JPH0857046A - 包装された注射器組立体及びその製造方法 - Google Patents
包装された注射器組立体及びその製造方法Info
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- JPH0857046A JPH0857046A JP6195588A JP19558894A JPH0857046A JP H0857046 A JPH0857046 A JP H0857046A JP 6195588 A JP6195588 A JP 6195588A JP 19558894 A JP19558894 A JP 19558894A JP H0857046 A JPH0857046 A JP H0857046A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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- A61M5/178—Syringes
- A61M5/28—Syringe ampoules or carpules, i.e. ampoules or carpules provided with a needle
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M5/00—Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
- A61M5/178—Syringes
- A61M5/31—Details
- A61M2005/3103—Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle
- A61M2005/3104—Caps for syringes without needle
Abstract
(57)【要約】
【目的】 包装された注射器組立体及びその製造方法の
提供。 【構成】 薬剤を充填された注射器組立体が包装容器内
に収納されてなる包装された注射器組立体であって、上
記注射器組立体は先端を薬剤液漏れ防止ゴム栓で封じら
れ内部に薬剤を充填後開口部に嵌着した滑栓で封じられ
た注射筒兼容器及び該滑栓に直結する押棒からなり、上
記包装容器はその一部分が水蒸気は通過できる孔径６〜
２００μｍの不織布又は不織紙で形成され、かつ該注射
器組立体の各部分の変形、移動を防止する固定手段を有
する包装された注射器組立体。及びこの包装された注射
器組立体を高圧蒸気滅菌して滅菌された包装体とする製
法。 【効果】 該薬剤を充填した注射器組立体を該包装容器
内に保持したまま高圧蒸気滅菌可能になったので、滅菌
後そのまま製品とし、使用時はただちに規定量の薬剤を
衛生的に簡単に投与できるので非常に有利である。
提供。 【構成】 薬剤を充填された注射器組立体が包装容器内
に収納されてなる包装された注射器組立体であって、上
記注射器組立体は先端を薬剤液漏れ防止ゴム栓で封じら
れ内部に薬剤を充填後開口部に嵌着した滑栓で封じられ
た注射筒兼容器及び該滑栓に直結する押棒からなり、上
記包装容器はその一部分が水蒸気は通過できる孔径６〜
２００μｍの不織布又は不織紙で形成され、かつ該注射
器組立体の各部分の変形、移動を防止する固定手段を有
する包装された注射器組立体。及びこの包装された注射
器組立体を高圧蒸気滅菌して滅菌された包装体とする製
法。 【効果】 該薬剤を充填した注射器組立体を該包装容器
内に保持したまま高圧蒸気滅菌可能になったので、滅菌
後そのまま製品とし、使用時はただちに規定量の薬剤を
衛生的に簡単に投与できるので非常に有利である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包装された注射器組立
体及びその製造方法に関し、詳しくは薬液を充填した注
射器組立体を包装容器内に収納した後に全体を高圧蒸気
滅菌することを可能としたものであり、高圧蒸気滅菌後
はそのまま製品として市販できる、新規な包装された注
射器組立体とその製法に関する。
体及びその製造方法に関し、詳しくは薬液を充填した注
射器組立体を包装容器内に収納した後に全体を高圧蒸気
滅菌することを可能としたものであり、高圧蒸気滅菌後
はそのまま製品として市販できる、新規な包装された注
射器組立体とその製法に関する。
【０００２】
【従来の技術】容器兼注射器の一つの形式として薬液を
充填した注射筒部分、注射針部分、滑栓等の押棒部分等
を組立式に構成して製品とする注射器組立体が知られて
いる。このような薬液を充填してなる注射器組立体は、
減菌した状態にして使用者に供給し、衛生的に使用する
ことになっており、減菌する方法としては、加熱法、高
圧蒸気法、乾熱法などがあるが、薬液を充填した注射器
（以下、注射器と略す）に関しては、注射器を収納した
減菌器中の空気を排気口からできるだけ排除しつつ１１
５〜１２６℃の飽和水蒸気中１５〜３０分間保持して行
