JPH08511585A - 硫酸バリウムを含むスパンデックス - Google Patents

硫酸バリウムを含むスパンデックス

Info

Publication number
JPH08511585A
JPH08511585A JP7501823A JP50182395A JPH08511585A JP H08511585 A JPH08511585 A JP H08511585A JP 7501823 A JP7501823 A JP 7501823A JP 50182395 A JP50182395 A JP 50182395A JP H08511585 A JPH08511585 A JP H08511585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spandex
range
barium sulphate
improved
particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7501823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3279569B2 (ja
Inventor
ハワード・ウエイン ジヤコブソン,
グツドリツチ,チヤールズ・ウイリアム
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22127462&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH08511585(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH08511585A publication Critical patent/JPH08511585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3279569B2 publication Critical patent/JP3279569B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F1/00General methods for the manufacture of artificial filaments or the like
    • D01F1/02Addition of substances to the spinning solution or to the melt
    • D01F1/10Other agents for modifying properties
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/70Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyurethanes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 その表面上にシリコン油仕上げ剤を有し且つその体積内に分散された低等電点(0〜4)の硫酸バリウムを有する乾式−紡糸スパンデックスは、高度に粗面化された表面を有し、有利に低い粘着性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 硫酸バリウムを含むスパンデックス 発明の背景 発明の分野 本発明は硫酸バリウムの粒子が分散されているスパンデックスに関する。さら に特定的には、本発明は、スパンデックスが粗面化された表面を有し、硫酸バリ ウム粒子が非常に低い等電点を有する、そのようなスパンデックスにおける改良 に関する。本発明はそのようなスパンデックスの製造法にも関する。スパンデッ クスにおける等電点の低い硫酸バリウム粒子の存在は、スパンデックスの粘着性 の予想せぬ、及び有利な低下、ならびにスパンデックスの製造法における改良を 与える。先行技術の説明 スパンデックスは、従来の非−エラストマー紡織繊維類と比較してかなりの粘 着性を示すことが既知である。フィラメント類は、特にボビンに巻き取られた時 に、種々の表面に、及び互いに粘着する傾向がある。粘着性は、スパンデックス がパッケージから巻き出される時の過剰の巻き出し張力(unwinding tension)(後文では「引き取り張力」と呼ぶ)、ならびに張力における しばしばの大きな遷移を引き起こし得る。過剰の引き取り張力及び遷移は、取り 扱いの間の糸の破断、生地の欠陥及び、特にメリヤス生地を作る場合の、製造に おける他の困難を引き起こし得る。 スパンデックスの粘着性を低下させるために、潤滑仕上げ剤がスパン デックス糸に適用され、及び/又は特別な試薬がスパンデックス内に分散される 。そのような潤滑仕上げ剤の例には(a)Yuk,米国特許第3,039,89 5号に開示されたような、繊維油中に分散される金属石鹸類、及び(b)Cha ndler,米国特許第3,2596,063号に開示されたようなポリアルキ ルシロキサン類が含まれる。粘着性の低下のための、スパンデックス内における ある種の金属石鹸類(例えばカルシウム、マグネシウム又はリチウムのステアリ ン酸塩類)の分散は、Hanzel et al,米国特許第4,296,17 4号に開示されている。