JPH0851996A - エナンチオマー純粋なラクタムの製法 - Google Patents

エナンチオマー純粋なラクタムの製法

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JPH0851996A
JPH0851996A JP7147884A JP14788495A JPH0851996A JP H0851996 A JPH0851996 A JP H0851996A JP 7147884 A JP7147884 A JP 7147884A JP 14788495 A JP14788495 A JP 14788495A JP H0851996 A JPH0851996 A JP H0851996A
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    • C12P17/00Preparation of heterocyclic carbon compounds with only O, N, S, Se or Te as ring hetero atoms
    • C12P17/10Nitrogen as only ring hetero atom
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    • C12P41/001Processes using enzymes or microorganisms to separate optical isomers from a racemic mixture by metabolizing one of the enantiomers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エナンチオマー純粋なラクタムの製法 【構成】 式Iのエナンチオマーを選択的に変換する生
体触媒を式I 【化1】 のラセミ混合物に作用させ、生じた生成物混合物から変
換されなかったエナンチオマーを単離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、式I:
【0002】
【化2】
【0003】[式中、R1及びR2は、独立して、H、置
換又は非置換のC1〜C4−アルキル基、置換又は非置換
のC2〜C4−アルケニル基、置換又は非置換のアリール
基又は(CH2)n−COOHを表し、ここで、n=
0、1、2、3であり、Xは、1、2、3、4、5の数
である]のエナンチオマー純粋なラクタムを製造する方
法に関する。
【0004】
【従来の技術】欧州特許(EP)第424064号明細
書には、微生物を用いるラクタムの立体選択的分解が記
載されている。この方法では、それぞれ一つのエナンチ
オマーを相当するアミノ酸に加水分解する2種の異なる
微生物が使用される。しかしながら、この方法は、基質
として特定の二環式ラクタムに限定され、従って広範に
は使用できない欠点を有する。
【0005】更に、ドイツ特許(DE)第215717
1号明細書からは、ラセミ性α−アミノ−ε−カプロラ
クタムから光学的に純粋なリジンが製造される方法が公
知である。ここで使用されている菌株もしくはこの菌株
から単離された酵素L−α−アミノ−ε−カプロラクタ
ム−ヒドロラーゼの基質スペクトルは、極めて狭い。そ
の記載から、構造的に非常に類似の化合物、例えば、ε
−カプロラクタム、δーバレロラクタム、α−ブチロラ
クタム、α−アミノカルボン酸又はD−及びL−ピロリ
ドンカルボン酸の環状オリゴマーは加水分解されないこ
とが確認される(ドイツ特許第2157171号、18
頁、基質特異性)。この規則の唯一の例外は、欧州特許
第357029号明細書及びT.フクムラ(Fukum
ura)のPlant & Cell Physio
l.18:1173ー1176(1977)に記載のよ
うなα−アミノ−置換δーバレロラクタムの変換であ
る。従って、この方法は、広い用途にも好適ではなく、
もっぱらそこに記載の反応のためにだけ使用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記の構造的
制限を有せず、式Iのエナンチオマー純粋なラクタムを
良好な収率で製造することのできるエナンチオマー純粋
なラクタムの製法を提供する課題が存在した。
【0007】
【課題を解決するための手段】式Iのラセミ体から、式
I:
【0008】
【化3】
【0009】[式中、R1及びR2は、独立して、H、置
換又は非置換のC1〜C4−アルキル基、置換又は非置換
のC2〜C4−アルケニル基、置換又は非置換のアリール
基又は(CH2)n−COOHを表し、ここで、n=
0、1、2、3であり、Xは、1、2、3、4、5の数
である]のエナンチオマー純粋なラクタムを製造する方
法が発見され、これは、Iのエナンチオマーを選択的に
変換する生体触媒を、Iのラセミ混合物に作用させ、生
じた生成物から変換されなかったエナンチオマーを単離
することよりなる。
【0010】本発明の方法のために、式Iのラセミ性ラ
クタムのうち、C−原子4、5または6の環の大きさ
(X=2、3又は4)を有し、1個以外の全ての置換基
1及びR2がHであり、1個の置換基が前記のものの1
つを表すものを使用するのが有利である。
【0011】これらラクタムのうちで、Hとは異なる特
有の置換基R1がメチル又はビニルであるものが、特に
有利である。
【0012】本発明の方法のために、生体触媒として
は、式Iで示されている化合物の一つのエナンチオマー
のみを変換するが、他のエナンチオマーには影響しない
特性を有する微生物が好適である。このような微生物
は、容易に慣用法で、例えば、土壌試料から単離でき、
この際、この方法の一つは、実施例1に記載されてい
る。
【0013】有利な微生物は、真菌類及び細菌類であ
る。特に、シュードモナス(Pseudomonas)
およびロドコッカス(Rhodococcus)属のも
のが有利である。一つの又は他のエナンチオマーを選択
的に加水分解する微生物の代表的なものとして、次の菌
株をドイツ微生物寄託局DSMに1994年2月28日
に寄託した: Lu 8676(ロドコッカス エリスロポリス;R.
erithropolis): DSM 9002 Lu 8745(シュードモナス アエルギノサ;P.
