JPH08537U - 板片を曲げる装置 - Google Patents
板片を曲げる装置Info
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- JPH08537U JPH08537U JP009029U JP902995U JPH08537U JP H08537 U JPH08537 U JP H08537U JP 009029 U JP009029 U JP 009029U JP 902995 U JP902995 U JP 902995U JP H08537 U JPH08537 U JP H08537U
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲げプレスにより曲げるべき板片が曲げ型よ
り著しく短くても種々の曲げ角で精確な曲げを可能にす
る。 【構成】 雄型保持体42に支持されかつラム43によ
り操作可能で複数の雄型部分4から成る曲げ雄型41
と、雌型保持体26,47内に設けられかつ同様に複数
の雌型底部分52から成る高さ調節可能な雌型底28,
50を持つ曲げ雌型5とを含み、雌型保持体26,47
又は雄型保持体42が、直接に又は板を介して間接に、
横に列をなして設けられかつ互いに無関係に制御されて
圧力を受ける多数のピストン−シリンダ装置のピストン
14により支持されている。ラム2の両端で保持片10
に調節可能なストッパ9が支持され、これらのストッパ
9が雌型底28,50に同期して可動な対向ストッパ1
0′と共同作用して、板片8,53のない範囲に存在す
る空隙11′に架橋する。
り著しく短くても種々の曲げ角で精確な曲げを可能にす
る。 【構成】 雄型保持体42に支持されかつラム43によ
り操作可能で複数の雄型部分4から成る曲げ雄型41
と、雌型保持体26,47内に設けられかつ同様に複数
の雌型底部分52から成る高さ調節可能な雌型底28,
50を持つ曲げ雌型5とを含み、雌型保持体26,47
又は雄型保持体42が、直接に又は板を介して間接に、
横に列をなして設けられかつ互いに無関係に制御されて
圧力を受ける多数のピストン−シリンダ装置のピストン
14により支持されている。ラム2の両端で保持片10
に調節可能なストッパ9が支持され、これらのストッパ
9が雌型底28,50に同期して可動な対向ストッパ1
0′と共同作用して、板片8,53のない範囲に存在す
る空隙11′に架橋する。
Description
【0001】
本考案は、雄型保持体に支持されかつラムにより操作可能で複数の雄型部分か ら成る曲げ雄型と、雌型保持体内に設けられかつ同様に複数の雌型底部分から成 る高さ調節可能な雌型底を持つ曲げ雌型とを含み、雌型保持体又は雄型保持体が 、直接又は板を介して間接に、横に列をなして設けられかつ互いに無関係に制御 されて圧力を受ける多数のピストン−シリンダ装置のピストンにより支持されて いる、板片を曲げる装置に関する。
【0002】
板片を曲げるため、可動曲げ雄型と雌型保持体内に設けられる曲げ雌型とを持 つ曲げプレスが使用され、その際生ずる高い動作圧力のため曲げプレスが重い構 造となる。しかしプレス架台の撓みのため加工工具の撓みを防止できないことが わかつた。このような撓みは当然曲げ過程の精度を低下させるので、撓みを防止 するか又は補償していた。出願人は加工台の使用を提案したが、その台板を支持 する支持素子が、底部中で垂直に移動可能で油クッション上に載つて支持されて いる。このような曲げプレスを更に完全なものとするために、雌型保持体を多数 の横に列をなして設けられるピストン−シリンダ装置上に設けた。加工すべき工 作物が加工台の利用可能な長さより短い場合、工作物が両端で強くプレスされす ぎ、そこに不精確な部分が生ずる。曲げプレスにおいて、弾性可撓的に保持され る工具自体又はその支持片が多数の部分素子から形成され、これらの部分素子が 互いに無関係に垂直移動可能に設けられていると、もつと精密な加工が可能にな る。荷重がかかると、工作物が直接又は間接に載つている部分素子だけが、弾性 座の方へ移動される。このような曲げプレスでは、雌型保持体が横に列をなして 設けられる多数のピストン−シリンダ装置上に載つており、曲げ雌型が調節可能 な雌型底を持つており、従つて雌型底の調節により任意の曲げ角に調節可能であ ると、有利である。
