JP2001090145A - 便器の殺菌装置および便器の殺菌方法 - Google Patents

便器の殺菌装置および便器の殺菌方法

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JP2001090145A JP26665199A JP26665199A JP2001090145A JP 2001090145 A JP2001090145 A JP 2001090145A JP 26665199 A JP26665199 A JP 26665199A JP 26665199 A JP26665199 A JP 26665199A JP 2001090145 A JP2001090145 A JP 2001090145A
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silver
flush water
water
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Naohito Wajima
尚人 輪島
Shuji Nishiyama
修二 西山
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Toto Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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    • C02F1/4606Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods for producing oligodynamic substances to disinfect the water
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗便器にぬめりの付着や臭気の発生を防止
する機能を備え、さらに小便器においては、尿石の付着
にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の
発生をも防止する機能も兼ね備えるとともに、水洗便器
のボウル面の黒色化を生じさせることのない水洗便器の
殺菌方法及び便器洗浄水の殺菌装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 水洗便器の便器洗浄水給水路に配設さ
れ、少なくとも1対の、少なくとも一方が銀を含む電極
と、電極間に形成された流路と、流路に連通する液体流
入口と液体流出口を有する連続式電解槽を備え、電気分
解により銀イオンを便器洗浄水に供給する殺菌装置にお
いて、便器洗浄水に含まれる銀成分濃度が1μg/L以
上50μg/L以下であることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗便器の便器洗
浄水へ銀成分を添加して便器の殺菌を行う、殺菌装置及
び殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、便器の日常的洗浄は、使用者のボ
タン操作等による手動洗浄装置、あるいは、便器の前に
人が立ったことを検出し、便器の使用が終了した時点で
自動的に上水又は中水を流すという動作を行なう自動洗
浄装置により行なわれていた。
【0003】しかし、便器使用後に単に水を流すのみで
は、徐々に便器に水アカやぬめりが付着したり臭気が発
生することを防止することができない。また、小便器に
おいては尿石が配管内に付着して汚水の通過路を狭くし
たり、便器の表面に付着して外観を損ね、細菌繁殖の温
床となって臭気を放つようになる。このように一旦付着
してしまった尿石は通常の清掃では除去することは難し
く、ブラシで強く擦らないと取れない。このため、尿石
除去は専門の業者に依頼する必要があり、大きな負担と
なっていた。
【0004】従来から銀成分には殺菌作用があることは
知られており、水洗便器の殺菌のため、水洗便器に対す
る便器洗浄水給水路と、この便器洗浄水給水路内に銀成
分を混入させる銀極板を有するイオン発生器と、前記便
器洗浄水給水路に設けた開閉弁の開弁動作に連動して銀
極板に給電する電源装置とを備えた便器洗浄水の殺菌浄
化装置が知られている。(実開平7−17391)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように銀成分を含んだ便器洗浄水を水洗便器に供給させ
