JP6176927B2 - 照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 - Google Patents

照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 Download PDF

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Description

本発明は、照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置に関する。
例えば建物の玄関の近くには、夜間に施錠解錠の操作を行いやすくしたり、防犯性を高めたりする観点から、ポーチ灯等の照明が備え付けられていることが多い。このような照明は、通常、玄関の斜め左右のいずれかの壁に配置されるため、手元が陰になったり、扉が照らされておらず見え難かったりする不具合があった。また扉を開放したときには扉で照明が遮られ、足元が見えない等といったこともあった。
これに対して、特許文献1には、ドアを取り付けたドア枠の表面の一部に内部が中空の化粧枠を一体に設け、化粧枠内に照明ランプを取り付けると共に、戸の照明ランプに対応する部分にて化粧枠に透光用の開口部を形成して成る玄関ドア装置が開示されている。
また、特許文献2には、人の通り得る開口部を備えた屋内外を仕切る壁よりも屋外側に設置された人体検知センサと、壁よりも屋外側で人体検知センサの近傍に設置された第1の照明器具と、第1の照明器具よりも屋内側に設置された第2の照明器具と、第1の照明器具及び第2の照明器具の点灯制御を行う制御機構とを備えた防犯照明装置が開示されている。
実開昭61−152693号公報 特開2003−178377号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のいずれの技術も照明が扉(障子)を照らし出す構造とはなっておらず、必ずしも障子表面を十分に照明することができない。
また、特許文献2に記載の技術では、さらに人体検知センサによる照明の点灯をすることによる防犯性及び利便性の向上が図られているが、ここに記載されている人体検知センサは、防犯のために屋外側の感知を行うことを目的としているため、室外側の人体の検知は行えるが室内側から室外側へ出ようとする人の感知は不十分であった。
そこで本発明は、障子表面を広く照明することができ、人の出入りを遅れることなく検知することが可能な照明ユニットを提供することを課題とする。また、該照明ユニットを備えた開口部装置を提供する。
以下、本発明について説明する。ここでは分かりやすさのため図面の参照符号を括弧書きで併記するが、本発明は当該符号で表される構成に限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体(10)と、該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子(20)と、を有する開口部装置(1)における枠体のうち、室外側下端部に切り欠き(11h)が設けられている上枠(11)に装着される照明ユニット(30)であって、光源(34)と、検知センサ(35)と、検知センサからの信号を受信して光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、光源及び検知センサを収納する照明用枠材(31)と、を有し、照明用枠材は、検知センサに近い側に開口部装置の枠体のうち上枠(11)への装着のための手段(31f、31g)が備えられ、照明ユニットの下面を切り欠きの上部と同じ高さに設けることが可能である、照明ユニットである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の照明ユニット(30)において、検知センサ(35)が照明用枠材(31)の長手方向略中央位置に配置される。
請求項3に記載の発明は、建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体(10)と、該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子(20)と、枠体に装着される照明ユニット(30)と、を備え、照明ユニットは、光源(34)と、検知センサ(35)と、検知センサからの信号を受信して光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、光源及び検知センサを収納し、枠体のうち上枠(11)に取り付けられる照明用枠材(31)と、を有し、検知センサは光源より障子に近い側に配置されており、上枠の室外側下端部には切り欠き(11h)が設けられており、照明ユニットの下面が切り欠きの上部と同じ高さである、開口部装置(1)である。
請求項に記載の発明は、請求項3に記載の開口部装置(1)において、検知センサは上枠(11)の長手方向略中央位置に配置される。