う高圧蒸気滅菌法が好ましいとされている。ただし注射
器内に薬液を充填し密封した物体を１１５〜１２６℃に
加熱すると、薬液が注射器内で膨張して液漏れが発生し
たり、プラスチックの注射器では変形するなどのトラブ
ルが起きる。
充填した注射筒部分、注射針部分、滑栓等の押棒部分等
を組立式に構成して製品とする注射器組立体が知られて
いる。このような薬液を充填してなる注射器組立体は、
減菌した状態にして使用者に供給し、衛生的に使用する
ことになっており、減菌する方法としては、加熱法、高
圧蒸気法、乾熱法などがあるが、薬液を充填した注射器
（以下、注射器と略す）に関しては、注射器を収納した
減菌器中の空気を排気口からできるだけ排除しつつ１１
５〜１２６℃の飽和水蒸気中１５〜３０分間保持して行
う高圧蒸気滅菌法が好ましいとされている。ただし注射
器内に薬液を充填し密封した物体を１１５〜１２６℃に
加熱すると、薬液が注射器内で膨張して液漏れが発生し
たり、プラスチックの注射器では変形するなどのトラブ
ルが起きる。
【０００３】上記の高圧蒸気滅菌における問題の対策と
しては、減菌器の改良、加熱方法の検討の外、プラスチ
ック容器の変形防止に関する提案があり、例えば実公昭
５８−３５２５３号、実公昭６３−３７９６３号、実公
昭５７−５２０６５号、特開昭６２−１９４８６６号、
特開平３−６２４号、特開平３−１４１９５１号、特開
平３−２２２９５６号、特開平４−３２９９５８号等の
各号公報に記載の方法が知られている。
しては、減菌器の改良、加熱方法の検討の外、プラスチ
ック容器の変形防止に関する提案があり、例えば実公昭
５８−３５２５３号、実公昭６３−３７９６３号、実公
昭５７−５２０６５号、特開昭６２−１９４８６６号、
特開平３−６２４号、特開平３−１４１９５１号、特開
平３−２２２９５６号、特開平４−３２９９５８号等の
各号公報に記載の方法が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は薬剤を充填し
た注射器組立体を異常なく高圧蒸気減菌できると共に、
該高圧蒸気滅菌された状態でそのまま衛生性の高い製品
として供給できる、すなわち包装された注射器組立体の
ままで高圧蒸気滅菌が可能な注射器組立体と包装容器と
の新規な構成及び包装されたまま高圧上記滅菌された注
射器組立体の製造方法を提供しようと意図されたもので
ある。
た注射器組立体を異常なく高圧蒸気減菌できると共に、
該高圧蒸気滅菌された状態でそのまま衛生性の高い製品
として供給できる、すなわち包装された注射器組立体の
ままで高圧蒸気滅菌が可能な注射器組立体と包装容器と
の新規な構成及び包装されたまま高圧上記滅菌された注
射器組立体の製造方法を提供しようと意図されたもので
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、薬剤を充填された注射器組立体
が包装容器内に収納されてなる包装された注射器組立体
であって、上記注射器組立体は先端を薬剤液漏れ防止ゴ
ム栓で封じられ内部に薬剤を充填後開口部に嵌着した滑
栓で封じられた注射筒兼容器及び該滑栓に直結する押棒
からなり、上記包装容器はその一部分が水蒸気は通過で
きる孔径６〜２００μｍの不織布又は不織紙で形成さ
れ、かつ該注射器組立体の各部分の変形、移動を防止す
る固定手段を有することにより、該薬剤を充填した注射
器組立体を該包装容器内に保持したまま高圧蒸気滅菌可
能にされたものであることを特徴とする包装された注射
器組立体を提供する。また、本発明は薬剤を充填した注
射器組立体を包装容器内に配置した後、水蒸気は通過で
きる孔径６〜２００μｍの不織布又は不織紙を該包装容
器の開口部に溶着するか該不織布又は不織紙からなる袋
体で該包装容器を包んで包装体とし、次に該包装体のま
まで高圧蒸気滅菌することを特徴とする上記包装された
注射器組立体の製造方法を提供する。本発明における特
に好ましい実施の態様としては、上記不織布又は不織紙
は上記包装容器の天面を形成するよう溶着されている
か、又は該包装容器の一部又は全面を包む袋状に形成さ
れていること、上記固定手段が該包装容器の底部と側壁
に突起及び／又は窪を設けてなること、上記薬剤液漏れ
防止ゴム栓が先端に突起を有してなること、上記注射器
組立体及び包装容器は減菌時の熱及び圧力では変形しな
い材質からなるものであること、上記包装容器の少なく
とも一部分が内容物を観察できる程度の透明性を有する
ものであること、上記不織布又は不織紙が抗菌性を有す
るか抗菌性物質を付着されてなること、が挙げられる。
するための手段として、薬剤を充填された注射器組立体
が包装容器内に収納されてなる包装された注射器組立体
であって、上記注射器組立体は先端を薬剤液漏れ防止ゴ
ム栓で封じられ内部に薬剤を充填後開口部に嵌着した滑
栓で封じられた注射筒兼容器及び該滑栓に直結する押棒
からなり、上記包装容器はその一部分が水蒸気は通過で
きる孔径６〜２００μｍの不織布又は不織紙で形成さ