【0003】 更に下又は上の側壁に垂直に取付けられて曲げプレスの全長にわたつて分布さ れる複数の液圧支持シリンダのピストンにより上又は下の工具を支持するように 、曲げプレスを構成することも既に提案された。支持シリンダは閉じた液圧系統 に接続されている。
【0004】 しかしこの構成はいくつかの欠点を持つている。特に種々の曲げ角を持つ精密 曲げは容易には可能でない。加工すべき板片が曲げ雄型又は曲げ雌型より短いと 、曲げ過程の安定性が危険にさらされ、片側荷重が生ずる。
【0005】 更に従来の曲げプレスは、雌型を載せる台と、曲げ雄型を取付けられるラムと を持つている。ラムは、その両端の範囲でこれに作用する2つの液圧駆動ピスト ン−シリンダ装置により駆動される。曲げられる板片は雌型と雄型との間へ挿入 されるが、曲げプレスの動作幅より著しく小さい幅を持つている場合、駆動ピス トン−シリンダ装置からラムへの力の導入はその両端の範囲で行なわれるので、 ラム(又は雄型)は曲げ過程中に撓む。その結果板片の曲げは不精確になる。
【0006】
本考案の課題は、曲げるべき板片が曲げ雄型又は曲げ雌型より著しく短くても 、種々の曲げ角で精確な曲げを可能にすることである。
【0007】
この課題を解決するため本考案によれば、ラムの両端で保持片に調節可能なス トツパが支持され、これらのストツパが雌型底に同期して可動な対向ストッパと 共同作用して、板片のない範囲に存在する空隙に架橋する。
【0008】
こうして本考案によれば、曲げ雌型又は曲げ雄型の両端の範囲において、これ ら両者の間の空隙に架橋するので、曲げプレスが安定化され、極めて短い板片も 、片側へずれたり不安定性を生ずることなく、高い精度で曲げることができる。 更に本考案により、板片は一定の圧力で連続的に雌型底へ押付けられる。こうし て板片の全長にわたつて一定な曲げ角が保証され、しかも板片長が曲げ雄型の長 さに等しいか又はこれより短いかに関係なく保証される。板片の板の品質又は機 械的及び強度性質の局部的な不均一性を補償するためにのみ、ピストン−シリン ダ装置の圧力が変化される。
【0009】
板片を曲げるため、全体を1で示す曲げプレスが用いられ、曲げ雄型3を備え た液圧操作ラム2を持つている。曲げ雄型3は1つの部分であるか又は個々の部 分4から構成されている。部分4を加えるか又は除くことによつて、曲げ雄型の 長さを変えることができる。曲げ雄型3と共同作用する曲げ雌型5は雌型保持体 6に設けられて、図4に関して後述するように、高さ調節可能で同様に個々の部 分から成る雌型底を持つている。この構成では、後述するように個々に又は一緒 に操作可能で横に並ぶ多数のピストン−シリンダ装置7上に載つている。
【0010】 図1に概略的に示す構成によれは、曲げ雄型3と曲げ雌型5との間に、ラム2 の長さに比較して非常に幅の狭い板片8がある。板片8の厚さは数mmしかない が、問題の説明のため図面には誇張して示してある。板片8の下には2つのピス トン−シリンダ装置7a,7bがある。
【0011】 板片8を加工するため、曲げ過程の前にピストン−シリンダ装置7は曲げに必 要なエアベンド力より大きい圧力を供給される。ここでエアベンド力とは、まず 雌型5上に平らに載つて雌型5へ押込まれる板片の変形に必要な力を意味する。 このエアベンド力は、板片8が雌型5の雌型底へ接するまで板片を変形(エアベ ンド)するのに必要なプレス圧力である。曲げ雌型の高さ調節可能な雌型底は予 め曲げに応じて設定され、この設定は公知のように調節可能な楔によつて行なう ことができる。
【0012】 エアベンドの終了後、板片8の曲げ稜が曲げ雌型5の雌型底に当たると、ピス トシ−シリンダ装置7により生ずる抵抗のためプレス圧力が高められるので、板 片8の下にあるピストン−シリンダ装置7a及び7bは押戻される。板片8の曲 げは、曲げ雄型3の稜の弾性線に沿つて均一な圧力で行なわれる。
