JPH0851160A - 標準バイポーラ形ecl処理用差動利得段 - Google Patents

標準バイポーラ形ecl処理用差動利得段

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JPH0851160A
JPH0851160A JP6273233A JP27323394A JPH0851160A JP H0851160 A JPH0851160 A JP H0851160A JP 6273233 A JP6273233 A JP 6273233A JP 27323394 A JP27323394 A JP 27323394A JP H0851160 A JPH0851160 A JP H0851160A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 半導体を基板とするバイポーラ形、モノリシ
ック集積回路に用いられる差動利得段において、キャパ
シタの寄生容量が増幅器に及ぼす影響を低減させる。 【構成】 多層構造モノリシックMOSトランジスタ1
2,14から成る差動増幅器の場合、これらトランジス
タのエミッタ間をキャパシタで結合することは、付随す
る遊漂容量のため、実際的等価回路は29に示される如
きものになる。入力信号Vin(+)およびV
in(−)を、2つの単位利得バッファ段66,68に
よりそれぞれノード56,60へ送れば、これによりキ
ャパシタ46,52(すなわち容量C)を横切る信号
電圧Vinをゼロにすることができる。従ってキャパシ
タ44,48(すなわち容量CSUB)を横切る信号電
圧は差動増幅器に対する全入力電圧となる。したがっ
て、これらの電圧を維持するために必要な信号電流は等
価的に、バッファ66,68から供給されることとなり
寄生容量CSUB,Cの効果が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業利用上の分野】本発明は集積回路に関し、特に、
専用のMOSキャパシタ酸化膜段を持たない標準のバイ
ポーラ形ECLプロセスを用いて集積回路内に差動利得
段を製作するための集積回路のトポロジーに関する。
【0002】
【従来技術】従来技術による差動増幅器では、ピーキン
グ周波数応答はキャパシタに依存している。増幅器の同
相成分除去比(CMRR)を良好な値にするためには、
増幅器のいかなる運転周波数でもアドミッタ電流源を高
インピーダンスにしておかなければならない。この条件
を満たすことは、一般に近代的なバイポーラ形の高速処
理では問題にならないが、具体的にモノリシック集積回
路の形の回路を製作するという場合は、キャパシタの存
在が若干問題になる。
【0003】こうした問題は、標準のバイポーラ形集積
回路の製作プロセスでは真の浮動キャパシタ構造を製作
することが基本的に不可能なために起こる。実際に行な
われている周知のどの製作方法の場合も、キャパシタ構
造部と一般に集積回路の基板ノード等の外部ノードとの
間に望ましくない寄生容量が幾らか余分に発生する。こ
の望ましくない寄生容量は、エミッタ電流源との分路と
して現われ、そのためにインピーダンスが低下して、高
周波運転時に増幅器の同相成分除去比が低下することに
なる。
【0004】増幅器の小信号解析では、キャパシタ構造
が対称であれば同相成分除去比を高い値に維持しうる
(すなわち、差動出力において望ましくない同相モード
の項が相殺される)ことになるかもしれないが、増幅段
の大信号伝達関数が非線形であれば、同相モード信号と
差動モード信号との望ましくない混在化が起こる。こう
した条件下では、有効同相成分除去比が許容できないほ
ど低い値まで低下してしまうこともある。そのため、モ
ノリシック集積回路における差動利得段の具体的な製作
方法には、今も問題が残っているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、3層形M
OSキャパシタ構造とともに用いられて、キャパシタの
寄生容量が増幅器の性能に及ぼす望ましくない効果を大
幅に低減させる形態を実現しうる「ブートストラップ」
回路を提供することを目的とするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明に係る回路技術
は、酸化物により分離された最低3層の導電層を用いて
MOSキャパシタを形成させる集積回路プロセスに適し
