JPH08512117A - 燃料リザーバタンクから内燃機関に燃料を圧送するための燃料フィード装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 燃料リザーバタンク（１）から内燃機関（４７）に燃料を圧送するための燃料フィード装置であつて、フィードユニット（３）が設けられており、該フィードユニット（３）に板状燃料フィルタ（２５）が前置されていて、かつ環状燃料フィルタ（１７）が後置されている。燃料リザーバタンク（１）における燃料フィード装置の簡単にされた組付けを得るために、共通のフィルタハウジング（５）が設けられており、このフィルタハウジング（５）にフィードユニット（３）と、前置された板状燃料フィルタ（２５）と、後置された環状燃料フィルタ（１７）とが組み込まれている。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料リザーバタンクから内燃機関に燃料 を圧送するための燃料フィード装置 本発明は、請求項１の上位概念部に記載の形式の、燃料リザーバタンクから内 燃機関に燃料を圧送するための燃料フィード装置に関する。 このような形式の燃料フィード装置は、ドイツ連邦共和国特許第３７０４１９ １号明細書に基づき公知である。この公知の装置では、燃料リザーバタンクに挿 入された、電気的に駆動されるフィードポンプから形成されたフィードユニット が燃料リザーバタンクから吐出管路を介して内燃機関に燃料を圧送する。このた めには、フィードユニットが、燃料リザーバタンクに固定された管状のガイド部 分に挿入されていて、その下端部には燃料リザーバタンクの底部に突入した吸込 管片を有していて、上端部には吐出管路に接続された吐出接続部を有している。 燃料中に存在するダスト粒子によるフィードユニットの損傷を回避するためには 、フィードユニットに燃料フィルタが前置されている。この燃料フィルタは吸込 管片に被せ嵌められている。さらに内燃機関のための燃料フィードユニットの公 知先行技術からは、燃料を供給したい内燃機関の損傷を確実に回避する目的で、 吐出管路に、内燃機関に前置 された第２の燃料フィルタを設けることが知られている。しかしこのように両燃 料フィルタを別個に配置することには、比較的高い構成手間と組付け手間とがか かるという欠点がある。 発明の利点 請求項１の特徴部に記載の、燃料リザーバタンクから内燃機関に燃料を圧送す るための本発明による燃料フィード装置は、従来のものに比べて次のような利点 を有している。すなわち、燃料をできるだけ確実に濾過するためにフィードユニ ットに前置された燃料フィルタと、後置された燃料フィルタとが共通のフィルタ ハウジングによって収容され、このフィルタハウジングにはさらにフィードユニ ットも簡単に差し込まれている。こうして、燃料フィード装置全体を燃料リザー バタンクの外部で前組付けすることができる。本発明による燃料フィード装置は この場合、単にユニットとして燃料リザーバタンクに挿入されるだけでよい。こ のことは公知の構成に比べて組付け手間および製造手間を著しく減少させる。 フィルタハウジングは、フィードユニットの管状のガイド部分が共通のフィル タハウジング内で内側の第１の室を形成して、この共通のフィルタハウジングの 壁によって取り囲まれるように形成されていると特に有利である。この場合、ガ イド部分とフィルタハウジング壁との間に外側の第２の室が形成され、この第２ の室には一方の燃料フィルタが挿入される。この燃料フィルタは第２の室の形状 に応じて環状燃料フィルタとして形成されていると有利である。さらに別の製造 技術的な利点はフィルタハウジングとガイド部分との一体の構成によって得られ る。この場合、両構成部分は、やはり両構成部分と一体でかつフィルタハウジン グの一方の端面を閉鎖する端面壁によって互いに結合されている。この端面壁は 吸込管片を収容するガイド孔を有していて、部分的にポット状に内方に向かって 押込み成形されている。この場合、この押込み成形部は第２の板状燃料フィルタ の収容を可能にするので有利である。