JPH0855348A - 光学的記録再生装置のサーボ回路 - Google Patents

光学的記録再生装置のサーボ回路

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JPH0855348A
JPH0855348A JP19298594A JP19298594A JPH0855348A JP H0855348 A JPH0855348 A JP H0855348A JP 19298594 A JP19298594 A JP 19298594A JP 19298594 A JP19298594 A JP 19298594A JP H0855348 A JPH0855348 A JP H0855348A
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servo
signal
tracking
circuit
gain
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Yoshihiro Sasaki
良弘 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シーク時間の短縮を可能とする光学的記録再
生装置のサーボ回路を得る。 【構成】 光学ヘッドの検出したトラック検出信号T
1、T2から、トラッキングサーボ部1がトラッキング
誤差信号Teを生成する。このトラッキング誤差信号T
eはポジショナサーボ部2へ入力され、エラーアンプ2
2で増幅され、リニア駆動モータ27等を経由して光学
ヘッドを駆動するリニアモータへ出力される。ポジショ
ナサーボ部2は、エラーアンプ22のゲインを切り換え
るゲイン切換回路28およびエラーアンプ22の出力信
号のDC成分の大きさを検出するポジショナエラーDC
検出回路23を具備している。粗シーク後のトラッキン
グサーボ投入後に、この検出信号P2を制御部3が受信
し、ゲイン切換回路28を制御してエラーアンプ22の
ゲインを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録再生装置の
サーボ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学的記録再生装置のサーボ回路
において、光ディスクのトラッキングに移行する場合、
一般的に、ディスク溝の粗密検出を行う。この検査は、
ディスク、メカ等によるディスク溝の偏心があっても安
定的にサーボ引き込みが出来るようにするためである。
検査の結果、最も粗いディスク溝間隔の位置で引き込み
を行う。当該位置はビームに対するディスク溝の相対移
動速度が最も小さい位置である。
【0003】しかし、上記の位置は光ヘッドの対物レン
ズ中心から最も離れた位置であるため、引っ込み直後の
トラッキングサーボエラー信号は大きなDC成分を含有
する。ディスク溝を数トラックにわたって連続して再生
を行う光学的記録再生装置では、この引き込み後のトラ
ッキングエラー信号のDC成分をキャンセルするように
光ヘッド本体を制御するポジションサーボが構成され
る。
【0004】このような機能を持つ光学的記録再生装置
は、レーザー光が正しくディスク上の記録トラックに追
従しながら照射するようにトラッキングサーボが、また
レーザー光がディスク上の記録/再生面に集光するよう
にフォーカスサーボが用いられる。さらに、光学ヘッド
にはレーザー発振器から出射した光束をディスク面に集
光させる集光レンズ、およびこの集光レンズの焦点を調
整するフォーカスアクチュエータ等が設けられる。この
光学ヘッドからはフォーカス検出信号およびトラッキン
グ検出信号が出力される。
【0005】光学ヘッドを所望の位置に移動させるに
は、光学ヘッドを実装しているリニアモータを制御し、
粗シークを行ない、その後トラッキングサーボを投入
し、記録あるいはディスク製造時に刻まれた位置情報信
号を読み取った後、トラックジャンプで詳細シークを行
う。
【0006】粗シークでは、外部スケールあるいはトラ
ックカウントにより得られる現在位置情報と、上位制御
部から与えられる目標位置情報から速度プロファイルを
決定し、これに従いリニアモータを制御する。このプロ
ファイルは一般的には台形プロファイルを用いる。
【0007】図4は、シーク動作を過渡現象波形として
示している。図4に基づいて、従来の光学的記録再生装
置のサーボ回路のシーク動作を説明する。光学ヘッドが