aeruginosa): DSM 9001。
【0014】これら寄託菌株のエナンチオマー選択性
は、後の実施例に詳述されている。
【0015】もう一つの好適な微生物は、シュードモナ
ス アエルギノサとして分類されるLu 8744であ
る。
【0016】ラクタムの立体選択的な分解のためには、
原則的に、一つのエナンチオマーを相当するアミノ酸に
分解するが、他のエナンチオマーには影響しない酵素だ
けが必要である。この理由から、本発明の方法のための
生体触媒としては、微生物完全体以外に、これからの抽
出物又は単離された酵素を使用することもできる。
【0017】生体触媒は、そのものとして又は不動化さ
れた形、例えば担体固定された形で使用することができ
る。
【0018】生体触媒を用いて選択的にラセミ体の一つ
のエナンチオマーが加水分解された後に、生成物混合物
は、一つのアミノ酸のエナンチオマー及び一つのラクタ
ムのエナンチオマーからなる。
【0019】このような反応生成物は、成分の異なる物
理−化学的パラメータに基づき、容易に慣用の方法で分
離することができる。
【0020】このためには、例えば、蒸留、抽出、結晶
化又はクロマトグラフィ法、例えばイオン交換クロマト
グラフィが好適である。
【0021】むしろ、 変換されなかったラクタムのエ
ナンチオマーだけが検出可能であり、他のエナンチオマ
ーは、明らかに更に分解される。
【0022】生体触媒とラセミ体の反応は、一般に、0
〜50、有利に20〜40℃の温度で行われる。
【0023】微生物完全体を生体触媒として使用する場
合には、変換すべきラクタムが添加される栄養培地中で
操作するのが有利である。
【0024】栄養培地中のラクタムの濃度は、一般に、
栄養溶液1リットル当たりラクタム1〜100gであ
る。
【0025】生体触媒として、相応する微生物からの酵
素抽出物又は精製酵素を使用する場合には、水溶液中又
は有機溶剤中又はこれら双方の混合物中でのラセミ体の
変換が推奨される。
【0026】この変換は、生体触媒がなお高い活性を有
するpH−媒体中で実施するのが有利である。これは、
一般に、3〜9、有利に4〜8のpH−値の場合であ
る。
【0027】本発明の方法は、特に、エナンチマー純粋
な置換2−ピロリジノン例えば、メチル−又はビニル−
置換2−ピロリジノンの製造のために好適である。
【0028】本発明の方法は、変換すべきラクタムの構
造的パラメータに関して、環の大きさ又は置換基の種類
及び場所は制限が少ない。
【0029】本発明のもう一つの課題は、生体触媒によ
り変換されたエナンチオマーを単離し、そのものとして
又は再びラクタムに変じた後に使用することである。
【0030】例えば、ラクタムの(S)−形を生体触媒
により選択的に加水分解すると、このラクタムの(R)
−形は、不変のまま残り、直接この混合物から単離する
ことができる。
【0031】加水分解され、相応するエナンチオマー純
粋なアミノ酸として存在する(S)−形は、そのもの自
体として、又は閉環して(S)−形にした後に使用する
ことができる。
【0032】エナンチオマー純粋なラクタムは、医薬品
−及び植物保護剤分野での作用物質を得るための重要な
中間体である。
【0033】
【実施例】次の実施例につき本発明を更に詳述する。
【0034】例1 土壌試料からの立体選択的ラクタマーゼ活性を有する菌
株の単離 土壌試料各々約2gに、ラクタマーゼ培地30mlを有
するエーレンマイヤーフラスコ中で、ラクタム、例え
ば、ピロリドン2g/lを加え、25℃で、2〜7日
間、振動下に恒温保持した。
【0035】 ラクタマーゼ培地: MgSO4×7H2O 0.5g/l NaCl 0.05g/l CaCl2 0.02g/l 微量元素溶液 2ml/l KH2PO4 1.5g/l K2HPO4 3.6g/l グリセリン 5g/l 微量元素溶液: 硫酸鉄(II)−1水和物 200mg/l 硫酸亜鉛(II)−4水和物 10mg/l 塩化マンガン−4水和物 3mg/l ほう酸 30mg/l 塩化コバルト(II)−6水和物 20mg/l 塩化銅(II)−2水和物 1mg/l 塩化ニッケル(II)−6水和物 2mg/l モリブデン酸ナトリウム−2水和物 3mg/l エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA) 500mg/l 。
【0036】適当な菌株の増殖のために、この培養物各
1mlを新しい培地中に接種し、再び数日間振動させ、
同じ工程を再度繰り返した。次いで、培養物を増殖培地
と同じ組成を有する寒天プレート上に塗布した。このプ
レートから単一コロニーを取り出し、試験した:菌株を
ラクタマーゼ培地中で、ラセミ性ラクタム5−ビニルピ
ロリジノン5g/lと共に2〜7日培養させた。毎日試
料を取り出し、光学活性生成物が形成されたか否かを試
験した。
【0037】培養物3mlに酢酸エステル3mlを加
え、激しく混合し、相分離の目的で遠心させた。0.2
μm−フィルターを通す濾過の後に、酢酸エステル抽出
物を直接旋光度測定のために、分光光度計中で使用し
た。
【0038】このスクリーニングから合計5個の光学活
性生成物を形成する菌株が単離された。2菌株は、右旋
性の5−ビニルピロリジノンを産出し、3菌株は左旋性
の5−ビニルピロリジノンを産生した。
【0039】同様に、ラクタマーゼ培地中で菌株を、ラ
セミ性ラクタム5−メチルピロリジノン5g/lと共に
培養し、検査した。右旋性3−メチルピロリジノンを産
生する2菌株が単離された。
【0040】例2 (R,S)−5−ビニルピロリジノンからの(S)−5
−ビニルピロリジノン5−ビニルピロリジノン5g/l
を有するラクタマーゼ培地25mlに、DSM9002
を接種し、30℃で4日間振動させた。この予備培養物
を、主培養と同じ培地500mlに接種し、5日間振動
下に恒温保持した。
【0041】細胞を遠心分離し、細胞不含の上澄みを酢
酸エステルで12時間連続的に抽出した。酢酸エステル
抽出物から溶剤を除くと、5−ビニルピロリジノン1.
