JPH085273B2 - 電話番号索引器 - Google Patents
電話番号索引器Info
- Publication number
- JPH085273B2 JPH085273B2 JP62179266A JP17926687A JPH085273B2 JP H085273 B2 JPH085273 B2 JP H085273B2 JP 62179266 A JP62179266 A JP 62179266A JP 17926687 A JP17926687 A JP 17926687A JP H085273 B2 JPH085273 B2 JP H085273B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- card
- index
- indexer
- telephone number
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42F—SHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
- B42F17/00—Card-filing arrangements, e.g. card indexes or catalogues or filing cabinets
- B42F17/34—Card-filing arrangements, e.g. card indexes or catalogues or filing cabinets with card selection means, e.g. telephone number list finders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B42—BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
- B42F—SHEETS TEMPORARILY ATTACHED TOGETHER; FILING APPLIANCES; FILE CARDS; INDEXING
- B42F17/00—Card-filing arrangements, e.g. card indexes or catalogues or filing cabinets
- B42F17/34—Card-filing arrangements, e.g. card indexes or catalogues or filing cabinets with card selection means, e.g. telephone number list finders
- B42F17/343—Card-filing arrangements, e.g. card indexes or catalogues or filing cabinets with card selection means, e.g. telephone number list finders with sliding movement of selected cards
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
- Drawers Of Furniture (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カバー部と、複数の選択キー及び予め張力
を付与されたスプリングの作用下にあり、前部に形成さ
れた選択標示部を有する複数の索引カードの積重ねを受
容するためのロック装置によって閉鎖せしめられ得る引
出しを備えていて、これによりカード抑制ピンが選択キ
ーによって操作されたときカード抑制ピンは、選択され
た索引カード及びその下側にある索引カードと共に引出
しを引き出した際各索引カードの選択標示部と係合する
ようになっているベース部とを有するハウジングと、引
出しを引き出した際選択された索引カード及びその下層
の索引カードと係合するための引出し底部のドライバ
と、引出しに対するロック装置を解除するための選択キ
ーによって操作可能な装置とからなる、索引カード選択
装置を備えた電話番号索引器に関するものである。
を付与されたスプリングの作用下にあり、前部に形成さ
れた選択標示部を有する複数の索引カードの積重ねを受
容するためのロック装置によって閉鎖せしめられ得る引
出しを備えていて、これによりカード抑制ピンが選択キ
ーによって操作されたときカード抑制ピンは、選択され
た索引カード及びその下側にある索引カードと共に引出
しを引き出した際各索引カードの選択標示部と係合する
ようになっているベース部とを有するハウジングと、引
出しを引き出した際選択された索引カード及びその下層
の索引カードと係合するための引出し底部のドライバ
と、引出しに対するロック装置を解除するための選択キ
ーによって操作可能な装置とからなる、索引カード選択
装置を備えた電話番号索引器に関するものである。
この種選択装置を備えた電話番号索引器の種々の構造
が知られている。これら索引器は、ばらばらな索引カー
ドの積重ねを受容するハウジングと、その操作により所
望のカード選択を可能ならしめる相応して銘記されたフ
ィンガーキーを有するキーボードとからなっている。連
続的な参照を目的とする任意的な指示や記録が索引カー
ド上にアルファベット順に現われ得る。
が知られている。これら索引器は、ばらばらな索引カー
ドの積重ねを受容するハウジングと、その操作により所
望のカード選択を可能ならしめる相応して銘記されたフ
ィンガーキーを有するキーボードとからなっている。連
続的な参照を目的とする任意的な指示や記録が索引カー
ド上にアルファベット順に現われ得る。
押出しスプリングの作用下にある引出しを有してい
て、索引カードを受容するためにボルトによって閉鎖さ
れ、引出しを非ロック状態にすると共に押出しスプリン
グによって押下げられた非ロック状態にある引出しを介
してセットキーによって選択された索引カードを解除す
るための装置を備えたハウジングからなる電話番号索引
器が知られている。
て、索引カードを受容するためにボルトによって閉鎖さ
れ、引出しを非ロック状態にすると共に押出しスプリン
グによって押下げられた非ロック状態にある引出しを介
してセットキーによって選択された索引カードを解除す
るための装置を備えたハウジングからなる電話番号索引
器が知られている。
更に、ドイツ特許第2306961号には、ハウジング内に
収納された多数のカードのうちの一枚を選択するための
装置が開示されているが、該カードは、キーの押圧力に
よって選択され、引出し内で水平に積み重ねられ、さら
にハウジングの前壁の開口に整列せしめられると共に、
閉鎖状態にあるハウジング内へ及び開放状態にあるハウ
ジングから水平方向に摺動可能であって、該開放状態に
おいてこれらカードは予め付与された緊張力に対してロ
ックせしめられる。このために締結手段がクリップ部材
と共に設けられるが、このクリップ部材は、ハウジング
内に移動可能に取り付けられ且つ予め引張状態にせしめ
られると共に引出しに設けられた切欠きと係合する。さ
らにキーレバーが各カード毎に設けられると共に該レバ
ーはハウジング内に回動可能に取り付けられたロッドを
有していて、その一端は、ハウジングの外部に配設され
た手動操作式のキーを担持し、またレバーの他端には一
方で該キーを操作した際クリップ部材を引出しから解き
放すための肩部が設けられると共に、該他端は他方でキ
ーを押し下げた際このキーと連動するカードの上側に配
置されたすべてのカードが引出しと共にその移動を妨げ
られるように整列された凹部を有するカードと共働する
肩部を有し、かくして選択されたカード及びその下のす
べてのカードが引出しと共に引き出され得る。かかる周
知の電話番号索引器において、カードの数に対応する数
のカードドライバもしくはドッグが引出しに回動可能に
枢支され、また該引出しは、キーとは反対側のキーレバ
ー端に位置づけられた肩部によって、対応するキーを押
し下げた際選択された及び下にあるカードの後端部上の
係合位置まで移動され得、一方またカードと協働する肩
部は、選択されたカードの上側に配置されたすべてのカ
ードの移動を阻止すべく同時にそれらの凹部と係合す
る。
収納された多数のカードのうちの一枚を選択するための
装置が開示されているが、該カードは、キーの押圧力に
よって選択され、引出し内で水平に積み重ねられ、さら
にハウジングの前壁の開口に整列せしめられると共に、
閉鎖状態にあるハウジング内へ及び開放状態にあるハウ
ジングから水平方向に摺動可能であって、該開放状態に
おいてこれらカードは予め付与された緊張力に対してロ
ックせしめられる。このために締結手段がクリップ部材
と共に設けられるが、このクリップ部材は、ハウジング
内に移動可能に取り付けられ且つ予め引張状態にせしめ
られると共に引出しに設けられた切欠きと係合する。さ
らにキーレバーが各カード毎に設けられると共に該レバ
ーはハウジング内に回動可能に取り付けられたロッドを
有していて、その一端は、ハウジングの外部に配設され
た手動操作式のキーを担持し、またレバーの他端には一
方で該キーを操作した際クリップ部材を引出しから解き
放すための肩部が設けられると共に、該他端は他方でキ
ーを押し下げた際このキーと連動するカードの上側に配
置されたすべてのカードが引出しと共にその移動を妨げ
られるように整列された凹部を有するカードと共働する
肩部を有し、かくして選択されたカード及びその下のす
べてのカードが引出しと共に引き出され得る。かかる周
知の電話番号索引器において、カードの数に対応する数
のカードドライバもしくはドッグが引出しに回動可能に
枢支され、また該引出しは、キーとは反対側のキーレバ
ー端に位置づけられた肩部によって、対応するキーを押
し下げた際選択された及び下にあるカードの後端部上の
係合位置まで移動され得、一方またカードと協働する肩
部は、選択されたカードの上側に配置されたすべてのカ
ードの移動を阻止すべく同時にそれらの凹部と係合す
る。
フランス特許第569217号により開示された他の電話番
号索引器では、選択されたカードの上側に配置されたカ
ードは、特定のキーを押し下げた際連動されたキーレバ
ーの肩部によって係合せしめられ且つ選択されたカード
の後縁上へ持ち上げられ、これにより該上側に配置され
たカードはその凹部と共にハウジングカバーの支持突起
を越えて案内せしめられる。この突起は持ち上げられた
カードを固定し、これとともに引出しの底部で自由状態
になっている残りのカードが、外方へ向って移動する引
出しによって通り抜けられ、このために引出しの底部の
突起によってカードの後縁に固定される。キーの押下げ
を開放するとキーレバーのロッドは即座に元位置まで回
動せしめられ、これによりその凹部と共に持ち上げられ
ていたカードはハウジングカバーの支持突起から再び自
由になる。この構造では、二つの腕を備えた選択レバー
が一方の腕の端部に操作用キーを有し、また他方の端部
に装置の前方方向に曲げられた部分を有しており、該部
分は選択されたカードの上側に配置されたカードの積重
ねの下に係合すると共にこのカードの積重ねを持ち上
げ、また同時に上側ハウジングカバーの内壁に成形され
た支持用突出部は、後部レバーアームの開口または持ち
上げられたカードの積重ねの整合された開口を介して及
び上記湾曲部において溝状の開口と係合する。かかる構
造により、選択されたカードの上側に配置された選択さ
れないカードが、選択されたカード及びその下に配置さ
れたカードを引き出した際引っこめられていることを確
実ならしめる。この電話番号索引器はまた、クリップ部
材と共に作動し、このクリップ部材は、対応する選択レ
バーが操作されたとき後部レバーに成形された肩部との
効果的な係合状態にならしめられ得る。このクリップ部
材によって引出しに対する拘束作用は解除され、これに
より選択されたカード及びその下に配置されたカードの
積重ねを伴って引出しが引き出され得る。
号索引器では、選択されたカードの上側に配置されたカ
ードは、特定のキーを押し下げた際連動されたキーレバ
ーの肩部によって係合せしめられ且つ選択されたカード
の後縁上へ持ち上げられ、これにより該上側に配置され
