JP2000355965A - 便器殺菌装置 - Google Patents

便器殺菌装置

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JP2000355965A
JP2000355965A JP2000033434A JP2000033434A JP2000355965A JP 2000355965 A JP2000355965 A JP 2000355965A JP 2000033434 A JP2000033434 A JP 2000033434A JP 2000033434 A JP2000033434 A JP 2000033434A JP 2000355965 A JP2000355965 A JP 2000355965A
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toilet
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temperature
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JP2000033434A
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Masahiro Tokida
昌広 常田
Naohito Wajima
尚人 輪島
Shuji Nishiyama
修二 西山
Kenji Sakamoto
健二 坂元
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水洗便器に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発
生を防止する機能を備え、かつ銀電極の消耗量を減少さ
せ、本殺菌装置をコンパクトあるいは長寿命なものと
し、水の使用量を減らすことができる殺菌装置を提供す
ること。 【解決手段】 水洗便器への便器洗浄水給水路に設ける
殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供給する殺
菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一方が殺菌
性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ給水管か
ら便器吐水部間の給水路、便器内および汚水排水配管の
いずれか1カ所以上に便器洗浄水の水温測定手段、また
は便器近傍に雰囲気測定手段を設けた。これにより、洗
浄水の水温、滞留水の水温や雰囲気温度に応じた銀イオ
ン濃度の洗浄水や洗浄水量を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗便器の便器洗
浄水給水路に設ける殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便器使用後に単に水を流すのみでは、徐
々に便器に水アカやぬめりが付着したり臭気が発生する
ことを防止することができない。また、小便器において
は尿石が配管内に付着して汚水の通過路を狭くしたり、
便器の表面に付着して外観を損ね、細菌繁殖の温床とな
って臭気を放つようになる。このように一旦付着してし
まった尿石は通常の清掃では除去することは難しく、ブ
ラシで強く擦らないととれない。このため、尿石除去は
専門の業者に依頼する必要があり、大きな負担となって
いた。
【0003】この問題に対し、便器洗浄水に殺菌力を有
する成分を生成し、供給させることによって対処する方
法もいくつか開示されている。
【0004】従来から銀イオンには殺菌作用があること
は知られており、水洗便器の殺菌のため、水洗便器に対
する便器洗浄水給水路と、この便器洗浄水給水路内に銀
イオンを混入させる銀電極板を有するイオン発生器と、
前記便器洗浄水給水路に設けた開閉弁の開弁操作に連動
して開成し、銀電極板に給電する電源装置とを備えた便
器洗浄水の殺菌装置が知られている。(実開平7−17
391)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような方法で殺菌性金属イオンを含んだ洗浄水を生成す
ると、洗浄水、便器内滞留水、および排水配管内の滞留
水の水温が変化しても、洗浄水中の殺菌性金属イオン濃
度や殺菌性金属イオンを含む洗浄水量は一定である。ま
た、便器設置場所の雰囲気温度が変化しても洗浄水中の
殺菌性金属イオン濃度や殺菌性金属イオンを含む洗浄水
量は一定である。水洗便器の水アカ、ぬめりの付着や臭
気の発生と尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小
化、臭気の発生は細菌の増殖が原因である。細菌の増殖
速度は細菌が生息する水温や雰囲気温度と関係し、一般
的には温度が上昇すると細菌の増殖速度は増加する。こ
のため、水温変化や雰囲気温度に対して殺菌性金属イオ
