JPH0852666A - 動力ファスナ打込み工具の位置決め機構 - Google Patents
動力ファスナ打込み工具の位置決め機構Info
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- JPH0852666A JPH0852666A JP7211318A JP21131895A JPH0852666A JP H0852666 A JPH0852666 A JP H0852666A JP 7211318 A JP7211318 A JP 7211318A JP 21131895 A JP21131895 A JP 21131895A JP H0852666 A JPH0852666 A JP H0852666A
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/06—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by electric power
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C7/00—Accessories for nailing or stapling tools, e.g. supports
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/04—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
- B25C1/047—Mechanical details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来より使い勝手のよい位置決め装置を提供
する。 【解決手段】 動力ファスナ打込み工具１０の金具２２
にアクチュエータ４０、曲がった腕６０が連結され、該
腕６０に取付金具８０が固定され、取付金具８０にプロ
ーブ３０が枢軸ピン１１０を介して旋回可能に固定され
ている。プローブ３０はファスナ打込みの前と後とで所
定の角度、枢軸ピン１１０を介して旋回可能なストッパ
を夫々有している。
する。 【解決手段】 動力ファスナ打込み工具１０の金具２２
にアクチュエータ４０、曲がった腕６０が連結され、該
腕６０に取付金具８０が固定され、取付金具８０にプロ
ーブ３０が枢軸ピン１１０を介して旋回可能に固定され
ている。プローブ３０はファスナ打込みの前と後とで所
定の角度、枢軸ピン１１０を介して旋回可能なストッパ
を夫々有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファスナが基材へ
固定されるべきワークの孔を通って正確に打込まれるよ
うに動力ファスナ打込み工具の金具を位置決めする改良
された位置決め機構に関する。該機構は、ファスナ係合
位置と、旋回可能に変位される位置とを有し旋回可能に
装着されたプローブを備えている。
固定されるべきワークの孔を通って正確に打込まれるよ
うに動力ファスナ打込み工具の金具を位置決めする改良
された位置決め機構に関する。該機構は、ファスナ係合
位置と、旋回可能に変位される位置とを有し旋回可能に
装着されたプローブを備えている。
【０００２】
【従来の技術】一般に、空気圧又は内燃式のファスナ打
込み動力工具は、金属チャンネルのようなワークの孔を
通して釘のようなファスナを該ワークに隣接する基材へ
打込むのに使用される。代表的に、該工具は、打込むフ
ァスナを案内するように配置される金具を有している。
該工具が孔をおおい隠す傾向があるため、ファスナが孔
を通って正確に打込めるように金具を整合させること
は、非常に困難である。
込み動力工具は、金属チャンネルのようなワークの孔を
通して釘のようなファスナを該ワークに隣接する基材へ
打込むのに使用される。代表的に、該工具は、打込むフ
ァスナを案内するように配置される金具を有している。
該工具が孔をおおい隠す傾向があるため、ファスナが孔
を通って正確に打込めるように金具を整合させること
は、非常に困難である。
【０００３】ワークの孔に対して空気圧又は内燃式のフ
ァスナ打込み動力工具の金具を整合する位置決めないし
照準機構は周知である。特別関係の深い位置決め機構
は、米国特許第５，２３８，１６７号（特開平６−１９
０７４５号）に開示されている。関連する位置決め機構
は、米国特許第５，０５２，６０７号に開示されてい
