JPH0851660A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH0851660A
JPH0851660A JP6184842A JP18484294A JPH0851660A JP H0851660 A JPH0851660 A JP H0851660A JP 6184842 A JP6184842 A JP 6184842A JP 18484294 A JP18484294 A JP 18484294A JP H0851660 A JPH0851660 A JP H0851660A
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JP
Japan
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speed
moving speed
wireless communication
reference value
communication device
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JP6184842A
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English (en)
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Minoru Murakami
実 村上
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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Abstract

(57)【要約】 【目的】無駄な位置登録の動作による電力消費を防止で
きる無線通信装置を提供する。 【構成】速度検出部12により自動車の速度計からの走
行速度を検出し、その検出された走行速度とROM10
に記憶されている基準値を速度比較手段101により比
較し、その比較結果に応じて携帯電話機による基地局に
対する位置登録の動作を停止可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基地局に対する位置登
録を制御可能にした無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、無線通信装置としてPHS(パー
ソナル・ハンディホン・システム)の実用化が進められ
ているが、このシステムでは、携帯電話機を使用し、1
つの携帯電話機で屋外、事業所を始め家庭においても通
話を可能にしている。
【0003】この携帯電話機を屋外で使用する場合、屋
外の相応の場所に配置されている複数の基地局のいずれ
かに位置登録することにより、その基地局のエリア内な
らどこにおいても呼出しを受けることができるようにな
っている。
【0004】また、無線通信装置として、通信機能を有
する携帯端末(PDA等)が考えられる。この様な通信
機能を有するPDAにおいても、PHS同様基地局に位
置登録することにより、基地局を介して他端末から呼出
しを受け、データ通信をすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この無線通
信装置は、システムにより高速走行時の通話を保証して
いない。このため、自動車等に乗って使用する場合、以
下の様な問題点が発生する。すなわち、高速移動時に発
生する電波のドップラー効果(フェージング)に対応し
ていないので、高速移動時には、通信ができなくなる。
また、各基地局の通信エリアが小さく、高速移動に伴う
頻繁な基地局の切換え等に対応していないので、高速移
動時の基地局の切換えが追い付かない。
【0006】このため仮に、高速走行中に無線通信装置
の電源をONにすると、携帯電話機は位置登録のための
動作を行なうが、結局位置登録は失敗してしまう。この
場合位置登録を失敗すると、規制タイマの作動により、
次の位置登録動作が可能となるまで約1分程度の時間を
要してしまう。このため、例え次の位置登録動作が可能
となるまでの間に自動車が低速走行または停止したとし
ても、位置登録のための動作ができないことになる。
【0007】また、次に位置登録動作が可能となった時
に、また自動車が高速走行状態である可能性も高く、結
果的に無駄な位置登録動作を繰り返すことで不必要な電
力消費を招き、電池寿命を縮める欠点があった。本発明
は上記事情に鑑みてなされたもので、無駄な位置登録の
動作による電力消費を防止できる無線通信装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信回線に接
続された基地局に対して位置登録をする無線通信装置に
おいて、この無線通信装置の移動速度を検出する移動速
度検出手段と、この移動速度検出手段により検出された
移動速度と予め設定した基準値を比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果が基準値より移動速度のほうが
大きいとき、前記無線通信装置の少なくとも位置登録動
作を停止する制御手段とにより構成されている。
【0009】本発明では、通信回線に接続された基地局
に対して位置登録をする無線通信装置において、通常速
度移動時または高速度移動時を設定する設定手段と、前