43gの残分が得られた。単離された生成物の構造をN
MRで確認した。
【0042】生成物に関して次の旋光度が測定された: [α]D=+27.0(c=1、酢酸エステル) [α]D=+45.3(c=1、エタノール) この旋光度を文献データ(英国特許第2133002
号、例10)と比較すると、これは、S−エナンチマー
であることが明らかとなった。
【0043】エナンチオマーの割合を測定することは、
キラールGCを用いて実施し、98.6%eeのエナン
チオマー過剰が得られた(カラム:Cyclodex−
β−I/P,50m×0.32mm)。
【0044】このエナンチオマーは、高収率で得られ
た。酢酸エステル抽出により、なお少量の有機成分が同
伴単離されるが、これは容易に分離可能である。
【0045】例3 (R,S)−5−ビニルピロリジノンからの(R)−5
−ビニルピロリジノンピロリドン2g/lを有するラク
タマーゼ培地500mlに、DSM 9001を接種
し、30℃で2日間振動させた。次いで、ラセミ性5−
ビニルピロリジノン2.5gを添加し、この培養物を更
に5日間振動させた。培養を中断させ、例2におけると
同様に後処理した。(R)−5−ビニルピロリジノン
0.82gの残分が得られた。
【0046】この生成物は、[α]D=−27.7(c
=1、酢酸エステル)の旋光度を有した。
【0047】例4 種々のラクタム及び酸アミドの立体選択的変換 例1からの菌株を第1表に記載の化合物の1種5g/l
を有するラクタマーゼ培地中で2〜7日間培養した。こ
の培養物から 1〜2日の間隔で試料を取り出し、光学
活性生成物が生じたか否かを試験した。試料の取得は、
例1の記載と同様に行った。
【0048】 基質 菌株 左旋性生成物 右旋性生成物 5−ヒ゛ニルヒ゜ロリシ゛ノン Lu 8744、8745、8746 Lu 8676、8743 3−メチルヒ゜ロリシ゛ノン Lu 8744、8746 Lu 8747、8748 6−フェニルハ゛レロラクタム Lu 8744、8745、8746
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリートヘルム バルケンホール ドイツ連邦共和国 リンブルガーホーフ キルヒェンシュトラーセ 22 (72)発明者 ヴォルフガング ラドナー ドイツ連邦共和国 フースゲンハイム イ ン デン ベレン 5 (72)発明者 ウルズラ シュネル ドイツ連邦共和国 バート リップスプリ ンゲ アステルンヴェーク 1 (72)発明者 ウヴェ プレスラー ドイツ連邦共和国 ヴァルトゼー テオド ール−フォンターネ−シュトラーセ 5

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、R1及びR2は、独立して、H、置換又は非置換
    のC1〜C4−アルキル基、置換又は非置換のC2〜C4
    アルケニル基、置換又は非置換のアリール基又は(CH
    2)n−COOHを表し、ここで、n=0、1、2、3
    であり、Xは、1、2、3、4、5の数である]のエナ
    ンチオマー純粋なラクタムを、式Iのラセミ体から製造
    する場合に、Iの一つのエナンチオマーを選択的に変換
    する生体触媒を、Iのラセミ混合物上に作用させ、生じ
    た生成物混合物から、変換されなかったエナンチオマー
    を単離することを特徴とする、エナンチオマー純粋なラ
    クタムの製法。
  2. 【請求項2】 生体触媒として、ロドコッカス又はシュ
    ードモナス属の微生物を使用する、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】生体触媒としてのDSM 9002を用い
    て、式Iの(S)−エナンチオマーを製造する、請求項
    1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 生体触媒としてのDSM 9001を用
    いて、式Iの(R)−エナンチオマーを製造する、請求
    項1又は2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 (S)−5−ビニルピロリジノンを製造
    する、請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 (R)−5−ビニルピロリジノンを製造
    する、請求項4に記載の方法。
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DK0687736T3 (da) 1997-07-21
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ES2100759T3 (es) 1997-06-16
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