JPH0519503Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0519503Y2 JPH0519503Y2 JP1986133333U JP13333386U JPH0519503Y2 JP H0519503 Y2 JPH0519503 Y2 JP H0519503Y2 JP 1986133333 U JP1986133333 U JP 1986133333U JP 13333386 U JP13333386 U JP 13333386U JP H0519503 Y2 JPH0519503 Y2 JP H0519503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- door
- partition
- auxiliary
- hallway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 46
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、間仕切用扉装置の改良に係わり、更
に詳しくは間仕切パネルで区画された部屋と廊下
との出入口に設置する扉装置に関するものであ
る。
に詳しくは間仕切パネルで区画された部屋と廊下
との出入口に設置する扉装置に関するものであ
る。
従来の間仕切用扉装置は、第8図に示すように
間仕切パネルaで区画された部屋と廊下との出入
口部に、所定間隔で形成された間仕切パネル間の
開口に、該間仕切パネルと平行でしかも面一に扉
bを枢設したものが各種提供されているが、扉の
ノブcが廊下に突出し、廊下を通行する人及び物
の移動時の邪魔になるといつた問題があつた。更
に、室内に重要な書類等を保管したり、また室内
で重要な会議が行われ、特定の人以外の入室を制
限する為に設けられる入室管理装置の入出力装置
を扉と隣接する間仕切パネルに埋設していたが、
やはり該入出力装置が機種により該間仕切パネル
面から大きく突出することがあり、その場合は間
仕切パネル全体を幅の広い仕様にしなければなら
ないばかりでなく、またその制御装置が間仕切パ
ネルに埋設不可能な大きさの場合は室内の床に設
置する等していたが、室内のスペースの有効利用
を図る点に於いて問題があり、更にその他のセン
サー及び照明灯を扉の上方に設ける場合は、廊下
に突出させた金具等を用いて取付けなければなら
ず、前記同様の問題があつた。
間仕切パネルaで区画された部屋と廊下との出入
口部に、所定間隔で形成された間仕切パネル間の
開口に、該間仕切パネルと平行でしかも面一に扉
bを枢設したものが各種提供されているが、扉の
ノブcが廊下に突出し、廊下を通行する人及び物
の移動時の邪魔になるといつた問題があつた。更
に、室内に重要な書類等を保管したり、また室内
で重要な会議が行われ、特定の人以外の入室を制
限する為に設けられる入室管理装置の入出力装置
を扉と隣接する間仕切パネルに埋設していたが、
やはり該入出力装置が機種により該間仕切パネル
面から大きく突出することがあり、その場合は間
仕切パネル全体を幅の広い仕様にしなければなら
ないばかりでなく、またその制御装置が間仕切パ
ネルに埋設不可能な大きさの場合は室内の床に設
置する等していたが、室内のスペースの有効利用
を図る点に於いて問題があり、更にその他のセン
サー及び照明灯を扉の上方に設ける場合は、廊下
に突出させた金具等を用いて取付けなければなら
ず、前記同様の問題があつた。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、間仕切パネルで区画された部屋と廊下
との出入口に設ける扉を、該扉のノブが廊下に突
出することなく設置することができ、また入室管
理装置、出入りする移動物体を検知するセンサー
及び照明灯等の付属品も廊下に突出することなく
容易に取付けることができる面及び空間を有する
間仕切用扉装置を提供する点にある。
ところは、間仕切パネルで区画された部屋と廊下
との出入口に設ける扉を、該扉のノブが廊下に突
出することなく設置することができ、また入室管
理装置、出入りする移動物体を検知するセンサー
及び照明灯等の付属品も廊下に突出することなく
容易に取付けることができる面及び空間を有する
間仕切用扉装置を提供する点にある。
本考案は、前述の問題解決の為に、室内を複数
の間仕切パネルを連設して区画室と廊下に区画形