れ、かつ該注射器組立体の各部分の変形、移動を防止す
る固定手段を有することにより、該薬剤を充填した注射
器組立体を該包装容器内に保持したまま高圧蒸気滅菌可
能にされたものであることを特徴とする包装された注射
器組立体を提供する。また、本発明は薬剤を充填した注
射器組立体を包装容器内に配置した後、水蒸気は通過で
きる孔径６〜２００μｍの不織布又は不織紙を該包装容
器の開口部に溶着するか該不織布又は不織紙からなる袋
体で該包装容器を包んで包装体とし、次に該包装体のま
まで高圧蒸気滅菌することを特徴とする上記包装された
注射器組立体の製造方法を提供する。本発明における特
に好ましい実施の態様としては、上記不織布又は不織紙
は上記包装容器の天面を形成するよう溶着されている
か、又は該包装容器の一部又は全面を包む袋状に形成さ
れていること、上記固定手段が該包装容器の底部と側壁
に突起及び／又は窪を設けてなること、上記薬剤液漏れ
防止ゴム栓が先端に突起を有してなること、上記注射器
組立体及び包装容器は減菌時の熱及び圧力では変形しな
い材質からなるものであること、上記包装容器の少なく
とも一部分が内容物を観察できる程度の透明性を有する
ものであること、上記不織布又は不織紙が抗菌性を有す
るか抗菌性物質を付着されてなること、が挙げられる。
【０００６】
【作用および実施例】薬剤を充填された注射器を市場に
供給するには薬事法の規定により無菌にする工程が必須
であり、高圧蒸気減菌法が好ましい滅菌方法とされてい
る。本発明者らは包装されたままで高圧蒸気滅菌の操作
に耐えることができる材質及び構造を検討し本発明に到
達できたものである。すなわち、本発明はその内部に薬
剤を充填されており、さらに包装されている注射器組立
体において、1)包装容器の一部を水蒸気、空気は通過さ
せるがコロイド粒子等は通過させない６μｍ〜２００μ
ｍ程度の孔径であり、透明性を有する不織布又は不織紙
で構成すること、2)包装容器内部に注射器組立体の移
動、振動、変形等を防止できる注射器組立体固定手段を
設けることにより、高圧蒸気滅菌しても注射器組立体の
変形や液漏れを防止できる構造とすること、の1)及び2)
の手段を採用することにより、包装された形態のままで
上記不織布又は不織紙を通して高圧蒸気減菌でき、しか
も包装容器と注射器組立体の格別の構造により注射器は
振動、変形を免れるので、高圧蒸気滅菌後はそのまま
で、注射器組立体のみならず包装容器内面までも滅菌さ
れた製品として市場に供給できる。また該不織布又は不
織紙は孔径が６〜２００μｍであるためバクテリア、
菌、コロイド粒子等の物体を通過させないので滅菌状態
は使用時まで安全に保持できる。
供給するには薬事法の規定により無菌にする工程が必須
であり、高圧蒸気減菌法が好ましい滅菌方法とされてい
る。本発明者らは包装されたままで高圧蒸気滅菌の操作
に耐えることができる材質及び構造を検討し本発明に到
達できたものである。すなわち、本発明はその内部に薬
剤を充填されており、さらに包装されている注射器組立
体において、1)包装容器の一部を水蒸気、空気は通過さ
せるがコロイド粒子等は通過させない６μｍ〜２００μ
ｍ程度の孔径であり、透明性を有する不織布又は不織紙
で構成すること、2)包装容器内部に注射器組立体の移
動、振動、変形等を防止できる注射器組立体固定手段を
設けることにより、高圧蒸気滅菌しても注射器組立体の
変形や液漏れを防止できる構造とすること、の1)及び2)
の手段を採用することにより、包装された形態のままで
上記不織布又は不織紙を通して高圧蒸気減菌でき、しか
も包装容器と注射器組立体の格別の構造により注射器は
振動、変形を免れるので、高圧蒸気滅菌後はそのまま
で、注射器組立体のみならず包装容器内面までも滅菌さ
れた製品として市場に供給できる。また該不織布又は不
織紙は孔径が６〜２００μｍであるためバクテリア、
菌、コロイド粒子等の物体を通過させないので滅菌状態
は使用時まで安全に保持できる。
【０００７】上記のように本発明の包装された注射器組
立体は温度１１５〜１２６℃（装置内は場合によっては
１３０℃に達することもある）という高温に耐える材質
及び構成を有する構造体である。従って以下に説明する
本発明の注射器組立体の各部品と該注射器組立体を包装
する包装容器に使用する合成樹脂素材としては、耐熱性
を有する樹脂を用いる。例えばポリサルフォン（ＰＳ
Ｆ）、ポリエーテルサルフォン（ＰＥＳ）、ポリアミド
（ＰＡ）、ポリカーボネイト（ＰＣ）、ポリメチルペン
テン（ＴＰＸ）、ポリエステル（ＰＥＴ）、ポリプロピ
レン（ＰＰ）、環状オレフィン系化合物又は架橋多環式
炭化水素化合物を重合体成分とする樹脂（ＣＯＲ）また
は該樹脂を主成分とし、他の樹脂、補強剤、加工助剤を
配合した樹脂組成物等が挙げられる。なお、包装容器は
包装材料としての物理的性質、例えば引張強度、衝撃強
度、引裂強度などがこの種分野での規定に適合するもの
を用いる。注射器組立体の成形方法はこの種技術分野の