る。
ァスナ打込み動力工具の金具を整合する位置決めないし
照準機構は周知である。特別関係の深い位置決め機構
は、米国特許第５，２３８，１６７号（特開平６−１９
０７４５号）に開示されている。関連する位置決め機構
は、米国特許第５，０５２，６０７号に開示されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第５，２３
８，１６７号に図示説明されている位置決め機構は、フ
ァスナ打込み動力工具に使用され、横方向に可動なよう
にばね鋼片を介してアクチュエータへ結合される勾配付
き端部を有するプローブを備えている。ファスナが駆動
されて工具が後座する際、プローブは、横方向へ孔から
移動されるように、駆動されるファスナによって係合さ
れている。然しこの装置は使い勝手の点で改良の余地が
あり、米国特許第５，０５２，６０７号は構造が複雑な
ので簡単で有用な装置の出現が望まれていた。
８，１６７号に図示説明されている位置決め機構は、フ
ァスナ打込み動力工具に使用され、横方向に可動なよう
にばね鋼片を介してアクチュエータへ結合される勾配付
き端部を有するプローブを備えている。ファスナが駆動
されて工具が後座する際、プローブは、横方向へ孔から
移動されるように、駆動されるファスナによって係合さ
れている。然しこの装置は使い勝手の点で改良の余地が
あり、米国特許第５，０５２，６０７号は構造が複雑な
ので簡単で有用な装置の出現が望まれていた。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、工具によって
打込まれるファスナを案内するように配置される金具を
有するファスナ打込み動力工具において基材へ固定され
るべきワーク内に限定される孔に対して工具を位置決め
する改良された位置決め機構を提供する。この改良され
た機構は、ファスナがワークの孔を通して正確に打込め
るようにワークの孔に対して金具を整合させるためにワ
ークの孔内に延びるように構成され、金具へ結合される
プローブを有する装置を備えている。好ましくは、該プ
ローブは、ワークの孔内へ延びるように構成される勾配
付き端部を有している。
打込まれるファスナを案内するように配置される金具を
有するファスナ打込み動力工具において基材へ固定され
るべきワーク内に限定される孔に対して工具を位置決め
する改良された位置決め機構を提供する。この改良され
た機構は、ファスナがワークの孔を通して正確に打込め
るようにワークの孔に対して金具を整合させるためにワ
ークの孔内に延びるように構成され、金具へ結合される
プローブを有する装置を備えている。好ましくは、該プ
ローブは、ワークの孔内へ延びるように構成される勾配
付き端部を有している。
【０００６】この改良された機構は、プローブをアクチ
ュエータに旋回可能に装着する枢軸ピンを有する装置を
更に備える点で、米国特許第５，２３８，１６７号（特
開平６−１９０７４５号）に図示説明されている位置決
め機構とは異なっている。従って、該枢軸ピンは、延長
位置と後退位置との間のアクチュエータとのプローブの
結合した運動を与えるようにプローブを装着している。
又、この枢軸ピンは、プローブが、打込まれるファスナ
によって係合可能であるファスナ係合位置と打込まれる
ファスナがプローブを通過して駆動できるようにプロー
ブがファスナ係合位置から旋回可能に変位された位置と
の間の旋回運動の限られた範囲にわたりアクチュエータ
に対するプローブの旋回運動を可能にするようにプロー
ブを装着している。
ュエータに旋回可能に装着する枢軸ピンを有する装置を
更に備える点で、米国特許第５，２３８，１６７号（特
開平６−１９０７４５号）に図示説明されている位置決
め機構とは異なっている。従って、該枢軸ピンは、延長
位置と後退位置との間のアクチュエータとのプローブの
結合した運動を与えるようにプローブを装着している。
又、この枢軸ピンは、プローブが、打込まれるファスナ
によって係合可能であるファスナ係合位置と打込まれる
ファスナがプローブを通過して駆動できるようにプロー
ブがファスナ係合位置から旋回可能に変位された位置と
の間の旋回運動の限られた範囲にわたりアクチュエータ
に対するプローブの旋回運動を可能にするようにプロー
ブを装着している。
【０００７】ファスナ打込み動力工具が該工具によって
打込まれるファスナを案内するように配置されている金
具を備え、延長位置と後退位置との間を可動で、アクチ
