JP4730699B2 - 電解水供給機能付き便器洗浄装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電解水洗浄機能付き便器洗浄装置に係り、特に水の電気伝導度によって電解する電力を決定する電解水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の便器洗浄装置では、特開2000−204633号公報に示されるように、電解水洗浄時に定電流電源より電解手段に電力を供給し、その時点の電解手段の電圧を測定することにより、目標電流値を補正するように構成されたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の便器洗浄装置では、まず電解水洗浄の開始時に予め決められた電流により電解を行うが、このとき電極から溶出される殺菌性金属イオンの濃度は水質、特に水の電気伝導度との相関が強く、水の電気伝導度が高ければ溶出される金属イオン濃度は低く、水の電気伝導度が低ければ金属イオン濃度は高くなるため、水質によっては電解水洗浄開始時の電解水中の金属イオン濃度が非常に高くなってしまっていた。そして電解水中の金属イオン濃度が必要以上に高くなってしまうと、その金属イオンが便器に付着し、便器の黒ずみ等が発生するという問題があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電解水洗浄を行う前に水の電気伝導度を知ることにより、電解水洗浄の開始時点から最適な電流により電解を行い、最適なイオン濃度の電解水により便器を洗浄することで、便器の黒ずみ等を発生させることなく、必要な殺菌・防汚効果をより正確に得ることができる電解水供給機能付き便器洗浄装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために第1の発明は、便器と、前記便器に便器洗浄水を供給する便器洗浄水給水路と、前記便器洗浄水給水路に配設され洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記便器洗浄水給水路に配設され電気分解により殺菌性金属イオンの溶出を行う電解手段と、前記電解手段に供給する電力を制御する電解電力供給手段と、前記洗浄水供給手段と前記電解電力供給手段を制御する制御手段と、前記電解手段及び洗浄水供給手段を同時に駆動させる電解水洗浄動作とを備えた便器洗浄装置において、前記電解手段への印加電圧を測定する電圧測定手段とを備えるとともに、前記制御手段は前記電解手段へ予め定められた第一の所定電流を供給して前記電圧測定手段の検出電圧により洗浄水の電気伝導度を演算し、前記電気伝導度に基づいて洗浄水に適切な金属イオン濃度を供給できる目標電流を決定すると共に、前記第一の所定電流を供給して前記電圧測定手段より検出された電圧が第一の所定電圧より低い場合は、引き続いて前記第一の所定電流よりも大きく設定された第二の所定電流を供給して前記目標電流を決定するものであり、前記目標電流にて電解洗浄動作することを特徴とする。
この結果、測定された電圧が小さく電気伝導度が正確に演算できない場合、供給する電流を大きくすることで測定電圧が大きくなり、より正確に電気伝導度を演算することができ、最適なイオン濃度の電解水を供給することができるため、十分な殺菌・防汚効果を得るとともに便器の黒ずみ等の発生を防ぐことが可能となる。
【0007】
第2の発明は、請求項1記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記第一の所定電流を供給し、前記電圧測定手段より検出された電圧が前記第一の所定電圧より高く設定された第二の所定電圧より高い場合は、前記電解手段の開放異常と判断し、前記目標電流を前記電解電力供給手段より供給される電流値の下限値に設定することを特徴とする。その結果、一時的な断水等により電解手段に通水されなかった場合でも、断水状態が復帰すれば電解水による洗浄ができるため、殺菌・防汚効果を得ることが可能となる。
【0008】