公知技術によればよく、また箱７の成形は樹脂を加熱し
射出成形することが主体となる。さらに、注射器組立体
の一部については合成樹脂以外にガラスその他の耐熱性
を有し、衛生性を保証できる材質を使用することも可能
である。
立体は温度１１５〜１２６℃（装置内は場合によっては
１３０℃に達することもある）という高温に耐える材質
及び構成を有する構造体である。従って以下に説明する
本発明の注射器組立体の各部品と該注射器組立体を包装
する包装容器に使用する合成樹脂素材としては、耐熱性
を有する樹脂を用いる。例えばポリサルフォン（ＰＳ
Ｆ）、ポリエーテルサルフォン（ＰＥＳ）、ポリアミド
（ＰＡ）、ポリカーボネイト（ＰＣ）、ポリメチルペン
テン（ＴＰＸ）、ポリエステル（ＰＥＴ）、ポリプロピ
レン（ＰＰ）、環状オレフィン系化合物又は架橋多環式
炭化水素化合物を重合体成分とする樹脂（ＣＯＲ）また
は該樹脂を主成分とし、他の樹脂、補強剤、加工助剤を
配合した樹脂組成物等が挙げられる。なお、包装容器は
包装材料としての物理的性質、例えば引張強度、衝撃強
度、引裂強度などがこの種分野での規定に適合するもの
を用いる。注射器組立体の成形方法はこの種技術分野の
公知技術によればよく、また箱７の成形は樹脂を加熱し
射出成形することが主体となる。さらに、注射器組立体
の一部については合成樹脂以外にガラスその他の耐熱性
を有し、衛生性を保証できる材質を使用することも可能
である。
【０００８】以下本発明を図面を参照して説明する。図
１は本発明に係る薬液を充填した注射器組立体を包装容
器内に収納した包装体の一例を図示したものであり、同
図の（イ）は注射器組立体の注射筒軸方向概略断面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′方向断面図、（ハ）は（イ）
のＢ−Ｂ′方向断面図である。図１の（イ）〜（ハ）に
おいて、注射筒兼容器（以下単に「筒」とも略称する）
１の先端２を細い管状に突出した筒口に形成し、該筒口
をゴム栓３にて密封する。該ゴム栓３は頭部に突起８を
２〜３個有し、これにより筒１の箱型包装容器（以下、
単に「箱」と略称することもある）７内での振動を緩和
するように作用する。筒１内に薬剤（薬液とも云う）５
の１回の投与量（規定量であり力価で表示する）を充填
した後に、該筒１の開口部に滑栓４を装着して薬剤５を
筒１内に密封する。該滑栓４は、断面において３つ又は
４つの山をなす突起例えば環状突起等を有することによ
り筒内面との摺動性と密封性が両立するように調整して
いる。なお、該滑栓４は押棒６に直結している。この薬
剤５を充填した注射器組立体を箱７中に収納する。
１は本発明に係る薬液を充填した注射器組立体を包装容
器内に収納した包装体の一例を図示したものであり、同
図の（イ）は注射器組立体の注射筒軸方向概略断面図、
（ロ）は（イ）のＡ−Ａ′方向断面図、（ハ）は（イ）
のＢ−Ｂ′方向断面図である。図１の（イ）〜（ハ）に
おいて、注射筒兼容器（以下単に「筒」とも略称する）
１の先端２を細い管状に突出した筒口に形成し、該筒口
をゴム栓３にて密封する。該ゴム栓３は頭部に突起８を
２〜３個有し、これにより筒１の箱型包装容器（以下、
単に「箱」と略称することもある）７内での振動を緩和
するように作用する。筒１内に薬剤（薬液とも云う）５
の１回の投与量（規定量であり力価で表示する）を充填
した後に、該筒１の開口部に滑栓４を装着して薬剤５を
筒１内に密封する。該滑栓４は、断面において３つ又は
４つの山をなす突起例えば環状突起等を有することによ
り筒内面との摺動性と密封性が両立するように調整して
いる。なお、該滑栓４は押棒６に直結している。この薬
剤５を充填した注射器組立体を箱７中に収納する。
【０００９】箱７は注射筒兼容器内に薬剤を充填し、滑
栓４と押棒６を連結した組立体を収納できる内部長さを
有し、筒１のほぼ中央にあたる位置に固定板１０を、ま
た筒１のフランジ９の形状に対応した窪である支え窪１
１、さらに押棒６のほぼ中央にあたる位置に支え１２を
有する。該固定板１０は図１の（ロ）の断面図に示すよ
うに、筒１の外周円形の約３０％を切り欠いた部分円の
形状にくり抜かれた半輪形状の板で筒１をはめ込み、や
わらかく固定できる。また支え窪１１は円形の窪にフラ
ンジ９がはまり込むので、固定板１０とともに筒１を固
定して筒１と箱７の間での移動や分離を防止できる。さ
らに図１の（ハ）に示すように支え１２により押棒の中
央部分を嵌合して固定、静止させる。図１の例では押棒
は断面星形を呈し、支え１２の嵌合部で星状の突起のひ
とつを挟みこんでいる。このような固定手段は例えばゴ
ム製にすればそのクッション性によりやわらかく且つ確
実な固定を実現できる。
栓４と押棒６を連結した組立体を収納できる内部長さを
有し、筒１のほぼ中央にあたる位置に固定板１０を、ま
た筒１のフランジ９の形状に対応した窪である支え窪１
１、さらに押棒６のほぼ中央にあたる位置に支え１２を
有する。該固定板１０は図１の（ロ）の断面図に示すよ