本発明によれば、光源が開口部から所定の距離離隔して配置されるので障子表面を広く照明することができるとともに、検知センサが開口部の近くに配置されるので、人の出入りを遅れることなく検知することが可能となる。
1つの形態を説明する図で、開口部装置1の室外側正面図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図2の分解図である。 連結部材40を下方から見た図である。 照明ユニット30を設置する1つの場面を説明する図である。 図6(a)は照明ユニット30を設置する他の場面を説明する図、図6(b)は照明ユニット30を設置するさらなる他の場面を説明する図である。 変形例を説明する図で、図2と同一の視点による断面図である。 図7の分解図である。
本発明の上記のような作用及び利得は、次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。以下、本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。
図1は、1つの形態に係る開口部装置1を説明する図であり、開口部装置1を室外側正面から見た図である。図2は図1にII−IIで示した線に沿った断面図である。図3には、図2の分解図を示した。図2、図3には室外側及び室内側の方向を併せて記載した。
開口部装置1は、枠体10、障子20、及び照明ユニット30を有して構成されている。
枠体10は、上枠11、下枠12、及び2つの縦枠13、を有して構成され、これらが四方枠組みして矩形枠状を形成している。
上枠11は枠体10のうち上枠を形成する長尺の部材である。上枠11は、図2、図3に表れる断面を有して長手方向に延在し、該長手方向が開口部の上縁に沿って配置され、建物躯体に固定されている。
上枠11の断面形状は特に限定されることなく、必要に応じた各種断面形状を適用できる。本形態では次のような形状を有している。すなわち、上枠11は、見込み方向(室内外方向)に並べられる室外側部材11a及び室内側部材11bを有し、これが断熱材であるブリッジ11cにより連結されている。これにより開口部装置1の断熱性を向上させている。
室外側部材11aは図2、図3に表れる断面において矩形中空であり、上片11d、室外側片11e、下片11f、室内側片11gを有して形成されている。ここで室外側部材11aの室外側下端部の角部には切り欠き11hが設けられている。
一方、室内側部材11bは、下方に延びる片11iを有し、ここに配置されたパッキン材11jと合わせて戸当たりを形成している。
下枠12は枠体10のうち下枠を形成する長尺の部材であり、長手方向が開口部の下縁に沿って配置され、建物躯体に固定されている。下枠12の断面形状は特に限定されることなく通常用いられる下枠を用いることができる。
縦枠13は枠材10の2つの縦枠を形成する長尺の部材であり、長手方向が開口部の2つの縦縁に沿って配置される。縦枠13は、上枠11の端部と下枠12の端部とのそれぞれを渡すようにして固定されるとともに建物躯体にも固定されている。縦枠13の断面形状は特に限定されることなく通常の縦枠を用いることができる。
以上のような上枠11、下枠12、縦枠13の材質は特に限定されず、枠材として適用可能な公知の材質である例えばアルミニウム等を用いることができる。
障子20は、上記した枠体10の枠内に配置され、該枠体10における開口部の開放及び閉鎖をする部材である。障子の具体的な形態は特に限定されることなく通常の障子を用いることができる。これには例えば開き戸、引き戸等があり、本形態では開き戸の形式を有する玄関扉であり、戸先側に開閉操作手段21(図1参照)や不図示の施錠手段が配置されている。
次に、照明ユニット30について詳しく説明する。照明ユニット30は、図2、図3からわかるように、照明用枠材31、透光板32、被覆材33、光源モジュール34、センサモジュール35、連結部材40を有して構成されている。
照明用枠材31は、その内側に光源モジュール34及びセンサモジュール35を収納するとともに、開口部装置1の外観の一部を形成する装飾的機能も有する部材である。照明用枠材31は図2、図3に表れる断面を有して上枠11に沿って長手方向に延びる長尺の部材である。
図3に表れる断面において、照明用枠材31は、見込み方向(室内外方向)に延びる片31aを有し、その室外側端部から片31bが垂下している。片31bの下端には透光板32を係止する透光板係止片31cが設けられている。また透光板係止片31cより上方には片31bの室内側面に光源モジュール係止部31dが形成されている。
片31aの室内側端部からは片31eが垂下している。そして片31eの上端からは室内側に延び、その先端が下方に延在するような鉤状の係止片31fが備えられ、その下方には片31eから室内側に延びる片31gが形成されている。さらに、片31eの下端は室外側に延びるように片が延び被覆材係止片31hを具備する。
片31bと片31eとの間には片31aから垂下するように片31iが垂下し、片31bと片31eとの間を仕切っている。片31iの下端には、室外側に透光板係止片31k、室内側に被覆材係止片31mが配置されている。また、透光板係止片31kの上方には片31iの室外側面に光源モジュール係止片31jが形成されている。