る場合、洗浄水として用いる上水や中水に含まれる塩素
イオン等のハロゲンイオンと銀成分とが反応し、塩化銀
等のハロゲン化銀生成を促してしまう。この塩化銀等の
ハロゲン化銀は、非常に難溶性であるとともに、光感受
性が高く、容易に銀鏡反応を引き起こして黒色化を生じ
てしまうという問題があった。
【0006】特に、便器洗浄水においては、比較的高い
頻度で洗浄水が水洗便器表面を流れるため、上水や中水
中に含まれる代表的な成分である、ケイ酸イオンやカル
シウムイオンが付着乾燥の繰り返しによって、多孔性の
いわゆる「水アカ」を水洗便器表面に形成する。この形
成した水アカ表面の凹凸によって、水中の粒子状懸濁物
質の捕捉効果が高まるため、上記塩化銀等のハロゲン化
銀が接触した場合も同様に捕捉されてしまう。上記のよ
うに、塩化銀等のハロゲン化銀は難溶性の結晶粒子であ
るため、便器洗浄水中に溶解することなく水洗便器表面
に残存してしまう。結果として、水洗便器表面を黒色に
着色させることになり、美観を損なってしまうという大
きな問題があった。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、水洗便器にぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、さらに小便器においては、
尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止する機能も兼ね備えるととも
に、水洗便器のボウル面の黒色化を生じさせることのな
い水洗便器の殺菌方法及び便器洗浄水の殺菌装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた本発明は、水洗便器の便器
洗浄水給水路に配設され、少なくとも1対の、少なくと
も一方が銀を含む電極と、電極間に形成された流路と、
流路に連通する液体流入口と液体流出口を有する連続式
電解槽を備え、電気分解により銀成分を便器洗浄水に供
給する殺菌装置において、便器洗浄水に含まれる銀成分
濃度が1μg/L以上50μg/L以下であるようにし
た。
【0009】また、本発明の好ましい様態として、便器
洗浄水に含まれる銀成分濃度が1μg/L以上10μg
/L以下にしたものを挙げることができる。
【0010】これにより、水洗便器のボウル面を通過す
る便器洗浄水中に含まれる塩化銀等の不溶性ハロゲン化
銀の生成を抑制するとともに、便器洗浄水中の殺菌に寄
与する銀成分を安定に供給することができ、水洗便器の
ボウル面、トラップ部及び排水管等の便器洗浄水接触部
に、菌の増殖によって発生するぬめりの付着や臭気を防
止する機能を備え、さらに小便器においては、尿石の付
着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気
の発生をも防止する機能も兼ね備えるとともに、水洗便
器のボウル面の黒色化を生じさせることのない水洗便器
の殺菌方法及び便器洗浄水の殺菌装置を提供することが
できる。
【0011】また、本発明は、前記銀成分濃度は、便器
洗浄水の状態を検知して前記電極間に印可する目標電流
値もしくは目標電圧値を設定することによって制御する
ようにした。
【0012】これにより、便器洗浄水の水質変化を検知
して、電極間に印可する電流値もしくは電圧値を設定す
るため、便器洗浄水中に請求項1もしくは請求項2記載
の銀成分濃度の範囲内で、一定の銀成分濃度を供給でき
る。その結果、便器洗浄水として使用される水は、上水
あるいは中水が一般的であるが、水中に含まれる成分及
びその濃度は、季節、天候、処理方法によって変化が生
じても安定に銀成分濃度を供給することができ、且つ、
塩化銀等の不溶性ハロゲン化銀の生成を抑制して、水洗
便器のボウル面の黒色化を防止できる。
【0013】また、本発明の好ましい様態として、前記
便器洗浄水の状態検知手段は、所定の電流を電極間に印
加して得られる電圧値であることを挙げることができ
る。
【0014】これにより、便器洗浄水の水質変化を電圧
値として検知して、便器洗浄水中に請求項1もしくは請
求項2記載の銀成分濃度の範囲内で、一定の銀成分濃度
を供給するための電流値もしくは電圧値を設定し、便器
洗浄水の水質が変動しても、過剰な銀成分濃度の供給を
防止することができる。
【0015】また、本発明の好ましい様態として、前記
便器洗浄水の状態検知手段は、所定の電圧を電極間に印
加して得られる電流値であることを挙げることができ
る。
