JPH085404B2 - 後車軸担体を持つ乗用自動車 - Google Patents

後車軸担体を持つ乗用自動車

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JPH085404B2
JPH085404B2 JP2094168A JP9416890A JPH085404B2 JP H085404 B2 JPH085404 B2 JP H085404B2 JP 2094168 A JP2094168 A JP 2094168A JP 9416890 A JP9416890 A JP 9416890A JP H085404 B2 JPH085404 B2 JP H085404B2
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アインハルト・クラインシユミツト
ペーテル・タツテルムシユ
ヴエルネル・ケーニヒ
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ダイムラー―ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/11Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/60Subframe construction
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車体の両縦辺にそれぞれ沿つて床範囲に設
けられる2つの縦材と、床範囲の後部に設けられる予備
車輪用凹所部材と、車両縦方向において予備車輪用凹所
部材の前にあつて両方の縦材の間に延びる横材と、後車
軸を支持する後車軸担体とを含み、この後車軸担体が、
車両縦方向に延びて前方端部と後方端部をそれぞれ車体
に支持される2つの側部方部材と、これらの側方部材の
前方端部と後方端部との間でこれらの側方部材を互いに
結合する2つの前後に離れた横結合部材とから成り、こ
れら2つの横結合部材のうち後方横結合部材が、車両縦
方向に撓むことができる、後車軸担体を持つ乗用自動車
に関する。
〔従来の技術〕
この構成の乗用自動車はメルセデス−ベンツ・アクチ
エンゲゼルシヤフトの形式190によりずつと以前から公
知である。後車軸担体の後方横結合部材は、車両縦方向
において、予備車輪用凹所部材のすぐ前に設けられてい
る横材の前にあり、後車軸担体の側方部材が後方端部を
この横材に支持されている。
このような構成では、横材により、両方の縦材の間の
床範囲従つて予備車輪用凹所部材を含む軟らかい後方床
範囲の横方向剛性が高められる(横補強)。従つて横材
を車両縦方向に前方へずらせて、車両縦方向において予
備車輪用凹所部材から前方へ大きく離れた所に設けるこ
とはできない。即ち横材を前方へずらせて設けけると、
後方床範囲が軟らかくなりすぎてしまう。一方、横材を
後方へずらせて設けると、軟らかい床範囲が小さくなる
か、又は激しい追突の際横材も一緒に変形してしまい、
その結果車両の修理費が高くなるおそれがある。このよ
うに追突の際のエネルギを吸収する塑性変形可能な押し
つぶし区域としての軟らかい床範囲を大きくすると、こ
の床範囲の横方向剛性は小さくなつてしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の基礎になつている課題は、この押しつぶし区
域を大きくできるにもかかわらず、横材の後にある押し
つぶし可能な床範囲の充分な横方向剛性を維持する方策
を提示することである。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため本発明によれば、後方横結合
部材が、横材と予備車輪用凹所部材との間に設けられ、
側方部材が後方端部を縦材に支持されている。
〔発明の効果〕
本発明により、著しく大きい押しつぶし区域が得られ
るように、横材を予備車輪用凹所部材の前に離して設け
ることができる。この押しつぶし区域にある後車軸担体
の後方横結合部材は、車両縦方向に撓むことができるた
め、予備車輪用凹所部材と横材との間に位置するにもか
かわらず、追突の際、押しつぶし区域における変形を著
しく妨げる要素とはならない。
後車軸担体の後方横結合部材より後においてその側方
部材が後方端部を縦材に支持され、後車軸担体の後方横
結合部材が比較的大きく後方へずらされているので、後
車軸担体を介しても、車体後部範囲の横補強が行なわれ
る。更に側方部材の支持点のこの位置によつて、側方部
材を全体として長くできるので、それぞれの支持点の範
囲において、車体の小さい荷重しか受けない幅広い支持
面が得られる。これは騒音の観点からも有利で、側方部
材の車体側後方支持点により、車体後部範囲の振動特性
も有利な影響を受ける。
〔従来例〕
本発明を一層よく理解するため第1図に、公知の乗用
自動車の車両下部構造体11の後部10が示されている。車
両下部構造体11は、その側方を区画する2つの縦材12及
び14を持ち、車体の床は16で示されている。
18で示す後車軸の後車軸担体は、支持片22,24,26及び
28により車体の下側に弾性的に支持されている。走行方
向において前にある支持片24及び28は縦材12及び14に取
付けられ、後部支持片22及び26は車体横材48に取付けら
れている。
後車軸担体18の範囲で縦材12及び14は、第2図による
本発明の構造が示すように、弓形に上方へ湾曲され、そ
の後側端部片12′及び14′は再びほぼ水平に延びてい