記無線通信装置の移動速度を検出する移動速度検出手段
と、この移動速度検出手段により検出された移動速度と
予め設定した基準値を比較する比較手段と、前記設定手
段による設定が高速度移動時の場合、前記移動速度検出
手段により前記無線通信装置の移動速度を検出し、前記
比較手段の比較結果が基準値より前記移動速度のほうが
大きいとき、前記無線通信装置の少なくとも位置登録動
作を停止する制御手段とにより構成されている。
【0010】本発明では、前記移動速度検出手段は移動
体の移動速度に応じた出力を検出するように構成されて
いる。本発明では、前記移動速度検出手段は前記無線通
信装置に組み込まれた速度センサから構成されている。
【0011】
【作用】この結果、本発明によれば、移動速度検出手段
で無線通信装置の移動速度を検出し、その検出された移
動速度と予め設定した基準値を比較し、その比較結果が
基準値より移動速度のほうが大きいとき、前記無線通信
装置の少なくとも位置登録動作を停止するようにしたの
で、前記基準値を位置登録が可能か否かの基準で設定す
ることにより、移動速度が位置登録可能であると判断さ
れる場合のみ位置登録動作を行ない、移動速度が位置登
録可能でないと判断される場合は、位置登録動作を停止
することができる。
【0012】本発明によれば、通常速度移動時または高
速度移動時を設定し、その設定が高速度移動時の場合、
上述した動作を行なうようにしたので、移動速度が前記
基準値より大きくなることのない通常速度移動時には移
動速度の検出等を行なわない。
【0013】本発明によれば、前記移動速度検出手段は
移動体の移動速度に応じた出力を検出するようにしたの
で、移動体が基準値を超える速度で走行する場合に位置
登録動作を停止することができる。
【0014】本発明によれば、前記移動速度検出手段は
前記携帯電話機に組み込まれた速度センサからなるよう
にしたので、携帯電話機を所持する使用者が基準値を超
える速度で歩行する場合に位置登録動作を停止すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1は、本発明の無線通信装置を適用し
た携帯電話機の概略回路構成を示している。
【0016】図1において、1は制御部で、この制御部
1にはバス17により高周波部2、モデム4、TDMA
処理部5、スピーチコーデック6、PCMコーデック
7、表示部9、ROM10、RAM11および速度検出
部12がそれぞれ接続されている。
【0017】また制御部1には、キー入力部8が接続さ
れている。キー入力部8は、発信の際の電話番号などを
入力するためのテンキーの他に、本発明の特徴である移
動中の位置登録制御を指示するための移動中位置登録キ
ー81と、通常速度で移動しているか、あるいは高速度
で移動しているかを設定する図示しない移動速度設定キ
ーを有している。
【0018】ここで、移動中位置登録キー81が押下さ
れ、前記移動速度設定キーが高速度側に設定された場合
に、後述する移動速度を検出する等の高速度移動時の位
置登録のための動作を行なうものとする。また、前記移
動速度設定キーが通常速度側に設定された場合には通常
の位置登録動作を行なうものとする。
【0019】高周波部2は、周波数変換処理を行なうも
ので、アンテナスイッチ2a、受信部2b、PLLシン
セサイザ2cおよび送信部2dを有し、アンテナスイッ
チ2aをアンテナ3に接続している。そしてアンテナス
イッチ2aは受信部2bまたは送信部2dを選択するこ
とにより、信号を送信/受信に振り分ける。
【0020】受信部2bは、アンテナ3からアンテナス
イッチ2aを介して入力された信号を図示しない2段の
ミキサーにより受信中間周波数信号に周波数変換する。
送信部2dは、モデム4から入力されたπ/4シフトQ
PSK(Quadrature Phase Shif
t Keying)方式の変調波を図示しないミキサー
で周波数変換し、アンテナスイッチ2aを介してアンテ
ナ3から輻射する。PLLシンセサイザ2cは、受信部
2bおよび送信部2dでの周波数変換のための局部発振
をする。
【0021】高周波部2の受信部2bおよび送信部2d
は、それぞれモデム4に接続されている。モデム4は、
π/4シフトQPSK方式の変復調処理を行なうもの
で、受信の場合、高周波部2における受信部2bからの
受信中間周波信号を復調し、同相成分データおよび直交
成分デ−タに分離し、デ−タ列としてTDMA処理部5
へ転送し、また送信の場合、TDMA処理部5から転送
されてきたデータから同相成分データおよび直交成分デ
ータを作成し、π/4シフトQPSK方式の変調を行な
い、高周波部2における送信部2dへ出力する。
【0022】モデム4には、TDMA処理部5が接続さ
れている。TDMA処理部5は、フレーム同期およびス
ロットのデータフォーマット処理を行なうもので、受信
の場合、モデム4から送られてくる受信データから所定
タイミングで、1スロット分のデータを取り出し、この
データの中からユニークワード(同期信号)を抽出し
て、フレーム同期をとり、且つ制御データ部及び音声デ
ータ部のスクランブル等を解除し、制御デ−タを制御部
1へ送り、音声データをスピーチコーデック6に転送
し、また送信の場合、スピーチコーデック6から転送さ
れてくる音声データに制御部1からの制御データを付加
して、スクランブル等をかけた後にユニークワード等を
付加して1スロット分の送信データを作成して所定タイ