【0016】これにより、便器洗浄水の水質変化を電流
値として検知して、便器洗浄水中に請求項1もしくは請
求項2記載の銀成分濃度の範囲内で、一定の銀成分濃度
を供給するための電流値もしくは電圧値を設定し、便器
洗浄水の水質が変動しても、過剰な銀成分濃度の供給を
防止することができる。
【0017】また、本発明のさらに好ましい様態とし
て、前記便器洗浄水の状態検知手段は、前記電流値およ
び電圧値から得られる抵抗値もしくは電気伝導度である
ことを挙げることができる。
【0018】これにより、便器洗浄水の水質変化を抵抗
値もしくは抵抗値の逆数から得られる電気伝導度として
検知して、便器洗浄水中に請求項1もしくは請求項2記
載の銀成分濃度の範囲内で、一定の銀成分濃度を供給す
るための電流値もしくは電圧値を設定し、便器洗浄水の
水質が変動しても、過剰な銀成分濃度の供給を防止する
ことができる。
【0019】また、本発明は、前記便器洗浄水の状態検
知手段は、前記電気分解と同時に実施することを挙げる
ことができる。これにより、便器洗浄水の水質変化を検
知すると同時に、電極間に印可する目標電流値もしくは
目標電圧値を設定することができるため、瞬時に、便器
洗浄水中に請求項1もしくは請求項2記載の銀成分濃度
の範囲内で制御でき、便器洗浄水の水質が変動しても、
過剰な銀成分濃度の供給を防止することができる。
【0020】また、本発明の別の実施形態としては、便
器の殺菌方法において、水洗便器の便器洗浄水経路に、
電気分解により銀イオンを便器洗浄水に添加するにあた
り、便器洗浄水に含まれる銀成分濃度を1μg/L以上
50μg/L以下として便器へ放出することを特徴とす
る。また、好ましくは、この便器洗浄水に含まれる銀成
分濃度を1μg/L以上10μg/L以下として便器へ
放出することを特徴とする。これにより、水洗便器のボ
ウル面を通過する便器洗浄水中に含まれる塩化銀等の不
溶性ハロゲン化銀の生成を抑制するとともに、便器洗浄
水中の殺菌に寄与する銀成分を安定に供給することがで
き、水洗便器のボウル面、トラップ部及び排水管等の便
器洗浄水接触部に、菌の増殖によって発生するぬめりの
付着や臭気を防止する機能を備え、さらに小便器におい
ては、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美
観の損傷、臭気の発生をも防止する機能も兼ね備えると
ともに、水洗便器のボウル面の黒色化を生じさせること
のない水洗便器の殺菌方法を提供することができる。
【0021】なお、本発明を大便器や小便器等の水洗便
器に適用した場合において、以上に述べた効果のほかに
も秀逸な効果を発揮する。その理由を以下に記す。
【0022】水洗便器への尿石の付着メカニズムは次の
ようなものと考えられている。水洗便器に排尿をする
と、洗浄によって除去しきれない尿が便器表面に付着す
るとともに、小便器内のトラップ部に尿が滞留する。こ
のため、便器表面やトラップ内の滞留水中には多数の細
菌が存在しやすくなる。尿には多量の尿素やタンパク
質、リン酸等が含有されており、これを栄養源として細
菌が増殖する。この際、尿素は細菌の有する酵素ウレア
ーゼの作用によりアンモニアと二酸化炭素に分解され、
この時生成するアンモニア量が臭気の一因となる。また
アンモニアの生成によってpHが上昇し、小便器ボウル
面に付着した液体やトラップ部の滞留水に含まれるカル
シウムイオンが炭酸塩やリン酸塩へと変化して析出し、
尿石として小便器に付着し、着色汚れの原因となる。
【0023】以上から、本発明に係る便器洗浄水の殺菌
装置を水洗便器に適応した様態では、生成された銀イオ
ンを水洗便器に流すことにより、水洗便器内に存在する
細菌を殺菌するため、このような尿石付着の原因が排除
され、水洗便器は常に清浄な状態に保たれて美観を損ね
ることもなく、尿石の配管内への付着による汚水通過路
の狭小化が防止され、また、アンモニア等による臭気の
発生も防止される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。なお、本実施例では主として本発明の便
器洗浄水の殺菌方法及び殺菌装置を小便器に適用した例
を示したが、大便器に用いても同様の効果を発揮するこ
とができる。
【0025】図1は本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置
の実施例である。電解槽1が、便器洗浄用給水管4のフ
ラッシュバルブ等からなる給水弁3よりも下流に設けら
れている。給水弁3は公知の便器自動洗浄システム5に
