JPH08326124A - 洗浄器付便器 - Google Patents
洗浄器付便器Info
- Publication number
- JPH08326124A JPH08326124A JP15548495A JP15548495A JPH08326124A JP H08326124 A JPH08326124 A JP H08326124A JP 15548495 A JP15548495 A JP 15548495A JP 15548495 A JP15548495 A JP 15548495A JP H08326124 A JPH08326124 A JP H08326124A
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- JP
- Japan
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- water
- super
- oxidized
- chamber
- alkaline ionized
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- Pending
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 人体に害を及ぼしたり、使用者に抵抗感を持
たせることなく、洗浄器付トイレの洗浄効果を更に向上
させる。 【構成】 水を電気分解することによって正極2側に生
成される超酸化水を洗浄ノズル3から噴射する洗浄器付
便器とする。 【効果】 洗浄効果と共に制菌又は殺菌効果が得られ
る。
たせることなく、洗浄器付トイレの洗浄効果を更に向上
させる。 【構成】 水を電気分解することによって正極2側に生
成される超酸化水を洗浄ノズル3から噴射する洗浄器付
便器とする。 【効果】 洗浄効果と共に制菌又は殺菌効果が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水を噴射して局部を洗
浄する洗浄器付の便器に関する。
浄する洗浄器付の便器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、排便後の衛生状態を保つこと
ができ、痔疾患に対しても有効であることに加え、ビデ
として用いることで性病予防にも役立つことから、洗浄
器付の便器がかなり普及している。この洗浄器は、水道
水を暖めて、便器の後方に位置する洗浄ノズルから噴射
するものとなっている。
ができ、痔疾患に対しても有効であることに加え、ビデ
として用いることで性病予防にも役立つことから、洗浄
器付の便器がかなり普及している。この洗浄器は、水道
水を暖めて、便器の後方に位置する洗浄ノズルから噴射
するものとなっている。
【0003】一方、河川の汚染に伴う水道水の水質低下
と共に、健康促進のために、所謂アルカリイオン水生成
器がかなりの普及を見せている。このアルカリイオン水
生成器は、水を軽度に電気分解して、飲用に供されるア
ルカリイオン水をその負極側に生成するものである。生
成されるアルカリイオン水は、酸化還元電位が負電位と
なっており(このため「還元水」ともいう)、ミネラル
分を多量に含むことから、細胞を活性化する働きをな
し、健康上有益であるとされている。
と共に、健康促進のために、所謂アルカリイオン水生成
器がかなりの普及を見せている。このアルカリイオン水
生成器は、水を軽度に電気分解して、飲用に供されるア
ルカリイオン水をその負極側に生成するものである。生
成されるアルカリイオン水は、酸化還元電位が負電位と
なっており(このため「還元水」ともいう)、ミネラル
分を多量に含むことから、細胞を活性化する働きをな
し、健康上有益であるとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、洗浄器付便
器の洗浄ノズルから噴出される水が殺菌作用のあるもの
であれば衛生上更に好ましいものとなるが、消毒薬を添
加するのでは、その種類や量を厳密に定めなければなら
ず、取り扱いを誤ると逆効果となる恐れもある。また、
薬剤を使用することへの抵抗感もあり、現実的な手段と
はなりにくい。
器の洗浄ノズルから噴出される水が殺菌作用のあるもの
であれば衛生上更に好ましいものとなるが、消毒薬を添
加するのでは、その種類や量を厳密に定めなければなら
ず、取り扱いを誤ると逆効果となる恐れもある。また、
薬剤を使用することへの抵抗感もあり、現実的な手段と
はなりにくい。
【0005】一方、上記アルカリイオン水生成器は、も