たカードはその凹部と共にハウジングカバーの支持突起
を越えて案内せしめられる。この突起は持ち上げられた
カードを固定し、これとともに引出しの底部で自由状態
になっている残りのカードが、外方へ向って移動する引
出しによって通り抜けられ、このために引出しの底部の
突起によってカードの後縁に固定される。キーの押下げ
を開放するとキーレバーのロッドは即座に元位置まで回
動せしめられ、これによりその凹部と共に持ち上げられ
ていたカードはハウジングカバーの支持突起から再び自
由になる。この構造では、二つの腕を備えた選択レバー
が一方の腕の端部に操作用キーを有し、また他方の端部
に装置の前方方向に曲げられた部分を有しており、該部
分は選択されたカードの上側に配置されたカードの積重
ねの下に係合すると共にこのカードの積重ねを持ち上
げ、また同時に上側ハウジングカバーの内壁に成形され
た支持用突出部は、後部レバーアームの開口または持ち
上げられたカードの積重ねの整合された開口を介して及
び上記湾曲部において溝状の開口と係合する。かかる構
造により、選択されたカードの上側に配置された選択さ
れないカードが、選択されたカード及びその下に配置さ
れたカードを引き出した際引っこめられていることを確
実ならしめる。この電話番号索引器はまた、クリップ部
材と共に作動し、このクリップ部材は、対応する選択レ
バーが操作されたとき後部レバーに成形された肩部との
効果的な係合状態にならしめられ得る。このクリップ部
材によって引出しに対する拘束作用は解除され、これに
より選択されたカード及びその下に配置されたカードの
積重ねを伴って引出しが引き出され得る。
米国特許第3818632号により開示された電話番号索引
器では、各回動レバーのカード抑制ピンは、選択キーに
向って延在する脚及びその端部に成形された垂直で上方
を向いたバーを伴って回動レバーの端部に成形されたほ
ぼU字状をなす部分を有し、該ピンは、回動レバーを作
動せしめた際、索引カードの開口もしくは凹部とその下
から係合する。この索引器ではさらに、引き出されるべ
き選択されたカードの上側の索引カードが完全に抑止さ
れるのを確実ならしめるために抑制ピンと協働する分離
手段が設けられている。
器では、各回動レバーのカード抑制ピンは、選択キーに
向って延在する脚及びその端部に成形された垂直で上方
を向いたバーを伴って回動レバーの端部に成形されたほ
ぼU字状をなす部分を有し、該ピンは、回動レバーを作
動せしめた際、索引カードの開口もしくは凹部とその下
から係合する。この索引器ではさらに、引き出されるべ
き選択されたカードの上側の索引カードが完全に抑止さ
れるのを確実ならしめるために抑制ピンと協働する分離
手段が設けられている。
ドイツ特許第2741138号には、連続して並列され且つ
上に載せられた複数のキーと開口と共にその後端部にお
いて選択突縁を有する索引カードの積重ねをその内部に
収納し、圧縮スプリングの作用下にあり且つロック手段
によって閉鎖可能な引出しとを備えていて、これにより
選択突縁は、各々の場合一つの開口を担持する特定の選
択突縁によって、横たわっているカードまで、両側間に
亘って形成された第一の開口を以ってカードから段階的
に伸ばされるようになっている、カバー部及びベース部
を有するハウジングからなる選択装置を備えた電話番号
索引器が開示されている。各選択キーは回動レバーの一
端に固定され、該レバーはその他端においてカード抑制
ピンを担持するが、この抑制ピンは選択キーに向って方
向づけられた脚と、回動レバーを操作した際、索引カー
ドの開口もしくは凹部と下から係合する、該脚の端部に
おいて垂直で上方を向いたバーとを備えた回動レバーの
端部に成形されたほぼU字状をなす部分を有している。
この回動レバーのカード抑制ピンは、選択キーを押し下
げた際、該キーと連動するカードの上に配置されたすべ
ての索引カードがその選択突縁の開口へのカード抑制ピ
ンの挿入により引出しの外部へ移動して抑止され、一
方、選択された索引カード及びその下に配置されたすべ
ての索引カードが引出しと共に引き出されるように連続
して整列され且つ索引カードと協働する。又、選択キー
の回動レバーによって操作可能な引出しのロックを解除
するための装置が設けられていて、該装置はハウジング
に枢支されたクリップ部材を有していて、このクリップ
部材のウェブが回動レバー上の回動レバー台の長手方向
に沿って横方向に延在しているが、さらに上記装置は回
動レバーの作用を受け、引出しに成形されたカムと協働
して、選択キーの操作でクリップ部材を持ち上げた際、
該クリップ部材のロック部位がカムとの係合を解除され
ることによりカードの駆動標示部と係合するための駆動
カムが設けられた引出しがスプリングの張力によって引
き出される。この電話番号索引器は次の如き特徴の組合
せによって特徴づけられる。回動レバーの選択キーは、
その第一の端部に固定された板状をなす方形のブランク
を有し、これにより連続して設けられた選択キーは各々
キーを担持する三つの回動レバーの幅に対応する幅を有
し、さらに回動レバーの後端の抑制ピンに対向する選択
キーが二つの隣接する回動レバーを右方へ突出せしめ、
また前部選択キーが二つの隣接する回動レバーを越えて
左方へ回動し、さらに中央の選択キーがその両側の回動
レバーを越えて右側及び左側へ係合するように上記連続
して設けられた選択キーは連結さている。各カード抑制
ピンの垂直で上方を向いたバーは、該ピンのU字状をな
す部分の脚に平行に延在するカムと成形された肩部を有
している。平坦な底部及びハウジングの前壁に設けられ
た引出しの引出し用の開口を閉ざす前端壁もしくは板片
を有する引出しは、ハウジング内に引き込まれたときそ
の後側及び両側が開くと共に回動レバーの端部のU字状
の部分の長さに対応した長さを有する抑制ピンの数に対
応する数の溝状凹部がその後縁部に設けられている。二
つの引出し側壁が引出しの平坦な底部の両側の二つの壁
によって形成され、また該側壁はハウジングカバーの内
壁の上に成形される。回動レバーを案内するために、各
回動レバーはカード抑制ピンを支持する端部において鉛
直に方向づけられた溝状開口が設けられ、該開口とはハ
ウジングカバーの内壁面に成形されたカムが係合し、さ
らに該カムは開口に案内される。
上に載せられた複数のキーと開口と共にその後端部にお
いて選択突縁を有する索引カードの積重ねをその内部に
収納し、圧縮スプリングの作用下にあり且つロック手段
によって閉鎖可能な引出しとを備えていて、これにより
選択突縁は、各々の場合一つの開口を担持する特定の選
択突縁によって、横たわっているカードまで、両側間に
亘って形成された第一の開口を以ってカードから段階的
に伸ばされるようになっている、カバー部及びベース部
を有するハウジングからなる選択装置を備えた電話番号
索引器が開示されている。各選択キーは回動レバーの一
端に固定され、該レバーはその他端においてカード抑制
ピンを担持するが、この抑制ピンは選択キーに向って方
向づけられた脚と、回動レバーを操作した際、索引カー
ドの開口もしくは凹部と下から係合する、該脚の端部に
おいて垂直で上方を向いたバーとを備えた回動レバーの
端部に成形されたほぼU字状をなす部分を有している。
この回動レバーのカード抑制ピンは、選択キーを押し下
げた際、該キーと連動するカードの上に配置されたすべ
ての索引カードがその選択突縁の開口へのカード抑制ピ
ンの挿入により引出しの外部へ移動して抑止され、一
方、選択された索引カード及びその下に配置されたすべ
ての索引カードが引出しと共に引き出されるように連続
して整列され且つ索引カードと協働する。又、選択キー
の回動レバーによって操作可能な引出しのロックを解除
するための装置が設けられていて、該装置はハウジング
に枢支されたクリップ部材を有していて、このクリップ
部材のウェブが回動レバー上の回動レバー台の長手方向
に沿って横方向に延在しているが、さらに上記装置は回
動レバーの作用を受け、引出しに成形されたカムと協働
して、選択キーの操作でクリップ部材を持ち上げた際、
該クリップ部材のロック部位がカムとの係合を解除され
ることによりカードの駆動標示部と係合するための駆動
カムが設けられた引出しがスプリングの張力によって引
き出される。この電話番号索引器は次の如き特徴の組合
せによって特徴づけられる。回動レバーの選択キーは、
その第一の端部に固定された板状をなす方形のブランク
を有し、これにより連続して設けられた選択キーは各々
キーを担持する三つの回動レバーの幅に対応する幅を有
し、さらに回動レバーの後端の抑制ピンに対向する選択
キーが二つの隣接する回動レバーを右方へ突出せしめ、
また前部選択キーが二つの隣接する回動レバーを越えて
左方へ回動し、さらに中央の選択キーがその両側の回動
レバーを越えて右側及び左側へ係合するように上記連続
して設けられた選択キーは連結さている。各カード抑制
ピンの垂直で上方を向いたバーは、該ピンのU字状をな
す部分の脚に平行に延在するカムと成形された肩部を有
している。平坦な底部及びハウジングの前壁に設けられ
た引出しの引出し用の開口を閉ざす前端壁もしくは板片
を有する引出しは、ハウジング内に引き込まれたときそ
の後側及び両側が開くと共に回動レバーの端部のU字状
の部分の長さに対応した長さを有する抑制ピンの数に対
応する数の溝状凹部がその後縁部に設けられている。二
つの引出し側壁が引出しの平坦な底部の両側の二つの壁
によって形成され、また該側壁はハウジングカバーの内
壁の上に成形される。回動レバーを案内するために、各
回動レバーはカード抑制ピンを支持する端部において鉛
直に方向づけられた溝状開口が設けられ、該開口とはハ
ウジングカバーの内壁面に成形されたカムが係合し、さ
らに該カムは開口に案内される。
一般に、電話番号索引器の従来の選択装置は、キーレ
バーの数が選択キーの数に対応し、またこれらレバーは
索引カードの選択をなし得るようにカード抑制ピンを担
持するため極めて複雑な構造を有すると言われている。
これに加え、従来の電話索引器は多くの構成部材から成
り、このため索引器の組立は作業集約型で高コストなも
のとなっている。選択キーを操作した際、選択された索
引カード及びその下のカードと共に引出しを引き出して
選択されない索引カードがハウジング内に確実に留まる
ようにするために、各カードにはカード抑制ピンと係合
する穴状開口が設けられている。かか電話番号索引器が
頻繁に使用されると、この穴状開口は変形せしめられて
ゆく。即ち、該開口の縁部は損傷もしくは切損せしめら
れ、その結果、誤動作が続発する。さらに加えて、駆動
標示部が索引カードに形成され、これらは通常、穴もし
くは長穴状開口形式であり、このため引出しの底部に成
形された駆動カムは該開口と係合し、また引出しを引き
出した際、選択された索引カード及び下側の索引カード
は引出しと係合し及びその内に収納される。索引カード
のこれらの駆動標示部もまた損傷せしめられ得る。
バーの数が選択キーの数に対応し、またこれらレバーは
索引カードの選択をなし得るようにカード抑制ピンを担
持するため極めて複雑な構造を有すると言われている。
これに加え、従来の電話索引器は多くの構成部材から成
り、このため索引器の組立は作業集約型で高コストなも
のとなっている。選択キーを操作した際、選択された索
引カード及びその下のカードと共に引出しを引き出して
選択されない索引カードがハウジング内に確実に留まる
ようにするために、各カードにはカード抑制ピンと係合
する穴状開口が設けられている。かか電話番号索引器が
頻繁に使用されると、この穴状開口は変形せしめられて
ゆく。即ち、該開口の縁部は損傷もしくは切損せしめら
れ、その結果、誤動作が続発する。さらに加えて、駆動
標示部が索引カードに形成され、これらは通常、穴もし
くは長穴状開口形式であり、このため引出しの底部に成
形された駆動カムは該開口と係合し、また引出しを引き
出した際、選択された索引カード及び下側の索引カード
は引出しと係合し及びその内に収納される。索引カード
のこれらの駆動標示部もまた損傷せしめられ得る。
本発明の課題は極めて少ない部材から構成される電話
番号索引器を提供することであり、これにより非常に短
かい組立時間となり、また電話番号索引器の製造は極め