照明用枠材31の以上のような構成により、その内側が見込み方向に配列された2つの空間に仕切られ、室外側空間A及び室内側空間Bが形成される。
透光板32は光の透過率がよい板状の部材であり、光源モジュール34から発光した光を照明ユニット30の外に透過させる。透光板は光を透過することができれば特に限定されることはないが、光の透過率が高いことが好ましい。これにより少ない電力で明るく照明することができる。材質としては樹脂やガラスを挙げることができる。
透光板32は片31bの先端と片31iの先端とを渡すように保持され、その室外側端部が透光板係止片31cに、室内側端部が透光板係止片31kにそれぞれ係止している。
被覆材33は、片31iと片31eとにより形成される室内側空間Bの下端部を閉鎖するように被覆する部材である。被覆片33は、図3に表れる断面において見込み方向に延びる片33aを有し、その室外側端部が片31iの下端の被覆材係止片31mに係止され、室内側端部が片31eの下端の被覆材係止片31hに係止している。また、片33aの上面には、複数の片33bが立設し、見込み方向に所定の間隔で並べられている。従って、隣り合う片33bの間には片33aを底とし、照明用枠材31の長手方向に沿って延びる溝が複数形成されている。さらに、片33aの室内側端部からは片33aを延長するように室内側に延びる片33cが設けられている。
ここで、照明用枠材31の片31aから被覆材33の片33aまでの距離(すなわち上下方向大きさ)は、上枠11の上片11dから室外側片11eの下端までの距離と概ね同じとされている。
光源モジュール34は光源を備え、光源の点灯により障子20の室外側を照らし出すように配置されている。光源の種類は特に限定されることなくLEDや蛍光灯等を用いることも可能である。本形態の光源は電力コストが低く、長寿命である観点からLEDを用いている。
光源モジュール34は、図2、図3からわかるように照明用枠材31のうち、室外側空間Aに配置され、室外側において少なくともセンサモジュール35より建物開口部から遠い側となる位置に配置される。本形態では、光源モジュール34の室外側端部が片31bの光源モジュール係止片31dに係止され、室内側端部が片31iの光源モジュール係止片31jに係止している。これにより光源モジュール34が室外側空間A内の透光板32の上方に保持される。
このような光源モジュール34は、照明用枠材31の長手方向中央に1つ設けられてもよいし、中央以外の別の場所に配置されてもよい。また、必ずしも1つである必要はなく、照明用枠材31の長手方向に沿って複数配列されてもよい。
センサモジュール35は、検知センサ及び照度センサを備え、周辺環境の感知を行う部位である。また、場合によっては、受光センサを備えていることが好ましい。これら各センサからの感知信号は不図示の制御手段により光源モジュールにおける光源の点灯及び消灯が判断され、該点灯及び消灯が制御される。制御手段としては公知の制御基板等を用いることができる。
検知センサとしては、人体検知センサ又は物体検知センサが用いられる。例えば、人体検知センサとしては、物体からでている赤外線を検知して、検知エリア内に人体が侵入した場合の温度の違い、変化をとらえ人体を検知する赤外線センサを適用することができる。そして人体検知センサの感知信号により、上記不図示の制御手段から光源の点灯及び消灯を行う指令がされる。ここで、本形態においては、室内外へと出入りのする際に光源の点灯の遅れを小さくする観点から、人体検知センサはその直下を中心として室内外方向に所定の範囲内で感知をおこなうように設定されることが好ましい。また物体検知センサとしては、障子との距離変化を検知するようなセンサを用い障子の開閉を検知して、光源の点灯及び消灯の指令制御を行ってもよい。この場合、障子の開閉をもって人の出入りがあったものとみなしている。
また、検知センサは開口部装置1のうち障子20が配置される部位の左右方向中央には設置されることが好ましい。従って本形態では上枠11の長手方向中央が好ましく、上枠の長さと、照明ユニット30の長さが概ね同じであれば、照明ユニット30の長手方向の中央位置に配置されることが好ましい。このように検知センサが略中央位置にあることによって、障子の開く方向や障子の開閉形態によらず1種類の照明ユニットで対応することが可能となる。
照度センサは、周囲の照度を測定し、特定の照度を超えた場合には、検知センサ又は光源モジュール34にその作動を禁止する信号を送り、照明を点灯させないようにし、特定の照度以下の場合には、検知センサの感知結果を有効にするセンサである。すなわち、暗くなった時のみに、照明の機能を発揮できるように設定することも可能である。このような照度センサは、照明に用いられる公知の照度センサを用いることができる。
受光センサは、照明ユニット30が複数の点滅モードを有しており、リモコンによりモードを切り替えることができる場合に、リモコンからの信号を受信するセンサである。このようなセンサは公知のものを適用することができる。
