JP2000355966A - 便器殺菌装置 - Google Patents

便器殺菌装置

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JP2000355966A
JP2000355966A JP2000033435A JP2000033435A JP2000355966A JP 2000355966 A JP2000355966 A JP 2000355966A JP 2000033435 A JP2000033435 A JP 2000033435A JP 2000033435 A JP2000033435 A JP 2000033435A JP 2000355966 A JP2000355966 A JP 2000355966A
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Masahiro Tokida
昌広 常田
Naohito Wajima
尚人 輪島
Shuji Nishiyama
修二 西山
Kenji Sakamoto
健二 坂元
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗便器に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発
生を防止する機能を備え、かつ銀電極の消耗量を減少さ
せ、本殺菌装置をコンパクトあるいは長寿命なものと
し、水の使用量を減らすことができる殺菌装置を提供す
ること。 【解決手段】 水洗便器への便器洗浄水給水路に設ける
殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供給する殺
菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一方が殺菌
性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ便器内ま
たは便器トラップ部または汚水排水配管のいずれか1カ
所以上に菌の増殖を検知する手段を設けた。これによ
り、菌の増殖に応じた銀イオン濃度の洗浄水を供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗便器の便器洗
浄水給水路に設ける殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器使用後に単に水を流すのみでは、徐
々に便器に水アカやぬめりが付着したり臭気が発生する
ことを防止することができない。また、小便器において
は尿石が配管内に付着して汚水の通過路を狭くしたり、
便器の表面に付着して外観を損ね、細菌繁殖の温床とな
って臭気を放つようになる。このように一旦付着してし
まった尿石は通常の清掃では除去することは難しく、ブ
ラシでは強く擦らないととれない。このため、尿石除去
は専門の業者に依頼する必要があり、大きな負担となっ
ていた。
【0003】この問題に対し、便器洗浄水に殺菌力を有
する成分を生成し、供給させることによって対処する方
法もいくつか開示されている。
【0004】従来から銀イオンには殺菌作用があること
は知られており、水洗便器の殺菌のため、水洗便器に対
する便器洗浄水給水路と、この便器洗浄水給水路内に銀
イオンを混入させる銀電極板を有するイオン発生器と、
前記便器洗浄水給水路に設けた開閉弁の開弁操作に連動
して開成し、銀電極板に給電する電源装置とを備えた便
器洗浄水の殺菌装置が知られている。(実開平7−17
391)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法で殺菌性金属イオンを含んだ洗浄水を生成す
る装置は、便器の汚れや臭気発生をモニターしているの
ではない。そのため、汚れの程度にかかわらず、一定濃
度、一定量の殺菌性金属イオン洗浄水を便器に供給して
いる。結果、過剰の殺菌性金属イオン濃度の洗浄水や洗
浄水量、または殺菌性金属イオン濃度が不足した洗浄水
や洗浄水量を供給する状況が発生する。過剰な場合、殺
菌性金属電極の消耗が速くなり、結果、電極が大きくな
り装置が大型化することや水の使用量が多くなる。ま
た、不足した場合、殺菌効果が弱く、水洗便器に水ア
カ、ぬめりの付着や臭気の発生と尿石の付着にともなう
汚水の通過路の狭小化、臭気が発生する。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、水洗便器の水アカ、ぬめりの付着
