JPH052725Y2 - - Google Patents

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JPH052725Y2
JPH052725Y2 JP1987097033U JP9703387U JPH052725Y2 JP H052725 Y2 JPH052725 Y2 JP H052725Y2 JP 1987097033 U JP1987097033 U JP 1987097033U JP 9703387 U JP9703387 U JP 9703387U JP H052725 Y2 JPH052725 Y2 JP H052725Y2
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JP
Japan
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wall panel
board
gypsum board
heat insulating
insulation
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JP1987097033U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、内壁パネル等の壁パネルに関する
ものである。
(従来の技術) 住宅において、熱が伝達し易い部位、いわゆる
熱橋部には、一般に断熱材が取り付けられてい
る。
以下、ユニツト式住宅を例にとつて、熱橋部の
断熱施工を説明する。
周知の如く、ユニツト式住宅は、居室、キツチ
ン、バス、トイレ等が組み込まれた多数の住宅ユ
ニツトを予め工場で製作しておき、トラツク等で
建設場所に輸送して現地にてこれら住宅ユニツト
を結合し、一戸の住宅として構築されるものであ
る。上記各住宅ユニツトには、上述工場製作の際
に各ユニツトの必要な箇所に断熱材が配置され
る。
第3図は、上記ユニツト式住宅における隣合う
住宅ユニツト10,20の連結部であり、各住宅
ユニツト10,20はそれぞれ、柱11,21、
木桟12a,12b,22a,22b、内壁パネ
ル13,23を有している。尚、第3図では、柱
11,21の外側(図中、上側)に配置され内壁
パネル13,23と平行に延びる外壁パネル、及
び、この外壁パネルと内壁パネル13,23の間
に配置されている断熱材を省略している。
上記ユニツト式住宅の場合には、上記各柱1
1,21、及びこれらの周辺が熱橋部となる。即
ち、単体としての各住宅ユニツト10,20に
は、各柱11,21の配置されている部位に断熱
材が設けられておらず、柱11,21が熱伝達媒
体となつて、熱を室内から室外へ、あるいはその
逆方向へ伝達させてしまうからである。
そこで、住宅ユニツト10,20の室内側を連
結する場合には、初めに、各柱11,21の室内
側の側面に合成樹脂製発泡体からなる一枚の断熱
シート30′を貼り付け、その後、断熱シート3
0′の室内側に石膏ボード40を配置し、この石
膏ボード40を各住宅ユニツト10,20の木桟
12a,22aに固定している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記断熱シート30′や石膏ボ
ード40の剛性は比較的に小さいため、これらの
長尺で幅の狭いものを単独で取り扱つた場合に
は、僅かな衝撃に対しても破損し易いという欠点
があつた。
又、断熱シート30′の貼り付け工程と、石膏
ボード40の取り付け工程との二工程を必要と
し、作業効率が悪かつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は、枠材で補強されていない
石膏ボードの裏面にこの石膏ボードよりも若干小
面積であつて密度が30Kg/m3以上のグラスウール
製の硬質の断熱ボードが添設一体化されているこ
とを特徴とする壁パネルにある。
(作用) 石膏ボードの剛性及び断熱ボードの剛性はそれ
ぞれ単独では小さい。しかし、密度が30Kg/m3
上のグラスウール製の硬質の断熱ボードを石膏ボ
ードに添設し一体化することによつて、両者は互
いに補強し合う。その結果、壁パネルの剛性が増
大し、破損しにくくなるため取り扱い易くなる。
又、予め石膏ボードに断熱ボードが添設されて
いるので、壁パネル取り付け工程が一工程少なく
なり、作業効率が向上する。
又、断熱ボードを石膏ボードよりも若干小面積
としているので、石膏ボードの周縁部を木桟等へ
の固定に用いることができる。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1図、第2図の
図面に基づいて説明する。尚、この実施例におい
ては、ユニツト式住宅の熱橋部に使用される内壁
パネルの態様を示している。
第1図は内壁パネル1の外観斜視図を示してお
り、内壁パネル1は、細長い平板状の石膏ボード
40と、この石膏ボード40の裏面に接着された