ン濃度や殺菌性金属イオンを含む洗浄水量を変化させな
いと、水温や雰囲気温度が高い場合は殺菌に必要な殺菌
性金属イオン量が不足し、殺菌効果が弱くなるため、水
洗便器に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生、尿石の付
着にともなう汚水の通過路の狭小化、臭気が発生する。
また、水温や雰囲気温度が低い場合は過剰の殺菌性金属
イオンを生成するため、銀電極の消耗が速くなり、結
果、電極が大きくなり装置が大型化することや経済的で
はない。さらに、不必要な洗浄水を流すことになるた
め、水の使用量が多くなる。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、水温や雰囲気温度の変化に対応し
て、洗浄水中の殺菌性金属イオン濃度や殺菌性金属イオ
ンを含む洗浄水量を変化させ、適した殺菌性金属イオン
濃度の洗浄水や殺菌性金属イオンを含む洗浄水量を便器
に供給することで、水洗便器に水アカ、ぬめりの付着や
臭気の発生を防止する機能を備え、かつ銀電極の消耗量
を減少させ、本殺菌装置をコンパクトあるいは長寿命な
ものとし、水の使用量を減らすことができる。さらに小
便器においては、尿石の付着にともなう汚水の通過路の
狭小化や美観の損傷、臭気の発生をも防止する機能も兼
ね備える便器洗浄水の殺菌装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項1は、水洗便器への
便器洗浄水給水路に設ける殺菌装置において、便器洗浄
水に殺菌成分を供給する殺菌供給部が、少なくとも一対
の、少なくとも一方が殺菌性金属イオンを溶出する金属
電極であり、かつ給水管から便器吐水部間の給水路また
は便器内または汚水排水配管のいずれか1カ所以上に設
けた水温測定手段によって測定した水温に応じて、水洗
便器へ供給する洗浄水の殺菌性金属イオン濃度または洗
浄水量を制御することを特徴とする便器洗浄水の殺菌装
置を提供する。
【0008】本発明の殺菌装置により、水温変化に対応
した殺菌性金属イオン濃度の便器洗浄水が水洗便器に供
給される。
【0009】この結果、最適な殺菌性金属イオン濃度の
洗浄水、または洗浄水量を水洗便器に供給できるため、
水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極
の消耗が無くなるため、装置をコンパクト、あるいは長
寿命なものとすることができ、また水の使用量を減らす
ことができる。さらに小便器においては、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止する機能を備えた水洗便器の殺菌装置を提供
することができる。
【0010】請求項2は水洗便器への便器洗浄水給水路
に設ける殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供
給する殺菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一
方が殺菌性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ
水洗便器の雰囲気温度を測定する手段を設け、雰囲気温
度測定手段によって測定した温度に応じて、水洗便器へ
供給する洗浄水の殺菌性金属イオン濃度または洗浄水量
を制御することを特徴とする便器洗浄水の殺菌装置を提
供する。
【0011】本発明の殺菌装置により、雰囲気温度変化
に対応した殺菌性金属イオン濃度の便器洗浄水が水洗便
器に供給される。
【0012】この結果、最適な殺菌性金属イオン濃度の
洗浄水、または洗浄水量を水洗便器に供給できるため、
水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の
発生を防止する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極
の消耗が無くなるため、装置をコンパクト、あるいは長
寿命なものとすることができ、また水の使用量を減らす
ことができる。さらに小便器においては、尿石の付着に
ともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発
生をも防止する機能を備えた水洗便器の殺菌装置を提供
することができる。
【0013】本発明に係わる水洗便器の殺菌装置の一様
態としては、水温測定手段、または雰囲気温度測定手段
によって測定した水温、または温度に応じて、電解電流
値を変えることを特徴とするものが挙げられる。
【0014】本発明の殺菌装置により、水温測定手段ま
たは雰囲気温度測定手段によって測定した水温または温
度に応じて、電解電流値を変えることで、最適な濃度の
殺菌性金属イオンを含む洗浄水を水洗便器に供給するこ
とができる。
【0015】この結果、最適な濃度の殺菌性金属イオン
を含む洗浄水を水洗便器に供給できるため、水洗便器の
トラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止