や臭気の発生と尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭
小化、臭気の発生の原因である菌の増殖を検知する手段
を設け、菌の増殖に応じて、洗浄水中の殺菌性金属イオ
ン濃度や洗浄水量を変化させ、適した濃度、量の洗浄水
を便器に供給することで、銀電極の消耗量を減少させ、
本殺菌装置をコンパクト、あるいは長寿命なものとし、
水の使用量を減らすことができる。さらに、水洗便器に
水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止する機能を備
え、小便器においては、尿石の付着にともなう汚水の通
過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発生をも防止する機
能も兼ね備える便器洗浄水の殺菌装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項1は、水洗便器への
便器洗浄水給水路に設ける殺菌装置において、便器洗浄
水に殺菌成分を供給する殺菌供給部が、少なくとも一対
の、少なくとも一方が殺菌性金属イオンを溶出する金属
電極であり、かつ便器内または便器トラップ部または汚
水排水配管のいずれか1カ所以上に菌の増殖を検知する
手段を設け、菌の増殖に応じて、水洗便器へ供給する洗
浄水の殺菌性金属イオン濃度、または洗浄水量を制御す
ることを特徴とする便器殺菌装置を提供する。
【0008】本発明の殺菌装置により、菌の増殖に対応
した殺菌性金属イオン濃度の便器洗浄水が水洗便器に供
給される。
【0009】この結果、最適な殺菌性金属イオン濃度の
洗浄水、または洗浄水量を水洗便器に供給できるため、
水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極
の消耗が無くなるため、装置をコンパクト、あるいは長
寿命なものとすることができ、また水の使用量を減らす
ことができる。さらに小便器においては、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止する機能を備えた便器殺菌装置を提供するこ
とができる。
【0010】水洗便器の水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生と尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化、臭
気の発生は菌の増殖が原因である。便器に排尿すると、
便器表面に尿が付着するとともに、便器内のトラップ部
に尿が滞留する。一般に便器には多数の細菌が存在す
る。尿には多量の尿素が含まれているが、便器ボウル
面、トラップ部、および汚水排水配管の滞留水に細菌が
存在すると、尿素は細菌の有する酵素ウレアーゼの作用
によりアンモニアと二酸化炭素に分解される。このとき
生成するアンモニア量が多いと臭気の一因となる。また
アンモニアが生成すると、小便器ボウル面に付着した液
体やトラップ部の滞留水に溶解し、その液体のpHが上
昇する。pHが上昇すると、小便器ボウル面に付着した
液体やトラップ部の滞留水に含まれるカルシウムイオン
が炭酸塩やリン酸塩へと変化して析出し、尿石として小
便器に付着し、着色汚れの原因となる。
【0011】つまり、水洗便器の汚れや臭気の発生は菌
の増殖が原因であり、菌の増殖により、アンモニアが生
成、アンモニアが水に溶解すると水のpHが上昇がす
る。水のpHやアンモニア臭濃度をモニターすると、菌
の増殖程度が判明し、結果、汚れや臭気の状態がわか
る。
【0012】本発明に係わる便器殺菌装置の一様態とし
ては、菌の増殖を検知する手段が水のpH測定装置であ
ることを特徴とするものが挙げられる。便器トラップ部
や汚水排水配管の滞留水のpHが、菌の増殖により上昇
するため、本発明の殺菌装置により、菌の増殖に対応し
た殺菌性金属イオン濃度の便器洗浄水が水洗便器に供給
される。
【0013】この結果、最適な殺菌性金属イオン濃度の
洗浄水、または洗浄水量を水洗便器に供給できるため、
水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極
の消耗が無くなるため、装置をコンパクト、あるいは長
寿命なものとすることができ、また水の使用量を減らす
ことができる。さらに小便器においては、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止する機能を備えた便器殺菌装置を提供するこ