第3の発明は、請求項1又は2記載の便器洗浄装置において、前記電圧測定手段は切替可能な複数の増幅係数を有するとともに、前記制御手段は、前記第二の所定電流を供給して前記電圧測定手段より検出された電圧が、電気伝導度が少なくとも前記第一の所定電圧より高く設定された第三の所定電圧より低い場合は、前記増幅係数を大きく設定して前記目標電流を決定し、前記目標電流にて電解洗浄動作する。その結果、電流を大きくしてもなお検出電圧が低く電気伝導度の演算精度が十分でない場合に、流す電流をさらに大きくし電解水のイオン濃度をさらに高くすることなく検出電圧を大きくすることが可能であるため、より正確に電気伝導度を演算することができ、最適なイオン濃度の電解水を供給することができるため、十分な殺菌・防汚効果を得るとともに便器の黒ずみ等の発生を防ぐことが可能となる。
【0009】
第4の発明は、請求項3記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電圧測定手段より検出された電圧が前記第一の所定電圧より低く設定された第四の所定電圧より低い場合は、前記電解手段の短絡異常として判断し、前記電解電力供給手段の駆動を停止させるとともに、前記電解水洗浄を中止することを特徴とする。その結果、電解手段の中に導電性の異物等が混入し短絡状態となった場合に、電解を継続することがないため、安全に停止することが可能となる。
【0010】
第5の発明は、請求項4記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電解水洗浄の代わりに、前記洗浄水供給手段のみを駆動させる非電解水洗浄を行う機能を備えたことを特徴とする。その結果、電解手段の中に導電性の異物等が混入し短絡状態となった場合に、電解を継続することがないため、安全に停止することが可能となるとともに、便器内の汚れた水を非電解水により置換することができ、防汚効果の低下を最小限に防ぐことが可能となる。
【0014】
第6の発明は、請求項1乃至5のいづれか一つに記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電解水洗浄動作を行う直前に前記非電解水洗浄動作を行う電解予備洗浄機能を備え、前記制御手段は、前記電解予備洗浄動作中に前記電解水洗浄時に前記電解手段に供給する目標電流を決定することを特徴とする。その結果、電解水洗浄を行う前に目標電流を決める事ができるため、電解水洗浄の最初から最適な電流値により電解することが可能となる。
【0015】
第7の発明は、請求項1乃至6のいづれか一つに記載の便器洗浄装置において、前記第一の所定電流および第二の所定電流を前記電解手段に供給する前記電解電力供給手段の制御量を予め設定記憶する機能を備えるとともに、前記制御手段は、前記電解予備洗浄時に前記第一の所定電流もしくは第二の所定電流を前記電解手段に供給する場合、予め設定記憶された制御量により前記電解電力供給手段を制御することを特徴とする。その結果、フィードバック制御を行わなくても、工場出荷時に高精度に調整された制御量を用い目標電流をより正確に求めることが可能となるとともに、フィードバック制御による遅れ時間もなく不必要に電解を継続することがないため、必要以上に電解水を供給することがなく便器の黒ずみ等の発生を防ぐことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付図面により詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態に係わる小便器自動洗浄装置の構成図、図2は電解を制御する回路構成図であり、図3および図4は電解制御のフローチャート、図5は電解予備洗浄と電解水洗浄のタイムチャート、図6は電気伝導度と目標電流との関係を表した図である。
【0030】
図1に示すように、電解水供給機能付き便器洗浄装置は、小便器4と、小便器4に洗浄水を供給する給水管5と、給水管の途中に配設され洗浄水の吐水・止水を行う電磁弁2と、電磁弁2と小便器4との間に配設され電気分解により銀イオンを溶出する1対の銀電極3a、3bからなる電解槽3と、小便器4を人が使用しているかどうかを検出する人体センサ14と、電磁弁2および電解槽3および人体センサ14を制御する制御装置1より構成され、制御装置1は電磁弁2の開閉を制御する洗浄水供給部6と、電解槽3に銀イオンを溶出させる電力を供給する電源部8と電解電力供給部7と、電解槽3に供給されている電圧を測定する電圧測定部9と、電圧測定部9の出力の増幅係数を切り替える電圧増幅係数切替部10と、電解槽3に流れている電流測定部11と、電流測定部11の出力の増幅係数を切り替える電流増幅係数切替部12と、これらを制御する制御部13から構成されている。