ュエータが後退位置に向って移動しない限り、工具を不
作動にするように延長位置に向って付勢されているアク
チュエータを有する装置を更に備える１つの考慮される
装置では、枢軸ピンは、アクチュエータに対して旋回可
能にプローブを装着するために使用される。
打込まれるファスナを案内するように配置されている金
具を備え、延長位置と後退位置との間を可動で、アクチ
ュエータが後退位置に向って移動しない限り、工具を不
作動にするように延長位置に向って付勢されているアク
チュエータを有する装置を更に備える１つの考慮される
装置では、枢軸ピンは、アクチュエータに対して旋回可
能にプローブを装着するために使用される。
【０００８】上述の装置では、枢軸ピンは、延長位置と
後退位置との間でアクチュエータとのプローブの結合し
た運動を与える。更に、枢軸ピンは、プローブが打込ま
れるファスナによって係合可能なファスナ係合位置とプ
ローブがファスナ係合位置から旋回可能に変位された位
置との間の旋回運動の限られた範囲にわたりアクチュエ
ータに対するプローブの旋回運動を可能にする。
後退位置との間でアクチュエータとのプローブの結合し
た運動を与える。更に、枢軸ピンは、プローブが打込ま
れるファスナによって係合可能なファスナ係合位置とプ
ローブがファスナ係合位置から旋回可能に変位された位
置との間の旋回運動の限られた範囲にわたりアクチュエ
ータに対するプローブの旋回運動を可能にする。
【０００９】好ましくは、枢軸ピンによって限定される
軸線とプローブの底部分との間の距離は、アクチュエー
タがファスナ保持位置へプローブを旋回してファスナ係
合位置にプローブを保持するように延長位置から移動さ
れるときにアクチュエータに加えられる力を利用するモ
ーメント腕を限定する。
軸線とプローブの底部分との間の距離は、アクチュエー
タがファスナ保持位置へプローブを旋回してファスナ係
合位置にプローブを保持するように延長位置から移動さ
れるときにアクチュエータに加えられる力を利用するモ
ーメント腕を限定する。
【００１０】好ましくは、装着装置は、延長位置と後退
位置との間のアクチュエータとの結合した運動のために
アクチュエータに固定的に装着される取付金具を有し、
プローブは、該取付金具へ旋回可能に装着されている。
好ましくは、該装着装置は、延長位置と後退位置との間
のアクチュエータとの結合した運動のためにアクチュエ
ータに固定的に装着された腕を更に有し、取付金具は、
該腕へ固定的に装着されている。更に、好ましくは、プ
ローブは、ファスナ係合位置と、旋回可能に変位された
位置とへのプローブの旋回運動を夫々制限するように腕
の部分に係合するように構成された部分を有している。
本発明のこれ等及びその他の目的、特徴及び利点は、添
付図面を参照する本発明の好適実施例の下記の説明から
明らかである。
位置との間のアクチュエータとの結合した運動のために
アクチュエータに固定的に装着される取付金具を有し、
プローブは、該取付金具へ旋回可能に装着されている。
好ましくは、該装着装置は、延長位置と後退位置との間
のアクチュエータとの結合した運動のためにアクチュエ
ータに固定的に装着された腕を更に有し、取付金具は、
該腕へ固定的に装着されている。更に、好ましくは、プ
ローブは、ファスナ係合位置と、旋回可能に変位された
位置とへのプローブの旋回運動を夫々制限するように腕
の部分に係合するように構成された部分を有している。
本発明のこれ等及びその他の目的、特徴及び利点は、添
付図面を参照する本発明の好適実施例の下記の説明から
明らかである。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
詳細に説明すると、図１に示すように、工具のマガジン
１８から送給される際に先が尖ったシャンク１４と、拡
大頭部１６とを有する丸釘１２によって例示されるファ
スナを打込む空気圧ファスナ打込み工具１０は、釘１２
がワーク２６の円孔２４を経てワーク２６に隣接する基
材２８へ工具１０によって正確に打込みできるように工
具１０の金具２２を位置決めする本発明の好適実施例に
よる位置決め機構２０を備えている。図示のように、ワ
ーク２６は、金属チャンネルであり、基材２８は、木の
梁である。
詳細に説明すると、図１に示すように、工具のマガジン
１８から送給される際に先が尖ったシャンク１４と、拡
大頭部１６とを有する丸釘１２によって例示されるファ
スナを打込む空気圧ファスナ打込み工具１０は、釘１２