うに、筒１の外周円形の約３０％を切り欠いた部分円の
形状にくり抜かれた半輪形状の板で筒１をはめ込み、や
わらかく固定できる。また支え窪１１は円形の窪にフラ
ンジ９がはまり込むので、固定板１０とともに筒１を固
定して筒１と箱７の間での移動や分離を防止できる。さ
らに図１の（ハ）に示すように支え１２により押棒の中
央部分を嵌合して固定、静止させる。図１の例では押棒
は断面星形を呈し、支え１２の嵌合部で星状の突起のひ
とつを挟みこんでいる。このような固定手段は例えばゴ
ム製にすればそのクッション性によりやわらかく且つ確
実な固定を実現できる。
【００１０】薬剤を充填した注射器組立体を箱７に固
定、収納した後、該箱７の天面の開放部分を直径６〜２
００μｍの孔を有する薄い不織布又は不織紙１６で覆
い、図１の（ロ）、（ハ）及び図１の包装体を箱の底面
に対し垂直で筒軸方向に平行な面における断面図である
図２に示すように箱７の側面にかけて巻き込むように包
み、接着又は溶着して箱７の天面を形成する。
定、収納した後、該箱７の天面の開放部分を直径６〜２
００μｍの孔を有する薄い不織布又は不織紙１６で覆
い、図１の（ロ）、（ハ）及び図１の包装体を箱の底面
に対し垂直で筒軸方向に平行な面における断面図である
図２に示すように箱７の側面にかけて巻き込むように包
み、接着又は溶着して箱７の天面を形成する。
【００１１】図３は本発明の別の実施態様を示す概略断
面図であり、本実施例では押棒６は２本の支え１４で固
定されており、薬剤を充填された注射器組立体を収納し
た箱７全体を不織布又は不織紙１８からなる袋体で図示
のように包みこんだ例である。
面図であり、本実施例では押棒６は２本の支え１４で固
定されており、薬剤を充填された注射器組立体を収納し
た箱７全体を不織布又は不織紙１８からなる袋体で図示
のように包みこんだ例である。
【００１２】本発明に用いる不織布としては、前記した
包装容器に使用される耐熱性樹脂等を素材とした不織
布、さらに素材の一部にパルプを用いた不織紙等が挙げ
られ、直径６〜２００μｍの孔を有するものを用いる。
孔径６〜２００μｍであると、バクテリア、ウイルス、
など菌やコロイド粒などは通過しないが、空気，水蒸気
は通過できる。厚さについては特に限定するところはな
いが、強度との兼ね合いから、３０〜１０００μｍ程度
が挙げられる。また、本発明において包装容器（天面や
袋の不織布、不織紙を含む）はその一部が内容物を観察
できる程度の透明性を具有していることが望ましい。
包装容器に使用される耐熱性樹脂等を素材とした不織
布、さらに素材の一部にパルプを用いた不織紙等が挙げ
られ、直径６〜２００μｍの孔を有するものを用いる。
孔径６〜２００μｍであると、バクテリア、ウイルス、
など菌やコロイド粒などは通過しないが、空気，水蒸気
は通過できる。厚さについては特に限定するところはな
いが、強度との兼ね合いから、３０〜１０００μｍ程度
が挙げられる。また、本発明において包装容器（天面や
袋の不織布、不織紙を含む）はその一部が内容物を観察
できる程度の透明性を具有していることが望ましい。
【００１３】本発明では該薬液を充填した注射器組立体
を包装容器内に収納した包装体としてから無菌商品にす
るための高圧蒸気減菌工程にかけるが、箱７内に均一に
蒸気を通過するために箱７の不織布又は不織紙からなる
天面を下側にして、この側から蒸気を箱７内に送り込
む。天面を下に向けても上述した固定板１０、支え窪１
１、支え１２，１４により注射器組立体は箱７に充分に
固定されている。また、薬剤（薬液）の膨張による滑栓
や押棒の移動の危険性は、箱７の側板１３の存在及びゴ
ム栓３の突起８をクッション材として箱７の内面に押し
つけることにより防止できる。
を包装容器内に収納した包装体としてから無菌商品にす
るための高圧蒸気減菌工程にかけるが、箱７内に均一に
蒸気を通過するために箱７の不織布又は不織紙からなる
天面を下側にして、この側から蒸気を箱７内に送り込
む。天面を下に向けても上述した固定板１０、支え窪１
１、支え１２，１４により注射器組立体は箱７に充分に
固定されている。また、薬剤（薬液）の膨張による滑栓
や押棒の移動の危険性は、箱７の側板１３の存在及びゴ
ム栓３の突起８をクッション材として箱７の内面に押し
つけることにより防止できる。
【００１４】滅菌条件は排気口から蒸気を排出しつつ、
温度１１５〜１２６℃、場合によっては１３０℃の高圧
蒸気で１５〜３０分間が一般的である。これにより下側
に向けた不織布又は不織紙を通過して高圧蒸気は箱７内
にくまなくゆきわたり、包装容器内のバクテリア、ウイ
ルスなどすべての微生物を殺菌又は除去し、箱７内を完
全に滅菌できる。滅菌工程終了後、真空内に保持するこ
とにより、不織布又は不織紙を介して箱７内の水分除去
処理を行い乾燥させる。これにより包装容器全体が滅
菌、乾燥された製品が得られる。
温度１１５〜１２６℃、場合によっては１３０℃の高圧
蒸気で１５〜３０分間が一般的である。これにより下側