スパンデックスにおける粘着性のさらなる低下は、その 取り扱い特性を向上させ、その製造をより経済的にし、種々の生地におけるその 有用性を増すであろう。 粘着性の低下に関しては記されていないが、多くの他の不活性無機材料の中で 硫酸バリウムは、例えばBell et al,米国特許第3,386,942 号及びImai et al,米国特許第4,525,420号により、スパン デックスにおける使用に関して開示された。硫酸バリウムはいくつかの形態、純 度及び等級で商業的に入手可能である。今回出願人は、スパンデックス中に特定 の等電性を有する特別な硫酸バリウム粒子を分散することにより、スパンデック スの粘着特性を非常に好ましく改良することができることを見いだした。 発明の概略 本発明は、その表面上に潤滑仕上げ剤を有し、そしてその体積(volume )内に硫酸バリウム粒子が分散されたタイプの改良されたスパンデックスを提供 する。本発明の改良に従えば、スパンデックスの粘着性を低下させるために、硫 酸バリウム粒子は0〜4の範囲、好ましくは 0.5〜3の範囲内に等電点を有する。典型的に硫酸バリウム粒子は、スパンデ ックスの重量の0.3〜5%、好ましくは1〜3%の範囲内の量である。硫酸バ リウムを含むスパンデックスは、少なくとも75、好ましくは100〜200の 範囲内の粗さのパラメーター(後で定義する)を有する。平均孔径は10〜30 オングストロームの範囲内であり、BET表面積は1〜5m2/gの範囲内であ るのが好ましい。本発明の他の実施態様の場合、スパンデックスはスパンデック スの合計重量の1〜5%の範囲内の量の二酸化チタン粒子を含み、潤滑仕上げ剤 はスパンデックスの1〜6重量%の範囲内の量のポリシロキサンである。本発明 のさらに別の実施態様の場合、糸は円筒状構成部材(cylindrical member)に巻かれ、低粘着性の糸供給パッケージを形成する。 本発明は、有機溶媒中のセグメント化ポリウレタンポリマー(segment ed polyurethane polymer)の溶液を添加物と混合し、 次いで乾式−紡糸してフィラメントとする、スパンデックスの乾式−紡糸のため の改良法も提供する。改良は、少なくとも1種の添加物が0〜4の範囲内の等電 点を有する硫酸バリウムであることを含む。 好ましい実施態様の詳細な説明 以下の好ましい実施態様の説明により本発明をさらに例示する。これらは例示 の目的で含まれ、添付される請求の範囲により限定される本発明の範囲を制限す ることを意図されていない。 本明細書で用いる「スパンデックス」という用語は、その通常の定義を有し、 すなわち繊維−形成物質が少なくとも85重量%のセグメント化ポリウレタンを 含む長鎖合成ポリマーである人造繊維(manufa ctured fiber)である。「繊維」という用語はステープルファイバ ー類及び連続フィラメント類をその意味に包含する。 簡単のために、下記に示す議論及び実施例において、付随する用語に関して以 下の略字を用いることができる: ポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール PO4G メチレン−ビス(4−フェニルイソシアナート)、 p,p’−メチレンジフェニルジイソシアナートとも呼ばれる MCI イソシアナート末端基 NCO エチレンジアミン EDA 2−メチル−1,5−ジアミノペンタン MPMD N,N−ジメチルアセトアミド溶媒 DMAc ジエチルアミン DEA 1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ “Cyanox” −2,6−ジメチル−ベンジル)−1,3,5− 1790 トリアジン −2,4,6(1H,3H,5H)トリオン、 American Cyanamidにより販売される酸化防止剤 ジイソプロピルアミノエチルメタクリレートと “Methacrol” n−デシルメタクリレートのコポリマー 2138 DIPAM/DMとも呼ばれる 靭性、dN/tex T 破断点伸び E 第1サイクルにおける荷重力、dN/tex 100%伸びにおける荷重 LP−100 200%伸びにおける荷重 LP−200 第5サイクルにおける非荷重力、dN/tex 100%伸びにおける非荷重 UP−100 200%伸びにおける非荷重 UP−200 オーバーエンド(over end)引き取り張力、 OET センチニュートン(centiNewtons) スパンデックスのポリマーの化学組成も以下の例により示される通りに省略す ることができ、その場合、数平均分子量が1800のポリ(テトラメチレンエー テル)グリコール(「PO4G)」)、メチレン−ビス(4−フェニルイソシア ナート)(「MDI」)、ならびにエチレンジアミン(「EDA」)及び2−メ チル−1,5−ジアミノペンタン(「MPMD」)の90:10のモル比におけ る混合物から作られるポリウレタンウレアは PO4G(1800):MDI:EDA/MPMD(90/10)と省略され る。 