【0013】 前述したように、板片8が曲げ雄型3及び曲げ雌型5より非常に幅狭いと、板 片8の曲げ稜が曲げ雌型5の雌型底へ当たる際、板片8の範囲外に空隙が残り、 曲げ雄型3へ抵抗が及ぼされないので、不安定な状態が生ずる。この欠点に対応 するため、図1の構成によれば、曲げ雌型5の雌型底がその両端5′で板厚hだ け高くされる。それにより雌型5の両端における空隙が架橋され、曲げ雄型3が 安定に支持される。雌型5の両端で部分を高くすることは、調節ねじ軸により操 作可能な別々の図示しない楔により行なわれる。これらのねじ軸を電動機で駆動 し、精確に設定するのがよい。この装置については更に後述する。
【0014】 別の可能性が図2からわかる。ここで再び曲げ雌型は5で示され、雌型保持体 は6で示されている。例えば図1に示す板片と同じ板片8を加工するため、図1 について説明したのと同じような過程がとられるが、曲げ雄型3を安定化するた め、雄型の両外端の部分4a及び4bは板厚hだけ下方へ移動されている。
【0015】 別の可能性が図3に示され、ここでは曲げプレスのラム2の両端にそれぞれス トッパとしてのねじ軸9が設けられて、ラム2に取付けられた保持片10内でそ れぞれ調節可能である。ねじ軸9の下で雌型保持体6に、それぞれ対向ストッパ としてのストッパ10′が雌型底に同期して可動に設けられている。板片の曲げ 稜が曲げ雌型の雌型底へ当たると同時に、ラム2の両外端にあるストッパとして のねじ軸9も対向ストッパ10′へ当たるが、これらの対向ストツパ10′が両 外端にあるピストン−シリンダ装置に結合されているので、これらのピストン− シリンダ装置も押戻される。これらのストッパ10′と共同作用するねじ軸9は 、板厚hに相当する高さを持つ空隙11′が雄型3の両端に残るように設定され る。
【0016】 いずれの場合も、板片8の範囲外にある他のピストン−シリンダ装置は圧力を 除かれる。
【0017】 ピストン−シリンダ装置7のピストンがまず圧力なしで下死点位置又は上死点 位置に保持されると、同じ作用が得られる。曲げ雄型3により板片8のエアベン ドが行なわれた後、曲げ雄型3が雌型底へ達する前にその運動を停止され、ピス トン−シリンダ装置7のピストンが圧力を受ける。一定の圧力を受けて曲げ雌型 の雌型底は板片8へ押付けられ、それにより板片が完全に成形される。この場合 も、幅の狭い板片であると、前述した安定化手段をとることが必要である。
【0018】 曲げるべき板片の品質が不均一であると、曲ぐ稜に沿う曲げは一定の圧力では 行なわれず、異なる圧力を供給されるピストン−シリンダ装置が使用される。こ の手段により板組織における前述した不均一性を補償することができる。
【0019】 図4には、曲げ雌型及びその保持体の構成がピストン−シリンダ装置と共に詳 細に示されている。ここで図の面に対して直角にプレス全体にわたつて延びる定 置担板11上に、密に横に並ぶ多数のピストン−シリンダ装置が設けられて、段 付きピストン13,14を収容するシリンダ12をそれぞれ持つている。ピスト ン部分13は通常のようにシリンダ12に案内され、ピストン部分13より直径 の小さいピストン部分14は、環状に形成されて密封環16を持つ蓋15内に案 内されている。蓋15は更に下方へ突く環状突起17を持ち、この環状突起がシ リンダ12の内部へ延びて、その縁17′によりピストン部分13の上死点位置 用ストッパを形成している。下の行程限定部は担板11の上面11aである。こ うしてピストン行程Hが残る。
【0020】 定置担板11には圧力通路18が設けられて、圧力源に接続されている。圧力 管路19が通路18から三方弁20へ通じ、この三方弁が一方の位置で管路19 を管路21に接続し、他方の位置で管路21を戻り通路24に接続する。管路2 1はピストン部分13より下の空間23へ通じ、管路22は戻り通路24への戻 り管路である。
【0021】 ピストン−シリンダ装置より上に共通な台板25が設けられて、横に並んで 設けられる種々のピストン−シリンダ装置上しかもピストン部分14の上面14 ′上に載つて、雌型保持体26の支持に役立つ。この雌型保持体内に曲げ雌型2 7が設けられて、高さ調節可能な雌型底28を持つている。雌型底28はなるべ くピン状挿入片29から成り、雄型保持体26内に収容されて、上部が雌型27 の溝又は切欠き27へ突出している。この挿入片29の下端は担体30の上面に 載り、楔31によりこの担体の高さを調節することができる。この楔調節のため 、調整機構33を持つねじ軸32が用いられる。雌型27は調節楔と共に雌型保 持体26に収容され、一方雌型保持体は締付け機構34により台板25上に取付 けられている。