する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極の消耗が無
くなるため、装置をコンパクト、あるいは長寿命なもの
とすることができる。さらに小便器においては、尿石の
付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭
気の発生をも防止する機能を備えた水洗便器の殺菌装置
を提供することができる。
【0016】本発明に係わる水洗便器の殺菌装置の別の
様態としては、水温測定手段、または雰囲気温度測定手
段によって測定した水温、または温度に応じて、給水弁
の開閉時間を変えることを特徴とするものが挙げられ
る。
【0017】本発明の殺菌装置により、水温測定手段、
または雰囲気温度測定手段によって測定した水温、また
は温度に応じて、給水弁の開閉時間を変えることで、殺
菌性金属イオンを含む最適な水量の洗浄水を水洗便器に
供給することができる。
【0018】この結果、最適な水量の殺菌性金属イオン
を含む洗浄水を水洗便器に供給できるため、水洗便器の
トラップ部に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止
する機能を備え、かつ過剰の殺菌性金属電極の消耗が無
くなるため、装置をコンパクト、あるいは長寿命なもの
とすることができ、また水の使用量を減らすことができ
る。さらに小便器においては、尿石の付着にともなう汚
水の通過路の狭小化や美観の損傷、臭気の発生をも防止
する機能を備えた水洗便器の殺菌装置を提供することが
できる。
【0019】本発明に係わる水洗便器の殺菌装置のさら
に別の様態としては、水温測定手段、または雰囲気温度
測定手段によって測定した水温、または温度に応じて、
流量調節バルブを制御し、流量を変えることを特徴とす
るものが挙げられる。
【0020】本発明の殺菌装置により、水温測定手段、
または雰囲気温度測定手段によって測定した水温、また
は温度に応じて、流量調節バルブを制御し、流量を変え
ることで、最適な濃度の殺菌性金属イオンを含む洗浄
水、または最適な水量の洗浄水を水洗便器に供給するこ
とができる。
【0021】この結果、最適な濃度の殺菌性金属イオン
を含む洗浄水、または最適な水量の洗浄水を水洗便器に
供給できるため、水洗便器のトラップ部に水アカ、ぬめ
りの付着や臭気の発生を防止する機能を備え、また水の
使用量を減らすことができる。さらに小便器において
は、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観
の損傷、臭気の発生をも防止する機能を備えた水洗便器
の殺菌装置を提供することができる。
【0022】好ましくは、前記殺菌性金属として、銀イ
オンを用いる。殺菌性金属としては、前記銀イオンの他
にも、銅イオン、亜鉛イオンなどが知られているが、こ
れらの中で銀イオンがもっとも低濃度で殺菌効果を示
す。よって電極に銀を用い、銀イオンを溶出させた場
合、他の殺菌性金属を用いる場合に比べて、本殺菌装置
をコンパクト、あるいは長寿命なものとすることができ
る。
【0023】なお、本発明を小便器に適用した場合にお
いて、以上に述べた効果のほかにも秀逸な効果を発揮す
る。その理由を以下に記す。
【0024】小便器への尿石の付着メカニズムは次のよ
うなものと考えられている。小便器に排尿すると、小便
器表面に尿が付着するとともに、小便器内のトラップ部
に尿が滞留する。一般に小便器には多数の細菌が存在す
る。尿には多量の尿素が含有されているが、小便器ボウ
ル面やトラップ部の滞留水に細菌が存在すると、尿素は
細菌の有する酵素ウレアーゼの作用によりアンモニアと
二酸化炭素に分解される。このとき生成するアンモニア
量が多いと臭気の一因となる。またアンモニアが生成す
ると、小便器ボウル面に付着した液体やトラップ部の滞
留水に溶解し、その液体のpHが上昇する。pHが上昇
すると、小便器ボウル面に付着した液体やトラップ部の
滞留水に含まれるカルシウムイオンが炭酸塩やリン酸塩
へと変化して析出し、尿石として小便器に付着し、着色
汚れの原因となる。
【0025】以上から、本発明の便器洗浄水の殺菌装置
を小便器に適用した様態では、生成された銀イオンを小
便器に流すことにより、小便器内に存在する細菌を殺菌
するため、このような尿石付着の原因が排除され、小便
器は常に清浄な状態に保たれて美観を損ねることもな
く、尿石の配管内への付着による汚水通過路の狭小化が
防止され、また、アンモニア等による臭気の発生も防止
される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。なお、本実施例では主として本発明の水
洗便器の殺菌装置を小便器に適用した例を示したが、大
便器に用いても同様の効果を発揮することができる。
【0027】図1は本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置