コロンはポリマーの繰り返し単位のモノマー類を分離するために用いられ、ジ アミン類の間のスラッシュ(すなわち/)はジアミン類が混合物の状態であるこ とを示し、グリコール及びジアミン混合物の直後の括弧の数字はそれぞれグリコ ールの数平均分子量及び混合物中のジアミン類のモル比を指していることに注意 されたい。 本発明に従えば、スパンデックスは等電点が0〜4、好ましくは1〜2.5の 範囲内の硫酸バリウム粒子がその体積内に分散されている。従来の方法を用い、 スパンデックスが乾式紡糸されるポリウレタン溶液に粒子が加えれる。一般に硫 酸バリウムはスパンデックスの合計重量の0. 3〜5%、好ましくは1〜3%の量である。硫酸バリウムの粒子は、特別な目的 のための特定の試薬がコーティングされていることができる。例えば粒子は米国 特許第5,180,585号においてJacobson et alにより開示さ れたもののような抗微生物性組成物がコーティングされていることができる。粒 子の等電点が本発明に従う0〜4の範囲内に留まる限り、硫酸バリウム上におけ るコーティングの利用は、それを用いて製造されるスパンデックスに悪影響を与 えず、そのような被覆粒子は本発明の範囲内に含まれるものとする。 本発明で用いるのに適した硫酸バリウム粒子は小さい。粒子の平均寸法は典型 的に0.5〜3ミクロンの範囲内であり、最大の粒子(すなわち粒径分布の2% 以下)は25ミクロンより大きくなく、15ミクロンより大きくないのが好まし い。 乾式紡糸によるスパンデックスの製造に用いられる従来のポリマー類は、本発 明のスパンデックスに適している。これらは典型的にポリエーテルに基づくグリ コール又はポリエステルに基づくグリコールがジイソシアナートと反応させられ 、イソシアナート−キャップドグリコールを形成し、それが次いでジアミン連鎖 延長剤と反応させられ、セグメントポリウレタンポリマーを形成する既知の方法 により製造される。通常ポリマーは不活性有機溶媒、例えばジメチルアセトアミ ド(DMAc)、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンなどに溶解され る。一般にポリマー溶液のpHは9〜12の範囲内である。本発明で用いるため の硫酸バリウム粒子の低等電点(すなわち0〜4)の結果、粒子は溶液内で、及 び結果としてスパンデックス内で非常に良く分散する。ポリマー溶液は従来の装 置においてオリフィスを介し、軸内に乾式−紡糸され る。加熱された不活性ガスが軸を通過し、形成されるフィラメントの表面から、 フィラメントが軸を通過する時に溶媒が蒸発するのを助ける。多数のオリフィス からのフィラメントが一緒に撚られ、マルチ−フィラメント糸を形成する。潤滑 剤を従来の仕上げロールにより、又はポリマー溶液からフィラメントと共−紡糸 することによりフィラメントの表面上に付着させることができる。その後、かく して乾式−紡糸されたフィラメント(すなわちスパンデックス)を円筒状構成部 材上に巻取り、糸供給パッケージ(例えばよこ管、ボビン、ケーク)を形成する 。 従来のスパンデックスフィラメント類(すなわち本発明の特別な硫酸バリウム 粒子を含まない)は非常に粘着性である。ポリエーテルに基づくスパンデックス は通常ポリエステルに基づくスパンデックスより粘着性である。ポリエーテルグ リコール類から誘導される透明スパンデックスは最も粘着性である。 市販のスパンデックス糸は周知である。例えば“LYCRA”スパンデックス はE.I.du Pont de Nemours & Coにより製造販売さ れている。典型的に0.4〜0.7キログラムのスパンデックス糸がそのような 糸供給パッケージの円筒管上に巻き取られる。 本発明のスパンデックスのポリマーは特定の目的のために加えられる従来の試 薬、例えば酸化防止剤類、熱安定剤類、UV安定剤類、顔料類、染料類、潤滑剤 類を含むことができる。そのような試薬は通常ポリマーの溶液に加えられ、乾式 紡糸段階の間にフィラメントの中に挿入される。 本発明に従う硫酸バリウム添加物は他の添加物と同じ方法でフィラメントの中 に挿入することができる。硫酸バリウムの濃度はスパンデックスポリマーの典型 的に0.3〜5重量%の範囲内である。重晶石類又は バライト鉱石、化学的に純粋な硫酸バリウム、永久白などの種々の種類及び等級 の硫酸バリウム粒子が既知であるが、0〜4の範囲内の等電点を有する硫酸バリ ウムのみが本発明のスパンデックスで用いるために適している。1〜2.5の範 囲内の等電点を有する硫酸バリウム粒子が好ましい。 本発明で用いるのに適した特別な硫酸バリウムは、商業的に入手可能なすべて の硫酸バリウムの中の小さな割合を示す。天然の硫酸バリウム、採掘された鉱石 (「重晶石」又は「バライト」としても既知)は数種の着色不純物を含む。これ らの不純物のいくつかは洗浄、タブリング(tabling)、ジッギング(j igging)又は浮選(floatation)を介した選鉱(benefi ciation of the ore)により除去することができる。採掘さ れた硫酸バリウムは種々の不純物を含むが、そのような硫酸バリウムは多くの場 合、鉱石の既知の最大の用途であるドリル用泥(drilling muds) として直接用いることができる。微細に粉砕された重晶石は塗料のための充填剤 又は伸展剤として用いられる。顔料のための重晶石は通常、着色化合物の除去の ための酸を用いた、及び又多くの場合還元剤を用いた処理により「漂白」される 。