がワーク２６の円孔２４を経てワーク２６に隣接する基
材２８へ工具１０によって正確に打込みできるように工
具１０の金具２２を位置決めする本発明の好適実施例に
よる位置決め機構２０を備えている。図示のように、ワ
ーク２６は、金属チャンネルであり、基材２８は、木の
梁である。
【００１２】位置決め機構２０は、釘１２が円孔２４を
経て正確に打込みできるように、円孔２４に対して金具
２２を整合するためにワーク２６の円孔２４内へ延びる
ように構成され、金具２２へ結合されるプローブ３０を
含む装置を有している。図示のように、プローブ３０
は、円孔２４内に延びるように構成される勾配付き端部
３２を有している。
経て正確に打込みできるように、円孔２４に対して金具
２２を整合するためにワーク２６の円孔２４内へ延びる
ように構成され、金具２２へ結合されるプローブ３０を
含む装置を有している。図示のように、プローブ３０
は、円孔２４内に延びるように構成される勾配付き端部
３２を有している。
【００１３】図示説明するのを除いて、本発明の工具１
０は、その開示を参考のためにここに記載する米国特許
第４，９３２，４８０号（特公平６−２６７９６号）に
例示されているような従来周知の空気圧ファスナ打込み
工具に類似している。該空気圧ファスナ打込み工具は、
イリノイ州リンコルンシャーに在るＩＴＷパスロード
（本特許出願人の１事業所）からＰＡＳＬＯＤＥの商標
の下で市販されている。
０は、その開示を参考のためにここに記載する米国特許
第４，９３２，４８０号（特公平６−２６７９６号）に
例示されているような従来周知の空気圧ファスナ打込み
工具に類似している。該空気圧ファスナ打込み工具は、
イリノイ州リンコルンシャーに在るＩＴＷパスロード
（本特許出願人の１事業所）からＰＡＳＬＯＤＥの商標
の下で市販されている。
【００１４】従って、工具１０は、引金４４に旋回可能
に装着されるレバー４２へ作用可能に結合されて金具２
２に作用可能に装着されているアクチュエータ４０を有
している。アクチュエータ４０は、その延長位置と後退
位置との間の移動の限られた範囲にわたって上下動が可
能であり、アクチュエータ４０へ結合される部材４８を
介してばね４６によって下向きに付勢されている。アク
チュエータ４０と、レバー４２と、引金４４と、ばね４
６と、部材４８と、特定の弁と、工具１０のその他の要
素とは、アクチュエータ４０がレバー４２を持上げるよ
うに上方へ移動されない限り、工具１０を不作動にする
機構として公知の方法で取付けられている。
に装着されるレバー４２へ作用可能に結合されて金具２
２に作用可能に装着されているアクチュエータ４０を有
している。アクチュエータ４０は、その延長位置と後退
位置との間の移動の限られた範囲にわたって上下動が可
能であり、アクチュエータ４０へ結合される部材４８を
介してばね４６によって下向きに付勢されている。アク
チュエータ４０と、レバー４２と、引金４４と、ばね４
６と、部材４８と、特定の弁と、工具１０のその他の要
素とは、アクチュエータ４０がレバー４２を持上げるよ
うに上方へ移動されない限り、工具１０を不作動にする
機構として公知の方法で取付けられている。
【００１５】アクチュエータの移動範囲を制限するた
め、アクチュエータ４０は、金具２２のボス５２が貫通
する細長いスロット５０を有する。小ねじ５４は、ボス
５２のねじ付きソケットにねじ込まれ、座金５６は、小
ねじ５４の頭部５８とボス５２との間に挿入されてい
る。小ねじ５４と座金５６とは、アクチュエータ４０を
工具１０に保持する。
め、アクチュエータ４０は、金具２２のボス５２が貫通
する細長いスロット５０を有する。小ねじ５４は、ボス
５２のねじ付きソケットにねじ込まれ、座金５６は、小
ねじ５４の頭部５８とボス５２との間に挿入されてい
る。小ねじ５４と座金５６とは、アクチュエータ４０を
工具１０に保持する。
【００１６】従来周知のような該工具では、該アクチュ
エータは、該レバーを持上げるようにアクチュエータを
上方へ移動させるためにワークに対して強く押圧するよ
うになっている。しかしながら、本発明の工具１０で
は、プローブ３０は、アクチュエータ４０と共に動くよ
うに、又旋回可能に動くようにアクチュエータ４０へ結
合され、レバー４２を持上げるようにアクチュエータ４
０を上方へ移動させるためにワーク２６に対して強く押
圧するようになっている。
エータは、該レバーを持上げるようにアクチュエータを