ており、専用の酸化膜段を持たないプロセス用として効
果的である。
【0007】具体的には、本発明による差動利得段は、
半導体を基板とするバイポーラ形モノリシック集積回路
に用いられる差動利得段であって、入力端子と出力端子
と制御端子とを有する第1のトランジスタと、入力端子
と出力端子と制御端子とを有する第2のトランジスタと
を含むとともに、第1のトランジスタの制御端子が第2
のトランジスタの制御端子に連結され、第1のトランジ
スタの入力端子が利得段の非反転入力部、出力端子が利
得段の反転出力部となり、第2のトランジスタの入力端
子が利得段の反転入力部、出力端子が利得段の非反転出
力部となる差動利得段において、(a)第1および第2
の端子を有するとともに第1および第2のトランジスタ
の制御端子間に連結されるピーキング・キャパシタと、
(b)基板に対して第1の間隔をあけて配置される第1
および第2のキャパシタ手段であって、第1のキャパシ
タ手段が第1のトランジスタの制御端子に連結されると
ともに、第2のキャパシタ手段が第2のトランジスタの
制御端子に連結される第1および第2のキャパシタ手段
と、(c)基板に対して第2の間隔をあけて配置される
第3および第4のキャパシタ手段であって、第3のキャ
パシタ手段が第1のキャパシタ手段に接続されるととも
に前記接続部が第1のノードとなり、第4のキャパシタ
手段が第2のキャパシタ手段に接続されるとともに前記
接続部が第2のノードとなる第3および第4のキャパシ
タ手段と、(d)入力部が利得段の非反転入力部に接続
されるとともに出力部が前記第1のノードに接続される
第1のバッファ手段と、(e)入力部が利得段の反転入
力部に接続されるとともに出力部が前記第2のノードに
接続される第2のバッファ手段とからなるキャパシタ段
を含むことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を例示した添
付図面を参照して、本発明をより詳細に説明するととも
に、その実施方法をより明確に示す。
【0009】従来技術に係る差動増幅器10を図1に示
す。周知の態様において、差動増幅器10は2つの入力
部12、14を有しており、入力部12、14間の差の
関数である出力信号Vout を発生させる。
【0010】図1に示すように、差動増幅器10は、そ
れぞれのエミッタが互いに連結された一対のトランジス
タQ1 、Q2 からなる。各エミッタには、各々電流Ie
を引き込むそれぞれのエミッタ電流源16、18により
バイアスがかけられている。第1のトランジスタQ1
ベースは、入力信号Vin(+) が入力される第1の入力部
12となり、第2のトランジスタのベースは、入力信号
in(-) が入力される別な入力部14となっている。出
力信号Vout は、それぞれの負荷抵抗器20、22を介
して各々正電源線Vccに接続されたトランジスタQ1
2 のコレクタ間において得られる。出力信号Vccは、
トランジスタQ2 のコレクタ出力Vout(+)とトランジス
タQ1 のコレクタ出力Vout(-)との差を表す。差動増幅
器の場合は、入力信号が等しい時(すなわちVin(+)
in(-) の時)に出力信号(Vout )がゼロになること
が理想的である。実際の差動増幅器10には、正の小信
号Vout(+)または負の小信号Vout(-)が存在する。差動
増幅器10の同相成分除去比(CMRR)は、入力信号
in(+) 、Vin(-) が等しい時に増幅器10がどの程度
出力信号Vout をゼロにしうる能力を持っているか示す
尺度なのである。
【0011】差動増幅器10は、参照符号24に示すキ
ャパシタによって決まるピーキング周波数応答を有して
いる。増幅器10の同相成分除去比(CMRR)を良好
な値にするためには、増幅器10のいかなる運転周波数
でもエミッタ電流源16、18を高インピーダンスにし
ておかなければならない。
【0012】次に、図2に、それぞれ参照符号24、2
6に示す本発明に係る2つの対称な3層形MOS(金属
酸化膜半導体)キャパシタ構造部を示す。本発明に係る
MOSキャパシタ構造部24は、モノリシック集積回路
として製作される差動増幅器10(図1)に適してい
る。モノリシック集積回路においては、全ての回路構成
要素、たとえばトランジスタQ1 、Q2 が、図2の参照
符号28に示す半導体基板内または基板上に周知の態様
で形成される。第1のMOSキャパシタ構造部24は、
第1のキャパシタ板または層30と第2のキャパシタ板