成してなる間仕切装置において、所定間隔を隔て
て設置した間仕切パネル間の開口一側縁に区画室
側内方へ補助パネルを連設固定し、該補助パネル
の内側縁と前記開口他側縁間にノブが突出した扉
を前記間仕切パネルに対し傾斜させて枢設すると
ともに、前記補助パネルと扉の上方を該扉に近接
配置した平面視略三角形状の天井パネルと該天井
パネルの周辺から上方へ垂設した内外欄間パネル
で閉鎖してなる間仕切用扉装置を構成した。
の間仕切パネルを連設して区画室と廊下に区画形
成してなる間仕切装置において、所定間隔を隔て
て設置した間仕切パネル間の開口一側縁に区画室
側内方へ補助パネルを連設固定し、該補助パネル
の内側縁と前記開口他側縁間にノブが突出した扉
を前記間仕切パネルに対し傾斜させて枢設すると
ともに、前記補助パネルと扉の上方を該扉に近接
配置した平面視略三角形状の天井パネルと該天井
パネルの周辺から上方へ垂設した内外欄間パネル
で閉鎖してなる間仕切用扉装置を構成した。
以上の如き内容からなる本考案の間仕切用扉装
置は、扉を間仕切パネルに対して傾斜させて枢設
したことにより、該扉のノブが間仕切パネル面か
ら廊下に突出することがなく、また補助パネルを
区画室側内方へ間仕切パネルに連設するととも
に、前記扉と該補助パネルの上方を天井パネル及
び内外欄間パネルで閉鎖したことにより、外観性
の向上と防犯性及び利用性を高めている。例え
ば、補助パネルに入室管理装置の入出力装置を、
その制御装置を扉上方の天井パネル及び内外欄間
パネルで区画形成した空間に設置したり、また前
記天井パネルに出入りする移動物体を検知するセ
ンサー及び照明灯等を廊下に突出することなく設
けることができ、更にその他の付属品も前記補助
パネル及び空間に容易に設置することができるも
のである。
置は、扉を間仕切パネルに対して傾斜させて枢設
したことにより、該扉のノブが間仕切パネル面か
ら廊下に突出することがなく、また補助パネルを
区画室側内方へ間仕切パネルに連設するととも
に、前記扉と該補助パネルの上方を天井パネル及
び内外欄間パネルで閉鎖したことにより、外観性
の向上と防犯性及び利用性を高めている。例え
ば、補助パネルに入室管理装置の入出力装置を、
その制御装置を扉上方の天井パネル及び内外欄間
パネルで区画形成した空間に設置したり、また前
記天井パネルに出入りする移動物体を検知するセ
ンサー及び照明灯等を廊下に突出することなく設
けることができ、更にその他の付属品も前記補助
パネル及び空間に容易に設置することができるも
のである。
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、第2図
はその断面図であり、Aは補助パネル、Bは扉、
Cは空間をそれぞれ示している。本考案の間仕切
用扉装置は、多数の間仕切パネル1,……を用い
て区画形成した区画室Pと廊下Qとの出入口に設
けるものであり、所定間隔を隔てて設置した間仕
切パネル1,1間の開口2一側縁に前記区画室P
側内方へ補助パネルAを連設し、該補助パネルA
の内側縁と前記開口2他側縁間に、扉Bを前記間
仕切パネル1に対し傾斜させて枢設するととも
に、前記補助パネルAと扉Bの上方に天井パネル
3及び内外の欄間パネル4で区画形成した空間C
を設けたものである。補助パネルAは、前記間仕
切パネル1と同様に両側に立設した支柱5,5の
表裏にパネル版6を取付けて構成するもので、該
支柱5へは各種の方法で取付けることができる
が、本考案では強固に取付けることができる点
で、第7図に示した如く、パネル版6の両側縁に
断面略J字形の折曲縁7,7を形成し、隣接する
該パネル版6の折曲縁7と前記間仕切パネル1の
パネル版6′の折曲縁7′を前記支柱5の表裏面に
間隔を隔てて当接した状態で、断面略コ字形の取
付部材8を両折曲縁7,7′、若しくは間仕切パ
ネル1の場合は折曲縁7′,7′に係止し且つ支柱
5にネジ9で螺着したものであり、その形状は第
2図の如く、隣接した間仕切パネル1から平行に
延びそれから折曲して区画室P側内方へ延びた形
状であり、この場合、折曲角度を鈍角で間仕切パ
ネル1に対し傾斜させれば、表のパネル版6から
突出させて入室管理装置10の入出力装置を設置
しても廊下Qに突出することなく、また廊下Q側
から見易く且つ使用し易いので好ましいものであ
る。尚、該補助パネルAの形状はこれに限るもの
ではなく、間仕切パネル1の端部から直接内方へ
延びたものでもよく、更に折れ曲がつた形状でも
