JPH085238B2 - 水平プリンタのテーブル排出方法 - Google Patents

水平プリンタのテーブル排出方法

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JPH085238B2
JPH085238B2 JP25740187A JP25740187A JPH085238B2 JP H085238 B2 JPH085238 B2 JP H085238B2 JP 25740187 A JP25740187 A JP 25740187A JP 25740187 A JP25740187 A JP 25740187A JP H085238 B2 JPH085238 B2 JP H085238B2
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JP25740187A
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渡 斎藤
晴一 山川
彰典 西野
博明 小野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はテーブルから給紙し、テーブルへ排出する
水平プリンタにおける用紙排出ジャム防止を図ったテー
ブル排出方法に関するものである。
(従来の技術) 第5図は従来の水平プリンタのテーブル排出機構の一
例を示す要部側面図で、図示しない前面テーブルから給
送される用紙6は前部シートガイド4内を通り、印字ヘ
ッド1とプラテン2間において印字されるが、用紙6の
下端6bの範囲まで印字すると、通常、用紙下端6bはカー
ルされる。このように下端がカールされた用紙が改行モ
ータ(図示せず)の逆転により印字前の給紙方向と逆方
向に戻されると、用紙下端6bが用紙検出センサ7によっ
て検知される。この検出信号が図示しない制御部に入力
すると、印字ヘッド1は用紙幅全体に亘ってスペーシン
グするように制御される。
したがって、この印字ヘッド1と一体のリボンプロテ
クタ3が用紙6の下端カール部分6bをスペーシングす
る。このため、用紙6はしごかれて、第6図に示す如
く、カールされた用紙下端6bは位置から位置に押し
込まれるため、前部シートガイド4の開放先端部4cにつ
き当った用紙先端6bは内側にもぐり込み、ジャムされる
ことなく、スムーズにテーブルへと排出される。そし
て、前記スペーシングは印字ヘッドを微少送り(約2m
m)を繰返す毎に行なうことによって、ジャム防止効果
が増大する。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の装置は前述の如き利点はあ
るが、用紙幅全体に亘り、印字ヘッドをスペーシングさ
せていたので、排出時の時間が長く、プリンタの処理時
間(スループット)が遅く、又、用紙幅を検知するため
のセンサの設置や、その制御等で複雑かつコスト高とな
る欠点があった。
本発明は前記従来技術が持っていた欠点を除去し、印
字後返送される用紙を微少送り毎に印字幅のみキャリッ
ジをスペーシングさせるマイクロコンピュータ制御によ
る水平プリンタのテーブル排出方法を提供することを目
的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明の構成を、実施例に
対応する第1〜3図を用いて説明すると、本発明は、テ
ーブルから給送された用紙を印字後該テーブルに排出す
る水平プリンタにおいて、右端位置値R0を初期設定し
て、これを制御部11の記憶部(RAM)111に記憶させ、前
記右端位置値R0による位置と比較して、当該行N1の最後
の印字位置の方が右方向にあると制御部11の中央処理部
112が判定したときは、当該行N1の最後の印字位置の値
を当該行N1と右端位置値R1として制御部11の記憶部111
に記憶させ、改行毎(N2,N3.…,Nn)に上記手順を繰返
して、印字が終了したとき、制御部11における中央処理
部112を介してラインフィードモータ13を駆動して用紙
6をボトム位置まで排出した後、制御部11の中央処理部
112によりキャリッジモータ12を駆動させて制御部11の
記憶部111に記憶されている最大印字幅をスペーシング
させ、印字により生じた用紙のカール部を印字ヘッド1
により矯正してテーブルへ排出させるものである。
(作用) 本発明によれば、以上のようなソフトコントロールに
よるテーブル排出方法にしたので、改行毎にCDU112によ
って行の最後の各印字位置の大小を前行と比較判定して
RAM111に記憶させ、印字終了後ラインフィードモータ13
を駆動して用紙6をボトム位置まで排出することが可能
となり、RAM111において記憶していた最大印字幅のみを
キャリッジモータ12によって印字ヘッド1をスペーシン
グさせることが可能となり、これにより、用紙6の最大
印字幅つまり、カールされた部分のみがしごかれてスム
ーズにテーブルに排出され、排出時間が短縮され、プリ
ンタの処理能力が、用紙幅全体をスペーシングする従来
技術に比べて著しく向上する。
したがって、前記問題点を除去できるのである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(実施例) 第1図は本発明に使用する装置の要部上面図で、従来
の技術の項で説明した第5図、第6図に示したものと同
一の構造を有する。第1図において、1はキャリッジと
一体の印字ヘッド、3はリボンプロテクタ、4は前部シ
ートガイド、5は後部シートガイド、6は用紙、7は用
紙検知センサ、8はフィードローラであり、第2図は本
発明の要部構成を示すブロック図である。同図におい
て、11はマイクロコンピュータで構成された制御部で、
記憶部(RAM)111、中央処理部(CPU)112及び読み出し
専用メモリ(ROM)113等から構成されている。12はヘッ
ドドライバでキャリッジモータMを搭載している。13は
LFステップモータ(ラインフィードステップモータ)