32またはCS と第3のキャパシタ板34またはC2
からなる。第1のキャパシタ板30は、基板28ととも
に容量CSUB を形成する。第2のキャパシタ板32と第
1のキャパシタ板30は容量CS を形成し、第2および
第3のキャパシタ板32、34は容量C2 を形成する。
同様に、第2のMOSキャパシタ構造部26は、第1、
第2、第3のキャパシタ板30、32、34と同じ高さ
に配された第4のキャパシタ板または層36と第5のキ
ャパシタ板38と第6のキャパシタ板40とからなる。
また、第4のキャパシタ板36と基板28とが、容量C
SUB を形成する。第4および第5のキャパシタ板36、
38は容量CS を、第5および第6のキャパシタ板3
8、40は容量C1 を形成する。各キャパシタ板30、
32、34、36、38、40は、図2に示すように、
適切な誘電体42により分離されている。
【0013】次に図3(a)において、2つのMOSキ
ャパシタ構造部24、26(図2)は交差結合的に接続
され、参照符号27に示す同等の回路となっている。図
において、第1のキャパシタ板30と基板28とが、容
量CSUB の第1のキャパシタ44として示されている。
第1および第2のキャパシタ板30、32は容量CS
第2のキャパシタ46として図示されている。第2およ
び第3のキャパシタ板32、34は容量C2 の第3のキ
ャパシタ48として図示されている。同様に、第4のキ
ャパシタ板36と基板とが容量CSUB の第4のキャパシ
タ50を形成している。第4および第5のキャパシタ板
36、38が容量CS の第5のキャパシタ52を形成
し、第5および第6のキャパシタ板38、40が容量C
1 の第6のキャパシタ54を形成している。
【0014】さらに図3(a)において、第1のキャパ
シタ44と第2のキャパシタ46との接続部に第1の端
子またはノード56があり、第2のキャパシタ46と第
3のキャパシタ48との接続部に第2のノード58があ
る。同様に、第4のキャパシタ50と第5のキャパシタ
52との接続部に第3のノード60が、第5のキャパシ
タ52と第6のキャパシタ54との接続部に第4のノー
ド62がある。
【0015】次に、図3(b)に、第3および第6のキ
ャパシタ48、54が組み合わさってキャパシタ64に
なっている点以外は図3(a)の回路27と同じ同等回
路29を示す。組み合わさったキャパシタ64は、参照
符号CD に示す容量を有している。容量CD は、並列の
容量C1 、C2 からなる。キャパシタ64は、差動増幅
器10のエミッタ間に連結されたキャパシタ24に対応
する(前記図1参照)。図3(b)に示すように、容量
D は前記同等回路の第2の端子58と第4の端子62
との間において得られる。
【0016】さらに図3(b)において、容量CSUB
よびCS は、モノリシック集積回路に発生する寄生容量
を表す。容量CD に関連ある寄生容量は、2本の同一の
分路66、68によって形成される。第1の分路66
は、それぞれ容量CS およびCSUB の第1および第2の
直列のキャパシタ46、44からなる。第2の分路68
も容量CS およびCSUB の第4および第5の直列のキャ
パシタ52、50からなる。前記のように、MOSキャ
パシタ構造部24、26は全く同じ構造になっている。
図3(b)に示すように、第1の分路66が端子58と
基板28とを連結し、第2の分路68が他方の端子62
と基板28とを連結している。図3(b)において、基
板は、参照符号28’に示す共通ノードとして表されて
いる。
【0017】また、図3(a)および3(b)におい
て、第1および第3のノードまたは端子56、60は、
それぞれ直列接続のキャパシタ44、46およびキャパ
シタ50、52の中間点に配されている。言い換えれ
ば、第1および第3の端子56、60は、図2に示す構
造部24、26の第1層のキャパシタ板30、36に対
応する。したがって、第1層のキャパシタ板30、36
は、第2層のキャパシタ板32、38および第3層のキ
ャパシタ板34、40と基板28との静電遮蔽体とな
る。さらに、この静電遮蔽体に付随ある容量が、容量C
S となっている。
【0018】以下に、図4および5を参照しながら、差
動増幅器10(図1)にMOS構造24、26を用い
て、モノリシック集積回路の差動増幅器10における寄
生容量の望ましくない効果を軽減または解消させる方法
について説明する。差動増幅器10にMOSキャパシタ
構造24、26を用いて寄生容量CParasitic(1)および