可能である。扉Bは、通常の各種のものを使用で
き、前記補助パネルAの内側縁と開口2の他方に
位置する間仕切パネル1の側縁間に設けるもの
で、第3図に示す両縦枠11,12と横枠13で
構成される枠体内に枢設されるものである。両縦
枠11,12は対称に形成され、外側には前記パ
ネル版6に形成した折曲縁7と同様な折曲縁1
4,14を中央に嵌合溝15を設けて上下方向両
側に形成するとともに、内側面の表側即ち廊下Q
側の端縁には前記扉Bを当止する為の凸条16を
上端部を除いて略全長にわたつて形成してあり、
また上端部には、内側面に開口17を形成し且つ
該開口17に臨む位置に取付片18を立設固着
し、該取付片18には螺孔19又は通孔を形成し
て構成した。横枠13は、通常上方のみに設ける
もので、下面の表側即ち廊下Q側の端縁には前記
同様の凸条20を略全長に形成するとともに、長
さ方向両端部には前記縦枠11,12の開口17
に嵌挿可能な突片21,21を表裏両側に固着し
且つ前記縦枠11,12の取付片18に当接し得
る位置に取付片22を立設固着し、該取付片22
には通孔23を形成して構成した。また、上面の
少なくとも両端部を開放し、上方から前記取付片
22が臨めるようにして、組立て作業を容易とな
している。尚、本実施例では、縦枠11,12の
取付片18と横枠13の突片21及び取付片22
を別体で形成し溶接等により固着したが、枠体と
一体に形成することも可能である。しかして、両
縦枠11,12と横枠13で扉Bの枠体を組立て
る場合、該両縦枠11,12の上端部の開口17
に横枠13の突片21を嵌挿するとともに、該縦
枠11,12の取付片18と該横枠13の取付片
22を当接状態で、横枠13の上方開放部からネ
ジ24を、該取付片22の通孔23に挿通し、該
取付片18の螺孔19に螺合して容易に組立てる
ことができ、この場合両縦枠11,12と横枠1
3の内周面に形成した凸条16,20は、表裏面
が面一になる。また、該両縦枠11,12は、前
記補助パネルA及び間仕切パネル1の端部に位置
する支柱5に、該縦枠11,12の両折曲縁1
4,14を外嵌するとともに、パネル版6を支柱
5に取付けたのと同一の取付部材8を用いて支柱
5に取付けて立起状態に保持するものである。更
に、扉Bを前記枠体に枢設する為に、第4図の如
く該扉Bの一側端上下にヒンジ24,24を固定
し、一方の縦枠11の下端部に形成した取付孔2
5及びその内方に補強を兼ねて内装した断面略L
字形の取付金具26に、区画室P側へ突出したヒ
ンジ受け27を取付けるとともに、前記横枠13
の下面一側端部に設けた同様の取付孔28及び取
付金具29にヒンジ受け30を取付けて、該扉B
を前記枠体に回動自在に取付けるものである。ま
た、扉Bの他側表裏面にはノブ31を突設すると
ともに、該扉Bの遊端及び縦枠12には図示しな
い係合金具を設けている。空間Cは、前記補助パ
ネルAと扉Bの上方に天井パネル3及び表裏の欄
間パネル4,……で区画形成されるものであり、
即ち、扉Bの上方は該扉Bに近接配置した平面視
略三角形上の天井パネル2と該天井パネル3の周
辺から上方へ垂設した内外欄間パネル4,……で
閉鎖されており、支柱5及び適宜配設した横杆3
2に前記パネル版6と同様に取付けて構成した。
ここで、本実施例では前記天井パネル3及び欄間
パネル4,……は別体で形成し、前記取付部材8
を用いて取付けたが、該天井パネル3及び欄間パ
ネル4,……を一体に形成することも可能であ
る。尚、本実施例では、第6図に示すように床に
固定した上方開放の地レール33と天井に固定し
た下方開放の天レール34間に、下端にアジヤス
ター35及び上端に嵌合部36を形成した上下調
整杆37を有する支柱5を立設固定し、該支柱5
の表裏面にはパネル版6及び欄間パネル4を取付
けている。
はその断面図であり、Aは補助パネル、Bは扉、
Cは空間をそれぞれ示している。本考案の間仕切
用扉装置は、多数の間仕切パネル1,……を用い
て区画形成した区画室Pと廊下Qとの出入口に設
けるものであり、所定間隔を隔てて設置した間仕
切パネル1,1間の開口2一側縁に前記区画室P
側内方へ補助パネルAを連設し、該補助パネルA
の内側縁と前記開口2他側縁間に、扉Bを前記間
仕切パネル1に対し傾斜させて枢設するととも
に、前記補助パネルAと扉Bの上方に天井パネル
3及び内外の欄間パネル4で区画形成した空間C
を設けたものである。補助パネルAは、前記間仕