とができる。
【0014】本発明に係わる便器殺菌装置の別の様態と
しては、菌の増殖を検知する手段がアンモニア臭濃度測
定装置であることを特徴とするものが挙げられる。便器
トラップ部や汚水排水配管のアンモニア臭濃度が、菌の
増殖により上昇するため、本発明の殺菌装置により、菌
の増殖に対応した殺菌性金属イオン濃度の便器洗浄水が
水洗便器に供給される。
【0015】この結果、最適な殺菌性金属イオン濃度の
洗浄水、または洗浄水量を水洗便器に供給できるため、
水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極
の消耗が無くなるため、装置をコンパクト、あるいは長
寿命なものとすることができ、また水の使用量を減らす
ことができる。さらに小便器においては、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止する機能を備えた便器殺菌装置を提供するこ
とができる。
【0016】好ましくは、前記殺菌性金属として、銀イ
オンを用いる。殺菌性金属としては、前記銀イオンの他
にも、銅イオン、亜鉛イオンなどが知られているが、こ
れらの中で銀イオンがもっとも低濃度で殺菌効果を示
す。よって電極に銀を用い、銀イオンを溶出させた場
合、他の殺菌性金属を用いる場合に比べて、本殺菌装置
をコンパクトあるいは長寿命なものとすることができ
る。
【0017】なお、本発明を小便器に適用した場合にお
いて、以上に述べた効果のほかにも秀逸な効果を発揮す
る。その理由を以下に記す。
【0018】小便器への尿石の付着メカニズムは次のよ
うなものと考えられている。小便器に排尿すると、小便
器表面に尿が付着するとともに、小便器内のトラップ部
に尿が滞留する。一般に小便器には多数の細菌が存在す
る。尿には多量の尿素が含有されているが、小便器ボウ
ル面やトラップ部の滞留水に細菌が存在すると、尿素は
細菌の有する酵素ウレアーゼの作用によりアンモニアと
二酸化炭素に分解される。このとき生成するアンモニア
量が多いと臭気の一因となる。またアンモニアが生成す
ると、小便器ボウル面に付着した液体やトラップ部の滞
留水に溶解し、その液体のpHが上昇する。pHが上昇
すると、小便器ボウル面に付着した液体やトラップ部の
滞留水に含まれるカルシウムイオンが炭酸塩やリン酸塩
へと変化して析出し、尿石として小便器に付着し、着色
汚れの原因となる。
【0019】以上から、本発明の便器洗浄水の殺菌装置
を小便器に適用した様態では、生成された銀イオンを小
便器に流すことにより、小便器内に存在する細菌を殺菌
するため、このような尿石付着の原因が排除され、小便
器は常に清浄な状態に保たれて美観を損ねることもな
く、尿石の配管内への付着による汚水通過路の狭小化が
防止され、また、アンモニア等による臭気の発生も防止
される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。なお、本実施例では主として本発明の水
洗便器の殺菌装置を小便器に適用した例を示したが、大
便器に用いても同様の効果を発揮することができる。
【0021】図1は本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置
の実施例1である。電解槽25、流量センサー32およ
び流量調節バルブ35が便器洗浄用給水管23のフラッ
シュバルブ等からなる給水弁24よりも下流に設けられ
ている。便器トラップ部96、または汚水排水配管85
に滞留水のpHを測定するpH測定装置52がいずれか
一カ所以上に、配設されている。給水弁24は公知の便
器自動洗浄システム3に電気的に接続されている。便器
洗浄用給水管23は小便器1に接続されている。汚水排
水配管85は小便器1のトラップ96に接続されてい
る。また、制御装置27が電源部33、流量センサー3
2、電解槽25、流量調節バルブ35、pH測定装置5
2および便器自動洗浄システム3とに電気的に接続され
ている。
【0022】次に実施例1の動作について説明する。便
器トラップ部96、または汚水排水配管85の滞留水の
pHをpH測定装置52が定期的に測定し、測定値を制
御装置27に記憶する。
【0023】使用者が小便器1を使用した後、便器自動
洗浄システム3の作動により給水弁24が開き、便器洗
浄用給水管23を通り水道水が流量センサー32→流量
調節バルブ35→電解槽25の順に流れる。