の実施例1である。電解槽25、流量センサー32およ
び流量調節バルブ35が便器洗浄用給水管23のフラッ
シュバルブ等からなる給水弁24よりも下流に設けられ
ている。水温を測定する温度測定装置52が給水弁24
と小便器1の給水配管途中、便器内、便器トラップ96
および汚水排水配管85のいずれか一カ所以上に、配設
されている。給水弁24は公知の便器自動洗浄システム
3に電気的に接続されている。便器洗浄用給水管23は
小便器1に接続されている。汚水排水配管85は小便器
1のトラップ96に接続されている。また、制御装置2
7が電源部33、流量センサー32、電解槽25、流量
調節バルブ35、水温測定装置52および便器自動洗浄
システム3とに電気的に接続されている。
【0028】水温測定装置52は例えば、抵抗温度測定
装置、熱電対温度測定装置、および放射温度測定装置が
挙げられる。
【0029】次に実施例1の動作について説明する。使
用者が小便器1を使用した後、便器自動洗浄システム3
の作動により給水弁24が開き、便器洗浄用給水管23
を通り水道水が流量センサー32→流量調節バルブ35
→電解槽25の順に流れる。
【0030】便器洗浄が開始されたことは流量センサー
32によって検知され、電源部33の電気エネルギーが
制御装置27を介して温度測定装置52を作動させ、洗
浄水の水温を測定する。同時に電源部33の電気エネル
ギーが制御装置27を介して図3の電解槽25内の一対
の電極6a、6bに給電され、電極6a、6bのいずれ
かアノード側から銀イオンが溶出し、銀イオンを含んだ
便器洗浄水が便器洗浄用給水管23を通って小便器1に
供給される。
【0031】この工程によって、小便器1のボウル面、
トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀イオ
ンを含んだ水を供給することができ、小便器1に水ア
カ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するとともに、尿
石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0032】そして、洗浄水が流れると同時に温度測定
装置52によって洗浄水の水温を測定し、水温に比例し
て、制御装置27は図3の電極6a、6bに、水温が高
い場合は高い電流値を、水温が低い場合は低い電流値の
電流が流れるようにすることにより、溶解する銀イオン
濃度を、水温が高い場合には高く、水温が低い場合には
低く制御することができる。
【0033】なお、流量センサー32によって検出され
た流量に比例した電流が流れるように制御した上で、こ
のように温度測定装置52によって検出された水温を加
味して電流値を決めるようにしたり、または、流量セン
サー32によって検出される流量が一定値となるように
流量調節バルブ35を制御した上で温度測定装置52に
よって検出された水温に応じて電流値を決めるようにす
ることにより、例え給水圧の変動により給水流量が変っ
たとしても洗浄水に溶解する銀イオン濃度を小便器1の
殺菌に最適な量とすることができる。
【0034】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することに代えて、温度測定装置52によ
って測定された水温に比例して、制御装置27は給水弁
27の開時間を、水温が高い場合は長く、水温が低い場
合は短くすることにより、1回の小便器洗浄のために流
す銀イオンを含む洗浄水量を、水温が高い場合には多
く、水温が低い場合には少なく制御することができる。
【0035】なお、給水弁27の開時間は、1回の小便
器洗浄時に流量センサー32によって検出される流量を
積算した流量が水温に応じて設定されている所定積算流
量となるように制御することもでき、また、流量センサ
ー32によって検出された流量に比例した電流が電極6
a,6bに流れるように制御した上で、このように1回
の小便器洗浄のために流す洗浄水量を制御するようにす
れば、例え電解槽25に給水される水量が変ったとして
も洗浄水に溶解する銀イオン濃度は一定に維持すること
ができる。
【0036】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することや、給水弁27の開時間を制御す
ることに代えて、温度測定装置52によって測定された
水温に比例して、制御装置27は流量調節バルブ35を
調節し、水温が高い場合は流量を多く、水温が低い場合
は少なくすることにより、洗浄水に溶解する銀イオン濃
度を制御することができる。
【0037】なお、このように流量調節バルブ35を制
御すると共に、1回の小便器洗浄で流れる積算流量が一
定となるように、給水弁27の開時間を水温が高い場合
は水温が低い場合に比べて長くなるようにすることもで
き、また、流量調節バルブ35による流量調整と電極6
a,6bへ通電される電流を制御することによって洗浄
水に溶解する銀イオン濃度を制御すると共に、給水弁2
7の開時間をも制御することにより、菌の増殖に影響を
