JPH085207Y2 - 無機面材貼りパネル - Google Patents

無機面材貼りパネル

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JPH085207Y2
JPH085207Y2 JP1990123997U JP12399790U JPH085207Y2 JP H085207 Y2 JPH085207 Y2 JP H085207Y2 JP 1990123997 U JP1990123997 U JP 1990123997U JP 12399790 U JP12399790 U JP 12399790U JP H085207 Y2 JPH085207 Y2 JP H085207Y2
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JP
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panel
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inorganic surface
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inorganic
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JP1990123997U
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JPH0482106U (ja
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祐司 玉川
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、プレハブ化住宅等において、窓や出入口と
なる開口部を備えた間仕切を形成する際に好適に用いら
れる無機面材貼りパネルに関するものである。
[従来の技術] 一般に、一戸建てプレハブ住宅等の工業か住宅では、
その躯体や外装および内装関係の部材等を規格化するこ
とによって現場での施工作業の省力化や簡略化が図られ
ている。
ところで、このような工業化住宅において、壁や間仕
切に窓や出入口となる開口部を形成する場合には、一般
に第4図に示すような小壁となる小壁パネルを利用する
方法が用いられている。
第4図は、間仕切の一部に、出入口となる開口部が形
成された例を示すもので、この開口部の上部に小壁パネ
ルが取り付けられている。
図中符号1が小壁パネルであり、間仕切パネル2,2の
間の上端部に取り付けられており、この小壁パネル1の
下部には、出入口となる開口部3が形成されている。
小壁パネル1は、その両方の端面が、それぞれ間仕切
パネル2,2の端面に突き合わされるように配設され、ほ
ぼ真直ぐに接合されている。
また、小壁パネル1の下端部には、前記間仕切パネル
2,2の端面に沿って、半割材4,4が配設されており、これ
らの半割材4,4によって、小壁パネル1が支えられてい
る。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような小壁を半割材4,4で支える構造
では、半割材4,4の使用によって、現場でこの半割材4,4
を取り付ける手間が増え、現場施工を煩雑化する不満が
ある。また、部材の種類が増えることに伴って費用が増
大するという問題もある。
そのうえ、半割材4,4を使用した場合には、この半割
材4,4の表面を、前記間仕切パネル2,2表面と同じ面材で
被覆することが必要とされ、現場施工の煩雑化をさらに
増長させる懸念もあった。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたものであって、
小壁パネルなどを十分な接合耐力で接合でき、しかも現
場施工の省力化を図ることのできるような無機面材貼り
パネルを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上部芯材、下部芯材および左右の側部芯材
を矩形輪郭に組むとともに、少なくとも一方の側部芯材
の側部には、該側部芯材より短寸法の副芯材を添わせ、
かつその下端面を側部芯材の下端面に揃えて密着接合す
ることにより、上端側部に切欠部を有してなる枠体を形
成し、この枠体の少なくとも一方の表面に無機面材を貼
設してなることを解決手段とした。
[作用] 本考案の無機面材貼りパネルによれば、側部芯材の側
部に密着接合された副芯材の上端部に、小壁パネルなど
を載せて支えることのできる切欠部が形成されるので、
現場で半割材等を使用することなく、簡単にかつ十分な
接合耐力で以て、この小壁パネル等の接合を実施するこ
とができる。
[実施例] 以下、第1図および第2図を参照して、本考案の無機
面材貼りパネルの一実施例を説明する。
第1図中符号10は、無機面材貼りパネルである。この
無機面材貼りパネル10は、第2図に示したような枠体11
の両面に石膏ボード等の無機面材13,13が貼設されたも
のである。
枠体11は、第2図に示すように、上部芯材11a,下部芯
材11bおよび左右両側の側部芯材11c,11dを矩形輪郭に組
み、その内部には、前記側部芯材11c,11dと平行に補強
用縦芯材11eを、また上部芯材11aおよび下部芯材11bと
平行に2本の補強用横芯材11f,11gを配設し、さらに、
前記2本の側部芯材11c,11dのうち一方の側部芯材11dの
側部に、副芯材11hを配設してなるものである。副芯材1
1hは、前記側部芯材11dより所定寸法分短かい寸法を有
し、その下端面を側部芯材11dの下端面に揃えるととも
に、上端部を前記2本の補強用横芯材11f,11gのうちの
上側の補強用横芯材11fの水平位置にほぼ合わせるよう
にして、該側部芯材11dの側面に密着接合されている。
これによって、上端側部(すなわち副芯材11hの上部)
に切欠部12が設けられてなる形状の枠体11が形成されて
いる。
この枠体11の両面に、該枠体11の外形とほぼ同様に上
端側部が切り欠かれてなる形状の無機面材13,13が貼設
されて、本実施例の無機面材貼りパネル10が形成されて
いる。
次に、このような無機面材貼りパネル10の使用方法に
ついて説明する。
例えば、第1図に示すように、この無機面材貼りパネ
ル10の上端側部に形成された切欠部12に、小壁パネル15
の端部を嵌め入れて接着等により接合すれば、小壁パネ
ル15の下部に窓や出入口となる開口部16を備えた間仕切
壁として使用することができる。
このように、本実施例の無機面材貼りパネルによれ
ば、小壁パネル15の取り付けを、現場で半割材等を用い