【0024】便器洗浄が開始されたことは流量センサー
32によって検知され、電源部33の電気エネルギーが
制御装置27を介して電解槽25内の一対の電極6a、
6bに給電され、電極6a、6bのいずれかアノード側
から銀イオンが溶出し、銀イオンを含んだ便器洗浄水が
便器洗浄用給水管23を通って小便器1に供給される。
【0025】この工程によって、小便器1のボウル面、
トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀イオ
ンを含んだ水を供給することができ、小便器1に水ア
カ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するとともに、尿
石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0026】そして、pH測定装置52によって測定、
制御装置27に記憶されたpHに応じて、制御装置27
は電極6a、6bに、pHが高い場合は高い電流値を、
pHが低い場合は低い電流値の電流が流れるようにする
ことにより、溶解する銀イオン濃度を、pHが高い場合
には高く、pHが低い場合には低く制御することができ
る。
【0027】なお、流量センサー32によって検出され
た流量に比例した電流が流れるように制御した上で、こ
のようにpH測定装置52によって測定されたpHの値
を加味して電流値を決めるようにしたり、または、流量
センサー32によって検出される流量が一定値となるよ
うに流量調節バルブ35を制御した上でpH測定装置5
2によって測定されたpHの値に応じて電流値を決める
ようにすることにより、例え給水圧の変動により給水流
量が変ったとしても洗浄水に溶解する銀イオン濃度を小
便器1の殺菌に最適な量とすることができる。
【0028】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することに代えて、pH測定装置52によ
って測定されたpHの値に比例して、制御装置27は給
水弁27の開時間を、pH値が高い場合は長く、pH値
が低い場合は短くすることにより、1回の小便器洗浄の
ために流す銀イオンを含む洗浄水量を、pH値が高い場
合には多く、pH値が低い場合には少なく制御すること
ができる。
【0029】なお、給水弁27の開時間は、1回の小便
器洗浄時に流量センサー32によって検出される流量を
積算した流量がpH値に応じて設定されている所定積算
流量となるように制御することもでき、また、流量セン
サー32によって検出された流量に比例した電流が電極
6a,6bに流れるように制御した上で、このように1
回の小便器洗浄のために流す洗浄水量を制御するように
すれば、例え電解槽25に給水される水量が変ったとし
ても洗浄水に溶解する銀イオン濃度は一定に維持するこ
とができる。
【0030】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することや、給水弁27の開時間を制御す
ることに代えて、pH測定装置52によって測定された
pHの値に比例して、制御装置27は流量調節バルブ3
5を調節し、pH値が高い場合は流量を多く、pH値が
低い場合は少なくすることにより、洗浄水に溶解する銀
イオン濃度を制御することができる。
【0031】なお、このように流量調節バルブ35を制
御すると共に、1回の小便器洗浄で流れる積算流量が一
定となるように、給水弁27の開時間をpH値が高い場
合はpH値が低い場合に比べて長くなるようにすること
もでき、また、流量調節バルブ35による流量調整と電
極6a,6bへ通電される電流を制御することによって
洗浄水に溶解する銀イオン濃度を制御すると共に、給水
弁27の開時間をも制御することにより、菌の増殖状態
であるpH値に応じて、pH値が高い場合は銀イオン濃
度が高い洗浄水を多量に供給でき、そしてpH値が低い
場合は銀イオン濃度が低い洗浄水を少量供給できる。
【0032】このように、pH測定装置52によって測
定されたpH値に応じて電極6a、6bに通電する電流
値を制御したり、給水弁27の開時間を制御すること
や、流量調節バルブ35を調節するようにした結果、殺
菌に必要な殺菌性金属イオン量が不足することや、過剰
の殺菌性金属イオンを生成することがなくなる。そのた
め、小便器1のボウル面、トラップ部さらには小便器1
よりも下流の配管に最適な銀イオンを含んだ水を供給す
ることができ、小便器1に水アカ、ぬめりの付着や臭気
の発生を防止するとともに、尿石の付着にともなう汚水