与える水温に応じて、水温が高い場合は銀イオン濃度が
高い洗浄水を多量に供給でき、そして水温が低い場合は
銀イオン濃度が低い洗浄水を少量供給できる。
【0038】このように、温度測定装置52によって測
定された水温に応じて電極6a、6bに通電する電流値
を制御したり、給水弁27の開時間を制御することや、
流量調節バルブ35を調節するようにした結果、水温が
高い場合に殺菌に必要な殺菌性金属イオン量が不足する
ことや、水温が低い場合に過剰の殺菌性金属イオンを生
成することがなくなる。そのため、小便器1のボウル
面、トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀
イオンを含んだ水を供給することができ、小便器1に水
アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するとともに、
尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止することができる。さらに過剰
の銀電極の消耗が無くなるため、装置をコンパクトある
いは長寿命なものとすることができ、かつ水の使用量を
減らすことができる。
【0039】洗浄水の水温を測定するタイミングは、洗
浄水が流れると同時に毎回ではなく、数回おき以上で測
定する、もしくは、定期的に測定する様態でも良い。そ
の場合は、測定した水温を制御装置27に記憶させ、洗
浄水の銀イオン濃度や銀イオンを含む洗浄水量に反映さ
せた様態であっても良い。
【0040】また、上記したように、温度測定装置52
は給水弁24と小便器1の給水配管途中、便器内、便器
トラップ96および汚水排水配管85のいずれか一カ所
以上に、配設されていればよいのであり、電解槽25に
流れ込む洗浄水の水温を測定するのではなく、トラップ
96や汚水排水配管85の滞留水の水温を定期的、もし
くは洗浄水を供給する前に測定することで、制御装置2
7は、水温に比例して電極6a、6bに通電する電流
値、給水弁27の開時間、流量調節バルブ35の開度、
もしくは、これらを組み合わせて調節することようにす
ることもできる。
【0041】図2は本発明に係る便器洗浄水の殺菌装置
の実施例2である。電解槽25、流量センサー32およ
び流量調節バルブ35が便器洗浄用給水管23のフラッ
シュバルブ等からなる給水弁24よりも下流に設けられ
ている。雰囲気温度を測定する温度測定装置52が小便
器1または小便器1に近接した場所、例えば小便器1の
取り付け壁、床、天井および排水配管外周部のいずれか
一カ所以上に、配設されている。給水弁24は公知の便
器自動洗浄システム3に電気的に接続されている。便器
洗浄用給水管23は小便器1に接続されている。汚水排
水配管85は小便器1のトラップ96に接続されてい
る。また、制御装置27が電源部33、流量センサー3
2、電解槽25、流量調節バルブ35、雰囲気温度測定
装置63および便器自動洗浄システム3とに電気的に接
続されている。
【0042】雰囲気温度測定装置63は例えば、抵抗温
度測定装置、熱電対温度測定装置、および放射温度測定
装置が挙げられる。
【0043】次に実施例2の動作について説明する。使
用者が小便器1を使用した後、便器自動洗浄システム3
の作動により給水弁24が開き、便器洗浄用給水管23
を通り水道水が流量センサー32→流量調節バルブ35
→電解槽25の順に流れる。
【0044】便器洗浄が開始されたことは流量センサー
32によって検知され、電源部33の電気エネルギーが
制御装置27を介して雰囲気温度測定装置63を作動さ
せ、雰囲気の温度を測定する。同時に電源部33の電気
エネルギーが制御装置27を介して図3の電解槽25内
の一対の電極6a、6bに給電され、電極6a、6bの
いずれかアノード側から銀イオンが溶出し、銀イオンを
含んだ便器洗浄水が便器洗浄用給水管23を通って小便
器1に供給される。
【0045】この工程によって、小便器1のボウル面、
トラップ部さらには小便器1よりも下流の配管に銀イオ
ンを含んだ水を供給することができ、小便器1に水ア
カ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するとともに、尿
石の付着にともなう汚水の通過路の狭小化や美観の損
傷、臭気の発生をも防止することができる。
【0046】そして、洗浄水が流れると同時に温度測定
装置63によって雰囲気の温度を測定し、温度に比例し
て、制御装置27は図3の電極6a、6bに、温度が高
い場合は高い電流値を、温度が低い場合は低い電流値の
電流が流れるようにすることにより、溶解する銀イオン
濃度を温度が高い場合には高く、温度が低い場合には低
く制御することができる。
【0047】なお、流量センサー32によって検出され
た流量に比例した電流が流れるように制御した上で、こ
のように温度測定装置52によって検出された温度を加
味して電流値を決めるようにしたり、または、流量セン
サー32によって検出される流量が一定値となるように
流量調節バルブ35を制御した上で温度測定装置52に