電気的に接続されている。便器洗浄用給水管4は小便器
1に接続されている。また、制御装置6が電源部7、電
解槽2の電極8a、8b及び便器自動洗浄システム3と
に電気的に接続されている。
【0026】図2は本実施例に用いる電解槽2の詳細図
である。電解槽2の内部には金属銀の平板を向かい合わ
せて配置した一対の電極8a、8bがあり、この電極間
に形成された電極間流路9が構成されている。
【0027】次に動作について説明する。便器洗浄は便
器洗浄水に銀成分を含む場合と、便器洗浄水に銀成分を
含まない場合とに適宜わけられる。便器洗浄水に銀成分
を含まない場合は、使用者が小便器1を使用した後、便
器自動洗浄システム5の作動により給水弁3が開き、便
器洗浄用給水管4を通り電解槽2を通じて小便器1に供
給される。
【0028】便器洗浄水に銀成分を含む場合、便器洗浄
の開始は、便器自動洗浄システム5の作動による給水弁
3の開弁信号を検知して、電源部7の電気エネルギーが
制御装置6を介して電解槽2内の一対の電極8a、8b
に給電され、電極8a、8bのいずれかアノード側から
銀成分が溶出し、1μg/L以上50μg/L以下、好
ましくは、1μg/L以上10μg/L以下の銀成分を
含んだ便器洗浄水が便器洗浄用給水管4を通って小便器
1に供給される。さらに、便器洗浄の終了は、便器自動
洗浄システム5の作動による給水弁3の閉弁信号を検知
して、電源部7の電気エネルギーが制御装置6を介して
電解槽2内の一対の電極8a、8bへの給電を停止す
る。
【0029】また、上記電解槽2内の一対の電極8a、
8bへの給電停止は、給水弁3の開弁信号を検知後、所
定の時間経過後に作動させるようにしてもよい。
【0030】この工程によって、小便器1のボウル面、
トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀成分
を含んだ水を供給することができ、小便器1に細菌の増
殖によって生じるぬめりの付着や臭気の発生を防止する
とともに、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化
や美観の損傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0031】なお、本発明の殺菌装置に流量センサーを
設けることによって、便器洗浄水の流量を検知すること
ができるので、制御装置6は電極8a、8bに、流量に
比例した電流もしくは電圧を印加するように制御でき、
便器洗浄水の流量が変動しても、溶解する銀成分濃度を
一定に維持することができる。この場合、電源部7の電
気エネルギーが制御装置6を介して電解槽2内の一対の
電極8a、8bに給電もしくは給電停止を流量センサー
の信号を検知して作動させることもできる。
【0032】この時、流量センサーに代えて、定流量弁
を設け、給水弁3の開閉状態を制御装置6が検知しうる
ように構成し、給水弁3の開弁時に電源部7の電気エネ
ルギーが制御装置6を介して電解槽2内の一対の電極8
a、8bに給電されるようにしてもよい。この場合、定
流量弁によって流量を一定に保つことができるので、供
給する銀成分濃度を一定に維持することができる。
【0033】さらに、上記流量センサーもしくは定流量
弁に代えて流量スイッチを設け、便器洗浄水の通水状態
をを検知して、電源部7の電気エネルギーが制御装置6
を介して電解槽2内の一対の電極8a、8bに給電もし
くは給電停止を流量センサーの信号を検知して作動させ
ることもできる。
【0034】電極8a、8bの極性(すなわちアノード
とカソード)は、制御装置6が定期的に反転させてお
り、カソード側に炭酸カルシウムなどのスケールが付着
するのを防いでいる。この際、銀イオンの供給にともな
い、電極8a、8bは消耗していくので、電極がアノー
ドである時間とカソードである時間とは均等にしておく
ことで一対の電極8a、8bを均等に消耗させることが
でき、最後まで無駄なく電極8a、8bを使い切ること
ができる。電極8a、8bは、それ自身から銀成分を溶
出させるため、寿命を長くできるという点で、純銀の板
材が好ましいが、銀を含む合金や銀メッキであっても構
わない。
【0035】なお、一対の電極8a、8bのうち少なく
とも一方が銀であればよい。一方に銀以外の電極を用い
る場合は、制御装置6によって銀電極側の極性をアノー
ドに切り替えることで銀成分を供給することができる。
また、この少なくとも一方が銀である対の電極を複数対
設けてもよい。
【0036】また、便器の使用様態によっては、必ずし