の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発生をも防止す
ることができる。さらに過剰の銀電極の消耗が無くなる
ため、装置をコンパクトあるいは長寿命なものとするこ
とができ、かつ水の使用量を減らすことができる。
【0033】図2は本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置
の実施例2である。電解槽25、流量センサー32およ
び流量調節バルブ35が便器洗浄用給水管23のフラッ
シュバルブ等からなる給水弁24よりも下流に設けられ
ている。便器内、便器トラップ部96、汚水排水配管8
5および便器近傍、例えば便器取り付け壁、床、天井に
アンモニア臭を測定するアンモニア臭濃度測定装置54
がいずれか一カ所以上に、配設されている。給水弁24
は公知の便器自動洗浄システム3に電気的に接続されて
いる。便器洗浄用給水管23は小便器1に接続されてい
る。汚水排水配管85は小便器1のトラップ96に接続
されている。また、制御装置27が電源部33、流量セ
ンサー32、電解槽25、流量調節バルブ35、アンモ
ニア臭濃度測定装置54および便器自動洗浄システム3
とに電気的に接続されている。
【0034】次に実施例2の動作について説明する。便
器内、便器トラップ部96、汚水排水配管85および便
器近傍のアンモニア臭濃度をアンモニア臭濃度測定装置
52が定期的に測定し、測定値を制御装置27に記憶す
る。
【0035】次に実施例2の動作について説明する。使
用者が小便器1を使用した後、便器自動洗浄システム3
の作動により給水弁24が開き、便器洗浄用給水管23
を通り水道水が流量センサー32→流量調節バルブ35
→電解槽25の順に流れる。
【0036】使用者が小便器1を使用した後、便器自動
洗浄システム3の作動により給水弁24が開き、便器洗
浄用給水管23を通り水道水が流量センサー32→流量
調節バルブ35→電解槽25の順に流れる。
【0037】便器洗浄が開始されたことは流量センサー
32によって検知され、電源部33の電気エネルギーが
制御装置27を介して電解槽25内の一対の電極6a、
6bに給電され、電極6a、6bのいずれかアノード側
から銀イオンが溶出し、銀イオンを含んだ便器洗浄水が
便器洗浄用給水管23を通って小便器1に供給される。
【0038】この工程によって、小便器1のボウル面、
トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀イオ
ンを含んだ水を供給することができ、小便器1に水ア
カ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するとともに、尿
石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0039】そして、アンモニア臭濃度測定装置54に
よって測定、制御装置27に記憶されたアンモニア臭濃
度の値に応じて、制御装置27は電極6a、6bに、ア
ンモニア臭濃度が高い場合は高い電流値を、アンモニア
臭濃度が低い場合は低い電流値の電流が流れるようにす
ることにより、溶解する銀イオン濃度を、アンモニア臭
濃度が高い場合には高く、アンモニア臭濃度が低い場合
には低く制御することができる。
【0040】なお、流量センサー32によって検出され
た流量に比例した電流が流れるように制御した上で、こ
のようにアンモニア臭濃度測定装置54によって測定さ
れた値を加味して電流値を決めるようにしたり、また
は、流量センサー32によって検出される流量が一定値
となるように流量調節バルブ35を制御した上でアンモ
ニア臭濃度測定装置54によって測定された値に応じて
電流値を決めるようにすることにより、例え給水圧の変
動により給水流量が変ったとしても洗浄水に溶解する銀
イオン濃度を小便器1の殺菌に最適な量とすることがで
きる。
【0041】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することに代えて、アンモニア臭濃度測定
装置54によって測定された値に比例して、制御装置2
7は給水弁27の開時間を、アンモニア臭濃度が高い場
合は長く、アンモニア臭濃度が低い場合は短くすること
により、1回の小便器洗浄のために流す銀イオンを含む
洗浄水量を、アンモニア臭濃度が高い場合には多く、ア
ンモニア臭濃度が低い場合には少なく制御することがで
きる。
【0042】なお、給水弁27の開時間は、1回の小便