Parasitic(2)(図1)の望ましくない効果を軽減また
は解消させる方法は2通りある。同等の回路27、29
(図3(a)および3(b))において、容量CS およ
びCSUB がこうした寄生容量を表している。
【0019】次に図4において、エミッタのキャパシタ
24が、二重のMOSキャパシタ構造24、26の同等
回路29に置き換えられている。図4に示す構成は、キ
ャパシタCS を横切る入力信号電圧Vinをゼロにするこ
とにより、容量CS のリアクタンスを中和する働きをす
ることから、「中和形ブートストラップ」と呼ぶことに
する。
【0020】図4に示すように、入力信号Vin(+) およ
びVin(-) は、2つの単位利得バッファ段66、68に
より緩衝された後に、それぞれ第1および第3のノード
56、60へと送られる。これによって、キャパシタ4
6、52(すなわち容量CS)を横切る信号電圧Vin
ゼロにすることができる。キャパシタ44、48(すな
わち容量CSUB )を横切る信号電圧は増幅器10に対す
る全入力電圧となることが理解されよう。したがって、
これらの電圧を維持するために必要な信号電流は増幅器
10からではなく、バッファ66、68から供給され
る。このため、増幅器10に対する寄生容量CSUB 、C
S の効果が解消されるのである。
【0021】次に図5に、本発明に係る第2の技術を示
す。この第2の技術の場合は、寄生容量CS を中和する
代わりに、これを応答ピーキング・キャパシタ24の一
部分として利用しているので、「非中和形ブートストラ
ップ」と呼ぶ。当業者には、これにより集積回路の集積
度が高まることが理解されよう。この非中和形ブートス
トラップの製作方法は、バッファ66、68の出力部を
クロスオーバ配線にして、容量CD のように各キャパシ
タ46、52(すなわち容量CS )を横切る差動入力電
圧Vinを発生させるようにしてある点以外は、図4の場
合と同様である。端子62、58における総有効容量
は、CD (第1の方法の場合のように)ではなく、CD
+CS となる。この場合も、単位利得バッファ66、6
8の出力インピーダンスが低いために、増幅器10に対
する容量CSUB の効果が軽減される。
【0022】本発明は、その精神または重要な特徴に反
することなく、これ以外の特定の実施形態で構成するこ
とも可能である。したがって、ここに開示されている実
施例は、例示的かつ非制限的なものと見なされ、本発明
の範囲は、前記説明よりもむしろ添付の特許請求の範囲
によって示されており、したがって添付の特許請求の範
囲と同等の意味および範囲に含まれる全ての変更はこれ
に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピーキング周波数応答を有する周知の差動増幅
段を示す図
【図2】本発明に係るキャパシタ構造部の断面図
【図3】図3(a)と図3(b)は図2のキャパシタ構
造の同等回路を各々示す略図
【図4】図3(b)のキャパシタ構造部を内蔵した差動
増幅段を示す回路図
【図5】本発明に係るキャパシタ構造の別な実施例を示
す回路図
【符号の説明】
10 差動増幅器 12,14 入力部 16,18 エミッタ電流源 20,22 負荷抵抗器 24,26,44,46,48,50,52,54,6
4 キャパシタ 27,29 回路 28 基板 30,32,34,36,40 キャパシタ板 42 誘電体 56,58,60,62 端子(ノード) 66,68 分路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 19/0175 19/086

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板が半導体のバイポーラ形モノリシッ
    ク集積回路に用いられる差動利得段であって、入力端子
    と出力端子と制御端子とを有する第1のトランジスタ
    と、入力端子と出力端子と制御端子とを有する第2のト
    ランジスタとを含むとともに、前記第1のトランジスタ
    の前記制御端子が前記第2のトランジスタの前記制御端
    子に連結され、前記第1のトランジスタの前記入力端子
    が前記利得段の非反転入力部、前記出力端子が前記利得
    段の反転出力部となり、前記第2のトランジスタの前記
    入力端子が前記利得段の反転入力部、前記出力端子が前