ミングでフレーム内の所定スロットに挿入し、モデム4
に送出する。
【0023】TDMA処理部5には、スピーチコーデッ
ク6が接続されている。スピーチコーデック6は、デジ
タルデータの圧縮、伸張処理を行なうもので、受信の場
合、TDMA処理部5から送られてきたADPCM音声
信号をPCM音声信号に復号化することにより伸張し
て、PCMコーデック7に出力し、また送信の場合、P
CMコーデック7から送られてきたPCM音声信号をA
DPCM音声信号に符号化することにより圧縮してTD
MA処理部5に出力している。
【0024】スピーチコーデック6には、PCMコーデ
ック7が接続しており、PCMコーデック7には、アン
プ13を介して受話側スピーカ14が接続され、また送
話側マイク15とリンガ16が接続されている。PCM
コーデック7は、音声信号のアナログ/デジタル変換処
理を行なうもので、受信の場合、スピーチコーデック6
から送られてくるPCM音声信号をD/A変換して、そ
のアナログ信号をアンプ13に出力してスピーカ14を
駆動し、また送信の場合、マイク15から入力されたア
ナログ音声信号をA/D変換して、そのPCM音声信号
をスピーチコーデック6に出力する。また、リンガ信号
やト−ン信号を出力する。
【0025】表示部9は、各種制御のための入力データ
およびその結果などを表示するものである。ROM10
は、制御部1の動作制御を行なうための制御プログラム
を記憶するとともに、位置登録を実行するか否かを判定
するための速度の基準値が記憶されている。RAM11
は、制御部1の制御で扱われるデータを一時記憶する他
に、キー入力部8より設定される各種の条件を記憶する
ものである。
【0026】また速度検出部12は、自動車の速度計等
の出力端子に接続されており、前記速度計からの速度に
対応した出力を取り込むことにより、自動車の速度を検
出する。
【0027】そして、制御部1はROM10に記憶され
た制御プログラムに従って各回路の制御を行なうように
している。また、制御部1は速度比較手段101を有し
ている。この速度比較手段101は速度検出部12によ
り検出した速度とROM10に記憶した基準値を比較す
るとともに、検出速度が基準値より小さい場合のみ位置
登録の動作を許容するようにしている。
【0028】次に、以上のように構成された携帯電話機
の動作を図2に示したフロ−チャ−トを基に説明する。
まず、携帯電話機を所持した使用者が自動車に乗車し、
自動車の速度計の出力端子に携帯電話機の速度検出部1
2を接続する。
【0029】そしてステップs11で、自動車が走行中
に、使用者が携帯電話機の電源をONにするとともにキ
ー入力部8の移動中位置登録キー81を押下し、さらに
図示しない移動速度設定キーを高速度側に設定すると、
制御部1は速度検出部12に自動車の走行速度の検出を
指示する。すると、ステップs12で、速度検出部12
は自動車の速度計からの出力を取り込み、制御部1に与
える。これによりステップs13で、制御部1の速度比
較手段101は速度検出部12で検出した走行速度とR
OM10に記憶されている基準値を比較し、走行速度が
ROM10に記憶されている基準値以下であるか否かを
判定する。
【0030】そして、ステップs14で走行速度がRO
M10に記憶されている基準値以下であると判定された
場合はステップs16に進み、位置登録のための動作を
行なう。
【0031】その後、ステップs17で位置登録が完了
すると、ステップs18で着信待ちとなる。一方、ステ
ップs14で、速度検出部12により検出された走行速
度がROM10に記憶されている基準値以上であると判
定された場合は、ステップs15で速度比較手段101
により位置登録のための動作を阻止しステップs12に
戻る。以下、同様にしてステップs14で速度検出部1
2より検出された走行速度がROM10に記憶されてい
る基準値以下であると判定されるまで、ステップs12
で自動車の速度計からの速度に応じた出力を取り込み、
ステップs13の速度判定を繰り返す。
【0032】また、ステップs16で位置登録の動作を
行なったにもかかわらず、ステップs17で位置登録完
了が得られない場合、ステップs12に戻って再び自動
車の速度計からの速度に応じた出力を取り込み、ステッ
プs13の速度判定を繰り返す。
【0033】一方、ステップs11で使用者が携帯電話
機の電源をONにしたのちに、キー入力部8の移動中位
置登録キー81を押下しない場合は、直ちにステップs
19に進んで、位置登録のための動作を行なう。
【0034】そして、ステップs20で位置登録が完了
すると、ステップs18で着信待ちとなる。一方、ステ
ップs19で位置登録の動作を行なったにもかかわら
ず、ステップs20で位置登録完了が得られなくなった
場合は、ステップs19に戻って再び位置登録の動作を
繰り返す。
【0035】従って、このような実施例によれば、速度
検出部12により自動車の速度計からの走行速度を検出
し、その検出された走行速度とROM10に記憶されて
いる基準値を速度比較手段101により比較し、その比
較結果に応じて携帯電話機による基地局に対する位置登
録の動作を停止可能にするようにしたので、前記基準値
を位置登録を実行するか否かを判定する基準で設定する
ことにより、走行速度が前記基準値以下であると判断さ
れる場合のみ位置登録の動作を行ない、前記走行速度が
前記基準値以上であると判断される場合は、位置登録の