に向けた不織布又は不織紙を通過して高圧蒸気は箱７内
にくまなくゆきわたり、包装容器内のバクテリア、ウイ
ルスなどすべての微生物を殺菌又は除去し、箱７内を完
全に滅菌できる。滅菌工程終了後、真空内に保持するこ
とにより、不織布又は不織紙を介して箱７内の水分除去
処理を行い乾燥させる。これにより包装容器全体が滅
菌、乾燥された製品が得られる。
【００１５】このように充分な液漏れ防止構造を有する
本発明の包装容器は、筒１内の薬液量を筒内容量の５０
〜９５％といった少量にした場合でも、高圧蒸気滅菌に
おいて薬液漏れを防止できる。すなわち、筒内の薬液量
をその使用目的に対応して自由に変量することができる
ため、ワンサイズで各種の薬剤に対応でき、生産コスト
上、工程上、保管上極めて有利である。
本発明の包装容器は、筒１内の薬液量を筒内容量の５０
〜９５％といった少量にした場合でも、高圧蒸気滅菌に
おいて薬液漏れを防止できる。すなわち、筒内の薬液量
をその使用目的に対応して自由に変量することができる
ため、ワンサイズで各種の薬剤に対応でき、生産コスト
上、工程上、保管上極めて有利である。
【００１６】本発明に用いる孔径が６〜２００μｍの不
織布又は不織紙の場合、ウイルス等は通過する場合もあ
るので、抗菌，防カビ剤を配合した不織布、不織紙を使
用することも好ましい。このような抗菌，防カビ剤とし
ては、銀，銅，亜鉛などの抗菌性金属をイオン交換体や
多孔質体に担持したものがある。また、金属の代わりに
２−（４−チアゾリル）ベンズイミダゾール，Ｎ−（フ
ルオロジクロロメチルチオ）−フタルイミドなどの有機
抗菌剤をアクリル樹脂、ポリウレタン、アミノ樹脂，ア
クリルニトリル共重合体、アリル繊維，アセテート繊維
などの樹脂表面に付着、結合した不織布を使用すること
も好ましい。これにより、滅菌後も包装体内部にバクテ
リア、ウイルス等が侵入することを防止できる。
織布又は不織紙の場合、ウイルス等は通過する場合もあ
るので、抗菌，防カビ剤を配合した不織布、不織紙を使
用することも好ましい。このような抗菌，防カビ剤とし
ては、銀，銅，亜鉛などの抗菌性金属をイオン交換体や
多孔質体に担持したものがある。また、金属の代わりに
２−（４−チアゾリル）ベンズイミダゾール，Ｎ−（フ
ルオロジクロロメチルチオ）−フタルイミドなどの有機
抗菌剤をアクリル樹脂、ポリウレタン、アミノ樹脂，ア
クリルニトリル共重合体、アリル繊維，アセテート繊維
などの樹脂表面に付着、結合した不織布を使用すること
も好ましい。これにより、滅菌後も包装体内部にバクテ
リア、ウイルス等が侵入することを防止できる。
【００１７】本発明の包装された注射器組立体の薬剤を
投与するには、包装体から注射器組立体を取り出しその
まま、筒口のゴム栓３に代えて図示は省略した投与針を
取り付け、押棒６と滑栓４を筒１内に押し込むことによ
り、薬剤５を投与針から流出できるので、簡便にしかも
衛生的に正確に規定量の薬剤を投与できる。特に使用の
際の滅菌は不要であるから緊急時には非常に有利であ
る。
投与するには、包装体から注射器組立体を取り出しその
まま、筒口のゴム栓３に代えて図示は省略した投与針を
取り付け、押棒６と滑栓４を筒１内に押し込むことによ
り、薬剤５を投与針から流出できるので、簡便にしかも
衛生的に正確に規定量の薬剤を投与できる。特に使用の
際の滅菌は不要であるから緊急時には非常に有利であ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明は薬液を充填した注射器の包装体
及びその製造方法であって、 （１）注射器組立体、包装容器全体を耐熱性合成樹脂で
構成し高圧蒸気減菌に際して薬液の蒸気圧、膨張に対し
て充分に配慮した設計にすることにより、高圧蒸気滅菌
による液漏れ、変形は発生しない。液量が少ない場合で
も液漏れ、変形はない。なお注射器組立体部分はガラス
素材を用いることも当然可能である。 （２）包装容器（箱）天面又は包装袋材質として、水蒸
気透過性で抗菌性の不織布又は不織紙を使用したことに
より、そのまま製品となる包装された形態で高圧蒸気滅
菌できるとともに、滅菌後の包装体内への微生物やコロ
イド粒子等の侵入を防止できるので、環境汚染、微生物
汚染されることがない。 （３）薬剤を充填した注射器のみを高圧蒸気滅菌して、
その後別途用意された包装材料で包装して製品とするも
のより工程上で有利であり、はるかに衛生性が高い。 （４）包装容器の一部を透明とすることにより内部の観
察が可能となり製造上有利である。 （５）一つの包装体で多種類，多用途の薬に適用でき
る。 （６）使用時は包装容器から取り出しそのまま薬剤投与
できるので、衛生性が高く非常に簡便にすばやく規定量
を投与できるので、緊急時の使用にも有利である。
及びその製造方法であって、 （１）注射器組立体、包装容器全体を耐熱性合成樹脂で
構成し高圧蒸気減菌に際して薬液の蒸気圧、膨張に対し
て充分に配慮した設計にすることにより、高圧蒸気滅菌