切パネル1と同様に両側に立設した支柱5,5の
表裏にパネル版6を取付けて構成するもので、該
支柱5へは各種の方法で取付けることができる
が、本考案では強固に取付けることができる点
で、第7図に示した如く、パネル版6の両側縁に
断面略J字形の折曲縁7,7を形成し、隣接する
該パネル版6の折曲縁7と前記間仕切パネル1の
パネル版6′の折曲縁7′を前記支柱5の表裏面に
間隔を隔てて当接した状態で、断面略コ字形の取
付部材8を両折曲縁7,7′、若しくは間仕切パ
ネル1の場合は折曲縁7′,7′に係止し且つ支柱
5にネジ9で螺着したものであり、その形状は第
2図の如く、隣接した間仕切パネル1から平行に
延びそれから折曲して区画室P側内方へ延びた形
状であり、この場合、折曲角度を鈍角で間仕切パ
ネル1に対し傾斜させれば、表のパネル版6から
突出させて入室管理装置10の入出力装置を設置
しても廊下Qに突出することなく、また廊下Q側
から見易く且つ使用し易いので好ましいものであ
る。尚、該補助パネルAの形状はこれに限るもの
ではなく、間仕切パネル1の端部から直接内方へ
延びたものでもよく、更に折れ曲がつた形状でも
可能である。扉Bは、通常の各種のものを使用で
き、前記補助パネルAの内側縁と開口2の他方に
位置する間仕切パネル1の側縁間に設けるもの
で、第3図に示す両縦枠11,12と横枠13で
構成される枠体内に枢設されるものである。両縦
枠11,12は対称に形成され、外側には前記パ
ネル版6に形成した折曲縁7と同様な折曲縁1
4,14を中央に嵌合溝15を設けて上下方向両
側に形成するとともに、内側面の表側即ち廊下Q
側の端縁には前記扉Bを当止する為の凸条16を
上端部を除いて略全長にわたつて形成してあり、
また上端部には、内側面に開口17を形成し且つ
該開口17に臨む位置に取付片18を立設固着
し、該取付片18には螺孔19又は通孔を形成し
て構成した。横枠13は、通常上方のみに設ける
もので、下面の表側即ち廊下Q側の端縁には前記
同様の凸条20を略全長に形成するとともに、長
さ方向両端部には前記縦枠11,12の開口17
に嵌挿可能な突片21,21を表裏両側に固着し
且つ前記縦枠11,12の取付片18に当接し得
る位置に取付片22を立設固着し、該取付片22
には通孔23を形成して構成した。また、上面の
少なくとも両端部を開放し、上方から前記取付片
22が臨めるようにして、組立て作業を容易とな
している。尚、本実施例では、縦枠11,12の
取付片18と横枠13の突片21及び取付片22
を別体で形成し溶接等により固着したが、枠体と
一体に形成することも可能である。しかして、両
縦枠11,12と横枠13で扉Bの枠体を組立て
る場合、該両縦枠11,12の上端部の開口17
に横枠13の突片21を嵌挿するとともに、該縦
枠11,12の取付片18と該横枠13の取付片
22を当接状態で、横枠13の上方開放部からネ
ジ24を、該取付片22の通孔23に挿通し、該
取付片18の螺孔19に螺合して容易に組立てる
ことができ、この場合両縦枠11,12と横枠1
3の内周面に形成した凸条16,20は、表裏面
が面一になる。また、該両縦枠11,12は、前
記補助パネルA及び間仕切パネル1の端部に位置
する支柱5に、該縦枠11,12の両折曲縁1
4,14を外嵌するとともに、パネル版6を支柱
5に取付けたのと同一の取付部材8を用いて支柱
5に取付けて立起状態に保持するものである。更
に、扉Bを前記枠体に枢設する為に、第4図の如
く該扉Bの一側端上下にヒンジ24,24を固定
し、一方の縦枠11の下端部に形成した取付孔2
5及びその内方に補強を兼ねて内装した断面略L
字形の取付金具26に、区画室P側へ突出したヒ
ンジ受け27を取付けるとともに、前記横枠13
の下面一側端部に設けた同様の取付孔28及び取
付金具29にヒンジ受け30を取付けて、該扉B
を前記枠体に回動自在に取付けるものである。ま
た、扉Bの他側表裏面にはノブ31を突設すると
ともに、該扉Bの遊端及び縦枠12には図示しな
い係合金具を設けている。空間Cは、前記補助パ
ネルAと扉Bの上方に天井パネル3及び表裏の欄
間パネル4,……で区画形成されるものであり、
即ち、扉Bの上方は該扉Bに近接配置した平面視
略三角形上の天井パネル2と該天井パネル3の周
辺から上方へ垂設した内外欄間パネル4,……で
閉鎖されており、支柱5及び適宜配設した横杆3
2に前記パネル版6と同様に取付けて構成した。