上方へ移動させるためにワークに対して強く押圧するよ
うになっている。しかしながら、本発明の工具１０で
は、プローブ３０は、アクチュエータ４０と共に動くよ
うに、又旋回可能に動くようにアクチュエータ４０へ結
合され、レバー４２を持上げるようにアクチュエータ４
０を上方へ移動させるためにワーク２６に対して強く押
圧するようになっている。
【００１７】「上方へ」及び「下方へ」を含む方向を示
す用語は、図示する通常の方向における工具に関してこ
こに使用するが、工具１０のどんな所与の方向にも本発
明を制限するものではない。
す用語は、図示する通常の方向における工具に関してこ
こに使用するが、工具１０のどんな所与の方向にも本発
明を制限するものではない。
【００１８】位置決め機構２０は、近位部分６２と、中
間部分６４と、遠位部分６６とを有する曲がった腕６０
を備えている。該曲がった腕は、近位端部６２に近く２
本のねじ付きスタッド７０によってアクチュエータ４０
へ固定的であるが調節可能に装着されている。ねじ付き
スタッド７０は、近位部分６２の細長いスロット７２に
挿通されてねじ付きナット７４を受取る。リブと溝が、
アクチュエータ４０に対する曲がった腕６０の精密な調
節を容易にするように近位部分６２の内側面７６と、ア
クチュエータ４０の対向面７８とに形成されている。
間部分６４と、遠位部分６６とを有する曲がった腕６０
を備えている。該曲がった腕は、近位端部６２に近く２
本のねじ付きスタッド７０によってアクチュエータ４０
へ固定的であるが調節可能に装着されている。ねじ付き
スタッド７０は、近位部分６２の細長いスロット７２に
挿通されてねじ付きナット７４を受取る。リブと溝が、
アクチュエータ４０に対する曲がった腕６０の精密な調
節を容易にするように近位部分６２の内側面７６と、ア
クチュエータ４０の対向面７８とに形成されている。
【００１９】位置決め機構２０は、軸線を限定し軸方向
に整合する円孔８４を持つ２つの管状部分８２と、管状
部分８２から延びる取付部分８６とを有する取付金具８
０を更に備えている。取付金具８０は、拡大頭部９０，
９０を有し曲がった腕６０の２つのねじ無し孔９２，９
２に挿通されて取付金具８０の取付部分８６の２つのね
じ孔９４，９４にねじ込まれる２本の小ねじ８８，８８
によって曲がった腕６０へ固定的に装着されている。
に整合する円孔８４を持つ２つの管状部分８２と、管状
部分８２から延びる取付部分８６とを有する取付金具８
０を更に備えている。取付金具８０は、拡大頭部９０，
９０を有し曲がった腕６０の２つのねじ無し孔９２，９
２に挿通されて取付金具８０の取付部分８６の２つのね
じ孔９４，９４にねじ込まれる２本の小ねじ８８，８８
によって曲がった腕６０へ固定的に装着されている。
【００２０】プローブ３０は、取付金具８０の管状部分
８２の間に緩く嵌め合わされて、管状部分８２の円孔８
４に軸方向に整合する円孔１０２を有する肩１００を備
えている。拡大頭部１１２を有する枢軸ピン１１０は、
１つの該管状部分８２の円孔８４を経て肩１００の円孔
１０２を通り他の管状部分８２の円孔８４に挿通されて
いる。止め輪１１４は、プローブ３０を保持するよう
に、上記他の管状部分８２を越える円周溝１１６におい
て枢軸ピン１１０のまわりに装着されている。
８２の間に緩く嵌め合わされて、管状部分８２の円孔８
４に軸方向に整合する円孔１０２を有する肩１００を備
えている。拡大頭部１１２を有する枢軸ピン１１０は、
１つの該管状部分８２の円孔８４を経て肩１００の円孔
１０２を通り他の管状部分８２の円孔８４に挿通されて
いる。止め輪１１４は、プローブ３０を保持するよう
に、上記他の管状部分８２を越える円周溝１１６におい
て枢軸ピン１１０のまわりに装着されている。
【００２１】プローブ３０は、取付金具８０と、曲がっ
た腕６０と、アクチュエータ４０とに対して旋回運動の
限られた範囲（例えば図３に示されるように約４°の範
囲）を有するように、枢軸ピン１１０と、上述の関連す
る要素とによって取付金具８０に旋回可能に装着されて
いる。曲がった腕６０の遠位部分６６は、プローブ３０
よりも幅が広く、下方へ開口する大きい切欠き１１８を
有している。枢軸ピン１１０によって限定される軸線と
プローブ３０の勾配付き端部３２との間の距離は、アク
チュエータ４０がファスナ係合位置へプローブ３０を旋
回してファスナ係合位置にプローブ３０を保持するよう
に延長位置から移動される際にアクチュエータ４０に加
えられる力を利用するモーメント腕を限定する。
