JPH085205Y2 - 玄関ドア付パネル - Google Patents
玄関ドア付パネルInfo
- Publication number
- JPH085205Y2 JPH085205Y2 JP86690U JP86690U JPH085205Y2 JP H085205 Y2 JPH085205 Y2 JP H085205Y2 JP 86690 U JP86690 U JP 86690U JP 86690 U JP86690 U JP 86690U JP H085205 Y2 JPH085205 Y2 JP H085205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- door
- opening
- decorative frame
- entrance door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、玄関ドア付パネル、特に、玄関ドアをそ
の開口部に組込んだ建物用の外壁パネルに関するもので
ある。
の開口部に組込んだ建物用の外壁パネルに関するもので
ある。
例えば、鉄筋構造のアパートメントハウス等の建物に
は、通常、鋼製の玄関ドアが使用されている。
は、通常、鋼製の玄関ドアが使用されている。
しかしながら、この種の玄関ドアは、一般に重量が大
きく、また、ドア枠の取付けは溶接付けが一般的である
ため、これらを含む各専門職種の職人を必要とするとと
もに、施工に手間と時間とを要していた。
きく、また、ドア枠の取付けは溶接付けが一般的である
ため、これらを含む各専門職種の職人を必要とするとと
もに、施工に手間と時間とを要していた。
また、玄関ドアの外観美を増すためには、ドア枠等に
装飾的な加工を施す必要があり、さらに、ドア枠自体に
は、例えば照明，インターホン等の機能的要素または室
名表示等はそれぞれ別個に取付けを要していた。
装飾的な加工を施す必要があり、さらに、ドア枠自体に
は、例えば照明，インターホン等の機能的要素または室
名表示等はそれぞれ別個に取付けを要していた。
この考案は、以上のような従来のこの種の玄関ドア施
工上の問題点にかんがみてなされたもので、建物に工場
生産可能の特別の外壁パネルを取付ければ、玄関ドアを
含む一切の関連要素の取付けが完了するような、現場施
工性が良好で、外観的にも優美な玄関ドア付パネルの提
供を目的としている。
工上の問題点にかんがみてなされたもので、建物に工場
生産可能の特別の外壁パネルを取付ければ、玄関ドアを
含む一切の関連要素の取付けが完了するような、現場施
工性が良好で、外観的にも優美な玄関ドア付パネルの提
供を目的としている。
このため、この考案においては、ドア用開口部を有す
る外壁パネルと、この開口部に枢着された玄関ドアと、
この開口部の左右両側面と上側面のパネル面上にそれぞ
れブラケット部材を介して取付けられた各化粧枠と、そ
れぞれこれら各化粧枠内部に取付けられた照明手段，イ
ンターホン，呼鈴押ボタン，室名表示手段等とより玄関
ドア付パネルを構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
る外壁パネルと、この開口部に枢着された玄関ドアと、
この開口部の左右両側面と上側面のパネル面上にそれぞ
れブラケット部材を介して取付けられた各化粧枠と、そ
れぞれこれら各化粧枠内部に取付けられた照明手段，イ
ンターホン，呼鈴押ボタン，室名表示手段等とより玄関
ドア付パネルを構成することにより、前記目的を達成し
ようとするものである。
以上のような工場生産可能の玄関ドア付パネルを建物
外壁パネルの一部として鉄骨構造に取付けることによ
り、多職種の職人を要することなく玄関ドアに関する一
切の機能要素の取付けをも含む現場施工を完了すること
ができる。
外壁パネルの一部として鉄骨構造に取付けることによ
り、多職種の職人を要することなく玄関ドアに関する一
切の機能要素の取付けをも含む現場施工を完了すること
ができる。
以下に、この考案を実施例に基づいて説明する。
第１図に、この考案に係る玄関ドア付パネルの一実施
例の分解斜視図、第２図に、組立状態の正面図、第３図
に、第１図のIII−III線断面図、第４図に、第１図のIV
−IV線断面図、第５図（ａ）．（ｂ）．（ｃ）に、それ
ぞれ化粧枠の他の３断面例を示す。
例の分解斜視図、第２図に、組立状態の正面図、第３図
に、第１図のIII−III線断面図、第４図に、第１図のIV
−IV線断面図、第５図（ａ）．（ｂ）．（ｃ）に、それ
ぞれ化粧枠の他の３断面例を示す。
（構成） Ｄは鋼製の玄関ドア、Ｐは、それ用の開口部を有する
外壁パネルであり、第４図に示すように、鉄骨パネルフ
レーム１の両面にドアフレームパネルボード２（石綿板
または硅酸カルシウム板等）を貼った構成を有する。ド
アＤはドアハンドル３ま反対側（第１〜３図の右側）が
ドア開口部に蝶番（不図示）によって取付けられてい