て低コストで行なわれる。そして、索引カードは所定の
条件で使用されなくともよく、さらに付加的なロックま
たはロック解除装置は不必要となって、索引カードの積
重ねを収容した引出しのロック及びロック解除は引出し
の位置の変化によって行なわれる。
番号索引器を提供することであり、これにより非常に短
かい組立時間となり、また電話番号索引器の製造は極め
て低コストで行なわれる。そして、索引カードは所定の
条件で使用されなくともよく、さらに付加的なロックま
たはロック解除装置は不必要となって、索引カードの積
重ねを収容した引出しのロック及びロック解除は引出し
の位置の変化によって行なわれる。
本願発明の課題は、引出しが、その前部においてスプ
リング部材もしくは磁力によってハウジングのベース部
の基板から一定の距離だけ持ち上げられたロック位置に
支持されると共に、同時にハウジングに形成されたスト
ッパによって該ハウジングのカバー上でロックが行なわ
れ、さらに各選択キーは、これを操作した際引出しの前
部で作動する解除腕及びこの解除腕と共に同時に回動す
るカード抑制ピンを有し、さらに好ましくは後方へ向い
た索引カード支持面を有していて、これにより選択キー
を押し下げると、引出しの前部は弾機性部分の弾力に抗
してベース部の基板の方向へ押し下げられると共に、同
時に解除腕によるカバー上での引出しに対するロックの
解除が行なわれ、さらにカード抑制ピンは各選択された
索引カード上まで下降せしめられ、また同時に該カード
の上側に配置された索引カードの抑止が行なわれる。
リング部材もしくは磁力によってハウジングのベース部
の基板から一定の距離だけ持ち上げられたロック位置に
支持されると共に、同時にハウジングに形成されたスト
ッパによって該ハウジングのカバー上でロックが行なわ
れ、さらに各選択キーは、これを操作した際引出しの前
部で作動する解除腕及びこの解除腕と共に同時に回動す
るカード抑制ピンを有し、さらに好ましくは後方へ向い
た索引カード支持面を有していて、これにより選択キー
を押し下げると、引出しの前部は弾機性部分の弾力に抗
してベース部の基板の方向へ押し下げられると共に、同
時に解除腕によるカバー上での引出しに対するロックの
解除が行なわれ、さらにカード抑制ピンは各選択された
索引カード上まで下降せしめられ、また同時に該カード
の上側に配置された索引カードの抑止が行なわれる。
このようにして構成された電話番号索引カードは、僅
かな数の部材のみ、主要な四つの部材、即ちスプリング
を備えたベース部とカバー部と選択キー板と所定の数だ
け索引カードを収容した引出しとから構成される。選択
キー板は、個々の索引カードの選択及び選択作動をなし
て引出しを引き出すために必要であるこれらすべての部
材を連結せしめる。少ない部材により構成した結果、電
話番号索引カードの組立は容易になり、その組立作業は
未熟練者によってさえ極めて短時間で行なわれ得る。キ
ーレバー,引出しのロック解除のための制御クリップ及
びキーレバーに対する押圧ピン等の多くの部材が不必要
になる。これに加えて引出しは選択キーを操作した際そ
の位置の変化によってロックを解除されるため特別に設
計された引出しのロック解除装置は設けられず、またこ
の引出しの位置においてキーを操作した際該引出しは弾
機性部分の弾力に抗してその前部が下降せしめられると
共にハウジングカバーの前壁の上縁に設けられた引出し
ロック手段が解除され、これによりスプリングの作用を
受ける引出しは選択カード及びその下側のカードと一緒
に引き出され得る。かかる電話番号索引器のハウジング
内の引出しのロックは極めて簡単であり、これは引出し
の前端壁の上縁に成形された停止カムによって行なわれ
るが、該カムは引出しがハウジング内へ挿入されたとき
ハウジングカバーの前壁と係合する。引出しの引出し用
の開口の上部を限定するカバーの前壁は、引出しが選択
キーの操作なしにハウジングから抜け出るのを防止す
る。ハウジングのベース部の基板に形成された弾機性の
ある部分によって引出しは持ち上げられ、その後ロック
位置に保持される。選択キーを操作すると引出しはその
前部領域が弾機性部分に向って下方に押圧され、これに
より該領域は降下せしめられ、また引出しの停止及びロ
ックカムのための移動通路が解放されるが、引出しの前
部領域の降下の結果、前端壁のロックカムが降下せしめ
られ、及びカバーの前壁縁部の下へ移動せしめられるか
らである。引き出された引出しがハウジング内に挿入さ
れるならば、引出しはその前部領域がハウジングのベー
ス部の基板上に形成された弾機性のある部分によって持
ち上げられることにより自動的にロックせしめられる。
この部分は、引出しをその引出し開始位置にロック解除
する下側位置から自動的に復帰する。
かな数の部材のみ、主要な四つの部材、即ちスプリング
を備えたベース部とカバー部と選択キー板と所定の数だ
け索引カードを収容した引出しとから構成される。選択
キー板は、個々の索引カードの選択及び選択作動をなし
て引出しを引き出すために必要であるこれらすべての部
材を連結せしめる。少ない部材により構成した結果、電
話番号索引カードの組立は容易になり、その組立作業は
未熟練者によってさえ極めて短時間で行なわれ得る。キ
ーレバー,引出しのロック解除のための制御クリップ及
びキーレバーに対する押圧ピン等の多くの部材が不必要
になる。これに加えて引出しは選択キーを操作した際そ
の位置の変化によってロックを解除されるため特別に設
計された引出しのロック解除装置は設けられず、またこ
の引出しの位置においてキーを操作した際該引出しは弾
機性部分の弾力に抗してその前部が下降せしめられると
共にハウジングカバーの前壁の上縁に設けられた引出し
ロック手段が解除され、これによりスプリングの作用を
受ける引出しは選択カード及びその下側のカードと一緒
に引き出され得る。かかる電話番号索引器のハウジング
内の引出しのロックは極めて簡単であり、これは引出し
の前端壁の上縁に成形された停止カムによって行なわれ
るが、該カムは引出しがハウジング内へ挿入されたとき
ハウジングカバーの前壁と係合する。引出しの引出し用
の開口の上部を限定するカバーの前壁は、引出しが選択
キーの操作なしにハウジングから抜け出るのを防止す
る。ハウジングのベース部の基板に形成された弾機性の
ある部分によって引出しは持ち上げられ、その後ロック
位置に保持される。選択キーを操作すると引出しはその
前部領域が弾機性部分に向って下方に押圧され、これに
より該領域は降下せしめられ、また引出しの停止及びロ
ックカムのための移動通路が解放されるが、引出しの前
部領域の降下の結果、前端壁のロックカムが降下せしめ
られ、及びカバーの前壁縁部の下へ移動せしめられるか
らである。引き出された引出しがハウジング内に挿入さ
れるならば、引出しはその前部領域がハウジングのベー
ス部の基板上に形成された弾機性のある部分によって持
ち上げられることにより自動的にロックせしめられる。
この部分は、引出しをその引出し開始位置にロック解除
する下側位置から自動的に復帰する。
選択された索引カードの上側に配置されたすべての索
引カードの抑止はカード抑制ピンによって行なわれる
が、このピンは、また、選択キーによって作動せしめら
れ、該ピンは各解除腕と協働する。この解除腕とのカー
ド抑制ピンの整合もしくは協働は次の如く行なわれる。
即ち、選択キーにって解除腕を押し下げるとピンは該解
除腕に先行し、これにより解除腕が引出しの前端壁に当
接する前に対応するカード抑制ピンはカードの前部領域
の駆動標示部を介して移動せしめられてカード抑制ピン
の自由端底部が選択された索引カード上で停止するのを
確実ならしめる。この位置で解除腕はまた引出しの前端
壁に到達し、これにより選択キーをさらに押し下げた際
引出しの前部領域は解除腕の下方への移動により下方へ
付勢されて引出しはロックを解除され、また引出しは引
き出されて選択された索引カードはその下層のカードと
一緒に移動せしめられると共に、選択されたカードの上
側に配置されたカードは抑制ピンによってハウジングの
内部に抑止される。
引カードの抑止はカード抑制ピンによって行なわれる
が、このピンは、また、選択キーによって作動せしめら
れ、該ピンは各解除腕と協働する。この解除腕とのカー
ド抑制ピンの整合もしくは協働は次の如く行なわれる。
即ち、選択キーにって解除腕を押し下げるとピンは該解
除腕に先行し、これにより解除腕が引出しの前端壁に当
接する前に対応するカード抑制ピンはカードの前部領域
の駆動標示部を介して移動せしめられてカード抑制ピン
の自由端底部が選択された索引カード上で停止するのを
確実ならしめる。この位置で解除腕はまた引出しの前端
壁に到達し、これにより選択キーをさらに押し下げた際
引出しの前部領域は解除腕の下方への移動により下方へ
付勢されて引出しはロックを解除され、また引出しは引
き出されて選択された索引カードはその下層のカードと
一緒に移動せしめられると共に、選択されたカードの上
側に配置されたカードは抑制ピンによってハウジングの
内部に抑止される。
すべての索引カードはその前方に同じ形状の選択標示
部が形成されているため、引出し内へ任意的な仕方でカ
ードを収納することが可能である。従って、所定の条件
で索引カードを挿入する必要はなくなる。索引カードの
前部の選択標示部は波形を有しているため、索引カード
抑制ピンに対する係合開口は不必要となる。索引カード
の全表面に記銘のために利用し得る。
部が形成されているため、引出し内へ任意的な仕方でカ
ードを収納することが可能である。従って、所定の条件
で索引カードを挿入する必要はなくなる。索引カードの
前部の選択標示部は波形を有しているため、索引カード
抑制ピンに対する係合開口は不必要となる。索引カード
の全表面に記銘のために利用し得る。
第1図乃至第7図に示された電話番号索引器は、箱状
のカバー部11と箱状のベース部21を備えたハウジング10
から成っている。このカバー部11とベース部21はねじ,
接着剤,ドロップインもしくはスナップ結合によって一
体に接合されていて、プラスチックもしくはその他適宜
の材料で作られている。ドロックインもしくはスナップ
式の結合は、例えば、第8図及び第10図に符号20で示さ
れた、対応する逆外形部に係合する例えばフック状の構
造を自由端20aに備えた弾機性の舌片またはピン状の結
合要素によって得られる。この結合要素20はカバー部11
に固着されているか又はカバーに成形されており、一
方、ベース部21には反対側の係合要素が形成されてい
る。カバー部11の側壁13,15,前壁12及び後壁14は上部カ
バー板16を有し、このカバー板16には前壁12に隣接して
板部16cが形成され、さらにこの板部16cには複数の選択
キー50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61(第3図)
を受容し且つ挿通するための複数の開口18が列設されて
いる。板部16cに沿って延びている部分16aは電話器の載
置面として役立ち、対応する寸法を有する。二つのカバ
ー板部16a,16cの間には、第3図に示す如く、選択キー5
0乃至61を銘記する例えばアルファベット文字等の符号
を付すのに役立つ部分16dが設けられ得る。しかし、カ
バー部11の上部カバー板16の板部16cが相応な幅を有す
るならば、上記符号はこの板部16c上に配設することも
できる。これらの符号はスクリーン印刷もしくはその他
の適宜の方法により施され得、これにより記銘された符
号は電話番号索引器が長年使用された後でも完全且つ十
分な状態でその同一性を保持し得る。
のカバー部11と箱状のベース部21を備えたハウジング10
から成っている。このカバー部11とベース部21はねじ,
接着剤,ドロップインもしくはスナップ結合によって一
体に接合されていて、プラスチックもしくはその他適宜
の材料で作られている。ドロックインもしくはスナップ
式の結合は、例えば、第8図及び第10図に符号20で示さ
れた、対応する逆外形部に係合する例えばフック状の構
造を自由端20aに備えた弾機性の舌片またはピン状の結
合要素によって得られる。この結合要素20はカバー部11
に固着されているか又はカバーに成形されており、一
方、ベース部21には反対側の係合要素が形成されてい
