JP6176927B2 - 照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、人の通り得る開口部を備えた屋内外を仕切る壁よりも屋外側に設置された人体検知センサと、壁よりも屋外側で人体検知センサの近傍に設置された第1の照明器具と、第1の照明器具よりも屋内側に設置された第2の照明器具と、第1の照明器具及び第2の照明器具の点灯制御を行う制御機構とを備えた防犯照明装置が開示されている。
また、特許文献2に記載の技術では、さらに人体検知センサによる照明の点灯をすることによる防犯性及び利便性の向上が図られているが、ここに記載されている人体検知センサは、防犯のために屋外側の感知を行うことを目的としているため、室外側の人体の検知は行えるが室内側から室外側へ出ようとする人の感知は不十分であった。
開口部装置1は、枠体10、障子20、及び照明ユニット30を有して構成されている。
上枠11の断面形状は特に限定されることなく、必要に応じた各種断面形状を適用できる。本形態では次のような形状を有している。すなわち、上枠11は、見込み方向(室内外方向)に並べられる室外側部材11a及び室内側部材11bを有し、これが断熱材であるブリッジ11cにより連結されている。これにより開口部装置1の断熱性を向上させている。
室外側部材11aは図2、図3に表れる断面において矩形中空であり、上片11d、室外側片11e、下片11f、室内側片11gを有して形成されている。ここで室外側部材11aの室外側下端部の角部には切り欠き11hが設けられている。
一方、室内側部材11bは、下方に延びる片11iを有し、ここに配置されたパッキン材11jと合わせて戸当たりを形成している。
片31aの室内側端部からは片31eが垂下している。そして片31eの上端からは室内側に延び、その先端が下方に延在するような鉤状の係止片31fが備えられ、その下方には片31eから室内側に延びる片31gが形成されている。さらに、片31eの下端は室外側に延びるように片が延び被覆材係止片31hを具備する。
片31bと片31eとの間には片31aから垂下するように片31iが垂下し、片31bと片31eとの間を仕切っている。片31iの下端には、室外側に透光板係止片31k、室内側に被覆材係止片31mが配置されている。また、透光板係止片31kの上方には片31iの室外側面に光源モジュール係止片31jが形成されている。
照明用枠材31の以上のような構成により、その内側が見込み方向に配列された2つの空間に仕切られ、室外側空間A及び室内側空間Bが形成される。
透光板32は片31bの先端と片31iの先端とを渡すように保持され、その室外側端部が透光板係止片31cに、室内側端部が透光板係止片31kにそれぞれ係止している。
検知センサとしては、人体検知センサ又は物体検知センサが用いられる。例えば、人体検知センサとしては、物体からでている赤外線を検知して、検知エリア内に人体が侵入した場合の温度の違い、変化をとらえ人体を検知する赤外線センサを適用することができる。そして人体検知センサの感知信号により、上記不図示の制御手段から光源の点灯及び消灯を行う指令がされる。ここで、本形態においては、室内外へと出入りのする際に光源の点灯の遅れを小さくする観点から、人体検知センサはその直下を中心として室内外方向に所定の範囲内で感知をおこなうように設定されることが好ましい。また物体検知センサとしては、障子との距離変化を検知するようなセンサを用い障子の開閉を検知して、光源の点灯及び消灯の指令制御を行ってもよい。この場合、障子の開閉をもって人の出入りがあったものとみなしている。
また、検知センサは開口部装置1のうち障子20が配置される部位の左右方向中央には設置されることが好ましい。従って本形態では上枠11の長手方向中央が好ましく、上枠の長さと、照明ユニット30の長さが概ね同じであれば、照明ユニット30の長手方向の中央位置に配置されることが好ましい。このように検知センサが略中央位置にあることによって、障子の開く方向や障子の開閉形態によらず1種類の照明ユニットで対応することが可能となる。
照度センサは、周囲の照度を測定し、特定の照度を超えた場合には、検知センサ又は光源モジュール34にその作動を禁止する信号を送り、照明を点灯させないようにし、特定の照度以下の場合には、検知センサの感知結果を有効にするセンサである。すなわち、暗くなった時のみに、照明の機能を発揮できるように設定することも可能である。このような照度センサは、照明に用いられる公知の照度センサを用いることができる。
受光センサは、照明ユニット30が複数の点滅モードを有しており、リモコンによりモードを切り替えることができる場合に、リモコンからの信号を受信するセンサである。このようなセンサは公知のものを適用することができる。
図4には連結部材40を図3にIVで示した方向からみた図を示した。すなわち、図4には連結部材40の長手方向の形態が表れている。連結部材40は、図4からわかるように、下側となる片40dの長手方向両端部に切り欠き40eが形成されている。これにより後述するように上枠11の切り欠き11hと併せて障子20を上にずらして(スライドさせて)蝶番から外すことができる。本形態では両端に切り欠き40eが設けられた例を示したが、蝶番が配置された側の端部のみに切り欠き40eが具備されてもよい。