器洗浄時に流量センサー32によって検出される流量を
積算した流量がアンモニア臭濃度に応じて設定されてい
る所定積算流量となるように制御することもでき、ま
た、流量センサー32によって検出された流量に比例し
た電流が電極6a,6bに流れるように制御した上で、
このように1回の小便器洗浄のために流す洗浄水量を制
御するようにすれば、例え電解槽25に給水される水量
が変ったとしても洗浄水に溶解する銀イオン濃度は一定
に維持することができる。
【0043】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することや、給水弁27の開時間を制御す
ることに代えて、アンモニア臭濃度測定装置54によっ
て測定された値に比例して、制御装置27は流量調節バ
ルブ35を調節し、アンモニア臭濃度が高い場合は流量
を多く、アンモニア臭濃度が低い場合は少なくすること
により、洗浄水に溶解する銀イオン濃度を制御すること
ができる。
【0044】なお、このように流量調節バルブ35を制
御すると共に、1回の小便器洗浄で流れる積算流量が一
定となるように、給水弁27の開時間をアンモニア臭濃
度が高い場合はアンモニア臭濃度が低い場合に比べて長
くなるようにすることもでき、また、流量調節バルブ3
5による流量調整と電極6a,6bへ通電される電流を
制御することによって洗浄水に溶解する銀イオン濃度を
制御すると共に、給水弁27の開時間をも制御すること
により、菌の増殖状態であるアンモニア臭濃度に応じ
て、アンモニア臭濃度が高い場合は銀イオン濃度が高い
洗浄水を多量に供給でき、そしてアンモニア臭濃度が低
い場合は銀イオン濃度が低い洗浄水を少量供給できる。
【0045】このように、アンモニア臭濃度測定装置5
4によって測定された値に応じて電極6a、6bに通電
する電流値を制御したり、給水弁27の開時間を制御す
ることや、流量調節バルブ35を調節するようにした結
果、殺菌に必要な殺菌性金属イオン量が不足すること
や、過剰の殺菌性金属イオンを生成することがなくな
る。そのため、小便器1のボウル面、トラップ部さらに
は小便器1よりも下流の配管に最適な銀イオンを含んだ
水を供給することができ、小便器1に水アカ、ぬめりの
付着や臭気の発生を防止するとともに、尿石の付着にと
もなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発生
をも防止することができる。さらに過剰の銀電極の消耗
が無くなるため、装置をコンパクトあるいは長寿命なも
のとすることができ、かつ水の使用量を減らすことがで
きる。
【0046】図3は本実施例に用いる電解槽25の詳細
図である。電解槽25の内部には金属銀の平板を向かい
合わせて配置した一対の電極6a、6bがあり、この電
極間に形成された電極間流路7が構成されている。
【0047】電極6a、6bの極性(すなわちアノード
とカソード)は、制御装置27が定期的に反転させてお
り、カソード側に炭酸カルシウムなどのスケールが付着
するのを防いでいる。この際、銀イオンの供給にともな
い、電極6a、6bは消耗していくので、電極がアノー
ドである時間とカソードである時間とは均等にしておく
ことで一対の電極6a、6bを均等に消耗させることが
でき、最後まで無駄なく電極6a、6bを使い切ること
ができる。電極6a、6bは、それ自身から銀イオンを
溶出させるため、寿命を長くできるという点で、純銀の
板材が好ましいが、銀を含む合金や銀メッキであっても
構わない。
【0048】なお、一対の電極6a、6bのうち少なく
とも一方が銀であればよい。一方に銀以外の電極を用い
る場合は、制御装置27によって銀電極側の極性をアノ
ードに切り替えることで銀イオンを供給することができ
る。また、この少なくとも一方が銀である対の電極を複
数対設けてもよい。
【0049】また、便器の使用様態によっては、必ずし
も上記のごとき毎回の便器洗浄の時に銀イオンを供給す
るという動作には限られない。すなわち、銀の消耗を極
力抑えたい場合には、数回おきの便器洗浄時にのみ銀イ
オンを供給する様態でもよい。また、銀の時間的な消耗
を一定にしたい場合には、便器使用後の便器洗浄時には
銀イオンは供給させず、一定時間おきに制御装置27が
便器自動洗浄システム3を介して給水弁24を開閉させ
ることで自動的に便器洗浄を行い、この際にのみ銀イオ
ンを供給する様態でもよい。さらに、たとえ銀の消耗が
増大してでも、より高度な殺菌のレベルを維持したい場
