JPH0855423A - ディスクプレイヤ - Google Patents

ディスクプレイヤ

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JPH0855423A
JPH0855423A JP18925494A JP18925494A JPH0855423A JP H0855423 A JPH0855423 A JP H0855423A JP 18925494 A JP18925494 A JP 18925494A JP 18925494 A JP18925494 A JP 18925494A JP H0855423 A JPH0855423 A JP H0855423A
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JP
Japan
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unit
frequency
disc
error
reference clock
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JP18925494A
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Tatsuo Nishizawa
達夫 西澤
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Shinano Kenshi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクの記録品質に応じてディスクの再生
速度を自動的に変化させる。 【構成】 クロック発生部70は、基準クロックの周波
数が変更可能である。比較部12は、誤り訂正部68が
検出した誤りデータの数または訂正の回数をカウント
し、単位時間当たりの誤り訂正回数を演算で求めると共
に、求めた誤り訂正回数を予め設定された単位時間当た
りの最大許容訂正回数としての基準値と比較する。CP
U78は比較部12の比較結果に基づき、誤り訂正回数
が基準値以下となる定線速度でディスク54が回転する
ようにクロック発生部70を制御して基準クロック周波
数を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクプレイヤに関
し、特に誤り訂正回数に基づいてCLVサーボ部への基
準クロックの周波数を調整することにより、ディスクの
記録品質に応じてディスクの線速度を自動的に変化させ
るディスクプレイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクプレイヤ50について図
3を用いて説明する。52はスピンドルモータであり、
通常の再生動作時にはCLV(定線速度)方式により情
報が記録されたディスク54を定線速度で回転駆動す
る。なお、ディスクとはコンパクトディスク(CD−R
OM、CD−Iを含む)を意味する。56は光ピックア
ップであり、ディスク54へアクセスすることによりデ
ィスク54に記憶された情報を読み取る。58は増幅部
であり、光ピックアップ56から出力される高周波アナ
ログ信号(RF信号とも言う)を所定のレベルまで電圧
増幅する。
【0003】60は信号処理部であり、光ピックアップ
56から出力されたRF信号を処理し、当該信号を直列
ディジタル信号に変換し、ビットクロックを再生すると
共に後述するCLVサーボ部へ出力するフレーム同期信
号を生成し、直列ディジタル信号を並列ディジタル信号
に変換してEFM(Eight to Fourteen Modulation)復
調を行う。さらに復調されたディジタル信号に含まれる
誤り訂正符号を利用して信号に含まれる誤りデータの検
出および訂正を行い、音楽情報や画像情報等を構成する
正しいディジタル信号を復元して出力する。
【0004】詳細には、信号処理部60は増幅部58に
て電圧増幅された光ピックアップ56からのRF信号を
ディジタル信号に変換する波形処理部62と、当該ディ
ジタル信号に同期したビットクロックを再生するPLL
回路64と、ビットクロックを基にディジタル信号をE
FM復調すると共に、ビットクロックを所定の比率で分
周してフレーム同期信号を生成する復調部66と、復調
部66から出力される復調ディジタル信号に含まれる誤
りデータの検出および訂正を行う誤り訂正部68とから
成る。なお、フレーム同期信号の周波数は後述する基準
クロックの周波数と同じ周波数となるように分周され
る。
【0005】また、70は基準クロックを発生するクロ
ック発生部である。クロック発生部70は出力する基準
クロックの周波数を変更可能に形成されており、基準ク
ロックの周波数は後述するCPUから制御され、オーデ