による液漏れ、変形は発生しない。液量が少ない場合で
も液漏れ、変形はない。なお注射器組立体部分はガラス
素材を用いることも当然可能である。 （２）包装容器（箱）天面又は包装袋材質として、水蒸
気透過性で抗菌性の不織布又は不織紙を使用したことに
より、そのまま製品となる包装された形態で高圧蒸気滅
菌できるとともに、滅菌後の包装体内への微生物やコロ
イド粒子等の侵入を防止できるので、環境汚染、微生物
汚染されることがない。 （３）薬剤を充填した注射器のみを高圧蒸気滅菌して、
その後別途用意された包装材料で包装して製品とするも
のより工程上で有利であり、はるかに衛生性が高い。 （４）包装容器の一部を透明とすることにより内部の観
察が可能となり製造上有利である。 （５）一つの包装体で多種類，多用途の薬に適用でき
る。 （６）使用時は包装容器から取り出しそのまま薬剤投与
できるので、衛生性が高く非常に簡便にすばやく規定量
を投与できるので、緊急時の使用にも有利である。
【図１】は本発明の包装された注射器組立体の一具体例
の筒軸方向断面図、Ａ−Ａ′方向断面図及びＢ−Ｂ′方
向断面図である。
の筒軸方向断面図、Ａ−Ａ′方向断面図及びＢ−Ｂ′方
向断面図である。
【図２】は図１の包装容器の底面に垂直で筒軸方向に平
行な面での断面図である。
行な面での断面図である。
【図３】は本発明の包装された注射器組立体の別の具体
例の断面図である。
例の断面図である。
１ 注射筒兼容器（筒）、 ２ 先端、
３ ゴム栓、４ 滑栓、 ５ 薬剤
（薬液）、 ６ 押棒、７ 箱、
８ 突起、 ９ フランジ、１０ 固定板、
１１ 支え窪、 １２ 支え、１
３ 側板、 １４ 側板、 １
５ 底、１６ 天面の不織布又は不織紙、１７ 溶着
部、１８ 不織布又は不織紙（袋）。
３ ゴム栓、４ 滑栓、 ５ 薬剤
（薬液）、 ６ 押棒、７ 箱、
８ 突起、 ９ フランジ、１０ 固定板、
１１ 支え窪、 １２ 支え、１
３ 側板、 １４ 側板、 １
５ 底、１６ 天面の不織布又は不織紙、１７ 溶着
部、１８ 不織布又は不織紙（袋）。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 惇二 東京都北区王子五丁目26番20号 栄研化学 株式会社内 (72)発明者 高野 弘 東京都北区王子五丁目26番20号 栄研化学 株式会社内 (72)発明者 須藤 盛皓 東京都墨田区墨田３丁目32番７号
Claims (8)
- 【請求項１】 薬剤を充填された注射器組立体が包装容
器内に収納されてなる包装された注射器組立体であっ
て、上記注射器組立体は先端を薬剤液漏れ防止ゴム栓で
封じられ内部に薬剤を充填後開口部に嵌着した滑栓で封
じられた注射筒兼容器及び該滑栓に直結する押棒からな
り、上記包装容器はその一部分が水蒸気は通過できる孔
径６〜２００μｍの不織布又は不織紙で形成され、かつ
該注射器組立体の各部分の変形、移動を防止する固定手
段を有することにより、該薬剤を充填した注射器組立体
を該包装容器内に保持したまま高圧蒸気滅菌可能にされ
たものであることを特徴とする包装された注射器組立
体。 - 【請求項２】 上記不織布又は不織紙は上記包装容器の
天面を形成するよう溶着されているか、又は該包装容器
の一部又は全面を包む袋状に形成されていることを特徴
とする請求項１記載の包装された注射器組立体。 - 【請求項３】 上記固定手段が上記包装容器の底部と側
壁に突起及び／又は窪を設けてなることを特徴とする請
求項１又は請求項２記載の包装された注射器組立体。 - 【請求項４】 上記薬剤液漏れ防止ゴム栓が先端に突起
を有してなることを特徴とする請求項１ないし請求項３
のいずれかに記載の包装された注射器組立体。 - 【請求項５】 上記注射器組立体及び包装容器は減菌時
の熱及び圧力では変形しない材質からなるものであるこ
とを特徴とする請求項１ないし請求項４のいずれかに記
載の包装された注射器組立体。 - 【請求項６】 上記包装容器の少なくとも一部分が内容
物を観察できる程度の透明性を有するものであることを
特徴とする請求項１ないし請求項５のいずれかに記載の
包装された注射器組立体。 - 【請求項７】 上記不織布又は不織紙が抗菌性を有する
か抗菌性物質を付着されてなることを特徴とする請求項
１ないし請求項６のいずれかに記載の包装された注射器
組立体。 - 【請求項８】 薬剤を充填した注射器組立体を包装容器
内に配置した後、水蒸気は通過できる孔径６〜２００μ
ｍの不織布又は不織紙を該包装容器の開口部に溶着する
か該不織布又は不織紙からなる袋体で該包装容器を包ん
で包装体とし、次に該包装体のままで高圧蒸気滅菌する
ことを特徴とする請求項１ないし請求項７のいずれかに
