JP2009279272A - ガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材 - Google Patents

ガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材 Download PDF

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Abstract

【課題】ガラス製のシリンジにおいて、バレルに対してプランジャを確実に位置決めでき、取り外す際にはバレルからプランジャが落下しないようにできる位置決め部材を提供する。
【解決手段】位置決め部材1は、バレル3に装着される保持部11と、基端側に延出される延出部12と、プランジャ側のフランジ部44の基端側の基端側抑止部13と、その先端から前方に突出する側方側抑止部14とを備える。延出部12は、フランジ部44の前面に当接する前方側抑止部12aを有する。図の状態で位置決め部材1を矢印の方向に引くと、側方側抑止部14がフランジ部44に当接して取り外せないため、プランジャ4の落下を防止できる。位置決め部材1を取り外す際には、図の上下を逆にした状態にすれば、プランジャ4がバレル3側に移動し、位置決め部材1を矢印の方向に引いても側方側抑止部14がフランジ部44に当接することなく取り外すことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス製シリンジが搬送過程等で破損しないようにプランジャを位置決めする位置決め部材に関する。
従来、ガラス製のバレル3とガラス製のプランジャ4とを備えるガラス製シリンジ2は、搬送時等にバレル3内でプランジャ4が移動して両者が衝突して破損しないように、図5(a)及び(b)に示すような保持具5を用いている。この従来の保持具5は、ステンレス製の薄板を曲げ加工することにより形成されており、バレル3の基端部のフランジ部32の近傍に自身の弾性でバレル3の胴部33の外周を挟持する挟持部51と、この挟持部51からバレル3の基端側に延設され、フランジ部32の突出量が小さい箇所32aからバレル3の軸中心に向かって延設されプランジャ4側に向けて突出する抑止部52とを備えている。このような従来の保持具5は、バレル3内部の先端部までプランジャ4が挿入された際に、抑止部52がプランジャ4の小径部43に位置するものとなっている。当該構成により、シリンジ2の搬送時等にプランジャ4が図5(a)において後方に移動しようとすると、抑止部52がプランジャ4の小径部43とバレル3の内周面と摺動する大径部41との境界にある傾斜部42に当接するので、プランジャ4の移動が抑止される。
しかしながら、このような従来の保持具5は、抑止部52が自身の弾性により変形可能となっているため、搬送時にシリンジ2に強い振動等が加わった場合に、プランジャ4の傾斜部42が抑止部52を押し広げ、バレル3内でプランジャ4が移動してバレル3に衝突していずれか又は双方が破損したり、プランジャ4がバレル3から落下して破損するおそれがある。
また、使用者がシリンジ2を使用しようとした際に、保持具5がついたままでバレル3からプランジャ4を引き出すことが可能であるため、そのまま注射に使用されてしまうおそれがある。このような使用形態は、保持具5の使用目的とは異なるものであるため好ましくない。
また、従来の保持具5は、構造上抑止部52の長さが長くなると強度が下がるので、バレル3のフランジ部32の突出量が小さい箇所32aに抑止部52が位置するように装着する構成となっている。このため、抑止部52がフランジ部の突出量が大きい箇所32bに装着されると、抑止部52が押し広げられてプランジャ4の傾斜部42及び大径部41に当接しなくなるため、このように誤って装着すると、保持具5としての機能を失うという不都合もあった。
一方、下記特許文献1には、薬液が予め充填されたいわゆるプレフィルドシリンジを収納する熱収縮性フィルムが開示されている。このフィルムは、バレルの後端部からプランジャに亘る部分が熱収縮されることによりプランジャがバレルに対して動かないように保持するものとなっている。
特開平8−52210号公報
特許文献1に開示されたフィルムは、プレフィルドシリンジの搬送時等にプランジャが動かないように保持するものであるため、これをガラス製のシリンジに用いて、バレルとプランジャとを固定して包装することもできる。
しかしながら、このような包装では、例えばバレルの先端部(薬液が吐出される側)を上側にした状態でフィルムを破ってシリンジを取り出した際に、バレルからプランジャが滑り落ちてしまうおそれがある。このような不都合は特許文献1のようなプレフィルドシリンジや、プランジャの先端にゴム製のピストンが装着されているシリンジでは生じないが、バレル内に薬液が入っていない状態のガラス製シリンジではこのような不都合が生じてしまう。