た腕６０と、アクチュエータ４０とに対して旋回運動の
限られた範囲（例えば図３に示されるように約４°の範
囲）を有するように、枢軸ピン１１０と、上述の関連す
る要素とによって取付金具８０に旋回可能に装着されて
いる。曲がった腕６０の遠位部分６６は、プローブ３０
よりも幅が広く、下方へ開口する大きい切欠き１１８を
有している。枢軸ピン１１０によって限定される軸線と
プローブ３０の勾配付き端部３２との間の距離は、アク
チュエータ４０がファスナ係合位置へプローブ３０を旋
回してファスナ係合位置にプローブ３０を保持するよう
に延長位置から移動される際にアクチュエータ４０に加
えられる力を利用するモーメント腕を限定する。
【００２２】プローブ３０は、図４に示すように、曲が
った腕６０に対する１つの旋回方向においてプローブ３
０の旋回運動を制限するように取付金具８０の取付部分
８６に係合するようにしてある上側の上方へ延びる部分
１２０を有している。プローブ３０は、取付金具８０に
対する反対方向へのプローブ３０の旋回運動を制限する
ように、図３に示すように大きい切欠き１１８の両側で
腕６０の遠位部分６６に係合するようにしてある２つの
下側で横方向へ延びる部分１２２を有している。従っ
て、取付金具８０と、曲がった腕６０と、アクチュエー
タ４０とに対するプローブ３０の旋回運動は、プローブ
３０が打込まれる釘１２によって係合可能であるファス
ナ係合位置へプローブ３０が旋回されるときに制限され
る。
った腕６０に対する１つの旋回方向においてプローブ３
０の旋回運動を制限するように取付金具８０の取付部分
８６に係合するようにしてある上側の上方へ延びる部分
１２０を有している。プローブ３０は、取付金具８０に
対する反対方向へのプローブ３０の旋回運動を制限する
ように、図３に示すように大きい切欠き１１８の両側で
腕６０の遠位部分６６に係合するようにしてある２つの
下側で横方向へ延びる部分１２２を有している。従っ
て、取付金具８０と、曲がった腕６０と、アクチュエー
タ４０とに対するプローブ３０の旋回運動は、プローブ
３０が打込まれる釘１２によって係合可能であるファス
ナ係合位置へプローブ３０が旋回されるときに制限され
る。
【００２３】プローブ３０は、取付金具８０と、曲がっ
た腕６０と、アクチュエータ４０とに対するプローブ３
０の旋回運動の限られた範囲にわたり曲がった腕６０の
遠位部分６６の大きい切欠き１１８を通って緩く延びる
下側のファスナ係合部分１３０を有している。従って、
取付金具８０と、曲がった腕６０と、アクチュエータ４
０とに対するプローブ３０の旋回運動は、釘１２がプロ
ーブ３０を通過して打込みできるように、プローブ３０
がファスナ係合位置から旋回可能に変位される位置に旋
回されるときに制限される。
た腕６０と、アクチュエータ４０とに対するプローブ３
０の旋回運動の限られた範囲にわたり曲がった腕６０の
遠位部分６６の大きい切欠き１１８を通って緩く延びる
下側のファスナ係合部分１３０を有している。従って、
取付金具８０と、曲がった腕６０と、アクチュエータ４
０とに対するプローブ３０の旋回運動は、釘１２がプロ
ーブ３０を通過して打込みできるように、プローブ３０
がファスナ係合位置から旋回可能に変位される位置に旋
回されるときに制限される。
【００２４】ファスナ係合部分１３０は、横方向に面し
てプローブ３０の曲面３４に融合する溝１３２を有して
いる。勾配付き端部３２は、ファスナ係合部分１３０に
形成されている。好ましくは、プローブ３０の勾配付き
端部３２は、円孔２４の縁においてワーク２６に向って
該端部が強く押されたときに端部３２を円孔２４内に案
内して円孔２４のほゞ半分に充満するように円錐の切頭
体の半分として成形されている。釘が工具１０によって
打込まれるとき、釘１２のシャンク１４は、釘１２の頭
部１６が曲面３４に係合するまで溝１３２に沿って駆動
され、次に、釘１２は、工具１０が後座する際に円孔か
らプローブ３０を旋回する。勾配付き端部３２は、工具
１０が後座する際に円孔２４の縁に向って作用可能なカ
ム面として働く。
てプローブ３０の曲面３４に融合する溝１３２を有して
いる。勾配付き端部３２は、ファスナ係合部分１３０に
形成されている。好ましくは、プローブ３０の勾配付き
端部３２は、円孔２４の縁においてワーク２６に向って
該端部が強く押されたときに端部３２を円孔２４内に案
内して円孔２４のほゞ半分に充満するように円錐の切頭