ここで、本実施例では前記天井パネル3及び欄間
パネル4,……は別体で形成し、前記取付部材8
を用いて取付けたが、該天井パネル3及び欄間パ
ネル4,……を一体に形成することも可能であ
る。尚、本実施例では、第6図に示すように床に
固定した上方開放の地レール33と天井に固定し
た下方開放の天レール34間に、下端にアジヤス
ター35及び上端に嵌合部36を形成した上下調
整杆37を有する支柱5を立設固定し、該支柱5
の表裏面にはパネル版6及び欄間パネル4を取付
けている。
そして、前記補助パネルAには、入室管理装置
10の入出力装置を両側の間仕切パネル1,1の
表面を結ぶ延長面、即ち間仕切パネル面より突出
しないように廊下Q側へ突設するとともに、設置
場所に苦慮していたその制御装置を前記扉B及び
補助パネルA上方の空間C内に設置すれば、空間
の有効利用ができ、また前記入出力装置の厚みが
大きい場合でも、補助パネルAの厚さを変更する
だけでよく、従来のように間仕切パネル1全体を
厚さの大きい規格のものを使用しなくてもよく経
済的である。更に、前記天井パネル3に、図示し
ない照明灯又は表示灯を取付ければ、出入口の照
明又は区画室Pの使用中等の表示をすることがで
き、その位置も廊下Qに突出することなく取付け
ることができて、廊下Qを通行する人及び移動す
る物の障害になることはないので、使用において
もまた外観性においても優れたものである。ま
た、前記天井パネル3に扉Bを出入りする移動物
体を検知するセンサー(図示しない)を設け、そ
の制御装置を前記空間C内に設置すれば、防犯上
の観点からも好ましく、そして前記同様に廊下Q
に突出することなく極めて容易に設置することが
できるものである。
10の入出力装置を両側の間仕切パネル1,1の
表面を結ぶ延長面、即ち間仕切パネル面より突出
しないように廊下Q側へ突設するとともに、設置
場所に苦慮していたその制御装置を前記扉B及び
補助パネルA上方の空間C内に設置すれば、空間
の有効利用ができ、また前記入出力装置の厚みが
大きい場合でも、補助パネルAの厚さを変更する
だけでよく、従来のように間仕切パネル1全体を
厚さの大きい規格のものを使用しなくてもよく経
済的である。更に、前記天井パネル3に、図示し
ない照明灯又は表示灯を取付ければ、出入口の照
明又は区画室Pの使用中等の表示をすることがで
き、その位置も廊下Qに突出することなく取付け
ることができて、廊下Qを通行する人及び移動す
る物の障害になることはないので、使用において
もまた外観性においても優れたものである。ま
た、前記天井パネル3に扉Bを出入りする移動物
体を検知するセンサー(図示しない)を設け、そ
の制御装置を前記空間C内に設置すれば、防犯上
の観点からも好ましく、そして前記同様に廊下Q
に突出することなく極めて容易に設置することが
できるものである。
以上にしてなる本考案の間仕切用扉装置によれ
ば、室内を複数の間仕切パネルを連設して区画室
と廊下に区画形成してなる間仕切装置において、
所定間隔を隔てて設置した間仕切パネル間の開口
一側縁に区画室側内方へ補助パネルを連設固定
し、該補助パネルの内側縁と前記開口他側縁間に
ノブが突出した扉を前記間仕切パネルに対し傾斜
させて枢設するとともに、前記補助パネルと扉の
上方を該扉に近接配置した平面視略三角形状の天
井パネルと該天井パネルの周辺から上方へ垂設し
た内外欄間パネルで閉鎖してなるので、扉のノブ
が間仕切パネル面から廊下に突出することがな
く、また補助パネルに入室管理装置装置の入出力
装置等を突出状態で取付けても、間仕切パネル面
より廊下に突出することなく、更に前記補助パネ
ル及び扉の上方に区画形成した空間に制御装置を
設置すれば、空間の有効利用が図れるとともに、
設置場所に苦慮していたものを完全に収容遮蔽で
き、外観性が優れている。そして、前記天井パネ
ルに照明灯又は表示灯を廊下に突出することなく
容易に取付けることができ、更にその他の付属品
も前記補助パネル及び上方の空間に容易に設置す
ることができるものである。
ば、室内を複数の間仕切パネルを連設して区画室
と廊下に区画形成してなる間仕切装置において、
所定間隔を隔てて設置した間仕切パネル間の開口
一側縁に区画室側内方へ補助パネルを連設固定
し、該補助パネルの内側縁と前記開口他側縁間に
ノブが突出した扉を前記間仕切パネルに対し傾斜
させて枢設するとともに、前記補助パネルと扉の
上方を該扉に近接配置した平面視略三角形状の天