目標位置に到達した後には、トラッキングサーボON制
御信号C1の出力によりトラッキングサーボを投入し、
読み取った位置情報信号からトラックジャンプを用いた
詳細シークを行う。
【0008】粗シーク完了後にトラッキングサーボを投
入する際には、ディスクの偏心がある場合にも安定に投
入することができるようにトラック粗密検出を行う方法
が一般的となっている。粗密検出回路ではトラックの径
方向移動速度が最小になる位置を検出し、そのタイミン
グを用いてトラッキングサーボON制御信号C1を出力
しトラッキングサーボを投入する。
【0009】トラッキングサーボ投入後は、トラックフ
ォローモードON制御信号C2を出力し、トラッキング
エラー信号TeのDC成分をポジショナサーボ回路に入
力し、DC成分がGNDレベルになるように光学ヘッド
を移動させ、光学ヘッドからの光ビームがトラックに対
し垂直に照射されるように制御する。つまり、サーボゲ
イン一定でリニアモータを駆動しポジショナエラー信号
がGNDレベルに収束するのを待つ。
【0010】その後、記録されているトラック位置情報
を読みとって目標位置との偏差量を判断し、トラックジ
ャンプ開始制御信号C6を出力しトラックジャンプによ
り目標位置へのシークを行う。このトラックフォローモ
ードON制御信号C2の出力からトラックジャンプ開始
制御信号C6出力までのシーク時間は、約33m秒であ
る。
【0011】本発明の技術分野に関連する従来例とし
て、特開平3−259469号「光デイスク装置のアク
セスサーボ回路」がある。本例は、アクセス動作終了時
の速度誤差又は位置誤差を改善し、アクセス動作終了後
の整定時間の短縮を図っている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
光学的記録再生装置のサーボ回路では、トラッキングサ
ーボ投入を行う位置は、対物レンズの中立位置から最も
離れた位置になる。そのため、トラッキングサーボ投入
後のトラッキングエラー信号は、対物レンズ中立位置と
投入を行ったトラック位置との差に応じたDC成分を持
つことになる。
【0013】トラッキングサーボ投入後、ポジショナサ
ーボがトラッキングエラー信号のDC成分をキャンセル
するようにリニアモータを制御するが、DC成分が大き
い場合には、キャンセル完了までに時間がかかり、詳細
シークへ移行が遅れ、結果としてシーク時間が大きくな
る問題を伴う。
【0014】本発明は、シーク時間の短縮を可能とする
光学的記録再生装置のサーボ回路を提供することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明の光学的記録再生装置のサーボ回路は、光学
的記録再生媒体に光束を照射し、この光束を光学的記録
再生媒体の表面に形成された溝に追従させるトラッキン
グアクチュエータおよびトラッキング信号検出器を備え
た光学ヘッドにより、所定の信号を記録または再生する
光学的記録再生装置のサーボ回路であり、トラッキング
アクチュエータを駆動制御するトラッキングサーボ手段
と、光学ヘッドの移動および位置を制御するポジショナ
サーボ手段と、トラッキング信号検出器の検出信号から
生成したトラッキングエラー信号の振幅値を所定の値と
比較し、この比較した比較信号を出力するポジショナエ
ラーDC検出手段と、ポジショナサーボ手段のサーボゲ
インを切り換えるゲイン切換手段とを備えることを特徴
としている。
【0016】また、サーボゲインを、粗シーク後のトラ
ッキングサーボ投入後に、比較信号に基づき切り換える
とよい。
【0017】
【作用】したがって、本発明の光学的記録再生装置のサ
ーボ回路によれば、トラッキングアクチュエータを駆動
制御し光学ヘッドの移動および位置を制御し、トラッキ
ング信号検出器の検出信号から生成したトラッキングエ
ラー信号の振幅値を所定の値と比較し、この比較した比
較信号に基づきポジショナサーボ手段のサーボゲインを
切り換えている。よって、トラッキングエラー信号の振
幅値が大きい時には高いサーボゲインで敏速なエラー収
束の実行と、振幅値が所定以下に収束後は通常のサーボ
ゲインに切り換えてのサーボ実行が可能となる。
【0018】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による光学的
記録再生装置のサーボ回路の実施例を詳細に説明する。
図1〜図3を参照すると本発明の光学的記録再生装置の
サーボ回路の実施例が示されている。図1は実施例の回