【0031】
また図2に示すように、マイコン17とその電源24と、電源24の電圧を電解に必要な電圧に昇圧する昇圧回路25と、電解槽3に供給する電流を制御するためマイコン17の出力ポート21からPWM信号が出力され、そのデューティ比に応じてTR1が制御され昇圧回路25の出力が所定の定電流となり電解槽3に供給される。また電解槽3に供給された電流は、電流検出抵抗R1に流れ電位差V1を生じ、その電位差がオペアンプ26と抵抗R3、R4、R5によって構成される増幅器により増幅されV3となり、その電圧がマイコン17のA/Dポート18に入力され、電解槽3に流れる電流を検出するようになっている。ここでバイアス抵抗R0によって電流を加算しているのは、電解出力を停止している場合に、コンパレータ27のオフセット電圧によりTR1が誤動作するのを防ぎ、確実にTR1をオフするためである。また増幅器の増幅率は抵抗R3、R4、R5によって決定されるが、マイコン17の出力ポート22の出力のHi/Loを切り替えることによりTR3がオン/オフし増幅器の増幅率を変更することが可能となる。さらに電解槽に供給されている電圧V0は抵抗R6、R7、R8による分圧比により決まる電圧V4となりマイコン17のA/Dポート19に入力され、電解槽に供給される電圧が検出される。またマイコン17の出力ポート20の出力のH/Lを切り替えることによりTR2がオン/オフし、抵抗R6,R7,R8の分圧比が切り替わり測定電圧の増幅率を切り替えるように構成されている。ここで電解槽に供給される電圧は厳密にはV0とV1との差になるが、電流検出用抵抗R1を十分に小さくしておくことで、V0に比べV1は非常に小さくなるため、簡易的にV0により電圧を求めることも可能となる。
【0032】
以上の構成において図3に示すように、まず2時間タイマーをスタートし(S1)、もし小便器4が使用され人体センサ14が人体を検知すると(S2)、再び2時間タイマーがセットされる(S1)。そして誰も小便器4を使用しない状態が2時間継続すると(S3)電解水洗浄を行うように制御される。これは電解水洗浄をあまり頻繁に行うと便器に黒ずみ等を発生させる恐れがあるため、小便器内の雑菌の繁殖が活発になる時間を待って、その直前に電解水洗浄を行うことにより効率良く殺菌を行うためである。そこで、10秒タイマーがスタートし(S4)、電磁弁2を駆動させ電解予備洗浄が開始され(S5)、後述する電気伝導度演算処理により水の電気伝導度が求められ、電解水洗浄時の目標電流が決定される(S6)。そして電磁弁2の駆動から10秒の時間が経過すると(S7)、電磁弁2の駆動が停止され(S8)電解予備洗浄が終了する。そして5秒タイマーがスタートし(S9)、5秒間の電解予備洗浄と電解水洗浄とのインターバルが経過すると(S10)、電解水洗浄がのタイミングとなる。その後まず10秒タイマーがスタートされ(S11)、電解予備洗浄時に電解槽ショート異常を検出していないかをチェックし(S12)、電解槽ショート異常が発生していなければ、電磁弁2および電解電力供給部7を駆動し(S13)、電解予備洗浄時に求められた目標電流が電解槽3に供給され、電解水により小便器4が洗浄される。そして10秒経過すると(S14)電磁弁2の駆動を停止し電解水洗浄を終了するが(S15)、電解電力供給部7の駆動はそのまま1秒間継続し(S16)電磁弁2と電解槽3の間にある水が電解されずに便器4に供給されることを防止し、電磁弁2の駆動停止から1秒経すると(S17)電解電力供給部7の駆動を停止する(S18)。また、電解予備洗浄で電解槽ショート異常が検出されていた場合(S12)、電磁弁2のみを駆動し便器内の水の置換のみを行い(S19)、10秒経過した後(S20)、電磁弁2の駆動を停止する(S21)。
【0033】