合には、便器使用後の便器洗浄時のみならず、非使用時
にも一定時間おきに自動的に便器洗浄を行い、この際に
も銀イオンを供給する様態でもよい。以上の動作は、便
器の使用様態に応じて制御装置27のプログラムを変更
して、給水弁24を開栓させる条件を変更することで対
応できる。
【0050】次に本発明の効果を発揮させるのに必要な
銀イオン濃度と電流について説明する。便器洗浄水に含
有させる銀イオンの濃度は、一般的に銀イオンが殺菌効
果を発揮するとされている50μg/リットル以上にす
ることが好ましいが、本願出願人が実験して確かめたと
ころによると、水中に浮遊している細菌の殺菌には確か
に50μg/リットル以上の銀イオンが必要であるが、
壁面(本実施例では便器のボウル面、トラップ部の壁
面)に細菌を付着、繁殖させないためにはこれよりも低
濃度(例えば5μg/リットル程度)でも十分効果が発
揮されることがわかった。これは銀イオンの存在で黒ず
みが生じやすいのと同じく、銀イオンには壁面に作用し
やすい性質を有することによるものと考えられる。
【0051】一方、濃度が高すぎるとトラップ部などの
滞留部分で黒ずみが生じるため、過度に高濃度にするこ
とは忌避すべきである。
【0052】小便器の便器洗浄水の流量は、一般的には
15リットル/分(=0.25リットル/秒)程度であ
り、この時に、電解槽21内の電極6a、6b間に電流
として0.003Aを通電させた場合、電極反応効率
(電極6a、6b間に流れた電気量のうち、銀イオンの
生成に用いられた量の割合)を仮に100%とし、ファ
ラデー定数を96500とすると、一対の電極6a、6
bのうちのアノード側から流出する銀イオン(原子量1
07.9)濃度は下式のごとく、約13.4μg/リッ
トルとなる。 (0.003×107.9/96500/0.25)=
0.13×10-4g/リットル=13.4μg/リット
ル 電極反応効率は電解槽25の設計(電極面積、電極間距
離、電極間流路の断面積、電圧、電流など)や便器洗浄
水の水質(電気伝導度、塩素イオン濃度、pHなど)に
よって変化するが、本願出願人の実験により確認したと
ころによると、日本の水道水の範囲であれば、いかなる
条件においても、50〜100%であるので、生成され
る銀イオン濃度は6.7〜13.4μg/リットルであ
ると予想され、好適な銀イオン濃度範囲に入る。
【0053】また、本発明の殺菌装置により、電解電流
値、給水弁の開時間、および流量調節弁の調節ができる
ことから、洗浄水中に含まれる銀イオン濃度や銀イオン
を含む洗浄水量を滞留水のpH値やアンモニア臭濃度に
応じて上記の値(6.7〜13.4μg/リットル、1
5リットル/分、3リットル/回)から、変えることが
できる。
【0054】以上の結果、pH値やアンモニア臭濃度に
応じた銀イオン濃度に制御することで、水洗便器に銀イ
オンを含む洗浄水を供給できることから、小便器1に水
アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止する機能を備
え、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観
の損傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0055】実施例1、2では、電解槽25を便器1へ
の給水配管途中に直列に配置する様態としたが、別の様
態として電解槽25を本来の洗浄水の給水経路と並列に
配置することもできる。
【0056】図4に給水弁24を追加して2つ使用し、
電解槽25から小便器1に給水管が接続されている様態
の実施例3の構成図、図5に給水弁24を追加して2つ
使用し、電解槽25から便器トラップ部96に給水管が
接続されている様態の実施例4の構成図、図6に給水弁
24を追加して2つ使用し、電解槽25から汚水排水配
管85に給水管が接続されている様態の実施例5の構成
図を示した。
【0057】追加する給水弁24は、従来の便器洗浄シ
ステム3の給水弁24よりも上流部から分岐した給水管
に接続されている。図4、5および6は、実施例1の電
解槽25を並列に配置する様態としたが、アンモニア臭
濃度を測定する実施例2の様態を給水弁を追加すること
で、並列に電解槽25を配置する様態としても良い。
【0058】並列に電解槽25を配置することにより、
洗浄水の流路を直接小便器1へ流れる流路と切り替える
ことができる。さらに、2つの給水弁24の状態を開状
態とし、流量調節バルブ35を制御することで、図4、