る。
外壁パネルであり、第４図に示すように、鉄骨パネルフ
レーム１の両面にドアフレームパネルボード２（石綿板
または硅酸カルシウム板等）を貼った構成を有する。ド
アＤはドアハンドル３ま反対側（第１〜３図の右側）が
ドア開口部に蝶番（不図示）によって取付けられてい
る。
この開口部のそれぞれ左右両側面及び上側面には、山
形断面を有するアルミニウム押出材等の左，右化粧枠4,
5及び透明なアクリル樹脂製の上化粧枠６が、それぞれ
第１図に一点鎖線で示す各位置7a,8a及び9aに複数の小
ねじ10によってパネル面上に固設された複数の小さい
左，右ブラケット7,8及び１個の大きい上ブラケット９
を介して取付けられている。この取付け法は、第４図に
示すように、左化粧枠４の山形断面の一脚端部の折曲げ
フック部4aを左ブラケット７の対応部に引掛け、反対側
脚端部の折曲げ立上り部4bと、左ブラケット７の対応部
を小ねじ10で固定し、固定部分の凹部にコーキング11を
施している。
形断面を有するアルミニウム押出材等の左，右化粧枠4,
5及び透明なアクリル樹脂製の上化粧枠６が、それぞれ
第１図に一点鎖線で示す各位置7a,8a及び9aに複数の小
ねじ10によってパネル面上に固設された複数の小さい
左，右ブラケット7,8及び１個の大きい上ブラケット９
を介して取付けられている。この取付け法は、第４図に
示すように、左化粧枠４の山形断面の一脚端部の折曲げ
フック部4aを左ブラケット７の対応部に引掛け、反対側
脚端部の折曲げ立上り部4bと、左ブラケット７の対応部
を小ねじ10で固定し、固定部分の凹部にコーキング11を
施している。
なお、第４図中、12は鋼板製のドア枠、13は、左化粧
枠４下部にエンドキャップ14を取付けるためのセルフタ
ッピングねじ用の止め部材、また、15は、左化粧枠４の
内部にオプションで取付けられたインターホン（もしく
は呼鈴押ボタン等）である。
枠４下部にエンドキャップ14を取付けるためのセルフタ
ッピングねじ用の止め部材、また、15は、左化粧枠４の
内部にオプションで取付けられたインターホン（もしく
は呼鈴押ボタン等）である。
右化粧枠５の取付けに関してはインターホン15を除
き、全く左化粧枠４の場合に準ずる。また、上化粧枠６
の取付けもこれに準ずるが、図例では、上化粧枠６は透
明なアクリル樹脂製とし、その内部に照明用の蛍光ラン
プ16を取付け上化粧枠６の下面側には室番号17が表示さ
れていて照明と室名表示機能とを兼ねている。
き、全く左化粧枠４の場合に準ずる。また、上化粧枠６
の取付けもこれに準ずるが、図例では、上化粧枠６は透
明なアクリル樹脂製とし、その内部に照明用の蛍光ラン
プ16を取付け上化粧枠６の下面側には室番号17が表示さ
れていて照明と室名表示機能とを兼ねている。
なお、前記各化粧枠4,5,6の断面形状は山形の図例を
示したが、これのみに限定されるものではなく、意匠
上、例えば第５図（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すような
他の各断面形状を選んでも差支えないことはもちろんで
あり、その取付け方法も種々の変形を用いることができ
る。
示したが、これのみに限定されるものではなく、意匠
上、例えば第５図（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すような
他の各断面形状を選んでも差支えないことはもちろんで
あり、その取付け方法も種々の変形を用いることができ
る。
（製造／取付施工） 以上のような構成のため、このパネルＰは、玄関ドア
Ｄのほか、例えば、インターホン15,呼鈴．照明ランプ1
6,室名表示17等の一切の諸機能要素を含んで工場におい
て事前生産が可能であり、取外し可能に螺着した一対の
吊フックＨを利用して、現場においてこのパネル組立体
を玄関部の外壁パネルとして吊込み、鉄骨構造梁等に固
定するのみで、従来のように多職種の職人や長工期を要
することなく、簡単に一切の現場施工が完了する。
Ｄのほか、例えば、インターホン15,呼鈴．照明ランプ1
6,室名表示17等の一切の諸機能要素を含んで工場におい
て事前生産が可能であり、取外し可能に螺着した一対の
吊フックＨを利用して、現場においてこのパネル組立体
を玄関部の外壁パネルとして吊込み、鉄骨構造梁等に固
定するのみで、従来のように多職種の職人や長工期を要
することなく、簡単に一切の現場施工が完了する。
また、インターホン15や照明ランプ16などが外部に突
出することがなく、各化粧枠で覆われて保護されるの
で、工場で組付けておいても、搬送や現場での組立時に
も損傷するのが防護される利点がある。
出することがなく、各化粧枠で覆われて保護されるの
で、工場で組付けておいても、搬送や現場での組立時に
も損傷するのが防護される利点がある。
以上説明したように、この考案によれば、事前工場生
産可能の玄関ドア付パネルを建物外壁パネルの一部とし