も上記のごとき毎回の便器洗浄の時に銀成分を供給する
という動作には限られない。すなわち、銀の消耗を極力
抑えたい場合には、数回おきの便器洗浄時にのみ銀成分
を供給する様態でもよい。また、銀の時間的な消耗を一
定にしたい場合には、便器使用後の便器洗浄時には銀成
分を供給させず、一定時間おきに制御装置6が便器自動
洗浄システム5を介して給水弁3を開閉させることで自
動的に便器洗浄を行い、この際にのみ銀成分を供給する
様態でもよい。さらに、たとえ銀の消耗が増大しても、
より高度な殺菌のレベルを維持したい場合には、便器使
用後の便器洗浄時のみならず、非使用時にも一定時間お
きに自動的に便器洗浄を行い、この際にも銀成分を供給
する様態でもよい。以上の動作は、便器の使用様態に応
じて制御装置6のプログラムを変更して、給水弁3を開
栓させる条件を変更することで対応できる。
【0037】次に本発明の効果を発揮させるのに必要な
銀成分濃度について説明する。図3は便器洗浄水に含ま
れる銀成分濃度と塩素イオン濃度の関係を示すものであ
る。銀イオンは、水中に存在する塩素イオン等のハロゲ
ンイオンと極めて容易に反応し、不溶性のハロゲン化銀
を生成する。通常用いられる便器洗浄水には、ハロゲン
イオンとして主に塩素イオンが数10ppm含まれてい
るため、生成するハロゲン化銀としては、塩化銀が一般
的である。下式の如く、塩化銀の生成は銀成分濃度と塩
素イオンの平衡によって決定される。 Ag++Cl-=AgClaq Ag++2Cl-=AgCl2 - Ag++3Cl-=AgCl3 2- Ag++4Cl-=AgCl4 3- 全銀イオン成分濃度=Ag++AgClaq+AgCl2 -
+AgCl3 2-+AgCl4 3- 上記銀成分は水中で安定に存在するイオン種であって、
上記AgClは価数をもたないノニオンである。したが
って、上記全銀イオン成分濃度以上の銀イオンを便器洗
浄水中に溶出させると、余剰の銀イオンは不溶性の塩化
銀として便器洗浄水中に存在することになる。よって、
便器洗浄水に含まれる銀成分濃度を図3の全銀イオン成
分濃度の下限値である50μg/L以下とすることによ
って、塩素イオン濃度が変化、すなわち、水質が変化し
ても銀成分は不溶性の塩化銀が生成されることなくイオ
ンとして安定に水中に存在させることができる。これに
よって、生成した不溶性の塩化銀が水洗便器の表面に付
着して黒色化することを防ぐことができる。
【0038】図4は銀成分濃度と細菌数の経時変化の関
係を示すものである。銀成分濃度が高ければ高いほど、
殺菌に要する時間は当然のことながら短くなる。しかし
ながら、水洗便器の表面やトラップ内の細菌を増殖させ
なければ、ぬめりや尿石の生成といった細菌に由来する
汚れの発生が抑制されるとともに、アンモニア等の臭い
の発生もまた抑制できる。したがって、銀成分の濃度は
1μg/L以上あれば十分な効果をもたらすことができ
る。さらに、上記の不溶性塩化銀の発生にともなう水洗
便器表面の黒色化を考慮すれば、過剰の銀成分の供給は
適当ではない。
【0039】図5は便器洗浄水中の銀成分濃度と不溶性
の塩化銀生成濃度の関係を示すものである。電解槽2内
の一対の電極8a、8bに給電して、銀成分を便器洗浄
水に供給する場合、電極8a、8bの表面近傍の銀成分
濃度は瞬間的に供給しようとする銀成分濃度にくらべて
高くなり、この結果、上記不溶性の塩化銀の生成を招い
てしまう懸念があり、平衡に達して安定なイオン成分に
なるまでに時間を要してしまう。この結果、便器洗浄水
に含まれる銀成分濃度は10μg/L以下であれば不溶
性の塩化銀の生成がなく、便器表面の黒色化が防止でき
る。
【0040】したがって、便器洗浄水の銀成分濃度は1
μg/L以上50μg/L以下、好ましくは1μg/L
以上10μg/L以下が適当であり、便器表面の黒色化
を生じさせることなく、細菌の増殖によるぬめりや尿
石、アンモニア臭等の悪臭の発生を抑制できる。
【0041】次に本発明の効果を発揮させるのに必要な
銀成分濃度制御方法について説明する。小便器の便器洗
浄水の流量は、一般的には15L/min(=0.25
L/sec)程度であり、この時に、電解槽2内の電極
8a、8b間に電流としてわずか2.2mA(0.00
22A)を通電させた場合、電極反応効率(電極8a、
8b間に流れた電気量のうち、銀イオンの生成に用いら
れた量の割合)を仮に100%とし、ファラデー定数を
96500とすると、一対の電極8a、8bのうちのア
ノード側から流出する銀イオン(原子量107.9)濃