っぱら生成されるアルカリイオン水を飲用に供するため
に使用されており、アルカリイオン水と同時に正極側に
生成される酸化水(「酸性水」ともいう)は、そのまま
廃棄されているのが通常で、せいぜい洗顔に使用されて
いる程度に過ぎない。つまり、アルカリイオン水の有益
性のみが注目されてその使用がなされているが、酸化水
についてはほとんど積極的使用が考えられていないのが
現状である。
っぱら生成されるアルカリイオン水を飲用に供するため
に使用されており、アルカリイオン水と同時に正極側に
生成される酸化水(「酸性水」ともいう)は、そのまま
廃棄されているのが通常で、せいぜい洗顔に使用されて
いる程度に過ぎない。つまり、アルカリイオン水の有益
性のみが注目されてその使用がなされているが、酸化水
についてはほとんど積極的使用が考えられていないのが
現状である。
【0006】本発明は、人体に害を及ぼしたり、使用者
に抵抗感を持たせることなく、洗浄器付トイレの洗浄効
果を更に向上させることを目的とする。
に抵抗感を持たせることなく、洗浄器付トイレの洗浄効
果を更に向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するに際し、アルカリイオン水生成器のような水の電
気分解によって生成される酸化水がその酸化力に基づく
殺菌作用を有していること、並びに、アルカリイオン水
生成器が既にかなり普及しており、これと同じ原理で生
成される酸化水の使用に違和感がないと共に、特に外的
使用であれば人体への悪影響の心配が一切ないことに着
目し、いわば飲料用のアルカリイオン水生成器の原理
を、便器に付属する洗浄器という、全く異なる用途に活
用することによって上記目的を達成したものである。
成するに際し、アルカリイオン水生成器のような水の電
気分解によって生成される酸化水がその酸化力に基づく
殺菌作用を有していること、並びに、アルカリイオン水
生成器が既にかなり普及しており、これと同じ原理で生
成される酸化水の使用に違和感がないと共に、特に外的
使用であれば人体への悪影響の心配が一切ないことに着
目し、いわば飲料用のアルカリイオン水生成器の原理
を、便器に付属する洗浄器という、全く異なる用途に活
用することによって上記目的を達成したものである。
【0008】即ち、本発明は、図1に示されるように、
水を電気分解する電解槽1と、この電解槽1の正極2側
に生成される超酸化水を噴出する洗浄ノズル3とを備え
た洗浄器4を有する洗浄器付便器としているものであ
る。
水を電気分解する電解槽1と、この電解槽1の正極2側
に生成される超酸化水を噴出する洗浄ノズル3とを備え
た洗浄器4を有する洗浄器付便器としているものであ
る。
【0009】
【実施例及び作用】図1及び図2に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0010】図1は洗浄器の概念図で、図中1が電解槽
である。
である。
【0011】電解槽1内はイオン透過性の隔壁5によっ
て正極室6と負極室7に区画されている。正極室6内に
は正極2が設けられ、負極室7内には負極8が設けられ
ており、この正極2と負極8は隔壁5を介して対峙して
いる。
て正極室6と負極室7に区画されている。正極室6内に
は正極2が設けられ、負極室7内には負極8が設けられ
ており、この正極2と負極8は隔壁5を介して対峙して
いる。
【0012】正極室6と負極室7には開閉弁9a,9b
を介して水道が接続されていると共に、正極室6と負極
室7には、夫々上下にセンサー10a,11aと10
b,11bが設けられている。正極室6側のセンサー1
0a,11aは正極室6側の開閉弁9aを開閉制御する
ものであり、負極室7側のセンサー10b,11bは負
極室側の開閉弁9bを開閉制御するものである。即ち、
下方のセンサー11a及び/又は11bが水面を感知す
ると開閉弁9a及び/又は9bが開放されて正極室6及
び/又は負極室に水が供給され、上方のセンサー10a
及び/又は10bが水面を感知すると開閉弁9a及び/
又は9bが閉鎖されて水の供給が停止されるものであ
る。
を介して水道が接続されていると共に、正極室6と負極
室7には、夫々上下にセンサー10a,11aと10
b,11bが設けられている。正極室6側のセンサー1
0a,11aは正極室6側の開閉弁9aを開閉制御する
ものであり、負極室7側のセンサー10b,11bは負
極室側の開閉弁9bを開閉制御するものである。即ち、
下方のセンサー11a及び/又は11bが水面を感知す
ると開閉弁9a及び/又は9bが開放されて正極室6及
び/又は負極室に水が供給され、上方のセンサー10a