体の半分として成形されている。釘が工具１０によって
打込まれるとき、釘１２のシャンク１４は、釘１２の頭
部１６が曲面３４に係合するまで溝１３２に沿って駆動
され、次に、釘１２は、工具１０が後座する際に円孔か
らプローブ３０を旋回する。勾配付き端部３２は、工具
１０が後座する際に円孔２４の縁に向って作用可能なカ
ム面として働く。
【００２５】位置決め機構２０は、空気圧ファスナ打込
み工具１０に使用するように示したが、本発明は、その
開示を参考のためにこゝに記載した米国再発行特許第３
２，４５２号、米国特許第４，４０３，７２２号、第
４，４８３，４７４号及び第４，５２２，１６２号に例
示されている型式の内燃式工具（図示せず）に代りに使
用してもよい。該内燃式ファスナ打込み工具は、上述の
ＩＴＷパスロードからＩＭＰＵＬＳＥの商標の下で市販
されている。該内燃式工具は、本発明のアクチュエータ
４０に類似し、類似して付勢されるアクチュエータが該
工具の燃焼室を閉鎖するように延長位置から後退位置へ
移動されない限り、該工具を不作動にする機構を備えて
いる。種々の変更は、本発明の範囲及び精神から逸脱す
ることなく上述の好適実施例に実施可能である。
み工具１０に使用するように示したが、本発明は、その
開示を参考のためにこゝに記載した米国再発行特許第３
２，４５２号、米国特許第４，４０３，７２２号、第
４，４８３，４７４号及び第４，５２２，１６２号に例
示されている型式の内燃式工具（図示せず）に代りに使
用してもよい。該内燃式ファスナ打込み工具は、上述の
ＩＴＷパスロードからＩＭＰＵＬＳＥの商標の下で市販
されている。該内燃式工具は、本発明のアクチュエータ
４０に類似し、類似して付勢されるアクチュエータが該
工具の燃焼室を閉鎖するように延長位置から後退位置へ
移動されない限り、該工具を不作動にする機構を備えて
いる。種々の変更は、本発明の範囲及び精神から逸脱す
ることなく上述の好適実施例に実施可能である。
【００２６】
【発明の効果】以上要するに本発明に依ればワークの孔
を通してファスナを正確に打込む際にプローブの旋回角
度が制限されているので、未熟練者でも従来より一層使
い勝手がよく、且つ装置の構造も簡単である。
を通してファスナを正確に打込む際にプローブの旋回角
度が制限されているので、未熟練者でも従来より一層使
い勝手がよく、且つ装置の構造も簡単である。
【図１】本発明の好適実施例による位置決め機構を組込
んだ空気圧ファスナ打込み工具の部分的な断面図であ
る。
んだ空気圧ファスナ打込み工具の部分的な断面図であ
る。
【図２】図１の位置決め機構の拡大立面図である。
【図３】図１の位置決め機構の工具操作の一段階におけ
る拡大断面図である。
る拡大断面図である。
【図４】図１の位置決め機構の工具操作の他の段階にお
ける拡大断面図である。
ける拡大断面図である。
【図５】位置決め機構の要素の分解斜視図である。
１０ 空気圧ファスナ打込み工具 １２ 丸釘 ２０ 位置決め機構 ２２ 金具 ２４ 円孔 ２６ ワーク ２８ 基材 ３０ プローブ ３２ 勾配付き端部 ４０ アクチュエータ ６０ 曲がった腕 ６６ 遠位部分 ８０ 取付金具 ８６ 取付部分 １１０ 枢軸ピン １２０ 上方へ延びる部分 １２２ 横方向へ延びる部分
Claims (8)
- 【請求項１】 動力工具によって打込まれるファスナを
案内するように配置された金具を有する動力ファスナ打
込み工具における基材へ固定されるべきワーク内に限定
された孔に対して該工具を位置決めする動力ファスナ打
込み工具の位置決め機構において、（ａ）ファスナが前
記ワークの孔を通って正確に打込みできるように該ワー
クの孔に対して前記金具を整合させるように該ワークの
孔内に延びるように構成されて該金具へ結合されるプロ
ーブを有する装置と、（ｂ）該プローブが打込まれるフ
ァスナによって係合可能なファスナ係合位置と該プロー
ブが該ファスナ係合位置から旋回可能に変位された位置
との間の旋回運動の限られた範囲にわたり該プローブの
旋回運動を可能にするように該プローブを装着する枢軸
ピンを有する装置とを備える動力ファスナ打込み工具の
位置決め機構。 - 【請求項２】 請求項１に記載の機構において、前記プ
ローブが、前記ワークの孔内に延びるように構成された
勾配付き端部を有する動力ファスナ打込み工具の位置決
め機構。 - 【請求項３】 動力工具によって打込まれるファスナを
案内するように配置される金具と、延長位置と後退位置