初めに、図5に示したように、上枠11の室外側片11eの室外側面に沿うように連結部材40の片40aを重ねる。その際、連結部材40の片40bを上枠11の上片11dに引っ掛けるように配置する。さらに、片40aと室外側片11eとの間に止水材41を挟んでここで止水する。そしてこのように配置された連結部材40を室外側から貫通する固定部材42により上枠11の室外側片11eに固定する。
これによりセンサモジュール35については図2に破線で示したように、開口部に近いので室外側のみでなく、障子20が開いた際には室内側の状況も感知し易くなる。従って、例えば夜間において帰宅した際に光源を点灯することに加え、夜間に外出する際に障子を開放させ外に出るときにも遅滞なく光源が足元を照らすので、安心感を高めることができる。
一方、光源モジュール34は、開口部の上方から開口部に向けて光を照射できるので、陰などができ難く利便性が高い。また、その際には光源が開口部から離隔して配置され、一定の距離が確保されるので、開口部に近い場合に比べて図2に一点鎖線で示したように障子20の下方まで光を照射することができ、障子全体を照明することが可能となる。
このような開口部装置101によれば、連結部材40を用いることなく上枠20に照明ユニットを設置することができる。その施工方法も連結部材40を上枠11に固定する工程を除き、開口部装置101と同じである。
そしてこのように施工された開口部装置101によれば、開口部装置1と同様の効果を奏するものとなる。
10 枠体
11 上枠
12 下枠
13 縦枠
20 障子
30 照明ユニット
31 照明用枠材
32 透光板
33 被覆材
34 光源モジュール(光源を含む。)
35 センサモジュール(検知センサを含む。)
40 連結部材
111 上枠
Claims (4)
- 建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体と、該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子と、を有する開口部装置における前記枠体のうち、室外側下端部に切り欠きが設けられている上枠に装着される照明ユニットであって、
光源と、
検知センサと、
前記検知センサからの信号を受信して前記光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、
前記光源及び前記検知センサを収納する照明用枠材と、を有し、
前記照明用枠材は、前記検知センサに近い側に前記開口部装置の前記枠体のうち上枠への装着のための手段が備えられ、
前記照明ユニットの下面を前記切り欠きの上部と同じ高さに設けることが可能である、照明ユニット。 - 前記検知センサが前記照明用枠材の長手方向略中央位置に配置される、請求項1に記載の照明ユニット。
- 建物の開口部の縁に沿って設けられる枠体と、
該枠体により枠組みされた枠内に配置される障子と、
前記枠体に装着される照明ユニットと、を備え、
前記照明ユニットは、
光源と、
検知センサと、
前記検知センサからの信号を受信して前記光源の点灯及び消灯を制御する制御手段と、
前記光源及び前記検知センサを収納し、前記枠体のうち上枠に取り付けられる照明用枠材と、を有し、
前記検知センサは前記光源より前記障子に近い側に配置されており、
前記上枠の室外側下端部には切り欠きが設けられており、
前記照明ユニットの下面が前記切り欠きの上部と同じ高さである、開口部装置。 - 前記検知センサは前記上枠の長手方向略中央位置に配置される、請求項3に記載の開口部装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013002099A JP6176927B2 (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013002099A JP6176927B2 (ja) | 2013-01-09 | 2013-01-09 | 照明ユニット、及び、該照明ユニットを備えた開口部装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014134005A JP2014134005A (ja) | 2014-07-24 |
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ID=51412482
Family Applications (1)
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2013
- 2013-01-09 JP JP2013002099A patent/JP6176927B2/ja active Active
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