度は下式のごとく、約10μg/Lとなる。 (0.0022×107.9/96500/0.25)
=1×10-5g/L=10μg/L 電極反応効率は電解槽2の設計(電極面積、電極間距
離、電極間流路の断面積など)や便器洗浄水の水質によ
って変化する。通常、水洗便器の洗浄水として用いられ
る上水や中水には、陰イオンとして、塩素イオン、硝酸
イオン、炭酸イオン、硫酸イオンが含有されている。銀
成分の溶出は電極8a、8bのアノード側で生じるた
め、上記陰イオンによる電極反応によって溶出が阻害さ
れる。この中で、塩素イオンは下式の如く電極反応を生
じやすく、特に、銀成分溶出の妨げとなる。 2Cl-→Cl2+2e- したがって、塩素イオンの濃度によって銀成分の溶出条
件、すなわち、電極8a、8b間に印加する電流もしく
は電圧値を変更する必要がある。以下に、上記電解槽2
内の電極8a、8bにおいて、電極8a、8bの面積を
1cm2、電極間距離を1.5cmとした場合の実施形
態について説明する。
【0042】図6は塩素イオン濃度と検出した電圧値の
関係を示したものである。得られた関係式を用いて、所
定の電流値を電極8a、8bに印加して得られる電圧値
から便器洗浄水の塩素イオン濃度を知ることができる。
【0043】図7は塩素イオン濃度と検出した電流値の
関係を示したものである。得られた関係式を用いて、所
定の電圧値を電極8a、8bに印加して得られる電流値
から便器洗浄水の塩素イオン濃度を知ることができる。
【0044】図8は塩素イオン濃度と検出した抵抗値の
逆数より得られた電気伝導度の関係を示したものであ
る。得られた関係式を用いて、電極8a、8bに印加し
た電流及び電圧から得られる抵抗の逆数として求められ
る電気伝導度から便器洗浄水の塩素イオン濃度を知るこ
とができる。
【0045】上記いずれの方法を用いても便器洗浄水の
状態検知は十分達成できる。さらに、検知された便器洗
浄水の塩素イオン濃度において、請求項1及び請求項2
に記載の銀成分の濃度範囲で溶出するように、電源部7
の電気エネルギーが制御装置6を介して電極8a、8b
に印加される電流値もしくは電圧値が決定される。以下
に、その一例を示す。
【0046】図9は抵抗値の逆数より得られた電気伝導
度と銀成分濃度溶出に要する電流値の関係を示したもの
である。電極8a、8bに印加される電流値及び電圧値
から得られる抵抗値の逆数として便器洗浄水の電気伝導
度が求められる。通常、便器洗浄水に用いる上水、中水
等の電気伝導度は主として塩素イオン濃度によること影
響が高い。これより、便器洗浄水の状態を電極8a、8
bに印加される電流値および電圧値から電気伝導度とし
て直接検知することができ、さらに銀成分濃度溶出に要
する電流値の関係式として与えられる。上記関係式か
ら、便器洗浄水の状態が電極8a、8bに印加する電流
値及び電圧値から電気伝導度を検出することによって判
断されるとともに、目標とする銀成分濃度の溶出に対し
て、電源部7の電気エネルギーが制御装置6を介して電
極8a、8bに印加される電流値もしくは電圧値を変化
させて、適正電流を求めることにより達成できる。
【0047】以上、便器洗浄水の状態を検知して、電解
槽2内の電極8a、8bに電源部7の電気エネルギーが
制御装置6を介して印可されることで、目標とする銀成
分濃度を安定して供給することができる。尚、便器洗浄
水の状態検知手段は銀成分の便器洗浄水への供給時と同
時に実施してもよく、また、あらかじめ便器洗浄水の検
知手段を実施し、制御装置6内に設けたメモリー素子に
便器洗浄水の状態を記憶させて必要に応じて使用するこ
ともできる。
【0048】さらに、本実施例においては電解槽2内の
電極8a、8bを用いて便器洗浄水の状態検知及び銀成
分濃度の制御を行っているが、便器洗浄水の状態検知方
法としては、上記電解槽2内の電極8a、8bを用いる
以外に、別途、便器洗浄用配管4の途上に電極を内蔵す
る電解槽を設けてもよい。この場合、電極の材質は銀で
あってもよいが、導電性を有する材質であれば特に規定
するものではない。
【0049】以上の結果、便器洗浄水の銀成分濃度は殺
菌に必要な濃度に維持できるので、小便器1にぬめりの
付着や臭気の発生を防止する機能を備え、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止するとともに、小便器1のボウル面の黒色化
を生じさせることを防止することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。本発明によって、水洗便器にぬめりの付着や臭気