動作を停止することができ、これにより携帯電話機が無
駄な位置登録の動作を行なうことがなくなるため、位置
登録を効率良く速やかに行なえるとともに、無駄な位置
登録動作に伴なう電力消費を防止できる。
【0036】また、移動速度設定キーにより通常速度で
移動しているか、あるいは高速度で移動しているかを設
定し、その設定が高速度移動の場合、上述した動作を行
なうようにしたので、走行速度が前記基準値より大きく
なることのない通常速度での走行時には走行速度の検出
等を行なわず、これにより通常速度での走行時において
不必要な電力消費を無くすことができる。
【0037】(第2実施例)次に、図3は本発明の第2
実施例の概略構成を示すもので、図1と同一部分には同
符号を付している。この場合、第1実施例の速度検出部
12に代えて速度センサ18を接続している。
【0038】この速度センサ18は、携帯電話機に組み
込まれ、該携帯電話機の移動を検出するもので、例えば
ジャイロ等を用いた加速度センサが用いられ、加速度を
時間積分し、累積していくことにより、速度成分を算出
するようにしている。
【0039】次に、以上のように構成された携帯電話機
の動作を図4に示したフロ−チャ−トを基に説明する。
まず、携帯電話機を所持した使用者が自転車等で走行し
ているものとする。
【0040】そしてステップs21で、使用者が携帯電
話機の電源をONにするとともにキー入力部8の移動中
位置登録キー81を押下し、さらに図示しない移動速度
設定キーを高速度側に設定すると、制御部1は速度セン
サ18に速度の検出を指示する。すると、ステップs2
2で、速度センサ18は走行速度を検出し、制御部1に
与える。これにより制御部1の速度比較手段101は検
出した走行速度とROM10に記憶されている基準値を
比較し、走行速度がROM10に記憶されている基準値
以下であるか否かを判定する。
【0041】そして、ステップs23で走行速度がRO
M10に記憶されている基準値以下であると判定された
場合はステップs25に進み、位置登録のための動作を
行なう。
【0042】その後、ステップs26で位置登録が完了
すると、ステップs27で着信待ちとなる。一方、ステ
ップs23で、速度センサ18により検出された走行速
度がROM10に記憶されている基準値以上であると判
定された場合は、ステップs24で速度比較手段101
により位置登録のための動作を阻止しステップs22に
戻る。以下、同様にしてステップs23で速度センサ1
8より検出された走行速度がROM10に記憶されてい
る基準値以下であると判定されるまで、ステップs22
で速度センサ18からの出力を取り込み、ステップs2
3の速度判定を繰り返す。
【0043】また、ステップs25で位置登録の動作を
行なったにもかかわらず、ステップs26で位置登録完
了が得られない場合、ステップs22に戻って再び速度
センサ18からの出力を取り込み、ステップs23の速
度判定を繰り返す。
【0044】一方、ステップs21で使用者が携帯電話
機の電源をONにしたのちに、キー入力部8の移動中位
置登録キー81を押下しない場合は、直ちにステップs
28に進んで、位置登録のための動作を行なう。
【0045】そして、ステップs29で位置登録が完了
すると、ステップs27で着信待ちとなる。一方、ステ
ップs28で位置登録の動作を行なったにもかかわら
ず、ステップs29で位置登録完了が得られなくなった
場合は、ステップs28に戻って再び位置登録の動作を
繰り返す。
【0046】従って、このような実施例によれば、携帯
電話機に組み込まれた速度センサ18により歩行速度を
検出するようにしたので、携帯電話機を所持する使用者
が基準値を越える速度で移動する場合に位置登録動作を
停止することができ、この場合も携帯電話機が無駄な位
置登録の動作を行なうことがなくなるため、位置登録を
効率良く速やかに行なえるとともに、無駄な位置登録動
作に伴なう電力消費を防止できる。
【0047】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
ず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
例えば、上記第2実施例では速度センサにはジャイロ等
を用いた加速度センサを用いたが、振動速度計や振動加
速度計等を用いてもよい。また、GPS等から移動距離
と移動時間を得、それぞれから算出するようにしてもよ
い。
【0048】さらに、上記実施例では、位置登録動作の
み禁止したが、これに限ることなく、発呼動作あるいは
装置全体の動作を禁止してもよい。この場合、移動速度
が基準値以上であると、発呼動作の禁止あるいは通信に
関する装置全体の動作(制御部は除く)を禁止する。ま
た上記実施例では、本発明をPHSに適用した例で説明
したが、これに限ることなく、通信機能を有する携帯端
末(PDA等)に適用してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、移動速度検出手段で無
線通信装置の移動速度を検出し、その検出された移動速
度と予め設定した基準値を比較し、その比較結果が基準
値より移動速度のほうが大きいとき、前記無線通信装置
の少なくとも位置登録動作を停止するようにしたので、
前記基準値を位置登録が可能か否かの基準で設定するこ
とにより、移動速度が位置登録可能であると判断される