及び/又は10bが水面を感知すると開閉弁9a及び/
又は9bが閉鎖されて水の供給が停止されるものであ
る。
【0013】正極室6と負極室7内が所定量の水で満た
された状態で正極2及び負極8が電源に接続されると、
電解槽1内で電気分解が始まり、正極室6内には酸化水
が生成され、負極室7内にはアルカリイオン水が生成さ
れる。
された状態で正極2及び負極8が電源に接続されると、
電解槽1内で電気分解が始まり、正極室6内には酸化水
が生成され、負極室7内にはアルカリイオン水が生成さ
れる。
【0014】本発明における電気分解は、良好な制菌又
は殺菌作用が得られるよう、正極室6内に生成される酸
化水が超酸化水といわれる領域に達するまで行われるも
のである。この超酸化水とは、酸化還元電位が+600
ミリボルト以上のもので、実用上は酸化還元電位が+6
00〜+1300ミリボルトのものが好ましい。特に、
水道水をそのまま若しくは電解質として塩を添加して電
気分解を行う場合、pHは3〜2程度の低い領域である
ことが好ましく、特にpHが2.8〜2.2、酸化還元
電位が+800〜1200ミリボルトの領域であること
が好ましい。また、後述する軟水器を経た水の電気分解
によると、オゾンをリッチにして制菌又は殺菌効果を高
めることができるので、pHは5〜3程度でも良好な制
菌又は殺菌作用を得ることができる。
は殺菌作用が得られるよう、正極室6内に生成される酸
化水が超酸化水といわれる領域に達するまで行われるも
のである。この超酸化水とは、酸化還元電位が+600
ミリボルト以上のもので、実用上は酸化還元電位が+6
00〜+1300ミリボルトのものが好ましい。特に、
水道水をそのまま若しくは電解質として塩を添加して電
気分解を行う場合、pHは3〜2程度の低い領域である
ことが好ましく、特にpHが2.8〜2.2、酸化還元
電位が+800〜1200ミリボルトの領域であること
が好ましい。また、後述する軟水器を経た水の電気分解
によると、オゾンをリッチにして制菌又は殺菌効果を高
めることができるので、pHは5〜3程度でも良好な制
菌又は殺菌作用を得ることができる。
【0015】上記電気分解は、後述するように超酸化水
(アルカリイオン水)が消費されて新たな水が電解槽1
に供給された後、自動的に一定時間行われるようにして
おくと、手を加えることなく次に使用する超酸化水(ア
ルカリイオン水)の用意を進めることができるので好ま
しい。また、超酸化水(アルカリイオン水)の消費量の
多寡に応じて正極6と負極7間への通電時間が自動的に
調整されるようにしておくと、使用量の変動に拘わらず
生成される超酸化水(アルカリイオン水)の状態を一定
に保てるので更に好ましい。更に、超酸化水は、長時間
使用せずに放置すると、徐々に酸化還元電位が下がって
しまうことから、一定時間使用されない時には自動的に
再度所要時間の電気分解が行われるようにし、超酸化水
の酸化還元電位が自動的に維持されるようにしておくこ
とが好ましい。
(アルカリイオン水)が消費されて新たな水が電解槽1
に供給された後、自動的に一定時間行われるようにして
おくと、手を加えることなく次に使用する超酸化水(ア
ルカリイオン水)の用意を進めることができるので好ま
しい。また、超酸化水(アルカリイオン水)の消費量の
多寡に応じて正極6と負極7間への通電時間が自動的に
調整されるようにしておくと、使用量の変動に拘わらず
生成される超酸化水(アルカリイオン水)の状態を一定
に保てるので更に好ましい。更に、超酸化水は、長時間
使用せずに放置すると、徐々に酸化還元電位が下がって
しまうことから、一定時間使用されない時には自動的に
再度所要時間の電気分解が行われるようにし、超酸化水
の酸化還元電位が自動的に維持されるようにしておくこ
とが好ましい。
【0016】電気分解を助けるため、電解槽1内に供給
される水に電解質を添加することもできる。この電解質
としては、一般のアルカリイオン水生成器に使用されて
いるようなカルシウム化合物、例えば炭酸カルシウム、
水酸化カルシウム、グリセロリン酸カルシウム等を用い
ることもできるが、最も簡便には塩である。この電解質
の添加は、正極室6に供給される水と負極室7に供給さ
れる水の両者に対して行っても、いずれか一方の水に対
して行ってもよい。
される水に電解質を添加することもできる。この電解質
としては、一般のアルカリイオン水生成器に使用されて
いるようなカルシウム化合物、例えば炭酸カルシウム、
水酸化カルシウム、グリセロリン酸カルシウム等を用い
ることもできるが、最も簡便には塩である。この電解質
の添加は、正極室6に供給される水と負極室7に供給さ