本発明は、ガラス製のシリンジにおいてプランジャを位置決めする位置決め部材の改良を目的とし、バレルに対してプランジャを確実に位置決めすることができると共に、位置決め部材を取り外す際にバレルからプランジャが落下しないように取り外すことができる位置決め部材を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材は、ガラス製の円筒状のバレルと、前記バレル内を摺動可能なガラス製のプランジャとを備え、前記バレルの基端部に外周方向に突出するバレル側フランジ部を有し、前記プランジャの基端部に外周方向に突出するプランジャ側フランジ部を有するガラス製シリンジにおいて、前記バレルに対して前記プランジャが衝突しないように前記プランジャを位置決めする位置決め部材であって、前記バレルの胴部外周に装着される保持部と、前記保持部から前記バレル側フランジ部及び前記プランジャ側フランジ部を越えて軸方向基端側に延びる延出部と、前記延出部から前記プランジャ側フランジ部を跨いで前記プランジャの反対側まで延設される基端側抑止部と、前記基端側抑止部から前記プランジャの先端側に延出される側方側抑止部とを備え、前記側方側抑止部は、前記プランジャが前記バレル内部の先端側に位置した状態で前記プランジャ側フランジ部よりも基端側に位置し、前記プランジャ側フランジ部が前記基端側抑止部に当接した状態で前記プランジャ側フランジ部の側方に対面するものであることを特徴とする。
本発明のプランジャの位置決め部材によれば、前記保持部により前記バレルに固定され、前記基端側抑止部により前記プランジャの基端側への移動が抑制される。また、前記バレルの先端側を下にして前記バレルを立てた状態では、前記プランジャが前記バレル内部の先端側に位置する。この状態で本発明の位置決め部材をバレルから取り外そうとした場合、前記側方側抑止部の先端部は前記プランジャ側フランジ部よりも基端側に位置しているので、前記側方側抑止部が前記プランジャに当接することがなく、容易に取り外すことができる。
一方、前記バレルの先端側を上にして前記バレルを立てた状態では、前記プランジャが下側になるため、プランジャがバレル内部を摺動して基端側に移動して基端側抑止部に当接する。このため、プランジャがバレルから外れて落下することが防止される。また、この状態で使用者が本発明の位置決め部材をバレルから取り外そうとすると、側方側抑止部がプランジャ側フランジ部の側面に当接するため、容易には取り外すことができない。従って、使用者がプランジャが下になっている状態で本発明の位置決め部材を誤って取り外し、プランジャを落下させるという事態を防止することができる。また、前記基端側抑止部が設けられているため、本発明の位置決め部材がシリンジに装着されている状態では、シリンジを注射に用いることはできないため、使用者による誤った使用方法を防止することができる。
また、本発明のガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材においては、前記延出部は、前記基端側抑止部よりも前方位置で前記プランジャ側に突出し、前記プランジャが前方に移動した際に前記バレル内部の先端側への当接を阻止するように前記プランジャ側フランジ部に当接する前方側抑止部を備えていることが好ましい。このように、前記延出部に前記前方側抑止部を設けることにより、バレルの先端部を下方に向けた際にプランジャが下方に移動した場合であっても、プランジャ側フランジ部がこの前方側抑止部に当接するため、プランジャがバレル内部の先端部に当接しないので、シリンジの破損を防止することができる。
また、本発明のガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材においては、前記延出部が、前記バレル側フランジ部に対面する箇所に切欠部を有し、前記保持部を前記バレルの胴部外周に装着した際に、前記切欠部が前記バレル側フランジ部における最大突出部よりも外側に位置するように形成されていることが好ましい。前記切欠部をこのような構成とすることにより、本発明の位置決め部材をバレルの径方向のどの方向から装着した場合であっても、バレル側フランジ部が延出部に当接しないので、位置決め部材のシリンジへの装着が容易となる。
また、本発明のガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材においては、前記延出部の軸方向中央部に、厚さ方向外側に突出する取っ手を備えていることが好ましい。このように、前記延出部の中央に取っ手を設けることにより、位置決め部材をシリンジの径方向と平行に脱着することができる。従って、前記バレルの先端側を上にして前記バレルを立てた状態で位置決め部材をシリンジから取り外そうとした場合、確実に側方側抑止部をプランジャ側フランジ部の側面に当接させることができる。
次に、本発明のガラス製シリンジにおけるプランジャの位置決め部材の実施形態の一例について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は本実施形態の位置決め部材がガラス製シリンジに装着されている状態を示す説明図、図2は本実施形態の位置決め部材の詳細を示す説明図、図3はバレルの先端部を上方に向けた状態におけるプランジャと位置決め部材との関係を示す説明図、図4はバレルの先端部を下方に向けた状態におけるプランジャと位置決め部材との関係を示す説明図である。