井パネルと該天井パネルの周辺から上方へ垂設し
た内外欄間パネルで閉鎖してなるので、扉のノブ
が間仕切パネル面から廊下に突出することがな
く、また補助パネルに入室管理装置装置の入出力
装置等を突出状態で取付けても、間仕切パネル面
より廊下に突出することなく、更に前記補助パネ
ル及び扉の上方に区画形成した空間に制御装置を
設置すれば、空間の有効利用が図れるとともに、
設置場所に苦慮していたものを完全に収容遮蔽で
き、外観性が優れている。そして、前記天井パネ
ルに照明灯又は表示灯を廊下に突出することなく
容易に取付けることができ、更にその他の付属品
も前記補助パネル及び上方の空間に容易に設置す
ることができるものである。
第1図は本考案の間仕切用扉装置の省略斜視
図、第2図は第1図の省略平断面図、第3図は扉
を保持する為の枠体の分解斜視図、第4図は扉の
取付部の分解斜視図、第5図は扉上方の空間部の
縦断面図、第6図は間仕切パネル及び補助パネル
の一部切欠した説明用斜視図、第7図は支柱とパ
ネル版の取付部の構造を示す断面図、第8図は従
来例を示す説明用平面図である。 A……補助パネル、B……扉、C……空間、1
……間仕切パネル、2……開口、3天井パネル、
4……欄間パネル、5……支柱、6……パネル
版、7……折曲縁、8……取付部材、9……ネ
ジ、10……入室管理装置、11……縦枠、12
……縦枠、13……横枠、14……折曲縁、15
……嵌合溝、16……凸条、17……開口、18
……取付片、19……螺孔、20……凸条、21
……突片、22……取付片、23……通孔、24
……ヒンジ、25……取付孔、26……取付金
具、27……ヒンジ受け、28……取付孔、29
……取付金具、30……ヒンジ受け、31……ノ
ブ、32……横杆、33……地レール、34……
天レール、35……アジヤスター、36……嵌合
部、37……上下調整杆。
図、第2図は第1図の省略平断面図、第3図は扉
を保持する為の枠体の分解斜視図、第4図は扉の
取付部の分解斜視図、第5図は扉上方の空間部の
縦断面図、第6図は間仕切パネル及び補助パネル
の一部切欠した説明用斜視図、第7図は支柱とパ
ネル版の取付部の構造を示す断面図、第8図は従
来例を示す説明用平面図である。 A……補助パネル、B……扉、C……空間、1
……間仕切パネル、2……開口、3天井パネル、
4……欄間パネル、5……支柱、6……パネル
版、7……折曲縁、8……取付部材、9……ネ
ジ、10……入室管理装置、11……縦枠、12
……縦枠、13……横枠、14……折曲縁、15
……嵌合溝、16……凸条、17……開口、18
……取付片、19……螺孔、20……凸条、21
……突片、22……取付片、23……通孔、24
……ヒンジ、25……取付孔、26……取付金
具、27……ヒンジ受け、28……取付孔、29
……取付金具、30……ヒンジ受け、31……ノ
ブ、32……横杆、33……地レール、34……
天レール、35……アジヤスター、36……嵌合
部、37……上下調整杆。
Claims (1)
- 室内を複数の間仕切パネルを連設して区画室と
廊下に区画形成してなる間仕切装置において、所
定間隔を隔てて設置した間仕切パネル間の開口一
側縁に区画室側内方へ補助パネルを連設固定し、
該補助パネルの内側縁と前記開口他側縁間にノブ
が突出した扉を前記間仕切パネルに対し傾斜させ
て枢設するとともに、前記補助パネルと扉の上方
を該扉に近接配置した平面視略三角形状の天井パ
ネルと該天井パネルの周辺から上方へ垂設した内
外欄間パネルで閉鎖したことを特徴とする間仕切
用扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986133333U JPH0519503Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986133333U JPH0519503Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6340475U JPS6340475U (ja) | 1988-03-16 |