ィオ再生を主目的とした標準再生速度用の周波数と、文
字や画像等のデータ読出を主目的とした2倍、3倍、4
倍等の高速再生速度のための周波数とを切り換えて出力
することが可能となっている。また、72はCLVサー
ボ部であり、フレーム同期信号と基準クロックの周波数
および位相を比較し、フレーム同期信号の周波数および
位相が基準クロックと一致するようにスピンドルモータ
52の回転制御を行い、ディスク54を基準クロックの
周波数に対応した定線速度で回転させる。また、74は
トラッキングサーボ部であり、光ピックアップ56のビ
ームのトラックからのズレを検出し、ビームが常にトラ
ック上を追跡するように光ピックアップ56をディスク
54のラジアル方向へ移動させる。なお、光ピックアッ
プ56自体を移動させる方式に代えて、光ピックアップ
56の対物レンズのみを移動させる方式もある。このト
ラッキングサーボ部74の働きにより、ディスク54が
歪んでいたり、またトラックが偏心している等の場合で
も光ピックアップ56のビームが正確にトラック上に常
時照射されるのである。
【0006】76は操作部であり、オペレータにより操
作され、ディスク54の再生動作の開始や停止、また再
生速度を指示するためのコマンドを入力するためのもの
である。78は制御部としてのCPUであり、操作部7
6からの再生動作の開始コマンド、停止コマンドに応じ
てCLVサーボ部72やトラッキングサーボ部74の動
作の始動、停止を行う。また指示された再生速度でディ
スク54を定線速度回転させるために、クロック発生部
70から出力される基準クロックの周波数を切り換え
る。なお、CPU78の動作を規定するためのプログラ
ム等はROMやRAM等で構成されたメモリ部80に予
め記憶されている。上記構成により、オペレータが操作
部76から再生速度を入力することで、CPU78がク
ロック発生部70から出力される基準クロックを切り換
える。また、CLVサーボ部72やトラッキングサーボ
部74の動作の始動を行う。CLVサーボ部72ではフ
レーム同期信号の周波数と位相が基準クロックと一致す
るようにスピンドルモータの回転制御を行い、所望の再
生速度に対応した定線速度でディスク54を回転させ
る。これにより、ディスクプレイヤ50は入力された再
生速度でディスク54からデータを読み出すことができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特にCD−ROMで代
表されるデータの読み取りを主目的としたCLV方式の
ディスクプレイヤにおいては、ハードディスクやフロッ
ピーディスク装置、また半導体メモリ装置と同様にディ
スクに記録されたデータの再生速度がその性能の善し悪
しを決める重要な要素になっている。このため、従来例
のようにオーディオ再生を主目的とした標準再生速度の
他に、2倍、3倍、4倍等の高速再生速度で読み出しが
行える構成としている。
【0008】しかしながら、従来のディスクプレイヤで
は次のような課題がある。ディスクのトラックは所定の
ピッチで螺旋状に記録されていたとしても、製造におい
て装着の穴の中心がずれて偏心を生じたり、また製造工
程上、樹脂の射出や硬化の過程で歪みが生じる。またト
ラック上に形成されたピット(ディスクに設けられたデ
ータ用穴)と他の部分との光の反射率の差は、ピットを
プレスで成形するかレーザ光照射により反射膜を融解・
蒸発させることにより成形するかにより異なる。このた
め、上記偏心量、歪み量、反射率の差等はディスクの記
録品質として規格化され、一定の範囲内に収まるように
品質管理されてディスクが製造されてるが、ディスクの
中には規格を余裕を持ってクリアするものや規格ぎりぎ
りのものもある。特に規格ぎりぎりのディスクは従来の
ような標準再生速度での再生時には問題なく読み取りで
きるものの、高速再生速度での再生時には、装着穴のず
れやディスクの歪みによるトラックの偏心にディスクプ
レイヤのトラッキングサーボ部の性能が追いつかなくな
ったり、またピットと他の部分の反射率の差が小さく光
ピックアップから出力されるRF信号のレベルが低下す
る等の理由により記録データの再生が行えない場合が生
ずる。
【0009】従って、オペレータが操作部から例えば4
倍の再生速度用コマンドを入力した後、仮にディスクプ
レイヤがディスクを4倍の再生速度で読み取ることがで
きなかった場合には、ディスクプレイヤから出力される
データは意味を成さない間違ったものとなる。このた
め、オペレータは例えばディスクプレイヤとデータの授
受を行うべく接続されたコンピュータがディスプレイに
出力した「読み込みデータ不良」等の表示を見て、当該
ディスクは4倍の再生速度では読み取れないことを認識
し、正常にデータが読み取れる低い再生速度とすべく再
度、再生速度用コマンドを入力し直す必要があり、ディ