れる水の両者に対して行っても、いずれか一方の水に対
して行ってもよい。
【0017】電解槽1内に抗菌又は殺菌作用を有するセ
ラミックスを入れておくことができる。電解槽1内にこ
のセラミックスを入れておくと、それ自体が有する抗菌
又は殺菌作用によって超酸化水の制菌又は殺菌作用を向
上させることができると共に、セラミックスが電解質の
供給源となって超酸化水の生成を助けることができる。
ラミックスを入れておくことができる。電解槽1内にこ
のセラミックスを入れておくと、それ自体が有する抗菌
又は殺菌作用によって超酸化水の制菌又は殺菌作用を向
上させることができると共に、セラミックスが電解質の
供給源となって超酸化水の生成を助けることができる。
【0018】水の電気分解は、上記のように電解質を添
加して行っても、水道水をそのまま電解槽1に供給して
行ってもよいが、軟水器を経た水道水を電解槽1に供給
して行うこともできる。軟水器を経た水道水を電気分解
することによって得られる超酸化水によると、オゾンに
よる殺菌作用を得やすくなる。この場合、水に含まれる
電解質が少ないことから、正極室と負極室間を並設した
一対のイオン交換膜で仕切り、このイオン交換膜間に固
体電解質(例えばイオン交換樹脂)又は液体電解質を入
れた電解槽(図示されていない)を用いて電気分解を行
うことが好ましい。
加して行っても、水道水をそのまま電解槽1に供給して
行ってもよいが、軟水器を経た水道水を電解槽1に供給
して行うこともできる。軟水器を経た水道水を電気分解
することによって得られる超酸化水によると、オゾンに
よる殺菌作用を得やすくなる。この場合、水に含まれる
電解質が少ないことから、正極室と負極室間を並設した
一対のイオン交換膜で仕切り、このイオン交換膜間に固
体電解質(例えばイオン交換樹脂)又は液体電解質を入
れた電解槽(図示されていない)を用いて電気分解を行
うことが好ましい。
【0019】正極室6と負極室7には、夫々ポンプ12
a,12bが接続されており、正極室6に生成される超
酸化水と負極室7に生成されるアルカリイオン水を切り
換え器13を介して洗浄ノズル3へ送ることができるよ
うになっている。また、正極室6とポンプ12aの間及
び負極室7とポンプ12bの間には夫々加温器13a,
13bが設けられており、送られる超酸化水とアルカリ
イオン水を暖めることができるようになっている。
a,12bが接続されており、正極室6に生成される超
酸化水と負極室7に生成されるアルカリイオン水を切り
換え器13を介して洗浄ノズル3へ送ることができるよ
うになっている。また、正極室6とポンプ12aの間及
び負極室7とポンプ12bの間には夫々加温器13a,
13bが設けられており、送られる超酸化水とアルカリ
イオン水を暖めることができるようになっている。
【0020】切り換え器13は、洗浄ノズル3に超酸化
水を送るかアルカリイオン水を送るかを切り換えるもの
である。
水を送るかアルカリイオン水を送るかを切り換えるもの
である。
【0021】アルカリイオン水も制菌又は殺菌作用を有
するが、超酸化水ほど確実に細菌を死滅させるものでは
ないので、洗浄ノズル3には超酸化水のみを送って、ア
ルカリイオン水は便器本体15(図2参照)内に放出し
てもよい。この場合、超酸化水側の経路のみを洗浄ノズ
ル3に接続し、アルカリイオン水側の経路は直接便器本
体15へと導けばよいので、上記切り換え器13は不要
である。尚、アルカリイオン水は便器本体15内に放出
せずに電解槽1内に留めておくこともできるが、アルカ
リイオン水側の電気分解状態が累積的に進行することに
なるので、超酸化水の消費と共にアルカリイオン水を便
器本体15に放出して、両者の入れ替え量を揃えること
が好ましい。
するが、超酸化水ほど確実に細菌を死滅させるものでは
ないので、洗浄ノズル3には超酸化水のみを送って、ア
ルカリイオン水は便器本体15(図2参照)内に放出し
てもよい。この場合、超酸化水側の経路のみを洗浄ノズ
ル3に接続し、アルカリイオン水側の経路は直接便器本
体15へと導けばよいので、上記切り換え器13は不要
である。尚、アルカリイオン水は便器本体15内に放出
せずに電解槽1内に留めておくこともできるが、アルカ
リイオン水側の電気分解状態が累積的に進行することに
なるので、超酸化水の消費と共にアルカリイオン水を便
器本体15に放出して、両者の入れ替え量を揃えること
が好ましい。
【0022】ところで、アルカリイオン水は細胞活動を
活発にする作用を有するので、これも有効利用できるよ
うにすることが好ましい。即ち、一定時間超酸化水を洗