【0022】 別の構成によれば、雌型保持体26は水平面内で移動可能かつ設定可能なので 、雌型保持体26の移動によつて、図4には示してないラム2に対して雌型27 を移動することができる。移動のため図示しないねじ軸を設けることができる。
【0023】 雌型27の両端にある雌型底28の部分を上方へ移動させて、板厚により生ず る空隙に架橋することができるようにするため、前述したように付加的な楔装置 35があつて、ねじ軸36及び電動機37により操作される。この楔装置35は 、図の面に対して直角に延びる雌型27の両端にあるピン状挿入片29へのみ作 用する。同じようにして、曲げ雄型の両端にある部分を下げるのに楔装置を使用 することも可能である。この楔装置は前述した楔装置と同じように構成されてい るが、図4には示してない。
【0024】 段付きピストン13,14へ圧力を加えるために、三方弁20により圧力管路 19が、空間23へ開口する管路21に接続される。段付きピストン13,14 は図4に示す上の終端位置にある。その際ピストン部分13の肩部13′は突起 17の環状面17′に当たつている。段付きピストン13,14へ作用する空間 37内の圧力は、曲げに必要なエアベンド力より少し大きいので、ピストン13 ,14はエアベンド中図示した上死点位面に留まる。曲げ雄型が雌型底28へ当 たると、曲げるべき板片の下にあるピストン13,14が押戻される。曲げるべ き板片が雌型より短いと、雌型の両端で前述した安定化が有効になる。その際図 示しない曲げ雄型の両端は、補償のために設けられるストッパへ当たる。対応す る個所で雌型底28の部分が高くされるか、又はラムの部分が下げられる。こう して板片の板厚が補償されるので、曲げプレス全体が安定に保たれる。板片の下 にない他のピストン13,14は圧力を除かれる。
【0025】 初期位置でピストン13,14が圧力なしで下死点位置にあることも可能であ る。曲げ雄型により板片のエアベンドが行なわれ、その際雄型が雌型底28へ達 する前にラムが停止される。続いてピストン13,14が圧力を受けるので、調 節可能な雌型底28と共に雌型27全体を一定の圧力で板片へ押付け、それによ り雄型の曲げ稜に沿う板片の均一な変形が行なわれる。全動作中雌型底28は目 標位置に留まる。最後に述べるべきこととして、各ピストン13,14は別々に かつ他のピストンとは無関係に圧力を受けて制御可能なことである。個別制御に より、局部的に圧力を増大したり減少することができることによつて、曲げるべ き板片の品質の不均一性を補償することが可能である。
【0026】 上述した構成では、雌型保持体が横に並んだ多数のピストン−シリンダ装置に 載つている。しかし横に並んだピストン−シリンダ装置により曲げ雄型又は曲げ 雄型保持体を支持することも可能である。このような構成が図5に概略的にのみ 示されている。ここで曲げプレス40は曲げ雄型41を持ち、この曲げ雄型は曲 げ雄型保持体42に支持されている。曲げプレスのラム43には、曲げ雄型保持 体42がピストン−シリンダ装置44により押付けられている。ピストン−シリ ンダ装置44の構成は前述した構成と同じである。雄型保持体42の両端の側方 において、それぞれ1つのピストン−シリンダ装置44″が保持腕42′に設け られている。
【0027】 曲げ雄型41と共同動作する曲げ雌型46は、台48上の雌型保持体47内に 設けられている。曲げ雌型46の両端には、それぞれ1つの対向ストツパとして のねじ軸45を調節可能に支持する保持片49が設けられ、ねじ軸はそれぞれス トツパとしてのピストン−シリンダ装置44″の運動軌道中に延びている。保持 片49は、雌型46の両外端にあつて高さ調節可能な雌型底に同期して調節され る。