化学的に純粋な硫酸バリウムは化学反応目的にも利用できる。さらに別の商業 的に入手可能な硫酸バリウムは、永久白としても既知の沈降硫酸バリウムである 。通常永久白は、硫化バリウム及び硫酸ナトリウムの水溶液を、顔料的な微細さ の均一な粒子の沈澱を得るために制御された条件下で混合することにより製造さ れる。 商業的に入手可能なすべての硫酸バリウム粒子の中で、等電点が約4以下の粒 子(例えば永久白の等級のいくつか)のみが本発明で用いるの に適していることが見いだされた。これらの特別な永久白粒子は予期に反し、乾 式−紡糸されるスパンデックスの粘着性の低下及び乾式−紡糸法のより有効な運 転の提供において他のすべてに優っていた。方法に関し、本発明に従う等電点を 有する硫酸バリウム粒子が用いられると、硫酸バリウム粒子は十分に分散し、ポ リマー溶液中で凝集物を形成せず:スクリーン及びフィルターは運転停止及びク リーニングまでに長く運転され;さらに驚くべきことには、紡糸軸(spin shaft)を出るフィラメントの溶媒含有量が減少する。さらに0〜4の等電 点の硫酸バリウム粒子を含むスパンデックス糸は、糸供給パッケージに巻き取ら れた時に、パッケージからのすべての糸の満足すべき取り出しを可能にする。対 照的にフィラメント中に硫酸バリウム粒子を有していない従来のスパンデックス 糸パッケージは、通常パッケージから全部を取り出すことができない。巻き取ら れた糸の糸パッケージの中心円筒状構成部品に最も近い部分は、通常パッケージ から満足に取り出すことができず、パッケージ中の糸全体の約6%が廃棄される 結果を生ずる。 以下の表は市販の硫酸バリウムの選ばれた群に関して決定される等電点及び粒 径をまとめたものである。 上記にまとめられている、それぞれ等電点が4より十分に低いSachtle benからの「ミクロ等級」及び「F等級」の市販の永久白は、本発明で用いる のに適した硫酸バリウムである。 本発明に従う硫酸バリウム粒子を含むポリマー溶液がオリフィスを通って乾式 紡糸されると、フィラメントは粗面化された表面を得る。本発明者等は、表面の 粗さが紡糸されたフィラメントの表面上における潤滑剤の保持及び低い粘着性の 維持において重要な役割を果すと理論付ける。発明を理論により制限する意図は ないが、発明者等は、粗さの小孔が表面の潤滑剤を適所に保持し、表面から失わ れないようにしていると思う。発明者等は、本発明のスパンデックス試料を1分 当たり10℃において加熱する試験において、シリコン油表面潤滑剤は、約32 0℃の温度に達するまで除去される兆候を示さなかったことに気付いた。対照的 に本発明のものではない(すなわち所望の等電点の硫酸バリウム及び付随する表 面粗さを有していない)類似のスパンデックス試料の試験は、温度がわずか12 0℃に達するとシリコン油がフィラメント表面から発生したことを示した。フィ ラメントの「粗さのパラメーター」(後文で定義) が約75より大きい、好ましくは100〜200の範囲の場合、表面潤滑剤はフ ィラメントの表面にしっかりと保持され、フィラメントに粘着性の低下を与える と思われる。 以下の試験法は、上記及び下記の実施例におけるスパンデックスの種々の特性 の測定のために用いられる。 等電点の決定は従来の測定器を用いて行われる。等電点は、粒子が正味の電荷 を持たず、ゼータ電子が0である、通常pHで表される水素イオン及び他のイオ ンの濃度として定義される。方法は以下の通りである。200mlの0.001 Nの硝酸カリウム中の20グラムの硫酸バリウム粉末の試料を3Mの水酸化カリ ウム又は2Mの硝酸(酸又は塩基のいずれが滴定に必要かに依存して)を用いて 滴定する。滴定の前に、音波ミキサー、Heat Systems−Ultra sonics Corp.of Farmingdale,New Yorkに より販売されているSonicator Model W−385を用いて試料 を液体中に十分に分散する。滴定は試料を常に撹拌しながら行う。電位差滴定メ ーター、Matec Applied Science,Inc.of Hop kinton,Mass.,により販売されているESA−8000 Syst em Model MBS−8000を滴定に用いた。 硫酸バリウム粒子の寸法の測定のために、レーザー光散乱測定器を用いる。本 明細書に報告されている値の場合、測定器はLeeds & Northrup of St.Petersburg,Flaにより販売されているMicro −Trac FRA(全領域分析器)であった。音波により分散された試料を用 いる。各試料は、R.T.Vand erbilt Chemical of Norwalk,Connにより販売 されている“Darvon C”分散剤を10滴含む80mlの脱イオン水中に 0.8〜2.0グラムの粒子を含んだ。各材料の少なくとも3試料を分析して平 均粒径及び粒径分布を得る。 本明細書において表面粗さは「粗さのパラメーター」、Rにより特性化され、 それは R=1000(A)/(P) として定義され、ここでAは平方メートル/グラムにおけるBET表面積であり 、Pはオングストロームにおける平均孔径である。