よって検出された温度に応じて電流値を決めるようにす
ることにより、例え給水圧の変動により給水流量が変っ
たとしても洗浄水に溶解する銀イオン濃度を小便器1の
殺菌に最適な量とすることができる。
【0048】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することに代えて、洗浄水が流れると同時
に温度測定装置63によって雰囲気の温度を測定し、温
度に比例して、制御装置27は給水弁27の開時間を、
温度が高い場合は長く、温度が低い場合は短くすること
により、銀イオンを含む洗浄水量を温度が高い場合には
多く、低い場合には少なく制御することができる。
【0049】なお、給水弁27の開時間は、1回の小便
器洗浄時に流量センサー32によって検出される流量を
積算した流量が温度に応じて設定されている所定積算流
量となるように制御することもでき、また、流量センサ
ー32によって検出された流量に比例した電流が電極6
a,6bに流れるように制御した上で、このように1回
の小便器洗浄のために流す洗浄水量を制御するようにす
れば、例え電解槽25に給水される水量が変ったとして
も洗浄水に溶解する銀イオン濃度は一定に維持すること
ができる。
【0050】また、前記した電極6a、6bに通電する
電流値を制御することや、給水弁27の開時間を制御す
ることに代えて、温度測定装置63によって測定された
温度に比例して、制御装置27は流量調節バルブ35を
調節し、温度が高い場合は流量を多く、温度が低い場合
は少なくすることにより、洗浄水に溶解する銀イオン濃
度を制御することができる。
【0051】なお、このように流量調節バルブ35を制
御すると共に、1回の小便器洗浄で流れる積算流量が一
定となるように、給水弁27の開時間を温度が高い場合
は温度が低い場合に比べて長くなるようにすることもで
き、また、流量調節バルブ35による流量調整と電極6
a,6bへ通電される電流を制御することによって洗浄
水に溶解する銀イオン濃度を制御すると共に、給水弁2
7の開時間をも制御することにより、菌の増殖に影響を
与える温度に応じて、温度が高い場合は銀イオン濃度が
高い洗浄水を多量に供給でき、そして温度が低い場合は
銀イオン濃度が低い洗浄水を少量供給できる。
【0052】このように、温度測定装置63によって測
定された温度に応じて電極6a、6bに通電する電流値
を制御したり、給水弁27の開時間を制御することや、
流量調節バルブ35を調節するようにした結果、雰囲気
の温度が高い場合に、殺菌に必要な殺菌性金属イオン量
が不足することや、温度が低い場合に過剰の殺菌性金属
イオンを生成することがなくなる。そのため、小便器1
のボウル面、トラップ部さらには小便器1よりも下流の
配管に銀イオンを含んだ水を供給することができ、小便
器1に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止するこ
とができる。さらに過剰の銀電極の消耗が無くなるた
め、装置もコンパクトあるいは長寿命なものとすること
ができ、かつ水の使用量を減らすことができる。
【0053】雰囲気の温度を測定するタイミングは、洗
浄水が流れると同時に毎回ではなく、数回おき以上で測
定する、もしくは、定期的に測定する様態でも良い。そ
の場合は、測定した雰囲気温度を制御装置27に記憶さ
せ、洗浄水の銀イオン濃度や銀イオンを含む洗浄水量に
反映させた様態であっても良い。
【0054】図3は本実施例に用いる電解槽25の詳細
図である。電解槽25の内部には金属銀の平板を向かい
合わせて配置した一対の電極6a、6bがあり、この電
極間に形成された電極間流路7が構成されている。
【0055】電極6a、6bの極性(すなわちアノード
とカソード)は、制御装置27が定期的に反転させてお
り、カソード側に炭酸カルシウムなどのスケールが付着
するのを防いでいる。この際、銀イオンの供給にともな
い、電極6a、6bは消耗していくので、電極がアノー
ドである時間とカソードである時間とは均等にしておく
ことで一対の電極6a、6bを均等に消耗させることが
でき、最後まで無駄なく電極6a、6bを使い切ること
ができる。電極6a、6bは、それ自身から銀イオンを
溶出させるため、寿命を長くできるという点で、純銀の
板材が好ましいが、銀を含む合金や銀メッキであっても
構わない。
【0056】なお、一対の電極6a、6bのうち少なく
とも一方が銀であればよい。一方に銀以外の電極を用い
る場合は、制御装置27によって銀電極側の極性をアノ
ードに切り替えることで銀イオンを供給することができ
る。また、この少なくとも一方が銀である対の電極を複
数対設けてもよい。
【0057】また、便器の使用様態によっては、必ずし
も上記のごとき毎回の便器洗浄の時に銀イオンを供給す
るという動作には限られない。すなわち、銀の消耗を極
力抑えたい場合には、数回おきの便器洗浄時にのみ、水
温や雰囲気温度に応じた濃度の銀イオンを含む洗浄水ま
たは洗浄水量を供給する様態でもよい。また、銀の時間