【0028】 この高さ調節可能な雌型底は図5に50で示され、図6、図7及び図8に詳細 に示されている。この目的のため個々のピン51があつて、雌型46の対応する 穴に挿入されている。ピン51の上端は、一緒になつて雌型底の滑らかな表面を 形成するなるべく四角形の頭部52を持つている。図5に示す初期位置では、す べてのピン51が同じ高さ位置をとり、それらのピン51は平らな雌型底50を 規定している。一緒又は個々に調節可能な楔54により、ピン51が高さを調節 可能である。図8は図7を矢印Pの方向に見た図を示し、楔54が横方向にピン 51の下端の下へ移動可能で、雌型底の高さ調節を行なう。図6及び図7に示す ように、両外端のピン51の頭部52が他の頭部52より高い位置をとつている 。これらのピン51に同期して保持片49が調節される。
【0029】 曲げ過程の開始前に、まず曲げ雌型46の調節可能な雌型底50が、曲げ角に 精確に対応して高さを設定される。エアベンドのため曲げ雄型41が下降され、 ピストシ−シリンダ装置44はエアベンドに必要な圧力より大きい圧力を持つて いる。曲げ雄型41の下降の際、ストツパとして作用する両外端のピストン−シ リンダ装置44″は、精確に設定されたねじ軸45の上端へ当たる。この瞬間に エアベンドが終了し、板片53の曲げ稜は雌型底50へ当たり、その際板片53 の範囲にあるピストン−シリンダ装置44のピストン及び両外端のピストン−シ リンダ装置44″のピストンは押戻される。
【0030】 別の可能性は、エアベンド中ピストン−シリンダ装置44が圧力なしで上死点 位置に保持され、それから曲げ雄型41が雌型底へ達する前に停止されることで ある。続いて板片53より上にあるピストン−シリンダ装置44のピストン及び 両外端のピストン−シリンダ装置44″のピストンが圧力を受けるので、曲げ雄 型41を一定の圧力で曲げ稜又はストツパ49へ押付ける。
【0031】 変形例が図6及び図7に示されている。これら両方の構成では、ストツパもね じ軸もない。その代りに両外端のピストン−シリンダ装置の範囲にある雌型底5 0が、板片53の板厚だけ高くされている。この位置が図6に示され、図7に拡 大して示されている。該当個所における雌型底を高くすることは、両外端のピン 51の下にある楔54を移動することによつて行なわれる。
【0032】 最後に述べた装置が少し詳細に図9に示されている。この図において図4に既 に示した部分には同じ符号をつけてある。
【0033】 図示した曲げプレスは雌型底28を調節可能な曲げ雌型27を持ち、この雌型 底にあるピン状挿入片29が担体30上に載り、横に延びて調整機構33を持つ ねじ軸32により楔装置31を介して担体30が調節可能である。これらの部分 は雌型保持体26に設けられ、既に述べたようにこの雌型保持体にある付加的な 楔装置35が、電動機37を持つねじ軸により操作可能である。雌型保持体26 を曲げプレスの台56に取付けるため、2つの締付け機構34が用いられる。
【0034】 曲げ雌型27と共同作用する曲げ雄型41は、取付け装置56により曲げ雄型 保持体42に固定されている。この曲げ雄型保持体はピストン13,14のピス トン部分14に設けられている。曲げプレスのラム2は担板11を持ち、この担 板に多数のシリンダ12が横に並んで設けられている。各シリンダ12内には段 付きピストン13,14が案内されて、曲げ雄型41を持つ雄型保持体42を支 持している。
【0035】 この曲げプレスの作用は、図5ないし図8について既に詳細に説明した。スト ツパ又はねじ軸保持片と調節可能な雌型底との同期調節については示してないが 、液圧によるか又は機械的又は電気的に行なうことができ、従来技術に属するの で、これ以上の説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】板片を曲げるための曲げプレスの概略正面図で
ある。
ある。
【図2】板片を曲げるための別の曲げプレスの概略正面
図である。
図である。
【図3】板片を曲げるための更に別の曲げプレスの概略
正面図である。
正面図である。
【図4】雌型を持つ雌型保持体及びその下に設けられる
ピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
ピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
【図5】曲げプレスの別の構成の概略正面図である。
【図6】雌型の調節可能な雌型底の正面図である。