グラスウール製の硬質の断熱ボード30(64Kg/
m3)から構成されている。断熱ボード30の長さ
及び幅は、ともに石膏ボード40のそれよりも若
干小さく、石膏ボード40の全周縁部41は断熱
ボード30の全周縁よりも出つ張つている。
上記石膏ボード40の剛性及び断熱ボード30
の剛性は、それぞれ単独では小さい。しかし、上
述のように石膏ボード40と断熱ボード30を一
体化したことによつて、これらは互いに補強し合
う。その結果、内壁パネル1の剛性が増大し、破
損しにくくなり、内壁パネル1を取り付ける際等
において取り扱い易くなる。
次に、上記内壁パネル1を用いて、住宅ユニツ
ト10,20の室内側を連結する場合について、
第2図に基づいて説明する。
隣合う住宅ユニツト10,20は従来と同様に
それぞれ、柱11,21、木桟12,22、内壁
パネル13,23を有している。尚、この図にお
いても、外壁パネル、及び、外壁パネルと内壁パ
ネル13,23の間に配置されている断熱材は省
略している。
内壁パネル1は次のように取り付けられる。即
ち、木桟12,22の間に断熱ボード30を挿入
し、石膏ボード40の周縁部41を各木桟12,
22に当接し、適宜の固定手段により木桟12,
22に固定する。
このように、石膏ボード40と断熱ボード30
の取り付けが一工程で済むので、従来よりも作業
効率が向上する。
尚、この実施例においては、断熱ボード30の
厚みよりも、柱11,21の室内側の側面から木
桟12,22の室内側の側面までの寸法の方が若
干大きいため、断熱ボード30と柱11,21の
上記側面との間に若干の隙間が形成されている
が、断熱ボード30の厚みを増して、内壁パネル
1を取り付けた状態において断熱ボード30と柱
11,21の上記側面とを接触するようにしても
よいことは勿論である。
断熱ボードは、石膏ボードに添設一体化して、
断熱パネル単独で取り扱いできる所定の剛性を出
すためには、密度が30Kg/m3以上のグラスウール
製の硬質のものとする必要がある。
又、壁パネルは外壁パネルであつてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、枠材
で補強されていない石膏ボードの裏面に密度が30
Kg/m3以上のグラスウール製の硬質の断熱ボード
が添設され一体化されて壁パネルが構成されてい
るので、壁パネルの剛性が大きくなり、壁パネル
単独で持ち運ぶ等しても破損することがなく、そ
の取り扱いが容易になる。
又、石膏ボードと断熱ボードとを一工程で取り
付けることができるので、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図の図面はこの考案の一実施例を
示すものであり、第1図は壁パネルの外観斜視
図、第2図は壁パネルの取り付け状態を示す断面
図であり、第3図は従来技術による第2図相当断
面図である。 1……壁パネル(内壁パネル)、30……断熱
ボード、40……石膏ボード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠材で補強がされていない石膏ボードの裏面に
    この石膏ボードよりも若干小面積であつて密度が
    30Kg/m3以上のグラスウール製の硬質の断熱ボー
    ドが添設一体化されていることを特徴とする壁パ
    ネル。
JP1987097033U 1987-06-23 1987-06-23 Expired - Lifetime JPH052725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987097033U JPH052725Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JP1987097033U JPH052725Y2 (ja) 1987-06-23 1987-06-23

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JPS642918U JPS642918U (ja) 1989-01-10
JPH052725Y2 true JPH052725Y2 (ja) 1993-01-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5817854U (ja) * 1981-04-23 1983-02-03 中島 哲郎 丸首衣類ハンガ−
JPS5819035B2 (ja) * 1977-10-07 1983-04-15 モリタ− インダストリ−ズ インコ−ポレ−テツド 熱交換器およびその製造方法

Family Cites Families (1)

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JPS642918U (ja) 1989-01-10

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