スクの再生に時間と手間がかかるという課題がある。
【0010】従って、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、ディスクの記録品質に
応じてディスクの再生速度を自動的に変化させるディス
クプレイヤを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、データがCLV
方式で記憶されたディスクを回転駆動するためのスピン
ドルモータと、前記ディスクに記憶されたデータを読み
取る光ピックアップと、該光ピックアップが出力するア
ナログ信号を直列ディジタル信号に変換する波形処理部
と、前記直列ディジタル信号からフレーム同期信号を生
成すると共に、該直列ディジタル信号を並列ディジタル
信号に変換してEFM復調を行う復調部と、該復調部か
ら出力される復調ディジタル信号に含まれる誤りデータ
の検出および訂正を行う誤り訂正部と、基準クロックを
発生するクロック発生部と、前記フレーム同期信号と前
記基準クロックの周波数および位相を比較し、周波数お
よび位相が一致するように前記スピンドルモータの回転
制御を行い、前記ディスクを定線速度で回転させるCL
Vサーボ部とを具備するディスクプレイヤにおいて、前
記クロック発生部は、前記基準クロックの周波数が変更
可能であり、前記誤り訂正部が検出した誤りデータの数
または訂正の回数をカウントし、単位時間当たりの誤り
訂正回数を演算で求めると共に、求めた前記誤り訂正回
数を予め設定された単位時間当たりの最大許容訂正回数
としての基準値と比較する比較部と、該比較部の比較結
果に基づき、前記誤り訂正回数が前記基準値以下となる
定線速度で前記ディスクが回転するように前記クロック
発生部を制御して前記基準クロック周波数を調整する制
御部とを具備することを特徴とする。
【0012】また、前記光ピックアップが出力するアナ
ログ信号を増幅する増幅部を設け、前記制御部は、前記
基準クロックの周波数に応じて前記増幅部のイコライザ
定数を調整する構成とすると、基準クロックの周波数の
変化に伴いトラックの線速度が変化し、アナログ信号の
周波数が変化しても波形処理部への信号レベルを一定に
保つことができ、安定したディジタル信号への変換が行
える。
【0013】また、前記ディスクの線速度または前記基
準クロックの周波数を表示可能な表示部を有すると、オ
ペレータは現在どのような線速度で、またはどのような
周波数の前記基準クロックでディスクの読み出しが行わ
れているかを確認することができる。
【0014】
【作用】比較部は、誤り訂正部が検出した誤りデータの
数または訂正の回数をカウントし、誤り訂正回数を演算
して求め、求めた誤り訂正回数を予め設定された基準値
と比較する。制御部は、比較部の比較結果に基づき、誤
り訂正回数が基準値以下となる再生速度でディスクが回
転するようにクロック発生部を制御して基準クロックの
周波数を調整する。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るディスクプレイヤの好適
な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、
従来例と同じ構成要素については同じ符号を付し、説明
は省略する。まず、構成について図1を用いて説明す
る。本発明に係るディスクプレイヤ10の従来例と異な
る特徴点は下記の構成にある。クロック発生部70は、
出力される基準クロックの周波数が変更可能である。本
実施例では一例として、高い周波数の水晶発振器1個
(不図示)と分周比を任意に設定可能な分周器(不図
示)を有し、水晶発振器から出力され、分周器で分周さ
れた信号を内部用基準クロックとして使用するPLL回
路(不図示)に形成されている。なお、本実施例に代え
て、水晶発振器を複数持ち、これを切り換えて内部用基
準クロックとして使用するPLL回路としても良い。
【0016】12は比較部であり、誤り訂正部68が検
出した誤りデータの数または訂正の回数をカウントし、
単位時間当たりの誤り訂正回数としての誤り率を演算で
求める誤り計数部14と、誤り計数部14で求めた誤り
率を予め設定された単位時間当たりの最大許容訂正回数
としての基準値(基準誤り率とも言う)と比較する誤り
率比較部16とから構成される。基準誤り率は本実施例
ではCPU78により初期設定されるが、操作部76を
介して外部から再設定できるようにしても良い。CPU
78は従来例の機能の他に、比較部12の比較結果に基
づき、誤り率が基準誤り率以下となる再生速度でディス
ク54が回転するようにクロック発生部70を制御して
基準クロックの周波数を調整する機能を有する。また、
CPU78はディスクプレイヤ10の電源が投入された
ら、メモリ部80から読み出したプログラムに従って種