本実施形態の位置決め部材1は、図1に示すように、ガラス製のバレル3とプランジャ4とを有するシリンジ2の基端側(図1において右側)に取り付けられる部材である。ここで、シリンジ2は、先端に薬液吐出口31と基端に外方に突出するフランジ部32と円筒状の胴部33とを有する略円筒状のバレル3と、バレル3の内周面と摺接する大径部41と、大径部41から傾斜部42を介して連続する小径部43と、基端部に設けられたフランジ部44とを有するプランジャ4とを備えている。
本実施形態の位置決め部材1は、バレル3の基端側の胴部33の外周に装着される保持部11と、保持部11からバレル3の基端方向に延びる棒状の延出部12と、延出部12から90゜湾曲して略L字状に延びる基端側抑止部13と、基端側抑止部13からさらに90゜湾曲してバレル3の先端方向に延びる側方側抑止部14とを備えている。
保持部11は、図2(c)に示すように、バレル3の胴部33を自身の弾性により挟持可能なように略C字状に形成されている。また、その先端部11aはバレル3側に若干突出しており、バレル3の外径よりも間隔が狭くなっている。
延出部12には、プランジャ4側に向けて突出する前方側抑止部12aが設けられている。この前方側抑止部12aは、プランジャ4がバレル3に装着されている際に、小径部43には当接せず、フランジ部44の前面には当接する突出量となっている。
また、延出部12には、幅方向外方に突出する取っ手12bが設けられている。この取っ手12bは、位置決め部材1がシリンジ2に装着された状態で、シリンジ2の径方向、即ちプランジャ4のフランジ部44の基端面と平行に位置決め部材1を取り外すことができるように、延出部12の略中央に設けられている。また、取っ手12bの近傍には、使用者が位置決め部材1をシリンジ2から取り外す際に指で延出部12を掴みやすいように、延出部12の両面に一対の凹部12cが設けられている。
さらに、延出部12には、保持部11との連結部分の近傍に切欠部12dが設けられている。この切欠部12dは、バレル3のフランジ部32の突出量が大きい箇所32b(図5(c)参照)に対面しても、突出量が小さい箇所32aに対面してもフランジ部32に当接しないような窪みの大きさとなっている。
基端側抑止部13は、プランジャ4のフランジ部44の基端面に対面して延設され、プランジャ4がバレル3から抜け落ちないようにプランジャ4の移動を抑止するものである。本実施形態においては、延出部12の幅と同一の幅を有する一本の棒状に形成されている。
側方側抑止部14は、図2(a)に示すように、基端側抑止部13からシリンジ2の前方、即ち保持部11が設けられている側に向けて突出している。また、側方側抑止部14は、図2(b)(c)に示すように、幅方向に矩形状に突出する形状となっている。
次に、本実施形態の位置決め部材1の作用について図1、図3及び図4を参照して説明する。まず、シリンジ2は、搬送時等においては、図1に示すように、バレル3内にプランジャ4が挿入されており、バレル3の基端側に位置決め部材1が装着された状態となっている。具体的には、バレル3のフランジ部32近傍の胴部33に保持部11が挟持されている。また、プランジャ4のフランジ部44が前方側抑止部12aと基端側抑止部13との間に位置している。バレル3のフランジ部32は、延出部12の切欠部12d内に位置している。
シリンジ2は、使用前の状態では、図1に示す状態で包装用のフィルム(図示せず)に収納されており、その状態で箱詰め等されて流通している。このような状態で、シリンジ2に搬送時の振動等が加わった場合、プランジャ4がバレル3に対して図1の左右方向に移動することがあるが、プランジャ4が前方に移動した場合、フランジ部44が前方側抑止部12aに当接するのでそれ以上前方には移動しない。従って、プランジャ4の先端部がバレル3の内部の先端部に衝突することがない。また、プランジャ4が後方に移動した場合、基端側抑止部13に当接するので、それ以上プランジャ4が後方に移動することがない。このように、本実施形態の位置決め部材1によれば、シリンジ2に振動等が加わった場合であっても、プランジャ4がバレル3に衝突せず、また、プランジャ4がバレル3から落下することもないので、シリンジ2の破損が防止される。
次に、図3に示すように、使用者がシリンジ2の先端側を上方にした状態で位置決め部材1を取り外そうとした場合について説明する。シリンジ2が図3のような状態となった場合、プランジャ4はその重みで下方に下がるため、フランジ部44の基端面が基端側抑止部13に当接する。この状態で使用者が取っ手12bを持って位置決め部材1を図中の矢印の方向に取り外そうとしても、側方側抑止部14がフランジ部44の側面に当接するため、位置決め部材1は容易にはバレル3から取り外すことはできない。従って、使用者がうっかり図3の状態で位置決め部材1を取り外そうとした場合であっても、取り外せないことにより、使用者にプランジャ4の落下という不都合が生じることを気付かせることができる。このように、使用者は、プランジャ4が下方に落下するおそれのある状況では位置決め部材1が取り外せないので、使用者が誤ってプランジャ4を落下させてしまうことがない。