以上のようなセンサモジュール35は、図2、図3に表れているように照明用枠材31のうち、室内側空間Bに配置され、枠体10より室外側で少なくとも光源モジュール34より建物開口部に近い側となる位置に配置される。本形態では、センサモジュール35は被覆材33の上方に配置され、被覆材33に載置されてもよい。上記のように被覆材33の上面側には複数の立設する片33bが設けられている。これにより、センサモジュール35の下方には片33bによる溝が形成され、何らかの事情により室内側空間B内に水が侵入した場合でも、この水が溝内を伝わって照明ユニット30の端部に流れ去るので、センサモジュール35への水の付着を抑制することが可能となる。
連結部材40は、照明用枠材31を上枠11に装着するに際し、適切に取り付けることができるように介在する部材である。本形態の連結部材40は図2、図3に表れる断面を有して長手方向に延びる長尺の部材である。連結部材40は、上下方向(見付け方向の上下)に延びる片40aを有し、その上端部には室内側に延びる片40bが備えられている。また片40aの下端部には室外側に延びる片40dが設けられている。さらに、片40aの上下端の間には、その室外側の面から室外側に延びるとともにその先端から上方に延びる鉤状の被係止片40cが形成されている。これら被係止片40c、片40dは連結部位として機能する。
図4には連結部材40を図3にIVで示した方向からみた図を示した。すなわち、図4には連結部材40の長手方向の形態が表れている。連結部材40は、図4からわかるように、下側となる片40dの長手方向両端部に切り欠き40eが形成されている。これにより後述するように上枠11の切り欠き11hと併せて障子20を上にずらして(スライドさせて)蝶番から外すことができる。本形態では両端に切り欠き40eが設けられた例を示したが、蝶番が配置された側の端部のみに切り欠き40eが具備されてもよい。
以上のような各構成部材を有する照明ユニット30は、次のように上枠11に取り付けられる。図5、図6に説明のための図を示した。図5、図6は図3と同じ視点による断面図である。
初めに、図5に示したように、上枠11の室外側片11eの室外側面に沿うように連結部材40の片40aを重ねる。その際、連結部材40の片40bを上枠11の上片11dに引っ掛けるように配置する。さらに、片40aと室外側片11eとの間に止水材41を挟んでここで止水する。そしてこのように配置された連結部材40を室外側から貫通する固定部材42により上枠11の室外側片11eに固定する。
次に、透光板32、被覆材33、光源モジュール34、センサモジュール35が取り付けられた照明用枠材31を連結部材40に固定する。具体的には、図6(a)に示したように、連結部材40の鉤状である被係止片40cに、鉤状である照明用枠材31の係止片31fを引っ掛ける。その後、当該引っ掛けた部位を中心に照明用枠材31を回動させ、図6(b)のように連結部材30の片40dと照明用枠材31の片31gとが上下に重なるように配置する。そして下方から片31gと片40dとを固定部材43により固定する。その際、片40dが下方から見えないように隠蔽するために片33cが延在するが、固定部材43が配置される部位には不図示の穴が形成されている。またこの不図示の穴をカバー材44により塞ぐ。
このように組み立てることにより図2に示した姿勢となる。上記説明した装着方法によれば、透光板32、被覆材33、光源モジュール34、センサモジュール35が取り付けられた重量のある照明用枠材31を高い位置に取り付ける場合であっても、係止片で引っ掛けるように仮に固定した後、固定部材43で本固定をする。従って、重量物を確実に固定することができ、一度仮に固定した後に本固定をするので、高所であっても安定した作業をすることができる。
以上のようにして形成された開口部装置1によれば、センサモジュール35が開口部に近い側、光源モジュール34が開口部に遠い側に配置される。
これによりセンサモジュール35については図2に破線で示したように、開口部に近いので室外側のみでなく、障子20が開いた際には室内側の状況も感知し易くなる。従って、例えば夜間において帰宅した際に光源を点灯することに加え、夜間に外出する際に障子を開放させ外に出るときにも遅滞なく光源が足元を照らすので、安心感を高めることができる。
一方、光源モジュール34は、開口部の上方から開口部に向けて光を照射できるので、陰などができ難く利便性が高い。また、その際には光源が開口部から離隔して配置され、一定の距離が確保されるので、開口部に近い場合に比べて図2に一点鎖線で示したように障子20の下方まで光を照射することができ、障子全体を照明することが可能となる。