つぎに、電解予備洗浄時の電気伝導度演算処理について図4を用いて説明する。まず1秒タイマーをスタートさせ(S1)、電磁弁2の駆動から1秒経過した後(S2)、さらに1秒タイマーをスタートさせる(S3)と同時に電解電力供給部7を駆動させ(S4)、1mAの電流を電解槽3に通電する(S5)。そして1秒経過した後、電解槽に供給されている電圧V0を抵抗R6、R7で分圧された電圧V4をA/Dポート19により測定し0.6V以上であるかをチェックし(S7)、V4が0.6V以上であれば、引き続いてV4が2.5V以上であるかをチェックし(S8)、2.5V以上であれば電解槽オープン異常を検出し(S9)、人体センサ14中に配置された感知LED14aを点滅させ(S10)、使用者に電解槽3の異常を報知するとともに電解槽に流す電流の下限値である2mAを目標電流としてセットする(S11)。もし0.6V以上、2.5V未満であれば(S7、S8)、この電気伝導度の領域水は電気伝導度によらず一定の電流を流すと必要なイオン濃度の電解水が得られることが分かっているため、目標電流として2mAをセットし(S11)、電解電力供給部7の駆動を停止する(S20)。
【0034】
もしV4が0.6V未満であれば電気伝導度の大きな再処理水の領域であるので、まず1秒タイマーをスタートさせ(S12)、電解槽に流す電流を3mAに増やし(S13)、1秒経過して電流が十分に安定した時点で(S14)再度V4を測定し1.5V以上であれば(S15)、この時の検出電圧および通電電流より水の電気伝導度を演算し(S16)、求められた電気伝導度Sからa×S+b(aおよびbは定数)とう式により目標電流を求める(S17)。また、V4が1.5V未満であれば(S15)、マイコン17の出力ポート20をHiからLoに切り替え、電解槽に供給されている電圧V0を抵抗R6、R7、R8で分圧された電圧V4をA/Dポート19に入力するように変更し電圧測定用増幅係数を大きくし(S21)、1秒の時間待ちにより(S22、S23)検出電圧が十分安定したところで、再度V4を測定し0.15V以上であれば(S24)、このときの検出電圧および通電電流より水の電気伝導度を演算し(S16)、求められた電気伝導度Sからa×S+bという式により目標電流を求める(S17)。そしてこの時求められた目標電流がもし50mA以上という値になっている場合(S18)、そのままの電流で電気分解を行うとイオン濃度が濃くなりすぎ、便器の黒ずみ等を発生する恐れがあるため、目標電流を50mAに制限し(S19)、電解電力供給部7の駆動を停止する(S20)。
【0035】
また電圧測定用増幅係数を大きくし再度V4を測定したときに0.15V未満であれば(S24)、電解槽3の電極3a、3bの間が異物等によりショートしているとして電解槽ショート異常を検出し(S25)、人体センサ14中に設けられた感知LED14aを点滅させ(S26)使用者に電解槽3の異常を報知するとともに、電解電力供給部7の駆動を停止する(S20)。このようにして電解予備洗浄時に水の電気伝導度が求められ、電解水洗浄時の目標電流が決定される。
【0036】
以上の説明に従って制御された場合図5および図6に示すように、電気伝導度の低い上水等の水の場合(図6のBの領域)、図5(a)のように電解予備洗浄開始から1秒経過した後、1mAの電流で電解を行い1秒後に電気伝導度が測定され目標電流の2mAが決定される。その後電解を一旦終了し、電解予備洗浄時間10秒が終了後、5秒のインターバルをおいて電解水洗浄が開始される。そして10秒経過した時点で電磁弁2がオフされるが、電解はさらに1秒間継続して行われ電磁弁4から電解槽3までの残水に、銀イオンが溶出されることなく便器に供給されることを防いでいる。
【0037】
次に電気伝導度が中間の領域の水の場合(図6のCの領域)、図5(b)のように電解予備洗浄開始から1秒経過した後、1mAの電流で電解を行いその時の電解槽3の両端電圧を測定するが、電圧が低いため3mAの電流で電解を行い1秒後に電気伝導度が測定され目標電流が決定される。この時の目標電流は図6のCの領域に示すように電気伝導度の関数として求められる。その後電解を一旦終了し、電解予備洗浄時間10秒が終了後、5秒のインターバルをおいて電解水洗浄が開始される。そして10秒経過した時点で電磁弁2がオフされるが、電解はさらに1秒間継続して行われ、電磁弁2から電解槽3までの残水に、銀イオンが溶出されることなく便器に供給されることを防いでいる。