スパンデックスの表面積は、 Baunner,Emmet and Teller(BET)の方法に従い、 窒素吸着測定から決定される。測定はMicromeritics Instr uments Corp.of Norcross,Georgiaにより販売 されているModel 2100 Surface Area and Por e Volume Analyzerを用いて行われる。試験試料の調製のため に、フィラメントを約0.025mmHgの真空下に、約120℃の温度におい て約10時間状態調節する。試験の間、計測器は各吸着−脱着サイクルの間の少 なくとも21試験点において自動的に測定する。これらのデータから、BET表 面積A、それぞれの孔径、及び平均孔径Pが算出される。次いでスパンデックス の表面粗さRが上記の式により計算される。 シリコン潤滑油がスパンデックス表面から放出される温度を決定するために、 熱重量分析器が用いられ、100cc/分の窒素流により試料がフラッシされな がら、スパンデックス試料の温度が1分当たり10℃の速度で上げられる。フラ ッシしたガスはフーリエ−変換赤外分析器(F ourier Tranform Infra−red Analyzer)に 通過する。赤外分析器が窒素ガス中にシリコン油の存在を検出した時間を、油が 試料から発生する時の試料の温度と関連付ける。 スパンデックス糸の粘着性の尺度であるオーバーエンド引き取り張力は、Ha nzel et al,米国特許第4,296,174号、4欄、20〜45行 に、特許の図6を参照して開示されている方法に従って決定され、その開示は引 用することにより本明細書の内容となる。この方法に従い、183メートルのス パンデックスの試料を糸の供給パッケージから、1分当たり45.7メートルの デリバリー速度で取り出すのに必要な平均張力の測定が行われる。 スパンデックスの強度及び弾性は、ASTM D 2731−72の一般的方 法に従って測定される。2インチ(5cm)のゲージ長さ(gauge len gth)の3つのフィラメント及びゼロ〜300%伸びサイクルを各測定に用い る。試料を1分当たり800%の一定の伸び速度で5回サイクルさせ、次いで5 回目の伸長の後に30秒間、300%伸長において保持する。「荷重」力は本明 細書において、デシニュートン(deciNewtons)/テックス(tex )として報告され、第1の荷重サイクルの間に与えられた伸長において測定され る応力である。「非荷重力」は本明細書においてデシニュートン/テックスとし て報告され、5回目の非荷重サイクルの間に与えられた伸長において測定される 応力である。破断点伸びパーセントは6回目の伸長サイクルにつき測定される。 パーセント残留歪みも、5回の0〜300%伸び−及び−緩和サイクルに供され た試料につき測定される。次いでパーセント残留歪み(「%S」)が%S=10 0(Lf−LO)/LOとして算出され、 ここでLO及びLfはそれぞれ5回の伸び/緩和サイクルの前と後の、張力なしで まっすぐに保たれた時のフィラメントの長さである。 実施例 以下の実施例は本発明の好ましい実施態様を説明するものである。これらは例 示の目的で示され、本発明の範囲を制限する意図はなく、その範囲は添付される 請求の範囲により限定される。これらの実施例において報告される結果は代表的 なものであると思われるが、示されている成分を含むすべての実験を構成しては いない。実施例において本発明の試料はアラビア数字で示し、比較試料は大文字 で示す。 実施例に記載する本発明の試料のそれぞれは、市販のスパンデックス“Lyc ra”Type 146Cを用いて製造し、それに1.5%の硫酸バリウムが加 える。比較試料の場合、硫酸バリウムは省略するか、又は硫酸バリウムは本発明 により必要とされる範囲外の等電点を有する。 各試料の場合に、スパンデックスのためのポリマーは、PO4G及びMDIか ら1.63のキャッピング比(すなわちMDI対PO4Gのモル比)で製造し、 2.40%のNCO含有率を有するキャップドグリコールから作る。キャップド グリコールはEDA/MPMDの90/10ジアミン混合物を用いて連鎖延長す る。DEAを連鎖停止剤として用いる。ポリマーはDMAcに溶解し、36.8 %固形分を有する溶液とする。(ポリマーの重量に基づいて)1.5%の“Cy anox”−1790酸化防止剤、2%の“Methacrol”−2138及 び0.6%のシリコン油を含む添加物を溶液に加える。 前章に記載した溶液は従来の装置で4−融合(coalesced)−フィラ メント44−dtex糸(又は2−フィラメント22−dte x糸)に乾式紡糸する。溶液を紡糸口金オリフィスを通して紡糸軸中に量り込み 、そこでかくして紡糸された溶液はフィラメントを形成し、DMAc溶媒はフィ ラメントから蒸発する。一緒に流れる窒素ガス流を420℃の温度で軸に供給し 、それは軸を通る半分の点において220℃の温度を生ずる。DMAcガスは軸 の底の近辺の側壁の管を通って出る。フィラメントは軸の底の噴流により仮撚り され、フィラメントの群が1本の糸線(threadline)に撚られる。1 35℃において軸の底の近辺で供給される窒素の向流は、出るDMAcと合わす 。融合マルチフィラメント糸線は軸の底を通って出る。シリコン油仕上げ潤滑剤 をキスロールアプリケーターにより糸線に適用し、糸線の重量に基づいて約3. 