々のイニシャルデータを読み出し、各構成要素の動作に
必要な初期設定を行う。このため、メモリ部80内に
は、CPU78の動作を規定するためのプログラムや基
準誤り率、CLVサーボ部72やトラッキングサーボ部
74のサーボゲイン、増幅部58のイコライザ定数、ク
ロック発生部70用の分周比データテーブル、再生速度
決定動作時における光ピックアップの読み出し位置等の
種々のイニシャルデータが予め記憶されている。
【0017】次に、図2を用いてディスクの再生動作に
ついて説明する。上記のような構成を有する本発明に係
るディスクプレイヤ10の動作上の特徴点は、通常のデ
ータ再生動作を行う前にディスク54の再生速度を自動
的に決定する再生速度決定動作を行うことにある。な
お、再生速度決定動作は本実施例のようにディスクプレ
イヤ10にディスクが装着された時点で直ちに行うよう
にしても良いし、また操作部76から再生速度決定動作
を開始する旨のコマンドが入力された際に行うようにし
ても良い。
【0018】以下に再生速度決定動作について詳細に説
明する。まず、CPU78は、ディスクプレイヤ10に
ディスク54が装着されると、メモリ部80に予めイニ
シャルデータの一部として記憶された分周比データテー
ブルの中から、基準クロックが最も早い定線速度に対応
する周波数となるような分周比を選択し、クロック発生
部70へ設定する(ステップ100)。また、CPU7
8はCLVサーボ部72やトラッキングサーボ部74の
動作の始動を行い、CLVサーボ部72は基準クロック
と復調部66が生成したフレーム同期信号の周波数およ
び位相を比較し、フレーム同期信号の周波数および位相
が基準クロックと一致するようにスピンドルモータの回
転制御を行う。これによりディスク54は最も早い再生
速度、つまり早い定線速度で回転される(ステップ10
2)。
【0019】続いて、CPU78は不図示の光ピックア
ップの送りサーボ部を作動させて光ピックアップを、例
えばディスク54の最外周、または最内周等の予め決め
られ読み出し位置に移動させる。この後、トラッキング
サーボ部74が作動して光ピックアップ56がトラック
を追跡し始めると、光ピックアップ56からRF信号が
出力されてデータの再生が行われる(ステップ10
4)。信号処理部60の誤り訂正部68では誤りデータ
の検出・訂正が行われるので、比較部12では誤り率を
演算で求め(ステップ106)、基準誤り率と比較する
動作を行う(ステップ108)。CPU78は比較部1
2の比較結果に基づいて、誤り率が基準誤り率を上回っ
ている場合には、再度メモリ部80から一段大きな分周
比を読み出し、クロック発生部70の分周比を設定し直
し、出力される基準クロックの周波数を一段低くする
(ステップ110)。
【0020】CPU78は上記ステップ108〜110
を繰り返し、誤り率が基準誤り率以下となったら、再生
速度決定動作を終了して通常の読み出し動作に移行する
(ステップ112)。これにより、オペレータ自身が再
生速度を何度も設定することなく、ディスク54の再生
速度を、当該ディスクが再生可能な再生速度(読み出し
たデータの誤り率が基準誤り率より小さくなる再生速度
のことをいう)の内の最も早い再生速度に自動的に設定
することが可能となる。
【0021】なお、本実施例では一例として予めメモリ
部80に記憶する分周比データテーブルの中の分周比デ
ータは、最も大きな分周比の場合に標準再生速度に対応
する基準クロックが出力されようにし、次に小さな(一
段小さな)分周比データの場合に標準再生速度の2倍の
再生速度に対応する基準クロックを出力し、さらに順次
一段小さな分周比データとする毎に3倍、4倍、5倍、
・・・等の高速再生速度に対応する基準クロックが出力
される構成となっている。なお、一段分周比を小さくし
た際の基準クロックの周波数の変化の度合いは、例えば
1.0倍から1.5倍へ、さらに2.0倍、2.5倍、
・・・、3.5倍、4.0倍、・・・というように細か
く変化するように形成しても良い。このように変化の度
合いをより細かくすることにより、ディスクの再生速度
も細かく設定することができるので、そのディスク54
に最も適した再生速度でのデータの読み出しが可能とな
る。
【0022】また、一般的に光ピックアップ56にもデ
ィスクの再生速度、つまりトラックの定線速度が早まる
と、出力されるRF信号の電圧レベルがそれに伴い低下
するという周波数特性がある。このため、増幅部58か
ら出力されるアナログ信号レベルが常に略一定の範囲内
となるようにすべく、ディスクの再生速度を変更する度
に増幅部58のイコライザ定数を、CPU78が自動的
に調整できる構成とすれば、アナログ信号レベルが安定
し、アナログ信号を直列ディジタル信号に正確に変換す
ることができるのでデータ読み取り時の誤り率を下げる
