JP2004301207A - 棒状体ホルダー - Google Patents

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Toshio Shiga
敏生 志賀
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Pentel Co Ltd
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【課題】消しゴムが消耗した場合には、金属板から形成されている抱持体を指の爪などで押し広げ、小さな消しゴムをその抱持体から引きずり出さなければならずその作業が非常に面倒であった。つまり、金属板で形成された小さな抱持体を押し広げることは困難であり、ややもすると指の爪を傷つけてしまう危険性があった。
【解決手段】ホルダーに棒状体を出没可能に配置した棒状体ホルダーであって、前記ホルダーを前軸と後軸とから構成すると共に、それら前軸と後軸とを着脱自在に連結せしめ、且つ、それらの連結部近傍に高さの異なる段部を形成すると共に、その段部間に位置するリング部材を前記棒状体に挿着した棒状体ホルダー。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホルダーに棒状体を出没可能に配置した棒状体ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
1例として、シャープペンシルの後方に取り付けられている棒状の消しゴムを挙げ説明する。その消しゴムの中間部には、金属板からなる抱持体が巻き付けられており、その抱持体の弾性力によって前記消しゴムが抱持体に固定されている。又、その抱持体は、シャープペンシルの芯タンクに嵌合することによって、内方に弾性変形し、前記消しゴムに対する固定力が向上するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
実公昭55−18223号(第3欄第26行目〜同欄第39行目)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、消しゴムが消耗した場合には、金属板から形成されている抱持体を指の爪などで押し広げ、小さな消しゴムをその抱持体から引きずり出さなければならず、その作業が非常に面倒であった。つまり、金属板で形成された小さな抱持体を押し広げることは困難であり、ややもすると指の爪を傷つけてしまう危険性もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ホルダーに棒状体を出没可能に配置した棒状体ホルダーであって、前記ホルダーを前軸と後軸とから構成すると共に、それら前軸と後軸とを着脱自在に連結せしめ、且つ、それらの連結部近傍に高さの異なる段部を形成すると共に、その段部間に位置するリング部材を前記棒状体に挿着したことを要旨とする。
【0006】
【作用】
前軸と後軸が連結されている状態においては、リング部材が傾斜すると共に棒状体に食い込み、その棒状体の移動が阻止され、又、前軸と後軸が離脱している状態においては、前記リング部材の傾斜が復元し、リング部材の棒状体に対する食い込みが解除され移動可能となる。
【0007】
【実施例】
1例を図1〜図3に示し説明する。ホルダー1は、筒状の前軸2と後軸3とから構成されており、それらは互いに着脱が可能なものとなっている。具体的に説明すると、前記前軸2の後方部には小径部4が形成されており、その小径部4の中間部には円周突起5が形成されている。一方、前記後軸3の下方内面には大径部6が形成されており、その大径部6の中間部には、前記小径部4に形成されている円周突起5が嵌合する円周溝7が形成されている。即ち、この円周突起5と円周溝7との嵌合作用により、前記前軸2と後軸3の連結状態が維持されるようになっているが、図4に示すように、単なる圧入構造を採っても良い。つまり、図4に示す例においては、前軸2の小径部4の外径は、後軸3の大径部6の内径よりも若干大きく形成されている。
【0008】
又、前記前軸2と後軸3の連結部であって、後軸3の大径部6の後端部にはその大径部6を形成することによって形成される傾斜した段部8が形成されている。本例は、段部8を傾斜させて形成することによって、ホルダー1の長手方向に対して高さの異なる段部としている。ちなみに、図2において説明すると、図中、左側が高い段部となっており、右側が低い段部となっており、それらは傾斜面によって連結されている。更に小径部4の後端と大径部6の段部8との間には空間部9が形成されており、その空間部9には金属や樹脂材質からなるリング部材10が介在されているが、リング部材10は1部が非連結部であるC状のリング状部材であっても良い。そして、そのリング部材10は、前記傾斜した段部10に案内されて傾斜した状態で介在されている。
又、前記前軸2と後軸3とからなるホルダー1内には棒状体、本例においては、消しゴム11が内装されているが、その消しゴム11は前記リング部材10を貫通しており、リング部材10が消しゴム11に挿着された状態になっている。ここで、前記リング部材10の内径は、消しゴム11の外径とほぼ同等か、若干小径であるため、リング部材10が傾斜した状態、即ち、前軸2と後軸3が連結された状態にあっては、リング部材10の1部分が消しゴム11の周面に食い込んだ状態となっている。そして、この食い込みによって、消しゴム11のホルダー1に対する前後への移動が阻止されている。
【0009】
次ぎに使用例について説明する。図1(図2)に示すように、消しゴム11を後軸3から突出させた状態で使用するが、この消しゴム11を消去面に押し当てると、その反作用、即ち、消しゴム11が後軸3内に没入しようとする。しかし、前述の通り、消しゴム11にはリング部材10が食い込んでいるため、前記の没入動作が阻止される。
又、消しゴム11の使用に連れ、その消しゴム11は消耗し、前記後軸後端からの突出が減少する。そこで、その突出量を再び多くする場合には、前軸2と後軸3との嵌合を解除し分離する。この時、前記傾斜した段部8に従って傾斜していたリング部材10は、その傾斜状態が解除され、その解除に伴って消しゴ11への食い込みも解除される。即ち、リング部材10が消しゴム11の軸線に対して垂直な位置になる。尚、前記食い込みの解除に際しては、消しゴム11の弾性復帰力も作用している(図5、図6参照)。符号12は、小径部4の後端面に形成された傾斜面であって、連結状態におけるリング部材10の傾斜をより確実なものとしている。