との間を可動で、アクチュエータが該後退位置に向って
移動されない限り工具を不作動にするように該延長位置
に向って付勢されているアクチュエータを含む装置とを
有する動力ファスナ打込み工具における基材へ固定され
るべきワーク内に限定された孔に対して該工具を位置決
めする動力ファスナ打込み工具の位置決め機構におい
て、（ａ）ファスナが前記ワークの孔を通って正確に打
込みできるように該ワークの孔に対して前記金具を整合
させるために該ワークの孔内に延びるように構成される
プローブを有する装置と、（ｂ）前記延長位置と前記後
退位置との間で前記アクチュエータとの該プローブの結
合した運動を与えるように、又、該プローブが打込まれ
るファスナによって係合可能なファスナ係合位置と該プ
ローブが該プローブを通過して駆動されるのを打込まれ
るファスナに可能にするように該ファスナ係合位置から
旋回可能に変位された位置との間の旋回運動の限られた
範囲にわたり該アクチュエータに対する該プローブの旋
回運動を可能にするように、該アクチュエータに旋回可
能に該プローブを装着する枢軸ピンを有する装置とを備
えた動力ファスナ打込み工具の位置決め機構。 - 【請求項４】 請求項３に記載の機構において、前記装
着装置が、前記延長位置と前記後退位置との間の前記ア
クチュエータとの結合した運動のために該アクチュエー
タに固定的に装着された取付金具を有し、前記プローブ
が、該取付金具に旋回可能に装着された動力ファスナ打
込み工具の位置決め機構。 - 【請求項５】 請求項４に記載の機構において、前記装
着装置が、前記延長位置と前記後退位置との間の前記ア
クチュエータとの結合した運動のために該アクチュエー
タに固定的に装着された腕を更に有し、前記取付金具
が、該腕に固定的に装着された動力ファスナ打込み工具
の位置決め機構。 - 【請求項６】 請求項５に記載の機構において、前記プ
ローブが、前記ファスナ係合位置と、前記旋回可能に変
位された位置とへの該プローブの旋回運動を夫々制限す
るように前記腕の部分に係合するように構成された部分
を有する動力ファスナ打込み工具の位置決め機構。 - 【請求項７】 請求項５に記載の機構において、前記プ
ローブが、前記ワークの孔内に延びるように構成された
勾配付き端部を有する動力ファスナ打込み工具の位置決
め機構。 - 【請求項８】 請求項３に記載の機構において、前記枢
軸ピンが、軸線を限定し、該軸線と前記プローブの底部
分との間の距離が、該プローブを前記ファスナ係合位置
に旋回して該プローブを該ファスナ係合位置に保持する
ために前記アクチュエータを前記延長位置から移動する
ときに該アクチュエータに加えられる力を利用するモー
メント腕を限定する動力ファスナ打込み工具の位置決め
機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US28358094A | 1994-08-01 | 1994-08-01 | |
| US08/283,580 | 1994-08-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0852666A true JPH0852666A (ja) | 1996-02-27 |
| JP3527571B2 JP3527571B2 (ja) | 2004-05-17 |
Family
ID=23086709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21131895A Expired - Fee Related JP3527571B2 (ja) | 1994-08-01 | 1995-07-28 | 動力ファスナ打込み工具の位置決め機構 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5452835A (ja) |
| EP (1) | EP0695605B1 (ja) |
| JP (1) | JP3527571B2 (ja) |
| KR (1) | KR100339946B1 (ja) |
| AT (1) | ATE186670T1 (ja) |
| CA (1) | CA2153090C (ja) |
| DE (1) | DE69513338T2 (ja) |
| DK (1) | DK0695605T3 (ja) |
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