また、図3、図6(b)からわかるように、上枠11の室外側下端には切り欠き11hが設けられるとともに、照明ユニット30の下面はこの切り欠き11hの上部と同じ高さとなるように構成されている。すなわち、照明ユニット30が取り付けられる上枠の片11eは照明用枠材31の下面となる高さ位置にまで切り欠かれている。また連結部材40は図4からわかるようにその下側となる片40dの長手方向両端が切り欠かれている。これにより、障子20を枠体10に組み付け、及び離脱させる際に、障子20を上方に移動(スライド)させても、障子20に対して上枠10、及び連結部材40が衝突しない(干渉しない)ので、円滑な作業が可能となる。
図7、図8には変形例にかかる開口部装置101を説明する図を示す。図7は図2と同じ視点による断面図であり、図8は図3と同じ視点による断面図である。開口部装置101では、開口部装置1の上枠11の代わりに上枠111が適用されている。また、照明ユニット130は、照明ユニット30のうち、連結部材40及びこれを固定部材42が不要とされている以外は照明ユニット30と同じである。従ってここでは、開口部装置1に対して異なる点を説明し、他の共通する事項については説明を省略する。その際、開口部装置1と同じ部材を用いる場合には符号も同じとする。
開口部装置101では、図7、図8からわかるように、上枠111の室外側片111eに、係止片111a及び片111bがそれぞれ室外側に突出するように形成されている。係止片111a及び片111bの形状及びその配置は、連結部材40の係止片40c及び片40dと同じとされている。
このような開口部装置101によれば、連結部材40を用いることなく上枠20に照明ユニットを設置することができる。その施工方法も連結部材40を上枠11に固定する工程を除き、開口部装置101と同じである。
そしてこのように施工された開口部装置101によれば、開口部装置1と同様の効果を奏するものとなる。
以上説明した形態では、照明ユニット30と上枠11との長手方向の長さが略同一である例を示したが、照明ユニット30の長さは特に限定されない。ただし、上枠よりも短い場合には照明ユニットの端部から雨水が垂れてきてしまうことがあり、外観の観点から本形態のように照明ユニットは上枠と略同じ長さであることが好ましい。
また、本形態では上枠に照明ユニットが設置される形態を示したが、当該形態に限定されず、縦枠又は下枠に照明ユニットが配置される形態としてもよい。ただし、障子、床面に対して左右均一に光を照射し、影ができ難いとの観点から、照明ユニットは上枠に設置されていることが好ましい。
さらに、本形態では、上枠と照明ユニットとが別々の部材として構成されている形態を示したが、本発明は当該形態に限定されず、上枠と照明ユニットとが一体の構造を有していても良い。
1 開口部装置
10 枠体
11 上枠
12 下枠
13 縦枠
20 障子
30 照明ユニット
31 照明用枠材
32 透光板
33 被覆材
34 光源モジュール(光源を含む。)
35 センサモジュール(検知センサを含む。)
40 連結部材
111 上枠

Claims (4)

  1. 建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体と、該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子と、を有する開口部装置における前記枠体のうち、室外側下端部に切り欠きが設けられている上枠に装着される照明ユニットであって、
    光源と、
    検知センサと、
    前記検知センサからの信号を受信して前記光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、
    前記光源及び前記検知センサを収納する照明用枠材と、を有し、
    前記照明用枠材は、前記検知センサに近い側に前記開口部装置の前記枠体のうち上枠への装着のための手段が備えられ、
    前記照明ユニットの下面を前記切り欠きの上部と同じ高さに設けることが可能である、照明ユニット。
  2. 前記検知センサが前記照明用枠材の長手方向略中央位置に配置される、請求項1に記載の照明ユニット。
  3. 建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体と、
    該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子と、
    前記枠体に装着される照明ユニットと、を備え、
    前記照明ユニットは、
    光源と、
    検知センサと、
    前記検知センサからの信号を受信して前記光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、
    前記光源及び前記検知センサを収納し、前記枠体のうち上枠に取り付けられる照明用枠材と、を有し、
    前記検知センサは前記光源より前記障子に近い側に配置されており、
    前記上枠の室外側下端部には切り欠きが設けられており、
    前記照明ユニットの下面が前記切り欠きの上部と同じ高さである、開口部装置。
  4. 前記検知センサは前記上枠の長手方向略中央位置に配置される、請求項3に記載の開口部装置。
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