路構成ブロック図であり、図2は光ディスク装置の概略
構成例を示している。図1は図2のサーボ系の構成をよ
り詳細に示した回路構成図である。また、図3はトラッ
キング動作における主要部の過渡信号を示したタイミン
グ波形図である。
【0019】図1において、実施例の回路は、光学系の
動作を制御するトラッキングサーボ部1、機械系を制御
するポジショナサーボ部2および光学ヘッド5の位置セ
ンサ7の出力信号を入力し光学系および機械系の制御信
号を出力する制御部3とにより構成される。これらの構
成部について、図1〜図3を用いて以下に説明する。
【0020】トラッキングサーボ部1は更に細分化さ
れ、差動アンプ11、エラーアンプ12、位相補償回路
13、トラッキングアクチュエータ駆動回路14、粗密
検出回路15およびトラックジャンプパルス発生回路1
6を有して構成される。
【0021】差動アンプ11は、差動演算増幅器であ
る。光学ヘッド5の検出した2系統のトラック検出信号
T1、T2を入力信号とし、両信号の差の信号をトラッ
キング誤差信号として生成する。
【0022】エラーアンプ12は差動アンプ11の出力
信号を増幅し、位相補償回路13はトラッキングサーボ
帯域を補正し、サーボ動作を安定化する回路である。
【0023】トラッキングアクチュエータ駆動回路14
は、光学ヘッド5内のトラッキングアクチュエータを駆
動する信号A1を出力する回路部である。
【0024】粗密検出回路15は、トラッキング中のト
ラックの粗密を検出する回路部であり、この検出信号P
1は制御部3に出力される。
【0025】トラックジャンプパルス発生回路16は、
トラックジャンプパルスを発生する回路部である。この
トラックジャンプパルスは、現在サーボが引き込んでい
るトラックに、光学ヘッドの光ビームを静止させるため
の信号である。トラックジャンプパルスの発生動作は、
制御部3から出力されるトラックジャンプ開始制御信号
により制御される。また、発生したトラックジャンプパ
ルスは、位相補償回路13の出力信号と共に、スイッチ
S1を経由してトラッキングアクチュエータ駆動回路1
4へ入力される。このスイッチS1は、制御部3から出
力されるトラッキングサーボON制御信号C1により、
開閉が制御される。
【0026】ポジショナサーボ部2はさらに細分化さ
れ、低域通過フィルタ(LPF)21、エラーアンプ2
2、ポジショナエラーDC検出回路23、D/A変換器
24、25、位相補償回路26、リニアモータ駆動回路
27、ゲイン切換器28およびスイッチS2、S3、S
4を有して構成される。
【0027】低域通過フィルタ(LPF)21は、直流
(DC)信号を抽出するための信号抽出器である。トラ
ッキングエラー信号Teを入力信号とし、トラッキング
エラー信号Teの直流成分信号を抽出して出力する。
【0028】エラーアンプ22は、ゲイン可変増幅器で
ある。ゲインは、ゲイン切換器28により制御される。
低域通過フィルタ21の出力信号を入力信号とし、ゲイ
ン切換器28により設定された増幅度で増幅し出力す
る。
【0029】ポジショナエラーDC検出回路23は、電
圧比較器を用いて構成されたレベル検出器である。エラ
ーアンプ22からの出力信号を入力信号とし、この入力
信号が所定レベルよりDC量が多い場合にDC検出信号
P2を出力する。
【0030】リニアモータ駆動回路27は、光学ヘッド
5を移動させトラッキング動作を実行するリニアモータ
6を駆動する回路である。位相補償回路26を介したエ
ラーアンプ22の出力信号等を入力信号とし、駆動信号
を出力する。
【0031】ゲイン切換器28は、上述のエラーアンプ
22のゲインを切り換える切換器である。ゲインの設定
は、制御部32から出力されるゲイン制御信号C5によ
り行われる。
【0032】スイッチS2、S3、S4は、位相回路2
6を介してリニアモータ駆動回路27へ入力される制御
信号を選択切り換える開閉器である。スイッチS2、S
3、S4の開閉制御信号は、制御部3から出力される。
スイッチS2の制御信号は、トラックフォローモードO
N制御信号C2である。スイッチS3、S4の制御信号
は、速度制御電圧データD1および位置制御電圧データ
D2である。
【0033】制御部3は、実施例の光学的記録再生装置
のサーボ回路を制御する回路部であり、粗密検出回路1
5の検出信号P1およびポジショナエラーDC検出回路
23のDC検出信号P2を入力信号とする。出力信号
は、トラッキングサーボON制御信号C1、トラックフ