記載の包装された注射器組立体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195588A JPH0857046A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 包装された注射器組立体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195588A JPH0857046A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 包装された注射器組立体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0857046A true JPH0857046A (ja) | 1996-03-05 |
Family
ID=16343648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195588A Withdrawn JPH0857046A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 包装された注射器組立体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0857046A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506814A (ja) * | 2005-09-02 | 2009-02-19 | ラボラトアール アゲータン | 事前充填され、その後に高圧蒸気滅菌器で滅菌されるように構成した注射器 |
| JP2009279272A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Top Corp | ガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材 |
| JP2011101681A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Miura Co Ltd | 被滅菌物の滅菌容器へのセット方法，これに用いる吸水性部材および前記セット方法を用いた滅菌方法 |
| WO2018181531A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-10-04 | テルモ株式会社 | プレフィルドシリンジ包装体 |
| JP2020069105A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社ジーシー | プレフィルドシリンジ用包装用ケース |
| US10973981B2 (en) | 2012-08-31 | 2021-04-13 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Medical device with impact resistant housing |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195588A patent/JPH0857046A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009506814A (ja) * | 2005-09-02 | 2009-02-19 | ラボラトアール アゲータン | 事前充填され、その後に高圧蒸気滅菌器で滅菌されるように構成した注射器 |
| JP2009279272A (ja) * | 2008-05-23 | 2009-12-03 | Top Corp | ガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材 |
| JP2011101681A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Miura Co Ltd | 被滅菌物の滅菌容器へのセット方法，これに用いる吸水性部材および前記セット方法を用いた滅菌方法 |
| US10973981B2 (en) | 2012-08-31 | 2021-04-13 | Sanofi-Aventis Deutschland Gmbh | Medical device with impact resistant housing |
| WO2018181531A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-10-04 | テルモ株式会社 | プレフィルドシリンジ包装体 |
| JPWO2018181531A1 (ja) * | 2017-03-29 | 2020-02-06 | テルモ株式会社 | プレフィルドシリンジ包装体 |
| JP2020069105A (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社ジーシー | プレフィルドシリンジ用包装用ケース |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |