JP2518512Y2 - 板片を曲げる装置 - Google Patents

板片を曲げる装置

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JP2518512Y2
JP2518512Y2 JP1995009029U JP902995U JP2518512Y2 JP 2518512 Y2 JP2518512 Y2 JP 2518512Y2 JP 1995009029 U JP1995009029 U JP 1995009029U JP 902995 U JP902995 U JP 902995U JP 2518512 Y2 JP2518512 Y2 JP 2518512Y2
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ヘンメルレ・アクチエンゲゼルシヤフト
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雄型保持体に支持され
かつラムにより操作可能で複数の雄型部分から成る曲げ
雄型と、雌型保持体内に設けられかつ同様に複数の雌型
底部分から成る高さ調節可能な雌型底を持つ曲げ雌型と
を含み、雌型保持体又は雄型保持体が、直接又は板を介
して間接に、横に列をなして設けられかつ互いに無関係
に制御されて圧力を受ける多数のピストン−シリンダ装
置のピストンにより支持されている、板片を曲げる装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】板片を曲げるため、可動曲げ雄型と雌型
保持体内に設けられる曲げ雌型とを持つ曲げプレスが使
用され、その際生ずる高い動作圧力のため曲げプレスが
重い構造となる。しかしプレス架台の撓みのため加工工
具の撓みを防止できないことがわかつた。このような撓
みは当然曲げ過程の精度を低下させるので、撓みを防止
するか又は補償していた。出願人は加工台の使用を提案
したが、その台板を支持する支持素子が、底部中で垂直
に移動可能で油クッション上に載つて支持されている。
このような曲げプレスを更に完全なものとするために、
雌型保持体を多数の横に列をなして設けられるピストン
−シリンダ装置上に設けた。加工すべき工作物が加工台
の利用可能な長さより短い場合、工作物が両端で強くプ
レスされすぎ、そこに不精確な部分が生ずる。曲げプレ
スにおいて、弾性可撓的に保持される工具自体又はその
支持片が多数の部分素子から形成され、これらの部分素
子が互いに無関係に垂直移動可能に設けられていると、
もつと精密な加工が可能になる。荷重がかかると、工作
物が直接又は間接に載つている部分素子だけが、弾性座
の方へ移動される。このような曲げプレスでは、雌型保
持体が横に列をなして設けられる多数のピストン−シリ
ンダ装置上に載つており、曲げ雌型が調節可能な雌型底
を持つており、従つて雌型底の調節により任意の曲げ角
に調節可能であると、有利である。
【0003】更に下又は上の側壁に垂直に取付けられて
曲げプレスの全長にわたつて分布される複数の液圧支持
シリンダのピストンにより上又は下の工具を支持するよ
うに、曲げプレスを構成することも既に提案された。支
持シリンダは閉じた液圧系統に接続されている。
【0004】しかしこの構成はいくつかの欠点を持つて
いる。特に種々の曲げ角を持つ精密曲げは容易には可能
でない。加工すべき板片が曲げ雄型又は曲げ雌型より短
いと、曲げ過程の安定性が危険にさらされ、片側荷重が
生ずる。
【0005】更に従来の曲げプレスは、雌型を載せる台
と、曲げ雄型を取付けられるラムとを持つている。ラム
は、その両端の範囲でこれに作用する2つの液圧駆動ピ
ストン−シリンダ装置により駆動される。曲げられる板
片は雌型と雄型との間へ挿入されるが、曲げプレスの動
作幅より著しく小さい幅を持つている場合、駆動ピスト
ン−シリンダ装置からラムへの力の導入はその両端の範
囲で行なわれるので、ラム(又は雄型)は曲げ過程中に
撓む。その結果板片の曲げは不精確になる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、曲げ
るべき板片が曲げ雄型又は曲げ雌型より著しく短くて
も、種々の曲げ角で精確な曲げを可能にすることであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本考案によれば、ラムの両端で保持片に調節可能なスト
ツパが支持され、これらのストツパが雌型底に同期して
可動な対向ストッパと共同作用して、板片のない範囲に
存在する空隙に架橋する。
【0008】
【考案の効果】こうして本考案によれば、曲げ雌型又は
曲げ雄型の両端の範囲において、これら両者の間の空隙
に架橋するので、曲げプレスが安定化され、極めて短い
板片も、片側へずれたり不安定性を生ずることなく、高
い精度で曲げることができる。更に本考案により、板片
は一定の圧力で連続的に雌型底へ押付けられる。こうし
て板片の全長にわたつて一定な曲げ角が保証され、しか
も板片長が曲げ雄型の長さに等しいか又はこれより短い
かに関係なく保証される。板片の板の品質又は機械的及
び強度性質の局部的な不均一性を補償するためにのみ、
ピストン−シリンダ装置の圧力が変化される。
【0009】
【実施例】板片を曲げるため、全体を1で示す曲げプレ
スが用いられ、曲げ雄型3を備えた液圧操作ラム2を持
つている。曲げ雄型3は1つの部分であるか又は個々の
部分4から構成されている。部分4を加えるか又は除く
ことによつて、曲げ雄型の長さを変えることができる。
曲げ雄型3と共同作用する曲げ雌型5は雌型保持体6に
設けられて、図4に関して後述するように、高さ調節可
能で同様に個々の部分から成る雌型底を持つている。こ
の構成では、後述するように個々に又は一緒に操作可能
で横に並ぶ多数のピストン−シリンダ装置7上に載つて
いる。
【0010】図1に概略的に示す構成によれは、曲げ雄
型3と曲げ雌型5との間に、ラム2の長さに比較して非
常に幅の狭い板片8がある。板片8の厚さは数mmしか
ないが、問題の説明のため図面には誇張して示してあ
る。板片8の下には2つのピストン−シリンダ装置7
a,7bがある。
【0011】板片8を加工するため、曲げ過程の前にピ
ストン−シリンダ装置7は曲げに必要なエアベンド力よ
り大きい圧力を供給される。ここでエアベンド力とは、
まず雌型5上に平らに載つて雌型5へ押込まれる板片の
変形に必要な力を意味する。このエアベンド力は、板片
8が雌型5の雌型底へ接するまで板片を変形(エアベン
ド)するのに必要なプレス圧力である。曲げ雌型の高さ
調節可能な雌型底は予め曲げに応じて設定され、この設
定は公知のように調節可能な楔によつて行なうことがで
きる。
【0012】エアベンドの終了後、板片8の曲げ稜が曲
げ雌型5の雌型底に当たると、ピストシ−シリンダ装置
7により生ずる抵抗のためプレス圧力が高められるの
で、板片8の下にあるピストン−シリンダ装置7a及び
7bは押戻される。板片8の曲げは、曲げ雄型3の稜の
弾性線に沿つて均一な圧力で行なわれる。
【0013】前述したように、板片8が曲げ雄型3及び
曲げ雌型5より非常に幅狭いと、板片8の曲げ稜が曲げ
雌型5の雌型底へ当たる際、板片8の範囲外に空隙が残
り、曲げ雄型3へ抵抗が及ぼされないので、不安定な状
態が生ずる。この欠点に対応するため、図1の構成によ
れば、曲げ雌型5の雌型底がその両端5′で板厚hだけ
高くされる。それにより雌型5の両端における空隙が架
橋され、曲げ雄型3が安定に支持される。雌型5の両端
で部分を高くすることは、調節ねじ軸により操作可能な
別々の図示しない楔により行なわれる。これらのねじ軸
を電動機で駆動し、精確に設定するのがよい。この装置
については更に後述する。
【0014】別の可能性が図2からわかる。ここで再び
曲げ雌型は5で示され、雌型保持体は6で示されてい
る。例えば図1に示す板片と同じ板片8を加工するた
め、図1について説明したのと同じような過程がとられ
るが、曲げ雄型3を安定化するため、雄型の両外端の部
分4a及び4bは板厚hだけ下方へ移動されている。
【0015】別の可能性が図3に示され、ここでは曲げ
プレスのラム2の両端にそれぞれストッパとしてのねじ
軸9が設けられて、ラム2に取付けられた保持片10内
でそれぞれ調節可能である。ねじ軸9の下で雌型保持体
6に、それぞれ対向ストッパとしてのストッパ10′が
雌型底に同期して可動に設けられている。板片の曲げ稜
が曲げ雌型の雌型底へ当たると同時に、ラム2の両外端
にあるストッパとしてのねじ軸9も対向ストッパ10′
へ当たるが、これらの対向ストツパ10′が両外端にあ
るピストン−シリンダ装置に結合されているので、これ
らのピストン−シリンダ装置も押戻される。これらのス
トッパ10′と共同作用するねじ軸9は、板厚hに相当
する高さを持つ空隙11′が雄型3の両端に残るように
設定される。
【0016】いずれの場合も、板片8の範囲外にある他
のピストン−シリンダ装置は圧力を除かれる。
【0017】ピストン−シリンダ装置7のピストンがま
ず圧力なしで下死点位置又は上死点位置に保持される
と、同じ作用が得られる。曲げ雄型3により板片8のエ
アベンドが行なわれた後、曲げ雄型3が雌型底へ達する
前にその運動を停止され、ピストン−シリンダ装置7の
ピストンが圧力を受ける。一定の圧力を受けて曲げ雌型
の雌型底は板片8へ押付けられ、それにより板片が完全
に成形される。この場合も、幅の狭い板片であると、前
述した安定化手段をとることが必要である。
【0018】曲げるべき板片の品質が不均一であると、
曲ぐ稜に沿う曲げは一定の圧力では行なわれず、異なる
圧力を供給されるピストン−シリンダ装置が使用され
る。この手段により板組織における前述した不均一性を
補償することができる。
【0019】図4には、曲げ雌型及びその保持体の構成
がピストン−シリンダ装置と共に詳細に示されている。
ここで図の面に対して直角にプレス全体にわたつて延び
る定置担板11上に、密に横に並ぶ多数のピストン−シ
リンダ装置が設けられて、段付きピストン13,14を
収容するシリンダ12をそれぞれ持つている。ピストン
部分13は通常のようにシリンダ12に案内され、ピス
トン部分13より直径の小さいピストン部分14は、環
状に形成されて密封環16を持つ蓋15内に案内されて
いる。蓋15は更に下方へ突く環状突起17を持ち、こ
の環状突起がシリンダ12の内部へ延びて、その縁1
7′によりピストン部分13の上死点位置用ストッパを
形成している。下の行程限定部は担板11の上面11a
である。こうしてピストン行程Hが残る。
【0020】定置担板11には圧力通路18が設けられ
て、圧力源に接続されている。圧力管路19が通路18
から三方弁20へ通じ、この三方弁が一方の位置で管路
19を管路21に接続し、他方の位置で管路21を戻り
通路24に接続する。管路21はピストン部分13より
下の空間23へ通じ、管路22は戻り通路24への戻り
管路である。
【0021】ピストン−シリンダ装置より上に共通な台
板25が設けられて、横に並んで設けられる種々のピス
トン−シリンダ装置上しかもピストン部分14の上面1
4′上に載つて、雌型保持体26の支持に役立つ。この
雌型保持体内に曲げ雌型27が設けられて、高さ調節可
能な雌型底28を持つている。雌型底28はなるべくピ
ン状挿入片29から成り、雄型保持体26内に収容され
て、上部が雌型27の溝又は切欠き27へ突出してい
る。この挿入片29の下端は担体30の上面に載り、楔
31によりこの担体の高さを調節することができる。こ
の楔調節のため、調整機構33を持つねじ軸32が用い
られる。雌型27は調節楔と共に雌型保持体26に収容
され、一方雌型保持体は締付け機構34により台板25
上に取付けられている。
【0022】別の構成によれば、雌型保持体26は水平
面内で移動可能かつ設定可能なので、雌型保持体26の
移動によつて、図4には示してないラム2に対して雌型
27を移動することができる。移動のため図示しないね
じ軸を設けることができる。
【0023】雌型27の両端にある雌型底28の部分を
上方へ移動させて、板厚により生ずる空隙に架橋するこ
とができるようにするため、前述したように付加的な楔
装置35があつて、ねじ軸36及び電動機37により操
作される。この楔装置35は、図の面に対して直角に延
びる雌型27の両端にあるピン状挿入片29へのみ作用
する。同じようにして、曲げ雄型の両端にある部分を下
げるのに楔装置を使用することも可能である。この楔装
置は前述した楔装置と同じように構成されているが、図
4には示してない。
【0024】段付きピストン13,14へ圧力を加える
ために、三方弁20により圧力管路19が、空間23へ
開口する管路21に接続される。段付きピストン13,
14は図4に示す上の終端位置にある。その際ピストン
部分13の肩部13′は突起17の環状面17′に当た
つている。段付きピストン13,14へ作用する空間3
7内の圧力は、曲げに必要なエアベンド力より少し大き
いので、ピストン13,14はエアベンド中図示した上
死点位面に留まる。曲げ雄型が雌型底28へ当たると、
曲げるべき板片の下にあるピストン13,14が押戻さ
れる。曲げるべき板片が雌型より短いと、雌型の両端で
前述した安定化が有効になる。その際図示しない曲げ雄
型の両端は、補償のために設けられるストッパへ当た
る。対応する個所で雌型底28の部分が高くされるか、
又はラムの部分が下げられる。こうして板片の板厚が補
償されるので、曲げプレス全体が安定に保たれる。板片
の下にない他のピストン13,14は圧力を除かれる。
【0025】初期位置でピストン13,14が圧力なし
で下死点位置にあることも可能である。曲げ雄型により
板片のエアベンドが行なわれ、その際雄型が雌型底28
へ達する前にラムが停止される。続いてピストン13,
14が圧力を受けるので、調節可能な雌型底28と共に
雌型27全体を一定の圧力で板片へ押付け、それにより
雄型の曲げ稜に沿う板片の均一な変形が行なわれる。全
動作中雌型底28は目標位置に留まる。最後に述べるべ
きこととして、各ピストン13,14は別々にかつ他の
ピストンとは無関係に圧力を受けて制御可能なことであ
る。個別制御により、局部的に圧力を増大したり減少す
ることができることによつて、曲げるべき板片の品質の
不均一性を補償することが可能である。
【0026】上述した構成では、雌型保持体が横に並ん
だ多数のピストン−シリンダ装置に載つている。しかし
横に並んだピストン−シリンダ装置により曲げ雄型又は
曲げ雄型保持体を支持することも可能である。このよう
な構成が図5に概略的にのみ示されている。ここで曲げ
プレス40は曲げ雄型41を持ち、この曲げ雄型は曲げ
雄型保持体42に支持されている。曲げプレスのラム4
3には、曲げ雄型保持体42がピストン−シリンダ装置
44により押付けられている。ピストン−シリンダ装置
44の構成は前述した構成と同じである。雄型保持体4
2の両端の側方において、それぞれ1つのピストン−シ
リンダ装置44″が保持腕42′に設けられている。
【0027】曲げ雄型41と共同動作する曲げ雌型46
は、台48上の雌型保持体47内に設けられている。曲
げ雌型46の両端には、それぞれ1つの対向ストツパと
してのねじ軸45を調節可能に支持する保持片49が設
けられ、ねじ軸はそれぞれストツパとしてのピストン−
シリンダ装置44″の運動軌道中に延びている。保持片
49は、雌型46の両外端にあつて高さ調節可能な雌型
底に同期して調節される。
【0028】この高さ調節可能な雌型底は図5に50で
示され、図6、図7及び図8に詳細に示されている。こ
の目的のため個々のピン51があつて、雌型46の対応
する穴に挿入されている。ピン51の上端は、一緒にな
つて雌型底の滑らかな表面を形成するなるべく四角形の
頭部52を持つている。図5に示す初期位置では、すべ
てのピン51が同じ高さ位置をとり、それらのピン51
は平らな雌型底50を規定している。一緒又は個々に調
節可能な楔54により、ピン51が高さを調節可能であ
る。図8は図7を矢印Pの方向に見た図を示し、楔54
が横方向にピン51の下端の下へ移動可能で、雌型底の
高さ調節を行なう。図6及び図7に示すように、両外端
のピン51の頭部52が他の頭部52より高い位置をと
つている。これらのピン51に同期して保持片49が調
節される。
【0029】曲げ過程の開始前に、まず曲げ雌型46の
調節可能な雌型底50が、曲げ角に精確に対応して高さ
を設定される。エアベンドのため曲げ雄型41が下降さ
れ、ピストシ−シリンダ装置44はエアベンドに必要な
圧力より大きい圧力を持つている。曲げ雄型41の下降
の際、ストツパとして作用する両外端のピストン−シリ
ンダ装置44″は、精確に設定されたねじ軸45の上端
へ当たる。この瞬間にエアベンドが終了し、板片53の
曲げ稜は雌型底50へ当たり、その際板片53の範囲に
あるピストン−シリンダ装置44のピストン及び両外端
のピストン−シリンダ装置44″のピストンは押戻され
る。
【0030】別の可能性は、エアベンド中ピストン−シ
リンダ装置44が圧力なしで上死点位置に保持され、そ
れから曲げ雄型41が雌型底へ達する前に停止されるこ
とである。続いて板片53より上にあるピストン−シリ
ンダ装置44のピストン及び両外端のピストン−シリン
ダ装置44″のピストンが圧力を受けるので、曲げ雄型
41を一定の圧力で曲げ稜又はストツパ49へ押付け
る。
【0031】変形例が図6及び図7に示されている。こ
れら両方の構成では、ストツパもねじ軸もない。その代
りに両外端のピストン−シリンダ装置の範囲にある雌型
底50が、板片53の板厚だけ高くされている。この位
置が図6に示され、図7に拡大して示されている。該当
個所における雌型底を高くすることは、両外端のピン5
1の下にある楔54を移動することによつて行なわれ
る。
【0032】最後に述べた装置が少し詳細に図9に示さ
れている。この図において図4に既に示した部分には同
じ符号をつけてある。
【0033】図示した曲げプレスは雌型底28を調節可
能な曲げ雌型27を持ち、この雌型底にあるピン状挿入
片29が担体30上に載り、横に延びて調整機構33を
持つねじ軸32により楔装置31を介して担体30が調
節可能である。これらの部分は雌型保持体26に設けら
れ、既に述べたようにこの雌型保持体にある付加的な楔
装置35が、電動機37を持つねじ軸により操作可能で
ある。雌型保持体26を曲げプレスの台56に取付ける