ォローモードON制御信号C2、ゲイン制御信号C5、
トラックジャンプ開閉制御信号C6、速度制御電圧デー
タD1および位置制御電圧データD2等である。
【0034】上記の回路構成になる光学的記録再生装置
のトラッキングサーボ回路1には、光学ヘッド5から2
本のトラック検出信号T1、T2が入力され、差動アン
プ11で差動信号、つまりトラッキングエラー信号Te
の源信号が生成される。このトラッキングエラー源信号
は、エラーアンプ12、位相補償回路13、スイッチS
1、トラッキングアクチュエータ駆動回路14を経て、
光学ヘッド5内のトラッキングアクチュエータを駆動す
る。
【0035】差動アンプ11から出力されるトラッキン
グエラー源信号は粗密検出回路15にも供給されてお
り、粗密検出回路15はトラックの粗密を検出した結果
の信号を制御部3に出力する。制御部3ではこの信号に
よりトラッキングサーボ投入のタイミングを決定する。
【0036】ポジショナサーボ部2の低域通過フィルタ
21で抽出されたトラッキングエラー信号TeのDC成
分は、エラーアンプ22に入力される。エラーアンプ2
2、スイッチS2、位相補償回路26、リニアモータ駆
動回路27を経た信号A2は、リニアモータ6に出力さ
れる。制御部3は、このDC成分が零となるように制御
する。
【0037】以上のポジショナサーボ部2の動作は詳細
シーク時に行われる。粗シーク時には目標位置と現在位
置との差により、制御部3よりD/A変換器24、25
にリニアモータ6の速度制御電圧データD1および位置
制御電圧データD2がセットされ、同時にスイッチS3
あるいはS4の開閉が制御され、リニアモータ6が制御
される。
【0038】シーク動作において、先ず、粗シークの起
動によりトラッキングサーボ部1のスイッチS1が開放
される。同時に制御部3から目標位置までの距離によっ
て決定される速度プロファイルに従って決定される速度
制御電圧データD1がD/A変換器23にセットされ、
またスイッチS3が投入される。他のスイッチは全て開
放される。制御部3は常時、位置センサ7から光学ヘッ
ド5の位置情報を読み出し、速度制御電圧データD1を
制御する。
【0039】目標位置の近傍に光学ヘッド5が到達した
ことを検知すると制御部3は目標位置までの誤差に応じ
た位置制御電圧データD2をD/A変換器24にセット
し、スイッチS3を開放し、スイッチS4を投入する。
【0040】位置センサ7からの位置情報データと目標
位置データが一致すると、制御部3はトラッキングサー
ボ部1の粗密検出回路15の出力信号を監視する。この
時、ポジショナサーボ部2は現状位置保持動作を行う。
【0041】粗密検出回路15がトラック粗部を検出す
ると、制御部3はトラッキングサーボON制御信号C1
を出力しスイッチS1を投入し、トラッキングサーボを
ONする。この時、トラッキングサーボ部1は光学ヘッ
ド5の対物レンズ中立位置から偏心量分だけ離れたトラ
ックに投入されており、この時のトラッキングエラー信
号には、対物レンズ中立位置からのズレ量に応じたDC
成分が含まれる。
【0042】この状態では詳細シークのためのトラック
ジャンプを実施した場合には、トラック飛びを起こす可
能性がある。このため、制御部3はスイッチS4を開放
すると同時にトラックフォローモードON制御信号C2
を出力しスイッチS2を投入し、ポジショナサーボ部2
をトラックフォローモードで動作させる。
【0043】この時、従来の装置では、サーボゲイン一
定でリニアモータ6を駆動しポジショナエラー信号がG
NDに収束するのを待つが、本発明ではトラッキングサ
ーボ投入後にトラッキングエラー信号Teに含まれるD
C成分をポジショナエラーDC検出回路23で検出し、
検出信号P2を制御部3に出力する。
【0044】本発明ではポジショナエラーDC検出回路
23には電圧比較器を用いており、所定レベルよりDC
量が多い場合に制御部3に対し検出信号P2を出力す
る。制御部3では入力した検出信号P2からDC成分が
所定のレベルより大きいと判断した場合、ポジショナサ
ーボ部2のエラーアンプ22に付属するゲイン切換器2
8を制御し、エラーアンプ22のゲインを+6dB増加
させる。この結果、リニアモータ6への制御電流が増加
し、サーボゲインが高まり、トラックフォローモードで
のサーボ動作の収束が加速される。
【0045】ゲイン切り換え制御後も、制御部3は継続
して検出信号P2を監視し、DC成分が所定のレベルよ
り小さくなった時にゲイン切換器28を制御し、エラー
