び
脂肪酸のケン化現象によりろ過能力の向上などが達成さ
れ、初期の浄化を安定させ、バイオろ材の洗浄がいらな
い等メンテナンス性を向上させ、さらに殺菌については
安全性、殺菌効率を向上させた排水処理装置、特に循環
温浴器が提供できる。
【0059】また、電位処理フィルターでろ過した後、
強酸性水、強アルカリ性水をフィルター部へ流入、浸
漬、逆洗し、フィルター部に付着した有機物、無機物を
溶解、離脱、強制離脱して排水することにより、電位フ
ィルターの再生と、ろ過タンクの逆洗による再生が行わ
れ、定期的にろ材を取り出して洗うという作業が不要と
なり、メンテナンス性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である循環温浴器のシス
テム概略図
【図2】図1の循環温浴器の電解槽の概略構成図
【図3】図1の循環温浴器における循環モードのときの
浴水の流れ図
【図4】図1の循環温浴器における(酸性及びアルカ
リ)電解モードのときの浴水の流れ図
【図5】図1の循環温浴器における電位処理フィルター
部浸漬・排水モードのときの浴水の流れ図
【図6】図1の循環温浴器における電位処理フィルター
逆洗モードのときの浴水の流れ図
【図7】図1の循環温浴器におけるろ過タンク逆流モー
ドのときの浴水の流れ図
【図8】従来の循環温浴器の一例を示すシステム概略図
【符号の説明】
1 浴槽 3 プレフィルター 5 流量センサー 6 循環ポンプ 8 ろ過タンク 10 電位処理フィルター部 12 電解槽 15 保温用ヒータ 17 コントローラ 18 表示部及び操作部 19 電源部 20 循環室 21 滞留室 24 隔膜 25、26 電極 27 ガス透過性膜 33 pHセンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E03C 1/10 B01D 35/02 J (72)発明者 阿部 勝昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 和良 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】循環ポンプの下流側にろ過タンク、電位処
    理フィルター部を備え、前記循環ポンプにより排水槽内
    の排水を該排水槽とろ過タンクおよび電位処理フィルタ
    ー部との間で循環させながら、ろ過タンク及び電位処理
    フィルター部によりろ過させるようにした排水処理装置
    であって、 前記排水の循環経路中で前記電位処理フィルター部と排
    水槽の間に、並列状に、前記排水を電気分解する電解槽
    を配設し、この電解槽で生成した酸性水又はアルカリ性
    水を前記排水槽に循環させ、前記電解槽中の滞留室に生
    成した強アルカリ性水または強酸性水を、前記電位処理
    フィルター部及び又は前記ろ過タンクに流入可能とした
    排水処理装置。
  2. 【請求項2】前記排水槽が浴槽で、前記排水が同浴槽内
    の使用済みの浴槽水であることを特徴とする請求項1記
    載の排水処理装置。
  3. 【請求項3】さらに前記排水を入浴温度に加熱するヒー
    タを備えた請求項2記載の排水処理装置。
  4. 【請求項4】前記電位処理フィルター部に再生効率向上
    用のバブリング機構を設けたことを特徴とする請求項
    1、2、3記載の排水処理装置。
  5. 【請求項5】前記電位処理フィルター部のろ過材が、ゼ
    ーダ電位を強制的に持たしたものであることを特徴とす
    る請求項1から4記載の排水処理装置。
  6. 【請求項6】前記電位処理フィルター部のろ過部が、糸
    巻き型、プリーツ型の膜、粒状、糸状、不織布、繊維の
    いずれかであることを特徴とする請求項1から5記載の
    排水処理装置。
  7. 【請求項7】前記電位処理フィルター部のろ過材が、活
    性炭、変性ポリアミド、PP、ポリオレフィン等の樹
    脂、無機物のいずれかであることを特徴とする請求項1
    から6記載の排水処理装置。
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