【図7】図6の詳細を示す拡大図である。
【図8】図7を矢印Pの方向に見た図である。
【図9】雌型を持つ雌型保持体及びその上に設けられる
雄型及びピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
雄型及びピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
4 雄型部分 5 曲げ雌型 8,53 板片 9 ストツパ 10 保持片 10′ 対向ストツパ 11′ 空隙 14 ピストン 25 板 26,47 雌型保持体 28,50 雌型底 41 曲げ雄型 42 雄型保持体 43 ラム 52 雌型底部分
Claims (3)
- 【請求項1】 雄型保持体(42)に支持されかつラム
(43)により操作可能で複数の雄型部分(4)から成
る曲げ雄型(41)と、雌型保持体(26,47)内に
設けられかつ同様に複数の雌型底部分(52)から成る
高さ調節可能な雌型底(28,50)を持つ曲げ雌型
(5)とを含み、雌型保持体(26,47)又は雄型保
持体(42)が、直接に又は板(25)を介して間接
に、横に列をなして設けられかつ互いに無関係に制御さ
れて圧力を受ける多数のピストン−シリンダ装置のピス
トン(14)により支持されているものにおいて、ラム
(2)の両端で保持片(10)に調節可能なストッパ
(9)が支持され、これらのストッパ(9)が雌型底
(28,50)に同期して可動な対向ストッパ(1
0′)と共同作用して、板片(8,53)のない範囲に
存在する空隙(11′)に架橋することを特徴とする、
板片を曲げる装置。 - 【請求項2】 曲げ雌型(46)の両端にあつて雌型底
(28,50)に同期して高さ調節可能な保持片(4
9)に、対向ストツパ(45)が調節可能に支持され
て、曲げ雄型保持体(42)の両端の側方にそれぞれ保
持腕(42′)を介して設けられるストッパとしてのピ
ストン−シリンダ装置(44″)へ当たることができる
ことを特徴とする、請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 ラム(43)の両端にあつて板片(8,
53)の厚さに相当する空隙(11′)に架橋するため
に、ストツパ又は対向ストッパが調節可能なねじ軸
(9,45)として構成されていることを特徴とする、
請求項2に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT0284288A AT392023B (de) | 1988-11-21 | 1988-11-21 | Verfahren zum biegen von blechstuecken |
AT2842/88 | 1988-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08537U true JPH08537U (ja) | 1996-03-26 |
JP2518512Y2 JP2518512Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=3541164
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296313A Pending JPH02160120A (ja) | 1988-11-21 | 1989-11-16 | 板片を曲げる方法及び装置 |
JP1995009029U Expired - Lifetime JP2518512Y2 (ja) | 1988-11-21 | 1995-07-26 | 板片を曲げる装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1296313A Pending JPH02160120A (ja) | 1988-11-21 | 1989-11-16 | 板片を曲げる方法及び装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5097694A (ja) |
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