場合のみ位置登録動作を行ない、移動速度が位置登録可
能でないと判断される場合は、位置登録動作を停止する
ことができ、これにより無駄な位置登録動作を行なうこ
とがなくなるため、位置登録を効率良く速やかに行なえ
るとともに、無駄な位置登録動作に伴なう電力消費を防
止できる。
【0050】本発明によれば、通常速度移動時または高
速度移動時を設定し、その設定が高速度移動時の場合、
上述した動作を行なうようにしたので、移動速度が前記
基準値より大きくなることのない通常速度移動時には移
動速度の検出等を行なわず、これにより通常速度移動時
において不必要な電力消費を無くすことができる。
【0051】本発明によれば、前記移動速度検出手段は
移動体の移動速度に応じた出力を検出するようにしたの
で、移動体が基準値を超える速度で走行する場合に位置
登録動作を停止することができ、これにより移動体とと
もに移動している際にも無駄な位置登録動作を防止し
て、このときの位置登録動作に伴なう不必要な電力消費
を無くすことができる。
【0052】本発明によれば、前記移動速度検出手段は
前記携帯電話機に組み込まれた速度センサからなるよう
にしたので、携帯電話機を所持する使用者が基準値を超
える速度で歩行する場合に位置登録動作を停止すること
ができ、これにより使用者に携帯され移動している際に
も無駄な位置登録動作を防止して、このときの位置登録
動作に伴なう不必要な電力消費を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における、携帯電話機の概
略回路構成を示す図。
【図2】第1実施例における、携帯電話機の動作を示す
フロ−チャ−ト。
【図3】本発明の第2実施例における、携帯電話機の概
略回路構成を示す図。
【図4】第2実施例における、携帯電話機の動作を示す
フロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1…制御部、101…速度比較手段、2…高周波部、2
a…アンテナスイッチ、2b…受信部、2c…PLLシ
ンセサイザ、2d…送信部、3…アンテナ、4…モデ
ム、5…TDMA処理部、6…スピーチコーデック、7
…PCMコーデック、8…キー入力部、81…移動中位
置登録キー、9…表示部、10…ROM、11…RA
M、12…速度検出部、13…アンプ、14…スピー
カ、15…マイク、16…リンガ、17…バス、18…
速度センサ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された基地局に対して位
    置登録をする無線通信装置において、 この無線通信装置の移動速度を検出する移動速度検出手
    段と、 この移動速度検出手段により検出された移動速度と予め
    設定した基準値を比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果が基準値より移動速度のほうが
    大きいとき、前記無線通信装置の少なくとも位置登録動
    作を停止する制御手段を具備したことを特徴とする無線
    通信装置。
  2. 【請求項2】 通信回線に接続された基地局に対して位
    置登録をする無線通信装置において、 通常速度移動時または高速度移動時を設定する設定手段
    と、 前記無線通信装置の移動速度を検出する移動速度検出手
    段と、 この移動速度検出手段により検出された移動速度と予め
    設定した基準値を比較する比較手段と、 前記設定手段による設定が高速度移動時の場合、前記移
    動速度検出手段により前記無線通信装置の移動速度を検
    出し、前記比較手段の比較結果が基準値より前記移動速
    度のほうが大きいとき、前記無線通信装置の少なくとも
    位置登録動作を停止する制御手段を具備したことを特徴
    とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 移動速度検出手段は移動体の移動速度に
    応じた出力を検出するものであることを特徴とする請求
    項1、2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 移動速度検出手段は前記無線通信装置に
    組み込まれた速度センサからなることを特徴とする請求
    項1、2記載の無線通信装置。
JP6184842A 1994-08-05 1994-08-05 無線通信装置 Pending JPH0851660A (ja)

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JP6184842A JPH0851660A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 無線通信装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003204572A (ja) * 2002-01-07 2003-07-18 Nec Corp 移動端末装置及び位置情報システム
US7715840B2 (en) 2005-06-30 2010-05-11 Denso Corporation Vehicular wireless apparatus

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