    記利得段の非反転出力部となる差動利得段において、 (a)第1および第2の端子を有するとともに、前記第
    1および第2のトランジスタの前記制御端子間に連結さ
    れるピーキング・キャパシタと、 (b)前記基板に対して第1の間隔をあけて配置される
    第1および第2のキャパシタ手段であって、第1のキャ
    パシタ手段が前記第1のトランジスタの前記制御端子に
    連結されるとともに、第2のキャパシタ手段が前記第2
    のトランジスタの前記制御端子に連結される第1および
    第2のキャパシタ手段と、 (c)前記基板に対して第2の間隔をあけて配置される
    第3および第4のキャパシタ手段であって、第3のキャ
    パシタ手段が前記第1のキャパシタ手段に接続されると
    ともに前記接続部が第1のノードを形成し、第4のキャ
    パシタ手段が前記第2のキャパシタ手段に接続されると
    ともに前記接続部が第2のノードを形成する第3および
    第4のキャパシタ手段と、 (d)入力部が前記利得段の前記非反転入力部に接続さ
    れるとともに出力部が前記第1のノードに接続される第
    1のバッファ手段と、 (e)入力部が前記利得段の前記反転入力部に接続され
    るとともに出力部が前記第2のノードに接続される第2
    のバッファ手段、からなるキャパシタ段を含むことを特
    徴とする差動利得段。
  2. 【請求項2】 前記第1のバッファ手段の前記出力部が
    前記第2のノードに接続されるとともに前記第1のバッ
    ファ手段の前記入力部が前記差動利得段の前記非反転入
    力部に接続され、前記第2のバッファ手段の前記出力部
    が前記第1のノードに接続されるとともに前記第2のバ
    ッファ手段の前記入力部が前記差動利得段の前記反転入
    力部に接続されてなる請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のトランジスタの前記制御端子
    に連結される第1のリード線と前記第2のトランジスタ
    の前記制御端子に連結される第2のリード線とを有する
    抵抗手段をさらに含む請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のトランジスタの前記制御端子
    に連結されるとともに前記第1のトランジスタにバイア
    スをかけるバイアス電流発生手段を有する第1のエミッ
    タ電流源と、前記第2のトランジスタの前記制御端子に
    連結されるとともに前記第2のトランジスタにバイアス
    をかけるバイアス電流発生手段を有する第2のエミッタ
    電流源とをさらに含む請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のトランジスタの前記出力端子
    と正電源線との間に連結される第1の負荷抵抗器と、前
    記第2のトランジスタの前記出力端子と前記正電源線と
    の間に連結される第2の負荷抵抗器とをさらに含む請求
    項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のトランジスタの前記制御端子
    に連結される第1のリード線と、前記第2のトランジス
    タの前記制御端子に連結される第2のリード線とを有す
    る抵抗手段をさらに含む請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のトランジスタの前記制御端子
    に連結されるとともに前記第1のトランジスタにバイア
    スをかけるバイアス電流発生手段を有した第1のエミッ
    タ電流源と、前記第2のトランジスタの前記制御端子に
    連結されるとともに前記第2のトランジスタにバイアス
    をかけるバイアス電流発生手段を有した第2のエミッタ
    電流源とをさらに含む請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記第1のトランジスタの前記出力端子
    と正電源線との間に連結される第1の負荷抵抗器と、前
    記第2のトランジスタの前記出力端子と前記正電源線と
    の間に連結される第2の負荷抵抗器とをさらに含む請求
    項7記載の装置。
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