る。カバー部11の側壁13,15,前壁12及び後壁14は上部カ
バー板16を有し、このカバー板16には前壁12に隣接して
板部16cが形成され、さらにこの板部16cには複数の選択
キー50,51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61(第3図)
を受容し且つ挿通するための複数の開口18が列設されて
いる。板部16cに沿って延びている部分16aは電話器の載
置面として役立ち、対応する寸法を有する。二つのカバ
ー板部16a,16cの間には、第3図に示す如く、選択キー5
0乃至61を銘記する例えばアルファベット文字等の符号
を付すのに役立つ部分16dが設けられ得る。しかし、カ
バー部11の上部カバー板16の板部16cが相応な幅を有す
るならば、上記符号はこの板部16c上に配設することも
できる。これらの符号はスクリーン印刷もしくはその他
の適宜の方法により施され得、これにより記銘された符
号は電話番号索引器が長年使用された後でも完全且つ十
分な状態でその同一性を保持し得る。
上記カバー板16の電話器載置面16aには滑り止め用の
被覆が施され得る。第1図,第2図,第3図及び第6図
の例では、電話器載置面16aは電話番号索引器の長手方
向に直交して延在する波形もしくは溝形の輪郭19が形成
されていて、この輪郭19はカバー部11の側壁領域13,15
まで延びている。また、その輪郭はベース部21の側壁領
域にまで延ばされてもよい。上部カバー板16の表面16a
のかかるでこぼこ形状により該表面16a上に置かれた電
話器は確実に滑りを防止される。溝型の輪郭を用いた場
合、その溝が相応する幅を有するならば、載置面16aの
部分が鉛筆,ボールペン等の筆記具を受け止めるのに使
用され得るという別の利点が得られる。この場合、筆記
具は個々の溝内に適確に保持される。カバー板16の波形
もしくは溝形の輪郭19はまた該カバー板16を補強するの
で、カバー板16は比較的薄くても本来の剛性を減ずるこ
とはない。
被覆が施され得る。第1図,第2図,第3図及び第6図
の例では、電話器載置面16aは電話番号索引器の長手方
向に直交して延在する波形もしくは溝形の輪郭19が形成
されていて、この輪郭19はカバー部11の側壁領域13,15
まで延びている。また、その輪郭はベース部21の側壁領
域にまで延ばされてもよい。上部カバー板16の表面16a
のかかるでこぼこ形状により該表面16a上に置かれた電
話器は確実に滑りを防止される。溝型の輪郭を用いた場
合、その溝が相応する幅を有するならば、載置面16aの
部分が鉛筆,ボールペン等の筆記具を受け止めるのに使
用され得るという別の利点が得られる。この場合、筆記
具は個々の溝内に適確に保持される。カバー板16の波形
もしくは溝形の輪郭19はまた該カバー板16を補強するの
で、カバー板16は比較的薄くても本来の剛性を減ずるこ
とはない。
ベース部21の側壁23,25,前壁22及び後壁24は基板26を
有し且つ前壁22は引出し30を受け入れるために用いられ
る。溝状開口27を有している引出し30のためのこの開口
27はカバー11の前壁12の下部領域に示されていて、前壁
12の下端縁は符号12aで指示されており(第8図,第28
図,第29図)、且つその下部領域は基板26によって制限
されている。
有し且つ前壁22は引出し30を受け入れるために用いられ
る。溝状開口27を有している引出し30のためのこの開口
27はカバー11の前壁12の下部領域に示されていて、前壁
12の下端縁は符号12aで指示されており(第8図,第28
図,第29図)、且つその下部領域は基板26によって制限
されている。
ハウジング10のベース部21は引出し30を受容するが、
該引出し30は平坦な引出し底部即ち索引カードの積重ね
受け板31と前端壁32を有していて、この前端壁32は引出
し30がハウジング10内に挿入されたときベース部21の前
壁22の引出し用開口27を閉鎖する。前端壁32の上縁は符
号32aで指示されている(第17図,第21図,第28図)。
該引出し30は平坦な引出し底部即ち索引カードの積重ね
受け板31と前端壁32を有していて、この前端壁32は引出
し30がハウジング10内に挿入されたときベース部21の前
壁22の引出し用開口27を閉鎖する。前端壁32の上縁は符
号32aで指示されている(第17図,第21図,第28図)。
引出し30は両側部の案内ウェブによってベース部21の
基板26上に支持され且つ案内されて、引出し30の完全且
つ十分な出し入れが保証されるようになっている。引出
し30は側部及び後部が開放されていて前部のみが端壁32
を有し、この端壁によって引出し用開口27は引出し30が
ハウジング10の内部へ挿入されたときに閉鎖され得る。
ベース部21の基板26上には、引出し30が引き出されたと
き該引出しに作用するスプリング33が配設されており、
このスプリング33は第12図において矢印Xにより示され
た引出しの引き出し方向に直交してハウジング10のベー
ス部21の基板26上に張架されたコイルスプリングによっ
て構成され、その端部は連結フックを用いてベース部21
の基板26へ符号34,35において連結されている(第12
図)。好ましくはコイルスプリング33はベース部21の基
板26の全長の前部1/3の位置で該基板26上に配設されて
いる。引出し30が矢印X1の方向にハウジング10内に挿入
されるならば、コイルスプリング33に引出し30の索引カ
ードの積重ね受け板31の下側にあるカム36が係合し、さ
らに引出し30が矢印X2の方向に移動されると該スプリン
グ33は緊張せしめられる。引出し30がハウジング内にロ
ックされ、さらにそのロックが解除されると該引出し30
は緊張されたスプリング33により得られたスプリング張
力によってハウジング10の内部から自動的に外方へ移動
せしめられる。コイルスプリング33は、上記とは異なる
構成であるが他の適宜のスプリング部材により置換され
得る。即ち、ベース部21の基板26上に図示されていない
鋼性のスプリング棒を、その自由端が索引カードの積重
ね受け板31へ、また他端がベース部21の基板26へ夫々連
結されるように配置され得る。この鋼性のスプリング棒
の作用はコイルスプリング33に対応し、引出し30がハウ
ジング10のベース部21内に挿入されたとき緊張状態に置
かれ、これにより引出し30はロックを解除されたとき原
位置へ復帰しようとする鋼性スプリング棒によって出発
位置へ引き出されるようになっている。
基板26上に支持され且つ案内されて、引出し30の完全且
つ十分な出し入れが保証されるようになっている。引出
し30は側部及び後部が開放されていて前部のみが端壁32
を有し、この端壁によって引出し用開口27は引出し30が
ハウジング10の内部へ挿入されたときに閉鎖され得る。
ベース部21の基板26上には、引出し30が引き出されたと
き該引出しに作用するスプリング33が配設されており、
このスプリング33は第12図において矢印Xにより示され
た引出しの引き出し方向に直交してハウジング10のベー
ス部21の基板26上に張架されたコイルスプリングによっ
て構成され、その端部は連結フックを用いてベース部21
の基板26へ符号34,35において連結されている(第12
図)。好ましくはコイルスプリング33はベース部21の基
板26の全長の前部1/3の位置で該基板26上に配設されて
いる。引出し30が矢印X1の方向にハウジング10内に挿入
されるならば、コイルスプリング33に引出し30の索引カ
ードの積重ね受け板31の下側にあるカム36が係合し、さ
らに引出し30が矢印X2の方向に移動されると該スプリン
グ33は緊張せしめられる。引出し30がハウジング内にロ
ックされ、さらにそのロックが解除されると該引出し30
は緊張されたスプリング33により得られたスプリング張
力によってハウジング10の内部から自動的に外方へ移動
せしめられる。コイルスプリング33は、上記とは異なる
構成であるが他の適宜のスプリング部材により置換され
得る。即ち、ベース部21の基板26上に図示されていない
鋼性のスプリング棒を、その自由端が索引カードの積重
ね受け板31へ、また他端がベース部21の基板26へ夫々連
結されるように配置され得る。この鋼性のスプリング棒
の作用はコイルスプリング33に対応し、引出し30がハウ
ジング10のベース部21内に挿入されたとき緊張状態に置
かれ、これにより引出し30はロックを解除されたとき原
位置へ復帰しようとする鋼性スプリング棒によって出発
位置へ引き出されるようになっている。
引出し30がハウジング10内に挿入されたときこれをロ
ックするために、引出し30の前端壁32の上縁32aに、実
際には、該上縁32aの中央部に、ロックカム37が成形さ
れている(第21図)。このロックカム37はその上部領域
が面取り状もしくは第21図に示される如く弧状に引出し
30の後方へ落ちる面取り部37aを有していて、引出し30
がハウジング10の内部へ矢印X1の方向に挿入されたとき
面取り部37aが接触面を構成するようになっている。更
により詳しく後述されるように、引出し30はその前部領
域が挿入状態にある引出し30をロックすべくスプリング
要部40によって持上げ位置に保持せしめられるので、第
21図に示される如く、ロックカム37の面取り部37aが弧
状であれば有利である。かくして、ハウジング10の内部
へ引出し30を挿入する際、ロックカム37の面取り部37a
はカバー部11の前壁12の下縁12aを通過して摺動し得
る。これは、引出し30の前部領域が矢印X3の方向へスプ
リング要素40に抗して押し下げられるので可能であり、
ロックカム37はカバー部11の前壁12の下縁12aの下側へ
移動され得るようになる。スプリング要素40には該スプ
リング要素に作用した押圧力に対向する圧力が生じるの
で、引出し30の前部領域はスプリング要素40の復元作用
によって矢印X4の方向に持ち上げられて、ロックカム37
は第21図に示されるようにカバー部11の前壁12の内壁面
上に静止するに至るようになる。引出し30は前部領域を
持ち上げ位置に保持するのは弾機性部分41によって行わ
れるが、この部分41は、スプリング要素40として構成さ
れていて、ロックカム37が、その頂部で引出し用開口27
を制限するカバー部11の上部前壁12の下縁12aにロック
状態に係合するように、引出し30を持上げ位置に保持す
る。
ックするために、引出し30の前端壁32の上縁32aに、実
際には、該上縁32aの中央部に、ロックカム37が成形さ
れている(第21図)。このロックカム37はその上部領域
が面取り状もしくは第21図に示される如く弧状に引出し
30の後方へ落ちる面取り部37aを有していて、引出し30
がハウジング10の内部へ矢印X1の方向に挿入されたとき
面取り部37aが接触面を構成するようになっている。更
により詳しく後述されるように、引出し30はその前部領
域が挿入状態にある引出し30をロックすべくスプリング
要部40によって持上げ位置に保持せしめられるので、第
21図に示される如く、ロックカム37の面取り部37aが弧
状であれば有利である。かくして、ハウジング10の内部
へ引出し30を挿入する際、ロックカム37の面取り部37a
はカバー部11の前壁12の下縁12aを通過して摺動し得
る。これは、引出し30の前部領域が矢印X3の方向へスプ
リング要素40に抗して押し下げられるので可能であり、
ロックカム37はカバー部11の前壁12の下縁12aの下側へ
移動され得るようになる。スプリング要素40には該スプ
リング要素に作用した押圧力に対向する圧力が生じるの
で、引出し30の前部領域はスプリング要素40の復元作用
によって矢印X4の方向に持ち上げられて、ロックカム37
は第21図に示されるようにカバー部11の前壁12の内壁面
上に静止するに至るようになる。引出し30は前部領域を
持ち上げ位置に保持するのは弾機性部分41によって行わ
れるが、この部分41は、スプリング要素40として構成さ
れていて、ロックカム37が、その頂部で引出し用開口27
を制限するカバー部11の上部前壁12の下縁12aにロック
状態に係合するように、引出し30を持上げ位置に保持す
る。
引出し30の前部領域に作用するスプリング要素40は弾