5%の含浸量を与える。他に指示がなければ、次いで糸を1分当たり約840メ ートルの速度で巻き取る。 硫酸バリウムは以下の通りにポリマー溶液に加える。450部のポリマー溶液 を1000部のDMAc中で希釈し、次いで十分に混合しながら希溶液に105 0(重量)部の硫酸バリウム粒子を加えることにより、DMAc中のポリマーの 11.4%溶液を作る。得られるスラリを次いでサンドグラインダー(sand grinder)に通過させ、形成された可能性のある凝集物を破壊する。スラ リ中の硫酸バリウムの濃度は42%である。次いで硫酸バリウムスラリを、すで に他の添加物を含むポリマー溶液に、ポリマー中における硫酸バリウムの1.5 %の濃度(ポリマーの合計重量に基づいて)を与えるように選ばれた比率で量り 込む。実施例I この実施例は、製造されるスパンデックスの表面粗さへの硫酸バリウ ム添加物の等電点の影響を示す。7つの44−dtex試料を上記の方法により 製造する。2つの試料(試料1及び2)は本発明に従い、5つの試料(比較試料 A、B、C、D及びE)は本発明外である。すべての試料は、表1に異なって記 載されている点を除いて同じ方法で製造され、表1はかくして製造されるスパン デックスの性質のいくつかをまとめている。 試料1及び2はSachtleben ミクロ等級永久白を用いて製造する。 比較試料AはSachtleben N−等級永久白を用いて製造し、比較試料 BはFisher Scientific 保証され た純粋な硫酸バリウムを用いて製造する。比較試料C、D及びEは硫酸バリウム 添加物を用いずに製造し;Dは640メートル/分で、及びEは914メートル /分で巻き取る。 粘着性に関して調べると、本発明の硫酸バリウムを含む試料1及び2のみが硫 酸バリウムを含まない試料の粘着性に優る大きな改良を示す。高い等電点及び低 い粗さのパラメーターの硫酸バリウムを用いた試料は、硫酸バリウムを含まない スパンデックスに有意に優る改良を示さない。種々の糸の引き取り張力の定量的 測定を次の2つの実施例において示す。実施例II 上記の方法により製造され、1.5%の本発明に従うミクロ等級永久白を含む 44−dtexスパンデックス糸の物理的性質を、同様にして作られたその中に 硫酸バリウムを含まない糸と比較する。表IIはデータをまとめている。 対応する試料4及びGが2−フィラメント22−dtexスパンデックス糸で ある点を除いて試料3及び比較試料Fと同じ試料を製造する。オーバーエンド引 き取り張力(OET)を、紡糸の直後及び次いで2週間、4週間及び8週間の保 存の後に、試料4及び比較試料Gの巻き取られた糸に関して測定する。表III は結果をまとめている。 比較試料Gの引き取り張力は、その初期の値の約4倍に増加するが、本発明の 試料4の引き取り張力はその初期値の2倍になるのみであることに注意されたい 。本発明の新しい糸の引き取り張力がすでに比較試料の引き取り張力より約20 %低いことも注意されたい。 3つの追加の試料;すなわち1.5%のミクロ等級永久白を含む本発明の試料 5、硫酸バリウムを含まない比較試料H、及び1.5%の保証された純粋な(F isher Scientific)硫酸バリウムを含む比較試料Iを44dt exのスパンデックス糸を用いて作る。これらの試料のボビンを温度が52℃に 保持された炉において16時間老化させ、その後ボビンを室温においてさらに2 4時間保ってからオーバーエンド引き取り張力試験に供した。張力−試験の結果 を下表にまとめる。 実施例III この実施例では、実施例Iの方法により44−dtexスパンデックス糸の2 つのボビンを作るが、2重量%の二酸化チタンをそこに分散させ、次いで室温で 8週間保存した後にオーバーエンド引き取り張力に関して調べる。試料6は1. 5%のミクロ等級硫酸バリウムを含み、本発明のものである。比較試料Jは硫酸 バリウムを含まず、本発明外である。比較のための試料Jの場合の0.380c Nに対して本発明の試料6の場合に測定されたOETは0.141センチニュー トンであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.その表面上に潤滑仕上げ剤を有し且つその体積内に分散された硫酸バリウ ム粒子を有するスパンデックスであって、スパンデックスの粘着性を低下させる ために、硫酸バリウム粒子が0〜4の範囲内の等電点を有することを含む改良さ れたスパンデックス。 2.硫酸バリウム粒子がスパンデックスの重量の0.3〜5%の量であり、等 電点が0.5〜3の範囲内にある請求の範囲第1項に記載の改良されたスパンデ ックス。 3.その表面上に潤滑仕上げ剤を有し且つその体積内に分散された硫酸バリウ ム粒子を有するスパンデックスであって、スパンデックスの粘着性を低下させる ために、スパンデックスが少なくとも75の表面粗さのパラメーターを有するこ とを含む改良されたスパンデックス。 4.硫酸バリウムがスパンデックスの重量の0.3〜5%の量であり、表面粗 さのパラメーターが100〜200の範囲内にあり、硫酸バリウム粒子が0〜4 の範囲内の等電点を有する請求の範囲第3項に記載の改良されたスパンデックス 。 5.