浄ノズル3から噴出させて洗浄と共に制菌又は殺菌を図
った後、切り換え器13を作動させて洗浄ノズル3から
アルカリイオン水を噴出させるようにすると、例えば痔
疾患部を清潔に保つと共にその治癒を促進することが可
能となる。
活発にする作用を有するので、これも有効利用できるよ
うにすることが好ましい。即ち、一定時間超酸化水を洗
浄ノズル3から噴出させて洗浄と共に制菌又は殺菌を図
った後、切り換え器13を作動させて洗浄ノズル3から
アルカリイオン水を噴出させるようにすると、例えば痔
疾患部を清潔に保つと共にその治癒を促進することが可
能となる。
【0023】上記のように超酸化水とアルカリイオン水
を切り換えて洗浄ノズル3に送る場合、図中破線で示す
経路を経て、超酸化水を洗浄ノズル3に送っている間は
同じ量のアルカリイオン水を便器本体15内に放出し、
アルカリイオン水を洗浄ノズル3に送っている間は同じ
量の超酸化水を便器本体15内に放出して、超酸化水と
アルカリイオン水の消費量を揃えることが好ましい。こ
のようにすると、超酸化水とアルカリイオン水の一方の
みが偏って消費されることによって、一方の電解状態の
みが過剰に進行してしまうことを防止することができ
る。
を切り換えて洗浄ノズル3に送る場合、図中破線で示す
経路を経て、超酸化水を洗浄ノズル3に送っている間は
同じ量のアルカリイオン水を便器本体15内に放出し、
アルカリイオン水を洗浄ノズル3に送っている間は同じ
量の超酸化水を便器本体15内に放出して、超酸化水と
アルカリイオン水の消費量を揃えることが好ましい。こ
のようにすると、超酸化水とアルカリイオン水の一方の
みが偏って消費されることによって、一方の電解状態の
みが過剰に進行してしまうことを防止することができ
る。
【0024】加温器14a,14bは必須のものではな
いが、良好な使用感を得る上で設けることが好ましい。
この加温器14a,14bは、従来の洗浄器に用いられ
ているものと同様のものである。
いが、良好な使用感を得る上で設けることが好ましい。
この加温器14a,14bは、従来の洗浄器に用いられ
ているものと同様のものである。
【0025】上述のような洗浄器4を有する便器は、図
2に示されるように、その電解槽1等の場所をとる部材
を、便器本体15の側方に設けたメインケース16内に
収容し、このメインケース16の上面にスイッチ類等を
設けた操作部17を設けたものとすることでコンパクト
にまとめることができる。尚、図2において18は座
部、19は蓋である。
2に示されるように、その電解槽1等の場所をとる部材
を、便器本体15の側方に設けたメインケース16内に
収容し、このメインケース16の上面にスイッチ類等を
設けた操作部17を設けたものとすることでコンパクト
にまとめることができる。尚、図2において18は座
部、19は蓋である。
【0026】尚、図1に示される電解槽1はバッチ式で
あるが、連続式の電解槽(図示されていない)を用いる
ことも可能である。即ち、水道から連続して正極室と負
極室に供給される水がこれらを通過する間に必要な電気
分解を施し、正極室に生成されて押し出される超酸化水
を洗浄ノズル3に供給するようにすることもできる。こ
の場合においても、洗浄ノズルに供給するのは超酸化水
のみとし、同時に生成されるアルカリイオン水は総て便
器本体に放出してもよいが、やはり図1で説明したよう
な切り換え器13を設けて超酸化水とアルカリイオン水
の両者を洗浄ノズル3に供給できるようにすることが好
ましい。
あるが、連続式の電解槽(図示されていない)を用いる
ことも可能である。即ち、水道から連続して正極室と負
極室に供給される水がこれらを通過する間に必要な電気
分解を施し、正極室に生成されて押し出される超酸化水
を洗浄ノズル3に供給するようにすることもできる。こ
の場合においても、洗浄ノズルに供給するのは超酸化水
のみとし、同時に生成されるアルカリイオン水は総て便
器本体に放出してもよいが、やはり図1で説明したよう
な切り換え器13を設けて超酸化水とアルカリイオン水
の両者を洗浄ノズル3に供給できるようにすることが好
ましい。
【0027】上記のような連続式の電解槽は飲用のアル
カリイオン水生成器として既に使用されており、本発明
においても同様の電解槽を利用可能であるが、本発明に
おける電気分解はアルカリイオン水生成器における電気
分解よりもやや長時間の電気分解とすることが好ましい
ことから、電気分解の時間を任意に設定できる前述のバ
ッチ式のものが好ましい。
カリイオン水生成器として既に使用されており、本発明
においても同様の電解槽を利用可能であるが、本発明に