機性部分41を有し、この部分41は基板26の前部領域で該
基板の材料から打ち抜かれ、更に一端が基板26に結合さ
れたスプリング舌片状要素として構成されている(第12
図,第28図,第29図)。上記部分41の自由端は、引出し
30が挿入されたときには上昇位置をとる。引出し30がロ
ック位置へ移行するようにハウジング10内へ挿入された
場合、引出し30がベース部21の基板26の方向へ押される
ならば、弾機性部分41も矢印X5の方向に押圧され(第28
図)、また引出し30が第21図及び第28図に示されるロッ
ク位置を取るやいなや上記部分41は矢印X6の方向へ自動
的に復帰し、これにより引出し30はロック位置に保持せ
しめられる。
機性部分41を有し、この部分41は基板26の前部領域で該
基板の材料から打ち抜かれ、更に一端が基板26に結合さ
れたスプリング舌片状要素として構成されている(第12
図,第28図,第29図)。上記部分41の自由端は、引出し
30が挿入されたときには上昇位置をとる。引出し30がロ
ック位置へ移行するようにハウジング10内へ挿入された
場合、引出し30がベース部21の基板26の方向へ押される
ならば、弾機性部分41も矢印X5の方向に押圧され(第28
図)、また引出し30が第21図及び第28図に示されるロッ
ク位置を取るやいなや上記部分41は矢印X6の方向へ自動
的に復帰し、これにより引出し30はロック位置に保持せ
しめられる。
ベース部21の基板26は適宜プラスチック材料で作られ
ているので、部分41は弾機性と高い復原能力を有する。
ベース部21の基板26の部分41は基板26の幅全体に亘って
形成されてもよい。第12図の実施例では、弾機性部分41
はベース部21の基板26の中央前部領域に形成されてい
る。フィルムヒンジ45によって弾機性部分41はベース部
21の基板26に連結されている。このフィルムヒンジ45は
ベース部21の基板26と同時に若しくは弾機性部分41の形
成と関連してベース部21と同時に製造されて、ヒンジ領
域の材料を減らすことによって形成される。例えば、プ
ラスチックとしてポリプロピレンが用いられれば、極め
て良好な曲げ強さを有するプラスチックヒンジが得られ
る。しかしながら、ここで重要なことは、弾機性部分41
はその基本位置において僅かに傾斜した位置を占めて即
ちその自由端が持ち上げられて、引出し30の前部領域が
ロックを行うため持ち上げられ得るようになっていると
いうことである。ベース部21の基板26に単一の弾機性部
分を設ける代わりに、複数の並列した弾機性部分41が形
成されてもよい。
ているので、部分41は弾機性と高い復原能力を有する。
ベース部21の基板26の部分41は基板26の幅全体に亘って
形成されてもよい。第12図の実施例では、弾機性部分41
はベース部21の基板26の中央前部領域に形成されてい
る。フィルムヒンジ45によって弾機性部分41はベース部
21の基板26に連結されている。このフィルムヒンジ45は
ベース部21の基板26と同時に若しくは弾機性部分41の形
成と関連してベース部21と同時に製造されて、ヒンジ領
域の材料を減らすことによって形成される。例えば、プ
ラスチックとしてポリプロピレンが用いられれば、極め
て良好な曲げ強さを有するプラスチックヒンジが得られ
る。しかしながら、ここで重要なことは、弾機性部分41
はその基本位置において僅かに傾斜した位置を占めて即
ちその自由端が持ち上げられて、引出し30の前部領域が
ロックを行うため持ち上げられ得るようになっていると
いうことである。ベース部21の基板26に単一の弾機性部
分を設ける代わりに、複数の並列した弾機性部分41が形
成されてもよい。
第12図,第28図及び第29図に示された他の実施例によ
れば、弾機性部分41の自由端41bは符号41cで指示された
位置に玉状に肉厚をつけられた部分を有し、この部分は
挿入された引出し30の前記受け板31の前方下側部にある
摺動カム141と協働して引出し30に対する上方への接触
圧力を増大させると共に部分41の緊張と弾機作用を増大
せしめるように働く。弾機性部分41の底壁表面41aは第2
8図に示される如くその自由端41bに向って傾斜するよう
に即ち該自由端41bに向って先細のテーパ状になってい
て、自由端41bとベース部21の基板26の下側によって形
成される平面との間に空隙若しくは間隙43が形成され、
該空隙は、引出し30の前部領域を押し下げた際弾機性部
分41が第28図及び第29図に示されるように引出し30のロ
ックを外すべく該空隙内へ押入され得るように、寸法が
設定されている。
れば、弾機性部分41の自由端41bは符号41cで指示された
位置に玉状に肉厚をつけられた部分を有し、この部分は
挿入された引出し30の前記受け板31の前方下側部にある
摺動カム141と協働して引出し30に対する上方への接触
圧力を増大させると共に部分41の緊張と弾機作用を増大
せしめるように働く。弾機性部分41の底壁表面41aは第2
8図に示される如くその自由端41bに向って傾斜するよう
に即ち該自由端41bに向って先細のテーパ状になってい
て、自由端41bとベース部21の基板26の下側によって形
成される平面との間に空隙若しくは間隙43が形成され、
該空隙は、引出し30の前部領域を押し下げた際弾機性部
分41が第28図及び第29図に示されるように引出し30のロ
ックを外すべく該空隙内へ押入され得るように、寸法が
設定されている。
図示された前述のスプリング要素40の代わりに、異な
る構成の要素を用いることも可能であるが、それらはそ
の弾機性若しくはスプリング張力に基づき引出し30がロ
ックのための持上げ位置に支持され得るように(第28
図)弾機性を有していなければならず、また該スプリン
グ要素は引出しのロック解除を可能ならしめるために該
引出しの前部領域が押下げられた際弾性変形せしめられ
ることが必要である。スプリング要素に付与された圧力
が除去されたならば、該スプリング要素は第28図に示さ
れる如く原位置に自動的に復帰し得るものでなければな
らない。かかる作用をなすあらゆる種類のスプリング要
素が用いられ得る。
る構成の要素を用いることも可能であるが、それらはそ
の弾機性若しくはスプリング張力に基づき引出し30がロ
ックのための持上げ位置に支持され得るように(第28
図)弾機性を有していなければならず、また該スプリン
グ要素は引出しのロック解除を可能ならしめるために該
引出しの前部領域が押下げられた際弾性変形せしめられ
ることが必要である。スプリング要素に付与された圧力
が除去されたならば、該スプリング要素は第28図に示さ
れる如く原位置に自動的に復帰し得るものでなければな
らない。かかる作用をなすあらゆる種類のスプリング要
素が用いられ得る。
挿入された引出し30のロック解除及び個々の索引カー
ドの選択は選択キー50乃至61によって制御され、又は実
行される。各選択キー50乃至61は後述するカード抑制ピ
ン80と順次連動する解除腕70と連結されている。この解
除腕70及び抑制ピン80はユニット110を構成して各々選
択キーに関連しているが、このため夫々解除腕70及びカ
ード抑制ピン80を有するユニット110の数は選択キーの
数と対応している。図示された実施例では、電話番号索
引器は十二の選択キー50乃至61を有していて、そこには
対応する数のユニット110が設けられている。各ユニッ
ト110に関連した選択キーは該ユニットに連結され、即
ち選択キーは、ユニット110と一体の構成要素であっ
て、固定領域がカバー部11のカバー板16上に弾機性を有
し且つ変形自在なように構成され且つヒンジ71のまわり
に矢印X10の方向に回動可能な解除腕70の上に形成され
て、弾機性を有し且つ変形自在な作用が得られるように
なっている。選択キー50を備えた解除腕70は、選択キー
50を矢印X7の方向に押圧した際その自由前部70aがハウ
ジング10の底部に向って矢印X8の方向(第28図)に回動
するが、選択キーに対する押圧が除去されたとき即座に
原位置に復帰するように、カバー部11の上部カバー板16
の内壁面16b上に配設されている。解除腕70とカード抑
制ピン80から構成されたユニット110は高い復原能力を
備えた弾性変形自在なプラスチックにより形成されて、
選択キー50は第29図に示された押圧位置から第28図に示
された原位置へ自動的に復帰するようになっている。選
択キー50はこの復原運動は矢印X9の方向に行われる。こ
の選択キー50の復帰運動の間に、該選択キーに連結され
た解除腕70は第29図に示された位置から第28図に示され
た位置へ戻される。解除腕70の自由前部70aは弾機性も
変形自在性も有しておらず、その代わりに選択キー50を
矢印X7の方向に操作したとき曲ることのないようにする
ための十分な固有の剛性を有している。又、解除腕70の
長さは、選択キー50を押圧した際、該腕70の自由端70b
が引出し30の端壁32の上縁32aに当接するように設定さ
れている(第29図)。好ましくは引出し30の端壁32は、
その内壁面32b(第18図)に、操作された解除腕70に対
する支持面として役立つ梁材132が設けられている。端
壁32の高さに対応する高さを有するこの梁材132は解除
腕70の数に対応する数の凹陥部133を有している。各凹
陥部はその底に支持面133aを有していて、選択キーを操
作した際これに連結された解除腕70が梁材132の支持面1
33aを引出し30の端壁32と係合せしめて、引出し30の前
部領域をハウジング10の底方向に押し出すようになって
いる(第18図)。しかし、引出し30の端壁32に解除腕70
に対する異なる設計の当接面を設けることもまた可能で
ある。第18図に示されるように引出し30の端壁32の内壁
面32bの対応する外形によって支持面133aの構造は得ら
れるが、この場合、該支持面133aは端壁32の上縁32aの
下に配置されて、解除腕70の自由端は、選択キーを操作
したとき端壁32の上縁32a上に直接静止することはな
く、代わりに端壁32の前面がカバー部11の前壁12の前面
と連続するように、該上縁に隣接した領域に配置される
ようにすることが重要である。解除腕70に関連している
カード抑制ピン80は第22図及び第23図に示され且つ後述
される如く、前進した形即ち先頭に立った形で構成され
ている。各カード抑制ピン80は舌片状部分81を有してい
て、該部分81は弾機性を有し変形自在の構造をなし且つ
その自由前端部81aにはベース部21の基板26の方向に向
って曲げられたほぼ鉛直な部分82があり、更に該部分82
はその自由底端部82aにハウジング10の後方へ向けられ
たカード支持面82bを有していて、第23図に示される如
くフック若しくは留め金ね構造をなしている。カード抑
制ピン80と共に解除腕70はカバー部11の上部カバー板16
の内壁面に保持固定されて、例えば選択キー50を押圧し
た際、解除腕70はピン80と一緒に矢印X10の方向にヒン
ジ71のまわりに下方へ回動せしめられ、又選択キー50に
付与された押圧力を解除すると、キー50及び抑制ピン80
と共に解除腕70は、弾機性を有する変形自在の設計と適
宜のプラスチック材料の選択とにより、上方の原位置
(第28図)へ自動的に跳ね返るようになっている。
ドの選択は選択キー50乃至61によって制御され、又は実
行される。各選択キー50乃至61は後述するカード抑制ピ
ン80と順次連動する解除腕70と連結されている。この解
除腕70及び抑制ピン80はユニット110を構成して各々選
択キーに関連しているが、このため夫々解除腕70及びカ
ード抑制ピン80を有するユニット110の数は選択キーの
数と対応している。図示された実施例では、電話番号索
引器は十二の選択キー50乃至61を有していて、そこには
対応する数のユニット110が設けられている。各ユニッ
ト110に関連した選択キーは該ユニットに連結され、即
ち選択キーは、ユニット110と一体の構成要素であっ
て、固定領域がカバー部11のカバー板16上に弾機性を有
し且つ変形自在なように構成され且つヒンジ71のまわり
に矢印X10の方向に回動可能な解除腕70の上に形成され
て、弾機性を有し且つ変形自在な作用が得られるように
なっている。選択キー50を備えた解除腕70は、選択キー