る。車体横材48と車両下部構造体11の後端との間におい
て、床16に予備車輪用凹所部材30が設けられている。
後車軸担体18はそれぞれ車両の縦辺に属する2つの側
方部材32及び34を持ち、互いに間隔をおいて設けられる
2つの横結合部材36及び38によりこれらの側方部材が互
いに結合されている。側方部材32及び34はなるべく2つ
の方向に弓形に湾曲し、一方では車両横方向に内方へ湾
曲し、他方では側面図において弓形縦材部分に対してほ
ぼ平行に延びている(第2図参照)。
衝突の場合、予備車輪は予備車輪用凹所部材30を越え
て車体横材48へ当たつて、場合によつてはこの横材を変
形する。
〔実施例〕
これに対し第2図及び第3図は本発明による実施例を
示し、対応する部分には同じ符号をつけてある。
第1図に示すものと異なり、剛性的に構成されて後車
軸担体18の後部の上方に延びる車体横材48は、第2図に
よれば、予備車輪用凹所部材30の前に比較的大きい間隔
aをおいて設けられ、横結合部材36は車体横材48と予備
車輪用凹所部材30との間隔aのほぼ中央に設けられてい
る。少なくともこの横結合部材36は金属板異形材として
構成されて、走行方向Fに可撓的であるように、後車軸
担体18の側方部材32と34との間に設けられている。
第2図からわかるように、後車軸担体18の後部支持片
22及び26も縦材12及び14の下側に取付けられている。こ
れらの後部支持片22及び26は、車体後部の方へ車体横材
48から間隔bの所にあり、前部支持片24及び28は、前部
横結合部材38の前に、間隔bより大きい間隔cの所にあ
る。従つて後車軸担体18は、縦材で大きい支持面を持つ
ている。
後車軸を駆動する車軸伝動装置40は、公知のように両
方の横結合部材36及び38に振動を絶縁して支持され、そ
のため走行方向Fにおいて前の横結合部材38に42の所で
一重に、後の横結合部材36に44及び46の所で二重に支持
されている。
従つて後部衝突の場合、車両下部構造体11は、間隔a
により規定される区間だけ走行方向Fへ付加的に変形可
能である。走行方向Fに可撓的な後部横結合部材36と、
横結合部材38への車軸伝動装置40の弾性支持とのため、
車両の後部押しつぶし区域を増大するこの変形行程に対
して、大した抵抗が及ぼされず、特に衝突の場合予備車
輪用凹所部材の壁を越えて横結合部材36へ作用する予備
車輪により同時に車体横材48が変形するのを回避され
る。
予備車輪用の間隔aに応じた付加的な自由行程に加え
て、車体横材48のこの配置は、車両横方向において、後
車軸担体18が側方から作用する変形力の影響で特に危険
になる場所で、この後車軸担体を補強するのを可能にし
ている。
更に側方部材32及び34の後部支持片22及び26と車両後
部との間隔dは、車体横材48と車両後部との間隔より小
さい。従つて側方部材32及び34は車両後部範囲の著しく
大きい横補強に寄与し、それによりこの車両後部範囲に
生ずる振動が減衰され、従つて騒音の少ない乗り心地が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の乗用自動車の車両後部範囲における車両
下部構造体の平面図、第2図は本発明による乗用自動車
の車両後部範囲における車両下部構造体を第3図のII−
II線により切断した断面図、第3図はこの車両下部構造
体の平面図である。 12,14…縦材、16…床、18…後車軸担体、30…予備車輪
用凹所部材、32,34…側方部材、36,38…横結合部材、48
…横材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴエルネル・ケーニヒ ドイツ連邦共和国シユトウツトガルト61・ アプリコーゼンシユトラーセ33 (56)参考文献 実開 昭57−165515(JP,U) 実開 昭60−36375(JP,U) 実開 昭61−129674(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の両縦辺にそれぞれ沿つて床範囲に設
    けられる2つの縦材と、床範囲の後部に設けられる予備
    車輪用凹所部材と、車両縦方向において予備車輪用凹所
    部材の前にあつて両方の縦材の間に延びる横材と、後車
    軸を支持する後車軸担体とを含み、この後車軸担体が、
    車両縦方向に延びて前方端部と後方端部をそれぞれ車体
    に支持される2つの側方部材と、これらの側方部材の前
    方端部と後方端部との間でこれらの側方部材を互いに結
    合する2つの前後に離れた横結合部材とから成り、これ
    ら2つの横結合部材のうち後方横結合部材が、車両縦方
    向に撓むことができるものにおいて、後方横結合部材
    (36)が、横材(48)と予備車輪用凹所部材(30)との
    間に設けられ、側方部材(32,34)が後方端部を縦材(1
    2,14)に支持されていることを特徴とする、後車軸担体
    を持つ乗用自動車。
  2. 【請求項2】前記側方部材(32,34)が、前記前方横結
    合部材(38)を越えて、前記後方横結合部材(36)を越
    えるよりも、大きく突出していることを特徴とする、請
    求項1に記載の乗用自動車。
JP2094168A 1989-04-17 1990-04-11 後車軸担体を持つ乗用自動車 Expired - Fee Related JPH085404B2 (ja)

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