【0038】
次に電気伝導度の高い水の場合(図6のDの領域)、図5(c)のように電解予備洗浄開始から1秒経過した後、1mAの電流で電解を1秒間行うが、その時の電解槽3の両端電圧が低いため、3mAの電流で1秒間電解を行い電解槽3の両端電圧を測定する。しかしそれでも検出電圧が低いため、電圧測定部の増幅係数を大きくしてさらに1秒間電解を行った後、電解槽3の両端電圧を測定し、その時の電圧と電流から水の電気伝導度を測定し、目標電流が決定される。この時の目標電流も図6のDの領域に示すように電気伝導度の関数として求められる。その後電解を一旦終了し、電解予備洗浄時間10秒が終了後、5秒のインターバルをおいて電解水洗浄が開始される。そして10秒経過した時点で電磁弁2がオフされるが、電解はさらに1秒間継続して行われ、電磁弁2から電解槽3までの残水に、銀イオンが溶出されることなく便器に供給されることを防いでいる。
【0039】
次にさらに電気伝導度が高い水の場合も(図6のEの領域)、先ほどの図6のDの領域と同様に図5(c)のタイミングによって電気伝導度および目標電流が決定されるが、この領域の水では図6のEに示すように、電気伝導度の関数としてではなく、電解槽に流す電流の上限値の50mAに制限され一定の電流値となる。
【0040】
次に電気伝導度が著しく低い水もしくは断水等により水がない場合や電解槽がオープン故障している場合(図6のAの領域)、図5(d)のように電解予備洗浄開始から1秒経過した後、1mAの電流で電解を行い1秒後に電解槽オープン異常が検出され感知LED14aの点滅を開始し、同時に目標電流の2mAが決定される。その後電解を一旦終了し、電解予備洗浄時間10秒が終了後、5秒のインターバルをおいて電解水洗浄が開始される。そして10秒経過した時点で電磁弁2がオフされるが、電解はさらに1秒間継続して行われ電磁弁2から電解槽3までの残水に、銀イオンが溶出されることなく便器に供給されることを防いでいる。
【0041】
次に電気伝導度が著しく高い水もしくは電極間に異物が混入した場合や電解槽がショート故障している場合(図6のFの領域)、図5(e)のように電解予備洗浄開始から1秒経過した後、1mAの電流で電解を1秒間行うが、その時の電解槽3の両端電圧が低いため、3mAの電流で1秒間電解を行い電解槽3の両端電圧を測定する。しかしそれでも検出電圧が低いため、電圧測定部の増幅係数を大きくしてさらに1秒間電解を行った後、電解槽3の両端電圧を測定し、電解槽のショート異常が検出され感知LED14aが点滅を開始し、電解を一旦終了する。そして電解予備洗浄時間10秒が終了後、5秒のインターバルをおいて電解水洗浄が開始されるタイミングとなるが、電解は行われず電磁弁2のみがオンされ10秒間非電解水による洗浄が行われ、小便器4の中の水が置換される。
【0042】
次に図7に電解電流制御用のPWM信号のデューティ比と電解槽3に流れる電流との関係を示す。まず電解槽3に流す電流が10mA以下と比較的小さいときは、マイコン17の出力ポート22からHi信号が出力され、TR3がオンする。そしてオペアンプ26および抵抗R3およびR5により増幅器が構成され電流測定用増幅係数が大となり、その増幅器の出力電圧V3とマイコン17の出力ポート21より出力されるPWM信号V2とをコンパレータ27により比較した電圧がTR1のベースに供給され、TR1のエミッタに流れる電流が制御されて電解槽3へ流れる電流が定電流となるよう構成されている。そして出力ポート21から出力されるPWM信号のデューティ比が大きくなるほど電解槽3へ流れる電流は大きくなる。また、電解槽3へ流す電流が10mA以上になった場合、出力ポート22からLo信号が出力されトランジスタTR3がオフし、オペアンプ26および抵抗R3、R4、R5により増幅器が構成されるため増幅率は小となる。従って増幅器の出力電圧V3は増幅率大のときよりも小さいため、同じデューティ比のPWM信号を出力ポート21より出力しても、コンパレータ27で比較する電圧が小さくなり、コンパレータ27からTR1のベースに供給される電圧も高くなるため、同じデューティ比でもTR1を流れる電流は大きくすることができる。このようにしてポート21から出力されるPWM信号のデューティ比と電解槽3に流れる電流との関係には直線性があるため、予めこの関係を記憶しておくことにより、目標電流と同じ電流を電解槽3に流すことが可能となる。