スパンデックスの平均孔径が10〜30オングストロームの範囲内にあり 、BET表面積が1〜5m2/gの範囲内にある請求の範囲第1〜4項のいずれ か1つに記載の改良されたスパンデックス。 6.スパンデックスがスパンデックスの合計重量の1〜5%の範囲内の量の二 酸化チタン粒子を含み、潤滑仕上げ剤がスパンデックスの1〜6重量%の範囲内 の量のポリシロキサンである請求の範囲第5項に記載の改良されたスパンデック ス。 7.円筒状構成部材上に巻き取られて低粘着性の糸供給パッケージを 形成する請求の範囲第1〜4項のいずれか1つに記載の改良されたスパンデック ス。 8.有機溶媒中のセグメント化ポリウレタンポリマーの溶液を添加物と混合し 、次いでフィラメントに乾式−紡糸するスパンデックスの乾式−紡糸法であって 、少なくとも1種の添加物が0〜4の範囲内の等電点を有する硫酸バリウムであ ることを含む改良法。
JP50182395A 1993-06-11 1994-05-25 硫酸バリウムを含むスパンデックス Expired - Lifetime JP3279569B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US7570293A 1993-06-11 1993-06-11
US075,702 1993-06-11
US08/075,702 1993-06-11
PCT/US1994/005713 WO1994029499A1 (en) 1993-06-11 1994-05-25 Spandex containing barium sulfate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08511585A true JPH08511585A (ja) 1996-12-03
JP3279569B2 JP3279569B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=22127462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50182395A Expired - Lifetime JP3279569B2 (ja) 1993-06-11 1994-05-25 硫酸バリウムを含むスパンデックス

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP0702732B1 (ja)
JP (1) JP3279569B2 (ja)
KR (1) KR100245846B1 (ja)
BR (1) BR9407074A (ja)
DE (1) DE69412824T2 (ja)
TW (1) TW316931B (ja)
WO (1) WO1994029499A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314996A (ja) * 2002-06-12 2006-11-24 Traptek Llc 被包化活性粒子、ならびにその製造法および使用法
JP2011132615A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Toray Opelontex Co Ltd ポリウレタン弾性糸およびその製造方法
KR20160077301A (ko) 2014-12-22 2016-07-04 주식회사 효성 균일성과 작업성이 우수한 폴리우레탄우레아 탄성사의 제조방법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4973647A (en) * 1989-05-31 1990-11-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fiber from polyether-based spandex
JPH10508342A (ja) * 1994-05-16 1998-08-18 ヘキスト・セラニーズ・コーポレーション 充填剤入り切断抵抗性繊維
US5626960A (en) * 1995-09-07 1997-05-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Spandex containing a huntite and hydromagnesite additive
EP0907771B1 (en) * 1996-06-24 2003-02-12 E.I. Du Pont De Nemours And Company Polyurethane fibers and films
KR100591206B1 (ko) * 2002-03-26 2006-06-19 주식회사 효성 기능성이 부여된 폴리우레탄 섬유의 제조방법
ATE362003T1 (de) * 2003-05-14 2007-06-15 Shikibo Ltd Verfahren zur herstellung von laserbeschriftbare fasern oder faserprodukte