の発生を防止する機能を備え、さらに小便器において
は、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観
の損傷、臭気の発生をも防止する機能も兼ね備えるとと
もに、水洗便器のボウル面の黒色化を生じさせることの
ない水洗便器の殺菌方法及び便器洗浄水の殺菌装置が提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置の実施例の
構成図である。
【図2】本発明の実施例に用いる電解槽の構造図であ
る。
【図3】便器洗浄水に含まれる銀成分濃度と塩素イオン
濃度の関係を示す図である。
【図4】銀成分濃度と細菌数の経時変化の関係を示す図
である。
【図5】銀成分濃度と不溶性の塩化銀生成濃度の関係を
示す図である。
【図6】塩素イオン濃度と検出した電圧値の関係を示す
図である。
【図7】塩素イオン濃度と検出した電流値の関係を示す
図である。
【図8】塩素イオン濃度と検出した抵抗値の逆数より得
られた電導度の関係を示す図である。
【図9】抵抗値の逆数より得られた電気伝導度と銀成分
濃度溶出に要する電流値の関係を示す図である。
【符号の説明】
1:小便器 2:電解槽 3:給水弁 4:便器洗浄用給水管 5:便器自動洗浄システム 6:制御装置 7:電源部 8a、8b:電極 9:電極間流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D038 AA04 4D061 DA03 DB01 EA02 EB01 EB05 EB14 EB17 EB19 EB31 EB37 EB39 GA02 GA05 GA14 GC12 GC14 GC16 GC20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗便器の便器洗浄水給水路に配設さ
    れ、少なくとも1対の、少なくとも一方が銀を含む電極
    と、電極間に形成された流路と、流路に連通する液体流
    入口と液体流出口を有する連続式電解槽を備え、電気分
    解により銀イオンを便器洗浄水に供給する便器の殺菌装
    置において、便器洗浄水に含まれる銀成分濃度が1μg
    /L以上50μg/L以下となるよう制御すること特徴
    とする便器の殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記便器洗浄水に含まれる銀成分濃度が
    1μg/L以上10μg/L以下なるよう制御すること
    特徴とする請求項1に記載の便器の殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記銀成分濃度は、便器洗浄水の状態を
    検知して前記電極間に印可する目標電流値もしくは目標
    電圧値を設定することによって制御することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の便器の殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記便器洗浄水の状態検知手段は、所定
    の電流を電極間に印加して得られる電圧値であることを
    特徴とする請求項3に記載の便器の殺菌装置。
  5. 【請求項5】 前記便器洗浄水の状態検知手段は、所定
    の電圧を電極間に印加して得られる電流値であることを
    特徴とする請求項3に記載の便器の殺菌装置。
  6. 【請求項6】 前記便器洗浄水の状態検知手段は、前記
    電流値および電圧値から得られる抵抗値もしくは電気伝
    導度であることを特徴とする請求項3乃至5に記載の便
    器の殺菌装置。
  7. 【請求項7】 前記便器洗浄水の状態検知手段は、前記
    電気分解と同時に実施されることを特徴とする請求項3
    乃至6のいずれかに記載の便器の殺菌装置。
  8. 【請求項8】 水洗便器の便器洗浄水経路に、電気分解
    により銀イオンを便器洗浄水に添加するにあたり、便器
    洗浄水に含まれる銀成分濃度を1μg/L以上50μg
    /L以下として便器へ放出することを特徴とする便器の
    殺菌方法。
  9. 【請求項9】 前記便器洗浄水に含まれる銀成分濃度を
    1μg/L以上10μg/L以下として便器へ放出する
    ことを特徴とする便器の殺菌方法。
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