したがって、この第２の燃料フィルタは端 面壁内の吸込管片に通じた前室を仕切っている。 フィルタハウジングの閉じられた端面とは反対の側を閉鎖する閉鎖カバーには 、貫通開口が設けられていると有利である。この貫通開口を介してフィードユニ ットの吐出接続部が環状燃料フィルタに接続可能となり、さらにこの環状燃料フ ィルタが吐出管路に接続可能となると有利である。閉鎖カバーは二重壁に形成さ れていると特に有利である。この場合、フィードユニットの吐出接続部と環状燃 料フィルタとの間では閉鎖カバーを介してハイドロリック接続が行なわれるので 、付加的に閉鎖カバーの外部に設けられるハイドロリック接続管路を不要にする ことができる。このことは、やはり製造手間を減少させる。本発明の対象のさら に 別の利点および有利な構成は図面、実施例の説明および請求の範囲から明らかで ある。 図面 以下に、本発明による燃料フィード装置の２つの実施例を図面につき詳しく説 明する。 第１図は燃料フィード装置の第１実施例を示す、共通のフィルタハウジングの 断面図であって、この場合、環状燃料フィルタとフィードユニットとの間では閉 鎖カバーに設けられたハイドロリック接続管路を介してハイドロリック接続が行 なわれる。第２図は第１実施例の図面と同様の第２実施例を示しており、この場 合、二重壁の閉鎖カバーが設けられている。 実施例の説明 第１図に示した燃料フィード装置は燃料リザーバタンク１を有している。この 燃料リザーバタンク１には、フィードユニット３と、このフィードユニット３に 前置された燃料フィルタと、後置された燃料フィルタとを収容する共通のフィル タハウジング５が挿入されている。ほぼ円筒状に形成されたフィルタハウジング ５は、２つの室を有している。両室のうち、第１の室９は、フィルタハウジング ５に同心的に配置されたガイド部分７によって形成される。このガイド部分７の 内径は、同じく円筒状に形成されたフィードユニット３の外径よりも大きく形成 されている。このガイド部分７には、有利には電気的に駆動されるフィードポン プ から成るフィードユニット３が差し込まれている。ガイド部分７は円筒状の周壁 １１を有している。この周壁１１は、ガイド部分７を環状に取り囲む第２の室１ ３をフィルタハウジング５の内部で仕切っている。この第２の室１３の外側を仕 切る制限部はフィルタハウジング５の内壁１５によって形成されている。この環 状の第２の室１３には、この第２の室１３の形状に適合された環状燃料フィルタ １７が挿入されている。 フィルタハウジング５の一方の端部は、第２の室１３を軸方向で仕切る段部１ ９を介して形成された横断面減小部を有していて、この場所で端面壁２１によっ て閉じられている。この端面壁２１は段部１９の延長でガイド部分７にまで延び ていて、このガイド部分７をフィルタハウジング５に結合している。端面壁２１ はフィルタハウジング５と管状のガイド部分７とに一体に形成されていると有利 である。この端面壁２１は部分的にポット状に内方に向かって押込み成形されて 、前室２３を形成している。この前室２３は端面壁２１とは反対の側で、板状燃 料フィルタ２５によって閉じられる。この板状燃料フィルタ２５は端面壁２１に 設けられた環状ウェブ内にプレス嵌めされるか、または第１図に示したように板 状の面の一部で、押込み成形されていない残った端面壁範囲に固定されていてよ い。さらに、端面壁２１は押込み成形された範囲にガイド孔２７を有している。 このガイド孔２７を通じて、フ ィードユニット３の吸込接続部を形成する吸込管片２９が前室２３に突入してい る。このガイド孔２７は外部に対するフィードユニット３の接続の他に、管状の ガイド部分７内でのフィードユニット３の位置固定をも構造的に単純に可能にす る。 共通のフィルタハウジング５の、端面壁２１とは反対の側は、閉鎖カバー３１ によって閉じられる。この閉鎖カバー３１はガイド部分７とフィルタハウジング ５との軸方向の端部に密に接触しており、こうして第１実施例では第１の室９を 第２の室１３に対して密に仕切っている。