ることなく、簡単に実施することができる。また、半割
材の使用を不要とすることから、少ない種類の部材で目
的の躯体を形成でき、費用の削減が図れるとともに、従
来のように半割材の表面に被覆を施す必要がなくなるの
で、現場作業の簡略化および省力化を図り、工期を短縮
化することができる。
しかも、小壁パネル15は、その端部を副芯材11hの上
端面に載せ該副芯材11hによって支えられる構成である
ため、十分な接合耐力が得られ、小壁パネル15の自重等
によるずれ落ちなどに対して安定である。
また、本実施例の無機面材貼りパネルは、このような
小壁パネル15の取り付けの他にも、例えばマグサ桁など
の取り付けの際にも使用することができる。
第3図は、マグサ桁17を取り付けた状態を示すもので
あり、マグサ桁17は、その端部が、無機面材貼りパネル
10の上端側部の切欠部12内の上方に入れられるととも
に、該切欠部12内の下方の余った隙間には、適当な大き
さの調整用木材18が嵌め入れられ、それぞれ接着等によ
り接合されている。
このように、本実施例の無機面材貼りパネルでは、そ
の上端側部に設けられた切欠部12が、予め所定の大きさ
に設定されているので、前記マグサ桁17のように該切欠
部12より小さい部材を取り付ける場合には、切欠部12内
の隙間を埋める適当な大きさの調整用木材18を使用する
ことで、種々の部材への適用が可能となる。
なお、本考案の無機面材貼りパネルは、前記実施例に
限られるものではなく、各部材の形状、寸法、材質等の
具体的構成要件は、実施に当たり適宜変更可能である。
例えば、前記実施例では、無機面材貼りパネルを形成
する枠体として、一方の側部芯材の側面に副芯材を密着
接合することにより、一方の上端側部に切欠部を設けて
なる枠体を例に挙げたが、両方の上端側部にそれぞれ切
欠部を有してなる構成の枠体を用いることもできる。こ
の場合には、無機面材貼りパネルの両側に小壁パネル等
を取り付けて開口部を形成することができる。
また、前記実施例では、躯体の間仕切として用いられ
る無機面材貼りパネルを例に挙げたが、躯体の外壁とし
ても使用することができる。この場合には、前記構成の
枠体11の一方の面に無機面材13を貼設し、他方の面には
合板および外装材などを貼設するようにすればよい。
また、この無機面材貼りパネルの枠体11を形成してい
る補強用縦芯材11eおよび補強用横芯材11f,11gの配設位
置、本数などは、前記実施例で示した例に限られず、必
要に応じて変更可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の無機面材貼りパネルに
よれば、側部芯材の側部に密着接合された副芯材の上端
部に、小壁パネルなどを載せて支えることのできる切欠
部が形成されるので、この切欠部内に小壁パネル等の端
部を嵌め入れて接合すれば、現場で半割材等を使用する
ことなく、簡単に、この小壁パネル等の接合を実施する
ことができる。したがって、部材の種類を減らして費用
を削減し、現場施工の省力化および簡略化を図ることが
できる。また、小壁パネル等は、その端部が副芯材の上
端面によって支えられる構成であるため、十分な接合耐
力が得られ、安定性の高い躯体を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本考案の無機面材貼りパネルの
一実施例を説明するもので、第1図は小壁パネルを取り
付けた状態を示す斜視図、第2図は枠体の形状を示す正
面図であり、第3図はこの無機面材貼りパネルの他の使
用例を示すもので、マグサ桁を取り付けた状態を示す斜
視図であり、第4図は、従来の無機面材貼りパネルに小
壁パネルを取り付けた状態を示す斜視図である。 10……無機面材貼りパネル、11……枠体、11a……上部
芯材、11b……下部芯材、11c,11d……側部芯材、11h…
…副芯材、12……切欠部、13……無機面材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部芯材、下部芯材および左右の側部芯材
    を矩形輪郭に組むとともに、少なくとも一方の側部芯材
    の側部には、該側部芯材より短寸法の副芯材を添わせ、
    かつその下端面を側部芯材の下端面に揃えて密着接合す
    ることにより、上端側部に切欠部を有してなる枠体を形
    成し、この枠体の少なくとも一方の表面に無機面材を貼
    設してなることを特徴とする無機面材貼りパネル。
JP1990123997U 1990-11-26 1990-11-26 無機面材貼りパネル Expired - Lifetime JPH085207Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990123997U JPH085207Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 無機面材貼りパネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP1990123997U JPH085207Y2 (ja) 1990-11-26 1990-11-26 無機面材貼りパネル

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Publication Number Publication Date
JPH0482106U JPH0482106U (ja) 1992-07-16
JPH085207Y2 true JPH085207Y2 (ja) 1996-02-14

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ID=31871673

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01275883A (ja) * 1988-04-26 1989-11-06 Natl House Ind Co Ltd 門形玄関パネル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01275883A (ja) * 1988-04-26 1989-11-06 Natl House Ind Co Ltd 門形玄関パネル

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Publication number Publication date
JPH0482106U (ja) 1992-07-16

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