ことができ、ひいてはディスクの再生速度も一層上げる
ことができる。また、同様の理由により、CLVサーボ
部72やトラッキングサーボ部74のサーボゲインを再
生速度に応じて設定し直すようにすると一層良い。
【0023】また、ディスクプレイヤ10は上述したよ
うに自動的に再生速度を設定するので、ディスク54の
定線速度または基準クロックの周波数を表示可能な表示
部82を設けるようにすると、オペレータにも現在どの
程度の再生速度でデータが読み出されているのかを知ら
せることが可能となる。
【0024】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述する実施例に限定されるも
のではなく、低い再生速度から順次再生速度を上げて行
き、最適な再生速度を求めるように分周比を設定する動
作を行うようにしても良い等、発明の精神を逸脱しない
範囲で多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るディスクプレイヤを用いる
と、ディスクの再生速度を、当該ディスクの記録品質に
応じてディスクが再生可能な再生速度の内の最も早い再
生速度に自動的に設定することが可能となるので、オペ
レータ自身が再生速度を何度も設定し直す従来のディス
クプレイヤと比べて迅速な再生速度の最適化が図れると
いう著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスクプレイヤの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のディスクプレイヤの再生動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】従来のディスクプレイヤの構成の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 ディスクプレイヤ 12 比較部 52 スピンドルモータ 54 ディスク 56 光ピックアップ 62 波形処理部 66 復調部 68 誤り訂正部 70 クロック発生部 72 CLVサーボ部 78 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 F 8940−5D

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがCLV方式で記憶されたディス
    クを回転駆動するためのスピンドルモータと、 前記ディスクに記憶されたデータを読み取る光ピックア
    ップと、 該光ピックアップが出力するアナログ信号を直列ディジ
    タル信号に変換する波形処理部と、 前記直列ディジタル信号からフレーム同期信号を生成す
    ると共に、該直列ディジタル信号を並列ディジタル信号
    に変換してEFM復調を行う復調部と、 該復調部から出力される復調ディジタル信号に含まれる
    誤りデータの検出および訂正を行う誤り訂正部と、 基準クロックを発生するクロック発生部と、 前記フレーム同期信号と前記基準クロックの周波数およ
    び位相を比較し、周波数および位相が一致するように前
    記スピンドルモータの回転制御を行い、前記ディスクを
    定線速度で回転させるCLVサーボ部とを具備するディ
    スクプレイヤにおいて、 前記クロック発生部は、前記基準クロックの周波数が変
    更可能であり、 前記誤り訂正部が検出した誤りデータの数または訂正の
    回数をカウントし、単位時間当たりの誤り訂正回数を演
    算で求めると共に、求めた前記誤り訂正回数を予め設定
    された単位時間当たりの最大許容訂正回数としての基準
    値と比較する比較部と、 該比較部の比較結果に基づき、前記誤り訂正回数が前記
    基準値以下となる定線速度で前記ディスクが回転するよ
    うに前記クロック発生部を制御して前記基準クロック周
    波数を調整する制御部とを具備することを特徴とするデ
    ィスクプレイヤ。
  2. 【請求項2】 前記光ピックアップが出力するアナログ
    信号を増幅する増幅部を設け、 前記制御部は、前記基準クロックの周波数に応じて前記
    増幅部のイコライザ定数を調整することを特徴とする請
    求項1記載のディスクプレイヤ。
  3. 【請求項3】 前記ディスクの線速度または前記基準ク
    ロックの周波数を表示可能な表示部を有することを特徴
    とする請求項1または2記載のディスクプレイヤ。
JP18925494A 1994-08-11 1994-08-11 ディスクプレイヤ Pending JPH0855423A (ja)

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