ES2629283T3 (es) * 2012-06-18 2017-08-08 Rhodia Poliamida E Especialidades Ltda Composición polimérica que contiene cargas minerales, para mejorar la cicatrización de la piel

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5959912A (ja) * 1982-09-22 1984-04-05 Toyobo Co Ltd ポリウレタン弾性繊維の製造法
US5183614A (en) * 1989-01-26 1993-02-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for producing x-ray detectable spandex fibers

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006314996A (ja) * 2002-06-12 2006-11-24 Traptek Llc 被包化活性粒子、ならびにその製造法および使用法
JP2011132615A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Toray Opelontex Co Ltd ポリウレタン弾性糸およびその製造方法
KR20160077301A (ko) 2014-12-22 2016-07-04 주식회사 효성 균일성과 작업성이 우수한 폴리우레탄우레아 탄성사의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE69412824T2 (de) 1999-02-25
DE69412824D1 (de) 1998-10-01
EP0702732B1 (en) 1998-08-26
TW316931B (ja) 1997-10-01
EP0702732A1 (en) 1996-03-27
KR19990037960A (ko) 1999-06-05
BR9407074A (pt) 1996-08-27
WO1994029499A1 (en) 1994-12-22
JP3279569B2 (ja) 2002-04-30
KR100245846B1 (ko) 2000-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3843131B2 (ja) フンタイト及びヒドロマグネサイト添加物を含有するスパンデックス
JP4585512B2 (ja) ポリウレタン弾性繊維及びその製造方法
JPH0219511A (ja) 共重合体軟質セグメントを有するスパンデックス繊維
JPS6135283B2 (ja)
IT9020476A1 (it) Fibra di tipo migliorato da spandex a base di polietere
JPH08511585A (ja) 硫酸バリウムを含むスパンデックス
JP6425410B2 (ja) ポリウレタン弾性繊維及びその製造方法
EP0960224B1 (en) Spandex with low tackiness and process for making same
JPS61167016A (ja) 衣料用糸
US6027803A (en) Spandex containing barium sulfate
WO2020153375A1 (ja) ポリウレタン弾性繊維及びそれを含有する布帛
EP1088015B1 (de) Polyurethanharnstoffe, polyurethanharnstofffasern und verfahren zu ihrer herstellung
JP2003504477A (ja) 高められた強度を有するポリウレタン−尿素繊維
JP2004232185A (ja) 塩素−耐性弾性繊維
JP3023887B2 (ja) 高比重セルロースアセテート繊維
JP4416818B2 (ja) ポリウレタン弾性繊維の製造方法
US5512369A (en) Fibers containing polymer-coated inorganic particles
JPH09217227A (ja) 分繊用弾性糸
JP2909137B2 (ja) 水蒸気雰囲気中におけるセグメント化したポリウレタン―尿素エラストマーの紡糸
JP5128142B2 (ja) ポリウレタン弾性繊維及びその製造方法
US5427854A (en) Fibers containing polymer-coated inorganic particles
JP2906126B2 (ja) セルロースアセテート撚糸及びそれを用いた布帛
JP6271666B2 (ja) ポリウレタン弾性繊維
JPS62184109A (ja) 艶消し合成繊維
JP2001172818A (ja) セルロースアセテート繊維

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140222

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term