この閉鎖カバー３１には、第１の室９ の範囲で、フィードユニット３の電気的な接続部を貫通案内するための開口３３ と、フィードユニット３の吐出接続部を形成する吐出管片３７を貫通案内するた めの孔３５とが設けられている。この吐出接続部もしくは吐出管片３７はハイド ロリック接続管路３９によって、閉鎖カバー３１に設けられた、第２の室１３に 開口した流入管片４１に接続されている。閉鎖カバー３１はさらに第２の室１３ の範囲で、流入管片４１に対してずらされかつ同じく第２の室１３に開口した流 出管片４３を有している。この流出管片４３には、吐出管路４５が続いており、 この吐出管路４５は内燃機関４７に通じている。 さらに、環状燃料フィルタ１７の確実な軸方向位置固定を得るためには、この 環状燃料フィルタ１７の軸 方向の端面に各１つのゴム状のシールリング１８が設けられている。このシール リング１８は環状燃料フィルタ１７の軸方向の端面と、閉鎖カバー３１もしくは 端面壁２１との間に締付け固定されている。さらにこのシールリング１８により 、第２の室１３の、流入管片４１に隣接した外側の範囲と、第２の室１３の、流 出管片４３に隣接した内側の範囲とは隔離され、したがって環状燃料フィルタ１ ７を通流することなしに流入管片４１と流出管片４３との間で場合によって形成 される短絡流も阻止される。 フィードユニット３の運転時では、吸込管片２９を介して、燃料充填された前 室２３から燃料が吸い込まれる。この燃料は燃料リザーバタンク１から前室２３ への流入時に、前室２３を仕切る板状燃料フィルタ２５を貫流することによって 濾過される。したがって、この板状燃料フィルタ２５はフィードユニット３に前 置された燃料フィルタを形成している。フィードユニット３では、公知の形式で 燃料が加圧され、次いでこの高められた圧力で吐出管片３７と、ハイドロリック 接続管路３９と流入管片４１とを介して第２の室１３に流入する。この場所で燃 料は環状燃料フィルタ１７を半径方向で貫流し、この場合、シールリング１８は 上で説明したように、流入管片４１と流出管片４３との間での短絡流を阻止する 。環状燃料フィルタ１７を貫流した後に、燃料は流出管片４３を介して流出して 、 この場所から吐出管路４５を介して内燃機関４７に流入する。したがって、この 環状燃料フィルタ１７は、フィードユニット３に後置された燃料フィルタを形成 している。この環状燃料フィルタ１７は燃料中の汚染粒子または摩耗粒子に基づ く内燃機関の損傷、特に噴射装置の損傷を回避している。 第２図に示した第２実施例は、フィルタハウジング５の閉鎖カバーの構成と、 フィルタハウジング５に配置された燃料接続部の構成との点で第１実施例とは異 なっている。したがって、第２実施例の説明は第１図に示した第１実施例に対し て変更された構成部分に限定する。 第２図に示した第２実施例では、閉鎖カバー２３１が二重壁に形成されている 。この閉鎖カバー２３１はフィルタハウジング５を外部に対してシールして閉鎖 する上側の壁５１と、この上側の壁５１に対して軸方向にずらされて、フィルタ ハウジング５に突入した下側の壁５３とを有している。この下側の壁５３は上側 の壁５１に比べて小さな半径方向長さを有しているので、下側の壁５３とフィル タハウジング５の内壁１５との間には、ギャップ５５が残る。燃料はこのギャッ プ５５を介して、第１の室９から第２の室１３にオーバフローすることができる 。この場合、環状燃料フィルタ１７の軸方向の端面に設けられたシールリング１ ８は第１実施例と同様に、第２の室１３の流入側の外 側範囲と、第２の室１３の流出側の内側範囲とを隔離しているので、環状燃料フ ィルタ１７の半径方向の貫流が保証されている。 一体の閉鎖カバー２３１の上下の壁５１，５３は両壁５１，５３の間に配置さ れたリブ５７と、上側の壁５１を貫通して第２の室１３に開口した流出管片４３ とによって互いに結合されている。フィードユニット３は吸込管片２９とは反対 の側の高圧側で、直径の減径された吐出側のハウジング部分６１に少なくとも１ つの流出開口５９を有している。圧送された燃料は、この流出開口５９を通じて 、閉鎖カバー２３１の範囲で第１の室９に流出する。この第１の室９はこの場所 に圧力室６３を形成している。