て、鉄骨構造に取付けることにより、玄関ドアに関する
一切の機能要素の取付けをも含むすべての現場施工を容
易かつ迅速に完了することができる。
産可能の玄関ドア付パネルを建物外壁パネルの一部とし
て、鉄骨構造に取付けることにより、玄関ドアに関する
一切の機能要素の取付けをも含むすべての現場施工を容
易かつ迅速に完了することができる。
第１図は、この考案に係る玄関ドア付パネルの一実施例
の分解斜視図、第２図は、組立状態の正面図、第３図
は、第１図のIII−III線断面図、第４図は、第１図のIV
−IV線断面図、第５図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、それ
ぞれ化粧枠の他の３断面例である。 Ｐ……外壁パネル Ｄ……玄関ドア 4,5,6……左，右，上化粧枠 7,8,9……左，右，上ブラケット 15……インターホン（または呼鈴押ボタン） 16……蛍光ランプ 17……室番号
の分解斜視図、第２図は、組立状態の正面図、第３図
は、第１図のIII−III線断面図、第４図は、第１図のIV
−IV線断面図、第５図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、それ
ぞれ化粧枠の他の３断面例である。 Ｐ……外壁パネル Ｄ……玄関ドア 4,5,6……左，右，上化粧枠 7,8,9……左，右，上ブラケット 15……インターホン（または呼鈴押ボタン） 16……蛍光ランプ 17……室番号
Claims (1)
- 【請求項１】ドア用開口部を有する外壁パネルと、この
開口部に枢着された玄関ドアと、この開口部の左右両側
面と上側面のパネル面上にそれぞれブラケット部材を介
して取付けられた各化粧枠と、それぞれこれら各化粧枠
内部に取付けられた照明手段，インターホン，呼鈴押ボ
タン，室名表示手段等とより成ること特徴とする玄関ド
ア付パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP86690U JPH085205Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 玄関ドア付パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP86690U JPH085205Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 玄関ドア付パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0392204U JPH0392204U (ja) | 1991-09-19 |
| JPH085205Y2 true JPH085205Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31504802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP86690U Expired - Lifetime JPH085205Y2 (ja) | 1990-01-11 | 1990-01-11 | 玄関ドア付パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085205Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001028343A (ja) * | 1999-07-15 | 2001-01-30 | Hitachi Ltd | 薄膜処理方法及び液晶表示装置 |
| JP2005198856A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Ebisu Kasei Co Ltd | クッション体 |
| JP2005230137A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Ebisu Kasei Co Ltd | クッション体 |
| JP6176927B2 (ja) * | 2013-01-09 | 2017-08-09 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 |
| JP6401604B2 (ja) * | 2014-12-24 | 2018-10-10 | 株式会社Ｌｉｘｉｌ | 照明ユニット及びこの照明ユニットを備えた開口部装置 |
-
1990
- 1990-01-11 JP JP86690U patent/JPH085205Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0392204U (ja) | 1991-09-19 |
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