50を矢印X7の方向に押圧した際その自由前部70aがハウ
ジング10の底部に向って矢印X8の方向(第28図)に回動
するが、選択キーに対する押圧が除去されたとき即座に
原位置に復帰するように、カバー部11の上部カバー板16
の内壁面16b上に配設されている。解除腕70とカード抑
制ピン80から構成されたユニット110は高い復原能力を
備えた弾性変形自在なプラスチックにより形成されて、
選択キー50は第29図に示された押圧位置から第28図に示
された原位置へ自動的に復帰するようになっている。選
択キー50はこの復原運動は矢印X9の方向に行われる。こ
の選択キー50の復帰運動の間に、該選択キーに連結され
た解除腕70は第29図に示された位置から第28図に示され
た位置へ戻される。解除腕70の自由前部70aは弾機性も
変形自在性も有しておらず、その代わりに選択キー50を
矢印X7の方向に操作したとき曲ることのないようにする
ための十分な固有の剛性を有している。又、解除腕70の
長さは、選択キー50を押圧した際、該腕70の自由端70b
が引出し30の端壁32の上縁32aに当接するように設定さ
れている(第29図)。好ましくは引出し30の端壁32は、
その内壁面32b(第18図)に、操作された解除腕70に対
する支持面として役立つ梁材132が設けられている。端
壁32の高さに対応する高さを有するこの梁材132は解除
腕70の数に対応する数の凹陥部133を有している。各凹
陥部はその底に支持面133aを有していて、選択キーを操
作した際これに連結された解除腕70が梁材132の支持面1
33aを引出し30の端壁32と係合せしめて、引出し30の前
部領域をハウジング10の底方向に押し出すようになって
いる(第18図)。しかし、引出し30の端壁32に解除腕70
に対する異なる設計の当接面を設けることもまた可能で
ある。第18図に示されるように引出し30の端壁32の内壁
面32bの対応する外形によって支持面133aの構造は得ら
れるが、この場合、該支持面133aは端壁32の上縁32aの
下に配置されて、解除腕70の自由端は、選択キーを操作
したとき端壁32の上縁32a上に直接静止することはな
く、代わりに端壁32の前面がカバー部11の前壁12の前面
と連続するように、該上縁に隣接した領域に配置される
ようにすることが重要である。解除腕70に関連している
カード抑制ピン80は第22図及び第23図に示され且つ後述
される如く、前進した形即ち先頭に立った形で構成され
ている。各カード抑制ピン80は舌片状部分81を有してい
て、該部分81は弾機性を有し変形自在の構造をなし且つ
その自由前端部81aにはベース部21の基板26の方向に向
って曲げられたほぼ鉛直な部分82があり、更に該部分82
はその自由底端部82aにハウジング10の後方へ向けられ
たカード支持面82bを有していて、第23図に示される如
くフック若しくは留め金ね構造をなしている。カード抑
制ピン80と共に解除腕70はカバー部11の上部カバー板16
の内壁面に保持固定されて、例えば選択キー50を押圧し
た際、解除腕70はピン80と一緒に矢印X10の方向にヒン
ジ71のまわりに下方へ回動せしめられ、又選択キー50に
付与された押圧力を解除すると、キー50及び抑制ピン80
と共に解除腕70は、弾機性を有する変形自在の設計と適
宜のプラスチック材料の選択とにより、上方の原位置
(第28図)へ自動的に跳ね返るようになっている。
各々解除腕70とカード抑制ピン80を有するユニット11
0のすべては、選択キー板100内に組み込まれている(第
24図,第25図,第26図及び第30図)。この選択キー板10
0は、カバー板16に形成されたフック状ピンによってカ
バー部11の上部カバー板16の内壁面16bに固定されてい
る(第8図及び第9図)。選択キー板100は自体周知の
ドロップイン若しくはスナップ結合によってカバー部11
に固定され得るが、ねじ若しくは接着剤等の他の結合手
段を用いることは可能である。かかるカバー部11のカバ
ー板16の内壁面における選択キー板の構成は、選択キー
50乃至61がカバー部11の上部カバー板16の開口18を通り
抜けるような仕方で行われて、解除腕70はカバー板16の
前部の内壁面上に静止するようになっている。又、選択
キーを担持するカバー部11のカバー板16の部分を、コン
ソール状に且つ第28図,第29図に示す如く構成すること
も可能である。
0のすべては、選択キー板100内に組み込まれている(第
24図,第25図,第26図及び第30図)。この選択キー板10
0は、カバー板16に形成されたフック状ピンによってカ
バー部11の上部カバー板16の内壁面16bに固定されてい
る(第8図及び第9図)。選択キー板100は自体周知の
ドロップイン若しくはスナップ結合によってカバー部11
に固定され得るが、ねじ若しくは接着剤等の他の結合手
段を用いることは可能である。かかるカバー部11のカバ
ー板16の内壁面における選択キー板の構成は、選択キー
50乃至61がカバー部11の上部カバー板16の開口18を通り
抜けるような仕方で行われて、解除腕70はカバー板16の
前部の内壁面上に静止するようになっている。又、選択
キーを担持するカバー部11のカバー板16の部分を、コン
ソール状に且つ第28図,第29図に示す如く構成すること
も可能である。
引出し30は索引カードの積み重ねを受容する。図示さ
れた実施例では、一枚の索引カードは各選択キー50乃至
61に関連せしめられている。索引カードは符号110,111,
112,113,114,115,116,117,118,119,120,121により示さ
れ(第27図,第27a乃至第27k図)、これらすべては夫々
同一の構造を有している。索引カードの後部領域には第
27図に示される如く比較的大きな領域を占める駆動標示
部125が設けられている。更に、各索引カードの前部領
域には、波形の選択標示部126が設けられて、個々の凹
部は符号127で指示されている。選択工程が行われる
際、特定の選択されたキーのカード抑制ピン80は選択標
示部126の特定の凹部127に係合する。第27a乃至第27kに
示された各索引カードの前部により示される如く、カー
ド111乃至121には、個々のカードの間でカードの積み重
ねの一方の側から他方の側へ伸びるより長い部分128が
各カードの前部領域に形成されている。この部分128は
絶対に必要という訳ではない。すべての索引カードには
波形の選択標示部126が設けられ得る。かかる構成によ
り、索引カードを引出し30内へ挿入する際特別の順序を
固守する必要はなくなる。カード選択標示部126の波形
は、カードの積み重ねが引出し30上に置かれたとき各凹
部127と長い部分128がカード抑制ピン80の移動通路内に
静止する如きものである。
れた実施例では、一枚の索引カードは各選択キー50乃至
61に関連せしめられている。索引カードは符号110,111,
112,113,114,115,116,117,118,119,120,121により示さ
れ(第27図,第27a乃至第27k図)、これらすべては夫々
同一の構造を有している。索引カードの後部領域には第
27図に示される如く比較的大きな領域を占める駆動標示
部125が設けられている。更に、各索引カードの前部領
域には、波形の選択標示部126が設けられて、個々の凹
部は符号127で指示されている。選択工程が行われる
際、特定の選択されたキーのカード抑制ピン80は選択標
示部126の特定の凹部127に係合する。第27a乃至第27kに
示された各索引カードの前部により示される如く、カー
ド111乃至121には、個々のカードの間でカードの積み重
ねの一方の側から他方の側へ伸びるより長い部分128が
各カードの前部領域に形成されている。この部分128は
絶対に必要という訳ではない。すべての索引カードには
波形の選択標示部126が設けられ得る。かかる構成によ
り、索引カードを引出し30内へ挿入する際特別の順序を
固守する必要はなくなる。カード選択標示部126の波形
は、カードの積み重ねが引出し30上に置かれたとき各凹
部127と長い部分128がカード抑制ピン80の移動通路内に
静止する如きものである。
後側の駆動標示部125は、索引カードの積み重ねの受
け板31の後部領域に成形されたドライバ38との係合のた
めに用いられる。好ましくは二つの隔置されたドライバ
が用いられる。引出し30を引出した際、ドライバ38は、
後側の駆動標示部125と係合することによって選択され
た索引カードとその下層にある総てのカードを一緒に運
び、これに対して選択されたカードの上側に配置されて
いるカードはすべて前進するドライバ38の上側に案内さ
れ、更に選択されたカードの上側に配置されたカードは
操作された選択キーのカード抑制ピン80によって抑止さ
れ、引出しの引出し過程には関与しない。
け板31の後部領域に成形されたドライバ38との係合のた
めに用いられる。好ましくは二つの隔置されたドライバ
が用いられる。引出し30を引出した際、ドライバ38は、
後側の駆動標示部125と係合することによって選択され
た索引カードとその下層にある総てのカードを一緒に運
び、これに対して選択されたカードの上側に配置されて
いるカードはすべて前進するドライバ38の上側に案内さ
れ、更に選択されたカードの上側に配置されたカードは
操作された選択キーのカード抑制ピン80によって抑止さ
れ、引出しの引出し過程には関与しない。
選択キー50乃至61は、選択キー50が文字A,Bを、選択
キー51が文字C,Dを、選択キー52が文字E,Fを、選択53が
文字G,Hを、選択キー54が文字J,Kを、選択キー55が文字
L,Mを、選択キー56が文字N,Oを、選択キー57が文字P,Q,
Rを、選択キー58が文字Schを、選択キー59が文字St,T
を、選択キー60が文字U,Vを、選択キー61が文字W,X,Y,Z
を夫々連行するように、印字されたアルファベット文字
に対応せしめられている。厚紙,ボール紙等から作られ
た索引カードには、対応する行案内や区域等が設けられ
ていて、選択キーと関連したアルファベット文字に対応
する文字が記載されている。
キー51が文字C,Dを、選択キー52が文字E,Fを、選択53が
文字G,Hを、選択キー54が文字J,Kを、選択キー55が文字
L,Mを、選択キー56が文字N,Oを、選択キー57が文字P,Q,
Rを、選択キー58が文字Schを、選択キー59が文字St,T
を、選択キー60が文字U,Vを、選択キー61が文字W,X,Y,Z
を夫々連行するように、印字されたアルファベット文字
に対応せしめられている。厚紙,ボール紙等から作られ
た索引カードには、対応する行案内や区域等が設けられ
ていて、選択キーと関連したアルファベット文字に対応
する文字が記載されている。
電話番号索引器は以下のように機能する。一つの選択
キー例えば選択キー50を矢印X7の方向に押圧すると、同
時に解除腕70及びカード抑制ピン80が押圧されるが、第
22図及び第23図に示される如く、カード抑制ピン80は解
除腕70に先行するように構成されている。解除腕70の自
由端部70bが電話索引器ハウジング10内にある引出し30
の前端壁32に対して当接する前に、鉛直部分82を有する
カード抑制ピン80は選択された索引カードに到達してそ
の長い部分128と係合するが、その長い部分128の上側に
は、選択されたカードの上側にある索引カードの各凹部
127が位置し、上記係合と同時に引出し30の前部領域が
スプリング要素40に抗して下方へ押圧されるように該引
出し30の端壁32と係合する位置に解除腕70は到達して、
引出し30はロック解除されるようになる。即ち、引出し
30の端壁32の上縁に係合しているロックカム37は、その
ロックカム37がカバー部11の前壁12の縁部12aの下側に
来るまで押し下げられる。かくして、引出し30はロック
解除されて、スプリングの張力によってハウジングから
引き出される。引出し30の前部領域を押圧している間、
弾機性部分41は、例えば上記スプリングが螺旋状圧縮ス
プリング若しくは円錐形の螺旋スプリングである場合に
は、下方へ押圧されて矢印X5の方向へ圧縮される。ロッ
ク解除に続く引出し30の最初の引出し段階では、選択さ
れた索引カードの上側にある索引カードはカード抑制ピ