的な消耗を一定にしたい場合には、便器使用後の便器洗
浄時には銀イオンは供給させず、水温や雰囲気温度に応
じて、一定時間おきに制御装置27が便器自動洗浄シス
テム3を介して給水弁24を開閉させることで、自動的
に便器洗浄を行い、この際にのみ最適な濃度の銀イオン
を含む洗浄水または洗浄水量を供給する様態でもよい。
さらに、たとえ銀の消耗が増大してでも、より高度な殺
菌のレベルを維持したい場合には、便器使用後の便器洗
浄時のみならず、非使用時にも水温や雰囲気温度に応じ
て、一定時間おきに自動的に便器洗浄を行い、この際に
も銀イオンを供給する様態でもよい。以上の動作は、便
器の使用様態に応じて制御装置27のプログラムを変更
して、給水弁24を開栓させる条件を変更することで対
応できる。
【0058】次に本発明の効果を発揮させるのに必要な
銀イオン濃度と電流について説明する。便器洗浄水に含
有させる銀イオンの濃度は、一般的に銀イオンが殺菌効
果を発揮するとされている50μg/リットル以上にす
ることが好ましいが、本願出願人が実験して確かめたと
ころによると、水中に浮遊している細菌の殺菌には確か
に50μg/リットル以上の銀イオンが必要であるが、
壁面(本実施例では便器のボウル面、トラップ部の壁
面)に細菌を付着、繁殖させないためにはこれよりも低
濃度(例えば5μg/リットル程度)でも十分効果が発
揮されることがわかった。これは銀イオンの存在で黒ず
みが生じやすいのと同じく、銀イオンには壁面に作用し
やすい性質を有することによるものと考えられる。
【0059】一方、濃度が高すぎるとトラップ部などの
滞留部分で黒ずみが生じるため、過度に高濃度にするこ
とは忌避すべきである。
【0060】小便器の便器洗浄水の流量は、一般的には
15リットル/分(3リットル/回)程度であり、この
時に、電解槽21内の電極6a、6b間に電流として
0.003Aを通電させた場合、電極反応効率(電極6
a、6b間に流れた電気量のうち、銀イオンの生成に用
いられた量の割合)を仮に100%とし、ファラデー定
数を96500とすると、一対の電極6a、6bのうち
のアノード側から流出する銀イオン(原子量107.
9)濃度は下式のごとく、約13.4μg/リットルと
なる。(0.003×107.9/96500/0.2
5)=0.13×10-4g/リットル=13.4μg/
リットル電極反応効率は電解槽25の設計(電極面積、
電極間距離、電極間流路の断面積、電圧、電流など)や
便器洗浄水の水質(電気伝導度、塩素イオン濃度、pH
など)によって変化するが、本願出願人の実験により確
認したところによると、日本の水道水の範囲であれば、
いかなる条件においても、50〜100%であるので、
生成される銀イオン濃度は6.7〜13.4μg/リッ
トルであると予想され、好適な銀イオン濃度範囲に入
る。
【0061】また、本発明の殺菌装置により、電解電流
値、給水弁の開時間、および流量調節弁の調節ができる
ことから、洗浄水中に含まれる銀イオン濃度や銀イオン
を含む洗浄水量を水温や雰囲気温度に応じて上記の値
(6.7〜13.4μg/リットル、15リットル/
分、3リットル/回)から、変えることができる。
【0062】以上の結果、水温や雰囲気温度に応じた銀
イオン濃度の洗浄水や洗浄水量に制御することで、水洗
便器に銀イオンを含む洗浄水を供給できることから、小
便器1に水アカ、ぬめりの付着や臭気の発生を防止する
機能を備え、尿石の付着にともなう汚水の通過路の狭小
化や美観の損傷、臭気の発生をも防止することができ、
さらに過剰の銀電極の消耗が無くなるため、装置もコン
パクトあるいは長寿命なものとすることができ、また水
の使用量を減らすことができる。
【0063】実施例1、2では、電解槽25を便器1へ
の給水配管途中に直列に配置する様態としたが、別の様
態として電解槽25を本来の洗浄水の給水経路と並列に
配置することもできる。
【0064】図4に給水弁24を追加して2つ使用し、
電解槽25から小便器1に給水管が接続されている様態
の実施例3の構成図、図5に給水弁24を追加して2つ
使用し、電解槽25から便器トラップ部96に給水管が
接続されている様態の実施例4の構成図、図6に給水弁
24を追加して2つ使用し、電解槽25から汚水排水配
管85に給水管が接続されている様態の実施例5の構成
図を示した。
【0065】追加する給水弁24は、従来の便器洗浄シ
ステム3の給水弁24よりも上流部から分岐した給水管
に接続されている。図4、5および6は、実施例1の電
解槽25を並列に配置する様態としたが、雰囲気温度を
測定する実施例2の様態を給水弁を追加することで、並
列に電解槽25を配置する様態としても良い。
【0066】並列に電解槽25を配置することにより、
洗浄水の流路を直接小便器1へ流れる流路と切り替える
ことができる。さらに、2つの給水弁24の状態を開状
態とし、流量調節バルブ35を制御することで、図4、
5および6の様態では、銀イオンを含む洗浄水と含まな
い洗浄水の混合比を変えることが容易にできる。また、
図5の様態では小便器1のボウル面には銀イオンを含ま