ため、2つの締付け機構34が用いられる。
【0034】曲げ雌型27と共同作用する曲げ雄型41
は、取付け装置56により曲げ雄型保持体42に固定さ
れている。この曲げ雄型保持体はピストン13,14の
ピストン部分14に設けられている。曲げプレスのラム
2は担板11を持ち、この担板に多数のシリンダ12が
横に並んで設けられている。各シリンダ12内には段付
きピストン13,14が案内されて、曲げ雄型41を持
つ雄型保持体42を支持している。
【0035】この曲げプレスの作用は、図5ないし図8
について既に詳細に説明した。ストツパ又はねじ軸保持
片と調節可能な雌型底との同期調節については示してな
いが、液圧によるか又は機械的又は電気的に行なうこと
ができ、従来技術に属するので、これ以上の説明を省略
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】板片を曲げるための曲げプレスの概略正面図で
ある。
【図2】板片を曲げるための別の曲げプレスの概略正面
図である。
【図3】板片を曲げるための更に別の曲げプレスの概略
正面図である。
【図4】雌型を持つ雌型保持体及びその下に設けられる
ピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
【図5】曲げプレスの別の構成の概略正面図である。
【図6】雌型の調節可能な雌型底の正面図である。
【図7】図6の詳細を示す拡大図である。
【図8】図7を矢印Pの方向に見た図である。
【図9】雌型を持つ雌型保持体及びその上に設けられる
雄型及びピストン−シリンダ装置の垂直断面図である。
【符号の説明】
4 雄型部分 5 曲げ雌型 8,53 板片 9 ストツパ 10 保持片 10′ 対向ストツパ 11′ 空隙 14 ピストン 25 板 26,47 雌型保持体 28,50 雌型底 41 曲げ雄型 42 雄型保持体 43 ラム 52 雌型底部分

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型保持体に支持されかつラムにより操
    作可能で複数の雄型部分から成る曲げ雄型と、雌型保持
    体内に設けられかつ同様に複数の雌型底部分から成る高
    さ調節可能な雌型底を持つ曲げ雌型とを含み、雌型保持
    体又は雄型保持体が、直接に又は板を介して間接に、横
    に列をなして設けられかつ互いに無関係に制御されて圧
    力を受ける多数のピストン−シリンダ装置のピストンに
    より支持されているものにおいて、ラムの両端で保持片
    に調節可能なストツパが支持され、これらのストツパが
    雌型底に同期して可動な対向ストツパと共同作用して、
    板片のない範囲に存在する空隙に架橋することを特徴と
    する、板片を曲げる装置。
  2. 【請求項2】 曲げ雌型の両端にあつて雌型底に同期し
    て高さ調節可能な保持片に、対向ストツパが調節可能に
    支持されて、曲げ雄型保持体の両端の側方にそれぞれ保
    持腕を介して設けられるストツパとしてのピストン−シ
    リンダ装置へ当たることができることを特徴とする、請
    求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 ラムの両端にあつて板片の厚さに相当す
    る空隙に架橋するために、ストツパ又は対向ストツパが
    調節可能なねじ軸として構成されていることを特徴とす
    る、請求項2に記載の装置。
JP1995009029U 1988-11-21 1995-07-26 板片を曲げる装置 Expired - Lifetime JP2518512Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0284288A AT392023B (de) 1988-11-21 1988-11-21 Verfahren zum biegen von blechstuecken
AT2842/88 1988-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08537U JPH08537U (ja) 1996-03-26
JP2518512Y2 true JP2518512Y2 (ja) 1996-11-27

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ID=3541164

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