尚、前記リング部材10と消しゴム11の解除時に、そのリング部材10が消しゴム11から容易に抜けない様にリング部材10の内径を小径なものとしているが、リング部材10の内面に複数の突起などを形成しても良く、消しゴム11を前軸2、或いは、後軸3などに軽く嵌合させても良い。再び、リング部材10を消しゴム11に食い込ませる際、その作業が容易なものとなる。
又、後軸3の大径部6に傾斜した段部8を形成し(前記例)、一方、前軸2には点状の突部を形成し、それら段部8と突部の間にリング部材10を介在させると共に、前記前軸2と後軸3を相対的に回転させることによっても、リング部材10の消しゴム11に対する食い込みを解除、並びに、非解除することができる様になる。即ち、前軸2と後軸3とを分離することなく消しゴム11の突出長さを調整することができるのである。
【0010】
図7に示す例は、本発明をサイドノック式シャープペンシルに取り付けた例である。以下、具体的に説明する。軸筒13の後方部は、芯を複数本収納可能な断面が六角形状の芯タンク部14となっている。また、軸筒1の後端部には小径部15が形成されており、その小径部15にはキャップ16の大径部17が着脱自在に嵌合している。そして、軸筒13とキャップ16の連結部分、具体的には、キャップ16の大径部17の後端部に形成された傾斜段部18に当接・傾斜した状態でリング部材19が介在されている。又、キャップ16と軸筒13の内側には、長い消しゴム20が内装されており、前記リング部材19を貫通している。本例においても、傾斜したリング部材19が消しゴム20に食い込んでおり、その消しゴム20の前後方向に対する移動が阻止されている。
符号21は、キャップ16に一体形成されたクリップであるが、別部材で構成し互いを圧入などの手段によって固定しても良い。
【0011】
前記軸筒13の前方内側には、前記芯タンク部14からの芯を1本ごと分離する芯挿通孔22が形成された芯受け部23を有するスライド部材24が前後動可能に配置されており、そのスライド部材24の前端には、芯の把持・解放を行うチャック体25が固定されている。そのチャック体25の前方外周には、チャック体の開閉を行うチャックリング26が囲繞している。符号27は、軸筒13の前端に螺着などの手段によって着脱自在に固定された先部材であって、その先部材27の内部には、芯を軽く保持し、芯繰り出し操作の際芯の後退を阻止するゴム状弾性体からなる芯戻り止め部材28が圧入されているが、前記先部材27の内面に一体形成しても良い。符号29は、先部材27の先端に固定された芯保護管であるが、この芯保護管も先部材27に一体成形しても良い。
【0012】
前記軸筒13の中間部には、窓孔30が形成されており、その窓孔30には前記スライド部材24を前進移動せしめるノック駒31が配置されている。
尚、そのノック駒31には、その断面がコ字型をしており、その両側面には傾斜面32が前後に形成されている。そして、その傾斜面32が前記スライド部材8の中間部に形成された傾斜面に当接している。即ち、ノック駒31を軸筒13の長手方向に対して垂直方向に押圧すると、ノック駒31の傾斜面32がスライド部材24の傾斜面を押圧し、これによってスライド部材24が前進し、芯が繰り出されるのである。
尚、以上の例においては、後軸に傾斜段部を形成し、又、前軸に傾斜面などを形成することによって、連結時におけるリング部材を傾斜させているが、図8に示す様に前軸33の後端面や後軸34の内面に階段状の段部35、36を形成しても良い。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、ホルダーに棒状体を出没可能に配置した棒状体ホルダーであって、前記ホルダーを前軸と後軸とから構成すると共に、それら前軸と後軸とを着脱自在に連結せしめ、且つ、それらの連結部近傍に高さの異なる段部を形成すると共に、その段部間に位置するリング部材を前記棒状体に挿着したので、簡単な構成で容易に棒状体の突出長さを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1例を示す外観図。
【図2】図1の縦断面図。
【図3】図1の上面図。
【図4】他の例を示す縦断面図。
【図5】使用例を示す外観図。
【図6】図5の縦断面図。
【図7】本発明をシャープペンシルに取り付けた例を示す縦要部断面図。
【図8】段部の変形例を示す要部縦断面図。
【符号の説明】
1 ホルダー
2 前軸
3 後軸
4 小径部
5 円周突起
6 大径部
7 円周溝
8 段部
9 空間部
10 リング部材
11 消しゴム
12 傾斜面
13 軸筒
14 芯タンク部
15 小径部
16 キャップ
17 大径部
18 段部
19 リング部材
20 消しゴム
21 クリップ
22 芯挿通孔
23 芯受け部
24 スライド部材
25 チャック体
26 チャックリング
27 先部材
28 芯戻り止め部材
29 芯保護管
30 窓孔
31 ノック駒
32 傾斜面
33 前軸
34 後軸
35 段部
36 段部

Claims (2)

  1. ホルダーに棒状体を出没可能に配置した棒状体ホルダーであって、前記ホルダーを前軸と後軸とから構成すると共に、それら前軸と後軸とを着脱自在に連結せしめ、且つ、それらの連結部近傍に高さの異なる段部を形成すると共に、その段部間に位置するリング部材を前記棒状体に挿着したことを特徴とする棒状体ホルダー。
  2. 前記高さの異なる段部を傾斜面によって連結したことを特徴とする請求項1記載の棒状体ホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110053417A (zh) * 2019-05-24 2019-07-26 安徽工程大学 一种画笔固定器
CN111873676A (zh) * 2020-08-11 2020-11-03 华侨大学 一种自动推出定量橡皮头和自主切削橡皮形态的辅助工具

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