で、14は電源部、15は用紙検出センサ、16は前記制御
部、電源部等の間のコネクタである。尚、第3図は用紙
6に対する印字位置の一例を示す図で、第4図は本発明
に係る水平プリンタのテーブル排出方法の手順を示すフ
ローチャートである。
以下、第3図、第4図を用いて本発明のテーブル排出
方法の手順について説明する。
第3図に示す如く、最大DATAとしての左端位置値L0
設定すると共に、最小DATAとしての右端位置値R0を設定
する(ステップ、ステップ)。次に、DATA受信によ
って打たれた行N1の最初の印字位置の値を制御部11のCP
U112で前記左端位置値L0と比較して大小を判定し(ステ
ップ)、ストップポジション即ち行N1の最初の印字位
置の値が左端位置値L0より小さいときは、この印字位置
の値を新しい左端位置値L1として制御部11のCPU112を介
してRAMT111に記憶させる(ステップ)。同様に、当
該行N1の最後の印字位置の値をCPU112で右端位置値R0
比較して大小を判定し、行N1の最後の印字位置の値が右
端位置値R0より大きいときは(ステップ)、このスト
ップポジションを新しい右端位置値R1としてCPU112を介
してRAM111に記憶させる(ステップ)。そして、次行
N2のDATA受信があったとCPU112が判定したとき(ステッ
プ)は、前回のステップに戻り、当該行N2の最初の
印字位置の値が前行N1の右端位置値R1と比較し(ステッ
プ)、又、最後の印字位置の値が前行N1の右端位置値
R1と比較し(ステップ)、更に、次行N3,N4,…に対し
て同様の手順で前回と比較し、それぞれ最大印字幅をCP
U112を介してRAM111に記憶せしめ、DATA受信がなけれ
ば、RAM111によりCPU112を介してLFステップモータ13を
駆動し、ペーパエンドセンサ15によりボトム位置まで用
紙6を排出する(ステップ)。そして、RAM111の記憶
によってCPU112を介してキャリッジモータ12を駆動せし
め、印字ヘッド1を左端位置値L2による位置まで移動し
(ステップ)、又、RAM111の記憶内容に従って、右端
位置値R3による位置まで印字ヘッド1を移動し(ステッ
プ)、いわゆるスペーシングを行なった後、用紙6を
テーブルに排出する(ステップ)。
用紙は印字によりカールされるものであるから、印字
した範囲すなわち、制御部11のRAM111に記憶させられた
最大印字幅のみをスペーシングさせることによって、カ
ールによる用紙のジャムを防止することが可能となり、
従って、用紙幅に拘らず、印字DATAによってスペーシン
グさせることにより、プリンタのスループット(印字処
理能力)の向上が図れる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、用紙は印
字によりカールされるものであるから、改行印字間に制
御部において記憶した最大印字幅のみを印字ヘッドをス
ペーシングさせることにより、印字ヘッドと一体構造の
リボンプロテクタによって用紙下端のカール部がしごか
れるため、用紙先端は押え込まれ、シートガイド内にも
ぐり込まされる。このため、従来装置のように用紙幅全
体をスペーシングする必要がなくなり、用紙排出時間が
短縮され、プリンタの処理能力が向上する効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する装置の要部上面図、第2図は
本発明の要部構成を示すブロック図、第3図は用紙に対
する印字位置の一例を示す図、第4図は本発明に係る水
平プリンタのテーブル排出方法の手順を示すフローチャ
ート、第5図は従来の水平プリンタのテーブル排出機構
の要部側面図、第6図は第5図機構の用紙カール部の変
形説明図である。 1……印字ヘッド、2……プラテン、3……リボン・プ
ロテクタ、4……前部シートガイド、5……後部シート
ガイド、6……用紙、7……用紙検出センサ、8……フ
ィードローラ、11……制御部、12……キャリッジモー
タ、13……ラインフィードステップモータ、14……電源
部、15……ペーパエンドセンサ、16……コネクタ、111
……RAM、112……CPU、113……ROM。
フロントページの続き (72)発明者 西野 彰典 福島県福島市笹木野字舘1番地 東北沖電 気株式会社内 (72)発明者 小野 博明 福島県福島市笹木野字舘1番地 東北沖電 気株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブルから用紙を給紙するステップと、 右端位置値を初期設定して、この値を記憶部に記憶させ
    るステップと、 記憶部に記憶されている右端位置値による位置と比較し
    て当該印字行の最後の印字位置の方が右方向にあると制
    御部により判定されたときに該最後の印字位置の値を当
    該行の右端位置値として記憶部に新たに記憶させる処理
    を、改行毎に繰り返すステップと、 印字が終了したとき、制御部の命令によりラインフィー
    ドモータを駆動して用紙をボトム位置まで排出するステ
    ップと、 制御部によりキャリッジモータを駆動させて、前記記憶
    部に記憶されている右端位置値による位置を右方向に越
    えない範囲でスペーシングさせ、印字により生じた用紙
    のカール部を印字ヘッドに設けられたリボンプロテクタ
    により矯正して前記テーブルへ排出するステップと を有することを特徴とする水平プリンタのテーブル排出
    方法。
JP25740187A 1987-10-14 1987-10-14 水平プリンタのテーブル排出方法 Expired - Lifetime JPH085238B2 (ja)

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JPH0199865A JPH0199865A (ja) 1989-04-18
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