5および6の様態では、銀イオンを含む洗浄水と含まな
い洗浄水の混合比を変えることが容易にできる。また、
図5の様態では小便器1のボウル面には銀イオンを含ま
ない洗浄水を供給し、トラップ部96と汚水排水配管8
5にのみ、銀イオンを含む洗浄水を供給できる。さら
に、図6の様態では、汚水排水配管85のみに、銀イオ
ンを含む洗浄水を供給できる。
【0059】結果、電解槽25を本来の洗浄水の給水経
路と並列に配置することにより、銀イオンを含む洗浄水
と含まない洗浄水を混合することで、容易に銀イオン濃
度を変更した洗浄水を小便器1に供給できる。また、電
解槽25からの接続部をトラップ部96や汚水排水配管
85にすることにより、特定の部位(トラップ部96や
汚水排水配管85)に銀イオンを含む洗浄水を供給でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
1の構成図である。
【図2】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
2の構成図である。
【図3】本発明の実施例に用いる電解槽の構成図であ
る。
【図4】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
3の構成図である。
【図5】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
4の構成図である。
【図6】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
5の構成図である。
【符号の説明】
1:小便器 3:便器自動洗浄システム 6a、6b:電極 7:電極間流路 23:便器洗浄用給水管 24:給水弁 25:電解槽 27:制御装置 32:流量センサー 33:電源部 52:pH測定装置 54:アンモニア臭濃度測定装置 85:汚水排水配管 96:トラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 550 C02F 1/50 550L 550D 560 560F (72)発明者 坂元 健二 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 AA00 KA08 KA22 4D061 DA01 DB01 DB09 EA03 EB19 EB31 EB37 EB39 FA20 GA02 GA30 GC02 GC12 GC18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗便器への便器洗浄水給水路に設ける
    殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供給する殺
    菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一方が殺菌
    性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ便器内ま
    たは便器トラップ部または汚水排水配管のいずれか1カ
    所以上に菌の増殖を検知する手段を設け、菌の増殖に応
    じて、水洗便器へ供給する洗浄水の殺菌性金属イオン濃
    度、または洗浄水量を制御することを特徴とする便器殺
    菌装置。
  2. 【請求項2】 前記菌の増殖を検知する手段が水のpH
    測定装置であることを特徴とする請求項1に記載の便器
    殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記菌の増殖を検知する手段がアンモニ
    ア臭測定装置であることを特徴とする請求項1に記載の
    便器殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記金属電極の材質が少なくとも一方が
    銀であることを特徴とする請求項1〜3に記載の便器殺
    菌装置。
  5. 【請求項5】 前記水洗便器が小便器であることを特徴
    とする請求項1〜4に記載の便器殺菌装置。
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JP7419671B2 (ja) 2019-05-24 2024-01-23 Toto株式会社 衛生洗浄装置

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