ン80の鉛直部分82の内面に向って走行する。即ち選択さ
れたカードの上にあるすべての索引カードの下側がフッ
ク状のカード支持面82bと係合し、選択されたカードよ
り上にあるこれらのカードは引出し30と共に引き出され
るのを阻止されるようになる(第28図)。
キー例えば選択キー50を矢印X7の方向に押圧すると、同
時に解除腕70及びカード抑制ピン80が押圧されるが、第
22図及び第23図に示される如く、カード抑制ピン80は解
除腕70に先行するように構成されている。解除腕70の自
由端部70bが電話索引器ハウジング10内にある引出し30
の前端壁32に対して当接する前に、鉛直部分82を有する
カード抑制ピン80は選択された索引カードに到達してそ
の長い部分128と係合するが、その長い部分128の上側に
は、選択されたカードの上側にある索引カードの各凹部
127が位置し、上記係合と同時に引出し30の前部領域が
スプリング要素40に抗して下方へ押圧されるように該引
出し30の端壁32と係合する位置に解除腕70は到達して、
引出し30はロック解除されるようになる。即ち、引出し
30の端壁32の上縁に係合しているロックカム37は、その
ロックカム37がカバー部11の前壁12の縁部12aの下側に
来るまで押し下げられる。かくして、引出し30はロック
解除されて、スプリングの張力によってハウジングから
引き出される。引出し30の前部領域を押圧している間、
弾機性部分41は、例えば上記スプリングが螺旋状圧縮ス
プリング若しくは円錐形の螺旋スプリングである場合に
は、下方へ押圧されて矢印X5の方向へ圧縮される。ロッ
ク解除に続く引出し30の最初の引出し段階では、選択さ
れた索引カードの上側にある索引カードはカード抑制ピ
ン80の鉛直部分82の内面に向って走行する。即ち選択さ
れたカードの上にあるすべての索引カードの下側がフッ
ク状のカード支持面82bと係合し、選択されたカードよ
り上にあるこれらのカードは引出し30と共に引き出され
るのを阻止されるようになる(第28図)。
ハウジング10内への引出し30の手動による挿入のため
に、引出し30の前部領域は、カバー部11の前壁12の前側
においてロックカム37がカバー部11の前壁12の縁部12a
の下を通り抜け得る範囲まで、スプリング要素40に抗し
て押圧される。スプリング要素40即ち弾機性部分41の復
原力により、ロックカム37がカバー部11の前壁12の後側
に静止して引出しをロックせしめるまで引出し30はその
前部領域を持ち上げられて、ハウジング10から自動的に
引き出されることを阻止される(第28図及び第29図)。
に、引出し30の前部領域は、カバー部11の前壁12の前側
においてロックカム37がカバー部11の前壁12の縁部12a
の下を通り抜け得る範囲まで、スプリング要素40に抗し
て押圧される。スプリング要素40即ち弾機性部分41の復
原力により、ロックカム37がカバー部11の前壁12の後側
に静止して引出しをロックせしめるまで引出し30はその
前部領域を持ち上げられて、ハウジング10から自動的に
引き出されることを阻止される(第28図及び第29図)。
ハウジング10内に挿入された引出し30の保持及び擬似
ロックのために、前述した機械的要素及びスプリング要
素40が独占的に用いられる必要はない。本願発明の他の
実施例によれば、引出しは、磁力によってその前部領域
が持上げ位置に保持され得る。磁石と例えば鋼等の磁化
し得る材料で作られた板体等を用いることにより、引出
し30がハウジング10内で持ち上げ位置に保持されるよう
な磁場を形成することが可能である。この場合、引出し
をロックする前部ストッパー若しくはロックカム37は不
必要になる。選択キーを操作すると、引出しは前部領域
が下方へ押圧され下降せしめられて、板体は磁石から釈
放され、そして引出しはスプリングの張力によってハウ
ジングの外方へ押し出されるようになる。持ち上げられ
た位置に引出しを保持する磁場若しくは磁力は、一方で
は引出しがその引出しを行なうスプリング若しくはスプ
リング張力に抗して固定され、他方では選択キーを操作
した際、引出しが引き出されるべく磁石によって持ち上
げられ得るように設計される。ハウジング10のカバー部
11には磁石が設けられ、一方、引出し30の前部領域は磁
化し得る材料でなる板体,物体等を担持するが、これは
引出しが挿入されたとき磁石と協働し、形成された磁場
によって引出しの前部領域を持ち上げ位置に保持せしめ
る。
ロックのために、前述した機械的要素及びスプリング要
素40が独占的に用いられる必要はない。本願発明の他の
実施例によれば、引出しは、磁力によってその前部領域
が持上げ位置に保持され得る。磁石と例えば鋼等の磁化
し得る材料で作られた板体等を用いることにより、引出
し30がハウジング10内で持ち上げ位置に保持されるよう
な磁場を形成することが可能である。この場合、引出し
をロックする前部ストッパー若しくはロックカム37は不
必要になる。選択キーを操作すると、引出しは前部領域
が下方へ押圧され下降せしめられて、板体は磁石から釈
放され、そして引出しはスプリングの張力によってハウ
ジングの外方へ押し出されるようになる。持ち上げられ
た位置に引出しを保持する磁場若しくは磁力は、一方で
は引出しがその引出しを行なうスプリング若しくはスプ
リング張力に抗して固定され、他方では選択キーを操作
した際、引出しが引き出されるべく磁石によって持ち上
げられ得るように設計される。ハウジング10のカバー部
11には磁石が設けられ、一方、引出し30の前部領域は磁
化し得る材料でなる板体,物体等を担持するが、これは
引出しが挿入されたとき磁石と協働し、形成された磁場
によって引出しの前部領域を持ち上げ位置に保持せしめ
る。
尚、磁極が相互に反発し合うという性質を利用するこ
とによって引出し30をハウジング内で保持することも可
能である。このためにハウジングの基板26に対向する引
出し30の前部領域に磁石が付けられ、一方、基板の前部
領域には引出しの磁石に対向する磁石が設けられ、二つ
の磁石の磁極は同一方向を向き相互に対向する。即ち、
S極及び/又はN極は互いに対向し、これにより挿入さ
れた状態において引出しは二つの磁石の対向する磁極が
同一であること及び相互に反発し合う磁極によって持ち
上げ位置に保持される。
とによって引出し30をハウジング内で保持することも可
能である。このためにハウジングの基板26に対向する引
出し30の前部領域に磁石が付けられ、一方、基板の前部
領域には引出しの磁石に対向する磁石が設けられ、二つ
の磁石の磁極は同一方向を向き相互に対向する。即ち、
S極及び/又はN極は互いに対向し、これにより挿入さ
れた状態において引出しは二つの磁石の対向する磁極が
同一であること及び相互に反発し合う磁極によって持ち
上げ位置に保持される。
上述のように、本発明の電話番号索引器は、部品点数
を少なくして構造の簡素化及び組立作業の容易化を図る
と共に、各構成部材の損傷等を防止して長時間に亘る良
好な作動を保証し得る等の利点を有している。
を少なくして構造の簡素化及び組立作業の容易化を図る
と共に、各構成部材の損傷等を防止して長時間に亘る良
好な作動を保証し得る等の利点を有している。
第1図は本発明に従う電話番号索引器の斜視図、第2図
は引出しを引き出した状態で示す本発明に従う電話番号
索引器の斜視図、第3図は本発明に従う電話番号索引器
の平面図、第4図は本発明に従う電話番号索引器の正面
図、第5図は本発明に従う電話番号索引器の背面図、第
6図は本発明に従う電話番号索引器の側面図、第7図は
本発明に従う電話番号索引器の底面図、第8図は本発明
に従う電話番号索引器のハウジングのカバーの縦断面
図、第9図は上記カバーの部分底面図、第10図は上記カ
バーの一部破断正面図、第11図は第10図の部分拡大縦断
面図、第12図は本発明に従う電話番号索引器のハウジン
グのベース部の平面図、第13図は該ベース部の長手方向
の縦断面図、第14図は第12図のX IV−X IV線に沿う半分
縦断側面図、第15図はベース部の正面図、第16図は引出
しの平面図、第17図は該引出しの部分破断面図、第18図
は引出しの前端部内壁面を示す図、第19図は引出しの前
端壁の正面図、第20図は引出しの底面図、第21図は引出
しの前部の第17図B部の拡大縦断面図、第22図は選択キ
ー,解除腕及びカード抑制ピンを備えた選択キー板の側
面図、第23図は第22図の選択キー板の部分拡大縦断面
図、第24図は選択キー板の正面図、第25図は選択キー板
の平面図、第26図は選択キー板の第25図C部の拡大図、
第27図は索引カードの平面図、第27a図乃至第27k図は選
択標示部が形成された一枚の索引カードの前部の平面
図、第28図は挿入ロックされた引出しを含む電話番号索
引器の前部の概略側面図、第29図は選択キーを操作中の
電話番号索引器の前部の概略側面図、第30図は選択キー
板の部分平面図である。 10……ハウジング、11……カバー部、16……カバー板、
19……輪郭、21……ベース部、22……前壁、26……基
板、30……引出し、32……前端壁、33……スプリング、
37……ロックカム、40……スプリング要素、41……弾機
性を有する変形自在の部分、50,51,52,53,54,55,56,57,
58,59,60,61……選択キー、70……解除腕、80……抑制
ピン、100……選択キー板。
は引出しを引き出した状態で示す本発明に従う電話番号
索引器の斜視図、第3図は本発明に従う電話番号索引器
の平面図、第4図は本発明に従う電話番号索引器の正面
図、第5図は本発明に従う電話番号索引器の背面図、第
6図は本発明に従う電話番号索引器の側面図、第7図は
本発明に従う電話番号索引器の底面図、第8図は本発明
に従う電話番号索引器のハウジングのカバーの縦断面
図、第9図は上記カバーの部分底面図、第10図は上記カ
バーの一部破断正面図、第11図は第10図の部分拡大縦断
面図、第12図は本発明に従う電話番号索引器のハウジン
グのベース部の平面図、第13図は該ベース部の長手方向
の縦断面図、第14図は第12図のX IV−X IV線に沿う半分
縦断側面図、第15図はベース部の正面図、第16図は引出
しの平面図、第17図は該引出しの部分破断面図、第18図
は引出しの前端部内壁面を示す図、第19図は引出しの前
端壁の正面図、第20図は引出しの底面図、第21図は引出
しの前部の第17図B部の拡大縦断面図、第22図は選択キ
ー,解除腕及びカード抑制ピンを備えた選択キー板の側
面図、第23図は第22図の選択キー板の部分拡大縦断面
図、第24図は選択キー板の正面図、第25図は選択キー板
の平面図、第26図は選択キー板の第25図C部の拡大図、
第27図は索引カードの平面図、第27a図乃至第27k図は選
択標示部が形成された一枚の索引カードの前部の平面
図、第28図は挿入ロックされた引出しを含む電話番号索
引器の前部の概略側面図、第29図は選択キーを操作中の
電話番号索引器の前部の概略側面図、第30図は選択キー
板の部分平面図である。 10……ハウジング、11……カバー部、16……カバー板、
19……輪郭、21……ベース部、22……前壁、26……基
板、30……引出し、32……前端壁、33……スプリング、
37……ロックカム、40……スプリング要素、41……弾機
性を有する変形自在の部分、50,51,52,53,54,55,56,57,
58,59,60,61……選択キー、70……解除腕、80……抑制
ピン、100……選択キー板。
Claims (19)
- 【請求項1】カバー部(11)とベース部(21)を有する
ハウジング(10)と、カバー部に設けられた複数の選択
キー(50〜61)と、ハウジングに出し入れし得る引出し
(30)と、引出しをハウジングの外方へ開放させるため
のスプリング(33)と、スプリングの弾力に抗して引出
しをハウジング内に保持するためのロック装置と、ハウ
ジングに設けられたカード抑制ピン(80)と、引出しの
底部に設けられていて引出しが外方へ移動せしめられた
とき選択された索引カード(110〜121)に係合するドラ
イバー(38)と、引出しからロック装置を解除するため
選択キーによって制御され得るロック解除装置と、引出
しをベース部の基板から離れて前部領域が持ち上げられ