この場所から燃料はフィルタハウジング５内で二 重壁の閉鎖カバー２３１とギャップ５５とを介して第２の室１３にオーバフロー する。この第２の室１３から燃料は環状燃料フィルタ１７を貫流した後に出口管 片４３を介して内燃機関４７に通じた吐出管路４５に流入する。 このときに、高い圧力下にある燃料が圧力室６３から第１の室９の、吸込側を 形成する残りの部分に、コントロールされずに流出することを回避するためには 、フィードユニット３の周面にシールリップ６５が設けられている。このシール リップ６５は圧力室６３を第１の室９の残りの部分に対して確実にシールし、こ うして閉鎖カバー２３１の縁部とフィルタハウジング５ の縁部との間のシール閉鎖部と共に燃料のコントロールされていない流出を阻止 する。このことは燃料フィード装置のできるだけ高い効率を保証する。 この場合、図示の閉鎖カバー構成に対して択一的に、閉鎖カバー２３１の上側 の壁５１を閉じた状態に形成し、フィルタハウジング５の別の個所にフィードユ ニット３の電気的な接続導線のための貫通部を設けることも可能である。 第２図に示した第２実施例は第１図に示した第１実施例に比べて、フィードユ ニット３に前置された燃料フィルタと後置された燃料フィルタおよびフィードユ ニット３の、共通のフィルタハウジングにおける単純化された組付けに対して付 加的に、閉鎖カバーに手間のかかるハイドロリック接続管路を設けなくて済むと いう利点を有している。このことは、燃料フィード装置全体の製造手間を一層減 少させる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．燃料リザーバタンク（１）から内燃機関（４７）に燃料を圧送するための 燃料フィード装置であって、管状のガイド部分（７）内に配置されたフィードユ ニット（３）が設けられており、該フィードユニット（３）が、燃料リザーバタ ンク（３）に接続された吸込接続部と、内燃機関（４７）に通じた吐出管路（４ ５）に少なくとも間接的に接続された吐出接続部とを有しており、さらに燃料リ ザーバタンク（１）と内燃機関（４７）との間で前記フィードユニット（３）に 少なくとも１つの燃料フィルタが設けられている形式のものにおいて、燃料フィ ード装置が、前記フィードユニット（３）の吸込接続部に燃料流れ方向で見て前 置されかつフィードユニット（３）の吐出接続部に燃料流れ方向で見て後置され た各１つの燃料フィルタを有しており、該燃料フィルタを収容する目的で、前記 フィードユニット（３）を収容する共通のフィルタハウジング（５）が設けられ ていることを特徴とする、燃料リザーバタンクから内燃機関に燃料を圧送するた めの燃料フィード装置。 ２．前記共通のフィルタハウジング（５）が２つの室を有しており、両室のう ち第１の室（９）が、前記フィードユニット（３）を収容する管状のガイド部分 （７）によって形成されており、該ガイド部分（７） が、前記燃料フィルタのうちの１つを収容する第２の室（１３）に直接に隣接し ている、請求項１記載の燃料フィード装置。 ３．前記共通のフィルタハウジング（５）が前記管状のガイド部分（７）を取 り囲んでいて、該ガイド部分（７）の周壁（１１）と、円筒状の前記フィルタハ ウジング（５）の内壁（１５）との間に前記第２の室（１３）が形成されている 、請求項２記載の燃料フィード装置。 ４．前記共通のフィルタハウジング（５）と、該フィルタハウジング（５）内 に配置された管状の前記ガイド部分（７）とが、前記フィルタハウジング（５） の一方の軸方向端部を閉鎖する端面壁（２１）によって互いに結合されており、 前記フィルタハウジング（５）と前記ガイド部分（７）と前記端面壁（２１）と が、一体の構成部分を形成している、請求項３記載の燃料フィード装置。 ５．前記共通のフィルタハウジング（５）の前記端面壁（２１）が、少なくと も部分的にポット状に内方に向かって押込み成形されており、前記端面壁（２１ ）の開いた端部が、板状に形成された他方の燃料フィルタ（２５）を収容してお り、該他方の燃料フィルタ（２５）が、前記端面壁（２１）のポット状の部分で 前室（２３）を仕切っている、請求項４記載の燃料フィード装置。 ６．前記共通のフィルタハウジング（５）の端面壁（２１）にポット状の押込 み成形部の範囲でガイド孔（２７）が設けられており、該ガイド孔（２７）を通 じて、前記フィードユニット（３）の吸込接続部を形成する吸込管片（２９）が 前記前室（２３）に突入している、請求項５記載の燃料フィード装置。 ７．前記フィルタハウジング（５）の前記第２の室（１３）に配置された燃料 フィルタが、環状燃料フィルタ（１７）として形成されている、請求項３記載の 燃料フィード装置。 ８．前記第２の室（１３）が、前記フィードユニット（３）の吐出接続部に接 続された流入開口と、内燃機関（４７）に通じた吐出管路（４５）に接続された 流出開口とを有している、請求項７記載の燃料フィード装置。 ９．前記共通のフィルタハウジング（５）の、前記端面壁（２１）とは反対の 側の軸方向の端部が、閉鎖カバー（３１，２３１）によって外部に対して閉鎖さ れている、請求項８記載の燃料フィード装置。 １０．前記閉鎖カバー（３１）が、前記フィルタハウジング（５）内に設けら れた前記第２の室（１３）を完全にシールしており、前記閉鎖カバー（３１）に 前記第１の室（９）の範囲で貫通開口（３５）が配置されており、該貫通開口（ ３５）を、前記フィードユニット（３）の吐出接続部を形成する吐出管片（３７ が貫通しており、該吐出管片（３７）が、ハイドロリック接続管片（３９）によ って、前記第２の室（１３）の範囲で前記閉鎖カバー（３１）に設けられた、前 記第２の室（１３）に開口した流入開口を形成する流入管片（４１）に接続され ており、さらに前記第２の室（１３）の範囲に、前記流入管片（４１）に対して ずらされて前記第２の室（１３）から導出された流出開口を形成する流出管片（ ４３）が設けられており、該流出管片（４３）に内燃機関（４７）に通じた吐出 管路（４５）が接続されている、請求項８または９記載の燃料フィード装置。 １１．前記閉鎖カバー（２３１）が二重壁に形成されていて、前記フィルタハ ウジング（５）を外部に対して密に閉鎖する上側の壁（５１）と、該上側の壁（ ５１）に対して軸方向にずらされた下側の壁（５３）とを有しており、該下側の 壁（５３）が、前記上側の壁（５１）に比べて小さな半径方向長さを有しており 、前記両壁（５１，５３）が、前記第２の室（１３）の前記流出開口を形成する 流出管片（４３）と、前記両壁（５１，５３）の間に配置されたリブ（５７）と によって互いに結合されており、前記フィルタハウジング（５）に設けられた前 記第１の室（９）と前記第２の室（１３）とが、前記両壁（５１，５３）の間に 残った環状ギャップと、前記下側の壁（５３）と前記フィルタハウジング（５） の内壁（１５）との間に残っ たギャップ（５５）とを介してハイドロリック的に互いに接続されている、請求 項８または９記載の燃料フィード装置。 １２．前記フィードユニット（３）の吐出接続部が、前記フィードユニット（ ３）の吐出側のハウジング部分（６１）に設けられた半径方向の流出開口（５９ ）によって形成されており、該流出開口（５９）を介して、前記フィードユニッ ト（３）で圧送される燃料が、前記閉鎖カバー（２３１）に隣接した側で前記第 １の室（９）に設けられた圧力室（６３）に流出するようになっている、請求項 １１記載の燃料フィード装置。 １３．前記フィードユニット（３）に前置された燃料フィルタが、前記前室（ ２３）を仕切る板状燃料フィルタ（２５）によって形成されており、前記フィー ドユニット（３）に後置された燃料フィルタが、前記第２の室（１３）に配置さ れた環状燃料フィルタ（１７）によって形成されている、請求項５から７までの いずれか１項記載の燃料フィード装置。 １４．前記フィードユニット（３）が、電気的に駆動されるフィードポンプと して形成されており、該フィードポンプのハウジングが、差込み結合部の形で、 前記管状のガイド部分（７）内に案内されている、請求項１記載の燃料フィード 装置。 １５．前記共通のフィルタハウジング（５）が、前記燃料リザーバタンク（１ ）の内部に配置されている、 請求項１記載の燃料フィード装置。