おける電気分解はアルカリイオン水生成器における電気
分解よりもやや長時間の電気分解とすることが好ましい
ことから、電気分解の時間を任意に設定できる前述のバ
ッチ式のものが好ましい。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、次の効果を奏するものである。
り、次の効果を奏するものである。
【0029】(1)超酸化水による洗浄ができるので、
単に汚れを洗い流すだけでなく、制菌又は殺菌作用を得
ることができ、洗浄による衛生状態を格段に向上させる
ことができる。従って、痔疾患や性病の予防及び治癒促
進にも有効である。
単に汚れを洗い流すだけでなく、制菌又は殺菌作用を得
ることができ、洗浄による衛生状態を格段に向上させる
ことができる。従って、痔疾患や性病の予防及び治癒促
進にも有効である。
【0030】(2)消毒薬を使用するものではないの
で、使用者の抵抗感がなく、しかも人体に悪影響を及ぼ
す心配が全くない。
で、使用者の抵抗感がなく、しかも人体に悪影響を及ぼ
す心配が全くない。
【0031】(3)超酸化水の他にアルカリイオン水に
よる洗浄も併用できるようにすると、アルカリイオン水
による細胞の活性化作用を得ることができ、患部の治癒
を更に促進することができる。
よる洗浄も併用できるようにすると、アルカリイオン水
による細胞の活性化作用を得ることができ、患部の治癒
を更に促進することができる。
【図1】本発明に係る洗浄器付便器に用いる洗浄器の一
実施例を示す概念図である。
実施例を示す概念図である。
【図2】本発明に係る洗浄器付便器の外観例を示す斜視
図である。
図である。
1 電解槽 2 正極 3 洗浄ノズル 4 洗浄器 5 隔壁 6 正極室 7 負極室 8 負極 9a,9b 開閉弁 10a,10b,11a,11b センサー 12a,12b ポンプ 13 切り換え器 14a,14b 加温器 15 便器本体 16 メインケース 17 操作部 18 便座 19 蓋
Claims (3)
- 【請求項1】 水を電気分解する電解槽と、この電解槽
の正極側に生成される超酸化水を噴出する洗浄ノズルと
を備えた洗浄器を有することを特徴とする洗浄器付便
器。 - 【請求項2】 洗浄ノズルから一定時間超酸化水を噴出
させた後、電解槽の負極側に生成されるアルカリイオン
水を洗浄ノズルから一定時間噴出させる切り換え器を有
することを特徴とする請求項1の洗浄器付便器。 - 【請求項3】 洗浄ノズルから噴出される超酸化水の加
温手段を有することを特徴とする請求項1の洗浄器付便
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548495A JPH08326124A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 洗浄器付便器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548495A JPH08326124A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 洗浄器付便器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326124A true JPH08326124A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15607061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15548495A Pending JPH08326124A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 洗浄器付便器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326124A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030013881A (ko) * | 2001-08-09 | 2003-02-15 | 김용성 | 이온기를 구비한 비데 장치 |
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- 1995-05-31 JP JP15548495A patent/JPH08326124A/ja active Pending
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