【0043】
しかしながら、実際には回路を構成している各電子部品の定数や特性にバラツキがあるため、予め記憶しておいた関係式通りのデューティ比のPWM信号を出力ポート21より出力しても電解槽3に流れる電流値は目標電流と一致しないことが普通である。
【0044】
そのため、まず電解予備洗浄時に電気伝導度の測定に使用する電流値1mAと3mAについては、この装置を製造した時の出荷前の検査において、まず電解槽3の代わりに精度のよい1mA定電流負荷を用い、マイコン17の出力ポート21より最大デューティ比でPWM信号を出力し、その時の電流検出用A/Dポート18の入力値AD1を記憶する。次に電解槽3の代わりに精度のよい3mAの定電流負荷を用い、マイコンの出力ポート21より最大デューティ比でPWM信号を出力し、その時の電流検出用A/Dポート18の入力値AD3を記憶する。引き続いて、電解槽3の代わりに抵抗を接続し、マイコン17は出力ポート21より1mA相当のデューティ比のPWM信号を出力し、その時の電流検出用A/Dポート18の入力値を読み込むが、先ほど記憶した正確な1mAの時の入力値AD1と異なっている場合、出力ポート21より出力するデューティ比を変更し再びこの動作を行い、電流検出用A/Dポート18の入力値とAD1とが一致するまでデューティ比の変更を繰り返し、一致したときに出力ポート21より出力していたデューティ比のPWM値をPWM1として不揮発性メモリに記憶する。同様にマイコン17は出力ポート21より3mA相当のデューティ比のPWM信号を出力し、その時の電流検出用A/Dポート18の入力値を読み込むが、先ほど記憶した正確な3mAの時の入力値AD3と異なっている場合、出力ポート21より出力するデューティ比を変更し再びこの動作を行い、電流検出用A/Dポート18の入力値とAD3とが一致するまでデューティ比の変更を繰り返し、一致したときに出力ポート21より出力していたデューティ比のPWM値をPWM3として不揮発性メモリに記憶する。
【0045】
このようにして記憶された1mA出力時のデューティ比PWM1、3mA出力時のデューティ比PWM3を電解予備洗浄の電気伝導度の測定の時にマイコンの出力ポート21より出力することにより、より正確な電流を電解槽3に供給することができるため、より正確に電気伝導度を測定することが可能となる。
【0046】
また電解水洗浄時の電解槽電流の制御方法を図8に示すフローチャートおよび図9の電解電流のタイムチャートにより説明する。まず、積分値FBiをクリアし(S1)、引き続いて予め記憶しておいたポート21から出力されるPWM信号のデューティ比と電解槽3に流れる電流との関係式より目標電流Isに相当するデューティ比を決定し(S2)、ポート21よりPWM信号を出力し(S3)、電磁弁2を駆動する(S4)と同時に1秒タイマーをスタートさせ(S5)、1秒経過するまでこのPWM信号を継続して出力する(S6)。ここで1秒間この値を継続するのは電解槽3に流れる電流値および洗浄水の流量が安定するのを待つためである(図9のGの領域)。
【0047】
そして1秒経過した後9秒タイマーをスタートさせ(S7)、電流検出用A/Dポート18の値を読み込みADIに入力し(S8)、オペアンプ26と抵抗R3、R4、R5と電流検出用抵抗R1により決定される電流増幅率GIをその値に乗じ現在の電流値Irを求め(S9)、目標電流Isとの電流偏差Ihを求める(S10)。次にその電流偏差Ihに比例ゲインKrを乗じた比例値FBrを求め(S11)、また電流偏差Ihに積分ゲインKiを乗じ、その値に前回の積分値FBiを加え新しい積分値FBiを求める(S12)。そして最初に出力したPWM信号(デューティ比)に比例値FBrと積分値FBiを加えた新しいPWM信号(デューティ比)を求めその値を出力ポート21より出力する(S13)。次に200m秒タイマーをスタートさせ(S14)、200m秒経過した後(S15)、さきほどスタートした9秒タイマが0となったかどうかをチェックし(S16)、もし0でなければ再び電流検出用A/Dポート18の値を読み込み目標電流Isとの偏差Ihより比例値FBr、積分値FBiを演算し新しいPWM値を求め出力する処理を繰り返す。このようにして電解水洗浄開始1秒後から電解水洗浄が終了するまでの間、目標電流Isと実際に電解槽3に流れる電流Irとが等しくなるようにフィードバック制御される(図9のHの領域)。