るロック位置へ偏向させる偏向手段とを備えていて、引
出しは前部領域に形成された選択標示部(126)を有す
る複数の索引カードの積み重ねを受容するように構成さ
れており、選択キーはカード抑制ピンを動かして該ピン
が索引カードの選択標示部に係合するようにし且つスプ
リングによって引出しがハウジングの外方へ動かされた
とき上記の係合された選択標示部の上に索引カードを保
持させるようになっており、ロック装置は引出しをカバ
ー部に係止させるため該カバー部に設けられたストッパ
ーを含んでおり、各選択キーは一つの選択キーの操作に
よって引出しの前部領域に作用すると同時にカード抑制
ピンを一緒に回動させる解除腕(70)を有していて、押
し下げられた時引出しの前部領域を偏向手段に抗してベ
ース部方向へ下げさせ且つ同時に解除腕がカバー部と引
出しとのロックを解除して選択された索引カードの上側
に配置されている複数の索引カードを保持しながらカー
ド抑制ピンを選択された索引カード上まで下げるように
構成されている、索引カード選択装置を備えた電話番号
索引器。 - 【請求項2】上記引出しは、索引カードを前部領域へ向
けて動かすため上方に向けられたドライバーを備えた索
引カードの積重ね受け板と、引出しをハウジングのカバ
ー部で閉じるため前部領域に在る垂直方向に向けられた
末端梁材とを含み、上記ロック装置は前壁を有し、上記
引出しの末端梁材は上記ベース部の基板の前部領域にお
いて上記偏向手段により浮揚位置に保持されて上記中央
ロックカムが引出しをロックするため上記カバー部の前
壁の下端縁に係合するようになっており、上記カバー部
は選択キーが有する弾機性により操作されない選択キー
の上記解除腕が圧接せしめられる前部内壁面を有してお
り、上記カード抑制ピンの一つは索引カードの前部領域
に在る選択標示部に係合して上記ベース部の基板に向け
て動くように作動し、上記解除腕とカード抑制ピンはそ
の数は選択キーの数と同じであって互いに関連配置され
た選択キーに連結されていて選択キーが操作されるとこ
れに関連した解除腕が引出しの前部末端梁材に作用して
カバー部前壁の下端縁によるロック位置から中央ロック
カムを釈放し且つ引出しの前部領域を下方へ動かしなが
ら上記ベース部の基板に形成された弾機性部分に引出し
の前部末端梁材を押し付けるようにし、上記カード抑制
ピンは引出しの開放に際してハウジングの背部に特定の
選択された索引カードよりも上に在る索引カードを保持
させるようになっている、特許請求の範囲(1)に記載
の電話番号索引器。 - 【請求項3】上記各索引カードは後部領域と前部領域を
持っていて、各後部領域には駆動標示部が又各前部領域
には選択標示部があり、その数は選択キーの数に対応し
ており、上記選択標示部は波形状に形成されていて、総
ての索引カードの選択標示部は一致しており、該選択標
示部の凹部は上記カード抑制ピンの移動通路内に配置さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲(1)また
は(2)に記載の電話番号索引器。 - 【請求項4】上記引出しの前端壁はその内壁面に、上記
解除腕のための支持面を有する選択キーの数に対応した
数の凹陥部を備えた梁材が形成されている特許請求の範
囲(1)乃至(3)の何れかに記載の電話番号索引器。 - 【請求項5】上記引出しの梁材は、上記引出しの上記末
端梁材と一体の部材であり、該末端梁材と共に構造ユニ
ットを形成している特許請求の範囲(4)に記載の電話
番号索引器。 - 【請求項6】上記引出しを開放させるためのスプリング
は上記ベース部の基板上に開放方向に対して直角に張ら
れていて該基板の前方ほぼ三分の一の位置に配置された
螺旋スプリングからなり、且つ上記引出しは該スプリン
グに作用する該引出しの後部領域中央部に配置されたカ
ム部材を含んでいる、特許請求の範囲(1)乃至(5)
の何れかに記載の電話番号索引器。 - 【請求項7】偏向手段は上記ベース部の基板の前部領域
に基板材料で形成された弾機性を有する部分を含み、該
部分は引出しが外方へ動かされたとき浮揚位置をとり且
つ押圧が解除されると押圧位置から浮揚した出発位置へ
自動的にはね戻るようになっている、特許請求の範囲
(1)乃至(6)の何れかに記載の電話番号索引器。 - 【請求項8】上記ベース部の上記基板は高い復元能力の
ある弾機性を有するプラスチックからなっている特許請
求の範囲(7)に記載の電話番号索引器。 - 【請求項9】上記ベース部の上記基板の上記弾機性部分
は上記基板のほぼ幅全体に亘って伸びている特許請求の
範囲(7)または(8)に記載の電話番号索引器。 - 【請求項10】上記ベース部の上記基板の前部領域には
該基板の中央部に舌片状の弾機性を有する部分もしくは
複数の並列した舌片状の弾機性を有する部分が形成され
ている特許請求の範囲(7)または(8)に記載の電話
番号索引器。 - 【請求項11】上記ベース部の上記基板の前部領域には
該基板の他の部分にフィルムヒンジによって連結された
弾機性を有する部分が形成されており、該部分はその基
部から自由前端部に向って厚さが薄くなるように形成さ
れていて、上記引出しが上記カバーにより係止された位
置にあるとき上記自由前端部が上記ベース部の基板の下
側によって形成される平坦面から或る距離の所にあるよ
うになっている特許請求の範囲(1)乃至(10)の何れ
かに記載の電話番号索引器。 - 【請求項12】上記各選択キーの解除腕とカード抑制ピ
ンは後部領域を有していて且つ押し下げられた位置から
出発位置へ自動的にはね戻されるようにするため後部領
域が弾機性を有する舌片状部分として構成されており、
上記カード抑制ピンは解除腕を押圧した際解除腕より先
行するようになっており、該解除腕とカード抑制ピンは
ユニットをなし、且つ解除腕とカード抑制ピンを含む総
てのユニットは上記カバー部の内壁面に固定されて選択
キー板を形成するように組み合わされており、選択キー
は各解除腕に連結されている、特許請求の範囲(1)乃
至(11)の何れかに記載の電話番号索引器。 - 【請求項13】上記選択キー板は夫々対をなして結合さ
れた複数の解除腕及び抑制ピンを含んでいる特許請求の
範囲(12)に記載の電話番号索引器。 - 【請求項14】上記各カード抑制ピンは上記ベース部の
基板の方向へ曲げられた部分を備えた前側自由端を有す
る舌片状腕を含み、該舌片状腕はハウジング内に収納さ
れた索引カードの前端部を担持するため留め金状に構成
された自由端部を有している、特許請求の範囲(1)乃
至(13)の何れかに記載の電話番号索引器。 - 【請求項15】上記引出しの上記末端梁材の上縁部に在
る上記ロックカムは上記ハウジングの後方に向かって傾
斜せしめられた案内面を有する自由上端部を持っている
特許請求の範囲(1)乃至(14)の何れかに記載の電話
番号索引器。 - 【請求項16】上記カバー部は上記スプリングによって
上記引出しが開けられる方向に対して直角方向に走る波
型もしくは溝型の輪郭を有する上部電話器載置面を含ん
でいる、特許請求の範囲(1)乃至(15)の何れかに記
載の電話番号索引器。 - 【請求項17】上部表面の波型もしくは溝型の輪郭は上
記カバー部の側壁領域まで延在している特許請求の範囲
(16)に記載の電話番号索引器。 - 【請求項18】上記カバー部は磁石を含んでおり、上記
引出しはその前部領域が磁化し得る材料で作られてい
て、引出しが挿入されたとき上記磁石と協働して引出し
の前部領域を浮揚位置に保持するようになっている、特
許請求の範囲(1)乃至(17)の何れかに記載の電話番
号索引器。 - 【請求項19】上記ベース部の前部領域と上記引出しの
前部領域に対面する磁石が夫々担持されており、上記二
つの磁石の同極は対向するように設けられていて、引出
しが挿入された位置に在るとき該引出しは上記二つの磁
石の対向する磁極間に働く反発力によって持ち上げられ
た位置に保持されるようになっている、特許請求の範囲
(1)乃至(17)の何れかに記載の電話番号索引器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8626166.5 | 1986-10-01 | ||
DE8626166U DE8626166U1 (de) | 1986-10-01 | 1986-10-01 | Merkblattregister |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63107598A JPS63107598A (ja) | 1988-05-12 |
JPH085273B2 true JPH085273B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=6798800
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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EP (1) | EP0262257B1 (ja) |
JP (1) | JPH085273B2 (ja) |
KR (1) | KR910008663B1 (ja) |
AT (1) | ATE56397T1 (ja) |
CA (1) | CA1307181C (ja) |
DE (2) | DE8626166U1 (ja) |
DK (1) | DK164313C (ja) |
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GR (1) | GR3000985T3 (ja) |
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GB2219552B (en) * | 1988-06-09 | 1992-09-16 | Tai Pun Manufactory Limited | Improvements in telephone indexes |
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DE1244110B (de) * | 1965-04-01 | 1967-07-13 | Walter Koller | Merkblattregister |
US3538251A (en) * | 1967-06-09 | 1970-11-03 | Stromberg Datagraphix Inc | Liquid film display method and apparatus |
AT315806B (de) * | 1970-11-30 | 1974-06-10 | Koller Walter | Nachschlageregister mit einer Wählvorrichtung |
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DE2741222B2 (de) * | 1977-09-13 | 1981-08-27 | Confon AG, 9424 Rheineck | Merkblattregister |
DE2741138C3 (de) * | 1977-09-13 | 1980-08-21 | Confon Ag, St. Gallen (Schweiz) | Merkblattregister |
DE7918095U1 (de) * | 1979-06-23 | 1979-09-20 | Confon Ag, St. Gallen (Schweiz) | Merkblattregister |
JPS56137991A (en) * | 1980-03-28 | 1981-10-28 | Kotsuraa Warutaa | Traction type book |
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- 1987-06-25 US US07/067,450 patent/US4864751A/en not_active Expired - Fee Related
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