次に、図4に示すように、使用者がシリンジ2の先端側を下方にした状態で位置決め部材を取り外す場合について説明する。図4に示す状態では、プランジャ4がその重みで下方に下がり、フランジ部44が前方側抑止部12aに当接する。この状態で使用者が取っ手12bを持って図中の矢印の方向に位置決め部材1を取り外す場合は、フランジ部44の基端面よりも側方側抑止部14が上の位置にあるため、使用者が位置決め部材1を矢印の方向に移動させることで保持部11の挟持を解除してバレル3から位置決め部材1を取り外すことができる。このように、シリンジ2の先端側が下方にある状態では、プランジャ4がバレル3から落下することはないので、プランジャ4を破損させることなく位置決め部材1を取り外すことが可能となる。
このように、本実施形態の位置決め部材1は、シリンジ2の搬送時等においては、バレル3とプランジャ4との位置関係を所定の位置に保持するため、バレル3とプランジャ4とが衝突して破損する事態を防止することができる。また、シリンジ2から位置決め部材1を取り外す際にも、誤ってバレル3からプランジャ4が落下するという事態を防止することができる。
特に、本実施形態の位置決め部材1では、延出部12の中央に取っ手12bが設けられているので、プランジャ4の基端面と平行に位置決め部材1を移動させることができるため、図3に示す状態のときには、側方側抑止部14の機能を確実に発揮させることができる。
なお、本発明の位置決め部材は、上記実施形態や各図面に表された形態に限定されず、本発明の趣旨内において適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、保持部11をバレル3の胴部33に挟持するように構成しているが、これに限らず、胴部3に係合されるような構成であれば多少胴部33との隙間があってもよい。また、基端側抑止部13の形状は、棒状に限られず板状であってもよく、側方側抑止部14も板状に限られず棒状であってもよい。
本実施形態の位置決め部材がガラス製シリンジに装着されている状態を示す説明図。 (a)乃至(c)は本実施形態の位置決め部材の詳細を示す説明図。 バレルの先端部を上方に向けた状態におけるプランジャと位置決め部材との関係を示す説明図。 バレルの先端部を下方に向けた状態におけるプランジャと位置決め部材との関係を示す説明図。 (a)及び(b)は従来の保持具を示す説明図、(c)はバレルのフランジ部の形状を示す説明図。
符号の説明
1…位置決め部材、2…シリンジ、3…バレル、4…プランジャ、11…保持部、12…延出部、12a…前方側抑止部、12b…取っ手、12c…凹部、12d…切欠部、13…基端側抑止部、14…側方側抑止部、32…バレル側フランジ部、33…バレルの胴部、44…プランジャ側フランジ部。

Claims (4)

  1. ガラス製の円筒状のバレルと、前記バレル内を摺動可能なガラス製のプランジャとを備え、前記バレルの基端部に外周方向に突出するバレル側フランジ部を有し、前記プランジャの基端部に外周方向に突出するプランジャ側フランジ部を有するガラス製シリンジにおいて、前記バレルに対して前記プランジャが衝突しないように前記プランジャを位置決めする位置決め部材であって、
    前記バレルの胴部外周に装着される保持部と、
    前記保持部から前記バレル側フランジ部及び前記プランジャ側フランジ部を越えて軸方向基端側に延びる延出部と、
    前記延出部から前記プランジャ側フランジ部を跨いで前記プランジャの反対側まで延設される基端側抑止部と、
    前記基端側抑止部から前記プランジャの先端側に延出される側方側抑止部とを備え、
    前記側方側抑止部は、前記プランジャが前記バレル内部の先端側に位置した状態で前記プランジャ側フランジ部よりも基端側に位置し、前記プランジャ側フランジ部が前記基端側抑止部に当接した状態で前記プランジャ側フランジ部の側方に対面するものであることを特徴とするプランジャの位置決め部材。
  2. 請求項1に記載のプランジャの位置決め部材であって、
    前記延出部は、前記基端側抑止部よりも前方位置で前記プランジャ側に突出し、前記プランジャが前方に移動した際に前記バレル内部の先端側への当接を阻止するように前記プランジャ側フランジ部に当接する前方側抑止部を備えていることを特徴とするプランジャの位置決め部材。
  3. 請求項1又は2に記載のプランジャの位置決め部材であって、
    前記延出部が、前記バレル側フランジ部に対面する箇所に切欠部を有し、前記保持部を前記バレルの胴部外周に装着した際に、前記切欠部が前記バレル側フランジ部における最大突出部よりも外側に位置するように形成されていることを特徴とするプランジャの位置決め部材。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプランジャの位置決め部材であって、
    前記延出部の軸方向中央部に、厚さ方向外側に突出する取っ手を備えていることを特徴とするプランジャの位置決め部材。
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