【0048】
そして9秒経過後タイマが0となっていれば電磁弁2の駆動を停止し(S17)、1秒タイマーをスタートさせると同時に(S18)、PWM出力はそのまま継続する。ここでPWM出力を継続するのは電磁弁2の駆動を停止した後、電磁弁2と電解槽3との間の水に銀イオンが溶出されずに小便器4に吐水され、殺菌・防汚効果が弱くなることを防ぐためである(図9のIの領域)。そして1秒経過した後(S19)出力ポート21の出力を停止する(S20)。
【0049】
また、電解水洗浄が開始してから1秒間の間は、予め記憶しておいたポート21から出力されるPWM信号のデューティ比と電解槽3に流れる電流との関係式より目標電流Isに相当するデューティ比を決定し、ポート21よりPWM信号を出力するようにしていたが、この時このようにして求めたデューティ比に、前回の電解水洗浄のときの積分値FBiを加えた値をポート21よりPWM信号として出力するようにすれば、電解水洗浄を開始してから1秒間の間に電解槽3に流れる電流の精度をより良くすることが可能となる。
【0050】
上述した内容はあくまで本発明の一実施形態に関するものであって、本発明が上記内容のみに限定されることを意味されるものでない。
【0051】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
【0052】
電解水洗浄を行う前に、電解水洗浄時に電解槽に供給する電流値の下限値より小さい電流によって水の電気伝導度を求め、目標電流を決める事ができるため、電解洗浄の最初から最適な電流値により電解することが可能となり、また必要以上のイオン濃度の電解水を供給することもないため、便器の黒ずみ等の発生を防ぐとともに十分な殺菌・防汚効果を得ることが可能となる。
【0053】
また、水の電気伝導度を求める際に検出電圧が小さく水の電気伝導度を十分な精度で求めることができない場合、電解槽に流す電流を増やす、電圧検出ゲインを大きくすることにより水の電気伝導度をより精度よく求めることができるため、必要以上のイオン濃度の電解水を供給することがなく便器の黒ずみ等の発生を防ぐとともに十分な殺菌・防汚効果を得ることが可能となる。
【0054】
また、電解水洗浄時は電解槽に流す電流をフィードバック制御し、水の電気伝導度を求める際に電解槽に流す電流は予め出力するPWM信号を記憶しておくことにより、電解槽に通電する電流精度をより良くすることができるとともに、通電時間を最短とすることができるため、便器の黒ずみ等の発生を防ぐとともに十分な殺菌・防汚効果を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電解水供給機能付き小便器自動洗浄装置の構成図。
【図2】本発明における電解制御の回路構成図。
【図3】本発明における電解制御のフローチャート。
【図4】本発明における電解制御のフローチャート。
【図5】本発明における電解予備洗浄と電解水洗浄のタイムチャート。
【図6】本発明における水の電気伝導度と電解電流の関係を表したグラフ。
【図7】本発明における電解電流と制御信号の関係を表したグラフ。
【図8】本発明における電解電流のフィードバック制御のフローチャート。
【図9】本発明における電解電流のタイムチャート。
【符号の説明】
1…制御装置、2…電磁弁、3…電解槽、3a…電極、3b…電極
4…小便器、5…給水管、6…洗浄水供給部、7…電解電力供給部
8…電源部、9…電圧測定部、10…電圧増幅係数切替部
11…電流測定部、12…電流増幅係数切替部、13…制御部
14…人体センサ、14a…感知LED
17…マイコン、18電流検出用A/Dポート、19…電圧検出用A/Dポート
20…電圧測定用増幅係数切替出力ポート、21…PWM信号出力ポート