ない洗浄水を供給し、トラップ部96と汚水排水配管8
5にのみ、銀イオンを含む洗浄水を供給できる。さら
に、図6の様態では、汚水排水配管85のみに、銀イオ
ンを含む洗浄水を供給できる。
【0067】結果、電解槽25を本来の洗浄水の給水経
路と並列に配置することにより、銀イオンを含む洗浄水
と含まない洗浄水を混合することで、容易に銀イオン濃
度を変更した洗浄水を小便器1に供給できる。また、電
解槽25からの接続部をトラップ部96や汚水排水配管
85にすることにより、特定の部位(トラップ部96や
汚水排水配管85)に銀イオンを含む洗浄水を供給でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
1の構成図である。
【図2】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
2の構成図である。
【図3】本発明の実施例に用いる電解槽の構成図であ
る。
【図4】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
3の構成図である。
【図5】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
4の構成図である。
【図6】本発明に係わる便器洗浄水の殺菌装置の実施例
5の構成図である。
【符号の説明】 1:小便器 3:便器自動洗浄システム 6a、6b:電極 7:電極間流路 23:便器洗浄用給水管 24:給水弁 25:電解槽 27:制御装置 32:流量センサー 33:電源部 35:流量調節バルブ 52:水温測定装置 63:雰囲気温度測定装置 85:汚水排水配管 96:トラップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 550 C02F 1/50 550D 550L 560 560F (72)発明者 坂元 健二 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2D038 AA00 KA12 KA13 KA22 4D061 DA01 DB01 DB09 EA03 EB02 EB19 EB31 EB37 EB39 FA20 GA02 GA09 GA20 GA30 GC01 GC02 GC12 GC18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水洗便器への便器洗浄水給水路に設ける
    殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供給する殺
    菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一方が殺菌
    性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ給水管か
    ら便器吐水部間の給水路または便器内または汚水排水配
    管のいずれか1カ所以上に設けた水温測定手段によって
    測定した水温に応じて、水洗便器へ供給する洗浄水の殺
    菌性金属イオン濃度、または洗浄水量を制御することを
    特徴とする便器殺菌装置。
  2. 【請求項2】 水洗便器への便器洗浄水給水路に設ける
    殺菌装置において、便器洗浄水に殺菌成分を供給する殺
    菌供給部が、少なくとも一対の、少なくとも一方が殺菌
    性金属イオンを溶出する金属電極であり、かつ水洗便器
    の雰囲気温度を測定する手段を設け、雰囲気温度測定手
    段によって測定した温度に応じて、水洗便器へ供給する
    洗浄水の殺菌性金属イオン濃度、または洗浄水量を制御
    することを特徴とする便器殺菌装置。
  3. 【請求項3】 前記水温測定手段、または雰囲気温度測
    定手段によって測定した水温、または温度に応じて、電
    解電流値を変えることを特徴とする請求項1または2に
    記載の便器殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記水温測定手段、または雰囲気温度測
    定手段によって測定した水温、または温度に応じて、給
    水弁の開閉時間を変えることを特徴とする請求項1また
    は3に記載の便器殺菌装置。
  5. 【請求項5】 前記水温測定手段、または雰囲気温度測
    定手段によって測定した水温、または温度に応じて、流
    量調節バルブを制御し、流量を変えることを特徴とする
    請求項1または4に記載の便器殺菌装置。
  6. 【請求項6】 前記金属電極の材質が少なくとも一方が
    銀であることを特徴とする請求項1〜5に記載の便器殺
    菌装置。
  7. 【請求項7】 前記水洗便器が小便器であることを特徴
    とする請求項1〜6に記載の便器殺菌装置。
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