アンプ22のゲインを初期設定に戻す。
【0046】なお、ポジショナエラーDC検出回路23
をA/D変換器等で構成し、DC成分に従って微細なゲ
イン制御を行うことも可能である。
【0047】エラーアンプ22のゲイン、つまりサーボ
ゲインを初期設定値に戻した後、一定時間を待ってトラ
ッキングエラー信号TeのDC成分がほぼ零に収束して
から、制御部3はトラッキングサーボ部1のトラックジ
ャンプパルス発生回路16からトラックジャンプ開始制
御信号C6を出力させる。この信号C6によりトラッキ
ングアクチュエータが制御され、光学ヘッド5から照射
される光ビームは、現在サーボが引き込んでいるトラッ
クに静止される。その後、そのトラックの位置情報を検
出し、目標位置に光ビームが到達するまで、トラックジ
ャンプを実行する。トラックフォローモードONからト
ラックジャンプ開始までの移行時間は本実施例では10
msと短縮されている。
【0048】以上説明したように本実施例では、ポジシ
ョナエラーDC検出回路23とエラーアンプ22のゲイ
ン切換器28を有し、シーク動作時のトラッキングサー
ボ投入後のトラッキングエラー信号DC成分を検出し、
その量に応じてポジションナサーボ部2のゲインを増減
制御することにより、追従しているトラックの中心に光
ビームを高速に追従させ、シーク時間を短縮できる。
【0049】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、本発明の
光学的記録再生装置のサーボ回路は、トラッキングエラ
ー信号の振幅値を所定の値と比較し、この比較した比較
信号に基づきポジショナサーボ回路のサーボゲインを切
り換えているため、トラッキングエラー信号の振幅値が
大きい時には高いサーボゲインで敏速なエラー収束の実
行と、振幅値が所定以下に収束後は通常のサーボゲイン
に切り換えてのサーボ実行が可能となる。よって、ダン
ピング力が強化されて収束力が高まり、シーク時間が短
縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的記録再生装置のサーボ回路の実
施例を示す回路構成ブロック図である。
【図2】実施例の光学的記録再生装置のサーボ回路と光
学ヘッドとの組み合せ構成例を示す回路図である。
【図3】実施例の粗シーク完了部分のタイミング例を示
す制御タイミングチャートである。
【図4】従来のタイミング例であり、図3の実施例と対
比させた制御タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 トラッキングサーボ部 2 ポジショナサーボ部 3 制御部 4 光磁気ディスク 5 光学ヘッド 6 リニアモータ 7 位置センサ 11 差動アンプ 12、22 エラーアンプ 13、26 位相補償回路 14 トラッキングアクチュエータ駆動回路 15 粗密検出回路 16 トラックジャンプパルス発生回路 21 低域通過フィルタ(LPF) 23 ポジショナエラーDC検出回路 24、25 D/A変換器 27 リニアモータ駆動回路 28 ゲイン切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的記録再生媒体に光束を照射し、該
    光束を前記光学的記録再生媒体の表面に形成された溝に
    追従させるトラッキングアクチュエータおよびトラッキ
    ング信号検出器を備えた光学ヘッドにより、所定の信号
    を記録または再生する光学的記録再生装置のサーボ回路
    において、 前記トラッキングアクチュエータを駆動制御するトラッ
    キングサーボ手段と、 前記光学ヘッドの移動および位置を制御するポジショナ
    サーボ手段と、 前記トラッキング信号検出器の検出信号から生成したト
    ラッキングエラー信号の振幅値を所定の値と比較し、該
    比較した比較信号を出力するポジショナエラーDC検出
    手段と、 前記ポジショナサーボ手段のサーボゲインを切り換える
    ゲイン切換手段とを備えることを特徴とする光学的記録
    再生装置のサーボ回路。
  2. 【請求項2】 前記サーボゲインを、粗シーク後のトラ
    ッキングサーボ投入後に、前記比較信号に基づき切り換
    えることを特徴とする請求項1記載の光学的記録再生装
    置のサーボ回路。
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