22…電流測定用増幅係数切替出力ポート、23…発振子
24…制御用電源、25…昇圧回路、26…オペアンプ、27…コンパレータ
Claims (7)
- 便器と、前記便器に便器洗浄水を供給する便器洗浄水給水路と、前記便器洗浄水給水路に配設され洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、前記便器洗浄水給水路に配設され電気分解により殺菌性金属イオンの溶出を行う電解手段と、前記電解手段に供給する電力を制御する電解電力供給手段と、前記洗浄水供給手段と前記電解電力供給手段を制御する制御手段と、前記電解手段及び洗浄水供給手段を同時に駆動させる電解水洗浄動作とを備えた便器洗浄装置において、前記電解手段への印加電圧を測定する電圧測定手段とを備えるとともに、前記制御手段は前記電解手段へ予め定められた第一の所定電流を供給して前記電圧測定手段の検出電圧により洗浄水の電気伝導度を演算し、前記電気伝導度に基づいて洗浄水に適切な金属イオン濃度を供給できる目標電流を決定すると共に、前記第一の所定電流を供給して前記電圧測定手段より検出された電圧が第一の所定電圧より低い場合は、引き続いて前記第一の所定電流よりも大きく設定された第二の所定電流を供給して前記目標電流を決定するものであり、前記目標電流にて電解洗浄動作することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項1記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記第一の所定電流を供給して前記電圧測定手段より検出された電圧が前記第一の所定電圧より高く設定された第二の所定電圧より高い場合は、前記電解手段の開放異常と判断し、前記目標電流を前記電解電力供給手段より供給される電流値の下限値に設定することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項1又は2記載の便器洗浄装置において、前記電圧測定手段は切替可能な複数の増幅係数を有するとともに、前記制御手段は、前記第二の所定電流を供給して前記電圧測定手段より検出された電圧が少なくとも前記第一の所定電圧より高く設定された第三の所定電圧より低い場合は、前記増幅係数を大きく設定して前記目標電流を決定し、前記目標電流にて電解洗浄動作することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項3記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電圧測定手段より検出された電圧が前記第一の所定電圧より低く設定された第四の所定電圧より低い場合は、前記電解手段の短絡異常として判断し、前記電解電力供給手段の駆動を停止させるとともに、前記電解水洗浄を中止することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項4記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電解水洗浄の代わりに、前記洗浄水供給手段のみを駆動する非電解水洗浄を行う機能を備えたことを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項1乃至5のいづれか一つに記載の便器洗浄装置において、前記制御手段は、前記電解水洗浄動作を行う直前に前記非電解水洗浄動作を行う電解予備洗浄機能を備え、前記制御手段は、前記電解予備洗浄動作中に前記電解水洗浄時に前記電解手段に供給する目標電流を決定することを特徴とする便器洗浄装置。
- 請求項1乃至6のいづれか一つに記載の便器洗浄装置において、前記第一の所定電流および第二の所定電流を前記電解手段に供給する前記電解電力供給手段の制御量を予め設定記憶する機能を備えるとともに、前記制御手段は、前記電解予備洗浄時に前記第一の所定電流もしくは第二の所定電流を前記電解手段に供給する場合、予め設定記憶された制御量により前記電解電力供給手段を制御することを特徴とする便器洗浄装置。
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