JPH0519503Y2 true JPH0519503Y2 (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=31033550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986133333U Expired - Lifetime JPH0519503Y2 (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0519503Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082257Y2 (ja) * | 1989-04-30 | 1996-01-24 | コクヨ株式会社 | 可動間仕切壁 |
JP2514103Y2 (ja) * | 1990-10-30 | 1996-10-16 | コマニー株式会社 | 間仕切りパネルの連結構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6010086B2 (ja) * | 1980-01-21 | 1985-03-15 | 住友金属工業株式会社 | 製鋼法 |
JPS6019697B2 (ja) * | 1977-01-31 | 1985-05-17 | インタナショナル・モ−ビル・マシ−ンズ・コ−ポレイション | 電話機用付属装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6010086U (ja) * | 1983-06-30 | 1985-01-23 | 鞍作 正之 | 換気ドア |
JPS6019697U (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-09 | 昭和アルミニウム株式会社 | 戸口用防虫装置 |
-
1986
- 1986-08-29 JP JP1986133333U patent/JPH0519503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019697B2 (ja) * | 1977-01-31 | 1985-05-17 | インタナショナル・モ−ビル・マシ−ンズ・コ−ポレイション | 電話機用付属装置 |
JPS6010086B2 (ja) * | 1980-01-21 | 1985-03-15 | 住友金属工業株式会社 | 製鋼法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6340475U (ja) | 1988-03-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5345737A (en) | System of modular building elements for display fixtures | |
JPH0519503Y2 (ja) | ||
JPH085205Y2 (ja) | 玄関ドア付パネル | |
JP2002138607A (ja) | ガラスパネルシステム | |
JP3076223B2 (ja) | 窓枠付き収納ユニット | |
JPH0813827A (ja) | 建築物 | |
JP2698618B2 (ja) | ユニットルームの天井の構造 | |
JP2515551Y2 (ja) | 間仕切り用吊戸装置 | |
JPH0433307Y2 (ja) | ||
JPS6126547Y2 (ja) | ||
JPS5853869Y2 (ja) | 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル | |
JPH0810607Y2 (ja) | 柱と壁パネルとの接続構造 | |
JP2002138617A (ja) | 間仕切装置 | |
JP2604324Y2 (ja) | バルコニーの囲い構造 | |
JPH0615043Y2 (ja) | 収納部付きバルコニ− | |
JPH0328142Y2 (ja) | ||
JPS5837402Y2 (ja) | 防煙壁 | |
JPH0752517Y2 (ja) | 建造物の壁開口に装着する空調機ユニット | |
JP2002138604A (ja) | 間仕切装置 | |
JPH0125142Y2 (ja) | ||
JPH0752518Y2 (ja) | 建造物の壁開口に装着する空調機ユニット | |
JPS6118146Y2 (ja) | ||
JP2510051B2 (ja) | 連窓の取付装置 | |
JPS6328298Y2 (ja) | ||
JPH0721182Y2 (ja) | ショーウィンド |